元スレ上条「教育実習?」
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★
251 :
先生「麦野様」
麦野「…てめえか。そういや午後も日本史あったか」
3人(麦野様?)
麦野「つかその表記やめろよ紛らわしい」
奴隷「そういうメタ発言は控えていただけると…。今後はコレ(←)で行きますよ」
麦野「やめろよそれ。私が変なことしたみたいじゃない」
下僕「畏まりました」
麦野「ホントてめェは人の話聞いてんのかァァァァァ!?」
従順「ではコレで」
麦野「…はい、これでいいわね。さっ、授業いきましょ」
従順「ははぁ!」
美琴「なんだったのあの先生」
??「私に聞かれましても…」
??「色々あるんでしょ、色々」
252 :
海原と結標か
253 = 251 :
若め「では行きますよっ。御坂さんっ?」
美琴「はいっ!」
若め「今日あともう少し、頑張ろうねっ」
美琴(あとで補習の問題も考えなきゃ…)
??「御坂の頭の中は補習のことで一杯でしたわ」
??「あんな青春していていいのかしら……」
先生「お前はここでボーっとしていていいのか?」
??「げっ先生…」
先生「はい早く準備する!オレを待たせるな、殺してしまうそ」
??(いいなりになって宜しいのでございますか?)ヒソヒソ
??(あの人私の攻撃一切通じないから)
254 = 251 :
先生「ほら行くぞ!」
??「はい…」ハァ
先生「ん?今のため息?」
??「なんでもないです!!」
先生「ならいけどね……」
ーーー外ーーーーーーーーーーーー
黄泉川「おいコラー!いつまで走ってるじゃん?」ダッダッダッダ
??「どうした!?問題発生か!?オレが根性で解決してやる!!」
黄泉川「問題はお前じゃんよ…。まぁその分楽しいけどな」
??「そうか?よく分からんぞ。オレは根性が足りないのか!?」
黄泉川「いやもう十分過ぎるじゃん」
??(皆さん行ってしまわれましたわね)
255 = 251 :
??(私は学園都市が誇る超能力者、いわゆるレベル5のうちの1人)
??(強大な力ゆえに、学校では多くの生徒を惹きつけてしまった)
??(結果、学校内に大きな派閥を作るにまで至った。それはそれで楽しかったけど)
??(そこでは『尊敬』の対象として自分が存在し、注目を浴び、君臨してきた)
??(ただ、私には信頼できる部下はいても、頼れる友達がいない)
??(……今は身分も立場も関係ない、友達が欲しい)
??(レベル5としてでなく、1人の中学生としての、ね)
先生「…では行きますよ。??さん」
??「――はい」
??(…そのためにはやはり、彼から始めたほうがいい)
??(上条当麻。『幻想殺し』を持つ高校生。第3次世界大戦の中心人物)
??(…でも、そんな些細なことはどうだっていい)
??(彼にはレベル5なんてちっぽけなものは関係ない。1人の人間として接してくれる)
??(だから私も彼と同じ行動をしてみたいと思う)
??「…1人の人間として、ね。ふふふっ♪」
256 = 251 :
っと今日は落ちます。レスをくださった人には感謝を。
>>253 ~してまうそ→~してしまうぞ
>>254 ならいけどね→ならいいけどね に脳内補完お願いします。
次回投下は明日中には。やっとお待たせした5時間目です。
257 :
乙乙
心理掌握か…
258 :
乙・・・ッ!
259 :
乙!!
こころん頑張れ!!
260 :
こころん×上条さんをやってくれ
261 :
>>260
ダメぇぇぇぇ!!アイツには手をださないでぇぇぇぇ!!
262 :
>>261
御坂乙
263 :
こころん?
誰だそいつ
もしかして心理掌握のこと?
264 :
心理掌握の参考画像ってある?
265 :
原作読んだことないけどまだ出てないんじゃなかったかしら
266 :
>>1です。携帯より失礼します。
今しがたパソコンが占領されたためここ2,3日ほど投下できるか分かりません。時間を見つけて何とか投下しようとは思います。
楽しみにしていらっしゃる方(いればだけど)ホントにすいませんm(_ _)m
>>260 今のところは、美琴→上条さん←こころん 上条さん=鈍感 って設定のつもりです。ネタバレだけどもういいや。
>>263 こころんは多分まとめサイトにあると思います。こころんマジ天使。
>>264 公式はないはず…?
267 :
こころんマジ通行人A(グボア
268 :
>>1です。パソコンを奪取したため投下します。相変わらずの内容ゼロでのスタートですが何とか頑張ります。
そういえば言い忘れてましたが、授業は50分×6時間とします。例外があるかもしれませんが…。
ではしばらくしたら始めます。ただし>>267、ちょっと屋上まで来なさい。
269 :
告白タイムか
270 :
妬けるね
271 = 268 :
~昼休み終了~
姫神「私の活躍が。全部ハショられた」
上条「どうした?お前の(弁当の)おかずは最高だったぞ」
姫神「上条くん。率直に言われると。照れる」///
上条「いやいや、姫神の(卵焼き)は絶品だったぜ!」
姫神「もう。みんなの前だと。困る」////
上条「?」
青ピ「カミやんがまたやってるで」
土御門「カミやんだからにゃー」
青ピ「キミも人のこと言える立場なんか?、あァ?[ピーーー]でマジでェ」
土御門(誰このひと)
上条「ていうか、次の授業ももしかして実習生なのか?」
272 = 268 :
>>271 sage忘れです。
土御門「さあにゃー?でも可能性は大ぜよ」
青ピ「職員室行った人に聞いたんやけど、実習生用の机は7つあったらしいで」
上条「あと3人…。平和な人であってほしいな」トオイメ
土御門「4時間目がアレだったからにゃー」
青ピ「でもあの娘めっちゃタイプだったわ」
上条「まあ最初はオレもそうだったが…。一気に恐怖の対象へとシフトチェンジしましたよ」
土御門「オレもだにゃー(最初からそうだったけど)」
上条「やっぱ女の子は平和が1番だなぁ…」サラニトオイメ
土御門「おっ、そうするとやっぱり五和かにゃー?」
上条「五和か?…確かにオレの知り合いの中では1番いい子だったな」
土御門「ほほぉ…(あとで建宮に報告だにゃー)」
青ピ「何言うてんか全く分からへんけどカミやんがムカつくことだけは分かったわ」
273 = 268 :
青ピ「まぁとにかく午後は2人とも女の子の実習生で決まりや!」
上条「お前が決めるもんじゃねえだろ!」
土御門「確かに望ましいことだぜぃ」
吹寄「ほら上条!貴様はまた授業前に騒ぎやがるの?!」
上条「別にオレだけじゃないんだけどな…」
吹寄「全くさっきから実習生実習生って…。上ばっかり見ないでちゃんと足元見なさいよ!」
上条「は?それどういう意味だ?」
吹寄「え?!そ、それは……」///
上条「?」
吹寄「あ、足元掬われないようにしなさいってことよ!」//
上条「上条さんには掬う足元なんてありませんが…」
274 = 268 :
ーーー廊下ーーーーーーーーーーーー
??「このコーナー必要なのかしら?」
先生「? どうしたんだい?」
??「いえ、特には」
先生「もう慣れているとは思うけど、頑張って授業してくれよ」
??「はい。『頑張り』ますわね」
??(ついにここまで来ましたわね…)
??(苦節半年、御坂から話を聞いてから随分たってしまいましたね…)
??(最初は部下に探させていましたが、それでは意味がないと踏みとどまったものです。あの頃はまだ私も青かったですね)
??(神様、いや統括理事長様が与えてくださったチャンス。必ずモノにしてみせますわ!)グッ
先生「おっと、時間だ。さぁ行こう」
??「…はい」
??(――行きますわよ、『心理掌握』)
275 = 268 :
~5時間目~
上条「さてさて、今日は上条さんの苦手教科のオンパレードですよー」
土御門「カミやん…。もう自分を責めるのはやめるぜよ」マジメツッチー
上条「やめて!そんな目でこっち見ないで!もう自分がどうしようもないお馬鹿さんだってことは分かってるから!」
心理「あら?そんなことはありませんわよ」ガララッ
上条「へ?」
心理「今はお馬鹿さんでも、繰り返し学ぶことでそれは解消できます。そしてそれをお手伝いするのが私のお仕事ですのよ」
心理「私が、あなたを勉強できる立派な生徒にして差し上げますわ」スッ
そう言ってお嬢様中学生は、上条に向かって右手を差し出した。
上条「…こんなこと言ってくれたのは貴方様だけですっ!!」ガシッ
その小さな手を、上条は両手で思いっきり捕まえに行った。
276 = 268 :
心理(ふっふっふ…。掴みは完璧。我ながらいいスタートだわ!)
心理(しかし殿方の手など初めて握りましたが…。け、結構ゴツゴツしているものですわね。)
心理(それにしても初めてのお相手(※他意はない)が上条さんというのは……。これは運命ですわっ!)カァ
上条「あ、あのぉ先生」
心理(いや先に手を出した(※他意はない)のは私の方ですが…。でも、運命とは自ら切り開くものとナ○トも言ってた気がします!)
上条「先生?」
心理「っ、はい?何でしょう?」ニコッ
心の内をまるで見せない少女。さすがレベル5である。が、
上条「そろそろ手を離していただけると…。上条さんもちょっと照れちゃうんですけど」
心理「!? しししし失礼しました!私ったら何て真似を…」///
彼には全く通用しなかった。恐るべし上条当麻。そして、
男子(あの野郎あんな可愛い子をまた……ッ!)
彼には敵が多かった。
277 = 268 :
心理「ゴホンッ。…ではまず自己紹介から。私はレベル5の第5位『心理掌握』です」
全員「おおおおぉぉォォォォォォ!!」
心理「平たく言うと精神系能力なら全部使えるますわ」
全員「Oh…」
心理「これから皆さんの古文を担当するので、どうぞ宜しくお願いします!」ペコリ
全員「おっしゃああああぁぁぁァァァァァァァ!!!」
青ピ「うひょひょーー!今年の教育実習は大漁だああぁァァァァ!!」
土御門「つまらない先公の授業は来学期に持ち越しだにゃーー!!」
クラス中が歓声で覆われる中、心理掌握は1人の男をずっと見つめていた。
心理(…よろしくね、上条くん♪)
上条(どうしたのかな…。オレの顔に何かついてる?)
先生「僕空気だね。つーかつまらねえのかよ授業」チキショウ
278 :
何で朝漢文やって午後古文なんだ
古典って今分かれてんの?
279 :
>>278 >>1のところは文系は古文と漢文が別になっていて、理系は古典1つ、っというスタイルでした。1日にどっちもあるなんてことは無かったけど。
心理「はい、じゃあ早速授業をしましょうか」
心理「今日は敬語についてですね。敬語は古文、とくに平安文学では重要な文法です」
心理「まずは基礎から追っていきましょうね」
心理「まず、敬語には3つ種類がありましたね?挙げてみてください、上条くん?」
上条「えっとぉ……」
心理(頑張って!上条さんっ)
全員(何かすごく微笑ましいのはなぜ?)
上条「そ、尊敬語、謙譲語、丁寧語ですぅ!」←文法書に頭つっこみながら
心理「はい!よくできましたっ」
上条「よっしゃ!オレにもできたぜ!」
心理「フフフッ。その調子ですわ」
全員(小学生相手みたいになってるよ……)
280 :
上条さんを派閥にいれようとしてるのかと思わせておいてマジ天使とかマジ天使すぎる
281 :
>>280
黒子どうどう
282 = 279 :
心理「では尊敬表現と謙譲表現の違いから説明していきましょうか」
心理「言葉で説明しますと、尊敬とは『動作をする人』を敬う表現、謙譲とは『動作を受ける人』を敬う表現ですね」
全員「???」マルデワカラーン
心理「ピンときませんか…。では、私と上条くんが会話している状況としましょう」
上条「オレと先生?」
心理「そう。それで私が、『一方通行が御坂美琴のところへ行った』という話をしたことにしましょうか」
上条「何しに行ったんですか?」
心理「そういう問題じゃないのよ。お馬鹿さんね」
上条「」orz
心理「続けますわね。そのとき私が『誰に』敬意を表すかで尊敬、謙譲、丁寧に分かれますのよ」
全員「?」
283 :
拙者もメンタルアウトさんに古文を教えていただきたいでござるwwwwwwwwフヒヒwwwwww
284 = 279 :
>>277 ~全部使えるますわ→~全部使えますわ に訂正。
心理「分かりやすく現代語で表しますわね。まずは普通に言う場合。『一方通行が御坂美琴のところへ行った』」
上条「いつもの言い方と違う気がするんですが…?」
心理「この話し方はデフォなのでお気になさらず」
心理「次に一方通行に敬意を表すとき。何か嫌だけど。『一方通行が御坂美琴のところへおいでになる』」
心理「ちなみに古語ですと『おはす』がいいかしら?」←自信ない(>>1より)
全員「ふむふむ」
心理「そして御坂美琴に敬意を表すとき。ホント嫌だけど。『一方通行が御坂美琴のところへ参上する』」
心理「当然古語は『参る』ね」
全員「ほうほう」
心理「前者が尊敬表現、後者が謙譲表現。つまり、敬意の方向が違うってことなのですよ」
全員「なるほど!」
上条「わかったような、わかんないような」
285 = 279 :
心理「一応言っておくと、丁寧表現はさっきので言うと私が上条s…上条くんに敬意を表すときに使いますわ」
全員「へぇ」
心理「ま、そのときは現代語だとですます調にすればいい訳ですし、そもそも古語ですと『侍り』『候ふ』くらいなので、さっきの関係はあまり意識しすぎると逆に混乱してしまうかもしれませんね」
判別がないわけではないので、少し頭に浮かべていただけると解釈が楽ですけどね、と軽く受験テクを語る中学女子。
心理「そして大事なのが、会話文だけでなく地の文、つまり↑みたいな場合も敬語は普通にあることです。問題演習やればわかることですが」
吹寄「そのときはどう判別すればいいのですか?」
心理「文章の書き手から、登場人物への敬意と考えてくれればいいですわね」
上条「? 文章なんて書いている人がその世界を支配しているようなものでしょう?どうして敬語が必要なんですか?」
心理「逆に、その文章が帝や高貴な貴族たちに読まれる場合のことを考えてみて」
上条「あ…。それはマズいですね」
心理「当時は今と違っていて身分がありましたからね。そう文章で書くのが当然の風潮だったのでしょう」
上条「深いですね…」
青ピ(深すぎて)
土御門(オレらが発言できる機会がないにゃー)
先生(先生なのに混ざれない…。雰囲気的に)グスン
286 :
俺ここら辺分からなくてりてん
287 = 279 :
心理「多分地の文の方が考えやすいと思いますね。ときどき地の文と一緒に会話文の敬語の判別が出たら要注意です」
全員「なるほどな…」
心理「理解がいいですね。では具体例を紹介していきましょうか……」
キーンコーンカーンコーン
心理「…はい、今日はここまでですね。では御機嫌よう」
上条「何だろ…。オレ、今もの凄く勉強ができそうな気がするんだ…」
青ピ「カ、カミやんに変革が起こっている……やと…?」
土御門(心理掌握の能力か!?しかし、カミやんには右手がある……。どういうことだ?)ガチミカド
2人(勉強できそうなカミやん…なんて)
上条「AHAHAHA!古文って何て楽しいんでしょう!」ヒーハー!
全員(上条がヤバい……ッ!)ビクビク
288 = 279 :
>>284 過去形忘れorz ~った、~した でした。
ーーー廊下ーーーーーーーーーーーー
心理(ふふふ。中々の滑り出しでないかしら)
心理(これで鈍感で有名な彼にもしっかりと覚えられたことでしょう)
心理(嗚呼、今日はなんて幸せな日でしょう!ようやく憧れの人に巡り会えたのですから!)
心理(これからも彼にとって分かり易い授業を努めましょう。彼が古文を少しでも理解したっ、という顔が、私にエネルギーを与えてくださるわ!)
心理(――そう、私のこれからは、彼と共に)
心理「…負けませんわよ、御坂」
そう呟いた彼女の口調には、どこか楽しそうな音色が重なっていた。
289 = 279 :
っというところで今日分はおしまいです。こころんマジ天使。これは純然たる事実。
>>286 因みに>>1は物理化学がまるでダメで文系へ。
次回投下は未定です。明日以降は用事でどうなるか分かりません。7日には来れると思います。
ではまたノシ
290 = 283 :
>>1乙
次の時間だれがくるのか楽しみだな
291 :
削板来るー?
もしくはLEVEL4勢が来るか?
292 :
六限目は青ピが颯爽と教卓に立ってクラス中ポカーンなる
はないな…
293 :
ろく、くろ、くろこ
294 = 280 :
> ??「ていうかなんでアンタまでここにいるのよ」
>
> 一方「知るか。多分てめェと一緒だ」
>
> ??「全く…。上は何考えているんだか……」
>
> 一方「全くだァ……」
>
> 2人「「普通幼稚園か小学校よね(だろォ)…」」
どうみてもry
295 :
心理掌握と心理定規が混じってる...なんてことがあるかないか僕にはよく分からない
296 = 281 :
ダブルこころんだから仕方ない
297 :
こころん=心理掌握
こころん≠心理定規
298 :
ぢゃあ心理定規たんは何て呼べば良いのやら
299 :
>>1です。携帯より失礼します。
アイデアまとまってませんが今から投下していきます。
>>292 そ、それやってみたい…。さすがに無理か。
>>295 >>297が正解である。こころんはただ1人のみなのである。ちなみに心理定規さんも後に出演予定である。表記は出演時に発表である。
ではしばらくしたら来ます。
300 = 299 :
~休み時間~
青ピ「次でやっと今日の授業おしまいやわぁ~」
土御門「つーかどんだけダラダラ書いてんだよって話だにゃー」
青ピ「つっちー何言うとんの?」
土御門「何でもないにゃー」
上条「さぁーて、最後の授業も頑張るぞぉー!おー!」
青ピ「カミやんはもうダメかもしれんな」
土御門「すぐに元に戻るぜよ」
みんなの評価 : ★★
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