元スレ灼「個人戦は見学して行くから……」
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★★×5
1 :
灼「ま、東京で遊ぶにしてもほどほどによろしく」
晴絵「信用してるけど、問題起こさないようにね」
「「「「はーい」」」」
前スレ:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1405084782/
SSWiki :http://ss.vip2ch.com/jmp/1412412627
2 = 1 :
咲SS
・阿知賀キャラ+他校キャラ
・短いのをちょこちょこ投下するスタイル
・のんびりゆっくり
・安価は出しませんが、リクは常時受け付け中。全て拾って書けたものから投下します
引き続きよろしくお願いします
3 :
あらたのあらたなあらたっ屁を思いっきり吸い込みたい
4 :
シロを見つけて世話をしていたら塞さんに出会って、部長同士のトークへ
リクエストってこんな感じ?
6 :
ヒッサとレジェンドの大人トークとか
7 :
立て乙
今リクのストックってどんな感じ?
8 = 1 :
>>4今まではキャラだけ挙げていただいてこちらで料理していました。まあ、あまりにも難解な状況設定でなければ対応できると思いますし、どうしても無理だったらぺっこりんします
>>7現在のストック状況は
玉子
姫子(+穏乃)
はやりん+すこやん
優希
靖子
になります。見落としはない…はずです
見落としていても全部拾うつもりではあるので再度言ってもらえれば問題ないかと
今日は用事ができてしまったので、明日以降前スレ埋めてからこちらで投下しようと思います
どうぞよろしくお願いします
9 :
咲とかいう新しい膝枕候補を見つける竜華さんでー
10 :
こんなリクエストもおk?
すこやんとこーこちゃんのふくすこラジオの後釜ユキちゃんとサキちゃんのさきゆきラジオがスタート
11 :
阿知賀×他キャラのスレでなんでそれ以外をリクエストしてんのかね
のよりんで
12 :
文字も読めない咲豚は死ぬべきだね
13 :
説明みてない人も悪いけど目の敵にされて可哀想だから、灼と咲
14 :
松実姉妹に咲ちゃんが加わる
15 :
チカちゃん好きなんで誓子で
16 :
なるかちゃんとユキちゃん
17 :
>>11
>>16はどう?
ユキ成香と阿知賀メンバーだと俺は思うが、だったら>>10もラジオのリスナーが阿知賀メンバーだってことにもなるよな?
咲見たくないのは分かるがちょっと当たりきついんじゃないか?
リクエストは憧とはやりんで
18 :
準決勝の大将四人組で
19 :
説明が足りなかったようで不要な混乱を招きましたね…失礼しました
ここは【阿知賀スレ】です
時間軸は基本的に【インターハイ団体戦終了後、個人戦開始前】を想定しています
リクに関しましては>>14のような形でしたら指定通りに玄+宥+咲で書きますし、>>15のようにキャラ名だけでしたらこちらがチカちゃんと阿知賀から一人、もしくは複数人選んで好き勝手書きます
今から前スレに埋めネタ投下してきます。少し余るはずですので投下後埋めていただければ幸いです
20 :
はやりんに和を紹介するレジェンドがみたいです。
21 :
サキをシズの代わりに甘やかすアコ
22 :
どんどんすごいファッションになっていく(白目)
男の人の意見ももらってみればいいんじゃないかな
23 :
(目を逸らすハギヨシと京太郎)
24 :
そこに現れる大沼プロ
25 :
志崎綾とはやりんの組み合わせをリクエスト
26 :
レジェすこが名前で呼び合うエピソードとかあれば
壁ドンあればなおよし
27 :
咲さんの強さに憧れて舎弟になる穏乃
28 :
昨晩は前スレの埋め立てありがとうございました
新スレ投下0のままなのもアレなので、前スレ>>1000から、短いですが一本投下します
29 = 1 :
穏乃「やっぱり……薄墨さんと国広さんの服って素敵ですよね!」
一「もう……急にどうしたの? 褒めても鳩とかトランプしか出ないよ?」
初美「うわっ!? い、今どこから鳩出したんですかー? 一はすごいですねー……マジシャンでご飯食べていけるんじゃないですかー?」
一「まあ一時期そういう手伝いみたいなこともしてたけど……それで、本題は?」
穏乃「その……ちょっと、お二人の服、着てみたいなって……ダメですか?」
初美「……実は、私も一やちゃんや穏乃ちゃんの服には興味があったんですよねー」
一「実はボクも……その、一回交換してみようか? ボクたちなら体型も近いしいけるよね?」
穏乃「本当ですか!? やったぁ!」
――――――
穏乃「巫女服!」
一「似合ってるよ、高鴨さん!」
初美「着心地はどうですかー?」
穏乃「最高です! ……憧の家が神社で、前にお手伝いに行ったときに巫女服着たことがあるんですけど……やっぱり薄墨さんのものが一番ですね! 悪く言うわけじゃないですけど、憧のとこのは……なんというか、普通で」
一「巴さんみたいにキチッとしてるのも凛としていいと思うけど、やっぱり薄墨さんみたいな着こなしがオシャレの最先端だよね」
初美「うちはド田舎の更に山奥でオシャレとかみんな疎いんですよー……二人に出会えただけでも東京に出てきた甲斐がありましたねー」
穏乃「国広さんはどうですか? 私のジャージ」
一「うん、すごくいいよ! ジャージだけで山に登るなんて危ないと思ってたけど、これなら行けるんじゃないかって気がしてくるから不思議だね」
初美「実は形から入っちゃうタイプでしたかー? それでも穏乃ちゃんのジャージは機能性に優れてるし、素材もいいですからねー」
穏乃「かなりこだわってますよ! パジャマ用とか部屋着用で全部違いますし……今日はちょうどよそ行き用の一番オシャレなジャージだったのでよかったです!」
一「薄墨さんはどうですか?」
初美「最高の気分ですよー! 一ちゃんの服、とってもかわいいですからねー……この手枷、私がつけちゃってよかったんですかー? 大事なものなんじゃ……」
一「いいんです……二人は、透華と同じくらいボクにとって大切な友達だから……」
穏乃「国広さん……!」
初美「えへへ……照れちゃいますねー……でも、やっぱりこの手枷がファッションポイントですからねー」
穏乃「服自体はすっごくかわいいのに、この手枷の攻めに攻めてるところがアクセントになって! 国広さんが傑出したセンスの持ち主だってわかりますよね!」
一「えへへ……透華と出逢ってからかな、ボクのファッションがより完成に近づいたのは……」
初美「龍門渕さんともいい友人になれるかもしれませんねー!」
透華「くしゅん!」
智紀「風邪?」
純「なんか、ヤバい流れを感じる……」
30 = 1 :
――――――
初美「おぉ……すごいですよ穏乃ちゃんのジャージ! こんなに動きやすいんですねー!」
一「ボクもさっき着て気づいたんだけど、本当にいいやつだよね……機能性とかっこよさを兼ね備えたオシャレジャージだよ!」
穏乃「その、よかったら私がいいジャージ見繕ってお二人にプレゼントしますよ!」
初美「ええっ! いいんですかー!?」
一「本当に……!? すっごくうれしいよ!」
穏乃「任せてください! とびっきりオシャレなやつを……あ、お二人の環境を考えたら私が着てるやつよりフォーマルな方がいいんですかね?」
一「高鴨さんが選んでくれるなら心配は要らないと思うしお任せしちゃおうかな」
初美「お願いしますよー! 穏乃ちゃんはそういう細かいところにも気を遣えるのが素敵ですねー」
穏乃「……そ、その、ところで……私、どうですかね? 国広さんの……こういうかわいい服って、私あんまり着ないから似合わないんじゃないかって……」
一「バッチリ似合ってるよ? もっと自信を持ちなよ!」
初美「一ちゃんの言う通り! 手枷のアグレッシブなところはアクティブな穏乃ちゃんにむしろマッチしてますよー?」
一「うんうん、ボクも妬けちゃうぐらいに似合ってる!」
穏乃「そ、そうですか? ……えへへ、憧もこういう服のかわいさに気づいてくれればいいのになー」
一「新子さんすっごくかわいいのに……その、センスは結構普通の普通って感じなのがもったいないよね……」
初美「身近な友人に理解されないのは辛いですよねー……私も霞ちゃんたちに少しずつ布教していきましょうかねー」
一「ボクはすっかりメロメロだけどね……巫女服なんてはじめて着るけどこんなにいいものなんですね」
穏乃「っていうか、国広さん……ちょっとそれセクシーすぎますよ!」
初美「これはマズいですねー……一ちゃんは私より身長もありますし……肩のラインとかちょっと犯罪的ですよー」
穏乃「初美さんが着ててもかなりやばかったですけど……着なれてないところから来る気恥ずかしさが相まって……国広さん、かなりえっちいことになってますよ」
一「えぇ!? ちょ、ちょっと……そんなに言われたらボクもかなり恥ずかしくなってくるんだけど……」
コンコン
一「あれっ? お客さんかな? どうぞー」
ハギヨシ「国広さん、透華お嬢様が……!? ……あ、あー……おや、お客様がいらしてましたか」
初美「お邪魔してますよー」
穏乃「こんにちは!」
一「透華が? ……なにかお仕事ですか?」
ハギヨシ「い、いえ、少し時間ができたのでお茶でもどうかというお話で……」
一「その、薄墨さんや高鴨さんも一緒して大丈夫ですか?」
ハギヨシ「それは、はい……大丈夫です」
31 = 1 :
一「……萩原さん、どうかしましたか? なんだか様子が……」
初美「……もしかして、一ちゃんがセクシー過ぎて困っちゃってるんじゃないですかー?」
一「……えぇ!? そ、そんな、違いますよね!?」
ハギヨシ「……ええ、まあ、なんというか、目のやり場に困ってしまいますね……」
一「ふぇ!?」
穏乃「国広さんさすがです!」
初美「どうですかー? 普段と違う一ちゃんの巫女服姿は?」
ハギヨシ「はい……えー……く、国広さんほどの素敵な女性でしたらなにを着られても素敵ですよ」
一「も、もうっ! 萩原さんったら、からかわないでくださいよぉ!」
穏乃「きゃー!! 国広さん口説かれてますよ!」
初美「やーん!! 一ちゃんのえっちー!」
一「~~っ! ほ、ほら、透華のとこ行くよっ! お茶とかお菓子とか出すからっ!」
初美「そんなに照れなくてもいいんですよー?」
穏乃「それじゃあ、失礼しまーす!」
ハギヨシ「ええ、どうも……」
一「あ、こんにちはー」
穏乃「こんにちは!」
初美「こんにちはですよー」
京太郎「こん……っ!? に、ちはっ!」
京太郎「……は、ハギヨシさん……こ、こんにちは」
ハギヨシ「こんにちは……大丈夫ですか?」
京太郎「……あの人たち、心臓に悪いんですよ! 特に彼女もいない高校生男子には!」
ハギヨシ「……須賀くんとしては、どう思いますか? その……アレは」
京太郎「直視できませんね、いろんな意味で。 ……正直見たいんですけどガン見するのもアレですし……つーか、あんなにいろいろ見えそうなのにまるで見えないのはどういうことなんですかね!?」
ハギヨシ「それは私に言われましても……」
京太郎「……そういうハギヨシさんこそ、どう思ってるんです? 男ならなんとも思わないってことはないでしょう!?」
ハギヨシ「ええ、まあ……それはいろいろと思うところはありますが……その、女性に服について聞かれるじゃないですか?」
京太郎「……はい」
ハギヨシ「普通、褒めますよね?」
京太郎「……そうですね。 彼女いないし、女の子の服とかよくわかりませんけど……褒めなきゃいけないことぐらいはわかりますよ」
32 = 1 :
ハギヨシ「なんとか誤魔化しましたが……褒め方がわからない衣服というのは、はじめてでしたね」
カン!
33 :
おお来てたか、乙ですよ
流石ハギヨシさんだわ
34 :
恥ずかしいという単語が出たことで改善の兆しが見えた気がしたがそんなことはなかったぜ!
35 = 1 :
ハギヨシさんですらどうすればいいのかわからない模様
大沼プロはさすがに脈絡なさ過ぎて無理でした。なんか混ざっててもそれはそれで違和感ないですけど
はやりん多いのはシノハユ効果もあるんですかね?次回以降二回続けてはやりん関係消化しようと思います
>>26すこやんで壁ドンって
すこやん「こーこちゃんうるさいよ!」ドン!
的なもともとの方の意味の用法が先に出てきて困る
37 :
おつおつ
大沼プロは冗談だから気にしなくてええで
リクエストまだおkなら、あらたそとさきたそがはやりんの番組でお洒落改造を受けるで
38 = 22 :
さすが執事
すこやんは蝉ドンの方が似合いそうな
39 :
麻雀中のすこやんは覇王色の覇気で相手をドンッ‼︎するけどね
リクは久保コーチ
40 = 23 :
純君もファッションセンスは少しズレてると思う
何あのポルナレフみたいな服
41 :
そうやってネタにされてる分にはね
なお全中チャンプは……
42 :
乙です
前スレ>>1000のネタ拾いありがとうございます
それぞれのファッション?の良さ?を確認しあった事により、それを憧に知って貰おうと、憧れに着せようと(着せたり)するのだろうか…
新子憧の明日はどっちだ!?
43 :
>>40友人が「なんでイケメンはギガンテスみたいな服着てんの?」って言ったときはお茶吹いた
なんかマウスパッド出るらしいですね…買ったことないしあまり興味もないんですけど、姫様/霞さん/宥ねえ/あこちゃーだとか
……あこちゃーのはマウスパッドっていうかPADですね!アニメで過剰に盛られた子たちはだいたい普通サイズで考えてるんですけどみなさんはどう思われてるんでしょうか?
投下します。はやりんでー
44 = 1 :
正直、アレはないって思ってたけど……
テレビで見るのと、本人に会うのとで全然印象が変わった
45 = 1 :
晴絵「あーこー? 今暇?」
憧「んー? 面倒な用事?」
晴絵「もうちょいでお客さん来るんだけどさ、ちょっと出なきゃいけなくなっちゃって……お迎えしといてくんない?」
憧「えー? めんどいからパスで」
晴絵「いやほんと、下から部屋に通しておいてくれるだけでいいからさ! ジュース代くらいやるから頼むよ!」
憧「んー……誰が来んの? 私も知ってる人?」
晴絵「あ、そこは大丈夫! 絶対知ってるから!」
憧「はぁ……仕方ないなぁ」
晴絵「さんきゅ! あっちには伝えとくからよろしく!」
憧「はいはい……って100円ぽっち? もうちょっと弾んでよ!」
晴絵「大丈夫大丈夫! 十分お釣りはくるから!」
憧「はぁ!? ……ったくもう……つーか誰が来るのかぐらい言っときなさいよ……」
昔っからハルエはそそっかしい
吉野に戻ってきて、私たちの監督になって……そういうところは結構収まったのかと思っていたけど、ふとしたときにこうして現れる
ハルエはお姉ちゃんと10年以上の付き合いになるのだから、私ともそれぐらいの付き合いになるわけで……少しは落ち着いたらいいのにね
……っていうか、昔みたいな感覚でおこづかい貰っちゃったけど教師と生徒でそういうのはいいのかな?
うん……まぁ、100円ぽっちだしどうでもいいか
憧「あー……とりあえず、下で待ってればいいのかな?」
誰が来るのかは知らないけど……まぁ、知り合いらしいし顔を見ればわかるだろう
46 = 1 :
憧「……で、いつ来るんだろ」
結構すぐ来るみたいな話だったけど、どれくらい待てばいいんだろうか
というか、ハルエはすぐ戻ってくるのだろうか
ハルエに用事で来るなんて、どこの誰だろう?
……大会中、しょっちゅう会ってたみたいだし熊倉さんとか?
勧誘を断ったのは知ってるけど……ハルエはプロになるって明言してるし、可能性はあるよね?
後は……この前千里山と練習試合した時に、愛宕監督からも勧誘されてたみたいだけど……個人戦残ってるし、生徒を放置して……ってのはないか
いや、単純に友達が訪ねてくる場合も……いや、ハルエに東京の友達とかいないか
……あ、み、三尋木プロ、とか?
この間来てた時の……あ、あれは、誤解、だったって主張してるけど……もしかしたら……
「あのー」
いやいや、女同士だし……さすがに……いやでもハルエに彼氏いたとか聞いたことないし……
「新子憧ちゃんだよね?」
じ、実はやっぱりそういう趣味だったとか……いや、いつになっても彼氏できないからやけになって……
「すみませーん」
そ、それで……き、禁断の関係になってしまった可能性がなきにしもあらずかもしれなくもない可能性が……
「憧ちゃん?」
憧「ふきゅ!?」
「ごめんね? 驚かせちゃったかな?」
憧「え、あ! いえ、すみません! ちょっと考え事を……ハルエ、じゃなくって、赤土先生のお客様って……」
「うん、憧ちゃんが待ってるから部屋にあがってて、って言われてるんだけど……」
憧「あ、それじゃあ案内しますね」
「ありがとう」
あー、急に話しかけられたから驚いちゃった
っていうか、全然知り合いじゃないじゃない! 私の知り合いにはこんなアニメみたいな声で喋る胸のでかい美人の知り合いは……
憧「って! ちょ、は、はや」
はやり「しっ! お忍びだから、大声出しちゃダメだぞ☆」
47 = 1 :
――――――
憧「ど、どうぞ」
はやり「お邪魔しまーす」
な、なんではやりんが!? いや、はやりんっていうか瑞原プロっていうべき!? ハルエ、友達ってガチだったんだ……正直ちょっと話盛ってると思ってた
憧「……あ、あの、ハルエとは……どこで?」
はやり「んー? 赤土さんとは10年前のインターハイで知り合って……それからもたまーに連絡とってたんだ☆」
憧「そ、そうなんですか……」
10年前のインターハイ……いまだに鮮明に覚えている
ハルエは30年連続で県大会を制していた晩成高校を破ったヒーローで、チームメイトのお姉ちゃんは私の自慢で憧れでもあった
お姉ちゃんが東京に行く時には一緒に行くって駄々こねたっけ
2回戦までは悠々と突破して……準決勝、ハルエが……野依プロと、はやりんと、小鍛治プロの3人と卓を囲んで……まぁ、ボロボロにされちゃったんだよね
お姉ちゃんや他の人たちも頑張ったけど、結局取り返しきれずにそこで敗退……思い出して楽しい話でもないし、これはもういいだろう
はやりん……瑞原プロは朝酌女子の先鋒で、現在も売りにしている素早い手作りと堅実な守備は当時からレベルが高くて……テレビで見てる分にはすごく嫌な敵だったからよく覚えてる
……っていうか、私はどうすればいいんだ
そりゃ、アイドルであり、麻雀のトッププロでもある瑞原はやりだ……当然知ってるけど別に知り合いとかじゃないし結構気まずいんだけど……
会話の中で星飛ばされるこっちの身にもなってほしい……正直キツいって
はやり「憧ちゃんは……」
憧「はい!?」
はやり「新子望さんの妹さんなんだよね?」
憧「あ、はい! そうです!」
48 = 1 :
憧「……その、お姉ちゃんとも?」
お姉ちゃんからは特にはやりんがどう、とかって話は聞いたことないけど……
はやり「あ、違うの……阿知賀の人とは赤土さんとしか連絡は取ってなかったから……まあ、それも頻繁ではなかったけど」
はやり「……大会の対局を見てて、懐かしいなって思って……たぶん、赤土さんと、新子さん……望さんから麻雀のお勉強したんだよね?」
憧「は、はい……そうですけど」
はやり「やっぱり! 阿知賀の子はみんなそれぞれ赤土さんの打ち方の面影があるなーって思ってたんだけど……憧ちゃんは打ち回しとか、どちらかというとお姉さんに似てるなって!」
憧「……お姉ちゃんとは直接打ってないですよね?」
はやり「それはそうだけど……やっぱり仲間と打つ選手だしちゃんとチェックぐらいしてたよ? 憧ちゃんもそうでしょ?」
憧「それは、まあ……」
……それにしても10年前でしょ? その間プロとして対局も相当こなしてるはずだし、アイドルとしての活動もしてるはずだ
……なんか、正直ふざけてる……いや、ふざけてるんじゃなくてそういうキャラ付けか
なんにしても、瑞原はやり……結構すごい人?
いや、そりゃあトッププロだしすごいに決まってるんだけど……二足のわらじとか、ちょっと気に食わないというか……キャラ付けもちょっと苦手だし……
憧「…………」
はやり「……?」
あー……なんか腹立ってきた
麻雀強い上に美人とか……胸もでかいし、10年前のデータ入ってるところ見ると当然頭の方も良さそうだし……胸もでかいし!
つーかテレビで見るより全然かわいいな!? アイタタタって思ってたけどこれなら許されるんじゃないの!? というか許されてるから人気なのか!?
っていうか! ほんっとに! ハルエはハルエでちゃんと瑞原はやりが来るって言っときなさいよ! 心の準備できてないし、気の利いた話とか特に浮かばないんですけど!
49 = 1 :
はやり「そういえば、お姉さんは元気? 今も麻雀打ったりしてるの?」
憧「えっ、と……お姉ちゃんは……実家が神社なので、そっちのお手伝いをしてます。 麻雀は……最近はあんまり」
はやり「そっかぁ……とってもいい雀士だったのに残念だね……実家といえば、はやりの実家はケーキ屋さんなんだっ☆ 子供の頃は私もお手伝いして、いろいろお店にお菓子出したりもしてたんだけど……憧ちゃんも実家のお手伝いとかするの? 神社だとお祓いとかするのかな?」
憧「あ、いえ……そういう専門的なのはあまり……年末年始とかは巫女装束着たりして手伝いますけど、やることは普通のアルバイトと変わりませんね」
はやり「ああ、お祓いとか難しそうだもんねぇ」
実家がケーキ屋さんって……小さい女の子の将来なりたいものランキング上位総ナメって感じ? ケーキ屋さんでアイドルで……しかも麻雀トッププロ!ついでに美人で胸もでかい!
……正直羨ましいんですけど
っていうか小学生の頃からお菓子つくって店に出してたってスペック高すぎない? 天は二物を与えずって言うけど、普通の人間が与えられなかった分余計にもらってんじゃないの?
あ、どうでもいいけど昔はケーキ屋さんって毎日おなかいっぱいケーキ食べれるものだと思ってたけど実際どうなんだろ?
……でも、毎日食べれるって言われたらそれはそれで売れないケーキ屋みたいで嫌ね
はやり「……あ、松実さんのおうちが旅館なんだってね! はやりのお友だちにも実家が旅館の子がいてね? 地元に戻ったらそこの温泉とかお邪魔してるんだー」
憧「いいですよね、温泉!」
はやり「お風呂は命の洗濯って言うぐらいだしね☆……それに、お肌にもすっごくよくって……」
憧「それ! 気になってたんですけどはや……瑞原プロ、すっごいお肌綺麗ですよね!? 」
30手前とは思えないぐらい
憧「お手入れとか……」
はやり「呼びやすい方でいいよ? うーん、温泉効果もあるけどやっぱり普段からちゃんと……って、憧ちゃんはまだ16でしょ? そんなに気にしなくても平気だと思うよ?」
憧「いえ! ここは将来のためにも……瑞原プロみたいに綺麗なままでいたいですし!」
はやり「もう、照れちゃうなぁ……えっとね、はやりは……」
……ふむふむ、なるほど……とりあえずあとで松実館の温泉が効くかどうか玄か宥ねえに聞くとして……って懐柔されてる!?
くそぅ……でも瑞原プロいい人っぽい……いや、そういうキャラだからこういう感じなのかな?
ずっと笑顔だけど……その下の表情が全然読めない……
50 = 1 :
晴絵「ただいま!すみません、瑞原さんお待たせしました」
はやり「はるえちゃん、おかえりっ☆ この前ぶりだねっ!」
憧「ハルエ! ちょっとどこ行ってたのよ! 誰が来るかぐらい言っておいてよ!」
晴絵「あはは、驚いたろ?」
憧「当然でしょ! 瑞原はやりなんて大物が来るとは思わないわよ!」
はやり「私は憧ちゃんとお話しできてよかったな☆」
憧「あ、ありがとうございます……」
晴絵「時間、まだ大丈夫ですよね?」
はやり「今日はすこやちゃんがラジオの収録日って言ってたから、まだ余裕あると思うよ~」
晴絵「ですよね……それじゃあ……いつまでそこにつっ立ってんだ? 入っていいぞ和?」
憧「あ、和来てるの?」
晴絵「……ぐ、偶然そこで会ってな」
……ああ、和迎えに行ってたのか
はやりんのファンだったらしいし……にしても嘘つくならもう少しうまくやりなさいよ
和「あ、あのっ……こ、こんにちはっ! ははは、原村和れふっ!」
……ダメだこりゃ
こんなに緊張してる和はじめて見るなぁ……噛み噛みだし、顔真っ赤……麻雀打ってるときよりもすごいし
憧「……和、少し落ち着きなよ」
和「な、なな、何を言ってるんですか穏乃、わわわ私は冷静ですよ!」
晴絵「……それ、憧だぞ」
和「はわっ!?」
うん、ダメだこりゃ
みんなの評価 : ★★★×5
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