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    元スレ上条「教育実習?」

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    651 = 639 :

    >>1です。みんなのレスがあったかくて嬉しい限りです。拙い文章力ですが頑張ります。
    実は明日早いけど投下します。

    652 :


    上条「うぅぅ…。なんでいつもオレばっかり」ボロッ

    姫神「上条くん。大丈夫?」

    上条「おっ、姫神。オレは大丈夫だぜ。サンキューな」

    姫神「こちらこそ」

    上条「へっ?」

    姫神「なんでもない」プイッ

    上条「?」

    吹寄「まったく上条!貴様はまたクラスの風紀を…!」

    上条「いや、オレ悪いわけじゃないんだが…」

    青ピ「まだ言うんかこの男」ムカムカ

    土御門「カミやんだからにゃー」

    上条「?」

    吹寄「さっ、最初は御坂先生の授業よ!」

    青ピ「おっほぉー!」

    土御門「朝から癒されるぜぃ」

    上条「朝から不幸だ…」

    青ピ「まだ言うんかコラ」

    653 = 652 :

    ~1時間目~

    若め「さっ、今日も御坂さんの英語ですよっ」

    「「「しゃあ!」」」

    美琴「よろしくね♪」

    「「「うすっ!」」」

    上条「もう誰だよこいつら」

    土御門「ま、御坂先生に比べればクラスの女子なんてにゃー」

    「「「ギロッ」」」

    上条「おいっ!睨まれてるお前!」ヒソヒソ

    土御門「揺るぎない事実ですたい」ヒソヒソ

    上条「お前なぁ…。てかそうでもないだろ?」ヒソヒソ

    (上条くんGJ!)

    上条「姫神なんか相当な美人だぞ?」ヒソヒソ

    姫神(さすが。上条くん。よくわかってる)

    土御門「その通りだが、ほら、存在感がにゃー…」ヒソヒソ

    姫神「」

    上条「そう言ってやるなよ。…否定はしないがな」ヒソヒソ


    姫神「」

    654 = 652 :

    美琴「ほらそこの2人!ちゃんと人の話を聞いて!」

    上御門「「ヒソヒソ、ヒソヒソ」」

    若め「もうっ。仕方ないですねっ。…御坂さんっ?頼みますよっ」

    美琴「りょーかいです!」クイックイッ

    ほか「「「…」」」ススゥー

    美琴「…美琴先生の話を……」ピンッ

    上御門「「ん?」」

    美琴「無視すんなやゴルァァァァァァ!!」パチーン

    土御門「カミやん!」ドン

    上条「えっ、ちょ」

    ビリビリ ズドォォォーーーン ドンガラガッシャーン パキーン パラパラパラ・・・


    土御門「…ふぅ。危なかったぜぃ」

    美琴「やっぱり通用しないわね…」

    生徒たち「スゲー『超電磁砲』だぜ!」「生では初めて!」「あと上条も…なんかスゲー」

    上条「…ってオイ![ピーーー]気か!?」

    美琴「だって話聞いてなかったじゃない!?」プンプン

    上条「それでこの仕打ちはあんまりだ…」

    土御門「そうだそうだー」ニャー

    上条「あと土御門、お前は外道だ」

    655 = 652 :

    美琴「まったく、アンタって男は…」ヒラヒラ

    ども(…おっ!おっ!)←ガン見

    先程の『超電磁砲』は(セーブしているとはいえ)教室の後ろの壁を粉砕する威力があったのだが、上条の右手で無効化されたので、
    衝撃で周りの机や椅子などを吹き飛ばすに留まった。さて、どうやらその際そこそこの風が発生したようで、スラックスを着用している
    若めの教師は何ということはないが、常盤台の制服を着ている美琴ではマズいことになっていた。要するに、スカートが捲れそうなのだ。

    美琴「…ん?おわっ!」ヒュン

    ども(キタ━(・∀・)━!!!! )

    美琴「ふぅー。危ないわねぇ~」←短パン着用

    ども「」

    美琴「あれ?皆どうしたの??」

    青ピ「な、なんやてぇー!?」

    男>1「嘘だァァァァァァ!!」

    男>2「裏切ったな…。僕の気持ちを裏切ったんだ!!」

    美琴「?」

    上条「御坂お前…まだ短パン履いてたのか?」

    美琴「!?」

    ども「くぁwwせdrftgyふじこlp」ガンガンガン ←机に向かってヘドバン

    656 = 652 :

    美琴「なななな、何言ってんのよ!?(公衆の面前で)」

    上条「ん?なんか変なこと言ったか?(別に知ってるしいいだろ)」

    ども(上条あとで[ピーーー])

    若め「もうっ!授業始まらないよっ」

    美琴「あっ、すいません」

    「あwwwwサーセンwwwwww」

    美琴「おい」ビリッ

    「あbbbbb」バリバリ

    土御門「ご愁傷さまだぜぃ…」

    美琴「それじゃ、気を取り直して授業再開よぉー!」

    ども「「「おぉー!!」」」ダー

    土御門(取り直した!?)

    657 = 652 :

    美琴「今日は仮定法についてね。まずはこの2つの日本文の意味を比べてみてね」カリカリ

    ・君が大人になったらわかるよ。

    ・君が子どもだったら許してもらえるんだけどね。

    美琴「『大人になったら』は将来のことを指しているわ。つまり現実に起こる可能性があることを話しているのよ」

    土御門「子どもは成長すれば自然と大人になっていくからにゃー」

    上条「ほうほう」

    美琴「それに対して『君が子どもだったら』は現実とは違うことを表しているわね」

    土御門「この文だと多分言われている側は大人ぜよ」

    上条「うむうむ」

    美琴「要するにね、日本語だと『~したら』『~だったら』って言い方をしちゃえば、現実でも非現実でも表現できるでしょ?
    それじゃどっちの文か分からないわよね?でも、英語だと動詞の形を変えてどっちかを明確にしちゃうのよ」

    土御門「そして、『現実とは違う』ことを表すために動詞の形の決め方を仮定法って呼ぶんだぜぃ」キリッ

    美琴(決め台詞盗られた…orz)

    上条「なるほど、わからん!」

    土御門「ダメじゃねえかよ」

    上条「つまり…『自分だけの現実』のこと?」

    美琴「あってるけど間違ってるわね、それ」

    658 = 652 :

    美琴「ま、スッゲー簡単に言っちゃうとさ、ifみたいなものね」

    上条「それならこの上条さんでも分かりますよ!」フンス

    美琴「知らなかったら速攻で中学校へ送ってやるトコだったわよ。超電磁砲で」

    上条「なにそれこわい」

    土御門(こわいってか普通死ぬぜぃ)

    美琴「じゃあ早速英文に入っていくわよ。まずは直説法と仮定法の見分けからね」

    土御門「ちなみに直説法ってのは、現実に起こる可能性があることの方の形で、さっきので言うと『大人になったら』の方だにゃー」

    上条「なんでさっきからお前がちょいちょい解説に混ざってるんだ?」

    土御門「カミやん、オレ帰国子女だぜぃ」

    上条「金髪だしな」

    土御門「つっちー日本人よ!?」

    美琴「はいそこのー。あんまりうるさいとまた超電磁砲撃っちゃうわよー」

    上御門「「電撃系とかマジ勘弁wwwwww」」

    美琴「なにそれ気の毒」

    659 = 652 :

    美琴「んじゃ、これ分かるかな?」カリカリ

    ・If it rains tomorrow,we will cancel the picnic.

    ・If I had a lot of money,I would buy an island.

    美琴「それじゃ、ええと…ひm……上条くん!」ビシッ

    上条「フェイントいらなくね!?」

    姫神「まったく。期待して。損した」

    土御門(当てられること期待する生徒はそうそういないぜよ)

    美琴「さっ、答えて!(どうせ分かんないんでしょ?)」

    上条「上が直説法、下が仮定法です」

    美琴「即答!?…じゃあその理由は??」

    上条「勘」キリッ

    美琴「即答!?」

    土御門「見分けるのは動詞の形ぜよ。ifの仮定法では三人称単数現在形は適用されない、つまり三人称単s(ry の場合は直説法と
    判断する必要があるにゃー」

    美琴「この文には条件節が利用されているから、未来のこと<tomorrow>も現在時制で表されるのよ」

    上条「たのし~い、あったまぁ~がぽぽぽぽーん♪」

    美琴「えっ、ちょっと!?」

    土御門「カミやんがショートストップぜよ…」

    美琴「それなんか紛らわしいわね」

    660 = 652 :

    今日分は以上です。もう寝ます。次回は今日中にも。
    ではまたノシ

    661 :

    乙です。
    上条さんの気持ちが痛いほどわかるぜぃ。俺ももっとしっかり授業受けておけば…

    662 :

    >>1です。遅れてしまいました。申し訳ありません。
    ところで宿題出しましたけどみなさんやりました?
    …ちょっと待って。宿題終わしたら投下します。

    663 = 662 :


    美琴「…とりあえず上条くんは放っておいて次いくわよー」

    上条「」

    土御門(哀れなカミやんだにゃー)

    美琴「次は仮定法過去と仮定法過去完了ね。これ終わったら練習問題いくわよ。次の例文を――」


    キーンコーンカーンコーン
    美琴「じゃあ今日はここまで。上条くん、ちゃんと復習しておくようにね」

    上条「へいへい…」

    美琴「返事は一回!」

    上条「へい」

    美琴「そこは『はい』でしょ。…わからなかったらいつでも職員室の私のトコに来なさい。美琴先生が手取り足取り教えてあげるわ」

    上条「Hi!」

    美琴「もういいわ」ガラガラ バタン

    上条「…さてっ次の授業のじゅんbうげぇ!?」バゴッ

    青ピ「カミやん市ね!氏ね![ピーーー]!」ボコッボコッ

    上条「宣告なしっ!?ちょっ待」ボコッ、メキッ、ミシッ

    ども「「「あたたたたたたたっ!」」」

    上条「ひでぶっ!?」

    土御門「皆さん飽きないにゃー。…ん?」ポンッ

    「「「誰がブスだってぇ?」」」

    土御門「いやそこまで言ってないぜyあばっ!?」バキッ

    バキッ、ボキッ、メリッ、アタタタタタタッ、アベシッ…


    姫神「朝から。カオス」

    上御門「「英語ではケィオス」」キリッ

    ほか「だからどうしたっ!」アチョー

    上御門「「ごめんなsあふろっ!?」」

    664 = 662 :

    ~休憩時間~

    上条「いやー、痛かったなー」ピンピン

    土御門「にゃー」ピンピン

    吹寄「なんで平気なのよ貴様らは…」

    青ピ「ギャグ補正やしなぁー」

    吹寄「? まあいいわ。次は数学ね。上条、宿題はやってきたわよね?」

    上条「…」ダラダラ

    吹寄「…貴様まさか」

    上条「…ッ」ダッ

    吹寄「コラ待ちなさい上条!」ダダダダ

    上条「急に体調がぁー!」ダダダダ

    吹寄「嘘をつくなぁー!」

    マテコラー ガシッ フコウダー

    青ピ「カミやん怒られてまうでぇ。ま、ボクらは大丈夫やけどな。なぁつっちー?」

    土御門「…」ダラダラ

    青ピ「…つっちー?」

    土御門「…ッ」ダッ

    青ピ「つっちー!?」

    キーンコーンカーンコーン

    665 = 662 :

    ~2時間目~

    一方「さァて野郎共ォ!課題はちゃンとやってきたよなァ!?」

    上御門「…」ダラダラ

    一方「そォだな…。板書だなァ、2問とも。できるヤツは挙手しろォ」

    姫神(手を挙げるだけでは。足りないから)グッ

    一方「さァ手ェ挙げろォ!」

    姫神「…」ガタッ

    姫神「はいっ!」ビッシー

    一方「…ンとォ」

    姫神「ドキドキ」

    一方「そォだなァ…」キョロキョロ

    姫神「わくてか」<ハイッ

    一方「よしっ、吹寄ェ!1問目はてめェだ!」

    吹寄「はいっ!」スタスタ

    姫神「」

    一方「ンじゃ2問目はァ…」

    姫神「次こそは」バッシー

    666 = 662 :

    一方「…ン?どォした姫神ィ?」

    姫神「気がついて。もらえた」ktkr

    一方「なンで立ってるンだオマエ?」

    姫神「あの。宿題をしt」

    一方「具合でも悪いのかァ?早く保健室いけェ」

    姫神「いや。そういう訳でh」

    一方「生徒の管理も先生の仕事だしよォ!いますぐ行くぞォ」カチッ

    姫神「だから。ちょっt」ヒューン

    シュン ヒョーン ガラガラ バターン

    全員「…」

    全員「え?」

    土御門「斬新なスルーだぜぃ…」

    吹寄「この公式で…」カリカリ

    吹寄「…ん?何これ?」ピタッ

    上条「どうした?」

    吹寄「いや、2問目のトコに名前が…」チッチャク

    土御門「先生がいつの間にか書いたのかにゃー?」

    青ピ「そいつが板書みたいやなぁー」

    上条「気の毒だな、そいつ」

    吹寄「ねぇ上条。貴様の名前なんだけど」

    上条「」

    土御門「気の毒だにゃー」

    668 = 662 :


    (2) 0≦θ<2πのとき、2sin^2θ-9cosθ+3=0を解け。

    解答 2(1-cos^2θ)-9cosθ+3=0
    2cos^2θ+9cosθ-5=0
    (cosθ+5)(2cosθ-1)=0


    一方「…ン。結構解けてンじゃねェか。どれどれェ…」

    上条「…」ダラダラ


    ……あとお願いします。


    一方「ふーン、そォか。仕方ねェよなァ…ってンな訳あるか!?」

    上条「ビクッ」

    一方「ここまで解ればもォ解けンだろォ!?」

    上条「…ウチで一生懸命したんです!」

    ほか(うそつけ)

    一方「あ゛ァ!?」

    ほか(上条オワタ)

    上条「ビクビク」

    一方「…まァいいか」

    ほか(えぇ!?いいのか?)

    上条「パァ」

    一方(ヒーローを虐めすぎると打ち止めに怒られるからなァ…)

    669 = 662 :

    っと、短いですが今回はここまで。次回は2日中にも。
    …ホントは英語で上条さんにislandを『アイスランド』って読ませたかったけどやめました(尺的に?)。
    ではまたノシ

    670 :

    >>669
    噛み条さんなら「イスランド」と読んでくれるに違いない

    671 :

    乙!

    姫神の扱いヤバスwwwwww

    672 :

    やっぱり上条さんの組はカオスだwww

    673 :

    >>1です。またもや遅れました。新天地での暮らしは楽ではないですね。
    なんとか出来た分だけ投下していきます。

    674 = 673 :


    一方「ちなみに答えはこォだァ!」カチッ キーン


    首に装着した電極のスイッチを入れた一方通行は、持っていたチョークを握り潰し、その手を黒板へ叩きつけた。
    すると白粉のベクトルが操られ、計算式が刻まれた。



    cosθ+5>0であるから、 2cosθ-1=0
    よって、 cosθ=1/2

    0≦θ<2πであるから、 θ=π/3,5π/3



    一方「オレにかかれば朝飯前だぜェ」カカカカッ

    ほか(特に意味なくね!?)

    一方「この程度の計算は序の口だァ。つゥかテストには出さねェ。あまりに簡単だからなァ」

    吹寄「ではなぜ難しい内容は取り上げないのですか」ビシッ

    上条(くっ、余計なコトをぉ…)

    一方「オレに聞くンじゃねェ。色々あるンだよ」

    吹寄「?」

    一方「はィはィ、授業に入ろォかァ!」

    一方「次はァ…三角方程式と三角不等式ィ?簡単すぎて話にならねェぜ」ボソッ

    ほか(ちょいちょい腹立つな)

    一方「ここで重要なのは単位円でェ……」

    上条(タンイエン?外国の方??)

    675 = 673 :

    キーンコーンカーンコーン
    一方「今日はここまでですゥ。お疲れェ」

    土御門「アクセラ先生おっつかれぇ~!」

    一方「…アイツうぜェ」ガラガラ バタン

    上条「結局タンイエンって何なんだ?」

    吹寄「貴様はそんなことも把握していないの?」

    青ピ「カミやんやしなー」

    土御門「カミやんだからだにゃー」

    上条「なんだかオレが凄く変な人みたいじゃねえかよ」

    吹寄「え?貴様、自分がまともな人間だとでも言うのか?」

    上条「」<ガラガラ

    姫神「ただいま」

    吹寄「あっ、おかえりなさい姫神さん」

    青ピ「姫神さんも災難やったなぁー」

    上条「もう授業に出てもいいのか?」

    姫神「もうというか。最初から」

    上条「?」

    土御門(あの状況で姫神が本当に体調が悪かったなんて思うのはカミやんだけだぜぃ…)

    676 = 673 :

    ~休憩時間~

    上条「さて、今日もまたこの時間を迎える訳だが」

    青ピ「何を言うとるんカミやん?」

    上条「上条さんにとってはこれほど憂鬱な時間はありませんことよ…」

    姫神「上に。同じく」

    吹寄「まあ姫神さん。まだまだ見込みはあるはずだから頑張りましょう!」グッ

    姫神(そういう問題では。ないのだけど)

    青ピ「うーん。どうしても才能みたいなモンが必要なのかも分からんなぁ~」

    土御門(魔術師のオレって才能あるのか?)

    上土姫「はぁー…」

    青吹「?」

    キーンコーンカーンコーン

    677 = 673 :

    ~3時間目~

    小萌「はーい。次は小萌先生の能力開発の時間ですよー」ガラガラ

    上条「始まってしまった…」ハァー

    小萌「もう上条ちゃん!いきなりため息とはどういう了見ですかー!」ムー

    結標「はいはい小萌。その辺にしときなさい」スタスタ

    上条「へっ?」

    吹寄「え?」

    姫神「あれ?」

    結標「ん?皆どうしたの?そんな素っ頓狂な顔して」

    青ピ「今回は結標先生やぁー!」

    ども「「「うおおおおおおおおおおおお!!」」」

    結標「あら?そんなにお姉さんの授業は嬉しいのかしら」

    ども「「「イエス!」」」

    結標「うふふ。ありがと」ニコッ

    土御門「おっ、結標先生だにゃー!おっひさー」ヒラヒラ

    結標「うっ…」

    土御門「しばらく見なかったけど元気だったかにゃー?」ニヤニヤ

    結標(ほっんといい性格してるわね…!)プルプル

    678 = 673 :

    小萌「はいはい、そこまでですー。皆さん授業始まますよー!」バタバタ

    青ピ「構ってほしがる小萌センセも最高やなぁー」

    上条「お前ってヤツは…」

    結標「そ、そうよね!早くしましょ」

    土御門(ごまかしたぜぃ)

    結標(やっぱりコイツは面倒ね…)

    小萌「さて、今日は超能力というものについての復習ですねー」

    結標(とにかく目の前の授業を全力で取り組みましょう)キリッ


    小萌「そもそも『超能力』とはこの学園都市が世界で初めて、そして唯一開発に成功したものでしてー」

    小萌「詳しく言えば、物理法則を捻じ曲げる超常現象を起こす力のことですねー」

    小萌「これは学園都市が電極、投薬その他の行為によって実現したのですがー」

    小萌「前回の授業で説明したとおり、天然で能力を発現する子もいる訳でー」

    小萌「その人たちには呼称がありますよねー。上条ちゃーん?」ニコッ

    上条「…えっとですねー」ダラダラ

    土御門(しっかりしろカミやん!答えなきゃならんぞ)

    上条「…チャーh」

    小萌「言っておきますけど、調味料ではありませんからねー」

    上条「」

    土御門(カミやんェ…)

    679 = 673 :

    上条「えっとぉ…(やべ、まるで分からんぞ!…ん?)」アレハ?

    姫神「上条くん上条くん」ヒソヒソ

    上条(姫神!?まさか助けてくれるのか?)アリガテェ

    姫神「げ ・ ん ・ せ ・ き」←口の動きだけで指示

    上条(…なるほど。サンキュー姫神!)b

    姫神(頑張って。上条くん)b

    小萌「さあ上条ちゃん、答えを聞きましょうかー?」

    上条「はいっ、先生!」ガタッ

    小萌「おお!上条ちゃんがいつになくやる気です!」

    上条「答えは……」ドドドド

    全員「…ゴクリッ」

    上条「今の答えは……」ドドドド

    姫神「ドキドキ」

    上条「いきます!」クワッ

    小萌「コクッ」





    上条「面積です!!」キリッ

    680 = 673 :


    小萌「」

    姫神「」

    ほか「」


    上条「あれ?正解だと思ったんだけど…?」

    小萌「違います!『原石』ですー!」

    上条「あらら?」

    上条(もしかして読みを間違ったか?)

    姫神(まさか。私のせい?)

    小萌「上条ちゃん。しっかり復習もするのですよー」

    上条「補習で手一杯なのですが…」

    小萌「じゃあ今のところも補習です!」

    上条「不幸だぁー!」


    結標(…あれ?なんだろこの感じ)

    681 = 673 :

    小萌「続けますよー。この能力を行使する者のことを『超能力者』といいますがー」

    小萌「厳密には総称は『能力者』で、真に超能力者と呼ばれるのは7人のレベル5だけなのです」

    小萌「御坂ちゃんや垣根ちゃん、心理掌握ちゃんたちのことですねー」

    青ピ「ふーん。やっぱり凄いなぁー!」

    土御門「青ピが言っても説得力ないにゃー」

    青ピ「つっちーそれ何の話や?」

    土御門「またまた誤魔化してこのー」

    青ピ「コメントは控えるで」キリッ

    上条「なんだそりゃ?」

    土御門「青ピだからにゃー」

    上条「?」

    小萌「ちょっとそこの3人、先生の話を聞いてくださーい!」ムキー


    結標(これ…。私、空気じゃね?)

    682 = 673 :

    今回はここまでです。中途半端ですが…。次回こそ2日以内に来る予定です。
    てか文章が出来しだい来ます。ではまたノシ

    683 :

    乙。
    上条さんの脳は残念過ぎる程、残念だな……
    あと、これ青ピが第六位設定か……?

    次も楽しみにしてる。

    684 :


    アレか?小萌先生の家に下宿したら空気化するジンクスでもあるのか?

    685 :

    おつおつ
    ちょっとお馬鹿な上条さんが可愛すぎて俺得

    688 = 687 :

    小萌「さて、もっと超能力について詳しく話しましょうかー」

    上条「まだ奥があるのでせうか…」

    小萌「今のところは全然難しい内容ではありませんよー」

    上条「さいですか…」

    結標(『幻想殺し』に超能力の知識は 必 要 な い っと…)メモメモ

    小萌「ここからは厄介なので簡潔にいきますねー。要するに物理現象は観測を行うまでは確定しないという考え方です」

    生徒たち「「「うんうん」」」

    上条「?」

    小萌「つまり、観測されるまではいくつもの「可能性」が存在していて、観測されることでたった一つの「可能性」だけが
    結果として現れますねー」

    上条「??」

    小萌「結果が現れることをいくつもの可能性が一つに縮まってしまうことから「収束」または「収縮」と呼ぶのですがー。
    どの可能性に収束するか断言はできませんが、各々の可能性が収束する確率がどのくらいか計算することはできますよねー?」

    上条「わたくし上条当麻にはできません」

    小萌「無視しますよー」

    上条「断言!?」

    689 = 687 :

    小萌「例を挙げるなら、まだフタが開いていない箱ですねー。結標ちゃーん、お願いしまーす」

    結標「はいはいどうぞ」ヒュン

    小萌「ありがとうなのです!」パチッ


    結標が携帯している軍用懐中電灯を軽く振ると、小萌の頭上に金属製の箱が現れた。
    小さい先生の頼みを受けて『座標移動』させたのだ。


    小萌「皆さん、この中にはチョコと飴玉のどちらが入っていると思いますかー?」バン

    上条「チョコ!」

    土御門「飴玉だにゃー」

    青ピ「ヴェルタースオリジナルや!」

    小萌「何か違和感がありましたねー」

    結標「特別な存在なのかしらね?」

    青ピ「ボクを特別な存在にしてやぁー」クネクネ

    結標「…」ヒュン

    青ピ「え?うおっ!?」ドン ガツン

    結標「お姉さんに生意気な口をきく子にはお仕置きね♪」


    上条「椅子が消えて青ピが尻餅ついたかと思えば」

    土御門「青ピの上から椅子が降ってきて激突…」

    生徒たち(あれは痛そう…。いや、自業自得だけど)


    青ピ「Sっ気もあるんか!?ええなええなぁー!」

    結標「…随分いじめ甲斐のありそうな子ね。でも趣味じゃないの。ごめんなさいね」

    土御門「先生は小さい子がお好みだからにゃー」

    結標「ちょっ、土御門君!?…いや、違うわよ皆。別に中学生以下じゃないとダメなんてことないから!
    穢れのない純粋な子どもが好みな訳ではないから!」アセアセ

    土御門「もはやバレバレだぜぃ」

    690 = 687 :

    小萌「なんだか主旨がズレてきたので戻りますよー」

    結標「中学生以下って訳じゃ…。いやでも、高校生なんて受け入れること出来るのかしら…?」ブツブツ

    小萌「結標ちゃんは少し放っておきましょうかー」

    生徒たち(先生がスルーを覚えた……だと…?)

    小萌「チョコか飴玉かは見てみないと分かりませんねー?」

    小萌「このとき、箱を開ける、つまり観測するまでは『チョコが入っている可能性』も『飴玉が入っている可能性』も存在していて、
    いわば箱の中は『チョコ50%飴玉50%』の状態にあります。でも、箱を開けたときに現れるのはチョコか飴玉のどっちかだけですー」

    小萌「今度は今の理屈を超能力に当てはめて考えましょうー」

    上条「はーい(棒」

    小萌「現実にはさまざまな可能性が存在していて、『手から炎を出す』『他人の心を読む』といった超常現象が起きる可能性も存在はしますが、
    <常識的現象99%超常現象1%>のように確率が偏っているので、普通の人が観測すれば<常識的現象99%>しか取り出せないわけなのです」


    上条「そうか!オレは普通の、常識的な人間なのか!」

    土御門「いまさら何を言ってるんだカミやん」

    結標「貴方がまとも?寝言は二度寝してから言いなさい」

    上条「冷てぇ…」

    691 = 687 :

    小萌「でも、ここでもしも『通常(常識的な世界)の法則からずれた認識』によって『観測』を行うことができれば、本来の確率を無視して、
    <超常現象1%>を取り出すことが可能となりますねー。この理論を実践したものが『超能力』の正体なのです」

    上条「へぇー」

    小萌「分かってくれましたか、上条ちゃん!」ウルウル

    上条「いえ全く」

    小萌「むぅー。先生は諦めないのです!続きは補習です上条ちゃん!」

    上条「不幸だ…」

    小萌「では今は先に進みますよー。こういったいわゆる『異常な現実認識』を『自分だけの現実』と呼び、『手から炎を出す可能性』
    『他人の心を読む可能性』などの可能性を取り出すことで、超常現象を引き起こすのです」

    小萌「言ってしまえば、≪『自分だけの現実』の観測が可能≫ということは≪まともな現実から切り離されている状態≫という
    一種の精神障害と同義になりますねー」

    小萌「まあだからといって、能力者が一様に変わった人ばかりという訳ではありませんがー」

    上条(能力者といえば……)

    上条(一方通行とか…)


    一方『イイねェイイねェ、最っ高ォだねェ!』アギャウキャ


    上条(御坂や麦野さん…)


    美琴『無視すんなやゴルァァァァァァ!!』ビリビリッ

    麦野『関係ねえよ!!兄妹だってカァンケイねェェんだよォォォ!!』


    上条(垣根帝督に削板軍覇…)


    垣根『オレの授業に、常識は通用しねえ』キリッ

    削板『根性だ!!』


    上条(…変わった人しかいない気がする)

    692 = 687 :

    小萌「ここまではいいですか?」

    生徒たち「いいです!」

    上条「(もう)いいです」

    小萌「そうですか!ではもう少しだけ進みましょう。あと超能力の特徴というのはですねー…」


    キーンコーンカーンコーン
    小萌「…はいここまでですねー。では次の能力実習で思う存分暴れちゃってくださーい」

    小萌「上条ちゃんは…あとでお話しましょうね」

    上条「はい…」

    小萌「じゃあ終わりますねー」ガラガラ バタン

    土御門「結標先生もおっ疲れさまですたい!」

    結標「はいお疲れ土御門君。…あとで覚えてなさい」ボソッ

    土御門「おっと、怖いぜぃ」ケラケラ

    青ピ「つっちー果敢やなぁー」

    上条「確かにな。知り合いか何かか?」

    土御門「カミやんも知り合いみたいなモンじゃないかにゃー?」

    上条「微妙なトコだなそこは。つーかやっぱり知ってるのな」

    土御門「このつっちーの腕を甘く見られちゃ困るぜよ」フンス

    青ピ「なんか2人ともムカつくけど、次実習やし疲れるからやめとこ」

    693 = 687 :

    ~休憩時間~

    上条「次は能力実習か…」

    青ピ「なんやカミやん。そんなな顔して」

    上条「だって鬱だもの」ハァー

    青ピ「カミやんなら何とかなるやん」

    上条「そんな簡単なものじゃないんだがな…」

    土御門「そりゃそうだ」

    吹寄「さて、着替えちゃおうか」スタスタ

    姫神「うん。そうしよう」スタスタ

    上条「あっ、オレちょっとトイレ」スタスタ

    青ピ「ちょっと待てカミやん」ガシッ

    上条「ん?どうかしたか?」

    青ピ「今覗きにいこうとしたやろ?」

    上条「はぁ?そんな訳ないd」

    青ピ「嘘つけぇ!」クワッ

    上条「おいやめて!?もうトイレに行く時間も…」

    土御門「もう諦めるにゃー」

    上条「不幸だぁー!」

    694 = 687 :

    ~4時間目~

    黄泉川「よしっ、お楽しみの能力実習じゃん?」

    上条「結局トイレ行けなかった…」orz

    黄泉川「なんか上条が落ち込んでるけど、まあいいや。早速今日の実習生を紹介したいところだけど…」

    青ピ「どうかしたんですかー?」

    黄泉川「いや、何というか…。シフト的にこいつしかいなかったから勘弁してほしいじゃん」

    全員「?」

    黄泉川「では紹介するじゃんよ。実習生の削板軍覇君じゃん」

    削板「やあまた会ったな皆!あれから根性の方はどうだ!?」

    全員「」

    695 = 687 :

    黄泉川「…済まない」

    上条「い、いえ…」

    吹寄「高位の能力者ですし…」アセアセ

    土御門「い、いいんじゃないかにゃー?」アセアセ

    削板「む!どうした皆!?元気が無いぞ!?」

    ほか(アンタが元気すぎるんだよ…)

    黄泉川「…まあアレじゃん。早速能力のデモンスt」

    削板「すまん!少し待ってくれ先生!」

    黄泉川「? どうしたじゃん?」

    削板「うむ…。上条当麻!いるよな!?」

    上条「はい?」

    削板「ちょっと前に来てくれ!」

    上条「え?あっ、はい」スタスタ


    よく状況が呑み込めないまま前へ進む上条。削板は依然闘志のこもった表情を崩さない。


    上条「…はい来ました。で、どうしたんですか?」スタッ

    削板「上条当麻…」

    上条「はい?(なぜフルネーム??)」

    削板「オレは今からお前に……」




    削板「決闘を挑む!!」ビシッ


    黄泉川「…え」

    全員「えええええええええええ!?」





    上条「…は?」

    696 = 687 :

    今日分は以上です。上条の運命やいかに!?ていうか>>1は上条VS削板なんて難しそうなものが書けるのか!?
    次回投下は木曜日までにはなんとか。レスありがとうございます。
    ではまたノシ

    697 :

    『幻想殺し』で世界最高の『原石』を制圧できるのか……
    見物ですな。
    でも、上条さん漏らしちゃうんじゃね……?

    698 :

    ヤバい鳥肌が……
    上条さんの前兆の予知が本領発揮ときますか!?

    てか上条さん流石にここまでバカじゃなくねwww

    699 :

    乙~
    ソギーは能力を封じられても強そうだからなぁ。
    上条さんのご冥福を祈りします

    700 :

    上条さんがお漏らしを我慢しながら戦うだと?

    素晴らしい
    木曜日が楽しみだ


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