元スレ武内P「起きたらひどい事になっていました」
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 : ○
851 = 821 :
武内P「恐らくですが、この症状はすぐ収まるでしょう」
未央「……なんでわかるの?」
武内P「蝉は、夏の生き物ですから」
卯月「冬の今はだと……」
武内P「長くは……保たないと、そう、思います」
凛「ふーん、ふーん」クンクンッ
すりすりっ
未央「しぶりん……」
卯月「凛ちゃん……」
武内P「あの、別に死ぬわけではないので、深刻にならないでください」
852 = 821 :
武内P「お二人とも、この事は、渋谷さんには黙っていてください」
未央「えっ、どうして?」
武内P「渋谷さんには、凛凛蝉の時の記憶が無いのです」
卯月「それじゃあ……無意識でやってるってことですか?」
武内P「はい、恐らくは」
凛「ふーん、ふーん」クンクンッ
すりすりっ
武内P「普段の渋谷さんと違いすぎるのも、納得がいくと思いませんか?」
未央・卯月「……確かに」
853 = 821 :
武内P「最近、忙しかったのが原因かもしれませんね」
凛「ふーん、ふーん」クンクンッ
すりすりっ
武内P「ストレスが原因で、彼女は凛凛蝉になってしまうのです」
未央「待って。なんで、それがわかったの?」
武内P「それは……」
卯月「教えてください! プロデューサーさん!」
武内P「本田さん……島村さん……」
凛「ふーん、ふーん」クンクンッ
すりすりっ
854 = 821 :
武内P「……わかりました。お二人には、話しておきます」
未央・卯月「……」
武内P「夏は、水着の仕事が多いですね」
未央「しぶりん……水着の仕事が嫌で、ストレスで!?」
卯月「そんな……凛ちゃん、そんなに嫌だったなんて!」
武内P「いえ、水着になる事自体ではなく……」
未央・卯月「?」
武内P「お二人と、胸のサイズを比べられるのが、はい、ストレスだと」
未央・卯月「……」
未央・卯月「はい?」
凛「ふーん、ふーん」クンクンッ
すりすりっ
855 = 821 :
未央「ま、待って? そんなので……?」
卯月「こう、なっちゃうんですか……?」
凛「ふーん、ふーん」クンクンッ
すりすりっ
武内P「色々な検査をしてみた結果、はい、恐らくは」
未央・卯月「……」
未央・卯月「器小さい!」
凛「ふーん! ふーん!」クンクンッ
すりすりすりすりっ!
武内P「! お、落ち着いてください! 胸のサイズの話ではありませんから!」
856 = 821 :
未央「しぶりん!? そんなの気にしてたの!?」
凛「ふーん! ふーん!」
卯月「まだ15歳なんだから、気にする必要ないですよ!」
凛「ふーん! ふーん!」
未央「しぶりんがそんなの気にしてたら、あーちゃんの立場が無いよ!」
凛「確かに」
卯月「! 凛ちゃん……正気に戻ったんですか!?」
武内P「これは……初めての現象です!」
凛「……」
凛「ふーん、ふーん」
武内P「くっ……駄目ですね、また凛凛蝉に……!」
857 = 821 :
未央「でも……一瞬だけど、正気になったね」
卯月「それまで激しく鳴いてたのに、落ち着きましたもんね」
凛「ふーん、ふーん」クンクンッ
すりすりっ
武内P「しかし……高森さんに、失礼な方法かと」
未央「しぶりん、あーちゃんと比べて、自分の胸のサイズをどう思う?」
凛「まあ、悪くないかな」
卯月「! やっぱり! 藍子ちゃんの話をすると落ち着くみたいです!」
凛「ふーん、ふーん」クンクンッ
武内P「! 頬をすりつけるのを……やめた……!?」
858 = 821 :
未央「これは、治し方がわかっちゃったね」
卯月「はいっ♪ 未央ちゃん、凄いです!」
凛「ふーん、ふーん」クンクンッ
武内P「ですが……本当に、失礼な方法だと、そう、思います」
未央「大丈夫だって! バレなきゃオッケー!」
卯月「凛ちゃーん、藍子ちゃんよりも大きいし、全然平気ですよー」
凛「ふーん、ふーん」クンクンッ
未央「……あれ? 効果が無い?」
武内P「凛凛蝉には、同じ口撃は二度通じないようですね……」
未央・卯月「……うーん」
凛「ふーん、ふーん」クンクンッ
859 = 821 :
未央「別の、胸があまり無い人……かぁ」
卯月「うーん……難しいですね」
武内P「しかし……それにしても、何故、凛凛蝉に……?」
凛「ふーん、ふーん」クンクンッ
ガチャッ!
みく「大変にゃPチャン! 凛チャンの様子が、急におかしくなったの!」
凛「ふーん! ふーん! ふーん! ふーん!」クンクンクンッ
すりすりすりすりすりっ!
武内P「はい、原因はわかりました」
みく「……」
みく「こっ、この状況は何!?」
860 = 821 :
・ ・ ・
武内P「……成る程、一緒に着替えていたら、急に」
みく「うん……突然、『ふーん』しか言わなくなって……」
凛「ふーん、ふーん」クンクンッ
すりすりっ
みく「凛チャン……みくのせいで、そんな姿に……」
武内P「お気になさらないでください。前川さんのせいではありません」
凛「ふーん、タマンネェ、ふーん」クンクンッ
すりすりっ
未央「あれ? 今、なんか」
卯月「はい、たまんねぇ、って」
861 = 821 :
武内P「これも、一時的なものですから」
みく「だと良いんだけど……ちょっと、責任を感じるにゃ」
凛「ふーん、ヤメラレネェ、ふーん」クンクンッ
すりすりっ
未央・卯月「……」
未央「……みーおみおみおみおみおっ!」
武内P「!? 本田さん!?」
みく「!? 未央チャンも、蝉になっちゃったの!? なんで!?」
卯月「……むーらむらむらむらむらっ!」
武内P「!? 島村さんまで!?」
みく「……なんとなくだけど、理由はわかったにゃ」
862 = 821 :
未央「みーお、みーお」
卯月「むーら、むーら」
じりじりっ…!
武内P「い、いけません! 落ち着いて下さい!」
凛「ふーん、ふーん」クンクンッ
すりすりっ
未央「しぶりんだけ、ズルくない?」
卯月「はいっ、三人で、ニュージェネレーションズです」
じりじりっ…!
武内P「完全に正気じゃないですか!」
みく「……」
みく「にゃー」
武内P「!?」
863 = 821 :
・ ・ ・
ちひろ「それで、結局どうなったんですか?」
武内P「皆さんが蝉になった事で、前川さんも刺激されて猫になり……」
武内P「……本田さんと、島村さんを捕まえてくれました」
ちひろ「ああ、猫って、蝉とか捕まえるの得意ですもんね!」
武内P「前川さんが居てくれて助かったと、そう、思いました」
ちひろ「あれ? でも、凛ちゃんはどうやって治したんですか?」
武内P「あ、いえ、それは……」
ちひろ「?」
武内P「……」
864 = 821 :
武内P「……アイドルに必要なのは、胸だけでは無い、と」
武内P「トップアイドルにも、あまり胸の大きく無い人も居る、と」
武内P「そう、説得しました」
ちひろ「……成る程、そういう事ですか」
武内P「渋谷さんは15歳……まだ、未来があります」
ちひろ「そ、そうですね……は、はい」
武内P「彼女はこれからも成長し、大きくなっていく事でしょう」
ちひろ「あの……も、もうこの話はやめましょう!」
武内P「?」
865 :
ふんふん鳴くなら糞糞蝉やないか!
866 = 821 :
武内P「千川さん? あの、顔色が……」
ちひろ「いっ、いえいえ! お気になさらず!」
武内P「そう、ですか」
ちひろ「あ、アイドルに必要なのは、胸だけじゃないですもんね!」
武内P「はい、その通りです」
ちひろ「ですよね! ねっ!」
武内P「そういう意味では、高垣さんは、とても参考になる存在ですね」
ちひろ「あっ」
武内P「……?」
867 = 821 :
武内P「……千川さん?」
ちひろ「……」
武内P「?」
ちひろ「その……後ろ、に」
武内P「後ろ?」
楓「……」
武内P「……あっ」
ちひろ「プロデューサーさん、早く! ごめんなさいしてください!」
武内P「」
ちひろ「抜け殻になっても何にもなりませんから!」
おわり
868 = 821 :
ゲーム落ちです
おやすみなさい
869 :
ドラクエの次はモンハンだ!
870 :
モンハンなんてやったらモンスターの前に武内Pのpが狩られちゃうだろ
871 :
そろそろ美嘉ァが正妻戦争に勝ってもいいんじゃないでしょうか!
872 :
タカガンキンと戦うハンター武内
乱入するキ凛
873 :
ガン♂ランス♂をモンスター♀に突っ込んで爆発させる武内Pだって!?
874 :
文香ちゃんで何かネタを読んでみたいですね
875 = 873 :
文香ちゃんのマスカキネタが欲しいって?
876 :
たまには武内Pに攻めに回って欲しいな
877 :
見慣れないお守り拾ったら「オートガード」付いた武内P
878 :
ゴッドイーター武内P?
879 :
安価つけるの面倒なのでテキトーに書きます
武内P「ひと狩りいきます」
880 = 879 :
楓「ひと狩り……スカウト、でしょうか?」
武内P「いえ、モンスターを狩りに、ですね」
楓「モンスター……なるほど」
武内P「高垣さん、私からも質問して宜しいでしょうか?」
楓「はい」
武内P「何故、居るんですか?」
楓「この拠点は、ライトがく、らいと思うわ」
武内P「……」
881 = 879 :
楓「お話はわかりました」
武内P「いえ、あの、何故ここに……」
楓「ですが……そのお話、お受け出来ません」
武内P「ですから、あの……」
楓「モンスターに、大きいも小さいもありません」
武内P「あの……一緒に行こうと誘っては、いないのですが」
楓「!」
バシバシ!
武内P「叩かないでください、叩かないでください」
882 = 879 :
武内P「しかし……高垣さんの、その背中の大鎌は?」
楓「これは、ファンの方に頂いたんです」
武内P「太刀、ですか」
楓「いいえ、笛です」
武内P「笛?……その、ファンの方は黒尽くめの、ピエロでしたか?」
楓「はい。それに、とっても立派な閃光弾も頂きました」
武内P「……」
武内P「キルバーンじゃないですか! 閃光のようになりますよ!?」
883 = 879 :
武内P「……兎に角、私は狩りに行こうと、そう、思います」
楓「何のために、ですか?」
武内P「いえ、それは……プロデュ……ハンターですから」
楓「……」
武内P「申し訳ありません。そこを通して下さい」
楓「……そんなに、モンスターが好きなんですか?」
武内P「あの、何を言ってるんですか?」
884 = 879 :
武内P「私の仕事は、プロデュ……ハンターです」
武内P「このガンランスでモンスターを倒し、剥ぎ取ります」
武内P「取れるのは、良い素材と、良い肉です」
楓「倒して、剥ぎ取って……」
武内P「はい」
楓「素材と、肉を堪能するんですね……」
武内P「あの、申し訳ありません。他意があるように聞こえます」
楓「貴方の、そのガンランスで!」
武内P「待ってください! 非常に聞こえが悪いです!」
885 = 879 :
武内P「高垣さん、落ち着いて下さい」
楓「私、ビックリしちゃいました」
武内P「……私の方がビックリしたと、そう、思います」
楓「あ、モンスターの役は誰がやっているんですか?」
武内P「諸星さんですね。大きなキグルミがハピハピだと仰っていました」
楓「きらりちゃんを倒して、剥ぎ取って、肉とその素材を堪能するんですね?」
武内P「あの、本当に聞こえが悪いので……」
楓「けれど……それが、ハンターなんでしょう?」
武内P「……」
886 = 879 :
武内P「私は……アイドルの方に、不埒な事は絶対にしません」
楓「その言葉を信用しろ、と?」
武内P「はい。このガンランスに誓って」
楓「信用できません」
武内P「待ってください、即答は傷つきます」
楓「ですから……ご一緒しても、良いですか?」
武内P「……本当に、仕方のない人ですね」
楓「ふふっ♪」
武内P「……良い、笑顔です」
887 = 879 :
凛「話は終わった? それじゃ、行こうか」
武内P「はい、お待たせしました」
楓「こういう時は何て言うんだったかしら……ええと」
武内P「ひと狩りいこうぜ、ですね」
凛「楓さんって、イメージと違うけど親しみやすいよね」
楓「あら、どんなイメージかしら?」
凛「最初の頃は、もっと神秘的な感じだと思ってた」
武内P「ええ、仰っていましたね」
武内P「……」
武内P「渋谷さん、いつの間に!?」
888 = 879 :
凛「ねえ……この蒼い双剣、似合うかな?」
武内P「はい、とても……ではなく!」
楓「蒼剣の、双剣ね♪」
凛「プロデュ……ハンターのガンランスも、凄く立派」
…ぽろっ
武内P「あの、誤解を招くので……と、何か、落とされましたよ」
凛「うん。試し斬りで、ちょっと部位破壊してきた」
武内P「これは……髪の毛、ですか? 結構な束ですが……」
凛「卯月の、ね」
武内P「……」
武内P「島村さんの個性の一つを試しで破壊して来ないで下さい!」
889 = 879 :
ガチャッ
美嘉「ヤッホー★ お待たせー★」
武内P「……城ヶ崎さん? あの、お待たせ、とは?」
楓「おはようございます、美嘉ちゃん」
美嘉「おはようございます、楓さん、凛」
凛「おはよ」
武内P「あの、皆さん?」
凛「あっ、美嘉はボウガンなんだ……うん、バランス良いね」
美嘉「アタシって、最近こうやってバランス取る役回り多いんだよねー★」
楓「ふふっ、カリスマの、力を借りて、狩ります……うふふっ!」
武内P「あのっ、皆さん!?」
890 = 879 :
凛「どうしたの、大声出して」
美嘉「あっ、もしかしてハーレムパーティーで緊張してたり?★」
武内P「いえ、違います」
凛「ふーん。まあ、本当はどうだか」
美嘉「も、もー!/// エロいのはダメだからねっ!///」
楓「いやらしいハンター、はんたーい♪」
武内P「……!?」
楓・凛・美嘉「それじゃあ――ひと狩りいこうぜ」グッ
武内P「良い、笑顔です」
武内P「……いや、待ってください!」
891 = 879 :
凛「待ってくださいって……準備が出来てないの?」
美嘉「へー、アンタって、そういうのキッチリしてると思ってた」
武内P「心の準備が、まるで出来ていません」
楓「もう、草むらからモンスターが出たらビックリしちゃいますよ?」
武内P「いえ、それは……草むら?」
楓「はい。草むらから、野生のモンスターが」
武内P「……」
武内P「待ってください! ポケモンの話をしていませんか!?」
892 = 879 :
凛「もう、良いから行くよ。――蒼い風が、駆け抜けるように」
武内P「なし崩しでクエストを開始しないでください!」
美嘉「楽しみにしてるから、アンタの……が、ガンランス///」
武内P「城ヶ崎さん、何故顔を赤くしているのですか!」
楓「ふふっ、ピカチュウ、楽しみですね♪」
武内P「やっぱりポケモンだと思っているじゃないですか!」
武内P「……皆さん、一回! 一回、落ち着きましょう!」
凛・美嘉・楓「……」
凛・美嘉・楓「……ふぅ」ヤレヤレ
武内P「あの……何故、私が悪い感じに……!?」
893 = 879 :
・ ・ ・
武内P「皆さん……皆さんの職業は、何ですか?」
凛「アイドルハンター」
武内P「アイドル超人感がある回答ですが、良いでしょう」
美嘉「カリスマ★ハンター」
武内P「真ん中の黒い星が気になりますが、はい、良いでしょう」
楓「ポケモントレーナー」
武内P「明らかにおかしいです。ハンターのハの字もありませんよ?」
楓「ですが……一緒に階段を登っていきたいんです」
武内P「高垣さん……?」
楓「ピカチュウと――笑顔で!」
武内P「高垣さーん!?」
894 = 879 :
楓「駄目……でしょうか?」
武内P「いけません」
楓「!? そんな……」ショボン
凛「……!」ギロッ!
武内P「あの、渋谷さん? 何故、睨んでいるのですか?」
美嘉「アンタなら、任せられると思ったのに!」
武内P「あの、城ヶ崎さん? 何を任せると?」
楓・凛・美嘉「……ピカチュウ」ショボン
武内P「……!?」
895 = 879 :
武内P「……皆さんのお気持ちは、よくわかりました」
楓・凛・美嘉「……」ショボン
武内P「モンハンも良い、ポケモンも良い……私も、同じ気持ちです」
楓・凛・美嘉「……」ショボン
武内P「……アイルーの代わりに、ピカチュウを」
楓・凛・美嘉「!」
武内P「大手メーカー同士のコラボ、可能な限り、努力してみます」
楓・凛・美嘉「プロデュ……ハンター!」ニコッ
武内P「……良い、笑顔です」
武内P「皆さんは、本当にモンスターハンターですね」
896 = 879 :
・ ・ ・
ちひろ「それで、この前は来られなかったんですか?」
武内P「……申し訳ありません」
ちひろ「本当、しっかりしてください」
武内P「その……クエストの方は、成功しましたか?」
ちひろ「ええ、お陰様で」
武内P「それは……はい、安心しました」
ちひろ「……せっかく、二人でのクエストだと思ってたのに」ボソッ
武内P「? 千川さん?」
ちひろ「いいえ、何でもありませんよ!」
ちひろ「上手に妬けました!」
おわり
897 = 879 :
ゲームしてきます
898 :
ちひろの討伐?
できらぁ!
899 :
タケトラマンが怪獣モバカネゴンを必殺のエガオビームでやっつける
900 :
「……!」
コンコンと、控えめな音。
意を決し叩いたドアは、シンデレラプロジェクトの、プロジェクトルームのもの。
私は、此処に居るであろう人に、会いに来ました。
その人には……はい、とても言葉では言い表せない程の、恩があります。
「……」
その人は、私が秋のLIVEで体調を崩した時、現場で指揮を執り、
私のせいで混乱してしまった現場を収めてくれたそうなのです。
結果、プロジェクトクローネのお披露目とも言える初舞台は成功に終わり、
今も、クローネとして順調に活動し続けられています。
正に、アイドルとしての命の恩人……と、言った所でしょうか。
「……」
そんな、命の恩人には、直接謝罪をするのが道理と言うもの。
あまり、人と話すのが得意では無いですが……今回は、
得意、不得意に関係なく、謝らなくてはいけません。
迷惑をかけて、申し訳ありませんでした。
此処に来る前に、何度も練習した謝罪の言葉を心の中で繰り返します。
もっと、気の利いた事が言えれば良いのですが、生憎、上手く言葉が浮かびません。
言葉自体は思い浮かぶのですが、それと、私が言えるかは別問題。
出せない台詞を浮かべた所で、それは、相手には届きませんから。
「……」
返事を待っているのですが、中からは何も聞こえてきません。
居ない……と、言うわけではない、はずです。
此処へ向かう途中に、美波さんが「今ならプロデューサーさんは居るわよ」と、
教えてくれたのですから。
ノックをして、返答が無い場合は……声を出す、べきですよね。
「……」
嗚呼……どうして、こんなにも……緊張、するのでしょう。
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