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元スレ京太郎「このプロキツい……」理沙「……知らない!」
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こんばんは
4月に入って2週間ほど経ちましたね
今日は野球がないのと時間があるのとで久しぶりに更新していきます
では第3部
始めますよーぅ
「ほんにすまんのう……」
部室で部長が申し訳なさそうに頭をさげる
「いえ、お気になさらないでください」
「一応最善は尽くしたんじゃがのう……」
「さすがに女性ばかりの合宿に俺一人だけ交ざるなんてできませんよ」
そう
麻雀部はこの先のことを見据えて県大会で卓を囲んだ4校で合宿を行うことになったのだ
3年生が引退した影響もあるのでお互いに新戦力の底上げをしたいという思惑が一致したそうだ
仲が良くなった他校の生徒との合宿をいやがる部員はいなかった
たった一つの問題点を除いてではあるが
「まさか京ちゃんが参加できないなんて……」
俺の参加に他校が難色を示したのだ
「須賀くんは迷惑をかけるようなことはないと思いますが……」
「でも発情されても困るじぇ!」
「優希!」
軽口を叩く優希を和がたしなめる
「ま、俺もその間につきっきりで指導してもらうから待っててくれ」
「プロのみなさんにはよろしゅう頼むぞ?」
「ええ、わかりました」
さすがに温泉旅行だなんていえないよな……
「手伝ってもらっちゃって悪いな」
「いえ、今まで一人でしていてくださったのでこれくらいは手伝わせてください」
「よし、これで終わりだな」
全国大会以降部室の掃除は当番制になった
もともと一人でするのに慣れていたのでむず痒かったが……
「おんし一人に任せとくんはさすがに忍びないけえの」
そんな新部長の鶴の一声で決まったのだ
先代の部長が必死に目をそらそうとしていたのは今でも思い出すと笑えてくる
そして今日の掃除当番は俺と和だったのだ
「よし、鍵を返してくるから先に……」
「待ってください」
「和?」
「少しだけお兄ちゃん分を補給させてください」
「お、おう……」
そういって和は俺に抱きついてくる
さすがにこうして抱きつかれるのは二人きりのときだけだ
「こうして須賀くんに私を振ったことを後悔させなくちゃいけませんからね」
そういってイタズラっぽく微笑む
かなりかわいい
「充電完了です♪」
そういって和が俺から離れる
1日1回、俺たち二人だけの秘密だ
「さすがに誰彼構わず抱きつくのはどうかと思うぞ?」
「私はそんなはしたない女じゃありません」
「ま、あんなことやそんなことも……」
「わ、忘れてください!」
顔を真っ赤にしていう
「わ、わかった……」
「忘れてくれなきゃ許しませんからね!?」
「お、おう……」
合宿でのあれや俺の家でのあれ
そんなことを忘れられるわけがない
いまだにお世話になっているのは内緒だ
あのときのあれもいまだに捨てられてないしな……
「じゃあ鍵を返してくるから先に帰っててもいいぞ」
「いいえ」
「和?」
「せっかくだから一緒に帰りませんか?」
「わ、わかった……」
和みたいなかわいい子に一緒に帰ろうと誘われているのだ
それはどんな用事よりも優先すべきだ
「では行きましょうか」
「あの……なんで抱きついているんだ……?」
「最近寒くなってきたので……いやですか?」
「……いや」
「須賀くんは大きくて抱きつきがいがありますね♪」
「そ、そうか……」
俺の腕を挟んでいる和のものもかなり大きい
あの幼馴染みとは大違いだ
「よし、着いたぞ」
「すいません、わざわざ送っていただいて……」
「こんな暗い道を和で一人で帰らせる方が気が気じゃないからな」
「秋の日は釣瓶落としともいいますしね」
「ああ、そうだな」
「女心と秋の空というのもありますよ?」
「そ、そうだな……」
「では、また来週」
「ああ、合宿頑張ってこいよ」
「須賀くんも頑張ってくださいね?」
「ああ、おまかせあれ」
「ふふ、おやすみなさい」
「ああ、おやすみ」
そういって俺に1回抱きついて家に入っていく
さて、俺も家に帰って明日の準備をしなくちゃな
「こんにちは」
「お、集合時間前に来るなんて感心だねい」
「あれ?咏さんだけですか?」
「私じゃ不満だってのか?」
「そんなことはないですよ」
「ま、嘘じゃないみたいだし許してやろうかねい」
長野から始発の新幹線に乗って集合場所に向かう
駅は半年後に開業が迫った新幹線が話題になっていた
そこにはいつも通り着物を着ている咏さんがすでに来ていた
「目の下のクマがすごいことになってるけどまさか眠れなかったのかい?」
「ええ、咏さんと一緒です」
同じく目の下にクマを蓄えた咏さんをからかう
「……わっかんねー」
そういって扇子で顔を隠す
普段の飄々とした姿とは違ってこれはこれでアリだな!
「新幹線の時間も近いからそろそろ行こうか☆」
後から合流した4人も含めて移動開始だ
全員15分前には揃っているあたりさすがだろう
何よりも驚いたのは荷物の多さだ
ボストンバッグ1つで済む俺とは違いみんなスーツケースを引いている
「何が入っているんですか?」
「女の子には秘密があるんだぞ☆」
「そ、そうですか……」
他の人も頷いている
どうやら色々といるものがあるらしい
「あ、新幹線が来たみたいだよ」
「遅れるのはバッドですからね?」
「当然!」
「ええ、そうですね」
そういって始発の新幹線に乗り込んだ
「俺たちの席は……」
「ちょっと待って☆」
「はい?」
「この封筒を一枚引いて欲しいな☆」
そういって封筒を差し出す
「じゃあ……これで……」
他のみんなも引いている
「封筒を開けて入っていた切符が座る席だよ☆」
なるほど……
ちょうど席を反転させれば6人が一緒に座れるのだ
「俺の席は……」
厳正な?抽選の結果席はこんな風になった
理沙 健夜 咏
はやり 俺 良子
居心地のいいようなそうでないような……
「よろしくね、京太郎くん☆」
「よろしくです」
「え、ええ……」
楽しい旅になりそうだな!
「そういえば閣卯温泉ってどんなところなんですか?」
「何回か行ったことはあるけどすごく気持ちいいよ☆」
「屋台なんかも出てていい感じですね」
「いい感じにひなびてるしねい」
「平穏!」
「日頃の骨休めにはグッドですね」
「なるほど……」
どうやら俺以外は行ったことがあるらしい
「ま、着いてからのお楽しみだね☆」
「ええ、そうしますね」
はやりさんたちみたいな美人と旅行できるのだ
楽しくないわけないじゃないか
さすがに一人部屋になるのは寂しいけどな……
「そんなことよりトランプしようぜ」
「ええ、いいですね」
「じゃあせっかくだからこのトランプを使おうかねい」
「プロ雀士トランプ?」
「オリジナル!」
「この人数だしババ抜きでいいかねい」
「グッドですね」
「じゃあジョーカーを……」
咏さんの手が止まる
「どうかしたの、咏ちゃん☆」
「な、なんでもないです!」
慌てた手から1枚のカードが溢れる
「……あ」
キャッチしたジョーカーには健夜さんの描かれていた
「どういう意味さ!」
立ち上がった健夜さんが頭をぶつけた
「だ、大丈夫ですか……?」
「うん……」
そうは言っているが目には涙が浮かんでいる
相当痛かったのだろう
「い、痛いの痛いの飛んでけー」
はやりさんが必死に頭を撫でている
「ありがとう……」
その光景はとてもトッププロには見えない
幼い顔立ちもそれに拍車をかけている
「ところで……なんで私がジョーカーなの……?」
「ジョーカーみたいに強いからじゃね、知らんけど」
「切り札!」
「そ、そうですよ!」
「そっか……そうだね!」
そういって笑っている
泣いたカラスがもう笑っている
濡羽烏の髪もあいまってぴったりだな……
「そういえば最下位には罰ゲームがあるからねい♪」
早々に一抜けを決めた咏さんがケラケラと笑いながらいう
自分に火の粉が降りかからないと知っているのだから呑気なものだ
「上がり!」
「私もです」
「私もだよ☆」
それを聞いて本気を出したのか早々に上がりを決める
残るのは俺と健夜さんだけだ
先ほどまで俺が持っていたジョーカーは抜き取られ健夜さんの手元にある
2分の1の確率を引き当てれば俺の勝ちだ
「あ、ちなみに伏せるのは禁止だからね☆」
「最後までしっかりお互いの表情や癖を見てほしいねい」
「駆け引き!」
「えと……頑張ってください」
心底楽しそうに笑う3人とオロオロしている良子さん
こちらとしては気が気ではない
とはいえ当たりをちゃんと引かないと……
手にはハートのクイーンに描かれたはやりさんがいる
むう……
「そ、そんなに見つめられたら恥ずかしいんだけど……」
そういって健夜さんは顔を赤らめている
「よし、こっちにします!」
「じゃあすこやんが罰ゲームだねい」
俺が引いてきたカードには愉快そうに笑う咏さんがバッチリ描かれていた
罰ゲームの内容が思い浮かばないのでちょっと休憩します
さすがに公序良俗に反するような行為はNGですしね
恥ずかしかった話とかでもいいんですかねー
なにかアイディアがあればいただけると嬉しいです
すこやんは一日ネコミミでもつけてればいいさ
きっと可愛い……かもしれない
きっと可愛い……かもしれない
再開します
「せっかくだからこれをつけてもらおうかねい」
おもむろに手元の鞄から咏さんがあるものを取り出す
「これって……」
「ネコミミ!」
「せっかくだから今日一日それをつけて語尾にかわいく『ニャ』をつけるのが罰ゲームってことで」
そういってなかば強引に健夜さんの頭に乗せる
「は、恥ずかしい……ニャ……」
そうは言いつつしっかりと語尾に『ニャ』をつけるのはさすがだ
「健夜ちゃん、すっごくかわいいよ!」
「ベリーキュートですね」
「そ、そうか……ニャ……?」
「完璧!」
「さて、そろそろ降りる準備しなきゃね、すこにゃん」
「す、すこにゃん……?」
「今日一日健夜さんはすこにゃんだからねい♪」
「早くしないと降りられなくなっちゃうぞ、すこにゃん♪」
「わ、わかった……にゃ……」
口ではそう言いつつもしっかり受け入れいてる
すっげぇかわいい
「ねえ、さっきからジロジロ見られてるような気が……」
「……気のせいだよ☆」
俺たちは新幹線から在来線に乗り換え、そして最後の乗り換えでロープウェイに乗り換えた
日が昇る前には家を出たはずなのに目的地に到着した時にはすっかり日が暮れていた
「ここだよ☆」
「おお……」
たしかにひなびてはいる
しかし年季が入って風情を感じるくらいだ
「遠いところようこそおいでくださいました」
「お世話になります☆」
そういって頭を下げる
出てきた女将さんは妙齢の美人さんだ
ドラマに出てきても違和感はなさそうだ
「ではこちらにどうぞ」
そういって案内されたロビーは決して広いとは言えないが温かみのあるところだ
「簡素はどうかニャ?」
すこにゃんが尋ねる
「ええ、いいですね」
「ま、穴場中の穴場だからねい」
「秘湯!」
「なるほど……」
「玄関の前にたむろしているのもよくないですしチェックインしませんか?」
「ええ、そうですね」
「6名でご予約の須賀様ですね」
「ええ、そうです」
俺が当てた旅行券だしな
「ではみなさん、こちらにご記入ください」
そういって一人一人宿泊カードを記入していく
こんな経験がほとんどなかった俺にはかなり新鮮だ
「……あの」
「はい?」
「こちらの手違いで2部屋なのですが……」
「ええ」
「3人部屋を2部屋用意してしまいました……」
「……え?」
「はやりは気にしないよ☆」
「私もだニャ」
「私も」
「同感!」
「私もです」
「すいません……」
俺が知らない間に部屋が決まってしまった
部屋割りはじゃんけんの結果……
「よろしくお願いしますね、咏さん、理沙さん」
「よろしくねい」
「よろしく!」
こうなった
嬉しいようなそうでないような……
「なんか不満でもあるのかよ」
「ないです」
こんな美人さんと一緒の部屋に泊まれるなんて嬉しくないわけないよな!
「ほう……いい部屋だねい」
「ええ、そうですね」
通された部屋はいかにも旅館の部屋だ
「まさか部屋に備え付けの露天風呂まであるなんて……」
「極楽!」
「ま、さっさと浴衣に着替えて晩御飯に行こうかねい」
「ええ、そうですね」
寝るのは別だが食事はみんなで食べることにしているのだ
「私たちも着替えるけどこっち見るなよ?」
「……えっち」
「わ、わかりました……」
壁を見つめながら浴衣に着替える
服を脱ぐ時の音がやけに大きく聞こえる
振り返れば下着姿の咏さんや理沙さんが……
煩悩を振り払うように着替える
さすがにそれはまずいよな!
「よし、ご飯食べに行くぞ」
「食事!」
「え、ええ……」
「疲れてるみたいだけど大丈夫か?」
「……ええ」
どっと疲れたな……
「かんぱ~い」
全員で乾杯をする
といっても俺のはお猪口の酒ではなくてグラスのオレンジジュースだが
はやりさんたちの部屋に行くと全員浴衣に着替えていた
こうしてみると一気に温泉に来たという実感が湧いてくるから不思議なものだ
「それにしても豪華だね☆」
「ええ、そうですね」
山の中の旅館ということを存分にいかしていた
きのこの入った炊き込みご飯
イワナかヤマメの塩焼き
茶碗蒸しなどなどなど
天婦羅のつゆには大根おろしではなくもみじおろしがついているこだわりようだ
「ふふ、おいしいね」
「ええ」
「美味!」
「こんなにおいしいのははじめてだニャ」
「デリシャスですね」
おいしいごはんにおいしいお酒
ほろ酔い加減で朱の差した頬はやけに色っぽい
ゆかたも合わさりその魅力は言いようがない
「今日は疲れたからおやすみなさい☆」
「ええ、おやすみなさい」
さすがにこんなに移動したら疲れた
一刻も早く風呂に入って眠りたい
そう思い部屋に戻ってみるとすでに布団が敷いてあった
「一緒に寝るかい?」
いたずらっぽくいう
「……いいえ」
「残念」
からかっているのかわからないな……
「さて、さっさと風呂に入って寝ようかねい」
「賛成!」
「ええ、どうぞ」
「京太郎もさっさと行くぞ」
「混浴!」
「………………え?」
聞き間違い……だよな……?
それを否定するように二人は俺の両手を引っ張るのだった……
続く
次回予告
「ふふ、こんなに大きくしてるなんてねい」
「巨根!」
そう言いながら理沙さんが俺の上で腰を振る
締め付ける力がさらに強くなる
「ちょ、ちょっと!?」
「やかましいねい!」
怒ったように咏さんが俺の顔にのしかかる
毛の一本も生えていないそこは愛液でとんでもないことになる
「童貞のくせになかなかだねい」
「絶倫!」
そういって満足げに俺の出したものを垂らしている
「あんなに出したのにまだまだ元気だねい」
「おしおき!」
……大丈夫だろうか
という展開ではありませんが次回もお楽しみに!
以上です
次回は混浴編です
お風呂シーンなんてほとんど書いたことないので自身ナイナー
次回もなるべく早いうちに
おつきあいいただきありがとうございました
おやすみなさい
乙ー
まぁねえだろな
しかし、和はヒロインの資質が高すぎるなぁやっぱり
まぁねえだろな
しかし、和はヒロインの資質が高すぎるなぁやっぱり
こんばんは
今夜もちょこちょこ進めていきます
性的な描写を含みますので、苦手な方はあらかじめ『えっちぃの』をNG登録しておいてください
この注意を書くのも久しぶりですね!
でははじめますよーぅ
「ほら、さっさと脱げよ」
「脱衣!」
「え、ええ……」
広々と作られた更衣室も3人で入れば流石に狭い
ためらいなく浴衣を脱いでいく二人とは逆に俺はどうしても脱ぐ勇気が出せない
童貞の俺にはこんなシチュエーションで服を脱ぐのはかなりハードルが高い
「あの……お二人とも酔ってます……?」
二人の方を向かないように問いかける
一糸纏わぬだろう二人を直視なんてできようがない
「よってねーし」
「しらふ!」
「そ、そうですか……」
間延びしたような喋り方はとても信用ならない
「先にトイレにいってくるのでお先に入っててもらえますか?」
「いいけど……こなかったらわかってるよな?」
「折檻!」
「わ、わかりました……」
脱衣所から一旦出て行く
少しは時間が稼げるよな……
……ふぅ
脱衣所に戻ってみると薄い磨りガラスの向こうから二人の声が聞こえる
どうやら俺も腹をくくるしかなさそうだ
脱いだ浴衣を入れるかごに目をやると二人の脱いだ服が置いてある
扉の向こうの二人は何も身につけていない
つまり先ほどまで身につけていたものがあるのだ
当然浴衣だけではなく下着もあるわけで……
かたややけに布の少ない黒い下着
かたやシンプルな淡い水色の下着
二人がこちらに気づかないことを願いつつ手にとってみる
やっぱりあたたかいな……
先ほどお腹はいっぱいになったがこんなオカズがあれば……
「おーい、まだかい?」
「た、ただいま!」
突然の咏さんの声にはっと我に帰る
道を踏み外さなくてよかったな……
手早く浴衣を脱いでタオルで股間を覆い風呂場へと向かったのだった
「おお」
あまりにも本格的な露天風呂に思わず声が出てしまう
「そんなところに突っ立ってないでさっさと入れよ」
「え、ええ……」
手桶で体に掛け湯をして準備万端だ
足をつけてみるとちょっと熱いぐらいだが気持ちいい
「ちょい待ち」
「はい?」
「タオル!」
「す、すいません……」
たしかに湯船にタオルをつけるのはマナー違反だよな
俺のリー棒が見えないように必死で手で隠しながら入っていく
「どうだい?」
「ええ、すっごく気持ちいいです」
「秘湯!」
お湯のせいかお酒のせいか二人の顔はほんのり赤い
その顔とは対照的な真っ白な肌が水面に浮かんでいる
流れがあるせいではっきり見えないのがかえってエロいな……
「やっぱり温泉はいいねい」
「ええ、そうですね」
「命の洗濯!」
「まったくです」
二人と向かい合うように座る
いくら露天風呂とはいえそこまで広いわけでもない
とはいっても3人揃って足を伸ばしてもいいから十分ではあるが不十分だ
おかげで先ほどから目のやり場に困って仕方ない
「さて、そろそろ体を洗おうかねい」
そういって咏さんがおもむろに立ち上がる
「う、咏さん!?」
文字通り一糸纏わぬ姿はかなりくる
「お、もしかしてお姉さんの裸に欲情しちゃったのかい?」
「……いいえ」
凹凸に乏しいとはいえ白と淡いピンクのコントラストに惹かれてしまうのは事実だ
「じゃあせっかくだから体を洗ってもらおうかねい」
そういって悪魔のような微笑みを俺に向ける
「……はい」
戸惑っている理沙さんを尻目に俺はそう答えるしかできなかった
開けっぴろげな咏さんとは対照的に股間にしっかりタオルを巻いたのは俺のせめてもの抵抗だ
「じゃあ髪の毛から頼もうかねい」
「ええ、わかりました」
椅子に座って俺に頼む咏さん
咲の髪の毛ならよく洗ってやるけどそれ以外の人はあんまり経験ないな……
ましてや咏さんは咲とは違い髪の毛も長いしな
「えと……失礼しますね」
「ああ」
両手にたっぷり泡立てたシャンプーを咏さんの長い髪の毛に沿わせていく
女性の髪の毛は絹のようだと評されることもあるがたしかに納得だ
「で?お姉さんの髪の毛はどうかねい?」
「……いいです」
「ま、自慢の髪の毛だから大切に扱ってくれよ?」
「わ、わかりました……」
俄然プレッシャーがかかるな……
「シャワーで流すので目を閉じててくれますか?」
「あいよ」
咏さんが目を閉じたのを鏡ごしに確認する
その下にある慎ましやかなふくらみとさくらんぼ、さらにその下の割れ目が目に入らないように必死だ
ゆっくりとシャワーを流していくと髪の毛を泡混じりの水が伝っていく
その豊かな水流は背中をそしてその下の慎ましい割れ目へと伝っていく
次第に泡がなくなったおかげではっきりと全容が明らかになる
……エロいな
「もういいかい?」
「え、ええ!」
「ついでに背中もお願いできるかい?」
「かしこまりました」
「せっかくだから素肌を傷つけないよに手で頼むよ」
「……え?」
また俺のときが止まった
すいません
眠気が限界なのでここまでにさせてください
おやすみなさい
こんばんは
今夜もゆっくり始めていきます
理想としては混浴編は終わらせたいですね
性的な描写を含みますので、苦手な方はあらかじめ『えっちぃの』をNG登録しておいてください
「失礼しますね」
「おう」
両手に石鹸を泡立てながら緊張をほぐそうとしたがダメだった
現に今でも自分でもわかるくらい手が震えている
咲に借りた本にあったが人の体を洗うのを生業にしている三助という人がいるらしい
もしそれをこなしているとしたら相当な精神力だろう
まずは……
咏さんの真っ白な背中を両手で撫でていく
「お、いいねい」
「ありがとうございます」
「その調子で頼むよ」
「はい」
咏さんの背中を流すのを理沙さんもつぶさに観察している
ただでさえ緊張しているのにそれに拍車がかかる
「お尻とかも洗ってみたいかい?」
「え”!?」
「なーんてね」
心臓に悪いですよ……
「はい、終わりましたよ」
「おう、ありがとうな」
そういって振り向いてにっこりと笑う
「お、もしかしてお姉さんに惚れちゃったかい?」
「……いいえ」
どきりとしたのは事実だがな
「ま、そういうことにしておこうかねい」
「はい……」
「で、理沙さんはどうする?」
「「え?」」
二人の声が重なる
「せっかくならお願いしたらどうだい?」
「う、うん……」
迷ってるみたいだ
俺としては洗ってあげたくもあるし断りたくもある
「お願い……します!」
「はい」
顔を真っ赤にしながらお願いされたら誰だって断れないじゃないか……
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