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    元スレシンジ「強くてニューゲーム」

    SS+覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★
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    701 = 683 :

    司令の振動率上昇中!分間400回を超えています!

    703 :

    今回の週は捨てて次の回でマリと共闘の予感?

    704 :

    震え声のゲンドウワロリン

    705 :

    つうかこの2人はあれか?文書に書いてあるから知ってるのか?考えようによってはループしてるようにも見えるが。

    706 :

    ループはシンジだけだにょ

    ゲンドウ冬月は死海文書で大まかな流れを知ってるだけ、原作基準(たぶん)

    707 :


    「…………………」



    「…………またこうなっちゃたよ、母さん」

    『………………………………………………………………』

    「……うん、僕も母さんに会いたかった」

    『………………』

    「…ふふっ、そうだね…ずっと一緒か、エヴァに乗っていれば」

    『……………』

    「それでもさ、やっぱり言いたいんだ」



    「会いたかった、お母さん…」

    708 = 74 :

    第拾話




    く、世界

    709 :


    ミサト「凍結?!初号機を!?」

    リツコ「…碇司令の決定よ」

    ミサト「シンジくんはどうするのよ、初号機に取り込まれたままなのよ!?」

    リツコ「……………わかっているわ」

    ミサト「なんとかしなさいよ!!あんたが作った物でしょ!?」

    リツコ「…………」

    710 :

    毎回覚醒しちゃってるのか

    711 :


    リツコ「……なんとか出来る可能性はあるわ」

    ミサト「なら!!」

    ゲンドウ「…駄目だ、初号機は現状のまま時期が来るまで凍結する」ツカツカ

    ミサト「…碇司令!!」

    リツコ「……司令、パイロット救出の可能性があるなら実施すべきです」

    ゲンドウ「決定事項だ、変更は無い」

    ミサト「………シンジくん…貴方の子供が大変な事になっているのですよ?それでもですか?」

    ゲンドウ「………変更は無い、何度も言わせるな」ツカツカ

    ミサト「………ッッ!!」ギリッ

    712 :

    (折角怖いのが封印状態になったんだし)

    って所か

    713 :

    …………

    「………だいたい3日ぐらいかな、経過したの」

    『…………』

    「うん、そろそろ行かないと」

    『…………』

    「……うん、最初の頃は出たいって思うだけで外へ出られたんだけどね、何度も繰り返す内に僕の力だけじゃ出られなくなっちゃった」

    『………………』

    「…謝らないで母さん、絶対に母さんのせいなんかじゃないから」

    『……………』

    「………きっと、この場所…母さんの中に馴染み過ぎたんだと思う…僕の魂が」

    714 :

    サルベージ不要か…

    715 :

    『…………』

    「大丈夫、手は打ってあるから」

    『…………』

    「MAGIに完全番サルベージ計画のデータ打ち込んどいたからリツコさんなら気付いてくれると思う」

    『…………』

    「…うん、だから向こうからアプローチがあるまではゆっくりしてるよ」

    716 :

    ………

    冬月「…良いのか、碇よ」

    ゲンドウ「問題ない」

    冬月「………何を考えておる」

    ゲンドウ「今の内にアダムを手に入れる、シンジが常に持ち歩いていた可能性は低い、無論エヴァの中へなど持っていくまい」

    冬月「…協力すると言ったのではなかったのか?約束を反古すれば委員会の老人共より厄介かもしれんぞ」

    ゲンドウ「だからこそだ、いつまでも子供に主導権を握らせておく訳にはいかん」

    冬月「…居ないと随分強気だな」

    ゲンドウ「…………」


    冬月「…そういえばユイ君が居た頃もそうだったな?二人で居る時のお前は随分とヘコヘコしていたぞ」

    ゲンドウ「…だまれ」

    717 :

    …病室

    カヲル「………っ…ぐ…」

    マリ「やっほ、目が覚めた?」

    カヲル「………ここは…」

    マリ「病院だよ」

    カヲル「………そうか、僕は使徒にやられて…」

    マリ「…キミだけじゃないけどね、ほら、わたしも包帯してるし」プラプラ

    カヲル「……他の…シンジくん達は?」

    マリ「……目に見える怪我ならキミが一番重症、私は見ての通り腕だけで済んだしファースト、レイにゃんも重症は重症だけどなんとか大丈夫」

    カヲル「……そっか、みんな無事なんだね…無事って事は使徒も倒せた」

    マリ「………まあね、使徒は倒せたよ、わんこ君が倒したから」

    カヲル「……わんこ?」

    マリ「犬っぽいじゃん?碇シンジくんって、撫でたら甘えてきそう♪」ニヤッ

    カヲル「……あ、はは…どうだろ…」

    マリ「…ま、そんな事出来ないかもしれないけどね、このままなら」

    カヲル「……………え?」

    718 = 74 :


    ………

    綾波「…………」

    初号機『……………』

    綾波「………碇くん、そこにいるの?」

    初号機『…………』

    綾波「…………」

    アスカ「……何してんのよあんた」

    綾波「…………何、って…どうして?」

    アスカ「…エヴァなんかに話し掛けたって意味ないって言ってんのよ」

    綾波「……そんなこと、ないわ」フルフル

    アスカ「………なんでそう思うわけ?」

    綾波「エヴァには心がある、碇くんの心も、今エヴァの中にある」

    アスカ「…………バカみたい、エヴァなんて兵器でしかないのに!!」

    綾波「違う、あなたもわかってるはず」

    アスカ「………………なら、聞くわ」

    綾波「…なに?」

    アスカ「……ママ…いや、シンジが言ってた母さんってなに?教えて」

    綾波「……お母さん?」

    アスカ「そうよ、知ってるでしょ、あんたなら何か!!」

    綾波「………知らない」

    アスカ「……なんでよ」

    綾波「……私、親なんて居ないから、知らない…ごめんなさい」

    アスカ「………親、居ないの?」

    綾波「居ない、だからどんなものか分からないの」

    アスカ「…………わかったわ、邪魔したわね」

    綾波「…大丈夫」

    アスカ「………ふん」スタスタ

    719 :

    …一ヶ月後

    「どういうことだよ」

    『……………』オロオロ

    「…母さんが慌てても仕方ないでしょ?ていうか慌ててるとまたゲージ破壊しちゃうよ、抑えてホント」

    『……………』シュン

    「母さんってわりとおっちょこちょいだよね、初号機のサイズでおっちょこちょいは凄い危険だけど」

    『…………///』テレッ

    「………えと、モニター起動っと、外の様子は…」
    ………

    「硬化ベークライト緊急注入!!なんとか動きを止めろぉぉぉぉ!!」

    「格納庫付近の人員は緊急避難!!隔壁閉鎖!!万が一に備えて地上の兵装ビルも緊急起動しておけ!!」

    「衛生兵!?衛生へぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇッッ!!」

    …………

    「…………………………」

    『…………………………』

    「…母さん」

    『……………』ショボン

    720 :

    「…………とりあえず、サルベージが一向に始まらない、そろそろ出ないと色々詰む」

    『……………』コクリ

    「…………仕方ない、あんまりやりたくなかったけど最終手段を取ろう」

    『……………?』

    「初号機に回線繋がってるよね、そこからMAGIにアクセスして強制的にサルベージプログラム起動させる」

    『…………』エッ

    「出来るんだなこれが、リツコさんすら知らないMAGIのマスターコードのパスワード知ってるからね」

    『…………』キョトン

    「…なんで今までやらなかったのかって?いや、このパスワード知ったら母さん、怒るから…」

    『………………』

    「………うん、まあ、言うけど暴れないでね?」

    721 = 714 :

    あっ…(察し)

    722 :

    アカンやつやでぇ...

    724 :

    「……GENDO.NAOCO.LOVELOVE(*≧∀≦*)」

    『』

    「…ちゃんと顔文字まで入力してね母さん」

    『……………』ペッ

    「………だからやりたくなかったのに…ああもう」

    725 :

    ああ……

    726 = 712 :

    痛々しいバアさんだな……

    728 :

    カスパーが裏切るんか

    729 :

    バアさんは用済み、はっきりわかんだね

    730 :

    エヴァ内部の母さんが本編随一の萌えキャラな件について

    731 :

    青葉「……ん…これは?」

    日向「どうした?」

    青葉「…ちょっと待て、何かおかしいぞ…」カタカタ

    ミサト「今度は何!?初号機の暴走で大変な時に!!」

    青葉「……ッッ!!緊急事態発生!!何者かにMAGIのコントロールを奪取されました!!」

    冬月「なに!?馬鹿な!!」

    日向「…っ!?こちらでも確認しました!!この司令室のアクセス権限がロストしています!!」

    リツコ「そんな!?あり得ないわ?!」

    マヤ「メルキオール、バルタザール、カスパー!!ほぼ同時に占拠されています!!うそ!?どうして?!」

    冬月「原因を調べろ!!外部からのハッキングが一瞬でMAGIを掌握するなど考えられん!!」

    青葉「は、はい!!」カタカタ

    日向「…が、外部からの侵入の痕跡ありません!!対ハッキング用の防御プログラムは正常に作動中!!」

    マヤ「……っ!!アクセスルート発見しました!!これは…初号機!?」

    ミサト「なっ!?」

    ゲンドウ「」ビクッ

    冬月「初号機だと?何故このような事が…」

    733 :

    ゲンドウwwwwwwこれもうマダオと呼んでいいレベルだわwwww

    734 = 712 :

    史上最強の夫婦喧嘩の開幕である

    735 :

    もうMAGIなくても目覚めるレベルだろ・・・

    736 :

    史上最『強』…?

    737 :

    これは世界破壊レベルの夫婦喧嘩になる予感、最強というより最凶

    738 :

    リツコ「初号機…まさかシンジくんが!?」

    ゲンドウ「手動で電源をカットしろ、急げ!!」

    ミサト「……司令!!せめてシンジくんがなにをしたいのか見極めてから!!」

    ゲンドウ「命令に従え…!!次は越権行為とみなすぞ葛城三佐…」ダンッ

    ミサト「…くっ…!!」ギリッ

    リツコ「…仕方ないわね」

    マヤ「は、はい…手動での電源カット、開始します」

    青葉「…よし、カウント頼む」チャキ

    日向「…いくぞ、3…2…1…!!」カチリ

    青葉「…!!」カチリ

    日向「………駄目です!!電源切れません!!」

    冬月「対応速度が尋常ではないな、MAGIとこちらの人員の挙動を知り尽くしている…」

    ゲンドウ「」カタカタカタ

    リツコ「…シンジくん…何をするつもり?」

    740 :

    何というマダオっぷりww

    741 = 74 :

    マヤ「初号機のアクセスルートを検索、これは…サルベージプログラム?」

    ミサト「…!!」

    リツコ「…まさか…痺れを切らして自ら!?」

    ゲンドウ「冬月」

    冬月「なんだ」

    ゲンドウ「後を頼む」スタスタ

    冬月「おい、取り押さえておけ」

    職員「…はい?」

    職員2「構わないのですか?」

    冬月「息子が父親に会いたがっているとして、お主達は父親が逃げようとしていたらどうする?」

    職員「………司令、申し訳ありません!!」グイッ

    職員2「会ってあげれはよいではないですか!!司令!!」

    ゲンドウ「ふぐっ!?冬月貴様!!」

    冬月「…ユイ君に嫌われるぞ碇」

    ゲンドウ「…………覚えておけ…!!」

    冬月「私も歳だからな、そうそう物を覚える事など出来んな」

    743 = 74 :

    マヤ「初号機からのアクセスによりサルベージプログラムが起動!!」

    日向「それ以外には特にいじられた形跡はありません、本当にそのプログラムを起動する事だけが目的のようです」

    青葉「…どうしますか?なんか問題起こそうとしてる訳じゃないみたいですが」

    ミサト「放置するわ、いや…シンジくんが心配な職員は初号機格納庫へ集合、おかえりなさいって言ってあげましょ!!」ニコッ

    リツコ「…司令、よろしいですね?」

    ゲンドウ「…………好きにしろ」

    冬月「貴様も行くのだ、おい…」クイッ

    職員「さあ、歩いて下さいお父さん」グイッ

    職員2「息子の生還なんて喜ぶべき事でしょうお父さん」グイッ

    ゲンドウ「…………」ズルズル

    744 :

    まるでダメなオッサン

    746 :

    この場合『まるでダメなお父さん』だな

    747 :

    ガチでマダオやん

    748 :

    さすがシンジのお父さんだな…



    関係ないけど、このシンジは童貞だけど経験者ってことか

    749 = 745 :

    まったくもって
    ダメダメネグレイトな
    お父さん

    750 :


    ………

    リツコ「………みんな行ったわね」カタカタ

    リツコ「……シンジくん、一体どうやってMAGIを掌握したの?」

    リツコ「…母さんなら分かるかしら?」クスッ

    ピッ

    リツコ「…なにかしら?」

    『離婚届け受理申請』

    リツコ「………初号機から…よね?」

    『審議』

    メルキオール『否決』

    バルタザール『否決』

    カスパー『承認』

    リツコ「…………」

    『慰謝料請求申請』

    メルキオール『条件付き可決』

    バルタザール『否決』

    カスパー『逆請求』

    リツコ「なにこれ」


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