元スレ勇者「仲間TUEEEEEEEEEEEEEE!!」
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
701 = 696 :
本格的な旅立ちの前に700レスかぁ、こりゃとんでもない大作だなぁ(遠い目)。
703 :
こっからは速いぜぇ……きっとジェットコースターだ
乙
704 :
悲しいなあ
705 :
乙
こんなの読んだことねえよ…
706 :
乙
ここから勇者が絶望してくのかな?
707 = 703 :
真魔王と聖女がいるから死でさえも救いには成らないという絶望
魂までも囲い込まれて終わらぬ地獄がまっていそう
708 = 693 :
これ書籍化してもいいぐらいだな
709 :
何が辛いって勇者が普通にいいやつな事なんだよなあ
711 :
これで勇者特有の能力すらも否定されたか。
仲間にくらべ知力、体力、権力、名声全てダメとか
不憫すぎて吐き気してきた。
712 :
これの何がやばいって勇者は普通にいいヤツなのに魔王は既に倒れありとあらゆる全てが仲間に劣りその仲間が全力を出したら世界が滅ぶ勢いっていう不純に不純を重ねた勇者マジ不純
713 :
同じ不確定要素満載なら
勇者を指名しない方が不幸な人間作らないで済むんじゃなかったのかな……
714 :
でも勇者を指名しないと仲間たちがまとまらなかった可能性があるし
715 :
仲間の強さを知った瞬間の勇者も気になるけど
勇者の強さを知った瞬間の仲間の反応が気になる
716 :
仲間もいい奴だから気を使ってくれそうなのがまたな…
717 :
勇者の伝説ってもしかして最弱伝説なんじゃ…
718 :
この後ほぼ全員が深い悲しみに包まれる
これはもう確定
どう着地するかが問題
719 :
胃が痛い…キリキリする
720 :
女神しばきに行く聖女を幻視した
でも実際できる事あったはずだよね女神さま
721 :
『勇者伝記』と『名もなき告白』、『世界が終わった日』的な三冊目があってもおかしくない
>>720
>>640
囚われの身でできる限りの干渉をした結果が現状だと考えるほかない
722 :
村で飲み食いしたから多少気休め程度にステータス上がってそう
723 :
雀の涙とは言うが差と上昇量の比を考えると蚤の涙くらいでも五桁上がりそうなので何と喩えていいやら……
724 :
名もなき告白の記述と食い違っているという事は、勇者伝記ではたぶん褒め称えられてるんだろう
大丈夫大丈夫、へーきへーき(勇者の精神以外)
725 :
こいつら生まれた時からこの名前なんだよな
726 :
勇者(タカシ)
727 :
そもそも誰が書いたかだよな伝記の方は、仲間の誰かか、吟遊詩人とかなのか。
そして地下遺跡に隠したのは勇者か別人か……続きが気になるな。
728 :
勇者(としひと)
729 :
伝説の方は聖女の余計な気遣いの可能性…
730 :
凄いな、旅立ちというワクワク感MAXのイベントに悲壮感しか存在しない
今後、勇者に幸せは訪れるのだろうか……
731 :
魔王倒せれば世界平和だから…
732 :
魔王ってなんだろう
733 = 718 :
坊や それは風のざわめきだ
734 :
魔王(世界を滅ぼすとは言ってない)
735 :
真魔王の立場は
736 :
魔王の方が強いと思ってるのに真魔王を名乗ってるのがわからん
737 :
それはSSの表記上の都合だろ
738 :
勇者は自分の弱さを正直に打ち明けて仲間に鍛えてもらったらいいんじゃね?
たぶん主人公補正で急成長するやろ(適当)
739 :
ー 朝、山奥の村 ー
村長「それではな……。達者でやっていけよ」
女村人B「頑張るのよ、勇者。必ず魔王を倒してきてね」グスッ
村人A「気張ってけよ、無茶さすんなよ!」
村人C「世界を頼んだぞ、勇者ぁ! 魔王を倒してここに錦を上げて帰ってこい!」
勇者「うん!」
神父「貴方に女神様の強い御加護があらん事を……。どうか無事にここへと帰って来るのですよ」
村長「ああ、ここはお前の故郷なんじゃからな」
勇者「はい! 行ってきます! みんな、ありがとう!!」ヒラリ (騎乗)
馬「」ヒヒーン
「がんばれよー! 負けんなー!!」
「しっかりなー! 毎日、女神様に勇者の無事を祈っておくからなー!」
勇者「うんっ! ありがとう、みんなー!」
勇者「ありがとうーーー!!!」
馬「」カッポ、カッポ
740 = 739 :
ー 山道 ー
勇者「それにしても、昨日あれだけ飲んだのに、体が軽いや。二日酔いとかにもなってないし」
馬「」ヒヒーン!!
勇者「やっぱり故郷の酒は特別なのかな。料理もどれもこれも美味かったし。心なしか、相棒も今日は元気に見えるしな」
馬「」ブルルッ
勇者「皆の期待に応える為にも、これから頑張らなきゃな。お前も頼りにしてるぞ、相棒」
馬「」バルルッ!!
前日
【伝説の勇者】 【名馬】
『体力 :204 『体力 :109
攻撃力:115 攻撃力: 16
防御力:110 防御力: 8
魔力 : 77 魔力 : 0
素早さ: 87』 素早さ: 24』
↓
本日
【伝説の勇者】 【名馬】
『体力 :307 『体力 :196
攻撃力:213 攻撃力: 69
防御力:210 防御力: 65
魔力 :175 魔力 : 0
素早さ:192』 素早さ: 78』
剣聖「お、勇者が来たな。皆の見送りも終わったか」
女闘神「あたしらは先に行っといて正解だったね。勇者、いい表情してる」
聖女「だね。みんなから、いっぱい元気をもらったんだろうね」
勇者「お待たせ、みんな。それじゃあ、行こうか」
馬「」ヒヒーン
剣聖「ああ! みんなで力を合わせて魔王を倒すぞ!」
女闘神「ついに、旅立ちの時だね!」
聖女「うん! みんな、頑張ろうね!」
真魔王「魔王を倒しに!」
女大富豪「出発するよ!」
「おーーーーっ!!」
741 = 739 :
勇者「それじゃあ、とりあえず一旦下の町まで降りようか。みんな、歩きで来たんだよね? なら、俺も歩くから、相棒に皆の荷物を乗せていって」ヒラリ (下馬)
馬「」バルルッ
真魔王「あ、大丈夫だよ、勇者。気を遣わないで。みんな、移動手段はあるから」
勇者「?」
女大富豪「それよりも、勇者。これからの行動についてちょっと話しておきたい事があるの。大事な事だから、少し時間をくれる?」
勇者「あ、うん。それはもちろん。これからの魔王を倒す旅の事についてだよね?」
女大富豪「そう。私は職業柄、世界中を飛び回ってたからね。その間に、魔王を倒す為の色々な情報を集めておいたの」
女大富豪「真魔王や女闘神にも色々と協力してもらったし、もう情報に関しては誰よりも詳しいわよ。任せて」ニコッ
勇者「そうなんだ、それは凄いや。ありがとうね、女大富豪」
女大富豪「ううん。情報収集とかは私の役目だしね。で、今から集めておいた情報を話すから、勇者、よく聞いててね」
勇者「うん。お願いするよ」
742 = 739 :
女大富豪「まず、魔王を倒すには『伝説の四装備』が必要なの」
勇者「四装備?」
女大富豪「剣・兜・鎧・盾の四つ。女神様の祝福を受けた、世界で最高最強の装備。勇者の為だけに作られた武器と防具で、絶対に壊れないと言われてるの」
勇者「そんなのがあるんだ。……知らなかった」
女大富豪「それで、特にこの中で一番重要なのが、『伝説の聖剣』。どうしてかって言えば、魔王は『闇の衣』っていう魔界の秘宝を装備してるらしいから」
女大富豪「この『闇の衣』っていうのは、『不死の秘宝』と呼ばれてて、装備してる限り、決して死ぬ事はないという伝説の宝具なの」
勇者「へえ……そうなんだ。それは厄介だね……魔王は不死身なんだ」
女大富豪「うん。それで、この『闇の衣』を断ち切れるのが、さっき話した『伝説の聖剣』。これだけ」
女大富豪「女神様が、『闇の衣』を斬り裂く為に用意した、世界でたった一本しかない特殊な剣なの」
女大富豪「そして、他の三つの防具は、その力を増幅する役割を持っているわ。だから、魔王を倒す為には、この『伝説の四装備』が必ず必要なの」
勇者「じゃあ、まずはそれを集めなきゃいけないんだね」
女大富豪「うん」
743 = 739 :
女大富豪「それで、この『伝説の四装備』がどこにあるかも私は調べておいてあるから、これから一つずつ場所を言っていくね」
勇者「そうなんだ、ありがとう。助かるよ」
女大富豪「まず、伝説の聖剣だけど、これは天空城にあるの」
勇者「天空城……? 空の上にあるって事?」
女大富豪「うん。遥か上空。雲の上に建てられてるお城で、そこの最上階に伝説の聖剣が突き刺さっているっていう事だったわ」
女大富豪「これは伝説の勇者以外は抜けないっていう、そういう噂があったの」
勇者「そうなんだ……。でも、空の上なんてどうやって行ったらいいのか……」
女大富豪「うん。それで、その話を知ってる人達に色々聞いたんだけど、この世界のどこかに天馬っていう空を飛ぶ馬がいるから、その馬に乗って取りに行くんだって」
剣聖「という事で、三日前に取ってきといた。受け取ってくれ」っ伝説の聖剣
勇者「え」
『勇者は伝説の聖剣を手に入れた!!』
勇者「……あ、えと……勇者以外抜けないんじゃ」
剣聖「それは噂だろ。確かに少し固かったけど、ちょっと力を入れたら引っこ抜けたぞ。でも、傷一つなかったし、流石は聖剣だな」ハハッ
勇者「……て、天馬は」
剣聖「何年か前に、天聖山に修行に行ったんだが、その時、湖のほとりで暮らしているのを見つけてな。妙になつかれて、それ以来、愛馬にしてる。後で紹介するが、いい馬だぞ」
勇者「……そ、そうなんだ。……ありがとう」
剣聖「いや、良い剣ってのは持ち主を選ぶ。それは勇者が装備するに相応しい剣だ。正しい持ち主のところにいけて、聖剣もきっと喜んでるだろう」
勇者「……だと……いいけどね」ズシリ……
744 :
魔王が死ななかったのはそのためか
745 = 739 :
女大富豪「それで、次は伝説の兜ね。これはどこかの国の地下に迷路で出来た巨大なダンジョンがあって、その中に隠されてあるって話だったわ」
女大富豪「それで、そのダンジョンがどこにあるのかは完全に謎。唯一の手がかりは、世界中にいくつも散らばっている古代文字で書かれた石板の欠片だけ」
女大富豪「だから、まずはその石板を全部集めて、更にそこに書かれてる古代文字を解読しないといけないんだけど」
真魔王「僕の魔力でダウジングして場所を探し当てたから、四日前についでに取ってきたよ。はい」っ伝説の兜
勇者「……あ、ありがとう」
『勇者は伝説の兜を手に入れた!!』
女大富豪「それで、次は伝説の鎧。これは水中深くにある海底遺跡に眠っているという噂ね。更にそこには恐ろしい怪物がいて、鎧を守ってるって事だったけど」
女闘神「あたしが、何年か前に巣潜りしてる時に偶然見つけてな。怪物もぶっ飛ばしておいた。はい」っ伝説の鎧
勇者「……う、うん」
『勇者は伝説の鎧を手に入れた!!』
女大富豪「それで、最後。伝説の盾。これは教会の大聖堂に厳重に保管されているそうよ。手に入れるには教皇の許可が必要になるわ」
聖女「だから、わたしが三日前にドラリンと一緒に行って、もらってきたよ。はい、勇者、使って」っ伝説の盾
勇者「…………」
『勇者は伝説の盾を手に入れた!!』
746 = 739 :
聖女「ね、早速装備してみて、勇者」ワクワク
女大富豪「そうね。晴れ姿を見せてよ」ワクワク
勇者「え……。う、うん……」ガチャリ、ガチャガチャ
『勇者は装備していた騎士団の剣・鎧・具足を外した!』
『攻撃力が24下がった! 防御力が36下がった! 素早さが17上がった!』
【伝説の勇者】
『体力 :306
攻撃力:189
防御力:174
魔力 :175
素早さ:209』
勇者「で、これを……」ガチャリ、チャキッ
『勇者は伝説の剣・兜・鎧・盾を装備した!』
『攻撃力が182万上がった! 防御力が246万上がった! 素早さが6下がった!』
【伝説の勇者】
『体力 : 306
攻撃力:1820189
防御力:2460174
魔力 : 175
素早さ: 203』
勇者「…………」
女闘神「おおっ! 勇者カッケー!! メチャクチャ似合ってる!」
聖女「うん! なんかもう、伝説の勇者って感じがスゴいするよ!」
剣聖「勇者専用の最強の装備だもんな、そりゃ似合ってて当然か!」
真魔王「本当に光り輝いてるね。流石だよ!」
女大富豪「私達も、勇者の為に取ってきた甲斐があったね!」
ダヨネ、アハハッ、ハハハッ
勇者「………………」
747 :
かなしいなぁ
748 :
えぇ…(困惑)
749 = 739 :
女大富豪「それじゃ、伝説の四装備も揃ったし、次は竜の話をするわね」
勇者「……う、うん」
女大富豪「今、竜と魔物が戦争をやっているでしょ。それは知ってるかしら?」
勇者「そうなんだ……。初耳なんだけど…………」
女大富豪「あ、そう? じゃあ、簡単に説明するけど、魔王軍が魔界からやってきて、この世界を侵略し始めたのね。それで竜王軍と戦いを始めたのよ。今のところ、形勢は互角なんだけどね」
勇者「そっか…………」
女大富豪「だから、魔王を倒すには竜の力も借りた方がいいって私たちは考えたの。幸い、こっちには聖女がいるし」
勇者「…………どういう事?」
女大富豪「あれ? 勇者って聖女の事知らなかった? 聖女、竜と喋れるの。だから、竜王と交渉して協力してもらおうと思って」
勇者「!?」
聖女「それで、一昨日、実際に行ってきてお願いしてきたよ。快く引き受けてくれたから。勇者の合図で竜王さん達も一斉攻撃に移ってくれるって」
勇者「お、俺の合図で!?!?」
真魔王「そう。その合図で魔物と竜とが全面戦争に突入する事になってるから、注意してね」
勇者「!?!?!?」
750 = 739 :
剣聖「それで、今、勇者の合図とほぼ同時に俺達も魔王城に突撃したらどうだろうって話になってるんだ。そうすれば、魔王軍には混乱が生まれるから竜王軍が優位に立てるし、俺達も魔王城の敵を片付けるだけで済むからな」
真魔王「増援が後ろから来ないし、敵の動揺も誘えると思う。みんなで相談したんだけど、これが一番いい作戦じゃないかって結論になってさ。勇者もそう思わない?」
勇者「え、あの、その……」オロオロ
聖女「竜王さん達が陸で戦って注意を引いてくれる間に、わたし達はその隙を突いて空から一気に魔王城に乗り込もうっていう作戦なの。上手く行くと思うんだけど……ダメかな?」
女闘神「先に頭さえ叩いちまえば、組織ってのは一気に崩れるからさ。あたしらのターゲットは魔王一人だけに集中出来るし、悪くないと思うんだよ」
女大富豪「どう、勇者? 昨日、皆で考えたんだけど、良くない? もし、勇者が別の作戦がいいって言うなら、私達も考え直すけど……」
勇者「い、いや、他には何も思いつかないし……。作戦的にはそれでいいと思うけど……」オロオロ
女大富豪「良かった。なら、もう突撃の準備は整ってるから。後は魔王を倒しに行くだけよ!」
勇者「え」
剣聖「よし! それじゃあ、勇者も伝説の装備が整った事だし、早速行こうぜ! 魔王城に!」
「おーーーっ!!」
勇者「え、え」
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