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    元スレ提督「安価でいくどもみんなと遊ぶ」

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    201 = 198 :

    ―執務室―

    提督「販売戦略的には夏向きにしなきゃいけないから、そういうところではもう夏なのかもしれない」

    提督「明石の店に取材しに行く方が面白かったかもなー」

    下2

    203 :

    秋月型と一緒にホットケーキを作って食べる

    204 :

    ―秋月型の部屋―

    提督「ホットプレートー。というわけで、ホットケーキを作る」

    照月「ホットケーキ! いいですね!」

    秋月「ご、豪華すぎではないでしょうか?」

    提督「いやいやホットケーキミックスさえあれば、かなり安くつくぞ。そりゃバターと蜂蜜にこだわれば高くなるが」

    初月「そもそもおやつというのが、うちではありえないんだ」

    提督「え……」

    秋月「た、たまには出ますよ? 間宮アイスとか……」

    提督「うんうん、蜂蜜も有名なやつを用意してきたからな」

    照月「提督の視線が三割方優しくなったんだけど……」

    205 = 204 :

    ~~~~~~~~

    提督「焼きあがったぞー」

    照月「うわぁ、おいしそう……」

    提督「色づきも完璧。さて、まず食べたいのは」

    初月「じゅるり」

    提督「ほい、初月」

    初月「はっ、す、すまないな……」

    秋月「遠慮せずに食べていいからね」

    照月「秋月姉ー、それって提督が持ってきたものだよ?」

    秋月「す、すみません!」

    提督「いや、謝る必要はないけど」

    206 = 204 :

    初月「うま、うま」

    提督「おかわりもいいぞ」

    初月「本当か……!」

    照月「その言葉の並びには不穏なものを感じるんだけど……」

    提督「そうか? で、次のだが……」

    秋月「先に照月にあげてください」

    照月「秋月姉、いいの?」

    秋月「ええ、気にしなくてもいいからね」

    提督「さすがお姉ちゃん。ほら、たんと食べな」

    照月「うん、ありがとう!」

    207 = 204 :

    ―執務室―

    提督「平和!」

    提督「いや、たまにはいいのかもしれないけど、もうちょっと遊びたかったな」

    下2

    208 :

    平和が一番
    ksk

    210 :

    ―グラーフ・ツェッペリン級の部屋―

    提督「そういや、グラタンは史実じゃ完成しなかったんだって?」

    グラーフ「そうだが、どうかしたのか」

    提督「いや、どこの世界も海軍と陸軍は仲が悪いんだなって」

    グラーフ「違うぞ」

    提督「え? ……でもあの偉人は一応陸軍総司令じゃなかったか」

    グラーフ「いや、仲が悪い方だ。陸軍とも良いとは言わないが」

    提督「??」

    グラーフ「海軍が私に関して問題を抱えていたのは空軍だ」

    提督「空軍? 空軍って陸軍の一部のイメージがあるが」

    グラーフ「ドイツでは分かれている」

    提督「ふーん」

    211 = 210 :

    グラーフ「しかし、なぜそんな話をしたんだ」

    提督「今更ながらちょっと気になって。ふむ、問題ね……」

    グラーフ「……」

    提督「当艦載機は空軍のものである!」

    グラーフ「! 知っているではないか!」

    提督「いや、問題と言ったらこれしかないだろう。いや、しかし、艦載機まで空軍ね……くく」

    グラーフ「笑い事ではない」

    提督「空を飛ぶのだから空軍が持つべきであるぞ」

    グラーフ「空母の運用のために利用されるのだから海軍の管轄だ」

    提督「しかし、空軍にパイロットなどいるのか? 空軍であればパイロットも多数存在するぞ」

    グラーフ「海戦において制空権は重要なものだ。それなくしては海軍の勝利はない」

    提督「通商破壊作戦しかできてないだろう?」

    グラーフ「戦力が足りないからだ」

    提督「ふん、そういうことならば、わが管轄である航空機をいくつか貸してやろう。艦載機としてな」

    グラーフ「くっ、これほど面倒だと思ったのは久々だ……」

    212 = 210 :

    提督「まあ、ジョークよジョーク。そもそも、そんな伝達等が面倒になる挙句、今のパイロットは妖精さんだしな」

    グラーフ「なぜ海軍司令官のアトミラールが空軍のまねをした」

    提督「いやー、空軍総司令の凋落っぷりはなかなか見るものがあって」

    グラーフ「これがいい性格をしているというやつか……」

    提督「でもトラウマみたいなものじゃないのは安心したぞ」

    グラーフ「伝手で聞いただけだからな。気にすることはないだろう」

    提督「言われてみればそうだな」

    グラーフ「しかし、それを気にしたがためにあんな会話をしたのか?」

    提督「ジョークだって。そんなに深く考えるなって。……で、やはり艦載機は」

    グラーフ「もうやめろ」

    213 = 210 :

    ―執務室―

    提督「色々残念だよな、ドイツの空軍は……」

    提督「一部化け物もいるし、そういうところ含めて好きだが」

    下2

    214 :

    初雪、初春、初霜、初風、初月、黒潮、親潮と高知へ初鰹を食べに行く

    215 :

    天龍、摩耶、如月などの限定グラなどで左利きっぽい感じの艦娘と左利き談義

    216 :

    ―談話室―

    天龍「んー、たまには弁当もいいな」

    提督「龍田の手作りか?」

    天龍「なんでわかったんだ……」

    提督「それしかないし。ついでに俺も一緒に食事をとらせてもらおうかな」

    龍鳳「あ、それではこちらにどうぞ」

    如月「うふふ、ちょうど座れるように開けておいたわね」

    提督「いや、もっと余裕持たせろよ……ん、あれ? お前らみんな左利きなのか?」

    秋津洲「今更かも!」

    摩耶「特別話したことはないし、知らなくても当然かもな」

    217 = 216 :

    提督「左利きって、困ったりすることはないの?」

    天龍「別に左利きでも困ることはねえな」

    提督「そうなのか?」

    摩耶「ん? まあ、右利き用の物は普通に右で使うし」

    天龍「なんで摩耶に聞いた?」

    提督「いやぁ、天龍は細かいことを気にしないから困らないだけかと思って」

    天龍「なんか引っかかる言い方だな……」

    秋津洲「物を食べるときは困るかも!」

    龍鳳「あ、それわかります。私は右も使えるようにしましたから、今は困りませんけど……」

    如月「左側に右利きの人が座っちゃうと、ちょっと気を使っちゃいますよね」

    龍鳳「わかります!」

    218 = 216 :

    提督「あー、じゃあ俺も左で食べるか。あんまり得意じゃないが……でも、普段はどうするんだ?」

    摩耶「右が空くからそっちにずれればいいだけだ」

    秋津洲「その手があったかも……!」

    天龍「なるほどな。ま、まあ? 俺は知ってたけどな」

    提督(こいつら思いつきもしなかったな)

    如月「そのあたりは気を使うしかないですよねぇ」

    提督「やっぱ食事は困るのか。そういえば、大淀は左に羽ペンを持っていたような気がするが」

    龍鳳「縦書きなら問題はないですよ。横書きになると、字が手に隠れちゃうので少し困りますけどね」

    摩耶「下線がなくちゃちょっとずれたりするよな」

    天龍「大きさとかもばらばらになったりとかさ」

    摩耶「それは字が下手なだけなんじゃないか?」

    天龍「ま、まあ俺は無いけどな!」

    提督(字が汚いんだな)

    219 = 216 :

    ―執務室―

    提督「外食時の固定カウンター席とか困りそう。でも、それ以外の時はちょっとずれるとかすればいいしな」

    提督「でも左利きでも物を扱うときは右って人もいるみたいだからなぁ。確かに意外と困らないかも」

    下2

    222 :

    ―高知―

    初雪「要するに」

    提督「エッチな意味で」

    初雪「初鰹」

    初風「いきなり何を言っているのよ」

    提督「というわけで、わざわざ高知まで鰹を食べに来たぞ!」

    黒潮「女房子供を質に入れてでも食べろ、やな」

    親潮「昔はそういう風に言われていたようですね」

    初月「そんなにおいしいのだろうか」

    初霜「いえ、むしろ少し過ぎてからのほうが値段と味が安定するそうです」

    提督「初鰹を食べると寿命が延びたりするって話だから、昔から人気があるんだ」

    初春「待つのじゃ。貴様が初鰹というと変な風に聞こえるのじゃ」

    提督「え?」

    初風「自覚がないところが嫌ね……」

    223 = 222 :

    ―料亭―

    提督「ここなら初物が食べれるらしいぞ」

    初雪「初物……」

    初風「この二人わかっていってるのかしら……」

    初霜「えっと、やっぱり鰹料理は何がいいですかね?」

    満潮「カツオのたたきで決まりやろ!」

    親潮「全員で分けやすくて、いいのではないですか」

    初春「うむ、異論はない」

    初月「しかし、高いな……」

    初風「おごってくれるらしいし、いいんじゃない?」

    提督「え、いや、確かにそのつもりだったけど、なんか釈然としない」

    初霜「そんな、きちんと払いますよ?」

    提督「それはそれで気にする奴も出るから、気持ちだけ受け取っておく」

    224 = 222 :

    ~~~~~~~~

    「カツオのたたきです」コトッ

    満潮「おおー、うまそうやな!」

    初月「心なしかまぶしく見える……!」

    初雪「おいしい……」モグモグ

    初春「あっ! 卑怯じゃぞ、わらわも食べる!」

    初風「あんまりはしゃがないように。さっきからネギが落ちてるわよ」

    提督「まだまだみんな子供だなぁ」

    親潮「司令は……どうしてネギばかり取っているんですか?」

    提督「それはだな……」

    初霜「司令官どうぞ!」

    提督「ああうん、初霜もちゃんと食べろよ」

    初霜「はい!」

    親潮「なるほど、それで……」

    225 = 222 :

    ―執務室―

    提督「やっぱ新鮮なたたきは美味い。高知ならではだな」

    提督「初鰹も験担ぎみたいなものだし、やっておいて損はないな」

    下2

    226 :

    名前だけ間違うとかすごいミスやで

    227 :

    ガングートとベルヌイで凍っていない港の居心地を訊ねる

    228 :

    さらっと満潮いてワロタ

    229 :

    満潮、見ない間に元気になって……

    230 :

    ガングート「銃殺が嫌であれば流刑はどうだ?」

    提督「どうだって、何を普通に俺を罰す話を本人にしているんですかねぇ」

    ガングート「海を見ていると、ヴェールヌイからそうするのはどうかと言われたんだ」

    提督「響! ひびーき!」

    「どうしたんだい。不死鳥という通り名もあるよ」

    提督「不死鳥、なぜ流罪なんて話をした!」

    「ロシアでは実際に海に流すことはなかったからね。だから、ここでそうしたら面白そうだと思ったんだ」

    提督「面白そうという理由だけで上官に流刑を求める部下!」

    ガングート「何か問題があるか」

    提督「あるけど!?」

    231 = 230 :

    ガングート「ふむ、しかし日本の海は悪くないな」

    「そうだね。不凍港も場所と気候によっては凍ることもあるから」

    提督「あー、ロシアってそういうイメージある」

    ガングート「は? なんだ貴様、喧嘩を売っているのか」

    提督「売ってないです」

    「でも穏やかな気候の海がどこにでもあるっていいものなんだ」

    ガングート「日本では年中泳げるそうだな。ロシアではまずありえん」

    提督「むしろ夏は海に入りたくなるくらいだし。そういう意味ではやっぱ大きく違うんだな」

    ガングート「なんだ? 貴様、自慢か」

    提督「不死鳥! この人面倒!」

    「響だよ」

    提督「あ、嫌だったんだ」

    232 = 230 :

    ガングート「では、さっそくドラム缶とコンクリートの用意をするぞ」

    提督「流すってしかもそういう?」

    ガングート「外海まで泳ぐ人外らしいと聞いた。この私にここまで準備をさせることを光栄に思え」

    提督「やっべぇ、完全に茶化す相手を間違えたと今なら言える」

    「頑張って司令官。日本の海は暖かいから何とかなるさ」

    提督「コンクリ詰めは死ぬと思いますが」

    ガングート「……と思ったが、やめておこう」

    提督「え?」

    ガングート「貴様のようなもので、この綺麗な海を汚すのも気がひけるからな」

    「……うん、それで良いと思うよ」

    提督「……あ、ガングート! お前実は日本の海を気に入ったな!」

    ガングート「くっ、やはり貴様は銃殺刑だ!」カチャ

    提督「逃亡!」バッ

    233 = 230 :

    ~~~~~~~~

    提督「ふぅ、なんだかんだしつこく追ってくることはなくなったな」

    提督「響はあれか、ロシア艦としては初めての仲間だからテンション上がっているのか」

    ↓2

    234 :

    那珂ちゃんとプロレス

    235 :

    伊168とスマホゲーないしブラウザゲー談義

    236 :

    ―談話室―

    提督「イムヤ、なにか面白いゲームある?」

    168「私に聞くってことは、スマホのゲームでいいのよね?」

    提督「うーん、俺はパソコンでしたい派だから、PCでもできる奴がいいな」

    168「それならDM○のが一番ね。データの紐づけも簡単だし」

    提督「あ、先に言っておく。立ち位置的に海軍の艦を利用したゲームについては無しな」

    168「微妙にピンポイントね……わかったけど」

    提督「で、おすすめは?」

    168「シャ○バかしら」

    提督「あー、結構調整入れてくれるよな。おかげでデッキのカーストがよく変わるのは面白いところ。戦術が固まりだす前が一番楽しいよな」

    168「やったことあるんじゃない」

    提督「やってないとは言ってない。後で対戦するか?」

    168「悪いけど、もう削除しちゃったわ」

    提督「!?」

    168「スマホの容量ってゲーム入れているとすぐいっぱいになるのよ……」

    提督「あるあるだな」

    237 = 236 :

    168「じゃあかん○にはどう? 無課金でもやりやすいし、声優も豪華よ。キャラゲーに近いし張り付きも必要ないから気軽に楽しめるけど」

    提督「そういうゲーム性のないのは……」

    168「出た出た、こういうゲーム性を気にする人。今の時代キャラが可愛ければいいのよ」

    提督「ええ、ゲームをしたいんだからゲーム性あって当然だろ?」

    168「スマホでゲームする人は基本的に気にしないのよ。むしろ、そういうのは面倒に感じる人のほうが多いわ」

    提督「遊べるゲームがいいと思うんだけどなぁ」

    168「現代日本は忙しいから。あと、スマホゲームは気晴らしか暇つぶしにするものだから、あんまり難しいのはあんまり支援されないわ」

    提督「うーむ、時代の流れか」

    168「その点、某艦隊ゲームは戦略もあり、でも基本はまったりと進めていけるから最高よね」

    提督「だからその話は無しな。いろんな意味で」

    168「うん」

    238 = 236 :

    提督「今の時代そういうのが流行る理由はわかった。だが、俺はゲーム性あるやつがいい」

    168「アイ○スと、iPhone版はないけど○城と政○くらいかしら」

    提督「あれだけゲームがあってそれだけか。やっぱそこらは微妙だな」

    168「戦闘シーンでオートなしのやつがいいんでしょ」

    提督「え、怒ってる?」

    168「怒ってないわよ。ただ、ゲーム性気にする人ってスマホゲーム向いてないわよ」

    提督(どうやらなにか不興を買ったらしい)

    168「というか、コンシューマ派の提督はどうしてスマホゲーに興味を持ったのよ」

    提督「そりゃ、イムヤと何か話をしたかったからだけど」

    168「……べ、別にほかの話でもいいじゃない! もう、しょうがないから私のおすすめのゲームを紹介してあげるわ! いいところを教えてあげる」

    提督(なんか知らないけど一瞬で機嫌が直った)

    239 = 236 :

    ―執務室―

    提督「言われてみると、片手間にできるゲームのなんといいことか。ガッツリとはできないけど」

    提督「クッキーク○ッカーとかある意味最強だしな。あれ以上の放置ゲーはない」

    下2

    240 :

    赤城「食べられない架空のクッキーを眺めるのは苦行と知りました」
    ksk

    241 :

    望月、白雪、加古らの布団を梅雨前に干す手伝い

    242 = 236 :

    ―吹雪型の部屋―

    提督「白雪ぃ! 布団を干せないって?」

    白雪「あ、いえ、初雪ちゃんの分もするのが、大変だなって」

    提督「本人にやらせろよ。やらないか」

    白雪「そうなんですけど……すぐ言い直すのも、それはそれでかわいそうですよ」

    提督「本人も理解しているだろう。まあ、そういうことなら手伝ってやろう」

    白雪「本当ですか? でも、悪いですよ……」

    提督「遠慮すんな。一人で二人分を運ぶのは大変だろう」

    白雪「えっと、では、お願いします……」

    243 = 236 :

    ―睦月型の部屋―

    提督「もっちー!」

    望月「なにー……?」

    提督「そろそろ梅雨になる。布団を干さねば湿気が萬栄する時期になって大変だぞ」

    望月「えー、マ○カDX楽しいからいや」

    提督「理由になってないぞもっちー!」

    望月「そもそも、どうして司令官がそんなこと言ってくるの?」

    提督「睦月から『梅雨前だし、たまには自分で干してほしいにゃしぃ』って言われたからな」

    望月「似てない……」

    提督「うっせ」

    望月「でも、ここで無視しても、またほかのみんなが言ってくるんだろうし……」

    提督「だろうな」

    望月「めんど……はぁ……」

    提督(この様子なら一応しぶしぶやるだろう。次)

    244 = 236 :

    ―古鷹型の部屋―

    提督「加古起きろぉ!」

    加古「んー……せっかく気持ちよく寝てたのに……」

    提督「なんでまだ布団でごろごろしているんだ!」

    加古「ほら、春眠暁を覚えずっていうでしょー」

    提督「春は過ぎたぞ!」

    加古「まだ五月。春」

    提督「六月はすぐそこだろう。雨が降るようになったら干せんぞ」

    加古「それならそれで、別にいいでしょ」

    提督「よくないわ! 困るのは同部屋の古鷹だぞ!」

    加古「あー、そっかー……じゃあ、明日ね」

    提督「絶対やらないだろ」

    加古「やるって。なんなら、後で古鷹に聞いてもいいけど」

    提督「……わかった」

    245 = 236 :

    ―執務室―

    提督「結局寝たまんま? はぁ~……予想はできたけど」

    提督「最近古鷹に怒られるのも慣れてきてないか?」

    下2

    246 :

    神威の語尾をかもにするよう言う

    247 :

    暁、響相手に最近知った雑学話

    248 :

    ―暁型の部屋―

    提督「明日使えないトリビアー」

    「いえー」

    「??」

    提督「じゃあまず俺から。ゴリラの学名はゴリラゴリラゴリラ」

    「えっ!? そ、そうなの!?」

    「ニシローランドゴリラだよね。一番数が多いという意味ではあってるけど」

    提督「うむ」

    「響も知ってたんだ……」

    「次は私。アイスクリームに賞味期限はないんだ」

    提督「間宮アイスがいつでも食べられる理由がそれだな」

    「そ、そうだったんだ……」

    249 = 248 :

    「次は暁だよ」

    「私? え、えーと……からあげクンって、からあげクン王国に住む妖精さんらしいよ……?」

    提督「全く使えない知識が可愛いんだけど」

    「イントネーションがクンになっているところもポイントが高いね」

    「も、もう! 悪い!?」

    提督「悪くはない。んじゃ、そうだな……きゅうりは九割が水分」

    「有名だね。昔はそれで水分をとることも珍しくはないんだよ」

    (初めて知った……)

    提督「じゃあ、響はもっと使えない雑学があるのか?」

    「クラゲは九割以上水でできてるんだ」

    提督「同じようなものじゃないか。ほら、次は暁」

    「また!? えーと、えーと……そうだ、大和さんから聞いたんだけど、戦艦大和にはラムネ製造機とアイス製造機があったんだって!」

    提督「そうなのか? 初めて知った……」

    「暁、侮れないね……」

    250 = 248 :

    提督「今回は暁の勝ちだな」

    「いろいろな意味で文句なしだよ」

    「け、結局何だったの?」

    提督「だから使えない雑学。そういう意味では最も意味のない雑学ということで暁の優勝だ」

    「喜んでいいの?」

    「スパシーバ、暁」

    「あ、ありがと」

    提督「じゃあ、次の勝利のためにまた雑学をため込んでくるぜ」

    「次は負けないよ」

    「じゃ、じゃあ暁も負けないから!」


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