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    元スレモバP「攻略対象?」

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    1 :

    「……なあ」

    比奈「……………………うっス…………」

    「お前また徹夜したろ」

    比奈「…………バレました?」

    「辞めたって言ったろ。これで何度目だ」

    比奈「…………」

    比奈「この事務所ってお嬢様多いっスよね」

    「話聞いて」

    SSWiki :http://ss.vip2ch.com/jmp/1515857816

    2 = 1 :

    比奈「多いっスよね」

    「続けるのか……。まあいいけど、横になっとけ」

    比奈「うーっス……」コロン

    「膝枕いる?」

    比奈「お願いしまス」

    「え」

    比奈「何なんスか……」

    「悪ふざけのつもりで言ったんだが」

    比奈「……」

    「…………」

    比奈「お願いしまス」ポフポフ

    「……あいよ」

    3 = 1 :

    「で、お嬢様がどうした?」

    比奈「多いっスよね、セレブ」

    「多いな。なんか陰謀感じるわ。黄緑色の」

    比奈「え、プロデューサーがスカウトしたんじゃないんスか?」

    「いやまあ、俺なんだけどさ」

    比奈「……」

    「……」

    比奈「ちょっと数えてみましょうよ」

    「ん? えっと、ちょっと待ってな……」

    4 = 1 :

    「まずアレだろ、やりたがりの金持ち」
    比奈「ピンク髪枠っスね」

    「枠って何だよ」

    5 = 1 :

    比奈「あと、強気クーデレツリ目黒髪姫カット」
    「こうして見るとコテコテだな」

    6 = 1 :

    「爆乳おさげのたぬき風金持ち」
    比奈「正直過ぎません?」

    「だって今お前しかいないし」

    7 = 1 :

    比奈「王道の清純派黒髪ロング」
    「清純じゃなくて清純"派"なのな」

    比奈「そこがこだわりっス」

    8 = 1 :

    比奈「こちらも王道金髪ロリ」
    「内面は母性強めだったりワンパクだったりコロコロ変わるな」

    比奈「まあ子供でスし……」

    9 = 1 :

    「王道って言ったら弓道はやっぱ定番だな」
    比奈「あー、武家のご令嬢でスね。天然も決まってセットっス」

    「ポニテはいいものだ」

    比奈「良いっスねえ……」

    10 = 1 :

    比奈「天然と楽器を合わせたタイプもいまスねえ」
    「どちらもなるべく欲しい要素だもんな」

    比奈「ついでに無自覚エロスも。ああ黒髪じゃないのが惜しい」

    「まあなるべく黒か金であってほしいなあ」

    比奈「だからスカウトしたのプロデューサーでしょ」

    「茶髪でもイケると思ったんだ」

    11 = 1 :

    比奈「カタコト枠もカバー」
    「お団子も勿論完備」

    比奈「そしてちょっと珍しい家庭的タイプ」

    「流石中国四千年だ」

    12 = 1 :

    比奈「さらにつるぺた褐色金髪碧眼をドン」
    「改めて考えるとちょっとチャレンジャーだな」

    比奈「? 何がでスか?」

    「このカラーリングなら、こう、大きい方が定番だ」

    比奈「あー。まあたしかに」

    13 = 1 :

    「まあ、こんなところか?」

    比奈「何人でした?」

    「あー……ひい、ふう、みい……」

    「九人か」

    比奈「多いっスよね」

    「だいぶ多いな。総資産合計いくらになるだろ……」

    比奈「世の中こんなに大金持ちっていたんスねえ」

    「まあ、外国勢力込みだしな」

    比奈「そう、そこなんでスよ」

    14 = 1 :

    「と言うと?」

    比奈「外人枠、いまスよね。褐色とカタコト系と」

    「うん」

    比奈「巨乳枠」

    比奈「クーデレ」

    比奈「大和撫子系」

    比奈「ロリ枠」

    比奈「清純派」

    比奈「好奇心旺盛な活動型」

    比奈「これだけ揃ってたら」

    「うん」

    比奈「お嬢様だけでギャルゲーとして立派に成立しまスよ」

    15 = 1 :

    「何言ってんだお前」

    比奈「9人っスよ。かなりボリューミーでスよコレ」

    「そうかもしれんが」

    比奈「これ抜きゲーだとしても結構な人数っスよ」

    「本当に何言ってんだお前」

    16 = 1 :

    「寝ろよ……お前自分が何言ってるか考えなって」

    比奈「よりどりみどりっスよーあははー」

    「はいはい。……ったく」


    ~お嬢様編・終了~

    17 = 1 :

    1レス目に①って付けるの忘れました
    脳内補完お願いします

    18 = 1 :



    「なあ、お前また徹夜したろ」

    比奈「…………何のことっスか」

    「とぼけるんじゃありません。ったく、この間おもむろに同僚をエロゲヒロインにしようとしたから叱ったのにもう忘れたのか」

    比奈「ああ、いいでスねーそういう話ー……」

    「とりあえず横になれ。時間になったら起こすからおとなしく寝ておきなさい」

    比奈「はーい……」コロン

    19 = 1 :

    比奈「プロデューサー……」ゴロゴロ

    「なんだ?」

    比奈「さっきのエロゲヒロインの話なんスけどー……」

    「寝なさい」

    比奈「まあまあ聞いてくださいっスー……」ゴロゴロ

    20 = 1 :

    比奈「うちの事務所ってほら、おっぱいおっきくてからかうのが大好きなエロい人いるでしょ。ツリ目の」
    「具体的に言うんじゃありません」

    比奈「しかも絶妙に空回りしてる感じの」

    「そんなこと言うなよ。大きさで負けてても技術と積極性で勝負できるんだから」

    比奈「そういうヒロインって昔のラブコメに必ず一人いましたね」

    「いたけども。俺正直メインヒロインより好きだったよ」

    比奈「ほうほう」

    「なんか必死な感じが好きでさ」

    21 = 1 :

    比奈「頑張ってる娘が大好きでスねぇ、プロデューサーは」

    「ああ。だから今は寝なさい。コンディションを整えろ」

    比奈「そんで、近所にいそうな感じの無邪気で元気なお姉さんもいるじゃないスか」

    「話聞けよ」

    比奈「汗かいてたりタイトな格好してたりするんスよ。趣味の関係で」

    比奈「でも普段はオシャレさんで、こう、憧れの人ってオーラがあったりして」

    22 = 1 :

    「まあ、あんなのが近所に住んでたら間違いなく初恋の人になってただろうな」

    比奈「いました? そういう人」

    「いなかった」

    比奈「まあそんなもんでスよね」

    「寝なさい」

    比奈「あと……」

    「聞きなさい」

    23 = 1 :

    比奈「無自覚巨乳の長身女子大生水泳部いるじゃないっスか」

    「いや、いるけどさあ……改めて並べると凄いなアイツ」

    24 = 1 :

    比奈「で、ここに性欲がバクハツした感じのおっぱいがでっかいマダムを加えます」

    「大体誰のことか分かるけど別に人妻ではねえよ」

    25 = 1 :

    比奈「からかってくる開けっ広げな巨乳お姉さん」

    比奈「近所の無邪気なお姉さん」

    比奈「無防備水泳部女子大生」

    比奈「色々持て余し気味の最年長」

    比奈「これ、」



    比奈「完ッ全におねショタエロゲっス」

    「よし、寝ろ」

    26 = 1 :

    比奈「やったことありまスもん、こんなやつ」

    「そんなもんやるなよハタチの女の子が」

    比奈「作るメーカーまで大体予想できまスもん」

    「そうか、はよ寝てくれ」

    比奈「誰から攻略しまスかーこの主人公めー」ウリウリ

    「誰がエロゲ主人公だ」


    ~おねショタ編・終了~

    27 = 1 :



    比奈「あはー……」ゴロゴロ

    「こいつ、懲りずに……」

    比奈「今度は言われる前に横になったっスよー……」ポフポフ

    「急に手を引っ張りおってからに。野郎の膝枕なんてそんなに欲しいもんかよ」

    比奈「もうクセになってきたっスねえ……持って帰りたい……」

    「まったく。こっちも仕事があるんだが……」

    比奈「……あー……」ゴロゴロ

    比奈「同人ゲー作りたい……」

    「嫌な予感がする」

    28 = 1 :

    比奈「ヒロインは3人でいいスかねえ……」ゴロゴロ

    「またうちのアイドルの名前持ち出すんだろ、知ってるんだぞ」

    比奈「選べる3種類、そんで共通点もあったりして……」

    比奈「同人だしボリュームは抑えめで、内容もひたすらイチャイチャできるだけみたいなー……」

    「ねぼけてるクセに割と構想がハッキリしている」

    29 = 1 :

    比奈「ヒロインは皆とびっきりの甘党にしてー……」

    比奈「まずひたすら無防備なおっぱい担当でしょー」
    「それだけで顔が思い浮かぶのは俺が悪いのか?」

    30 = 1 :

    比奈「あと新婚ばりにひたすらイチャイチャベタベタし放題の尻担当でしょー」
    「うーわ、すぐ誰か分かった……。あいつのイチャつき具合はちょっと尋常じゃないし……」

    31 = 1 :

    比奈「そして全部包み込んでくれる感じのふわトロな人」
    「肉が増すのを気にしないどころか自ら増やしていくタイプな」

    比奈「アタシも開き直ろうかなー……」

    「やめい。その枠は複数人もいらん」

    32 = 1 :

    「お前……」

    比奈「はーイケる……体力さえあれば……」ゴロゴロ

    「これたぶんエロゲだろ」

    比奈「当たり前じゃないっスかー……あはー……」

    比奈「はー作りたい……タイトルは『クリームパイ』で」

    「なるほどな。ダブルミーニングだ」

    比奈「そうそう。甘いお菓子って意味と……」

    「スラングな。ネット使ってると男は自然に覚える英単語」

    比奈「やっぱそうなんでスねーあははー……」

    「ったく上手いこと言いやがって。ははは」

    比奈「ははははー……」

    「はっはっはっは……」

    「やかましいわ」

    33 = 1 :

    比奈「ちょっとやってみたいなーこういうの……」

    「やめい」

    比奈「スクリプト組めそうな子も、テキスト書けそうな子もいるし……」

    「ほら、もう寝なさい。いい子だから」

    比奈「しかも良い感じにむっつりスケベそうな感じ」

    「やかましいわ」


    ~甘党編・終了~

    34 = 1 :



    比奈「んー……もう少し……」ゴロゴロ

    「早く離してくれ。そもそもアイドルが男を家にあげるな」

    比奈「そう言いつつ膝まで貸してくれるじゃないっスかー……」ゴロゴロ

    「はぁ……。このまま寝るなよ」

    比奈「はーい……」ゴロゴロ

    比奈「あ、そう言えば……」

    「どうした?」

    比奈「いや、ちょっと思ったんスけど」

    35 = 1 :

    比奈「みくちゃんいるじゃないっスか、前川の」
    「倒置法でみくのこと言うと面白いな」

    比奈「はい。そのみくちゃんなんスけど、なんかこう、面白いでスよね」

    「ああ、まあな。芸人志望の4人そっちのけで芸人枠なんて呼ばれてるし」

    比奈「そうそう。その空回り気味で、イジられ屋みたいなとこ良いっスよね」

    「んー……まあな。なんせ初っぱなから噛ませ犬みたいな役回りだったからな」

    比奈「猫なのに犬って」

    「そういうのも含めてなんだろうな。負けてもめげない感じとか、熱意とか。なんかタフなイメージがあるだろ?」

    比奈「良いでスよねえ。噛ませ役だけど負けん気が強くて。元気いっぱいで積極的」

    「どんなに売れてもポジションが変わらないからずっと応援してられるわな」

    36 = 1 :

    比奈「次、響子ちゃんいるじゃないスか」

    「五十嵐の?」

    比奈「そうそう、あはは」
    比奈「積極的っスよね。かなり」

    「そうだな。響子もかなり」

    比奈「お世話好きで、グイグイ引っ張って」

    「乙女なフリしてかなり攻めるよな。フリなのか天然なのか知らないが」

    比奈「無自覚ならかなりの凶器でスねえ。恥ずかしいなんて誤魔化しつつ思わせぶりに外堀を埋めて」

    「しかも先に胃袋は捕まれてる」

    比奈「内外同時に攻めまスもんね。気がついたらずっとそばにいて、気がついたらそのままゴールみたいな」

    「むっつりっぽいよな」

    比奈「あー……分かるっス。積極的なんだけどそっち方面はちょっと避けてて。でも結局耳年増的な」

    「ワクワクするな」

    37 = 1 :

    比奈「で、あと泰葉ちゃん」

    P比奈「「岡崎の」」

    比奈「ふふ」

    「くく」

    38 = 1 :

    「で、その泰葉がどうした?」

    比奈「うちの事務所で一番、デレるのに時間かかりましたよね」

    「デレるって言うなよ」

    比奈「いや、でも……他に何と言えばいいのか」

    「まあ……一番手がかかるというか……いや、一番手のかからない子でもあるんだけどさ」

    比奈「最初ってちょっと人間不信なとこあったでしょ。プロデューサーはあくまでビジネスパートナーで、周りは皆仕事を奪い合うライバルとか」

    「そうだなあ……まず仕事を楽しんでもらうようにするところからのスタートだった」

    比奈「そうやってちょっとずつ態度が軟化していって……」

    「まあ、たしかに時間かかったな。バレンタインなんかもあくまで『日頃お世話になってるから』ってスタンス」

    比奈「それが今やどうでス?」

    「グイグイ来るわ。遊びに行く前にわざわざ服見せに来たりとか。この間なんかキラッキラした顔で遊びに誘ってきた」

    39 = 1 :

    比奈「こう、時間かけて少しずつ少しずつ態度を軟化させていって……」

    比奈「で、やっとデレたら一気に甘々みたいな」

    「あー、納得」

    比奈「で、本題なんでスけど」

    比奈「そんな泰葉ちゃんや」

    比奈「響子ちゃんや」

    比奈「みくちゃんみたいな子」




    比奈「ゆるいエロゲによくいまスよね」

    「だと思ったよチクショウ」

    40 = 1 :

    比奈「たぶんメインヒロインは泰葉ちゃんなんでスよ。どう見てもシリアス担当だし」

    「あー……まあ違いないか」

    比奈「共通ルートは泰葉ちゃんを軸にして、みくちゃんや響子ちゃんが引っ張っていく感じ」

    「みくもかなり生真面目な部類だし、ライバル関係とかどうよ?」

    比奈「あー……それもアリっスね。コメディリリーフもこなせそうでスけど」

    「そこに超積極的な響子が登場」

    比奈「そこから始まるドタバタラブコメディー」

    41 = 1 :

    「でもやっぱり本番は個別ルートなんだろ?」

    比奈「そりゃあ当然。みくちゃんは明るく楽しいラブコメカップルって感じで」

    「響子は?」

    比奈「個別ルートともなるとタガなんてすっ飛んじゃいまスよ。イチャイチャ甘々バカップルコースっス」

    「で、泰葉は」

    比奈「共通ルートで態度が軟化していく様子を描いてからの一気に甘々ルートでスかね」

    比奈「元が堅物っスから、初々しさなんかも全開で」

    「あー楽しいな、それ」

    比奈「初めのうちは『清く正しいお付き合いを』って感じなんスけど」

    「一度振り切るともうベタベタ的な」

    比奈「話しが分かる」

    「HAHAHA」

    「やかましいわ」

    42 = 1 :




    比奈「で、キャラ的にCVは小鳥○夕花、桐○華、遙そ○ってところでスね」

    「コラ具体名を出すな」

    比奈「最近のゆるいエロゲでよくセットで見かける」

    「やめなさい」

    43 = 1 :

    「それ以上はマジでやめろよ。……ったく」

    比奈「へへへ……なんかテンション上がっちゃって」

    「こいつ……時間も遅いし、おかしなスイッチでも入ったか?」

    比奈「え? あー……そういえばもう結構な時間でスね」

    「仕事が終わった時間を考えなさい。今日は寝ろ、な」

    比奈「プロデューサー今から帰るんでス?」

    「ああ。明日も仕事だぞ」

    比奈「……」

    44 = 1 :

    比奈「プロデューサーって、事務所に泊まることもよくあるんスよね?」

    「まあな。おかげさまで結構忙しいし、シャワールームやキッチンがあるから、その気になれば生活できるようになってる」

    比奈「ってことは、着替えも事務所にあったり?」

    「何着か。数日泊まることもあるし、急に地方へ飛ぶこともあるからな」

    比奈「……じゃあ、大丈夫っスよね」

    「何が?」

    45 = 1 :

    比奈「プロデューサー……」

    比奈「今日、泊まっていきません?」

    「……まったく」


    ~終了~

    46 = 1 :

    以上

    最初は全アイドルをエロゲヒロインならどういうポジションかって内容で説明しようと考えてた
    流石というべきか島村さんの紹介で何も言うことが思いつかず断念して方向を変えた
    いつの間にか比奈オチになっていた

    つまり、そういうこと

    47 :

    おつおつよ

    48 :

    わかるわ

    49 :

    乙でした
    1作目や2作目には山形の甘党巨乳おさげが入っててもいいような気も

    50 = 49 :

    あ、1作目と3作目だった


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