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    元スレ提督「安価でいくどもみんなと遊ぶ」

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    651 = 642 :

    ~~~~~~~~

    「やっぱり天龍さんは速いわ」

    「形も綺麗だったわね」

    天龍「このくらいは軽いぜ」

    龍田「そろそろ準備できるわよ~」

    天龍「お、ちょうど休憩しようと思ってたところだったんだ」

    「私もお手伝いするわ」

    提督「座っとけ座っとけ。肉を育てるのは男の仕事だ」

    「司令官、いつにもまして真剣だね」

    提督「ふっふっふ、バーベキュー将軍と呼ばれた俺の実力を見せるときが来たみたいだからな。どれ、そろそろ」

    「お疲れさまなのです。この当たりのお肉はもう焼けているのでどうぞです」

    天龍「お、さんきゅー」

    提督「俺が育てていた肉が!?」

    「元気出して司令官! 私がちゃんと育ててあげるから!」

    提督「あ、うん。いや、ありがたいけど男の仕事だって……まあいいや」

    652 = 642 :

    ―執務室―

    提督「天龍のやつめ肉ばかりとって……というか、龍田が俺の皿に野菜ばかり乗っけてくるのも……」

    提督「まあ楽しかったからいいんだけど。いいんだけどな!」

    下2

    653 :

    台風対策を明石夕張と

    654 :

    白雪、磯波とトランプタワーをつくる

    655 :

    19とイくとこまでイってみる

    656 :

    ―談話室―

    白雪「ゆっくり……ゆっくり……」

    バササ

    磯波「……あ、あぁ、また崩れた……」

    白雪「なかなか難しいのね……」

    提督「何やっているんだ?」

    磯波「提督、その、トランプタワーです」

    白雪「ここに綺麗に作ってあったんですが、崩してしまって……」

    提督「へー、何段のだ?」

    白雪「えっと、五十七枚だから……六段です」

    提督「そりゃけっこうなもので……」

    657 = 656 :

    磯波「でも、私たちでは三段も組み立てられなくて……」

    提督「まあ、トランプタワーは意外と難しいからな。六段で安定となると綺麗に組み立てなければならないしな」

    白雪「うぅ、どうしましょう……」

    提督「おいおい、俺が来たんだ。六段くらい楽勝に組み立ててやろう」

    磯波「そんな、迷惑かけられませんよ!」

    白雪「そ、そうです。崩したのは私たちなんですから」

    提督「気にしなくてもいいんだがな。うーん、それならアドバイスだけにしよう」

    磯波「アドバイスだなんて……」

    提督「気にするな。テレビを見るついでだし、目的の番組以外は暇だしな」

    白雪「えっと……では、お願いします!」

    658 = 656 :

    提督「まずは土台だ。これが駄目だと六段は厳しい」

    白雪「机の上で作ってましたけど……」

    提督「少し湿らせておくと摩擦ができていい感じになる」

    磯波「組み立て方のコツはありますか?」

    提督「トランプの足と頭の位置はそろえる。あと角度もなるべく同じように。高くなってくると前後のずれも大きくなるからそこにも気を付けるかな」

    磯波「なるほど……さすが提督ですね」

    提督「別にさすがと言われるほどのアドバイスではないんだが」

    白雪「でも、これで一歩前進できそうです」

    磯波「ではさっそく…………次は、二段目……」

    白雪「き、気を付けて」

    バサァ

    磯波「……! や、やっぱり難しい……」

    提督(そもそも緊張かなんかで腕がプルプルしているしな。まずは平常心を鍛えるところからかもしれん)

    659 = 656 :

    ―執務室―

    提督「三十回くらい失敗したのでさすがに手伝ってあげた」

    提督「二人は不器用じゃないんだが、プレッシャーに弱いな。そう考えると、意外とトランプタワーは訓練になるか?」

    下2

    660 :

    最近の綾波と敷波の戦い方が気になるので出撃について行こう!

    661 :

    第六駆逐と花火を楽しむ

    662 :

    ―母港―

    提督「花火だ花火だ!」

    「まず打ち上げからよね!」

    「いや、まずは手持ちの吹き出しからやるべきじゃないかな」

    「火と水の準備はできたわ!」

    「花火を種類ごとに並べておいたのです」

    提督「……みんなノリいいな!」

    「べ、別に! 楽しみにしているわけじゃないんだから!」

    「え? 数が少ないからって、追加で買ってきたのは暁じゃなかった?」

    「な、なんで知ってるのよ!」

    「……」フイッ

    「響ぃ!」

    提督「テンション上がってるなぁ。電は?」

    「なんです?」シャバー

    提督「もうやってる!」

    663 = 662 :

    「さてと、何からしようかな」

    提督「電と同じのでいいんじゃないか?」

    「同じ色の花火じゃないほうがいいよね?」

    提督「言われてみればそうか。じゃあ、俺はすすきかな」

    「スパークにするわ」

    提督「名前の通りだな」

    「そうなの? ……あっ、ほ、本当」

    「私はそういうのがないから……手筒、かな」

    「……」

    提督「暁は絵付きのやつだろ」

    「しょ、しょうがないわね。それしかないからね!」

    提督(うれしそうにしてる……)

    664 = 662 :

    ~~~~~~~~

    提督「それじゃ、打ち上げるぞ!」

    「十個同時とは、ずいぶん豪快なのです」

    「暁が買いすぎたからね」

    「わ、私ひとりじゃなかったじゃない!」

    「打ち上げ花火は司令官もいっぱい用意していたのよね」

    提督「着火!」

    ヒュー パン パン

    「? これだけかしら?」

    提督「いや、安全性のために最初は弱めのものも多いからな。そろそろ本格的に来るぞ」

    「……! なな、なんかすごいんだけど!」

    「華やかには華やかなんだけど……」

    「むしろ、いろいろ混ざって大変なことになってないかしら?」

    「綺麗というか、混沌としているのです」

    提督「ははは、まあこういうのもいいじゃないか。まだまだあるわけだからな」

    「次は暁が準備するわ!」

    「いいね。私もするよ」

    「じゃあ、私がつける番かしら」

    「電も手伝うのです!」

    提督(こうしてみると、本当に子供がはしゃいでいるみたいだな)

    665 = 662 :

    ―執務室―

    提督「……セットを買いすぎて最後には大量の線香花火が……」

    提督「好きとはいえいくらなんでも余り過ぎたな。九個同時に持つ日が来るとは思わなかった」

    下2

    666 :

    667 :

    鈴谷熊野と一緒にショッピング

    668 :

    ―デパート―

    提督「今日は何を買いに来たんだ?」

    鈴谷「ウィンドウショッピングだけど」

    提督「帰る」

    熊野「提督らしくありませんわよ」

    鈴谷「こういうの提督も好きじゃなかった?」

    提督「お前らのウィンドウショッピングってなんかやりずらいんだよ」

    鈴谷「そう?」

    熊野「さて?」

    提督「……わかった。付き合おう」

    669 = 668 :

    ~~~~~~~~

    熊野「こっちの服もなかなかですわね」

    鈴谷「ねー。あ、こっちとかもいいんじゃない?」

    熊野「あら、可愛いですわ」

    鈴谷「こっちのほうも!」

    提督「……」

    鈴谷「どうかした?}

    提督「商品を眺めるのは良い。服を見るのだって好きだ。だかお前たち二人で服を見るとギャルトークをする!」

    熊野「狭量ですわね」

    提督「いやいや、荷物持ちでもなく放置されているんだからしょうがないだろう」

    鈴谷「じゃあ試着までしたら提督も喜ぶってコト?」

    提督「……だな!」

    熊野「この場合は現金というべきなのですかね」

    670 = 668 :

    提督「さあて、何を着る!」

    鈴谷「うーん、提督はどんなのが好き?」

    提督「俺? どんなのでも鈴谷なら似合うと思うが、強いて言うならばさっき鈴谷が手にしていた服かな」

    鈴谷「へー、提督はこういう服が好きなんだ」

    提督「強いて言うなら、だ」

    鈴谷「じゃ、着てくるね!」

    提督「はいはい」

    熊野「……わ、わたくしも選んでくださいません?」

    提督「熊野も? それはいいんだが、熊野の場合自分で選んだほうがセンスいいんじゃないか?」

    熊野「暇だからいやだといったのは提督のほうですわよ」

    提督「そうだが……んじゃ、熊野はその手に持っているのがいいと思うぞ」

    熊野「適当ですわね」

    提督「お前のセンスのほうがいいって言っただろ!」

    671 = 668 :

    ―執務室―

    提督「長くなったりするのはいいんだけど、蚊帳の外になるのはちょっとな」

    提督「あの二人は普通にセンスもいいから口出しできないのももどかしい」

    下2

    672 :

    673 :

    零戦のプロペラを4翅にして速度など検証

    674 :

    ―工廠―

    夕張「プロペラを増やしてみる、ですか?」

    提督「うむ」

    夕張「……意味あるんでしょうか」

    提督「わからんからつけてみるのだ!」

    夕張「まあいいですけど。それくらいならそんなにかかりませんし」

    提督「できればかっこいいので頼むぞ!」

    夕張「無理です」

    提督「ええ」

    675 = 674 :

    ―母港―

    夕張「できましたよ提督!」

    提督「おお! ……なんかダサくない?」

    夕張「まあプロペラ増やしただけですからね」

    提督「うーむ、まあそんなもんか」

    夕張「じゃあ早速飛ばしてみますか?」

    提督「おう! じゃあ赤城頼んだぞ」

    赤城「はい。それでは発艦いたします」

    提督「さて、どんなゼロ戦が出来上がっているのか……」

    676 = 674 :

    ~~~~~~~~

    提督「変わらんな」

    夕張「そうですねー」

    提督「プロペラ増やしても速度アップとかするわけじゃないんだな」

    夕張「エンジンの換装したわけでもないですし、速度事態に変化はないですよ」

    提督「でも、なんか安定しているように見えるな」

    夕張「馬力を吸収する効果がありますしね。扱いは上昇したのではないですか」

    提督「……あんまり意味なくない?」

    夕張「まあ、そうかもしれませんね」

    提督「……あ、じゃあジェットエンジン乗っけてみるか」

    夕張「どれだけ改造したいんですか!?」

    677 = 674 :

    ―執務室―

    提督「機体の改造はなかなか面白いんだが、効果がいまいちなんだよな」

    提督「まそう簡単にできたら妖精さんの出る幕はないか」

    下2

    680 :

    白露型とスイカ割り

    681 :

    ―母港―

    提督「やっぱり夏といえばスイカ! スイカといえばスイカ割り!」

    白露「海じゃないけどね!」

    提督「それは言わない約束だ!」

    時雨「近くに海があるという意味では間違ってはないんだけどね」

    村雨「でも、なんとなく風情がないわよね」

    夕立「スイカがもったいないっぽい」

    提督「一応割っても食べられるようにシートは敷くぞ。それに、そもそもあんまり甘くないやつだし」

    夕立「そうなの?」

    提督「おう。数は用意してあるから一つ切ってみるといい」

    海風「では、海風がやりますね」

    ~~~~~~~~

    江風「確かにあんまりおいしくないな……」

    涼風「これがスイカ割用のスイカってやつか」

    682 = 681 :

    提督「納得したのなら早速やるか。やりたいやつは……」

    五月雨「あ、私やってみたいです!」

    提督「面白そうだからいいぞ」

    五月雨「ありがとうございます!」

    時雨(多分司令官の面白そうはドジに対していっているんだろうね……)

    春雨「では、目隠しして回しますね」

    五月雨「どんどんやってください!」

    提督「別方向に歩くな。間違いない」

    涼風「こけて失敗するかもよ?」

    白露「棒がすっぽ抜けるハプニングとか!」

    村雨「とりあえず、当たる気がしないということは伝わったわ」

    五月雨「むー、見ていてください! 当てちゃいますから!」

    海風「いきなり違う方向に歩いているけれど……」

    五月雨「えっ?」

    683 = 681 :

    ~~~~~~~~

    夕立「シャクシャク……それなりっぽい」

    提督「まさかこけて棒がすっぽ抜けて飛んで行った棒がきれいにヒットするとはな」

    春雨「ちょっとびっくりしちゃいました」

    時雨「ああいうこともあるんだね」

    提督「んで次は、さっきから会話には入れていない山風な」

    山風「え……か、構わないでください……」

    白露「そういうわずにね! ほら、目隠し目隠し」

    江風「そして回転!」

    山風「あああ~……」

    提督「じゃあはじめ」

    白露「……あっ、そのまままっすぐ!」

    夕立「右っぽい!」

    涼風「左だってば!」

    山風「え? え? ……うぅ、も、もう適当に……!」テクテク シュッ

    パカッ

    提督「すげぇ!」

    村雨「まるで場所が分かっているかのよう……」

    時雨「勘とはいえ、称賛できる動きだったね」

    山風「て、適当だったし……」

    春雨「綺麗に割れた分はみなさんに配りますね」

    夕立「次、次は夕立がするっぽい!」

    提督「よーし待ってろ。すぐに用意をするからな」

    684 = 681 :

    ―執務室―

    提督「思いのほか盛り上がった」

    提督「スイカ自体の味が微妙だったのが悔やまれる」

    下2

    685 :

    スイカ割りはもったいなく感じる
    ksk

    686 :

    鳳翔と一緒に芋料理を作ってパーティを開く

    687 :

    ―鳳翔の店―

    鳳翔「お手伝いですか?」

    提督「サツマイモが余りすぎてな。芋パーティにしようかと思って」

    鳳翔「そういえば、前に結構な量をもらいましたね。もしかして、あれ以上ですか?」

    提督「うむ」

    鳳翔「それは大変ですね……わかりました。微力ながらお手伝いします」

    提督「鳳翔がいれば百人力だ。しかし、実は料理すら決めていないありさまでな」

    鳳翔「さつまいもですよね。色々なものに使えますし、確かに悩みますね」

    提督「大学芋やコロッケ、天ぷらあたりは王道だな」

    鳳翔「お味噌汁やサラダ、煮物にも使えますね」

    提督「そう考えるとさつまいもって万能だな」

    688 = 687 :

    鳳翔「パーティという形にするのであれば、それぞれいろいろなものを作ってもいいと思います」

    提督「うーん、そうするか。作りながら考えてもいいわけだしな」

    鳳翔「では、こちらは準備をしておきますね」

    提督「おう。さて、さつまいもを運んでくるか」

    鳳翔「そういえば、量を聞いていませんでしたね。どれくらいあるんですか?」

    提督「ダンボール十個分」

    鳳翔「……はい?」


    ~~~~~~~~

    提督「机いっぱいに広がる芋料理の数々。さすがだな」

    鳳翔「でも、まだあるんですよね」

    提督「まあな」

    689 = 687 :

    鳳翔「……始まるとしばらく時間が取れないでしょうし、先にいただいておきましょうか」

    提督「だな。しかし、これだけ色々あると目移りするな」

    鳳翔「さつまいもが主役になるようなものばかりですけどね」

    提督「できたものは全然違うだろう。よし、ならば鳳翔の十八番ともいえる煮物だ!」

    鳳翔「お味はいかがですか?」

    提督「……鳳翔って、和食に関してはプロを超えている気さえする」

    鳳翔「あ、ありがとうございます」

    提督「やばい。手が止まらん。モグモグ……本当においしい!」

    鳳翔「なくなっても次を作るので大丈夫ですよ」

    提督「なら全部食べてやる! うめーーー!」

    690 = 687 :

    ―執務室―

    提督「やっぱ鳳翔を誘って間違いはなかった」

    提督「というか、目に見えて俺の作った料理より鳳翔の作ったやつのほうが減っていた。さすがに素直に敬意を覚える」

    下2

    691 :

    美味しいは正義
    ksk

    692 :

    利根筑摩と花火遊び

    693 :

    ―母港―

    利根「花火じゃ!」

    提督「俺はこの前やったんだがな」

    筑摩「すみません。それを聞いて姉さんがどうしてもしたいといったもので」

    提督「なるほど。だが俺を呼ぶ必要はなかったんじゃないか」

    筑摩「姉さん直々の指名ですよ」

    提督「……えっ、今のが理由!?」

    筑摩「これ以上ないほどわかりやすいと思いますが」

    提督「俺にはわからないことだらけだ……」

    利根「二人とも、そこで話してないで準備をするのじゃ!」

    筑摩「はい。姉さん、火の扱いには気を付けてくださいね」

    利根「心得ておる」

    694 = 693 :

    提督「……まあ、いいか。ちゃんとバケツも用意しろよ」

    利根「うむ!」

    筑摩「火をつけるのは提督がやってくださいね」

    提督「まあ利根に任せるのは不安だしな……」

    利根「む、それぐらいできるぞ!」

    筑摩「では姉さん、花火をどうぞ」

    利根「む?」

    提督「ほいチャッカマン。あ、あっちの方に向けてな」

    利根「うむ。……おお、綺麗だぞ筑摩!」

    提督「チョロイな」

    筑摩「可愛いですね」

    695 = 693 :

    ~~~~~~~~

    提督「これで全部か。なんか少なく感じるな」

    利根「満足じゃ!」

    筑摩「姉さんが満足と言っているのでちょうどよかったですね」

    提督「本当に利根第一なんだな。というか、筑摩はずっと線香花火をしていたがよかったのか?」

    筑摩「ええ。私、線香花火も好きですから」

    提督「なるほど。利根、線香花火は好きか」

    利根「嫌いではないぞ」

    提督「納得」

    筑摩「さて、片付けましょうか。姉さんは先に戻っていてもいいですよ」

    利根「筑摩だけには任せないのじゃ。手伝うぞ」

    筑摩「では姉さんはこちらのごみをお願いします。提督はバケツを持ってくださいね」

    提督(明らかに労力に差があるんだよなぁ。別にいいんだが)

    696 = 693 :

    ―執務室―

    提督「なんやかんや楽しめたのなら一番だな」

    提督「しかし、俺を呼んだ理由は結局何だったんだ。保護者枠か?」

    下2

    697 :

    リボルバーカノン、ガトリング、ガスト式機銃
    を試射

    698 :

    緊急任務、迷子になってしまった暁ちゃんを探せ!

    699 :

    ―デパート―

    「あそこで急に話が変わったの、すごかったわ」

    「映画もなかなか良いものだね」

    提督「さて、次はどこに行こうか」

    「……?」

    提督「どうした電。忘れものか?」

    「いえ、暁ちゃんが見えないのです」

    提督「うん? ……あれ、本当だ」

    「迷子ってこと? 暁はおっちょこちょいね」

    「でもどうしようか。ここも結構広いから、当てずっぽうに動いて探せるかどうか……」

    提督「暁の事だから、自分が迷子だと認めずに動き回りそうだしな」

    「想像できるのです」

    ~そのころ~

    「あれ? 司令官たちが居ない……」

    「……」

    「まったく、皆して迷子なんてしょうがないわね! 可哀想だから暁が探してあげるわ!」

    700 = 699 :

    ~~~~~~~~

    提督「今まさに暁が余計な事をした気がする」

    「何となく伝わってきたよ」

    「でも、どうするの? 何処ではぐれたのか分からないけれど」

    提督「シアターからここまでで結構歩いたからな。エレベーターで降りる階層を間違えたとかだとなおさら予想がつかんし」

    「念の為映画館まで戻ってみるのはどうです? もしかしたら、万が一、天文学的な確率でいるかもしれないのです」

    「言いたいことは分かるけど、なかなか言うわね……」

    提督「多分無駄になるけど電頼んだ。待ち合わせは……そこのフードコートにしよう」

    「時間的に席が埋まりそうだけど」

    「それなら私が待っているわ。もしかしたらここを通るかもしれないし」

    提督「じゃあ、響と俺は合流できるようにそれぞれの階を周ろう。相手は移動しているだろうから、あまり意味はないかもしれないけど」

    「わかった」

    提督「それじゃあ、暁捜索作戦開始だ!」


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