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    元スレ上条「教育実習?」

    SS+覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★
    タグ : - とある + - とある魔術の禁書目録 + - + - 食蜂 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    351 = 340 :

    ーーー店内ーーーーーーーーーーーー
    美琴「さっ、補習やるわよ!」

    上条「去年もこんなことあったような…」

    美琴「細かいことばっかり気にしている男はモテないわよー」

    上条「…うるせぇー」シクシク

    美琴(ヤダかわいいっ)

    美琴「…しっかり勉強したら何か奢ってあげるから」

    上条「よし、まずはどの問題からなんだ」キリッ

    美琴「うお、分かり易いわね」

    上条「さあ、疾く疾く!」

    美琴「はいはい。まずは関係詞っていうものはね……」



    ーーー周りーーーーーーーーーーーー
    客たち「リア充[ピーーー]リア充[ピーーー]リア充[ピーーー]リア充[ピーーー]リア充[ピーーー]……」カタカタカタカタ…

    店員「あぁ~あ。やってらんねぇー」

    店長「春はリア充が多くて困るなぁ…」



    352 = 340 :

    美琴「……で、ここにwhoを当てはめるのよ。分かった?」

    上条「おぉ、分かる気がしてきた」

    美琴「じゃあ練習問題やってみてね」

    上条「おう!」カリカリカリ・・・

    上条が渡されたプリントを解いている間は、教えていた美琴は手持ちぶさになってしまった。ただ上条が問いに悩んでいる顔も見飽きたので(それでもかなり堪能した)、美琴はさきほどの7時間目事件で気になっていたことを尋ねてみることにした。

    美琴「アンタ…ちょっと聞いてもいい?」

    上条「ん?どうした?」カリカリカリ・・・

    美琴「さっきアンタ第7位の削板さんに長々と説教していたじゃない?」

    上条「あぁ、そういやそうだったな」カリカリカリ・・・

    美琴「言ってたわね…。『暴力女2人の授業に耐えてきた』って」

    上条「」カリッ…

    美琴「あれって…。もしかして私のことも入ってる」ウルウル

    353 = 340 :

    美琴「……で、ここにwhoを当てはめるのよ。分かった?」

    上条「おぉ、分かる気がしてきた」

    美琴「じゃあ練習問題やってみてね」

    上条「おう!」カリカリカリ・・・

    上条が渡されたプリントを解いている間は、教えていた美琴は手持ちぶさになってしまった。ただ上条が問いに悩んでいる顔も見飽きたので(それでもかなり堪能した)、美琴はさきほどの7時間目事件で気になっていたことを尋ねてみることにした。

    美琴「アンタ…ちょっと聞いてもいい?」

    上条「ん?どうした?」カリカリカリ・・・

    美琴「さっきアンタ第7位の削板さんに長々と説教していたじゃない?」

    上条「あぁ、そういやそうだったな」カリカリカリ・・・

    美琴「言ってたわね…。『暴力女2人の授業に耐えてきた』って」

    上条「」カリッ…

    美琴「あれって…。もしかして私のことも入ってる」ウルウル

    354 :

    以下胸熱こころん無双

    355 = 354 :

    以下胸熱こころん無双

    356 :

    大事な所なので二回(ry

    357 = 356 :

    大事な事なので二回(ry

    358 :

    >>352-357 どういうことなの…

    359 :

    鯖の調子が悪いんだろ
    エラーだと思っても大概書き込めてるから連投する必要ない

    360 = 340 :

    >>353 誤爆ですorz

    上条「…確かにお前には少し暴力的なところはあると思う」

    美琴「」ビクンッ

    上条「正直出会い頭に電撃は勘弁してもらいたいモンだ」

    美琴「じ、じゃあやっぱりそ」

    上条「でもな…。お前にはそんなちっぽけな危なさよりも、もっとおっきな優しさがあるだろ?」

    美琴「!」

    上条「お前は皆に優しく接することができる。レベルなんていう小さな壁を越えてな。だから皆に慕われているんだな」

    上条「でももしお前がその尊敬の眼差しにちょっと疲れてきたら、オレのところに来いよ」

    上条「オレが、お前の疲労を全部まとめてぶち殺してやる!」

    ま、電撃に加減は欲しいがなと笑う上条。そんな上条の言葉1つ1つが、美琴にとっては嬉しかった。

    美琴(何よ、ズルいじゃない)




    美琴(こんなにもカッコいいなんてさ)

    361 :

    >>359
    俺はそれで五連続やっちまった事がある

    362 :

    >>361
    なん・・・だと・・・?
    じゃあ俺はお前を越えてみせる!

    363 :

    >>362おいやめろww

    364 = 362 :

    うおおぉぉぉ!
    俺らは>>1を応援してるぞぉ!

    365 :

    美琴「…じゃあ、ストレス溜まったら宜しくね。全力で超電磁砲撃つから」

    上条「よし任せろ!…ってそれ無理!受け止める自信ないし何より怖すぎ!」

    美琴「何よぉ!全部まとめぶち殺してやるんじゃないの?」

    上条「いやいや、可能かは自己判断によります」キリッ

    上琴「「……くすっ」」

    美琴「あはははっ!頼りないヒーローさんね?」

    上条「ぐぅ…。もはやぐぅの音も出ない…!」

    美琴「さっき出てたじゃない?…ふふっ、さあ補習は終わりよ」

    上条「おっ、そっか。送ってくか?」

    美琴「別にいいわよ。てかアンタ私を誰だと思ってんのよ」

    上条「まぁ、そうだろうけどな。じゃあ特売あるからそろそろ行こうぜ」

    366 = 362 :

    天井ィな・・・
    くそっ浜面爆発しろ!

    367 :

    >>366
    ちょwwwwww浜面に何の恨みがwwwwww

    368 = 362 :

    >>367
    上琴イチャイチャ→初々しいな、浜面爆発しろ
    いっつうミサカズ→浜面は超浜面
    なんだか眠たい→よし、浜面殴りにいこう。
    >>1の作品面白いぜ!→浜面は馬面

    369 = 365 :

    美琴「…今回は補習で頑張った分、私が会計しといてあげるから早く行きなさい」

    上条「えっ、でも中学生に奢ってもらったとあっては上条さんのなけなしのプライドが…」

    美琴「別にいいでしょ。元々あってないようなモンじゃない」

    上条「」orz

    美琴「さっ、早く行った行った!」

    上条「イエッサー!」ビシッ ピューーー

    美琴「早っ。…私も帰りますか」

    ーーーレジ近くのボックス席ーーーーーーーーーーーー
    ??「……やはりあの方は御坂様に間違いないようでございます」

    ??「もしや、あの殿方が例の方では……?」

    ??「このことは報告すべきですわね」

    ??「御坂様が店を出ていかれるまで待ちましょうか」

    ??「「「はい」」」

    370 = 367 :

    >>368
    要はここのスレの殆どは浜面は馬面だと思ってるって事か

    371 = 362 :

    は?ここのSSの浜面は馬面じゃねぇし。






    超馬面だよ・・・

    372 = 365 :

    ーーーキャンピングカー内ーーーーーーーーーーーー
    一方「…」ソワソワ

    結標「…」ソワソワ

    海原「なにソワソワしてるんですか2人とも」

    2人「何でもないですゥ(わよ)!」

    海原「そ、そうですか…」

    一方(何でこのタイミングで『召集』がかかンだよォ。最悪じゃねェかよ)

    結標(『仕事』の掛け持ちなんて聞いたこともないわ。今やってる仕事の内容が海原にまで伝わったとしたら…)

    2人(…さらに面倒な予感……ッ!)

    海原(2人ともどうされたのでしょうか?)

    海原「…にしても、こうして集まるのも随分久々な感じですね」

    一方「…ン。確かになァ。最近は個人での仕事が主だしなァ」

    結標「まあ、大きな仕事なんて無いほうがいいのでないかしら?どうせ碌でもない内容だろうし」

    海原(…自分は潮岸の1件以来の『仕事』ですがね。お2人は何かと掛け持ちでもしているのでしょうか?)

    373 = 365 :

    一方「…にしても土御門の野郎遅いなァ。どこで道草食ってやがる」

    海原「あっ、今日は土御門さんはおそらく来ません。大した内容でもないから、オレは必要ないかもな、っと言ってましたし」

    2人「ピクッ」

    海原「……ま、『仕事』の指示担当のようですし、遠方からの指示になるかと……ってお2人とも?」

    結標「…へぇ。そ、そうなの?アイツも大変ねぇー」

    一方「…ふゥーン。ざ、残念だなァ。久しぶりに4人揃って働けるかと思ったのになァ」

    結標(キタ━(・∀・)━!!!! )

    一方(ktkr)

    一方「じゃァ、もォさっさと終わそォぜ。だりィし」

    結標「そうよね。早くしましょう海原」

    海原(なんだか妙に仲がいいですね)

    海原「では始めましょうかね。…とその前にですね……」

    2人「?」

    海原「もう1人ゲストを呼びましょうか」

    2人(…まさか)ダラダラ

    海原「さぁ、お入りください。土御門さん」

    土御門「おっひさしぶりだにゃー!!」

    2人「」

    374 = 365 :

    海原「まったく貴方は…。てか今の何だったんですか?」

    土御門「まぁ軽い実験みたいなモンですたい」

    海原「…報酬の方は?」

    土御門「……研究所から強奪した『御坂美琴せいちょうにっき vol.3』だ」

    海原「…これでようやく伝説の3巻もコンプ。いやはや、自分も頑張ったものです」

    土御門「キモいにゃー」

    海原「人のこと言える立場ですか?てかやめてくませんその言い方。地味に傷つきます」

    土御門「つーか、超電磁砲はもう諦めたんじゃなかったかにゃー?」

    海原「自分は遠くから見つめているだけですよ。ほら例えば、後方からとか草むらの中とかほら今も次元の彼方から」アルバムナデナデ

    土御門「気持ち悪いにゃー」

    海原「やめてくれませんその言い方」

    2人「」

    375 = 365 :

    一方「ンで、今日はどンなお仕事だァ?(おおおお落ち着けオレ)」

    土御門「まあ急かさないでほしいぜぃ。…一方通行先生?」キリッ

    一方(やっぱり餌食にィィィィィィ!)

    結標(これは…迂闊に発言できないっ!…一方通行と同じ轍は踏まないわ!)

    土御門「おや?どうしたにゃー?…結標先生?」キリリッ

    結標(逆手に取られた!?)

    落ち込む赤白を無視する形で海原が先を促した。

    海原「で、今回の『仕事』は?」

    土御門「オレとお喋りだにゃー」

    一方「」

    結標「」

    海原「…これはまた」

    376 = 365 :

    一方「…くっだらねェ。帰る」

    結標「…今回ばかりは一方通行が正しいわね。帰るわ」

    土御門「おや、いいのかな?先 生 じゃ な い の ?」

    2人「…」ダラダラ

    土御門「先生に裏切られるなんてつっちー大ショック。もうこの情報面白半分に方々に流しまくるしかないにゃー」

    一方「…チッ」

    結標「…仕方が無いわね」

    土御門「おぉ、残ってもらえてありがたいにゃー。じゃあ2人寄せの質問をたっくさん預かってきたからな…」ドスンッ

    2人「」

    海原「自分は何でもいいんですがね」

    377 = 365 :

    土御門「では1通目。一方通行さん、結標さんこんにちわ~。早速ですが……」

    2人「ひ、ひぇ~~」

    海原「これ何てラジオ?」


    ーーー学舎の園ーーーーーーーーーーーー
    心理「…そうですか。御坂と上条さんが……?」

    部下「はい。わたくし含め4名で確認済みです」

    心理(補習と見せかけたデート。かなり難易度の高い技をやってのけましたわね、御坂)

    心理(それにしても、まがりなりとはいえ上条さんとデートなんて…。何て羨ましいことを!)

    部下「いかがなさいますか?」

    心理「そうですわね…。まずは現状維持で構いませんわ」

    部下「よろしいのですか?」

    心理「ええ。何かあれば変更の連絡をしますので。では下がってもよろしくてよ」

    部下「では」スタスタ

    心理「…ふぅ」

    心理(初日から御坂も猛アピールしているわね)

    心理(私と上条さんは今日出会ったばかり。まあ、私は何ヶ月も前から彼のことを思ってきましたが)テレテレ

    心理(大事なのはどれくらい自分に素直になって思いを伝えることですね。ま、まだその段階まで達していませんが)アセアセ

    心理「…頑張っていきましょう」グッ

    378 = 365 :

    っと今日は以上です。後半書いてて自分でも訳分かんなくなりましたが…。
    次回投下も未定ですが、2~3日中には来れると思います。
    そして、一方さん、あわきんさんへの質問募集します!何かある方はどしどし送りつけてください。>>1の技量しだいで答えます。←おい

    今回で長かった1日目(一応)終わり!次回のオマケをはさんで2日目(火)に移行します。今度はもっとサクッと書きたいです。
    時間割も次回投下時に発表します。ではまたノシ

    379 = 362 :

    乙!次回の>>1もがんばれ!

    380 :

    > 心理(私と上条さんは今日出会ったばかり。まあ、私は何ヶ月も前から彼のことを思ってきましたが)テレテレ
    なん・・・だと・・・
    だが支援する

    381 :

    心理さんはずっと前から上条さんのことストーカーしてそう

    382 :

    心理さんから・・・こう何とも言えないヘタレ臭が・・・

    383 :

    でも最後には謀りや策略を捨てて勇気を振り絞ってストレートに思いを伝える筈
    マジ乙女な心理さんを応援するぜ

    384 :

    >>1です。まだ投下はできませんが、時間割だけ先に発表しようと思います。
    2日目(火)
    1.体育
    2.現代文
    3.保健
    4.能力開発
    5.能力開発
    6.数B

    以上でいこうと思います。保健どうしようかな…。
    では今日の夜には来る予定です。

    385 :

    保健は臨時教員のオリアナさんで

    386 :

    1時間目から根性とか体力使い切りそうだなww

    387 :

    保健は臨時教員のオリアナさんで

    388 :

    >>387

    んなことしたら

    オリアナが誘惑→クラスの男子共がオリアナに発狂→吹寄からのパンチとおでこアタックで全滅

    になるからやめたほうがいいんじゃ…。

    390 :

    保険は黒子でいいんじゃね?

    391 = 384 :

    >>1です。いまから投下していきます。今日は1日目のオマケ編です。
    あっ、そういや質問コーナー……もし集まったらやります。
    じゃあしばらくしたら来ます。

    392 :

    せ、先生にはこ…恋人とか居るんですか?

    393 = 384 :

    ケース1 一方通行の場合

    ~色々終わったあと~

    一方「あ゛ァ、だりィわァ……」

    もう空も鮮やかなオレンジに染まり学園都市もあと少しで眠りにつこうとする中で、少年が重い息を吐いた。慣れないことはするものではない、とつくづく思う1日だった。そう今日の自分を見つめ直す一方通行。だが1番疲れたのは、

    一方「やっぱ土御門だよなァ…」

    どう考えても今自分がこんな状態にあるのはあの男のせいだろう。ただでさえ杖をつきながら歩いているのにさらに1歩1歩が重く感じられた。今日はもううるさいヤツ、面倒くさいコトに関わるのはごめんだ。そう考えながら自宅のドアを開けた彼は、


    打ち止め「おかえりーーー!!って、ミサカはミサカはアナタの胸に飛び込んでみたりっ!」ダキッ


    すっかり忘れていた現実と向き合うこととなった。

    394 = 384 :

    一方「…何してやがる、クソガキ」

    打ち止め「これはミサカなりのおかえりなさいなのっ!ってミサカはミサカは説明してみたりっ!」

    一方「うぜェから離れやがれ」ゲシッ

    打ち止め「痛いっ!ってミサカはミサカは蹴られた感想を述べてみたり。でも蹴られた割には案外痛くは無いかも、ってミサカはミサカは呟いてみる」

    一方「怪我すると悪ィからなァ。加減はしてやってるぜェ」

    打ち止め「アナタはやっぱり優しい!ってミサカはミサカは少し頬を赤くしてみたり」//

    一方「あァ?何言ってンだてめェ?」

    打ち止め「何でもないよ!ってミサカはミサカはアナタのツンデレっぷりに少し戸惑ってると心の中で呟いてみたり」

    一方「いや聞こえてンだけど」

    そう、学園都市第1位のこの男は、なんとツンデレだったのだ!

    一方「おい聞こえてンぞコラ」

    あっ、すいませン。

    395 = 384 :

    打ち止め「初出勤はどうだった?ってミサカはミサカの疑問をぶつけてみる」

    一方「あァ?…まあまあ」

    打ち止め「もう!相変わらず言葉が少ないよっ!ってミサカはミサカはアナタの将来が心配になってみたり」

    一方「ガキに心配されるまでもねェよ」

    打ち止め「だってアナタコミュ障でしょ?ってミサカはミサカは……」

    一方「違いますゥ!知らない人とおしゃべりするの大好きですゥ!」

    打ち止め「それもそれで不気味だけどね、ってミサカはミサカは指摘してみる。あっ、そういえばミサカの作ったお弁当はどうだった?ってミサカはミサカは期待半分不安半分で聞いてみたり」

    一方「あァ、最高に美味しかったぜェ!やっぱおめェは料理の天才だなァ!(ガキは褒めて伸ばさねェとなァ)」

    打ち止め「アナタに褒められたぜイェイ!ってミサカはミサカは喜びを全身で表現してみたり!」グルグルグルー

    一方「おい落ち着け」ペシッ

    打ち止め「いてっ」パチン



    一方(ったくよォ…。イチイチ可愛すぎンだよ、クソがァ)ニコォ

    396 = 384 :

    ケース2 垣根帝督の場合

    ~放課後~

    垣根「あぁ~あ。疲れちまったなー」

    1日目の仕事を終えた垣根は、学校で特にすることもないので街をぶらつきながら帰路についていた。様々な制服を着た女子たちが楽しそうにおしゃべりしながら歩くのを彼はすれ違いざまに観察していた。

    垣根(しっかし、どうもオレには合わねえな。どうしようもなく『闇』に染まっちまったからか?)

    周りに聞かれたら即危ない人認定だが、言葉にしてないから大丈夫である。

    垣根(まあ、たまにはこういうのも…)

    垣根「……悪くねぇ、かな」

    少年はかつての自分から『変化』をしていることを自覚していた。学園都市の汚れ仕事ばかりこなし、殺し、奪い、そして殺され、奪われてきた1年前。しかし、そんな過去から解放された彼を待っていたのは憎悪ではなく、希望だった。

    垣根「さて、今日はさっさと風呂入って寝るか!」

    そう宣言して、マンションの自室に入った彼を待っていたのは……。



    垣根「――まだいたのか、てめえ」

    397 = 384 :

    ??「あら?随分ひどい言い様ね、第2位様?」

    垣根「相変わらず変わってるヤツだな。オレなんかのトコに来て楽しいか?心理定規さんよぉ?」

    定規「結構そうよ。貴方、自分で思っているよりも愉快な人よ」

    垣根「嬉しくねえな」

    定規「そう?」

    垣根「あぁ。…もう暗部は抜けたんだろうな?」

    定規「当然よ」

    垣根「そりゃ良かった」フゥー

    心の底から安心した様子の垣根。昔と違った、自然な笑みを浮かべている。

    定規「…」///

    その表情を見て、心理定規は少し頬を染めた。

    垣根「? どうしたんだ?」

    定規「…なんでもない」//

    398 = 384 :

    垣根「つーかオレの質問に答えろよ。ココに何しに来たんだ?」

    定規「…この間言った通りよ。今住むところがないから居候させてって」

    垣根「いくら何でも年頃の女が男のトコ来るのはマズいだろ」

    定規「いいじゃない。どうせ襲う度胸もない癖に」

    垣根「その気がないだけだ。はぁ、今日もリビングに布団敷いて寝るかぁー」

    定規「……別に一緒に寝てもいいのに」ボソッ

    垣根「なんか言った?」

    定規「なんでもないっ!」プイッ

    垣根「?? はぁ?」

    乙女の心情などまったく見当もつかない垣根。心理定規の心の内は決して穏やかではなかった。

    定規(もう!帝督ったら!私が何のために毎日ここに泊まってると思ってるのよ!)

    定規(……死んだって聞いていたから、久しぶりに会えて凄く嬉しかったのに)

    定規(鈍感なのね、やっぱり)

    定規「…おばかさんね」

    垣根「あぁ?なんだそりゃ」

    到底彼には理解できないものであった。

    399 :

    っと、短いですが今日はココまで。ではまたノシ

    400 :

    乙でした


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