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    元スレ上条「そこのおねーさん! お茶しない?」 麦野「あん?」

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    351 = 1 :

    S-7 DAY 0
    15:00 ペントハウス


    「終わったか?」

    しばらく経って、垣根が姿を現した。
    何かの作業をしていたのか、だるそうに肩を回している。

    「はい、喜んで協力してくれるそうです」

    ワークステーションの終了処理をしながら塔下が答える。
    ちなみに、張り型や導子は初春に装着されたままだ。

    「……あの、早くコレを外してください」

    快感信号が止まったせいで、股間の異物感が復活した。
    一刻も早く取って欲しかった。

    しかし、垣根の冷酷な声がそれを許さない。

    「……塔下、鍵つけとけ」
    「ひひっ、了解でぇす」

    塔下は下卑た笑みを浮かべると、ゴテゴテとベルトや金具のついた革パンツを取り出し、無理やり初春に穿かせた。

    貞操パンツとでも言うのだろうか。
    その革パンツはクロッチ部に小さなファスナーが付いていて、排尿をするのには不自由ないが、
    肛門へは全くアクセスを許さず、挿入された張り型を完全に固定している。

    初春は排泄を封じられてしまったのだ。

    「な、何をするんですか…ッ!」
    「このヤマが終わったら外してあげるから、それまで我慢ね」

    嫌がる初春を押さえつけて、塔下が所々にある南京錠を施錠する。
    数秒後には、股間は完全に塞がれてしまった。

    「酷い……」
    「まぁ、保険みたいなもんだ。お前がしっかりと協力してくれたらすぐに外してやるよ」

    垣根はそう言うと、南京錠の鍵を掌に握りこむ。
    すると、どういう作用が働いたのか、3個あった鍵が知恵の輪のように複雑に絡みあってしまった。

    「その南京錠も俺様の『未元物質』で強化してあるから絶対に壊れねぇぞ。
     …ああ、トイレが我慢できなくなったら、その時だけ外してやる」
    「…どうしてこんな酷いことができるんですか?
     人の尊厳をここまで貶めて、いったい何がしたいんですか…ッ!」

    怒りのこもった声で初春が言う。
    垣根が激昂しないかと、塔下とドレスの少女が、内心ハラハラさせたが、
    意外に垣根は冷静に答えた。

    「何がしたい、か… 言葉にするのは少し億劫だな。
     まぁ、最終的な目標は学園都市に復讐することで、今はそれの準備段階といったところかな…?」

    そう言うと、垣根は薄く笑って初春を見つめた。

    「『スクール』へようこそ、初春飾利…」

    暗部に堕ちた少女は、自分がもう陽の下に戻れないことを、直感的に悟った……



    .

    352 = 1 :

    ハイ以上。

    次回はフレンダ回の予定。
    予定は未定。

    ちなみに初春の快感入力装置は、感度は落ちるが遠隔操作もできる設定。

    あと、帝春? ウチには期待せんといてくれ。

    では次回。 

    353 :

    とりあえず>>1ふざけんな

    354 = 341 :

    乙。悪党っぷりが最高だねェ。ニヤニヤできた。次回も楽しみにしてる!

    355 :

    >>354
    お前相変わらず頭腐ってんな

    356 :



    脱糞動画くれ

    357 :

    おつ。

    358 :

    胸糞すぎるのになぜか読んじゃう不思議

    359 :

    前回投下を読み直して、出来に納得できないので初春陵辱をリテイクします。
    本編はこのまま続け、合間にちょこちょこ書いて、出来たら投下する予定。


    ということで、封印箇所を安価。

    1.π
    2.栗
    3.エイヌス
    4.マリア

    ↓1
    もちろん複数あり。ゼロは全とみなすんでソコントコヨロシク。

    360 :

    全部

    361 :

    もっと鬼畜でいい

    362 = 1 :

    おk。
    長くなるかもだが、頑張るわ。

    364 :

    そろいもそろって頭腐ってる奴らばっかりだ

    365 :

    胸くそ悪いから批判か、幼稚園児でも出来るな。

    366 :

    いいねえ
    こういうの大好きだ

    368 :

    久しぶりに面白いSSに出会ったな
    脊髄反射で批判する奴は見んなや
    お前らが一番胸糞悪いわ
    続きに凄く期待

    369 :

    大して批判出てないだろ

    370 :

    麦野の昔の男が垣根で、色々教えこんだことを上条にバラすシーンとか見てみたいな

    372 :

    チラ裏

    373 :

    朝からこんなレスしてる石田ww

    374 :

    >>294を見ろ

    376 = 1 :

    回線がちょっと妖しいけど、とりあえず投下。
    今回は30kb弱。

    それでは始めます。

    377 = 1 :

    S-8 DAY 0
    PM2:00  第5学区 とある「路上」


    「…つーことで、うちら姉妹は『置き去り(チャイルドエラー)』だった訳」

    夏の日差しがこれでもかと照りつける道路上、上条は道すがらフレンダの身の上話を聞いていた。

    フレンダの言う『置き去り(チャイルドエラー)』とは、いわゆる捨て子のことで、
    親が『入学金』だけを支払い子供を『学園都市』の寮に入れ、その後行方をくらますことだ。

    ほとんどの『置き去り』は施設に預けられるが、不幸な場合は『学園都市』の実験動物として扱われる場合もある。

    「アタシは12歳で、妹は6歳。
     ぶっちゃけ、野垂れ死ぬ寸前のところを、駒場の旦那に拾ってもらった訳よ」
    「あの人そういうことしそうだよなー。外見と中身の完全な不一致というか…」

    2人が話題にしている『駒場利徳』という人物は、そこそこに大きな『スキルアウト(武装無能力者集団)』を率いるリーダーだ。
    いわゆる、無法者のまとめ役的存在で、お世辞にも法に則って生きている人間とは言えないが、
    奇特なことに、私的に社会的弱者を匿ったり、支援したりしている人間だ。

    「外見はともかく、結局、あの喋り方が問題な訳よ。
     …で、まぁ、アタシは偽造身分で能力開発を受けて、なんとかレベル3の能力を発現したんだけど、
     結局、あとは学校をばっくれて、なんだかんだあって、駒場の旦那つながりの裏の仕事を請け負っていたら、
     色々あって、いつの間にか『アイテム』の一員になっていたって訳」

    口調は飄々としているが、『なんだかんだ』『色々あって』の部分にに言い難い苦労があったのだろう。
    上条は、ふむふむ、と頷きながら、この娘も苦労してんだなー、と内心思った。

    「しっかし、上条連れてけって、どういう魂胆な訳?」
    「この前しず… 麦野さんと相談したんだけどさ。
     知り合いのスキルアウトにはヤバいバイトをしていることを伝えておけってさ」

    フレンダが「ほほぉ…」とニヤニヤ笑うが、とりあえず無視をする。

    「『暗部』やってりゃ、そのうち嫌でも関わり合うことになるから、その時に余計な混乱をしないためだって。
     もちろん『アイテム』関連の話は伏せるけど、アリバイ作りの一環だってさ」
    「ああ、そりゃそうね。そのスキルアウトってクラスメイトだっけ?
     だったら、学校にアリバイも作りやすいって訳よ」

    フレンダが大きく頷く。
    『アイテム』に協力する浜面のように、それと知らなくても『暗部』に協力するスキルアウトは多い。
    その多くは金銭目的であるが、中には浜面のように奇妙な連帯感を持つ者も居る。

    「んで、上条の知り合いってどんな奴なのよ? 浜面は『変な奴』って言ってたけど?」
    「いや、そのまんま。すっげぇ、変なヤツ」

    上条が友人を想像して言う。

    「とりあえず、会えば分かると思うぜ。ま、駒場さんとアポとってからの話だけどな…」

    要領を得ず、首をかしげるフレンダを見て、上条は申し訳なさそうに苦笑した。



    .

    378 = 1 :

    S-9 DAY0
    AM10:00 第9学区 公衆多目的トイレ



    「……よし、設置は完了した。 そっちはどうだ、00000号?」

    一定額の料金を払い使用する多目的トイレ。
    トイレという名称ではあるが、その広さは12畳ほどあり、トイレ機能のほかに簡易医療キット、洗浄装置、休憩スペースなどがあり、
    簡易病室と言っても差し支えない機能が備わっているリラックススペースである。

    ここに、スーツ姿の天井亜雄と、00000号と呼ばれる御坂美琴によく似た少女が居た。

    天井はトイレの背面になにやら手のひら大の物体を設置し、00000号は能力「劣化電気(レディオノイズ)」を使用してこの部屋の防犯システムをハッキングしていた。

    「はい、マスター、マスター。 わたくしめの操作は完了しております、とミサカ00000号は申し上げます」

    00000号が表情の無い顔で言う。
    天井のスーツ姿に合わせてだろうか、彼女もパンツスーツを着用して、変装用か薄いサングラスをかけている。

    「よし、それなら移動するぞ… 次の目標は第11学区だ……」

    ふー、と大きく息を吐いて天井が言う。
    しっかりと睡眠をとってはいるが、慣れない作業・環境に疲労が溜まる。

    (…しっかりするんだ、今が正念場なんだぞ…!)

    疲労に萎える気持ちを強引に奮い立たせる。
    彼と彼女は、朝からずっと各学区ごとに、こうやって多目的トイレに『細工』を施しているのだ。

    「……行くぞ」

    傍らに置いたボストンバックを天井が手に取ると、00000号がそっと手を重ねた。

    「マスター、マスター。昨日から申しておりますが、マスターの疲労が顕著です。
     この環境は休息に適しておりますので、適切な休憩をとられては如何ですか? と、ミサカ00000号は奉ります」
    「時間が無いんだ。それに、私は疲れてはいない…!」

    苛々した口調で天井が言うが、00000号はゆっくり首を振った。

    「いいえ、マスターは大変に疲労されていらっしゃいます。
     これ以上の強行は、真剣にマスターのお体が心配です。それに……」

    00000号が天井に近づき、そっ、とその身体に抱きついた。

    「わたくしめは昨日も一昨日も『ご奉仕』をしておりませんし、『施し』も受けておりません。
     マスターはわたくしめの事がお嫌いになられましたか…?」

    00000号のその言葉に天井の顔が極めて複雑に歪む。

    「いや… 違う、そうじゃない……」
    「マスター、マスター。それでしたら、ここでわたくしめに『ご奉仕』をさせて頂けませんか?
     そして、マスターさえよろしければ、卑しい雌豚に『施し』をお与えください。と、ミサカ00000号は奉ります」

    恭しく、言葉通りに主人に仕える奴隷のように、00000号が天井の前に跪く。
    何かに気圧されるようにして、天井が休憩スペースのベンチに、ドスン、と腰を落とすと、
    ミサカ00000号は慣れた手つきで天井のスラックスのベルトを外した。




    .

    379 = 1 :

    チャックを開け、細く白い手を開いた窓に差し込むと、ムッ、とする臭いと共に、まだ萎えているペニスが引っ張りだされる。

    「マスター、マスター。『ご奉仕』させて頂きます。と、ミサカ00000号が申し上げます」

    天井のペニスを、まるで神像か何かのように熱い視線で見つめると、ミサカ00000号は躊躇わずにソレ全体を口の中に飲み込んだ。

    「んぐっ、ぢゅぷ… ぢゅ……」

    頬の動きだけでそれとわかる激しい口戯に、天井のペニスがあっという間に硬度を増す。

    ぢゅ、ぢゅぅぅぅ………

    頬がへこむほど激しい吸引をして、そのまま顔を上げてペニスから離れる。
    天井のペニスが勃起していることを目視すると、00000号はスーツとブラウスの前ボタンを外し、ブラジャーをたくし上げて胸を露出した。

    ぶるん、という擬音がつきそうなほど、豪快に00000号のドでかいおっぱいが顔を出す。
    御坂美琴(オリジナル)とは、文字通り桁違いのその爆乳の乳首には、意匠化されたハートマークのピアスが光っている。

    「マスター、マスター。雌豚の醜く肥大した胸で気持ちよくなってください。と、ミサカ00000号が懇願します」

    むにゅ、と00000号が巨乳の間に天井のペニスを挟みこむ。
    ゆるゆる、と巨乳を手で上下に動かして調子をみると、だらしなく開いた口から大量の唾液を滴らせる。

    水飴のようにペニスに掛かった唾液を潤滑液にして、そしてそれをペニス全体にまぶすように巨乳でペニスをしごき上げる。

    「うぁ…」

    それまで、何かを堪えるように無口だった天井亜雄が、思わず喜悦のうめき声を上げる。

    「マスター、マスター。ようやく声を出していただいて嬉しいです。と、ミサカ00000号は奴隷の喜びを申し上げます」

    口の端をほんの少し引いて薄い微笑を浮かべると、00000号はさらに大量の唾液を口から垂らした。

    痛いくらいに勃起した天井のペニスが、鈍く光るほど濡れたのを確認すると、ミサカ00000号は天井から離れて、パンツをショーツごと足首まで引き下ろした。
    その秘所の陰毛は完全に剃られており、下腹部には形の崩れた英文で『slave』と刺青が施されている。

    そんな、少女にはあまりにも不釣合いなパーツを恥じらいもせず、00000号は天井に背をむけて壁に手を着いた。



    .

    381 = 1 :

    S-10 DAY 0
    PM 2:30 第8学区 駒場利徳の「アジト」

    「おー、大体お姉ちゃんの彼氏?」

    居住スペースが併設された4階建ての複合ビル。
    表向きは運送会社の支社ということになっているし、ある程度の業務も行っている。
    ここが『スキルアウト』駒場利徳の本拠地だ。

    上条とフレンダが居住スペースに入ると、出迎えたのはフレンダを幼児化したような金髪碧眼の幼女だった。

    「アホなこと言ってるんじゃないよフレメア、ちゃんといい子にしてた?」

    そのまま抱きついてきたフレメアの頭を、よしよし、と撫ぜてフレンダが言う。

    「……今日は何の様だ?」

    部屋の奥から、のっそりと身長2m近い大男が現れた。
    コピー用紙を吐き出すような独特なかすれ声のその男が、スキルアウト(武装無能力者集団)のリーダー、駒場利徳だ。

    「あー、フレメアの顔見に来たのと、それとちょっとした情報収集かな?」
    「だったら、もう少し頻繁に顔を出せ。姉らしく妹の面倒をもっと見ろ」

    駒場の言葉に、フレンダがバツが悪そうに頭を掻く。
    フレンダも妹のことが嫌いではないが、必ず一緒に居る駒場の説教が苦手なのだ。

    「だいたいだな、もう充分に自活できるカネは稼いだんだろ? 姉妹で新しく部屋を借り直して、付属小のある高校に入りなおしたらどうだ?」
    「だいたいだなー」
    「や、はは… ちょっと散財あって、あんま溜まってないっていうかさー、あはは……」

    頭を掻き掻きフレンダが誤魔化す。

    フレンダが裏の仕事に染まるようになったのは、もちろん、フレメアを含めた姉妹の生活費を求めてのことだった。
    しかし、そのあまりにも高額な報酬に、フレンダは辞め時を見失ってしまったのだ。。

    当分、仕事を辞める気は無いし、そのためには、妹は比較的安全な駒場の下で預かってもらいたいのが本音だ。

    駒場もその辺りは薄々感付いているが、自分も裏の人間であるから、あまり強くは言えないのだ。

    「まぁいい、それで、お前はなんでコイツに着いて来てるんだ、上条?」

    駒場が顔をめぐらして上条を見る。
    上条は小さく頭を下げて、「チワス」と駒場に挨拶した。

    「えっと、色々あって、俺、今、フレンダさんと一緒にバイトしてるんスよ」
    「…別に他人の事情にどうこう言うつもりはねぇが、早まったんじゃねぇか?」

    スキルアウトのリーダーとしての側面か、駒場がわずかに険のある口調で言う。

    「はは… なんつーか、流れで…」

    流石に、脅されてハメられて篭絡されたとは言えない。

    「…ま、いいか。別にメンバーでもねぇお前に説教してもしかたねぇか。
     つーか、お前タイミング良いな。奥に居るヤツにはきちんと説明しろよ。

    駒場が部屋の奥を親指で、クイッ、と指す。
    なんだろう、と上条とフレンダが覗きこむと、奥のドアから浜面と、そして特徴的な青い髪に耳ピアスの少年が出てきた。



    .

    382 = 1 :

    「え、青ピ? なんでココに居んの?」

    上条が、あっけに取られた表情で言う。

    「なんやのん、カミヤン水臭いな~。
    最近、いろんな人が『カミヤンがおかしい』って言ってたから、ボクなりに色々と探り入れとったんよ。
    そしたら、仕上クンがなんや知ってそうな『予感』がしたから、こうやって聞きにきたわけなんよ」

    青髪ピアス、通称青ピ、本名不詳。
    上条当麻の幼馴染であり、駒場とは別組織のスキルアウトのリーダーだ。

    「『予感』って、相変わらず謎な能力だな……」

    システムスキャンによると、彼の能力は無能力(レベル0)である。
    にも関わらず、彼は他人から見ると超能力かと見紛う奇想奇天烈な思考・行動を行うことで有名だ。

    「ま、ま、でも、仕上クンから色々聞いて安心したよ。カミヤンも男の子なんねぇ、吹寄にはあんなにツレナイ態度とってたのに…」
    「いや、きっかけは俺だったし… って言うか、浜面さん喋ったの!?」

    一応、『アイテム』は学園都市の『暗部』組織であり、一般人(とは言えないが)には極秘の組織のはずだ。
    上条の言葉に、ハッ、とした表情になった浜面が見る見る青ざめる。

    「あれ… 俺、なんで……!」
    「お前、マジで能力者なんじゃねぇのか……?」

    狼狽した浜面の声にあわせるように、駒場が低い声で誰何する。

    「ちょ、ちょ、ちょッ! ボクが聞いたら仕上クンが話してくれたんやん!
     能力とか使ってへんよ。そりゃ、色々と詳しく質問はしてけど」

    本気で慌てた素振りで、青ピが両手を振る。
    上条、浜面、駒場が互いに顔を見合わせあって、三者それぞれ溜め息を吐く。

    「…こういうやつなんスよね」
    「誘導尋問とかされたわけでもねぇのに…」
    「絶対にコイツとは敵対しねぇ」

    「いやいやいや、なに深刻そうな顔してますのん! あ、わかった! お口チャック!? お口チャックなんね!
     仕上クンから聞いたことはお口チャックするから、マジで!!」

    青ピが口の端を指で摘んで、真横に引く動作を繰り返す。
    その仕草をガン無視し、上条が浜面に耳打ちする。

    「で、どこまで話したんスか?」
    「『アイテム』の名前は出しちゃいねぇけど、麦野の名前は出しちまった…
     あくまで、お前の彼女っていう紹介だけど……」
    「ご愁傷様です… せめて一瞬で逝けるように祈っておきます…」
    「不吉なことを言うなよ!!」

    ボソボソと小声の相談を終えると、上条は青髪ピアスに向き直った。

    「まぁ、つーことで、彼女が出来てさ… その彼女が、たまにヤバい仕事に関わることがあるから、それを手伝うことになったんだ」
    「ふーん、そのこと、吹寄は知ってるのん?」
    「…なんでそこで吹寄が出てくるんだよ?」
    「ええから」

    恐ろしく平静な声で青ピが促すと、上条の口が自然に開いた。

    「彼女――麦野のことは知ってるけど、仕事のことは知らないよ。なんか許婚宣言とかして、前より構うチャンになっているけど…」

    ハッ、と口を押さえるが、時すでに遅しである。

    「ははぁ… 吹寄は一足遅かったわけやねぇ… まぁ、後はイラ子の頑張り次第かぁ」

    微妙な表情になっている上条を尻目に、青髪ピアスはしたり顔で頷く。

    「うん、吹寄を巻き込まないんならいいんとちゃう? けど、学則法はしっかり把握しとくんやで?
     ああいう仕事は実入りはええけど、受け方1つ間違うと、子萌ちゃん無くだけじゃすまへんからな」

    青ピなりに真面目な表情を作って言う。
    上条も真剣な表情になり、「ああ、吹寄は巻きこまねぇ」と頷いた。




    .

    383 = 1 :

    『カミヤンの無事も確認したし、ほんならボクは帰るわ~。
     駒場さん、仕上クン、カミヤンのことヨロシクな~』

    得た情報で満足したのか、青髪ピアスはそう言ってさっさと帰って行った。
    残されたフレンダ姉妹含む5人は、とりあえず場所をリビングに移して話を進めていた。

    「…ってことで、結局、明日から『狩り』が始まる訳。
     やらないとは思うけど、逃亡幇助とかしないでね。反学園都市勢力として粛清されちゃうから」

    フレンダが『学園都市がとある人物のクローンを餌にした反勢力のあぶり出しを行う』という部分を上手く説明した。
    もちろん、クローン元の情報や、天井の名前などは一切出していない。

    「ゾッとしねぇ話だな…… 人助けがご法度か……」

    駒場が不機嫌そうに言う。

    「駒場さんが一番心配な訳よ。アタシら保護したときみたいに、ほいほい孤児を連れ込んじゃ駄目な訳」
    「でもな…… そういうの、ロジックじゃねぇんだよ……」
    「それは百も承知してるけどさぁ…… アタシ、駒場さんと対立したくない……」
    「……わかった、とりあえず、それっぽいの見かけたらお前に連絡することにするよ。それでいいか…?」
    「うん、お願い」

    フレンダが心からホッとした表情を見せ、隣に座らせたフレメアの頭を撫ぜた。
    難しい話がよく分かっていないフレメアは、不思議そうに「にゃあ?」と鳴いた。

    「…それじゃ、用事も済んだし帰るか?」

    そういって上条が席を立ったが、フレンダは軽く首を振った。

    「上条は帰って良いよ。アタシは折角だからもちっとここに居るわ」
    「…いいのか?」
    「コールかかったらすぐ行くし、結局、今日はこれ以上の動きは出来ない訳でしょ?」

    フレンダの言葉に、上条は「なるほど、そうか…」と呟いた。

    「そんじゃ、俺は帰るわ。駒場さん、浜面さん、お邪魔しました。フレメアちゃんも」
    「おお… あ、俺も出るわ。これから半蔵と会う約束してっから」
    「そうか……」

    浜面も腰を上げ、さらにフレメアをちょいちょい、と手招きした。

    「フレメアちゃん、今日は半蔵とメシ食う日だったろ?」
    「……大体、浜面にしてはよくおぼえていた。行く行く、すぐ行く」

    少しの逡巡の後、フレメアがフレンダの手を、スルリ、と抜けて浜面に駆け寄った。

    「ちょっと、フレメアぁ。お姉ちゃんと遊ばないの?」
    「大体、お姉ちゃんとはいつでも会えるけど、浜面メシは今日しかない訳。行こ行こ、すぐ行こ」

    フレメアが浜面のすそをグイグイ引っ張る。
    浜面は駒場に意味ありげな視線を送ると、上条を促して部屋から出て行った。



    .

    384 = 1 :

    「姉ちゃんと遊ばなくても良かったのかー? メシも大事だけど、姉妹のコミュニケーションも大事だぞー?」

    浜面と2人でフレメアを『捕まったうちゅーじんごっこ』していた上条が言うと、フレメアが歳に似合った背伸びした表情をした。

    「大体、このおにーちゃんは鈍感だー」
    「いやー、あの流れで空気読めんかね、お前?」

    フレメアと浜面に呆れた声で言われ、はた、と上条がとある可能性に思い至る。

    「……えっと、もしかして、残してきた2人って?」
    「ま、フレンダの片想いだけどなー。コイツやアイツの生い立ちって、知ってる?」

    浜面が、フレメアと出てきたビルを親指で指差し言う。

    「『置き去り』出身ってことは、まぁ…」
    「なら話は早い。
     右も左も分からない近未来都市に放り込まれた外国人姉妹、それでも、お姉ちゃんは妹だけでもと、一生懸命生きるための努力をする。
     けれども、世間の風は冷たい。どんなに努力しても生活は楽にならず、とうとう進退窮まるところまできた。
     …そんなときに、優しく手を差し出して2人を助けたのが駒場だぜ? 惚れるなっつーのが無理な話だ」
    「大体、駒場が自覚無さすぎ」

    浜面が訳知り顔で説明し、フレメアがそれに同調する。
    上条はひどく納得しながら、駒場とフレンダをそれぞれ頭に思い浮かべてみた。

    「…惚れた理由は分かったけど、サイズ、違いすぎじゃね?」
    「…そこが一番のネックなんだよな」

    そう言って、上条と浜面は互いに顔を合わせて、にへ、と笑うと、片手を上げて別れた。




    .

    385 = 1 :

    「……やめろ」

    アジトの中に駒場の声が低く響く。
    目線を下げると、座った駒場の膝の上に跨るようにフレンダが腰を降ろし、顔をうずめるように駒場に抱きついている。

    「……やめろよ、フレンダ」
    「やだ」

    まるでマタタビを与えられた猫のように、その匂いと感触がご褒美とばかりにフレンダが駒場の身体をまさぐる。

    「せっかく妹からもらったチャンスだもん、確実にモノにする」

    フレンダの身体が伸び上がり、両手を駒場の首に絡め、口を耳元に寄せる。

    「ねぇ、抱いてよ」
    「……駄目だ」
    「なんでよ……!」

    声にはっきりと分かるほどの苛立ちを含んで、フレンダが無理やり駒場を口唇を重ねた。
    激しくいバードキスを繰り返しながら、全身を使って駒場の身体を刺激していくが、駒場利徳は彫像のように動かない。

    そんな駒場の様子に、フレンダが明らかに意気消沈して肩を落とす。

    「…結局、便女穴には欲情しないって訳?」
    「違う、そうじゃない……!」
    「だってそうじゃん!」

    フレンダが叫ぶ。

    「結局! 使用済みの汚れたカラダは抱く価値無いって訳でしょ!」
    「違う! そんな風に自分を卑下するな…… しないでくれ……」

    駒場の大きな手が、フレンダの頭をそっと包む。

    フレンダが駒場に救われたのは13歳の時だ。
    12歳で『置き去り』にされてからの1年間、フレンダは『少女娼婦』として春を売って生きていた。
    しかし、建前上、学生の街である『学園都市』において、風俗産業は表向き禁止されている。

    そのため、フレンダは素行が劣悪の『スキルアウト』に身を寄せ、斡旋される変態どもに、毎夜、その身体を捧げていた。
    金髪碧眼で見るからに天使のような少女は異常に人気が高かったが、それだけに身体の酷使が激しかった。

    さらに、フレンダは客のみならず、所属していた『スキルアウト』にすら性処理人形として扱われていた。
    全ては妹と共に生きるためだが、フレンダの肉体と精神は確実に磨耗していた。

    そこに現れたのが駒場だった。

    すでに対立するスキルアウトのリーダーだった彼は、少女売春の話を聞いて胴元のスキルアウトを襲撃し、
    薄汚い不衛生なトイレで精液漬けになっているフレンダを見つけたのだ。

    『クソがッ! クソがッ!!』

    その時にしか聞いたことの無い罵り声を上げて、駒場はそれまでフレンダを犯していたスキルアウトを一撃で蹴り殺し、
    目から光を失いかけた汚液まみれのフレンダを、その身体に抱いて保護したのだ。



    .

    386 = 1 :

    「あの時からずっと… アタシは貴方のことだ大好きなの…… 惚れて当然じゃん……」
    「……そういう計算で、助けたわけじゃない」
    「じゃあ、どういうつもりだったのよ……!」
    「……言っただろう、ロジックじゃねぇんだ。売春の話を聞いて、身体が勝手に動いたんだ」

    僅かに照れが入った口調で駒場が言うと、フレンダは不機嫌そうに口を尖らせた。

    「そんなの当然じゃん… 恋がロジックとか、アホか…」

    完全にあきれた口調でそう言うと、フレンダは膝乗りのまま上着とスカートを素早く脱いだ。
    雪のように白い肌と、力いっぱい抱きしめたら折れそうなスレンダーな肢体が露わになる。

    「じゃあさ、聞き方変えるよ。アタシの身体、綺麗?」
    「そりゃ、お前…… 綺麗だよ……」

    正面からの視線に耐え切れず、駒場が横を向いて言う。

    「抱きたいって思う?」
    「……思わねぇ」
    「嘘吐け、バカ!」

    フレンダが白くて細い手で駒場の股間を探ると、固いジーンズが確かに隆起している。

    「いい加減、覚悟して白状してよ。なんで抱いてくんないのよ…? アタシのこと嫌い?」
    「嫌いじゃねぇよ……」
    「だったらなんでよ…… 結局、汚いって思ってるんじゃん……」

    とうとう、フレンダの瞳に涙が浮かぶ。
    それを見た駒場が、観念したように溜め息を吐いて言った。

    「……多分、入んねぇから」
    「……は?」
    「入らねぇよ、お前のカラダにゃ……」

    その言葉を聞いたフレンダが、素早く駒場のジーンズのチャックを開けると、一瞬の躊躇いの後に駒場のペニスを引っ張りだした。

    「……うぉぉぉ」

    ソレを見た瞬間、フレンダの顔が青ざめる。
    比喩でもなんでもなく、駒場の一物はフレンダの前腕と同じ大きさだった。

    「い、良いモン持ってんじゃない……ッ!」
    「……無理すんな、お前にゃ無理だ」

    確実に照れが入った口調で駒場が言う。
    しばらく「うぐぐ…」と唸って、駒場のペニスを見つめていたフレンダが、覚悟を決めて口を大きく開く。

    「あーーーーーん!!」
    「おい!」

    口を限界まで広げて先端だけでも咥えようとするが、自分の握り拳を口に入れようとしているものだ、当然入らない。

    「……デカッ!」
    「……無理だ、って言ってんだろ? 諦めろ」

    駒場がペニスをなおそうとすると、表情を消したフレンダが、「フィストなら…」と小さく呟いた。

    「……ん?」
    「フィ、フィストぐらい経験あるって訳よッ! 元・娼婦舐めんなよゴラァ!!」

    気合を入れるように叫ぶと、フレンダはショーツを乱暴に脱ぎ捨てて、精神を集中させた。
    『自分だけの現実(パーソナルリアリティ)』が展開されると、フレンダの手の中にボトルローションが現出する。

    「……待て、お前、それをどっからアポーツした……?」
    「こちとら周到に準備してんのよ! サイズは予想外だったけど、『デカくて入らない』は予想済みって訳!」

    粘度がやけに高いローションを掌に取ると、フレンダは駒場の巨大ペニスに両手でそれをなすりつけた。

    「やめろッ! 裂けるぞッ!!」
    「結局! 裂けてでも入れたるって訳よ!!」

    自分の秘所にも大量のローションを塗りこむと、フレンダはペニスの先端を秘所にあてがって、大きく深呼吸をした。



    .

    387 = 1 :

    「…暴れないでね、そしたら確実に裂けるから……」
    「……ぬ」

    言葉で駒場の動きを封じると、フレンダはゆっくりと、しかし力強く腰を落とし始めた。

    「ぐ、ぎぎ……!!」

    口にすら入らなかった亀頭が、フレンダのヴァギナにめり込む。

    杭打ちとか、そういうレベルのイメージではない。
    例えるならば、ぎゅうぎゅうに詰めたリュックの口に、1.5リットルのペットボトルを強引に詰め込んでいるようなものだ。

    「ふー、ふー、ふー……!!」

    腹圧を下げるようにフレンダが腹式呼吸を繰り返す。
    ズズッ、ズズッ、と亀頭の半分まではなんとか入ったが、それから先が中々進まない。

    「……もう止めろフレンダ。コレを咥えた女はこれまで誰もいねぇんだ。元々、体が小さいお前には無理だよ」

    駒場が諦めたように言うが、その台詞のある部分にフレンダが反応する。

    「……ちょっと待って、つーことは、もしかして利徳って童貞な訳?」
    「……挿入したこと無いって意味じゃ、そうだ。 …なんだよ、悪ぃのかよ?
    「いや、気合が入った」

    スゥーーーー、ハァーーーー、とこれまで以上にフレンダが深呼吸を繰り返す。

    「裏技、使わせてもらうわ……」
    「……何をする気だ?」

    フレンダが片手を自分の下腹部に、片手を手の甲を下にして駒場の下腹部に置く。
    1つ、覚悟を決めたように「…うし」と気合を入れると、極限まで精神を集中させ『自分だけの現実(パーソナルリアリティ)』を展開する。

    「……お前、まさか!?」
    「恋するオンナをなめんなぁ!!」

    フレンダの身体が一瞬、ビデオのコマ送りのようにブレ、そして、ドンッ、という音と共にフレンダの臀部が駒場の下腹部と衝突した。
    その瞬間、駒場は自分のペニスが、これまで体験したことの無い『道』に挟まれ、恐ろしく狭い『門』をぶち抜いた感触を得た。

    「がッ… はっ……」

    肺腑の空気を絞り出すようにフレンダがうめき声を上げる。
    そして、愛しげに自分の下腹部を撫ぜると、そこは不自然に盛り上がっている。

    「てへ、挿れてやったぜ、ちくしょー……」
    「……無茶しやがって」

    フレンダが行ったのは、己の身体の『引き寄せ(アポーツ)』だ。
    手掌にしか物体を出現できないことを利用して、駒場の身体と自分の身体を一瞬で引き寄せたのだ。

    当然、異物である駒場のペニスは、空いた空間であるフレンダの膣と子宮に強引に収まる格好になったのだ。

    「はぁはぁ… どう、初セックスの味は…?」
    「……まぁ、なんつーか、嬉しいよ、フレンダ」

    完全に照れたその声に、フレンダが安心したように笑う。

    「よかった、よかった…」
    「ああ…… ところで、だ」

    幸せそうなフレンダに対して、ひどくバツが悪そうに駒場が言う。

    「……どうやって抜くんだ、これ?」
    「……………………ッ」

    フレンダの表情が一瞬で引き攣る。

    「……再演算は?」
    「い、痛くて、無理……」
    「だろうな…」

    色々と諦めた顔でそう言うと、駒場は大きく大きく「はぁ~~」と溜め息を吐いた。


    .

    388 = 1 :

    S-11 DAY 0
    PM 3:00  麦野のマンション「Meltykiss」


    一足先にマンションに戻った麦野が、今回の資料を読み返していると、携帯電話の着信が鳴った。

    「…フレンダ? はい、もしもし」
    『……あ、麦野? えーと、その……』

    電話から聞こえる声は、ひどく弱々しく、麦野の直感が嫌な警告音を出す。

    「どうした? 一般回線で大丈夫な会話なの?」
    『あ、別に襲撃とか、そんなんじゃないんだけど…
     アタシ、明日からの仕事、もしかしたらパスするかも…』

    麦野の眉根が訝しげに寄る。

    「…説明しろ」
    『あのね、怒らないで聞いてね。ふぅ……』

    何かを堪えるような溜め息を挟んで、フレンダが続けた。

    『せ、セックスしたら、抜けなくなっちゃった、えへへ♪』
    「ふれんだぁーーーッ!!!!」

    マンション中に、麦野の絶叫が響いた。




    .

    389 = 1 :

    はい終了。

    次回は久々に美琴が出る予定。

    それでは次回。

    390 :

    乙、フレンダww

    391 :

    乙でした

    フレンダ、繋がったまま電話してるのかwww

    392 :

    このあと麦野に全裸正座で説教くらうフレンダと駒場がww

    393 :


    リアルにそんなでかい奴いるんかな?
    見たことない

    394 :



    フレンダの方が小さいのでは、と思ったけど過去にもいないらしいしなぁ
    あの体格で小さい方がキモいと思うけども

    396 :

    太さの問題じゃね?

    397 :

    ビール瓶という比喩もあるしな

    399 :

    天井くンの、男の欲望、憧れ…原作で妹達の話を聞いた時やSSを書く時に誰もがチラリと考えたが実行はしなかった性奴隷個体を作ってくれたことにスタンディングオベーションで拍手喝采したい。
    >>1と天井くンマジ最高。天井くン好きだし、どんな形でも結果でも大活躍してほしいわ

    400 :

    いや、天井のところは反吐が出た

    フレンダかわいい!


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