元スレ戦士「勇者の行動がおかしい」
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 : ☆
1 :
勇者「よし、パーティーはこんなもんだろ」
戦士「よろしく」
魔法使い「よろしくねー」
僧侶「よろしくお願いします!」
勇者「早速だがキマイラを倒しに行く」
戦士「……冗談だろ?」
勇者「無駄な質問はいらん、早く来い」スタスタ
魔法使い「えっ、ちょ、早っ!?」
僧侶「き、危険ですよ!」
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2 :
戦士「……で、気が付けばキマイラの巣、と」
勇者「雑魚は出ないようにしてあるから安心しろ」
魔法使い「…何したの?」
勇者「乱数調整」
魔法使い「何て?」
勇者「乱数調整」
魔法使い(アブない人かも)
勇者「行くぞ」スタスタ
戦士「おい!待てって!」
僧侶「あれ……ほんとにモンスターが全くいない……」
魔法使い「逆にブキミ~…」
3 :
勇者「この先にキマイラがいる。止まれ」
戦士「おいおいおい、まさかマジでキマイラに挑む気か?」
勇者「全員、今からキマイラを倒すまで一言も喋るなよ」
勇者「それと俺の命令以外の行動をするな」
戦士「……聞いちゃいねえ……」
魔法使い「ちょっとちょっと、特攻に巻き込まれるのはゴメンなんだけど」
勇者「喋るなって言ったよな?」ズオォォォォ…
戦士「お、おう……」
魔法使い「ひっ……」
勇者「良し」
勇者「………」スチャッ ブンッ ブンッ ブンッ……
戦士(いきなり素振りし始めたぞこいつ)
魔法使い(危ない人だった──!!)
5 :
無でブラックホール召喚ですねわかります
8 :
勇者「……調整完了」
勇者「全員10歩だけ前進」
戦士(くそっ、ヤバくなったらすぐ逃げてやるからな……)スタスタスタ……
魔法使い(ちょっ、本気で戦うつもりィ~!?この人!)スタスタスタ……
僧侶(に、逃げちゃおうかな~……でもでも……)スタスタスタ……
勇者「10歩目。キマイラとエンカウント。」
勇者「戦士、3秒後に剣を投げろ」
戦士(いきなり何言ってんだこいつ)
勇者「3」
キマイラ「ガルッ!ガアァァアアア!!」ドスンドスンドスンッ
戦士(おいおいおい何で先頭にいる勇者じゃなくて俺に向かってくるんだよ!?)
勇者「2」
勇者「1」
勇者「投げろ」
戦士(くそっ!もう知らないからな!)ブンッ
9 :
ヒュンヒュンヒュン……
戦士(あ、あれ?なんかすげえピッタリな場所に突進してきてないか…?)
ヒュン…… ドスゥッ?
キマイラ「ゴアァッ!?」
戦士(み、見事にヤツの腹にぶっ刺さったァ──!!)
魔法使い(ちょっ、柄の方までドッスリじゃない!どうやったらあんな風に刺さるのよ!)
僧侶(ひょえ~~……)
10 :
勇者「魔法使い、俺が事前に腰のベルトに引っ掛けておいた酒の瓶をキマイラの開いた口に投げ込め」
魔法使い(……えっ、いつの間に……)
勇者「早くしろ、ターンがスキップされる」
魔法使い(ターンて何よ……もうどうにでもなれっ!)ポイッ
キマイラ「ガルッ!」バリンッ
魔法使い(あ、食った)
勇者「よっと」ズボッ
僧侶(いつの間にキマイラの近くに……って、せっかく刺さった剣を抜いた?)
11 :
キマイラ「ガ、ガルゥゥ……」ボトボトッ ドロォ…
魔法使い(ちょ、あれ胃のあたりまで刺さってたんじゃない?)
勇者「魔法使い、火炎魔法」
魔法使い(え、このタイミングで…?いや使えるけど……)
勇者「今腹から出てきた血に向かってな」
魔法使い「!!」
勇者「あ」
魔法使い(火炎魔法!)ボウッ
魔法使い(要は酒を含んだ血液に引火させようってワケね!)
12 = 10 :
ゴゥッ メラメラッ ボォォゥゥ……
戦士(うおぉっ!引火した!)
僧侶(ひゃ~、すごい……ってあれ、私の出番は……)
キマイラ「ガッ!?アガアァァァ!!」ドシンッ バタンッ
勇者「やb」ゴスッ
勇者「ぐお」バタンッ
魔法使い「あ、ちょ、大丈夫!?」
勇者「お前喋ったな」
魔法使い「いや!攻撃されてたら喋るわよ!」
勇者「今の話じゃない。魔法を使う直前」
魔法使い「………えっ?喋ったっけ…?」
13 :
勇者「エクスクラメーションだ、それも2回」
魔法使い「えく………ちょっもう一回」
勇者「エクスクラメーション」
魔法使い「何よそれ……」
勇者「これ」<!>
魔法使い「……それってびっくりした時のアレでしょ?いや、確かにやろうとしたことがわかった時はびっくりしたけど……」
勇者「テキストに表示するな、乱数が狂う」
魔法使い「言ってる意味がわかんないけど……つまりあんま大きく驚くなってことね」
勇者「そういうことだ」
勇者「……む」
勇者「いや、グッジョブだ」
魔法使い「え?」
勇者「レアドロップする乱数に移動した」
16 :
勇者「帰るぞ」
戦士「これで終わりかよ……」
魔法使い「ねえちょっと、さっきから言ってる乱数って何?」
勇者「確率操作の道具」
魔法使い「……しれっと言ってるけどそれって大丈夫なの……?」
勇者「問題ない」
魔法使い「あそう」
僧侶「は、早く帰りましょうよ……いつ残党が襲ってくるかもわかりませんし…」
勇者「それは無い」
勇者「と言いたいところだがさっきので乱数が変動した。結果的に俺の真後ろにモンスターが出現する」
戦士「えっ」
17 = 16 :
勇者「ちょっとそれ貸せ」パシッ
戦士「あっ、おい」
勇者「………」ブンッ ブンッ ブンッ
戦士「危なっ!」
魔法使い「勇者さん後ろ後ろ!」
僧侶「わああぁっ!」
残党ゴーレム「ゴー……」
勇者「ふんっ」クルッ ズバッ
ザンッ!
ゴトンッ…
勇者「良し、ゴーレムの頭入手」
戦士「おい今のおかしいだろ!?なんでゴーレムの胴体切って頭が飛ぶんだよ!」
勇者「そういう武器だ」
魔法使い「いや今のは明らかにおかしいでしょ……」
僧侶「お、同じく……」
18 = 16 :
勇者「もうモンスターは湧かん。真っ直ぐ帰るのみ」
戦士「あ、ちょ、それ返して」
勇者「あと20フレーム待て」
戦士「何その単位うおっあぶねえっ!」パシッ
勇者「早くしろ、入口に見えない壁が出現して出れなくなるぞ」
魔法使い「なにそれこわい」
僧侶「キマイラの呪いかなにかですか?」
勇者「ダンジョンの呪いだ」
僧侶「はえ~」
19 = 16 :
勇者「時間経過」
戦士「しばらく歩き」
魔法使い「隣町……」
僧侶「モンスターの遭遇数はゼロ……っておかしいと思うんですけど」
勇者「乱数調整をしながら歩いてたからな」
戦士「たまに立ち止まるのってもしかしてそれか?」
勇者「ああ」
勇者「で、この街にはカジノがある。そこでとりあえず資金を10倍にする」
手持ち:5000$
魔法使い「いや無理でしょ……と思ったら確率操作だっけね…」
戦士「ああ、うん、やりかねないな……」
僧侶「聖職者としてそういった行為をするのは、ちょっとぉ……」
勇者「何を言ってるんだ?お前らは戦闘要員だが」
戦士「は?」
20 = 6 :
しますさせますさせません
を徹底してるなwww
21 = 16 :
勇者「あのなぁ、そんなバカ稼ぎする客がいるわけないだろう」
戦士「お前やる気じゃないか……」
勇者「おそらく3倍くらいまで膨れたところで黒服ABCが現れる。俺達を追い出しに」
魔法使い「なにその名前……」
勇者「もちろんそいつらを倒してカジノを続行する」
僧侶「ちょっ!?それって犯罪じゃ……」
勇者「カジノテーブルに座ってる客に手を出したら文句は言えない」
僧侶「む、うむむ……」
勇者「という事で入るが、絶対に[ピーーー]なよ。ぶん殴って気絶させろ。あとお前らの攻撃は全部クリティカルになるから一撃で潰せ」
戦士「なるわけないだろ…」
22 = 16 :
勇者「店員はどこだ」
店員「はいはいっ!」
勇者「5000$分のコインをよこせ」
店員「はい!只今!」
店員「よいしょっ…と」ガシャ
店員「こちらになります!お楽しみくださいませ……」
勇者「ルーレットがあるじゃないか」
勇者「予定変更、36倍に増やす」
戦士「36倍……ってまさかお前!」
魔法使い「一箇所に全財産突っ込むつもり!?」
*一般的にルーレットで一つの数字のみに賭ける場合、払い戻しは36倍
23 = 16 :
勇者「あそこだな」スタスタ
戦士「なあ、大丈夫か?あいつ……」
魔法使い「大丈夫じゃないの、多分……」
勇者「よっと」ガタッ ストン
ディーラー「よう……見ない顔だな」
勇者「この町に来たのは始めてだからな」
ディーラー「ほう……じゃあ始めようじゃないか」
勇者「0にコイン500枚」ゴンッ
ディーラー「なッ」
取り巻き「マジカヨ……アーア……アイツバカダ……」
24 = 16 :
勇者「………」ガチャガチャガチャ
ディーラー(何故ポーチを開け閉めしているんだ……)ガシッ ギュルンッ
ガアアァァァ……
ディーラー(ふん、当たるわけが無いだろう)コロンッ
勇者「良し勝った」
ディーラー「何だと?」
カラカラカラ…
[0]
ディーラー「な、何だとおォォ!?」
25 = 16 :
所持金:5000$→180000$
勇者「帰るか」スタッ
黒服A「待て」ガシッ
勇者「あ、今掴んだな?俺に危害を加えようとしたな?」
勇者「やっていいぞ戦士」
戦士「あー、うん……」ブンッ
黒服A「ふんっ!小僧のパンチなど効ぐぼぁああっ!!」バグォォオ
ガシャァアン!
黒服B「おいッ!…このガキがあぁぁ!!」
魔法使い「杖でいっか……えい」ゴンッ
黒服B「がッ……」バタン
魔法使い「あ、モロに顎入った……」
26 = 16 :
黒服C「お前ら何者だッ!!」
僧侶「ご、ごめんなさーい…」
黒服C「…ん?」
僧侶「ていっ!」コツンッ
黒服C「なんだこの小娘は……痛くもかゆくも痛ええええぇぇ!?そここの前骨にヒビ入ったところォォォォ!!」
僧侶「え、えっ!」
勇者「出るぞ」スタスタ
戦士「乱数調整ってすげえな…」
魔法使い「そうね…」
27 :
すげぇwww
28 = 16 :
勇者「という訳でドラゴンを倒しに行く」
戦士「どういう訳で!?」
勇者「ドラゴンを倒して手なずけて魔王城の扉開放フラグを邪魔している四天王を殺しに行く」
魔法使い「もう一回わかりやすく」
勇者「魔王城の扉開かない、ドラゴン入手、四天王[ピーーー]」
魔法使い「なんで開かないってわかるのよ…」
勇者「………さあ出発だ」
魔法使い「無視された!」
29 = 16 :
勇者「ふーむ、高いな」
戦士「うわ、デカい山だな……」
勇者「面倒だからたった今出現させた大型鳥類に乗って行くか」
大型鳥類「ケ───ッ!!」バサッバサッバサッ
僧侶「きゃあっ!!」
勇者「安心しろ、最初から人に懐いているレアモンスターだ。俺が出現させた。」
戦士「しれっとありえねー事すんなよ!」
魔法使い「あーもう私慣れたわ、うん慣れたわ、早く乗りましょ」バッ ポスン
勇者「物分りが良くて助かる」
僧侶「あ、よくみると可愛いかも……」
戦士「いや便利だよ?便利だけどさ、そりゃお前やっちゃいけないだろ……」
勇者「3、2、1」
戦士「うわあぁーっ!待て待て待て!置いてくな!」バッ ポスン
30 = 16 :
勇者「ちなみに戦士、斬首刀は持ってるな?」
戦士「おう」
勇者「よし、まずドラゴンは頂上にいるからエンカウント……つまり戦闘が始まったと思ったら斬首刀でドラゴンのどっかを切れ」
戦士「お、俺が先陣を切るわけか。んで?」
勇者「……?」
戦士「いやだから、次は?」
勇者「は?」
戦士「え?」
勇者「お前が会心の一撃を急所に当てて終了だが」
戦士「お前頭おかしいんじゃないのか……当たるわけないだろ……」
勇者「たまに急所に当たるって言ってるだろ。つまり絶対に当たるってことだ。あと会心の一撃も絶対に炸裂する」
戦士「あーうん、オッケーオッケー、お前には確率の概念が無いことがよくわかった。いいよもうやってやるよ!」
勇者「良し」
31 = 16 :
勇者「ご苦労」
大型鳥類「クエェ──」
勇者「いたいた」
ドラゴン「人間?珍しいな」
戦士「うわでけえ……こんなの倒せるわけねーだろ…」
魔法使い「おぉー、こりゃやばいんじゃないのー?」
僧侶「わ、わ、わ」
勇者「ドラゴン、早速だが俺に従え」
ドラゴン「またおかしな人間が来たものだな……断る」
勇者「俺に従え」
ドラゴン「断る」
勇者「じゃあねじ伏せるまで」
ドラゴン「やってみせい!」
魔法使い「なんか会話がおかしい!」
32 = 16 :
勇者「戦闘開始」
ドラゴン「貧弱な人間風情が……思い知らせてやろう!」
戦士(くそ、頼むぜェーッ!)ダダダダダ
ドラゴン「む!」
戦士「どりゃあぁぁ!!」ズバァン
会心の一撃!!
急所に当たった!!
ドラゴンは倒れた
戦士「うわああぁぁ!!足切ったはずなのに首が飛んでるぅぅぅぅ!!」
勇者「お疲れ様」
戦士「つーかどうすんだよ!殺しちまったら従わせられないだろ!」
勇者「イベント用の重要NPCが消滅するわけないだろ、ほら」
ドラゴン「ぐぐ……人間どもに敗北するとは……儂も老いたな……」
戦士「なんで生きてんの…」
33 :
TASさんの仲間である以上、この仲間たちの名前も「あ」とかそんな感じで一文字だけなんだろうなぁ…。入力が面倒とかそんな理由で。
34 = 16 :
勇者「よし俺に従え」
ドラゴン「いいだろう人間……弱きが強きに従うは世の定め…・」
勇者「名前はあるか?」
ドラゴン「そんなものは無い」
勇者「ちっ、面倒臭い」
ドラゴン「貴様が名付けるがよい、人間」
勇者「あ」
ドラゴン「どうした」
勇者「いやだから、あ」
ドラゴン「………冗談はよせ」
勇者「よろしくな、あ」
戦士「諦めろ、あ。こいつはそういう奴だ」
魔法使い「いやそれにしてもひどいわね」
35 = 16 :
僧侶「い、いくらなんでも酷すぎます!私が代わりに……!!」
勇者「あ?人間だからせめて少し情けをかけてデフォルトネームにしたんだが改名をお望みか?」
僧侶「ひええっ」
戦士「人権ってもんを知らないのかお前は!」
勇者「そんなものは俺が法廷に立てば3分で廃止させられるぞ」
戦士「それって確率とかの話なのか!?」
勇者「ああ、かなり遠い乱数になるが可能だ」
魔法使い「や、やらないでね……?」
勇者「時間の無駄過ぎるから絶対にやらん」
戦士(そこじゃねぇ…)
36 = 16 :
あ「おい人間……」
勇者「なんだ?」
あ「儂は長い間生き、その間に凶悪な魔人や非道な悪魔なども見てきたが……」
あ「生物に「あ」などという名前をつけた者はいなかったぞ!貴様は悪魔以下か!」
勇者「無駄なテキストが増えるのを防いだだけだ、よって悪魔以上魔人以上」
あ「頼むぞ人間……せめて2文字でも良いからまともな名前にしてくれ……」
勇者「ああ、魔王倒したらな。改名したかったらさっさと火の四天王の所に飛んでいけ」
あ「ぐ…覚えておれよ人間」バサァッ
37 = 7 :
これは命名神に怒られるな
39 = 16 :
勇者「ちなみに先制攻撃は20発の人間大の焼けた岩石を飛ばしてくるものだが」
魔法使い「え、当たったら死ぬじゃん」
勇者「19発はあらぬ方向へ飛ばせるが1発だけはヒット確定だから回避できん。頑張って防御魔法とか防御魔法で防げ」
魔法使い「オッケー、私らの出番はそこで終わり?」
勇者「ああ。後は一言も喋らずに棒立ちしていてくれ」
僧侶「わかりましたっ!」
戦士(あれ、なんか当たり前の作戦会議みたいになってる)
勇者「戦士は1秒間に1回斬りつけるのを14回やれ。それで相手は死ぬ」
戦士「あ、ああ、やってみる」
戦士(俺か!?俺がおかしいのか!?)
40 = 16 :
あ「到着だ………炎の大洞窟。死んだら骨くらい拾ってやろう……尤も勇者の骨は粉々に砕くが」
勇者「あ、骨粉は畑に撒けよ。あとで廃村復活の重要なフラグになる」
あ「…………」
勇者「出発」
魔法使い「おー」
戦士「……一応聞いておくけど道中にモンスターは?」
勇者「出現させない」
魔法使い「期待するだけムダでしょ」
戦士「ああ……そうだな……」
41 = 33 :
勇者…1秒間に1回斬る動作を14回もさせるとか何気に無茶だなぁw
42 :
「あ」がしゃべる度に吹くんだがww
(と書くことによる、>>1出現乱数の調整レス)
43 :
戦士「げぇーっ、ほとんど溶岩の海じゃねーか…」テクテク
勇者「暑いから耐熱性能のある服をレアドロップさせる。鎧は移動速度が落ちるからダメだ」
戦士「レアドロップってお前…さっきモンスターは出ないとかなんとか」
魔法使い「なんでもいいから早く出してよそれ~…あっつぅー」
勇者「んっんー、戦士、三歩左」
戦士「ん?」ザッザッザッ
勇者「そぉい!」バキャッ
戦士「いてえっ!いきなり何すんだ!」
勇者「溶岩ヘビ4体出現。面倒だから一人でやる。お前らはエンカウントに巻き込まれないようにしていろ」
溶岩ヘビA「シャーッ」ズルズル
戦士「今の乱数調整ってやつなのか!?せめて事前に言ってくれよ!」
勇者「全員下がれ」
勇者「そして見ておけ、これが戦いだ」
溶岩ヘビたちがあらわれた!!
44 = 43 :
勇者「よっと」ズバッ
会心の一撃!
溶岩ヘビAは倒れた!
溶岩ヘビBは防御している
溶岩ヘビCは防御している
溶岩ヘビDは防御している
戦士「何で!?」
勇者「魔法持ち物持ち物キャンセル防御キャンセル持ち物ポーションを使用しますかキャンセル弓矢ターゲットを選択してくださいキャンセル持ち物逃げる魔法」
戦士「うわああぁぁ超怖えええぇぇ!!」
僧侶「あれって新種の魔法でしょうか!?」
魔法使い「そんなわけないでしょ」
勇者「こうげき」ズバッ
会心の一撃!!
溶岩ヘビBは倒れた!
45 = 43 :
溶岩ヘビCは防御している!
溶岩ヘビDは防御している!
勇者「魔法持ち物魔法持ち物魔法持ち物魔法持ち物こうげき」ズバッ
会心の一撃!!
溶岩ヘビCは倒れた!
溶岩ヘビDは防御している!
勇者「こうげき」
会心の一撃!!
溶岩ヘビDは倒れた!
勇者は溶岩蛇の衣×4を手に入れた
46 = 43 :
勇者「まあまあのタイムだったな」
戦士「……なんで攻撃してこなかったんだ?あいつら」
勇者「攻撃させる必要が無かったから防御しててもらった」
戦士「いやそこじゃなくて……もういいや」
勇者「そうか。全員これを着ろ」バサッ
魔法使い「えぇ~!?こんな暑いのに上着着ろっての!?」
勇者「[あ]」
魔法使い「ごめん着る着るわかったから変な書類書き始めないで」
勇者「良し」
戦士「ただの薄い上着にしか見えないんだがなぁ…」バサッ
僧侶「あの、これ、さっきのヘビのどこから出てきたんでしょう?」
勇者「俺も知らん」
僧侶「えぇ~…」バサッ
47 = 43 :
戦士「……おっ?こりゃあ…」
魔法使い「へぇー、こりゃすごい」
僧侶「あれっ?全然暑くなくなりました!」
勇者「うむ」
勇者「ちなみにそれは後で捨てるぞ」
魔法使い「え、勿体無い!」
勇者「このダンジョン以降に役立つ場所のない服だ」
魔法使い「あー、そう…」
勇者「では進むぞ」
勇者「ああ一応言っておくが宝箱は全て罠だから開けるなよ」
戦士「りょ、了解…」
戦士(危ねーっ!開ける所だった……)
48 = 43 :
戦士「……10分くらい歩いて」
勇者「この扉の先に火の四天王がいる。よって突入」
戦士「なぁ魔法使い…途中にモンスターとかいたか?」
魔法使い「ぜーんぜん」
戦士「あいつマジでこえーわ」
ギュゴオォォォ……
魔法使い「あ、大きい割には自動で開く扉なのね…」
勇者「突入」
戦士「頼むぜ勇者……乱数調整っての」
勇者「任せろ」
戦士「くそっ無駄に心強い」
49 = 43 :
火四天王「……ぬぅ?」
火四天王「その気配……貴様が魔王殿の言っていた勇者か」
勇者「いかにも。死ね」
火四天王「なっ、少しは話を
火の四天王に勝負を挑んだ!
火四天王「礼儀を知らん者共だ!焼け潰れろ!」ゴゴゴゴゴ
魔法使い「うわわああ、あれが先制攻撃ってやつ!?」
勇者「ああ。溶岩の底にある岩石を超能力的なアレで飛ばしてくるが、最後の1発以外は見なくていいぞ」
魔法使い「ホントにぃ!?頼むからねッ!」
火四天王「はッ!!」ギュオンッ ギュンッ
僧侶「わわわわわあああっ!こっちに飛んでき…………ませんね、あれ?」
50 :
冷静に考えるとTASって恐ろしいことだったんだな
みんなの評価 : ☆
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