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    元スレ咲「リンシャンロンパ」 洋榎「希望の雀卓と絶望の高校生雀士」

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    51 = 1 :


    葉子「くあ~~っこいい~~~~」

    華菜「次誰行く? 私行こうか?」

    「そういう順番で名乗ったなら、素直に時計回りにするのがいいんじゃない?」

    「確かにそれなら順番でグダる心配はないですねェ……」 ギヒ

    花子「えーっと、んじゃ私か」

    花子「浅見花子。越谷女子、次鋒3年!」

    花子「……つっても、この人数いきなり全員覚えんの無理っしょぶっちゃけ」

    花子「まー多分私のことも覚えらんねーとは思うんだけど」

    花子「この帽子、お風呂以外じゃずっと被ってるし、コイツで覚えてくれたらいいよ」



    越谷女子・次鋒   アサミ ハナコ



    葉子「帽子被ってるとハゲるって言うけど」

    花子「いやいや、でもトレードマークは外せないっしょ」

    華菜「っと、次私か」

    華菜「池田華菜!」

    華菜「風越女子の2年、大将を務めてるしっ!」



    風越女子・大将   イケダ カナ



    花子「ほら、あの娘だって猫耳ってトレードマーク、この切羽詰まった状況でもぴょんこ立ててるし」

    葉子「どーなってんだあの髪の毛……」

    華菜「お前ら人の自己紹介はちゃんと聞けー? 聞いてくださいーい?」

    52 = 1 :


    「上柿恵」

    「千曲東ってとこで、一応副将をやってます」



    千曲東高校・副将   カミガキ メグミ



    「以上です」

    「はい、次どうぞ」

    「え、あ、そっか……」

    「え、ええと、宮永咲です!」

    「き、清澄高校という所で、大将をさせてもらってます!」

    「よ、よろしくお願いします!」 ガバ



    清澄高校・大将   ミヤナガ サキ



    洋榎「おーおー、下げる必要無いのにめっちゃ綺麗な角度で頭下げおったな」

    胡桃「緊張しなくてもいーよー」 アハハ

    華菜「まあ、自己紹介されなくても、多分さすがに優勝校の大将だったら皆知ってると思うし」

    花子「確かに……」

    葉子「私でも知ってるもんな……」

    53 = 1 :


    誠子「えーっと、亦野誠子です」

    誠子「白糸台高校で副将やらせてもらってます」

    誠子「さっきの宮永咲さんの姉、宮永照先輩には大変お世話になりました」 ハハ

    誠子「趣味は釣りなので、誰か釣りが趣味だったり興味ある人がいたら――」

    洋榎「長い! 長いわ!!」

    誠子「ええ!?」

    誠子「いやでも自己紹介って、このくらいの長さになるのが普通じゃあ」

    洋榎「それしていいならウチもたっぷりやりたかった!」

    洋榎「空気読んであんま喋らんかったウチが損したみたいになってまうやんけ!」

    胡桃「今まさにその話聞いて時間やら何やら損した気分だよ」



    白糸台高校・副将   マタノ セイコ



    花子「男を釣る方には、人並みに興味あんだけどねー」

    誠子「えっ」

    誠子「あー……そういう釣りはちょっと……」

    花子「あはは、マジレス?」

    華菜「あんまモテなさそーだもんなあ」

    54 = 1 :


    やえ「晩成高校3年、先鋒の小走りやえだ」

    やえ「……正直……まだちょっと動揺しているんだ」

    やえ「すまない。これからよろしくおねがいします」



    晩成高校・先鋒   コバシリ ヤエ



    葉子「真面目に考えすぎなんじゃねーの?」

    花子「まーでも冷静に考えたらそれが普通なのかもねえ」

    葉子「いやいや、こんな現実味沸かない状況じゃ真面目になれなくてもしょうがないっしょ」

    誓子「えー、でも現実味ないけど、それでも真面目に腹が立ったりはするじゃない」

    葉子「あー、確かにムカつきはするなー」

    誓子「でしょ?」

    「あ、えーと……」

    誓子「ああ、自己紹介ね」

    誓子「桧森誓子。有珠山次鋒の3年生!」

    誓子「皆よろしくね」




    有珠山高校・次鋒   ヒモリ チカコ



    洋榎「……」

    誓子「?」

    誓子「どうかした?」

    誓子「私の顔に何かついてる?」

    洋榎「いや、なんちゅーか、変な睫g」

    胡桃「デリカシー!!」

    55 = 1 :


    誓子「次は、ええと……」

    智葉「……辻垣内智葉」

    智葉「臨海女子の先鋒だ」



    臨海女子・先鋒   ツジガイト サトハ



    葉子「こえ~……」

    花子「何かちょっとピリピリしてねーっすか……?」

    那岐「……!」

    那岐「……新免那岐」

    那岐「讃甘高校のしぇんぽうだ」



    讃甘高校・先鋒   シンメン ナギ



    華菜「あ、噛んだ」

    葉子「つーか、内容まんま辻垣内サンのと同じじゃね?」

    花子「かっこいーと思ってンじゃないの、あーいうのが」

    葉子「うへえ、クールな一匹狼気取りの中二病ってやつ……?」

    誠子「まあまあ、何かちょっと涙目になってるしそのへんで……」

    56 = 1 :


    「えーっと、荒川憩でーす」

    「三箇牧高校2年生!」

    「今年は大将しとりました~!」



    三箇牧高校・大将   アラカワ ケイ



    花子「かつての高校ナンバー2と3が並んでると圧巻だねえ」

    葉子「間に余計なのがいるけどな」

    花子「刀のインパクトだけはやべーけどね」

    那岐「…………」 プルプルプル

    (意外とメンタル弱いんだ……)

    「ええと、もういいですか?」

    「永水女子3年・次鋒、狩宿巴」

    「普段は巫女なんかをやってます」

    「どうぞよろしくお願いします」 ペッコリン



    永水女子・次鋒   カリジュク トモエ



    洋榎「永水なあ」

    洋榎「去年のあれこれもあるし、一編同卓せーへん?」

    胡桃「もう、後にしなよ!」

    57 = 1 :


    葉子「っと、私か」

    葉子「門松葉子、今宮女子」

    葉子「2年、先鋒」

    葉子「悲しいことに知り合いがここには一人もいないんで、適当によろしく」 ヒラヒラ



    今宮女子・先鋒   カドマツ ヨウコ



    花子「……目立つ変な髪型だよね」

    花子「何かチンピラっぽいわー」

    葉子「おめーにだきゃ言われたくねーよ!」

    ???「……」

    華菜「ちょっと変わった、なんていうか、ロックっぽい髪型が並んでるな―とは思ってたけど……」

    「案外、そっちの方は無口なんっすねえ」 ギッヒ

    美子「……安河内美子」

    美子「新道寺の次鋒ばい」



    新道寺女子・次鋒   ヤスコウチ ヨシコ



    葉子「……何かさっきから深刻そうな顔してっけど、大丈夫か?」

    「いや、多分その顔、標準よ」

    「映像で何度も見たことある」

    葉子「え、マジで……」

    花子「ふえー……そーなん……」

    胡桃「失礼だよ皆」

    58 = 1 :


    ちゃちゃのん「ちゃちゃのんは、家老渡高校中堅、佐々野いちごっちゅーんじゃ!」

    ちゃちゃのん「気軽にちゃちゃのんって呼んでほしいけえ」



    家老渡高校・中堅   ササノ イチゴ



    洋榎「チャカのん」

    ちゃちゃのん「この環境下じゃと最もやばそうな名称じゃよそれ!?」

    誓子「茶葉のん?」

    ちゃちゃのん「純和風ッ!」

    花子「そーいや剱谷居ないね」

    竜華「拉致りにくかったんちゃう?」

    竜華「茶道もやっとるから、早々に地元戻ったって噂聞くし」

    華菜「ほへー。すごいなー、二足の草鞋」

    「自己紹介、進めていい?」

    胡桃「ごめんね、どうぞどうぞ」

    「新子憧、1年」

    「阿知賀女子の中堅してます、どうぞよろしく」



    阿知賀女子・中堅   アタラシ アコ



    花子「ギャルかー」

    「ギャルじゃないから」

    華菜「金髪パイナップルにモヒカン、それとギャルに挟まれてると、ちゃちゃのんが淫乱枕アイドルに見えてくるし」

    花子「分かる。アウトローに囲まれてるとそう見えてくるよね」

    洋榎「オセロの理屈やな」

    葉子「だからアンタにだけは言われたくないっての、バッテン帽子!」

    「アタシも別にギャルとかじゃないから!」

    59 = 1 :


    洋榎「時間もないし、さくさくいこかー」

    竜華「清水谷竜華」

    竜華「千里山女子の大将です」

    竜華「特技は、ゾーンに入ると人の体温や呼吸を感じることが出来ること」

    竜華「持ちネタ一発芸は人間サーモグラフィーです」

    華菜「なにそれ怖ッ」

    洋榎「それ、ほんまずるいわー」

    洋榎「知ってても対処出来へんし一発芸でやられると絶対笑うからほんまずるい」



    千里山女子・大将   シミズタニ リュウカ



    胡桃「まったく……」

    胡桃「あ、私で最後かな」

    胡桃「加倉胡桃、宮守女子中堅!」

    胡桃「これでも一応3年生だからね!」



    宮守女子・中堅   カクラ クルミ



    洋榎「なるほど小学3年生かー」

    洋榎「よちよち、よく挨拶できまちたねー」

    胡桃「……」 ゲシッ

    洋榎「あいたーーーっ!」

    洋榎「おまっ、脛はあかんて……脛は……」

    60 = 1 :


    「……ちょっと変じゃありませんか?」

    華菜「へ?」

    誠子「変……って?」

    「麻雀を打つ、っていうのが名目なのに……」

    「19人だと、4で割れませんよね」

    洋榎「そういやそうやな……」

    透華「4で割れない事に、何か意味が……?」

    ???「ないっすよ」

    「!?」 ビクッ

    ???「何故なら、ここに居るのは20人で、4で割れるからっす」

    葉子「うおっ、何だァ!?」

    「な、何もなかったはずのところから人が……」 ガクブル

    那岐「ひ、ひいい……あ、悪霊退散般若波羅蜜多何たらー」 ブルブル

    ???「幽霊じゃあないっすよ」

    桃子「東横桃子。鶴賀学園副将1年。れっきとした、生きた人間っす」



    鶴賀学園・副将   トウヨコ モモコ



    洋榎「まあ、なんいせよ……これで20人か」

    胡桃「同じ学校の人は一人もいないんだね」

    透華「ですわね」

    透華「一応、名前と学年、ポジションなんかは全てメモを取らせてありますわ」

    「あ、はい、簡単にですけど……」

    葉子「って、自分で取ったんじゃねーのかよ!」

    透華「何分、ハギヨシに取らせることに慣れているもので」

    葉子「誰だよハギヨシって……」

    誓子「彼氏かしら」 ワクワク

    花子「まじ? 彼氏の友達紹介してほしいなー!」

    61 = 1 :


    「賑やかなとこ悪いけど……アタシ、自分の部屋に行ってもいい?」

    華菜「ほえ?」

    智葉「ここも10時には閉鎖される」

    智葉「あまりのんびりせず、早々に部屋に戻るというのは賛成だな」

    「部屋の中もチェックしたいし、電子手帳とやらも確認しないわけにはいかないからさ」

    竜華「確かに……自分の部屋がどないなっとるんか、まだ見とらんしな……」

    洋榎「せやな……」

    洋榎「とりあえず今日の所は食い終わり次第自由解散にするかあ」

    透華「ああ、それなら一点」

    透華「折角ですので、明日朝8時に集まって朝食を取りませんこと?」

    華菜「へ?」

    「何故です?」

    透華「たっぷりある夜時間に考察して、何か閃いたならその共有をと思いまして」

    透華「それに、食事を共にすることで、変な気を起こす可能性がグッと減ると思いますわ!」

    透華「食事! それは冷えきっていた家族ですら暖かなものに変える魔法のイベントっ!」

    透華「ですから、ベストは毎日8時に朝食会を行なうことでしてよ!!」

    (何より変な本人のテンションはともかく……)

    (変な気――殺人を起こさないため、という点では、龍門渕さんの考えは、優れている)

    (確かに毎日顔を合わせた相手だと殺しにくいし……)

    (万が一があった場合でも、朝食会に来ないことで早期発見に繋がるかもしれない)

    「私も……その意見に賛成です」

    62 = 1 :


    洋榎「ん、せやな」

    洋榎「毎朝するかは一先ず置いとくとして、明日は8時に集まるか」

    (その意見に、特に反対は出なかった)

    (それから皆、黙々と――一部、騒がしかったけど――ご飯を食べた)

    (豪華だし、美味しかったけど……だからこそ、どこか薄ら寒かった)

    (あまり食欲が出なくって、比較的早めに、私は自分の部屋へと戻った――)

    63 = 1 :


    <自室>

    「ふう……」

    「あ、これが電子手帳……」

    「中、見てみようかな」 ポチ


    『合宿規則

    厳守!破った人にはきつ~いおしおきがあります!

    1.雀士達にはこの施設内だけで共同生活をしてもらいます。共同生活の期限はありません。

    2・.夜10時から朝7時までを“夜時間”とします。夜時間は立ち入り禁止区域があるので、注意しましょう。

    3.探索は自由です。建物について調べるのは自由です。特に行動に制限は課せられません。

    4.ただし、シャッターを壊したり等、建物を著しく破損させる行為は禁止です。

    5.勿論監視カメラの破壊も厳禁。布等でカメラを見えなくする行為も禁止です。

    6.監督者であるモノペンへの一切の暴力を禁止します。

    7・仲間の誰かを殺害した“クロ”は、この施設を卒業し元の生活に戻れますが、他の人に自分が“クロ”だとバレてはいけません』



    「……」

    「監視カメラ?」

    64 = 1 :


    「よく見ると部屋にカメラが……」

    「私達の行動も関しされてるってことだよね……」

    「てことは、食堂なんかにもあったのかな……」

    「……」

    「お風呂はユニットバス」

    「脱衣所もあるけど……」

    「うう、すりガラス……」

    「カメラに裸が映っちゃうことはないけど……」

    「でも例えば服を着たまま変なことをしてたら、気付かれる可能性はあるってことだよね……」

    「気をつけなくちゃ……」

    「……」

    「シャワーは、後にしてもうちょっと読んでおこうかな」

    65 = 1 :


    「これは……地図?」

    「こうしてみると、結構いろんな部屋があるんだ……」

    「2Fのどこに誰の部屋があるのかも載ってる……」

    「あとは……」 ポチポチ

    「……」

    「生徒名簿……」

    「学年もポジションも全部載ってる……」

    「何なら顔写真まで……」

    「……」

    「メモった意味……なかったな……」 ズーン

    66 = 1 :


    「……ふう」

    「意外と水圧ちゃんと出るし、お湯も暖かかったな」

    「……」

    (正直、まだ不安でいっぱいだけど……)

    (洋榎先輩や、龍門渕さんが何とか仕切ってくれてるから……)

    「大丈夫だって、信じるしかないよね……」

    「うん、今日はもう寝よう!」

    「それで……明日に備えなくちゃ」

    (明日になれば、なんとかなる)

    (そんな根拠の無いことを無理矢理信じながら、眠りについた……)



    Day1 END

    67 :

    面白そう
    期待

    68 = 1 :

    ようやっと区切りがついたので、一旦終了します。
    参加者は以下の通りです。

    清澄高校・大将   ミヤナガ サキ(1年)
    姫松高校・中堅   アタゴ ヒロエ(3年)
    龍門渕高校・副将  リュウモンブチ トウカ(2年)
    宮守女子・中堅   カクラ クルミ(3年)
    風越女子・大将   イケダ カナ(2年)

    阿知賀女子・副将  アタラシ アコ(1年)
    白糸台高校・副将  マタノ セイコ(2年)
    三箇牧高校・大将  アラカワ ケイ(2年)
    有珠山高校・次鋒  ヒモリ チカコ(3年)
    千里山女子・大将  シミズタニ リュウカ(3年)

    臨海女子・先鋒   ツジガイト サトハ(3年)
    讃甘高校・先鋒   シンメン ナギ(3年)
    鶴賀学園・副将   トウヨコ モモコ(1年)
    永水女子・次鋒   カリジュク トモエ(3年)
    晩成高校・先鋒   コバシリ ヤエ(3年)

    家老渡高校・中堅  ササノ イチゴ(3年)
    千曲東高校・副将  カミガキ メグミ(1年)
    新道寺女子・次鋒  ヤスコウチ ヨシコ(2年)
    今宮女子・先鋒   カドマツ ヨウコ(2年)
    越谷女子・次鋒   アサミ ハナコ(3年)

    【残り20人】

    69 :

    >>68
    咲ちゃんが皆とらーぶらーぶする学園モードはありますか?

    70 :

    乙。透華の「あっ…(察し) 」感すごい

    71 :

    期待!…でも咲-Saki-とダンガンロンパってどっかで見た気が……とにかく期待!

    72 :

    こういうスレで憧見かけると憧の教典思い出す

    73 = 67 :

    あぁ、サキロンパか。今2をやってるな。

    74 = 1 :

    再開します。
    ちょいちょいどうでもいい自由行動とかは安価出すのでお暇な方は参加して頂ければと思います。
    自由行動でらーぶらーぶしてね。

    75 = 1 :


    【Day2】

    キーン、コーン……カーン、コーン

    モノペン『オマエラ、おはようございます!』

    モノペン『朝です、7時になりました! 起床時間ですよ~!』

    モノペン『さぁて、今日も張り切っていきましょう~!』

    「……」

    (うう、目覚め最悪だよお……)

    (朝からあの映像で起こされるのもだけど……)

    (何!? モノペン劇場って!? 何その夢!?)

    「……」

    「うう、二度寝したいけど、顔洗って着替えたら食堂に行かなきゃ……」

    76 = 1 :


    <食堂>

    (食堂に行くと、そこそこ人が集まっていた)

    洋榎「おっ、はよー」

    洋榎「早いやん、まだ朝食会まで時間あるで」

    「おはようございます」

    「洋榎先輩も……早いですね」

    洋榎「あ、今意外とか思ったやろ」

    「ええ!? そ、そんなこと……」

    洋榎「これでも厳しい~~部活の主将として、毎朝朝練で早起きさせられとるんやで」

    洋榎「まあ昔は寝坊もめっちゃしててんけどな、絹と恭子に鍛えられたわ」 ガハハ

    胡桃「まったく朝から騒がしいよね」 ヒョコ

    「あ、胡桃先輩。おはようございます」

    胡桃「ん、おはよー」

    胡桃「……で、朝食会を企画した張本人は? まだなの?」 キョロキョロ

    77 = 1 :


    葉子「あー、アイツなら今厨房だよ」

    胡桃「あれ、意外」

    胡桃「早起きとかしなさそうなキャラなのに」

    葉子「うっせっすわ」

    葉子「最速と言われる私より先に来てやがんの」

    葉子「アイツ、7時より前に起きて張ってたんでねーの?」

    「何でそんなことを……」

    透華「勿論!」

    透華「安心安全な食事を提供するため、ですわ!」

    「おはようございます」

    透華「ええ、おはようございます」

    透華「気にしないと思っても、どうしても昨日のアレは気になってしまうもの……」

    透華「そこの……ええと」

    葉子「……門松」

    透華「門松さんのように、毒が不安で柄にもなく早朝から厨房を覗きに来る方もいらっしゃるでしょう」

    葉子「ばっ、私は別に、ビビってなんか……」

    透華「ですので……真っ先に私が来て、しっかりと見張りもしておきましたわ!」

    誠子「その本人が毒入れてたら意味ないけどね」

    透華「わ、私はそんなこと……」

    誠子「冗談冗談」

    誠子「実際食材選んで調理してるのは私と巴だし、透華に狙って毒入れる余地なんてないよ」

    誠子「私としても、監視してもらえるおかげで変に疑われる心配せず料理作れたから大助かりだし」

    洋榎「へえ、自分料理できるん?」

    誠子「魚限定だけどね」

    誠子「釣りの時は朝早いし、部活でも朝は早いし、どうしても時間を持て余してたから、料理させてもらってたんだ」

    透華「巴さんも同じようなことを言ってましたので、今日はお二人に人数分の料理をお願いしましたわ」

    透華「私は作らせる専門ですので助かりましたわ」

    胡桃「それでよく朝食会企画できたね……」

    洋榎「こいつら早めに来とらんかったらどうするつもりやったんや朝食……」

    78 = 1 :


    (それから次第に食堂に人が増えていった……)

    (時間の5分くらい前には来る真面目な人達)

    やえ「おはよう! 皆早いな!」

    美子「……おはようございます」

    「おっはよーございますー!」

    竜華「はよーっす」

    ちゃちゃのん「みんな、おはようー」

    智葉「……おはよう」

    (時間ギリギリか、ちょっと遅れて来る人達)

    「危ない危ない。ギリギリセーフ、かな」

    「おはようございまーす」

    誓子「おはよう! ちょっと危うく二度寝するところだったぁ……」 ホッ

    (……そして、10分待っても来ない人達)

    透華「もう!」

    透華「来ていないのは……」

    葉子「あの猫みてーなのとバッテン帽子、あと変な剣持ってるアブねーのと影薄い巨乳の四人じゃね?」

    「へえ、ちゃんと見てるんですねえ」

    葉子「まあ、頭ひとつくらい飛び抜けて目立つ連中だからな、最後の一人以外」

    「あれ、でも……」

    「私が来た時には、もう居ましたよね」

    桃子「はいっす」

    葉子「うおあっ!?」

    「び、びっくりした……」

    透華「いつ見ても心臓に悪い方ですわね……」

    79 = 1 :


    透華「仕方がありませんわ、私が直々に呼んで――」

    バタン

    華菜「ごっめん遅れたし!」

    透華「池田華菜!」

    透華「まったく、仮にも規律の厳しい風越出身である貴女がそのような体たらくでは困りますわ!」

    華菜「いや、それには深いわけが……」

    透華「言い訳無用!」

    透華「その濡れきった髪の毛は何なんですの!」

    華菜「ああ、これはシャワーを浴び……」

    ジロー

    華菜「うっ、そ、そんな目で見るなし!!」

    華菜「こ、これには深~~い深~~~~~~いわけが……」

    80 = 1 :


    ガチャ

    花子「はよーっす」

    花子「あれ?」

    花子「もしかして、まだ始まってなかった?」

    透華「当たり前です!」

    透華「全員揃って、と言ったではありませんか!」

    花子「そーだっけ?」

    花子「いやごめんごめん」

    花子「てっきり先始めてると思ったからさ」

    花子「寝過ごした時点でもう間に合わねーって思って、朝シャンしちゃった」

    ジロー

    華菜「か、華菜ちゃんはコイツと一緒の理由じゃないしっ!!」

    81 = 1 :


    透華「罰として、お二人で新免さんを迎えに行ってくださいまし!」

    花子「えー」

    花子「先食ってよくない? 冷めちゃうしさ」

    透華「冷めてしまうから早く行くようの言っているんです!」

    花子「うへー」

    花子「だーってさ」

    花子「大人しく朝シャン同士行きますか」

    華菜「だーかーらー、華菜ちゃんはーーー!」

    透華「……」

    華菜「……わかったわかった、わかりましたよ行くってーの!」

    華菜「ほら、さっさと行くし!」 スタスタ

    花子「しっかしまさか私より遅い奴がいるとはねー」 スタスタ

    82 = 1 :



    (数分後……)

    花子「あーっ、つっかれたー!」

    那岐「おはよう。遅れてすまなかった」

    華菜「ほんっとうだし!」

    花子「どんだけ爆睡してんだよ!」

    華菜「あんだけインターホン押す機会、そうそうないからな!」

    那岐「申し訳ないとは思っている」

    那岐「普段は剣の稽古もあり、武人として早朝から起き修行に勤しむ身」

    那岐「なればこそ起きられると思っていたのだが……」

    那岐「どうやら枕が代わっても眠れる私でも、目覚ましが変わると起きれなくなるようだ」

    胡桃「意外と繊細なんだ」

    誓子「普段は何で起きてるの?」

    誓子「何か剣士っぽい目覚まし?」

    葉子「剣士っぽい目覚ましって何だよ……」

    誓子「それが分からないから聞いてるんじゃない」

    那岐「いや、普段はiPhoneに入れた舞園ちゃんの着うたで起きているんだが……」

    葉子「武士設定速攻でかなぐり捨てたな!!」

    那岐「失礼な!」

    那岐「私は硬派な武士だし、ライブだってサイリウムという練習刀を振るう鍛錬の場として……」

    葉子「武士に謝れよ!!」

    胡桃「アレは放っておいて、ご飯にしない?」

    透華「それもそうですわね」

    83 = 67 :

    ダンガンロンパと繋がってる?

    84 = 1 :


    透華「それでは皆様、手を合わせて――」

    透華「いただきます!」

    「「「いただきまーす」」」

    「ま、まばら……」 アハハ

    誠子「魚もいっぱいあるから、好きなの食べてよ!」

    「お口に合えばいいんだけど」

    那岐「美味い!」

    那岐「……が、肉が足りないな。肉はないのか?」

    「ごめんなさい、宗教柄、あんまり肉料理は得意じゃないから今日は……」

    「朝から肉!!っていうのも何でしょ」

    那岐「馬鹿言うな」

    那岐「私は朝からダブルチーズバーガー3つイケるタイプの武士だぞ」

    葉子「もうそれ武士でも何でもねーじゃん……」

    花子「ツッコんだら負けなんじゃね?」

    85 = 1 :


    透華「それで……」

    透華「何か今日までに気付いたことなどがあれば、この場で共有したいと思うのですけど」

    洋榎「せやなあ」

    洋榎「とりあえずまとめ役なんやし、自分から発表したら続きやすくなるんちゃう」

    透華「そうですわね」

    透華「大したことではないのですが……」

    透華「やはりというか、携帯電話は没収されていましたわ」

    透華「恐らく、他の方々も通信機器は没収されているかと」

    洋榎「ああ」

    胡桃「困っちゃうよね」

    (そうだったんだ……)

    那岐「おかげで朝起きられないしな」

    花子「いや明日はちゃんと起きてよー?」

    葉子「アンタがそれ言うんすか」

    86 = 1 :


    透華「他に何か気付いた方は……」

    華菜「はい! はいはいはいはいはーい」

    洋榎「ほんならウチが――」

    華菜「おーーーい!?」

    洋榎「冗談やって。んで、どーしたん」

    華菜「いや、それが……」

    華菜「何か夜時間は、シャワーが止まるみたいだし」

    「え?」

    「らしいね」

    「私も昨日シャワー出なくて焦ったわ」

    やえ「私もそうだった」

    「右に同じ~」

    美子「うん……おかげで朝浴びることになったし……」

    美子「7時に起きれてなかったら、遅刻してたかも」

    透華「それ、本当ですの?」

    華菜「マジだし」

    華菜「監視カメラにキレ倒したら、モノペンが出てきて補足していったし!」

    「も、モノペンが……!?」

    華菜「なんでも、夜時間は節約のために水が止まる~~って」

    誓子「どーりで夜中お手洗いに起きた時、水が流れなかったわけだ……」

    葉子「え、それどーしたんすか……」

    やえ「ということは……シャワーのみならず、水全体が止まるのか……」

    「……夜時間に殺人を犯しても、隠蔽が難しい、ってことかしらね」

    一同「…………っ!」

    「ちょ、ちょっと、そんな顔しないでよ」

    「客観的かつ冷静に判断しただけだから」

    87 = 1 :


    透華「それに……」

    透華「そんな大事なことも、モノペンは全体周知してくれませんのね」

    華菜「問いただしたら、聞かれてないからとか抜かしてたし!!」

    洋榎「問い質したら、もっとポコポコ隠れたルールとか出てきそうで怖いな」

    胡桃「かといって、全部教えろって言って、教えてくれる雰囲気でもないよね」

    洋榎「そーいう読み合い探りあいも麻雀要素、ってか」

    洋榎「胸くそ悪いわー」

    華菜「ホントだし!」

    華菜「華菜ちゃんなんて、シャワー浴びて体洗ってる最中に水を止められたんだから!」

    葉子「……え、それどーやって……」

    華菜「倉庫にミネラルウォーターのペットボトルがあるってモノペンに言われて……」

    華菜「くっそ寒い中、全裸で階段降りて倉庫までペットボトル取りにいってたし!!」

    葉子「うわあ……」

    花子「とんでもねー……」

    華菜「これで男子が混じってたと思うと、ゾッとするし……」

    花子「いや、男子居なくてもそれはちょっと……」

    88 = 1 :


    透華「ちなみに……」

    透華「貴女の個室から倉庫に行くなら、この食堂も横切りそうなものですけど……」

    透華「何か変わったこととかは……」

    華菜「いやいやそんなの分かんないし!」

    華菜「ある意味こっちも必死だったし、下手に首つっこんで何かされたらたまったもんじゃないし!」

    「賢明ね」

    透華「他には何か気付いた方は……」

    洋榎「どんなしょーもないことでもええで」

    那岐「……」 スッ

    透華「はい、えーと……」

    那岐「新麺那岐。超高校級の剣道家だ」

    葉子「何ふかしてんだこいつ」

    花子「いったー……」

    透華「それで、気付きというのは」

    那岐「あの枕……」

    那岐「低反発のちょっといい枕だった!」 クワッ

    胡桃「本当にしょうもない!!」

    89 = 1 :


    透華「他……は、なさそうですわね」

    洋榎「てなると……探索するしかないやろな」

    胡桃「規則では探索自体は自由ってなってたもんね」

    透華「ルールの改変自体は無い、と考えてもいいと思いますわ」

    「新ルールが発見されたり追加されるとしても、既存ルールに抵触はしない、か」

    透華「あくまで能力向上という名目を貫くなら、基盤の部分を揺るがすことはしないはずですわ」

    「でも……探索って、どうやってやります?」

    「全員で動くのも、大所帯すぎて大変だと思うんだけど……」

    「かといって、単独調査も考えものじゃない」

    「そうなると、サボる人も出かねないし」

    花子「なーんでこっち見てるんすかね~」

    葉子「感じ悪くね~?」 オイコラ

    那岐「全く心外だな!!」 プンスコ

    花子「……」

    葉子「……」

    花子「見るならコイツ一人にしてくんないと」

    葉子「そーだそーだ」

    那岐「あ、あっれー!? 君達ちょっとひどくない!?」

    90 :


    透華「まあ、数人のグループが一番いいでしょう」

    透華「見落としも減るでしょうし」

    「何か有利な情報得ても、独り占めは避けられるしね」

    洋榎「おいおい」

    「別に誰かがそうするなんて言わないけど、警戒するに越したことはないでしょ」

    「盲信っていうのは、全員を信じないのと同じくらい駄目なことなんだから」

    「でも……どういう風にグループ分けを……?」

    桃子「ま、ままままさか、好きな人同士で4人組作って~なんて言うんじゃ……!」 アワワ

    「え、ええ!?」

    「ど、どどどどうしよう……」

    「わ、私人見知りだし、グループ作るの苦手だよお……」

    透華「ふむ……ではこうしましょう」

    透華「大将・副将・中堅・次鋒・先鋒で分かれて、探索するといたしましょう」

    透華「どうやら、たまたま各4名になるようですし」

    透華「反対がある方はいらっしゃいませんか?」

    シーン…

    透華「では、食べ終わり次第、そのグループで各々この建物を調査していきましょう!」

    91 = 90 :


    「すんませ~~ん、おまたせしました~~~~」

    華菜「まったくだし」

    竜華「相変わらずマイペースですね」

    「いや~」

    「のどぐろが美味しゅうて美味しゅうて」

    「私達が最後みたいですね」

    「ほな、とりあえず行こか~~」

    92 = 90 :


    「食堂は廊下の真ん中にあって……」

    華菜「正面は、昨日の雀卓のあるホールだったな」

    「あとであそこに集まって、報告会した後打つんやったね」

    竜華「さて、どっちから行くか……」

    華菜「華菜ちゃん達は右手側に行ってないから、あっち気になるし」

    竜華「ん~……まあ、そんならそっちからで」

    「最初の扉、これって……」

    華菜「ここだけ中が丸見えの透明の扉なんだな」

    「コインランドリーみたいやねえ~」

    竜華「コイン要らんから、普通のランドリーやけどね」

    華菜「ほほう、入る前から詳しいんだな」

    竜華「まあ、ここで目覚めたからな」


    93 = 90 :


    <ランドリー>

    竜華「ちなみにここの椅子、割りとフカフカで気持ちええねんで」

    華菜「おお、ホントだ」

    「この椅子で目覚めたんですか?」

    竜華「せやで」

    「おっきい洗濯機やな~」

    「乾燥機能もついてますね」

    華菜「人間くらい入れそうだし」

    竜華「実際、あの剣持ったちょっとアレな子がここにぶちこまれとったわ」

    華菜「お、おお……」

    「一歩間違えたら大惨事でしたね……」

    94 = 90 :


    <談話室>

    華菜「その横が談話室、と」

    「ティファールの他に、自販機もあんな~」

    竜華「お金いれんでも出てくるみたいやな」

    華菜「紙コップタイプの自販機見ると、混ぜたくなるし」 ポチー

    「わっ、躊躇なく……」

    華菜「オロナミンコーラだし!」

    「な、なんか病院の臭いがする……」

    「ええ臭い~」

    竜華「Weekly麻雀Todayも置いてあんのか……」

    「ランドリーで洗濯してる間に時間を潰せ……ってことなんじゃ」

    竜華「かもしれへんな」

    95 = 90 :


    華菜「あっちのドアは……っと」 ガラ

    「廊下に続いとるようやねえ」

    竜華「どうやら廊下はコの字型らしいからな」

    竜華「そっちのドアはさっきの廊下を曲がった先」

    竜華「階段に続く廊下に繋がっとるようやな」

    「あれ、正面にも扉が……」

    華菜「行ってみるし!」 タッタッタ

    「ウチも~」 タッタッタ

    「え、ええ!?」

    竜華「うーん、行動力高いなあ」 スタスタスタ

    96 = 90 :


    <視聴覚室>

    華菜「うーん、思ったより狭いし」

    「ここでDVDとか見られるみたいだけど……」

    竜華「肝心のDVDソフトがないなあ」

    「倉庫探せばあるんちゃうかな~」

    竜華「かもしれへんなあ」

    華菜「この狭さ……どっかに隠し部屋とかあるんじゃないか?」 トントン

    竜華「いや、ないやろ……」

    竜華「単純に、食堂から続いてる厨房がこの壁の向こうにあるだけや」

    華菜「あー、なるほど」

    「だから扉は一個しかないんやなあ」

    「……厨房から直接廊下には出られないんですね」

    竜華「……」

    竜華「包丁を、安易に持ち出せないようにするため……やろな」

    「……」

    華菜「殺し合いを推奨しているのに?」

    竜華「あくまで周囲を騙して、ちゅーとったし、ありえへん話やないやろ」

    97 = 90 :


    <廊下>

    竜華「それより……」

    竜華「問題はコイツやな」

    華菜「シャッターが上がって、地下への階段が現れてるし」

    「そういえば……」

    「朝、ちょっと迷っちゃった時に、今の階になかった部屋があったような……」

    竜華「いやいやいや、なんでコの字の廊下と階段の移動だけで迷子になれるん!?」

    「ちょっとした病気ちゃうかなあ……」

    華菜「ま、とにかく下の階に行ってみるし!」

    竜華「せやな」

    「上の階は、各々の個室があるくらいですもんね」

    98 = 90 :


    <地下1F>

    華菜「階段降りて……っと」

    「わわ、なんやろこれ~?」

    竜華「ふむ……」

    竜華「今までみたいに廊下の左右に部屋が配置されとるんかと思ったけど……」

    「鉄格子……ですよね、これ」

    華菜「なんだろ、これ……」

    エトペン「いやーーっほう!」

    華菜「う、うわ!」

    「出おったぁ~~!?」

    エトペン「人を頑固な大便みたいに言わないでよね、もう、失礼しちゃうなあ」 プンスコ

    エトペン「ここが何なのか、折角教えてあげようと思ったのにさ!」

    99 = 90 :


    エトペン「ここはトラッシュルーム」

    エトペン「巨大な焼却炉だよ」

    華菜「焼却炉……?」

    エトペン「もうこの説明5回目だから大分飽きてるんだよねぇ……」

    エトペン「まあ手っ取り早く言うと、毎日ゴミ当番を任命するから、当番の人は鍵をあけてここにゴミを捨ててもらうってわけ」

    竜華「鍵かけとく意味あるん?」

    エトペン「もちろん!」

    エトペン「炎はとーっても危ないし……」

    エトペン「自由に解放して、死体を燃やされたりしたら困るだろう?」 ウププププ

    「…………っ」 ゾッ

    エトペン「それに、ボクが見たいのは、どうやって頭をつかうか、というところなのです」

    エトペン「証拠隠滅が簡単に出来過ぎても困るよね」 ウププププ

    「……」

    エトペン「おっと、どうやら他の場所で呼ばれたようだから、ボクはもう行くね!」

    エトペン「夢の国のネズミと一緒で、同時に複数の場所には居られないのだ……」 オヨヨヨヨ

    エトペン「それじゃあ!」 ドヒューン

    「行っちゃった……」

    華菜「……なーんか胸糞わるいし!」

    「さっさと次の場所探そか~」

    100 = 90 :

    エトペン→モノペンに訂正


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