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    元スレ提督「安価でいくどもみんなと遊ぶ」

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    301 = 299 :

    ~~~~~~~~

    清霜「まだ、まだ……!」

    国後「水なんて飲んだら、入らなくなるわよ……?」

    清霜「そういうクナも、手が止まってる……」

    国後「きゅ、休憩よ」

    提督「いやいや、お前ら十分だぞ」

    磯波「私の十倍くらい食べてないですか……?」

    提督「むしろ、磯波はそれでおなかいっぱいなのか」

    磯波「普段からそこまで多く食べませんから」

    間宮「でも、本当によく食べましたね。提督より多いんじゃないですか?」

    清霜「ほ、本当?」

    提督「……俺はまだまだいけるぞ!」

    国後「負けず嫌いばっかり……!」

    清霜「そういうクナも!」

    磯波(さすがに、見ているだけで胸焼けがしてきました……)

    302 = 299 :

    ―執務室―

    提督「くっ、体のサイズでは圧倒的に有利だと思ったのに、どこに入っているというんだ……」

    提督「つかマジで食べ過ぎた……死ぬ……」

    下2

    303 :

    時々見かける艤装もつけずに出撃する娘達の戦い方を秘書官に聞く

    304 :

    朝霜とウォールクラッシュで遊ぶ

    305 :

    ―トレーニング場―

    提督「ウォールクラッシュって知ってるか」

    朝霜「壁でも壊すのか?」

    提督「それもウォールクラッシュだが、違う。あれを見てほしい」

    朝霜「数字が書いて……上にクリア?」

    提督「下にトランポリンもある。これでどれだけ高い点をとれるか、もしくはクリアできるかという勝負だ」

    朝霜「ふーん……クリアまで高いな」

    提督「身体能力を考慮して、実物より少し高くしたからな」

    朝霜「へっ、そっちの方がやりがいがあるぜ」

    提督「やる気になったか。では、この服を着てくれ」

    朝霜「なんだこれ」

    提督「ジャンプスーツだ」

    306 = 305 :

    ~~~~~~~~

    朝霜「少し動きにくいな……」

    提督「だからクリアできないとでも?」

    朝霜「へぇ、言うじゃん。そんなことは一切ないことを見せてやるよ」

    提督「それは楽しみだ。しかし、ひとまずは俺がやってみよう」

    朝霜「もちろんクリアだよな?」

    提督「軽くやる。いきなりクリアしてもつまらんだろ」

    朝霜「余裕だな。まあいいぜ。早く壁に手ぇつきな!」

    提督「朝霜では届かない高さをなぁ! ふっ!」バンッ

    朝霜「50点、でいいのか?」

    提督「両手換算で100点だ」

    朝霜「なるほどな。両手で数えるのか。……早くどきなよ」

    提督「ふっふっふ、全身マジックテープだから離れんのだ」

    朝霜「……」

    提督「……いやあの、助けて?」

    307 = 305 :

    ~~~~~~~~

    朝霜「んじゃ、軽く一発クリアでもしてくるか」

    提督「お、言ったな?」

    朝霜「むしろ、クリアの上を目指してもいいくらいだ」

    提督「いいだろう。では、どちらがどれだけ高く飛べるか勝負だ」

    朝霜「絶対司令には負けないからな! ……はっ!」バンッ

    提督「おお、壁キック」

    朝霜「どうだ、司令! クリアの上に手が届いたぞ!」

    提督「なるほど、口だけではなかったということか」

    朝霜「……で」

    提督「?」

    朝霜「取れないんだが……」

    提督「俺もそこは高すぎて届かないなー」

    朝霜「……くっ、最初からこうして羞恥心を煽るつもりだったな!」

    提督「いや、さすがにそこまで考えてなかったが」

    308 = 305 :

    ―執務室―

    提督「むう、あそこまで軽々クリアされるとは思わなかった」

    提督「楽しかったから、夕張に作らせたかいはあったけど」

    下2

    309 :

    すげぇなぁ
    ksk

    310 :

    龍田をじわじわと誉め殺し

    311 :

    ―天龍型の部屋―

    提督「天龍は……いないみたいだな」

    龍田「あら~、天龍ちゃんに何か御用?」

    提督「まあ、また遊んでやろうと思ってな」

    龍田「あんまりやりすぎちゃだめですよ?」

    提督「心得ている。切り落とされたくはないしな」

    龍田「うふふ、わかってるならいいのよ~」

    提督(今回遊ぶのはお前だがなぁ! 龍田ぁ!)

    龍田(また変なことを考えてるみたいねぇ)

    312 = 311 :

    提督「しかし、龍田なら天龍の行く先も知っていると思っていたのだが」

    龍田「あら、知っていても教えると思う?」

    提督「だろうな。姉妹を大事に思っているところは、まるでお姉ちゃんみたいだな」

    龍田「あら、本気でそう思っているのかしら?」

    提督「もちろんだ。龍田はしっかりしているからな」

    龍田「そんなことないわよ~」

    提督「いやいや、謙遜しなくてもいい。心根も強く、非のつけどころがない」

    龍田「そこまで言われると、なんだか変な気分ね~」

    提督(強すぎて恐ろしいがな)

    龍田(って、思ってそうね~)

    313 = 311 :

    提督「まあ天龍のことはいいや。しばらくすればおなかすいて帰ってくるだろう」

    龍田「まるで子供扱いですね~」

    提督「ある意味子供だろう」

    龍田「天龍ちゃんが聞いたら怒りますよ? 部屋で待つなら、お茶の準備しますね~」

    提督「おお、気を使わせて悪いな。お嫁さんになりそうだ」

    龍田「あら、本気でそう思ってくれますか?」

    提督「もちろんだ」

    龍田「じゃあ、提督がもらってくれますか~?」

    提督「…………いやー、それはきついっす」

    龍田「口、切り落としますよ」

    提督「そういう返しをするってことは、気づいていたんだろう!」

    龍田「もちろんです。でも、どうせなら最後まで貫いてほしかったわ~」

    提督「いやいや……ちょっと無理」

    龍田「うふふ……なんだか、少し腹立たしいので、八つ当たりしますね?」

    提督「え」

    314 = 311 :

    ―執務室―

    提督「いやおかしいだろう、こう返されるのが分かってていったんだろう」

    提督「たぶん肯定してもからかわれただろうし……龍田の上をとるのは難しい……」

    下2

    315 :

    耳とか手ではなく、口を切り落とせる龍田マジ繊細
    ksk

    316 :

    名取、川内、隼鷹、Z3、占守と手裏剣勝負

    317 :

    ―庭―

    川内「せっかく手裏剣を手に入れた事だし、使ってみるよ!」

    提督「いいのか?」

    川内「また行けばもらえるんだし、いいでしょ」

    提督「それそうだけどな」

    マックス「それでは、呼んだメンバーに何か理由が?」

    川内「ん? ないけど」

    マックス「……」

    提督「何で俺を見るんだ。何もしてないぞ」

    隼鷹「あたしはお酒さえもらえれば何でもいいけどさー」

    占守「手裏剣、気になるっす!」

    名取「投げるときは気を付けて下さいね……」

    提督「……カオスだな!」

    318 = 317 :

    川内「とりあえず、作った的の中心に当ててみるから!」

    提督「ぶっつけ本番で? できるのか?」

    川内「ニンポの勉強はしたから平気だよ」

    提督「ニンポの勉強じゃ飛ばせないと思うんだけど」

    川内「それは見てからのお楽し……みっと」ストッ

    名取「あ、中心……」

    隼鷹「やるじゃん! 酒の余興にはちょうどいいね!」

    マックス「形状からして難しいと思ったのですが……」

    川内「いやー、そんなに言われると照れちゃうな」

    占守「占守もやってみたいでしゅ!」

    川内「どうせならみんなで勝負をしてみようか。手裏剣は使いまわせばいいしね」

    マックス「……そ、それなら私からしましょう」

    提督「興味無さそうにしていたのに? ははーん、実は真ん中に当たったのを見てちょっとやってみたくなったんだろ」

    マックス「……川内さん、貸してください」

    提督「今度は無視か……」

    319 = 317 :

    川内「こう、シュッと投げる感じで」

    マックス「口では伝わり難いですが、分かりました。では……」シュッ ストッ

    隼鷹「隣の木に命中ー。あっはっは」

    マックス「……は、初めてならこんなものです」

    隼鷹「なら、次はあたしかね。ほいっと」ストッ

    川内「端っこでもきちんと当たってる」

    隼鷹「意外と出来るもんだねー。次は……名取かな」

    名取「わ、私ですか! で、では……えいっ」ストッ

    提督「真ん中! すごいじゃないか!」

    名取「た、たまたまですよ……!」

    マックス「やはり日本人は皆ニンジャなの……!?」

    提督「違うと言いたいが、手裏剣投げるのみんな妙にうまいよな」

    占守「次は占守っしゅ! うーんと、えいっ」シュッ

    提督「うっ」ストッ

    占守「司令に刺さったっす!」

    名取「て、提督さん!」

    隼鷹「ま、提督なら大丈夫でしょ」

    川内「でも綺麗に刺さったねー」

    提督「いやいやいや、少しくらい心配しよう? 確かに砲撃喰らうよりは全然平気だけど」

    320 = 317 :

    ―執務室―

    提督「手裏剣投げって案外コツがいるんだよなー。いともたやすく投げる奴も居るが」

    提督「……あれ、もしかして俺投げてない?」

    ↓2

    321 :

    折り紙の手裏剣作って遊んだなあ
    ksk

    322 :

    那珂ちゃん褒めまくって照れさせる

    323 :

    提督「この前の龍田褒め殺し作戦は失敗した。失敗要因は龍田に作戦を読まれていたからだ」

    ガチャ

    那珂「提督ー、那珂ちゃん呼んだ?」

    提督「おお、呼んだぞ。生贄にな」

    那珂「え?」

    提督「なんでもない。しかし、那珂ちゃんは今日も愛らしいな」

    那珂「ええっ、提督がそんなことを言ってくるなんて珍しいね」

    提督「当たり前のことをわざわざ伝えるわけがないだろう?」

    那珂「え~、もう、そんなに那珂ちゃんが愛らしいならもっと言ってもいいんだよ?」

    提督(ちょろっ)

    324 = 323 :

    提督「でも、那珂ちゃんはみんなに対して物怖じしないし、きっと着任したばかりの子も助かってると思うよ」

    那珂「そうかな。那珂ちゃんとしては当たり前のことをしているだけなんだけどね」

    提督「その当たり前が難しいんだよ。着任当日に歌を聴かせるなんてことができるのは那珂ちゃんしかできない!」

    那珂「そんなに褒めると、照れちゃうよ!」

    提督「失敗を恐れないなんてさすが!」

    那珂「こんなの艦隊のアイドルとして当然だって!」

    提督「本当、恥を知らない感じですごいな!」

    那珂「もうっ、言い過ぎだよ!」

    提督(これでも褒め言葉として扱うのか……)

    325 = 323 :

    那珂「それで、提督は那珂ちゃんに何か用なの?」

    提督「ああ、まあ殺気したことが本題といってもいいが、一応しばらく休みだから、アイドル活動頑張ってなと応援しようと思っただけだ」

    那珂「ありがと! 那珂ちゃん頑張るよ!」

    提督「そういえば、アイドル活動はどんな感じだ?」

    那珂「うん? 頑張ってるよ!」

    提督「頑張っているって、具体的に」」

    那珂「頑張ってるよ!」

    提督「……あ、うん。頑張ってな……」

    提督(なんだろう、哀愁が……)

    326 = 323 :

    ~~~~~~~~

    提督「那珂ちゃんを褒めまくるのは簡単だった」

    提督「でも、あれくらいできなきゃアイドルとしてやっていけないのかもしれないな」

    下2

    327 :

    殺気したこと(意味深)

    328 :

    香取型とラジオ体操

    329 :

    香取「最近、みなさん弛んでいると思います」

    提督「お、おう。香取からそういうことを言ってくるなんて珍しいな」

    香取「それくらい気になっているということです!」

    提督「しかし、季節の変わり目はいつもこんなものだぞ」

    香取「そのタイミングで敵が攻めて来たらどうするんですか!」

    提督「敵も季節の変わり目は弛んでいると……」

    香取「何か?」

    提督「なんでもない」

    香取「それで、なにかいい案があればいいのですが」

    提督「そうだな……ラジオ体操なんてどうだ?」

    香取「ラジオ体操ですか……意外といい案かもしれませんね」

    提督「意外とってなんだ」

    330 = 329 :

    ―庭―

    香取「実際にやってみましょうか。ラジオ体操はしていますが、お手本となるかはわかりませんし」

    提督「なんで俺まで?」

    香取「提督もラジオ体操はしているのではないですか?」

    提督「まあ、そうだが」

    鹿島「……はっ、これはいいことですよね!」

    提督「俺をずっと見て疑問視してたな? いいよ、最近その扱いには慣れてきた」

    鹿島「す、すみません! そういう意味ではなかったつもりなんですが……」

    香取「ラジオ体操の音楽はいつも使っている分があります。では、やってみましょう」

    『ラジオ体操第一ー』

    提督「聞きなれたもんだ」

    鹿島「私も毎日聞いていますから、同じ気持ちです」

    331 = 329 :

    ~~~~~~~~

    提督「ラジオ体操は真面目にすると疲れるという! なのになんだ、そのへなちょこぶりは!」

    香取「はい!」

    鹿島「ど、どこか間違っていましたか!?」

    提督「どうやら弛んでいるのは貴様らもだったようだな。一挙一動は大切にしなければならん! ラジオ体操はなおさらだ!」

    香取「やはり提督には見抜かれていましたか……飛んで大きく手を広げる動作、少しだけ動きが雑になっていたことを」

    提督「俺を何だと思っている。鹿島はそもそも、指先をしっかりまっすぐにしていない。そんなんじゃお手本になれないぞ!」

    鹿島「は、はい!」

    香取「提督、やはりあなたに相談をして正解でした。以後、ご指導ご鞭撻をお願いします」

    鹿島「私もお願いします!」

    提督「もちろん。お前たち、しっかりついてこいよ!」

    332 = 329 :

    ―執務室―

    提督「香取め、俺を試していたな……あれ以降しっかり動きやがる」

    提督「その代わりといっていいが、鹿島が酷くしごかれていたな」

    下2

    334 :

    夕立と一緒に時雨を愛でる

    335 :

    ―談話室―

    夕立「時雨の髪さらさらっぽいー」サワサワ

    時雨「もう、夕立ったら」

    提督「なんとも和やかかな」

    夕立「あ、提督さん」

    時雨「なにか用かな?」

    提督「暇だから誰かと遊ぼうと思って。二人がいたわけだけど」

    夕立「なら、提督さんもどう?」

    提督「どうって、撫でるをのか? そうだなぁ」

    時雨「な、悩むのかい」

    提督「なんだ、時雨は撫でられたいのか、しょうがないな」

    時雨「そういうつもりじゃなかったんだけど」

    336 = 335 :

    夕立「でも、時雨は本当にかわいいっぽい。さっきだって、口ではこういってたけど、撫でられると嬉しそうにするの!」

    提督「ほほう、それはかわいい」

    時雨「ちょっと夕立、そんなことないってば」

    夕立「提督さんも撫でてみるっぽい!」

    提督「お、そうだな」

    時雨「て、提督? 本気なの?」

    提督「ほれほれー」ナデナデ

    時雨「あ、ああもう、提督まで……」

    夕立「ほら、嬉しそうっぽい!」

    提督「本当だ、嬉しそう」

    時雨「……うぅ」

    337 = 335 :

    提督「ぽ犬もかわいいと思っていたが、こうしてみると時雨もなかなか」

    夕立「ぽ犬って何?」

    時雨「そもそも愛玩扱いはやめてほしいのだけど……」

    提督「でもほら、こうやって撫でるとしっぽを振っているように」

    時雨「しっぽなんてないから気のせいだよ」

    夕立「むー、夕立ももっと時雨をかわいがるっぽい!」

    提督「よーし、じゃあ二人でもっと時雨をかわいがるぞ」

    夕立「ぽい!」

    時雨「もう、二人ってば……」

    338 = 335 :

    ―執務室―

    提督「時雨はかわいい。間違いない」

    提督「時雨を愛でる夕立もかわいい」

    下2

    339 :

    傘チャンバラトーナメント開催

    340 :

    >>280

    341 :

    ―秋津洲の部屋―

    提督「二人は水上機母艦なわけだろ。神威は正しくは違うが」

    秋津洲「また何か厄介事かも!?」

    提督「厄介ごとではない。ハートフルな話題を提供してあげようと思っただけだ」

    秋津洲「なーにがハートフルかも。神威と話しているときに来るなんて、何かあるに違いないかも!」

    神威「何もないのに話しかけてくる方が変なのでは?」

    秋津洲「神威は本気でそう言ってるかも? それなら今にわかるかも……」

    神威「?」

    提督「そんな人聞きの悪いことを言うなよ」

    秋津洲「事実かも」

    342 = 341 :

    神威「それで、何の御用なんですか?」

    提督「服のシェアリングとかどうだ?」

    秋津洲「やっぱりかも」

    神威「ハートフルで、シェアリングですか……横文字が多いですね」

    秋津洲「そういうことじゃないかも!」

    提督「神威的には服の交換は嫌か?」

    神威「そうではないですけど……大きさは大丈夫なんでしょうか」

    秋津洲「なっ、大丈夫よ! 秋津洲のすごいところ見せてやるかも!」

    提督「突然やる気になったぞこいつ」

    神威「前向きなのはいいところですよね」

    提督「前向きなのか、これ?……」

    343 = 341 :

    ~~~~~~~~

    秋津洲「……」

    提督「ぷっ、やっぱ無理じゃないか」

    秋津洲「ここ、これは何かも間違いかも!」

    神威「秋津洲さんが小さいわけじゃないですよ? その、私のが少し大きいだけで……」

    秋津洲「嫌味に聞こえるかも!」

    神威「そ、そんなつもりはないですよ?」

    提督「でも思ったより大きさに差があったな」

    神威「そうですね……あの、そんなにみられると恥ずかしいです……」

    提督「おお、悪い」

    秋津洲「神威もちゃんと着るかも!」

    神威「そ、そんな無理矢理すると……!」

    ビリッ

    「「「あっ」」」

    344 = 341 :

    ―執務室―

    提督「秋津洲はまったく……予備はたくさんあるし、自分の部屋だったからよかったものの」

    提督「でも一番被害を被ったのはある意味神威かもしれない」

    下2

    345 :

    じゃあ、もう一人のかもちゃんの服を……ごめんなさい
    ksk

    346 :

    大淀とPOGに参戦する

    347 :

    大淀「POGって知ってますか!」

    提督「POG? いや、知らないけど」

    大淀「提督ともあろうお方が遅れています!」

    提督「いや、間違いなくそれは違うと断言できるんだが」

    大淀「いいですか。POGはペーパーオーナーゲームの略称でして、気軽に馬主気分を味わうことができるゲームなのです」

    提督「気軽に馬主? すると、競走馬を選んだりするのか」

    大淀「察しがいいですね。そして結果をポイントなどに換算してどちらが優秀かを競うゲームです」

    提督「こういっちゃなんだが……大淀、お前暇だな」

    大淀「い、いいじゃないですか。息抜きですよ」

    提督「しかし、数年どころじゃすまないぞ。すぐにできるゲームでもないだろうに」

    大淀「長い期間をかけて馬を応援する。いいじゃないですか。アイドルみたいなものですよね」

    提督「えぇ……」

    348 = 347 :

    大淀「でもゲームですから二歳から翌年の日本ダービーからが一般ですよ」

    提督「まあ、いいが……まずは馬を選ぶのか」

    大淀「はい。お好きなのでどうぞ。ドラフト方式ですから、絶対に選べるわけじゃないですけど」

    提督「そもそもすでに始まってるし……じゃあ、このランキング上から順番に」

    大淀「はぁ、ミーハーですね」

    提督「いやだってすでに始まって結果を出してる馬を選ぶのは定石だろう」

    大淀「そもそもまだレースに参加していない馬だっているのです。私はサトノエターナルを応援しています」

    提督「なんだそれ……」

    大淀「ディープインパクトの血統ですよ! 母親が少し短い距離で結果を出しているので心配ですが、それに関してはきちんと仕上げてくるだろうと予想しているんです」

    提督「すまないが全然わからん」

    349 = 347 :

    大淀「まったく、提督は馬に興味はないんですか」

    提督「そりゃたまに見るくらいはするしディープインパクトも知ってはいるが、まくしたてられたらこっちが困る」

    大淀「なるほど……では、こうしましょう」

    提督「USB?」

    大淀「短評をまとめたデータを用意しました。これを見て勉強していただければ」

    提督「……おい、これメガバイト超えてるぞ。メモ帳で短評だよな」

    大淀「書きたいことが多くありつつも短くした方なんですよ。では、それを閲覧してしっかり考えてくださいね」

    提督「しかも大淀が書いたのかよ! どれだけハマってるんだ!?」

    大淀「買った方が負けたほうの言うことを何でも言うことを聞くんですよ!」

    提督「しかも景品も勝手に決められた!?」

    大淀「それでは提督、また後で伺いますね」

    350 = 347 :

    バタン

    提督「……そ、壮絶だった」

    提督「つーか、チラッと見たけど必要以上に書かれすぎだろ……一番長いのが大淀自身の雑感って」

    下2


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