元スレ女戦士「元・勇者を探す旅へ」
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
351 = 311 :
―――上空
ドラゴン「―――あそこだな」
魔法使い「うぅ……ちょっと、はやくない……?」
ドラゴン「角笛の効果で飛行速度が上がること、行ってなかったか?」
魔法使い「ああ……そうだったわね……」
ドラゴン「降りるぞ」
魔法使い「待って!!」ペシペシ
ドラゴン「頭を叩くな!!」
魔法使い「様子が変よ?」
ドラゴン「……多くの人間相手が争っているな」
魔法使い「あんな緊張状態で降りていったらまずいでしょ?」
ドラゴン「そうだな。よく止めてくれた」
魔法使い「とりあえず遠くに降りて、こっそり行きましょう」
ドラゴン「それがいいな。では、行くぞ」ゴォォ
魔法使い「ちょっと急降下はこわい!!」
352 = 311 :
―――城下町
青年「な……?!ドラゴちゃんはどこに消えたんですか?!」
エルフ「急降下していったみたいだけど……」
戦士「もしかして……撃たれた……?」
青年「それはまずい!!助けにいかなくては!!」
エルフ「まってまって!!ドラゴン様も心配だけど!!向こうにも助けなきゃいけない人がいるんだよ?!」
青年「ちっ……」
戦士「そんな……打つ手なしですか……?」
青年「こうなったら、僕が加勢に行ってきます。二人はドラゴちゃんのもとへ」
エルフ「それならボクが助けにいくよ。魔法も使えるし」
戦士「私も行きます。ここの兵士の戦い方なら熟知していますから」
青年「そんな危険なことを貴女たちには……」
竜娘「―――ここにいたか」バサッバサッ
戦士(女の子が飛んでる!?)
青年「ドラゴちゃん!!その姿で来てくれたんですか!?―――流石、できる側室は違いますね」
353 = 311 :
魔法使い「私もいるけど」
青年「これはこれは……。なるほどぉ、貴女の差し金ですねぇ?」
魔法使い「あんなに人がいるところにそのままの姿で降ろせないでしょ?」
青年「よし。現状は逼迫しています。急ぎましょう」
竜娘「何をすればいい?」
青年「二手に分かれます。僕と側室1号と3号、側室6号と10号で街の中心で暴れている酔っ払いを救出しに行きます」
魔法使い「酔っ払いって……」
エルフ「いこ」
魔法使い「はいはい」
竜娘「全く。後で説明を要求するぞ」
青年「分かっています」
戦士「あの側室10号って……」
青年「貴女のことですよぉ」
竜娘「今更だな」
戦士「な……そんな勝手に……」
354 = 311 :
賢者「俺とやりたいきゃぁ、全兵力を投入しろぉ!!」
兵士長「お前!!何をしているのかわかっているのか?!」
賢者「分かってるぜぇ?俺ぁ賢いからなぁ」
兵士長「呆れるばかりだ……。勇ましいことだな」
賢者「10年もくだまいてたんだ。俺だってなぁ―――」
ゴォォォ……
兵士「なんだ……?!この土ぼこりは……?!」
兵士「うわぁ!!視界が……!!」
兵士長「うろたえるな!!!」
賢者(なんだ、これぁ……?こんな魔法はつかってねえぞぉ……?)
青年「さ、こっちへ」
賢者「兄ちゃん……!!」
青年「彼女の翼で風を起こしています。さぁ、行きましょう」
賢者「どうしてきちまうんだよぉ……!!」
竜娘(早くしろ。こう数が多くては十分な目くらましにならないぞ)バサッバサッ
355 = 311 :
エルフ「こっち!!」
魔法使い「急いで!!」
青年「よし」
賢者「兄ちゃん……俺ぁ、うらむぜぇ……?」
青年「恨んでください。貴方の死に場所はここではないんです」
賢者「くっ……」
竜娘「次はどこに向けて土ぼこりを撒けばいい?」
戦士「義父さんのことだから、北側と南側から攻めてくるはず……」
竜娘「よし。南北にだな」バサッバサッ
戦士「凄い……」
兵士「くそ!!何も見えません!!」
兵士長「だめだ!!追跡はするな!!出入り口を固めろ!!」
青年「出入り口には兵が集まっているはずです。外壁を溶かしてください。そこから出ましょう」
魔法使い「りょーかい」ジジジッ
賢者(そうか。あの姉ちゃんなら音を出すことなく壁を破壊できるんだな……。隠密行動には向いてるなぁ……)
356 = 311 :
―――上空
ドラゴン「砂漠地帯に向かうが、いいんだな?」
青年「お願いします」
魔法使い「はぁ……。で、何があったの?」
エルフ「えっと……」
賢者「お嬢ちゃん……また、あったなぁ」
戦士「そうですね……」
賢者「どうして俺の気持ちを汲んでくれねえんだ。こんなリスキーなことまでしてよぉ。兄ちゃん、人助けやるならもっと広い目でものをみねえとな」
青年「目の前で死んでいく人なんて見たくない」
魔法使い「……」
エルフ「ふぅ……」
戦士「どうして……そこまで……?」
賢者「兄ちゃん……いつもギリギリで生きいて、たのしいかい?それはジジイになってからやりなぁ」
青年「行きましょう」
ドラゴン「分かった」
358 :
ようやく戦士が落ち始めたな
360 = 325 :
ただの飲んだくれとか思ってたら…カッコイイじゃねえの賢者
それにしても側室一号は僧侶じゃないんだな。意外
361 :
乙
戦士のこれからが楽しみだ
362 = 342 :
あれ、僧侶が2号だっけ、逆だったきが
363 :
魔法使いと僧侶が特異体質、賢者が魔物の呪いと人間サイドは何らかのデメリットがあった
戦士のデメリットは方向音痴と他の人と比べて割と軽い気がする
365 :
>>360
>>362
前作で、黄金の国に行く途中、野宿しているとき魔法使いに、
>勇者「そうですか。まだ側室の椅子は空っぽですから、いつでも声をかけてくださ
>い。貴女なら第一側室としていつでも迎えましょう」
と言っているから、この言葉を勇者が守っているってことかなぁ…。
366 :
黄金の国なんてあったっけ?
俺の見落とし?ここって実質3スレ目じゃないの?
367 = 361 :
>>366
黄金の国は1スレ目だったと思う
確かトロル倒して姫の国行ったあとだと
368 :
ずっと思ってたけど、普通は
?!
じゃなくて
!?
じゃないかな
369 :
マガジン的には前者であってる
370 :
!?
371 :
どっちでもいいよww
372 :
乙
やっぱ王女はあかんな
にしても姫の可愛さ異常やなw
373 :
>>369
確かにマガジンだと?が先だな
374 :
そうなんか、ワイが持ってるマガジンコミックだと
!? だったな。特攻の拓とか古くてすまんがw
375 = 325 :
マガジンは・・・じゃなく・・
376 :
なんだこのスレはw
ジャンプは!?こうかな?
377 :
関係ない話で無駄レスすんな
378 :
>>377
お前が一番関係ないわ
379 :
とキチガイが申しております
誰にでも因縁付けないと生きていけないなんて不便だね。
余計なこと書き込むなって言ってるだけなんだから黙ればいいのに
ほらお前の好きな無駄レスだぞーたたけー^^
380 :
ほっしゅ
381 :
保守で喧嘩すんな。
382 = 376 :
保守いらなげふんげふん
!?やろ
383 :
ゆっくり更新してくれりゃそれでいい
385 :
エルフ「ボクは反対だよ、そんなの。―――そんなことするなら、軽蔑する。ボクの好きな勇者じゃないもん」
エルフ「ボクの大好きな勇者なら、絶対に助けに行く」
エルフタンがやべえ
386 :
なんだこのスレに僧侶ファンはいないのか
自分は
1,僧侶
2,エルフ
3,決められない なんだが。
リビングは特別枠
387 :
>>386
Top3は僧侶・姫様・エルフ
で甲乙つけ難い俺がいる
388 :
黙ってろ
てめーらの好みなんか誰も興味無いよ
雑談なら他に行け
390 :
正直戦士がチョロインすぎる
数日間猥談と俺SUGEEE見せつけられただけなのに
391 :
姫様が好き
392 = 376 :
姫かな
393 :
じゃあ僕は魔法使いで!
394 :
ドラゴちゃんはデレるのか・・・?
395 :
ここは保守いらんし
感想とかは>>1も認めてるからイイけど
スレ埋まらないようにスレに関係ない話は自重するべき
自治がどうとか以前のマナーだろ
396 :
>>387
同士がいると嬉しいわ
397 :
>>395
>>385以下の流れはスレに関係ある話なんですが
流れをぶった切ってるのはあなたなんですが
魔法使いとエルフのツートップだコラァ!
398 :
可愛さでいえば僧侶が一番だけど、
魔王との闘いでのカッコよさと、完璧な秘書/メイド感のある
キラーマジンガの大ファン!
399 :
雑談きもいやつ湧き過ぎ!!
400 :
こんな板で何言ってんの
みんなの評価 : ★
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