私的良スレ書庫
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元スレ京太郎「このプロキツい……」理沙「……知らない!」
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「……ぅん」
股間の違和感に目を覚ます
重い瞼をなんとか開けると目の前には
「……桃?」
普段見慣れてはいないがいつかテレビで見た桃だ
それもかなり品質のいい清水白桃だ
試しに撫でてみる
「もう……えっちなのはダメだよ☆」
なんと桃が喋った
「……なにしてるんですか、はやりさん」
「おちんちん舐めてるの☆」
「わ、私もです……」
その矢先に俺の逸物に2枚の舌が這わされる
せめてもの抵抗に目の前の白桃を揉みしだくが二人には勝てない
瞬く間に二人の顔は白く染め上げてしまったのだった
「さっぱりしたね☆」
「……そうですね」
いろいろな意味でさっぱりした
「朝からなんてすごいです……」
お酒の抜けたらしい良子さんは昨日とは打って変わっていつも通りだ
それでもチラチラと二つのお山が覗いているあたり詰めが甘い
……ごちそうさまです
「じゃあ着替えて朝ごはんに行こうか☆」
「そ、そうですね!」
自分の下心を見透かされた気がしてなんだか慌ててしまう
……ばれてないよな?
はやりさんも良子さんと同じくお山や茂みが覗いているのだが
今日は朝ごはんを食べてからチェックアウトの予定だ
そのせいで浴衣ではなく私服に着替えておくのだ
土産や荷物の整理は食後でもできるもんな
『いただきます』
全員で声をそろえて挨拶をする
だけど箸の進みはぜんぜん違う
今にも死にそうな顔をしている人もいるくらいだ
……テレビでは見てはいけない顔だな
改めてプライベートで良かったと思う
「みんな食べないのかな☆」
「とても美味しいですよ?」
「……パス」
「同じく……」
「頭痛い……」
どうやらあの後も相当飲んだらしい
俺たちはあんなことをしていたけどな
……どっちもどっちか
不健全という意味では同じ穴のムジナだ
それぞれ違う顔をしてはいたが食事は終わった
このまま今後の予定について相談だ
「今日は帰る日だけど……」
食事を美味しくいただいたはやりさんが口を開く
「無理……ですね……」
外を見ながら同じく食事を美味しくいただいた良子さんがつぶやく
そう
良子さんがそういうのも無理はない
「まさか嵐になるとはねい……」
怪しげな呂律で咏さんがいう
まだ辛そうだ
「豪雨」
「まさか本当に台風が来るなんて……」
どうやら兆候はあったらしい
だけど俺たちは昨日はあのまま寝てしまったのだ
……まさか嵐の兆候を見落とすなんてな
昨日の自分を恨んだがどうにもならない
「少々よろしいでしょうか?」
そんな相談をしているところに女将さんがやってきた
決して殺されたり探偵に扮したりはしていない普通の女将さんだ
「どうでしょうか?」
女将さんの話はこういうことらしい
なんでも朝一でやってきたお客さんがロープウェイで帰れないため宿が必要らしい
そのため色々な宿で協力はしているがそれでもキツイらしい
なので俺たちにも部屋を移動して6人で一部屋を使って欲しいということらしい
ただ……
そういって俺を見たのだ
たしかに言いたいことはわかる
「はやりは構わないけど……」
そういって他のメンバーを見渡すと同意するように頷く
「京太郎くんは大丈夫かな☆」
「え、ええ……みなさんがよろしければ……」
「だったら決まりだね☆」
はやりさんは女将さんの提案を快諾した
俺たちだって帰れないのは同じだしな
困った時はお互い様だ
食事を終えた俺たちは部屋へ戻って新たな部屋への移動をしたのだった
「おお……」
新しい大部屋はかなり立派な部屋だ
ホテルならいわゆるスイートルームというやつだろう
テレビでしか見たことはないから比べようはないけどさ……
「本当にこの度は申し訳ありません……」
「いえ、困った時はお互い様です」
恐縮そうに頭を下げる女将さんにはやりさんがいう
その落ち着きはさすが年長者だ
……ちなみに宿泊費も今夜は無料らしい
こんないい部屋に泊めてもらえるなんてこっちのほうが恐縮してしまうな
妙に居心地が悪くて部屋の隅に荷物を置いたまま座ってしまう
狭いところがおちつくのってなんだろうね、あれ
「いいからこっちに来いよ」
「わ、わかりました……」
ようやく立ち直ったらしい咏さんに連れられて部屋の真ん中に座る
それでもなんだか落ち着かないな……
「お、麻雀があるじゃん」
元気になった咏さんが目ざとく部屋の隅の麻雀牌と雀卓を見つける
「さ、さすがに旅行中は……」
遠慮したそうな健夜さん
「酒で負けそうなら遠慮したほうがいいですよね」
「……さっさと座ろうか」
安っぽい挑発にあっさり乗ってしまう
「じゃあはやりも打とうかな☆」
「私も!」
「では私は京太郎くんと一緒に見学していましょう」
「いいんですか?」
「何かクエスチョンがあれば遠慮なく聞いてくださいね」
「ええ、ありがとうございます」
これほど頼りになる先生もなかなかいないだろう
「じゃあ始める前に着替えようかねい」
……狭いところなのにおちつかないのってなんだろうね、あれ
「よし、始めようかねい」
咏さんは絶好調だ
「はやりだって負けないからね☆」
「必勝!」
「たまには本気を出してもいいかな」
それぞれバッチリ臨戦態勢だ
「せっかくだから脱衣麻雀と洒落込みましょうか」
「「「え?」」」
「自信ないんですか?」
差し入れてもらったお酒を軽くとはいえ呷っているのだ
もちろん3人とも同意した
「あはは……」
隣の美子さんは俺と同じく苦笑いだ
「ですが……日本でもベストマッチなのでしっかり見てくださいね」
「ええ、わかりました」
妙な緊張感とともに対局が始まったのだった
「それロン」
「はやや、振り込んじゃった☆」
東一局
健夜さんの3面待ちリーチにはやりさんが振り込む
高目ではなく低目なのがせめてもの幸いだろうか
「じゃあ京太郎くんに脱がせてもらおうかな☆」
「……え?」
思わぬ指名に素っ頓狂な声を上げてしまう
「はい、どうぞ☆」
俺の前にきたはやりさんは胸元に手を当てている
……下着が見えないような気がするけど気のせいだよな?
咏さんや理沙さんは早く脱がせと急かしている
健夜さんは目を背けようとしつつもしっかり見ている
案外むっつりなのかもしれない
「わ、わかりました……」
流されるままにはやりさんの帯に手をかけてはだけさせる
「……え?」
「京太郎くんに脱がされちゃった☆」
……なんで浴衣の下に何も着てないんだよ
「あれはワザとですね……」
対局に再開した後で隣の良子さんがつぶやく
「そうなんですか……?」
「ええ、ある程度なら当たり牌を読むのははやりさんにはイージーでしょう」
「でもそんなことをして何が意味があるんでしょう?」
「京太郎くんにヌードにしてもらいたかったのではないでしょうか……?」
「……え?」
「とにかく今は対局に集中しましょう」
「わ、わかりました……」
とはいえはやりさんが全裸で対局しているのだ
集中できるわけもない
だけどそんな俺とは対照的にはやりさんはかなり集中している
瞬く間に裸になってしまう咏さんと理沙さん
全く隠そうとはしないはやりさんとは違い必死に隠そうとしている
それでも完全には隠しきれずにチラチラ覗く
これはこれでありだな!
そんな中でも振り込まないあたり健夜さんはさすがだ
対局はいつのまにかオーラスを迎えていた
健夜さんの圧勝ともいえる点差でだ
「そういえば健夜ちゃん☆」
「な、何……?」
「一枚も脱がないなんてすごいね☆」
「あ、ありがとう……」
対局中の会話だ
なんらかの駆け引きがあると疑うのも当然だろう
「でも本当は脱げないんじゃないかな」
「……どういう意味」
明らかに健夜さんの声のトーンが変わる
「はやりみたいに見せられない裸じゃないのかってこと☆」
そういってわざとらしく大きな胸を揺らす
「……面白い冗談だね」
怒っているのは明らかだ
「これ以上脱がせたら何を脱いでくれるのか楽しみだよ」
……これがGrand Masterと言われた雀士の気迫か
……すごいな
トイレに駆け込もうにもそれすらできない空気だ
「ロン☆」
重々しい空間にはやりさんの声がやけに大きく響く
「そう、何点?」
「大四喜和はダブル役満だね☆」
「…………え?」
はやりさんの手の中にはたしかに東南西北の暗刻がある
「飛んだから全部脱いでもらおうかな☆」
「じょ、冗談だよね……?」
親のはやりさんのダブル役満で飛ばない相手はいないだろう
逃げようとする健夜さんを理沙さんと咏さんが捕まえる
「ちょ、ちょっと!?」
「罰ゲーム!」
「敗者に慈悲はないってね」
「はやりの一番好きな役で和了したんだから当然だよね☆」
「ま、待って……」
抵抗も虚しく、健夜さんは全裸に剥かれてしまったのだった……
そして、そんな1日は瞬く間に過ぎたのだった……
「あの……なんで俺はここにいるんでしょう……?」
やけに豪華な夕食が終わった後
俺たちは風呂に入ることになった
「申し訳ありませんがご協力お願いします……」
女将さんのお願いはこうだ
各部屋の露天風呂が使えないので大浴場を利用してほしい
ただ混雑するので順番に利用してほしい
男女は部屋ごとに分けてほしい
それ自体は納得できる内容なのだが……
「なんでみんなで一緒に入ってるんですか……?」
「この方がたっぷり入れて気持ちいいからね☆」
「それにこのお風呂が気持ちいいのは京太郎くんも知っているでしょ?」
「ええ、まあ……」
一緒に入った健夜さんに言われれば反論できない
それに俺自身も混浴はやぶさかではない
ないんだけど……
「せめて隠してくれよ……」
男子高生には色々と刺激が強すぎる
「しっかしこんな嵐になるなんてねい……」
浴槽に腰掛けた咏さんがつぶやく
足を開いているせいで不毛地帯が丸見えだ
ほんのり朱の差した体は妙に艶かしい
「たしかにヘビーストームでしたね……」
浴槽に腰掛けて不毛地帯が見えているのに印象がこうも違うのはどうしてだろう
「といっても今は風が吹いてるだけみたいだけどね」
たしかに窓に打ち付けていた雨音はいつしか止んでいた
今は風の音が聞こえるくらいだ
「はやや!?健夜ちゃんの声のせいでよくわからなかったな☆」
「同感!」
「わ、忘れてよ!」
からかうはやりさんと理沙さんに真っ赤な顔で反論する健夜さん
罰ゲームでくすぐられた健夜さんが部屋で粗相をしたのをからかっているのだ
プールのときも思ったけど健夜さんってくすぐりに弱いよな
開けっぴろげな空間は俺にとって辛すぎる
……濁り湯なのがせめてもの救いだな
「でもすっごく楽しかったね☆」
「たしかにこのまま帰るのはちょっと嫌だね」
「そうなんですか?」
「プライベートでこそ中はいいけど普段は敵同士だからねい」
「不倶戴天!」
理沙さんのいっていることはよくわからないけど敵同士らしい
「たまにはこんなリフレッシュもグッドですね」
「誘ってくれてありがとうね、京太郎くん☆」
頭を下げるはやりさんに倣って口々にありがとうと言いながら頭を下げている
「い、いえ……俺もみなさんと一緒に旅行できて楽しかったです」
今だって色々と眼福だしな
「またみんなで来ようね☆」
その言葉にみんな頷いている
「湯あたりしちゃう前に上がっちゃおうか☆」
そういってみんなが立ち上がる
浴衣を着るのに一苦労したのは言うまでもない……
「眠れないの……?」
「ええ、なんだかもったいない気がしまして……」
結果的に雑魚寝となった布団
寝息しか聞こえない空間でははやりさんの声はとてもよく通る
「あはは、はやりと一緒だね☆」
「そうなんですか?」
「とても幸せなことがあると眠っちゃうのがもったいなくて……」
「なんとなくわかります」
「ねえ、二人でお散歩に行かない?」
「お散歩?」
「そのまま横になっても眠れないでしょ?」
「ええ、まあ……」
「じゃあ決まりだね☆」
「せっかくなら星を見に行きませんか?」
「はやや!?京太郎くんからそんな言葉が出るなんて……」
「何も笑わなくてもいいじゃないですか……」
「ごめんごめん、いいから行こう」
「はい」
自然と握ったその手は小さくて、柔らかくて、だけどとても温かいものだった……
続く
次回予告
「これが京太郎くんの言っていたムードなのかな☆」
「ダメ……ですか……?」
「ううん、すっごくいいね☆」
「よかった……」
「本当に好きな人にはやりの『はじめて』をもらってもらえてよかった……」
「俺もです……」
「大好きだよ、京太郎くん」
「俺もですよ、はやりさん」
そういって笑うはやりさんの顔は月明かりに照らされてとても貴いものに見えた
そんな人と初体験ができたのだ
あの柔らかさや温もりは鮮明に記憶に焼きつけられた
幸せじゃないわけないよな
という展開でお送りします
ということで次回第3部最終回です
今夜か明日の夜にでも
第3部も最後になりましたが、最後までお付き合いいただけると幸いです
失礼します
こんばんは
ちょっとずつですが進めていきます
4時間もあれば十分ですね!
一応手元に手書きとはいえメモもありますし
途中で性的な描写が入りますので苦手な方はあらかじめ『えっちぃの』をNG登録しておいてください
でははじめますよーぅ
「少し肌寒いね☆」
「たしかに……何か羽織るものを用意すればよかったですね」
9月の昼はともかく夜は肌寒い
「でも……手は温かいよ☆」
「……そうですね」
ふと思ったが俺って誰かと手をつないだ経験ってあったか……?
迷子になったときのあの幼馴染はノーカンだろう
「それにしても気持ちいいね☆」
「たしか……台風一過っていうんですよね?」
「うん、家族じゃないからね……?」
「……知ってますよ」
つい最近まで勘違いしていたのは内緒だ
「あ、そろそろ展望台みたいだね☆」
整備された遊歩道の先に展望台があることを示す看板が月夜に照らされている
長野もたしかに田舎だけどここまでじゃないな……
昔咲に聞いた物語の一場面みたいだ
「すっごい星だね☆」
「……ええ」
月を中心に広がる一面の星の海
思わず言葉を失ってしまう
「はやりさんといると星が綺麗ですね」
「……それって月じゃなかったかなぁ」
「言い直しましょうか?」
「ううん」
隣のはやりさんは笑顔だ
その笑顔は月明かりに照らされて幻想的だ
たしかに絵に描きたくなるのもわかるな……
いつか美術の資料集で見た月夜の美人画を思い出す
はやりさんの方がずっと美人だけどな!
そしてそれを独占している俺
アリだな
「そろそろ行こうか☆」
「ええ」
言葉こそそれほど交わさなかったけど同じ気持ちだっただろう
こういうのもいいな
「あ、この近くに温泉があるみたいだよ☆」
「本当ですね……」
月明かりの看板には幻の秘湯と書いてある
「うさんくさくないですか……?」
「え?それぐらいの方が効能ありそうじゃないかな☆」
「……そうですね」
こういうところは乗っておいた方がいいだろう
「じゃあ行こう☆」
「ちょ、ちょっと!?」
一部を除いて小柄なはずなのにはやりさんに引っ張られるままに連れて行かれるのだった
こういう行動力がないとアイドルにはなれないんだろうか……?
「着いたね☆」
「おお……」
思わず声を出してしまう
たしかに小規模だけどれっきとした温泉だ
「でも入っていいんでしょうか?」
「『ご自由にどうぞ☆』って書いてるよ☆」
はやりさんの指差した看板にはたしかにそう書いてある
「体も冷えちゃったから温まろうよ……ね?」
「……わかりました」
そんな顔で頼まれたら断れるわけないじゃないか……
つないでいる手が冷たくなっているしな
あくまで体を冷やさないためだ
決してはやりさんと二人きりで混浴したいわけじゃないからな?
……本当だからな?
心の中で言い訳をしながらさっさと脱ぎ始めたはやりさんに倣って服を脱ぎ始めたのだった
「やっぱり温泉は気持ちいいね☆」
「……そうですね」
はやりさんは気持ちよさそうに伸びをしている
たったそれだけのことだ
それだけのことなのに……
どうしてこんなに色っぽいんだよ!
「どうかしたの?」
「……なんでもないです」
はやりさんの裸は昨日だって今日だって見た
触ったことだってあるし舐めたこともある
挟んでもらったこともあるしな
それなのに……
月明かりの下で見るだけでこんなに印象がかわるのか……
ただでさえ魅力的なのにその魅力は普段の倍以上だ
「ねえ、京太郎くん☆」
「は、はい……?」
邪な妄想を見透かされたのかとどきりとする
「そっちに行ってもいいかな☆」
「……え?」
どういうことですか?
その言葉の前にはやりさんが行動に移す
「えへへー☆」
俺にのしかかり抱きついている
一瞬の出来事に反応できずはやりさんのなすがままにされている
胸板に顔をこすりつけてくる姿はまさしく小型犬だ
……一部小型じゃないけどな
小型じゃないところはかなりの殺傷力を持っている
その殺傷力に耐えながら
気持ちよさそうに俺に体を擦り付けるはやりさんにされるがままなのだった……
「あの……はやりさん……?」
ようやく収まったらしいはやりさんに声を掛ける
「京太郎くんと二人きりでお風呂なんて久しぶりだったからつい……」
はやりさんは照れくさそうだ
「い、いやだった……かな……?」
不安げに俺を至近距離で見つめている
「いえ、俺もはやりさんとこうしたかったです」
そういってはやりさんを抱きしめる
「はやりさんはいやですか?」
「う、ううん……」
月明かりの下とはいえしっかり顔は赤くなっているのはわかる
……かわいいな
「もう少し……こうしてもらっててもいい……?」
「俺もこうしていたいですから」
「そっか……」
しばらくはやりさんと抱き合っていたのだった
「そ、そろそろ一旦あがらない……?」
「そ、そうですね……」
少々熱目のお湯に抱き合って浸かっているのだ
のぼせるのも無理はない
「うーん……」
先に立ち上がったはやりさんが伸びをする
「おお……」
小柄な体にはアンバランスな胸
キュッとしまった腰回り
秘所を覆い隠す黒い逆三角形の茂み
月明かりに照らされるはやりさんの肢体
思わず唸ってしまうくらいに美しい
「……えっち」
「すいません……」
そうは言いつつもはやりさんも満更ではなさそうだ
笑っているしな
その笑顔は少女のように無邪気で吸い込まれそうな魅力があった
「はやりのばかり見てないで京太郎くんのも見せて☆」
無邪気に俺の手を引っ張るはやりさんに半ば強引に立たされる
「ちょ、ちょっと!?」
せめてもの抵抗に手で覆うこともできない
覆い隠すことはできないとはいえせめて……
そんな甘い考えはあっさり打ち砕かれてしまう
「おお……」
「あの……ジロジロ見られるのは恥ずかしいんですけど……」
「はやりのも見たからおあいこ☆」
「はい……」
そう言われれば従わざるをえない
だからといって凝視されるのをよしとできるわけでもないけどさ
静まれ、俺の剣よ
そんな想いとは裏腹にお腹につきそうなくらいまで大きくいきり立つのだった……
「ねえ……してあげようか……?」
俺の逸物を見つめていたはやりさんが楽しそうにいう
「お願いします……」
「はやりもしてほしいな……」
指で広げられた茂みに守られた割れ目は風呂のせいだけでは言い逃れできないほど湿っている
「……わかりました」
素直にはやりさんの言葉に従う
「お、重くないかな……?」
「……ええ」
昨日良子さんにしていたようにはやりさんが俺にのしかかる
昨日は同じ向きだったが今日は互い違いだ
つまり……
お互いの目の前にお互いの性器が晒されている
「やっぱり恥ずかしいね……」
「そ、そうですね……」
初めてではないのにやっぱり恥ずかしい
ムードのせいでもあるよな
「じゃ、じゃあ始めるね……?」
震える声で言ったはやりさんが俺の逸物をしごき始める
朝一回良子さんと一緒にしてもらっただけだ
そして一日中様々なおかずがあれどできていない
体を駆け巡る快感は凄まじいものだ
「もう……京太郎くんだけじゃなくてはやりのもしてよ……」
「す、すいません……」
快感に体を震わせている俺にはやりさんがいう
「ちょ、ちょっと!?いきなりはダメだよぅ……」
敏感なはやりさんの秘裂を指で撫でるとはやりさんも気持ちよさそうに声をあげる
「手が止まってますよ?」
「もう……生意気なんだからぁ……」
快感のせいか間延びした声ではやりさんが俺の逸物を口に含む
それでも入りきらないあたりかなり大きいな……
強烈な快感に負けないようにはやりさんの一番敏感なクリとリスを甘噛みすると腰が必死に逃げようとする
そうさせないようにお尻を鷲掴みにすると朝も思ったが簡単に形が変わるほど柔らかい
「も、もう……」
俺に負けじと袋の方も指で弄ぶはやりさん
俺だって負けじとお尻の穴の方もなめあげる
そんなつまらない意地の張り合いはあっけなく終わりを迎えた
お互いにお互いの顔を染め上げたのだった……
同じプレイでもシチュエーションが違うとまた別の良さがありますね
「もう……京太郎くんのではやりの顔ベタベタだよ……」
下ろした長い茶色い髪もところどころ白く染まっている
「そ、それを言うなら俺だってはやりさんのせいで……」
「きょ、京太郎くんがえっちなのが悪いもん☆」
「は、はやりさんだって!」
こうなれば売り言葉に買い言葉だ
「す、好きな人にしかこんなことしないもん!」
「そ、それは俺もですよ!」
「……本当?」
「はい」
はやりさんの不安げな目をしっかり見据える
「は、はやりだって京太郎くんにしかしないからね……?」
「あ、ありがとうございます?」
「ど、どういたしまして?」
どうしたらいいんだよ……
そんなことを考えていると自然とどちらからともなく笑い出していた
それでいいか
「気持ちよかったねー☆」
「ええ」
体を拭いて満足したはやりさんが浴衣を着る前にまた伸びをしている
……それまでに4回してもらったけどな
色々な意味で満足だ
「じゃあ帰ろっか☆」
「ええ、そうですね」
どちらともなく差し出した手をまたつなぐ
来た時よりも心なしか温かい
スキップしそうなくらい楽しそうに丘を下っていく
「やっぱりここから見る星はきれいだね☆」
「……ええ」
月明かりに照らされるはやりさんの横顔
その顔を見て一つの思いが強くなる
そしてある決心も……
「はやりさん」
「なーに☆」
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