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    元スレ女戦士「元・勇者を探す旅へ」

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    251 = 232 :

    ガイコツ「ほほぅ……なるほど、なるほど……」

    エルフ「違うから」

    戦士「……」

    青年「冗談はさておき。これからのことを話しましょうか」

    ガイコツ「冗談ですかぁ!?ひぇぇ!!だまされたぁ!!くぞぉ!!これだからニンゲンは信用できねえ!!!」

    青年「騙されるほうが悪いんだよぉ!!」

    戦士「こ、これからってなんですか?」

    青年「我々は貴方の国へいき、王女様と謁見。その後、砂漠地帯へと向かいます」

    エルフ「……なんか、ボクだけ働いてるような気がするんだけど」

    青年「何を仰いますか。キラちゃんのがんばりを見習ってください」

    エルフ「スタミナの概念がない子を引き合いに出されても……」

    戦士「我々って……あの……」

    エルフ「ボクも一緒。理由はよく分からないけど」

    戦士「そうですか……」

    エルフ「うん」

    252 = 232 :

    青年「―――ご馳走様でした」

    ガイコツ「ありがとぉー!!!」

    戦士「……」

    エルフ「あと何時間後ぐらいになるの?」

    青年「そうですね、2時間ほどではないでしょうか」

    エルフ「そっか」

    戦士「部屋に戻ります」

    青年「では、僕たちも愛の巣へ行きましょう」

    エルフ「どこにあるの、それ?」

    戦士「……それでは」

    青年「はい」

    エルフ「大丈夫かな……。色々、溜め込んでるみたいだけど」

    青年「大丈夫ですよ」

    エルフ「どうして?」

    青年「僕が選んだ女性にハズレはないですからね」キリッ

    253 = 232 :

    ―――港

    キャプテン「ダーリン!!!」ギュゥゥゥ

    青年「よしよし。可愛いやつめ」

    ゾンビ「うー、おにーちゃん、あぃしてるぅ」ギュゥゥ

    キャプテン「ぎゃぁ?!」

    ガイコツ「姉さん、船に乗せてくださいよ」

    キャプテン「やだやだ!!!やだよぉ!!」

    青年「いい加減慣れてあげてはどうですか?」

    キャプテン「そ、そんなの……できるわけ……ないだろぉ……」ガクガク

    ゾンビ「うー?」

    キャプテン「ひぇぇぇ!!ダーリン、守ってぇ……」

    青年「困りますね。将来、同じベッドで寝るかもしれないのに」

    キャプテン「それだけはやめておくれよぉ……」

    エルフ「相変わらず、アンデッドの魔物は駄目なんだ……」

    戦士「あれ……あの人は……?」

    254 = 232 :

    賢者「おーぅ。まってくれぇ」

    戦士「何をしていたんですか?」

    賢者「酒が無いと船旅は盛り上がらないだろぉ?」

    キャプテン「酒ならいっぱいあるのに」

    賢者「マイ酒もいるんだよぉ」

    キャプテン「そんなもんかい」

    戦士「さぁ、行きましょう。王女様も待っているはずですから」

    青年「そうですね」

    ゾンビ「うー!」

    ハーピー「魔王!!どこに行くつもりかえ?!」

    ゾンビ「えー?」

    ハーピー「全く……魔王は座していなければならぬと何度いえば……」ガシッ

    ゾンビ「あー!?」

    青年「またね……。すぐに会えるから……」

    ソンビ「あぅー!!おにぃちゃーん!!!」

    255 = 232 :

    ガイコツ「魔王ちゃーん!!まってくれー!!!」テテテッ

    キャプテン「はぁ……助かった……」

    戦士「彼らのことが苦手なんですか?」

    キャプテン「見た目、怖いだろ?」

    戦士「まぁ……」

    キャプテン「これでも好きになる努力はしてんだけどねぇ……。あの見た目がどうしても……ねえ……」

    戦士「努力?……何故ですか?」

    キャプテン「良い子なのは十分知ってるからね。悪い子じゃないんだよ」

    戦士「彼女らも人間を殺したのにですか?」

    キャプテン「昔の話は好きじゃないのさ」

    戦士(どうしてこの人たちは、そう簡単に割り切れてるの……。おかしいよ……)

    賢者「……」グビグビ

    青年「さぁ、出航です!!」

    エルフ「おー」

    キャプテン「錨をあげろぉ!!帆をはりなぁ!!!―――出航!!!」

    256 = 232 :

    ―――甲板

    戦士「……」

    エルフ「風が気持ちいいね」

    戦士「昨日のことは……謝ります」

    エルフ「いいって。歴史的に見ても、ボクたちに原因があるのは明白だから」

    戦士「でも、私はどうしても貴方達を好きになることはできません」

    エルフ「……」

    戦士「いくら貴方達に害がないと言っても……」

    エルフ「当然だよ」

    戦士「……」

    エルフ「戦争してたんだしね。家族を亡くしたのなら、尚更じゃないかな」

    戦士「……そのこと、誰から?」

    エルフ「君の相棒だけど?」

    戦士(話した覚えなんて……ないけど……)

    エルフ「……昨日の続きってわけじゃないけど、ボクもニンゲンは嫌いだよ。今でも」

    257 = 232 :

    戦士「え……」

    エルフ「大嫌い。というか、殆どの魔族は今でもニンゲンのことは嫌いだと思う」

    戦士(噛み付いた魔物もいたし……)

    エルフ「ボクの場合は、小さい頃から「ニンゲンは最低な生き物だ」って言われて育てられてきたからっていうのもあるけど」

    戦士「……私がこうして兵士になったのは、仇を討ちたかったからです」

    エルフ「……」

    戦士「家族を殺した魔王をこの手で……。そう思って、私は剣を握った……。だから……」

    エルフ「ニンゲンはボクたちの技術を貪欲に欲して、そして力に溺れた。その上、ニンゲンはエルフを商品にまでする。だから、ニンゲンは最低だ」

    戦士「そのような輩ばかりでは―――」

    エルフ「知ってる。向こうにいる奴がそれを教えてくれた」

    青年「あー、キャプテンの膝枕最高ですねー」スリスリ

    キャプテン「ふふ、そうかい?」

    勇者「いい匂いもしますし」クンクン

    キャプテン「ダーリンったら……もっと嗅いでくれていいんだよぉ?」

    エルフ「……今はなんか駄目な奴だけど、でもニンゲンが全部悪いんじゃないっていうのは3年前に知ったから。だから、こうしてここに居る」

    258 = 232 :

    >>257
    勇者「いい匂いもしますし」クンクン

    青年「いい匂いもしますし」クンクン

    259 = 232 :

    戦士「だから、憎むなと?」

    エルフ「憎んでいいよ。嫌いでもいい。でも、信頼はしてほしい」

    戦士「……」

    エルフ「難しいと思うけど。そうしてくれたら、ボクも嬉しいかな」

    戦士「私が貴女を信頼したら、何かあるのですか?」

    エルフ「ボクたちを信頼してくれる人が増えたら、エルフ族も隠れて過ごさなくていいからね」

    戦士「どうして?」

    エルフ「信頼してくれる相手を信頼しないわけにはいかないじゃん」

    戦士「……そうですね。努力してみます」

    エルフ「うんっ。それじゃあ、また後で」

    戦士「ええ……」

    青年「あ、貴方の膝枕も堪能したいのですが」

    エルフ「やだよ」

    青年「おねがいしますよぉ」

    戦士(憎んでいてもいい……嫌いでもいい……でも、信頼してほしい……。難しいな……)

    260 = 232 :

    ―――街 港

    キャプテン「ダーリン、あたしらは今から漁に出るけど、帰りはいつになるんだい?」

    青年「今のところ未定です。なので、迎えに来て欲しいときは連絡しますから」

    キャプテン「そうかい?わかったよ。気をつけてね」

    青年「はい」

    賢者「あー、久々だなぁ、おい。お嬢ちゃんと最初に寝た街じゃねえか」

    青年「貴様……我が側室に手をつけたと申すか……?」

    戦士「一緒の宿で寝ただけでしょう?!」

    エルフ「あれ?この街って……」

    青年「少し休憩にしましょう。僕は正妻探しに行ってきます」

    戦士「正妻をナンパする気ですか?」

    青年「なにか、問題でも?側室は既に揃ったので、あとは妻だけです」

    戦士「別に……。って、私もカウントしてますよね?!」

    青年「待っていて!!将来のお嫁さん!!!」

    賢者「おれぁ酒場にいってくらぁ」

    261 = 232 :

    戦士「もう……。男はどうして……」

    エルフ「ボクたちはどうする?」

    戦士「あ……」

    エルフ「買い物も別にする必要ないしね」

    戦士(気まずいなぁ……)

    エルフ「そうだ。傭兵登録所にいこ」

    戦士「どうしてですか?」

    エルフ「今、知り合いがそこで働いてるから」

    戦士「知り合い?」

    エルフ「こっちだよ」

    戦士「あ、ちょっと……」

    エルフ「どうかした?」

    戦士「人間のこと嫌いなんじゃ……」

    エルフ「嫌いだけど、貴女のことを嫌いになるかどうかはまだわかんないよ」

    戦士「そ、そうですか……」

    262 = 232 :

    ―――傭兵登録所

    エルフ「ここのはずだけど……」

    戦士「同じエルフなんですか?」

    エルフ「ううん。違うよ。すごく可愛い子。名前は色々あるけど、私はガーちゃんって呼んでる」

    戦士「が、がーちゃん?」

    エルフ「どこかな……?」

    青年「へぇ、そうなんですかぁ」

    戦士「え?」

    エルフ「あ」

    青年「それからどうしたんだ?ん?」

    「えーと……そんなこといわれてもぉ……」

    青年「しっかり、教えてくれ……もっといやらしく言うんだぞ……」

    「実はぁ……私ぃ……」モジモジ

    戦士「注意してきます」

    エルフ「あ、ちょっと待ってよ」

    263 = 232 :

    戦士「店員が困っているではないですか」

    青年「おや?」

    「いつぞやの。勇者とは会えたようですね」

    戦士「ええ。ありがとうございます」

    エルフ「ガーちゃん、久しぶり。3ヶ月ぶりかな?」

    「お久しぶりです。正確には最後に会話してから2ヶ月と25日が経過しています」

    戦士「え?この店員がガーちゃん……?」

    「はい。正式名称はキラーマジンガ。通称、キラちゃん、ラーちゃん、マーちゃん、ジーちゃん、ンちゃん、ガーちゃんです。お好きな名で呼称してくれてかまいません」

    戦士「えっと……」

    青年「簡単に言えば僕の娘です」

    「こちらが私のパパです」

    青年「娘ぇ!!」ギュッ

    「パパァ!!」ギュッ

    青年「ほらね」

    戦士「意味が……わかりません……。って、貴方、子持ちだったんですか!?」

    264 = 232 :

    青年「まぁ、そんなところですね」

    戦士「正妻がいるんじゃないですか……?」

    青年「キラちゃん、ありがとう。引き続き、お願いしますね」

    「了解しました」

    戦士「……全然、似ていませんが」

    青年「貴女の目は節穴ですか?」

    戦士「はい?だって、似ているところがどこも……」

    青年「ふっ。親子は見た目じゃないんですよ。どれだけ心で繋がっているかです!!な?!」

    「はい。その通りです。親子の真髄は以心伝心です」

    青年「おーい、あれだ、あれ、とってくれよ」

    「また?もう……はい、脱ぎたての下着」

    青年「よくわかってるじゃねえか」

    「3年も貴方の娘をしていますから」

    戦士「……あの」

    エルフ「気にしないで。ガーちゃんは素直だから、言われたことをそのまま実行するの」

    265 = 239 :

    やっぱりキラちゃんだったのか

    266 = 232 :

    戦士(素直っていうか……機械的な……)

    青年「では、そろそろ出発しましょうか」

    エルフ「ガーちゃん、メンテナンスは大丈夫?」

    「はい。問題はありません。それよりもマスターが最近、会ってくれないのが不安です。私は廃棄されていませんか?」

    エルフ「大丈夫、大丈夫。忙しいだけだから」

    「よかった」

    青年「あの人は酒場ですね?」

    戦士「ええ。そこしか行くところはないと思います」

    青年「よーし。迎えにいきましょうか」

    戦士「あの……一体、貴方がいくつのときに生まれたんですか?見た目は10歳前後っぽいですけど……」

    青年「キラちゃんはまだ3歳ですよ?もうすぐ4歳になりますけど」

    戦士「は……?」

    青年「また会いに来るからなぁ!!娘ぇ!!!」

    「まってる!!私、ずっとまってるからぁ!!パパぁ!!すきだよぉ!!!―――別れの投げキッス!!」チュッ

    戦士(もしかして勇者って……人間じゃないのかな……?)

    267 = 232 :

    ―――フィールド

    賢者「なにぃ?4歳になる側室があの街にいたのかよぉ!?みたかったぜぇ……」

    戦士「すごく大きいですよ?」

    賢者「へえ。巨体なのか」

    戦士「そういうんじゃないですけど」

    エルフ「で、何か新情報はあったの?」

    青年「胸が膨らまないことに違和感があるそうです。今度、増量してあげてください。少しだけでいいですよ?」

    エルフ「ほかには?」

    青年「なんでも、人攫いの組織の拠点が近くにあるそうです」

    エルフ「……人攫い……」

    戦士「ここの地域に吸血鬼のような魔物がいるんですか?それは放ってはおけません。王女様に報告しないと」

    青年「残念ですが、違います」

    戦士「え?」

    青年「今度は人間が人間を攫っているようですね。その目的は不明ですが」

    戦士「な……」

    268 = 232 :

    エルフ「売買目的じゃないの?」

    青年「キラちゃんもその筋を当たったそうですが、人間が裏で流通している事実はないそうです」

    賢者「えらくきなくせえなぁ」グビグビ

    戦士「待ってください。それは……」

    青年「吸血鬼のときとは違い、老若男女分け隔てなく攫われているようですね。隣国でも同じように行方不明者の数は増大しているようです」

    戦士「……」

    青年「人間も魔物と変わりません」

    戦士「そんなこと言わないでください。貴方は人間の代表なのに」

    青年「代表?」

    戦士「勇者でしょう」

    青年「そうでしたか?」

    エルフ「違うんじゃないかな」

    青年「らしいです」

    戦士「あの女の子が勇者って言っていたじゃないですか!!」

    青年「キラちゃんは僕を勇者と認めてくれています。何せ、愛娘ですからね。当然です。でも、こちらの側室3号室は僕のことを認めていません。悲しいことです」

    269 = 232 :

    賢者「もう部屋割りは決まってるのか」

    青年「はぁい」

    エルフ「部屋は広くしてくれないと嫌だから」

    戦士「何が言いたいんですか」

    青年「勇者なんてただの肩書きです。魔王もそうです。誰もが認めているわけではなかったでしょう?」

    戦士「それは……」

    青年「貴方が決めてください。僕は勇者か。それともただの爽やかな紳士か。それとも貴方だけの王子様か」

    賢者「ハハ……兄ちゃん、やっぱり諦めねえんだな」

    青年「側室10号室は、貴女しかいません。エロいし」

    戦士「エロいってなんですか!?」

    青年「見た感じですよ」

    戦士「はぁ?!」

    エルフ「でも、まぁ王女様にお願いできるならそうしよう。捜索も楽になるし」

    青年「ですね。では、陳情する際はお願いします」

    戦士「はい……」

    270 = 232 :

    青年「しかし、王女様も随分と美人なんですよね。これはもしかして、正妻候補になるやもしれません」

    エルフ「ふーん」

    青年「興味なしですか?」

    エルフ「うん」

    青年「そんなバカなぁぁぁ!!!おのれ!!エロフ!!!1年前、君が酒に酔って不覚をとったこと言いふらすぞ!!」

    エルフ「それ言ったら、絶交するけど」

    青年「嘘ですよぉ。僕がそんな軽薄が男に見えますか?」

    エルフ「別に見えないけど、一応釘は刺しておかないと」

    戦士「……」

    賢者「兄ちゃんはただの肩書きだってことを理解してるな」

    戦士「なんですか、いきなり」

    賢者「あいつはお嬢ちゃんが思い描いているような勇者じゃない。そんなのここ数日の行動をみてりゃあ、わかるだろ?」

    戦士「……」

    賢者「今はまだ受け入れるのが怖いんだな。恨んできたはずの悪者たちが、みんないい奴に見える。恨みだけで強くなったお嬢ちゃんにとっては、怒りの矛先が折れちまうんだから、そら怖いわな」

    戦士「……貴方は誰ですか?」

    271 = 239 :

    乙 がんばってくれい

    272 = 232 :

    賢者「賢い酔っ払いだぜぇ?」

    戦士「私のこと、どこで知ったんですか?義父さんから聞いたんですか?」

    賢者「それもある」

    戦士「それも?他にもあるんですか?」

    賢者「さぁ、どうだろうなぁ」

    戦士「……」

    賢者「分かってるだろぉ?俺がどうしてここまでお嬢ちゃんのことを知っているのか」

    戦士「ずっと疑問でした。何故、心で浮かべた問いに貴方が答えるのか……。そうですか、貴方は……」

    賢者「賢いだけじゃ、ねえんだぜぇ」

    青年「流石は『賢者』。全ての魔法に精通しているというのは伊達じゃないですね」

    賢者「まぁな」

    戦士「他人の心を読むのは、貴方の趣味ですか?」

    賢者「……そんな悪趣味はもってねえよ」

    戦士「なら、何故」

    賢者「年取ると、色々あるんだよ……色々なぁ……」

    273 = 232 :

    戦士「……」

    賢者「気持ち悪いっていうのはよくわかる。俺も自分でそう思うしなぁ」

    青年「待ってください」

    戦士「なんですか?」

    青年「これには訳が―――」

    賢者「おーぃ。兄ちゃん。余計なこというなぁ」

    青年「しかし」

    賢者「いいんだよぉ。どうせ、街に着けばお役御免だからなぁ」

    青年「いいのですか?」

    賢者「おう」

    エルフ「……」

    賢者「お、街が見えてきたな。そろそろ、俺ぁ失礼させてもらうぜぇ。兄ちゃん、お嬢ちゃんをよろしくなぁ」

    青年「……はい」

    戦士「……」

    賢者「あー、ケツが痒いぜぇ。早く帰って、酒をたらふくのむかぁ」

    274 :

    >青年「そんなバカなぁぁぁ!!!おのれ!!エロフ!!!1年前、君が酒に酔って不覚をとったこと言いふらすぞ!!」

    なんだか気になって気になって…もの凄く言いふらしてほしい
    ともかく乙

    275 = 239 :

    賢者いいキャラしてんな

    278 :

    賢者はカッコいいのにこの戦士ときたら…

    280 = 279 :

    ベッドに喜んではいってくる:そ、キャ、キ、ひ、バ
    断固拒否:ま、エ、ド
    あいしてるぅ:ゾ


    このバって誰?

    281 :

    >>280
    おそらくハーピィの間違い

    この喜んでベッドに入ってくる展開はtoラブる読んで脳内補完んんっしといた

    283 = 246 :

    1年前のエロフが気になりすぎて食事が喉を通らん

    284 = 239 :


    って姫か…と思い出すまでに時間がかかった

    285 :

    戦士は別におかしくないだろ
    人間的でいいじゃん

    286 = 277 :

    今まで生きてきた柱が崩れそうなんだから、柱を守りたいんだろ

    287 :

    >>285
    最低の方向な

    288 = 285 :

    戦士の境遇とか考えたら戦士の考えは理解できる、だからといって頑なになってるわけでもなくちゃんと苦悩もしてる
    こういうキャラの入る話は落としどころ難しいのに作者は上手く書いてるわ
    登場人物ならまだしも読者視点で偏った見方しかできない人間のほうが最低だわ

    289 = 238 :

    側室扱いされても何も言わない今のエルフなら誘われれば喜びはしないものの普通にベッドに入ってきそうな気がする

    290 :

    これって戦士の視点で見たら事実は何もわからんよね
    勇者は不真面目で真実を全て話さないし賢者は「俺はわかってるんだぜ教えないけど」状態だし
    まぁ事実を知ったからといってそれで過去のことは置いといて納得しろってほうが暴論だけど

    291 :

    勇者の側室
    人間系:そ、ま、ひ、キャ
    魔族系:ド、エ、キ、ハ、ゾ
    もし戦士も側室になったとしたら、5:5になって均等な感じ。

    292 :

    良いPTが組めるな。

    293 :

    まちどおしい

    294 = 232 :

    ―――城下町

    戦士「あの人が心を読んでいること、知っていたんですか?」

    青年「はい」

    戦士「そうですか……」

    青年「咎めないのですか。貴女に黙っていたこと」

    戦士「深い事情があったのでしょう?」

    青年「いえ。貴女に嫌われたくなかったかららしいですよ?」

    戦士「はい?」

    青年「心を読まれていると分かれば普通の人は怖がり、気持ち悪がるでしょう?」

    戦士「当然じゃないですか」

    青年「そうなったら、契約を即打ち切られる。そう判断したから話さなかったんですよ。契約を切られたらお酒が飲めなくなりますからね」

    戦士(私の性格を読み取っていたから、話さなかったわけか……)

    エルフ「でも、どうして心を読む魔法を使ってたの?スパイかなにかだったとか?」

    青年「呪いの影響だそうです。昔、魔物にかけられた呪いの所為で、周囲の心の声が聞こえてくるようになったと言っていました」

    エルフ「『賢者』でも解呪できない呪いか……」

    296 = 232 :

    青年「でも、心の声が聞けるって悪いことばかりではないように思うんですよね」

    エルフ「なんで?」

    青年「貴女のような人の心は覗いてみたいですからね」

    エルフ「ボクの心?」

    青年「きっと貴女のことだ。子供には聞かせられないほど淫猥な側室ライフを想像しているのでしょう?ああ、覗きたい。聞きたい。貴女の破廉恥な心の叫びを」

    エルフ「あっそ」

    戦士「でも、どうしてそのような残酷な呪いを受けたんですか?」

    青年「それだけ魔物の恨みを買ったんでしょうね」

    戦士「恨みを……?」

    青年「さあ、そろそろ行きましょうか。王女様も待っていますし」

    戦士「そ、そうですね。急ぎましょう」

    青年「僕のダッチワイフになってくれる王女様なら、いいなー」

    戦士「不敬ですよ!!」

    青年「おっとっと。申し訳ありません。気が早いですよね。僕ったらうっかり者なんだから」

    戦士「王女様の前でそんな発言だけは絶対にしないでくださいね……」

    297 = 232 :

    ―――城門

    戦士「私です。王女様の任を終えて戻ってきました」

    兵士「お疲れ様。兵士長も心配していたぞ」

    戦士「今から王女様に謁見できますか?」

    兵士「暫く待ってくれ。今、他国の姫君が来賓中でな」

    青年「姫君ですか?」

    兵士「近隣国との交友関係を重視している姫様のことです。戦争の無い世界の実現を掲げている姫君は知っているでしょう?」

    青年「なるほど……。側室7号か」

    エルフ「お姫様を側室っていうのやめたほうがいいんじゃないの?」

    青年「だって、姫様が側室でもいいと」

    戦士「お知り合いですか?」

    青年「以前、お話したでしょう?僕の側室には一国のお姫様もいると」

    戦士「ああ……そういえば……」

    エルフ「会ってく?」

    青年「いえ。向こうは公務中ですし、会っても無視されて終わりです。無視されるのは悲しいので、ここは姫様が帰るまで待ちましょう」

    298 = 232 :

    戦士「では、城内で待っていてください。良ければ案内もしますが」

    青年「いいのですか?やったー。貴女の生まれたままの姿が拝める部屋に案内してください」

    戦士「行きましょう」

    エルフ「うん」

    青年「待ってくだいよぉ」

    戦士「……」キョロキョロ

    エルフ「誰か探してるの?」

    戦士「え?ああ、その……兵士長を……。帰還の一報を入れておきたくて」

    エルフ「なら、まずはその人から探そうか」

    戦士「ありがとうございます」

    エルフ「いいよ」

    戦士「……」

    青年「わぁー。すごーい。メイドさんがいっぱいいるぅー」

    エルフ「珍しくないじゃん」

    青年「メイドさんですよ、メイドさん。貴女も将来はああいう服を着てくださいね」

    299 = 232 :

    エルフ「はいはい」

    青年「よっし。今、はいって言ったから、これは確定ですよ」

    エルフ「わかったってっば」

    戦士「あ……。兵士長!!」

    兵士長「ん?おぉ!!いつ戻ったんだ!?」

    戦士「今、戻りました」

    兵士長「そうか、そうか!!怪我はないか?風邪引いて無いか!?」

    戦士「うん。あ、いえ。大丈夫です」

    兵士長「それで、勇者は見つかったのか?」

    戦士「一応……。あの方です」

    兵士長「あの方……」

    青年「うわぁ、女の兵士さんもいっぱいいるー。でも、ビキニ鎧じゃないなぁ。わかってないなぁ」

    エルフ「他の人も見てるから、あまりジロジロ見ちゃ駄目だってば」

    兵士長「あの方……か?」

    戦士「そう。信じられないだろうけど……」

    300 = 232 :

    兵士長「勇者殿、とお呼びしても?」

    青年「今は元勇者ですが、呼びやすいのであればそれでも構いません」

    兵士長「元とはどういう意味でしょうか?」

    青年「この世にはもう勇者という肩書きを持った人間は不必要だ。ということですね」

    兵士長「なるほど。その考えには共感できます」

    青年「ところで、貴方は?」

    兵士長「この城で兵士長を務めている者です。そして、この娘の父親代わりも兼任している」

    青年「ほう……。では、貴方に言いたいことがあります」

    兵士長「なんですかな?」

    青年「娘さんを僕にください!!!」

    兵士長「な……!?」

    戦士「義父さん!!この人のいうことに耳を傾けないで!!!」

    青年「僕は真剣です!!!娘さんをください!!!もう相思相愛なんです!!!」

    兵士長「むむ……。まさか、この短い期間で娘が大きく成長して帰ってくるとは……!!」

    エルフ「ふわぁ……ねむい……」


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