元スレ女勇者「さあ魔王、人間を滅ぼそうよ」魔王「何を言っているんだ貴様は」

SS+覧 / PC版 /

みんなの評価 : ☆

前へ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 次へ

/ 要望・削除依頼は掲示板へ / 管理情報はtwitterで

501 :

なんかめっちゃほのぼのするなぁ

502 :

>>499と>>500の間がちょっと飛んでないかい？
それとも、ただの突然の奇行か

503 :

普通にブチ切れただけじゃない？
特におかしくないと思うけど

504 :

キレたらアザトホート呼び出すような奴とか勝てる気せーへん

505 :

女勇者なんか誰かに似てるなーと思ったら彼女に似てた

506 :

>>505
キレるとアザトース召喚するような女と良く付き合えるなお前

508 :

女勇者「くぅーっ、むかつく！」

魔王「そんなにか？」

女勇者「そんなにだよ。まさか僕に突破できないバリアがあるなんて！魔王にも疑われるし」

魔王「疑ったというかなんというか」

女勇者「だからこの国は滅ぼすんだよ」

女勇者≪生ける炎クトゥグァよ…≫

魔王「だからことあるごとに邪神呼ぼうとすんな！グレード下がったとはいえ邪神は邪神だ！」

女勇者「じゃあどうするの？これ」

509 = 508 :

魔王「ちょっとどいていろ」

女勇者「う、うん…」

魔王が右腕を振る。それだけでバリアは消え去った

女勇者「あ、非物質破壊効果…」

魔王「そういうことだ。これで行けるな」

女勇者「魔王すごい！」

魔王「くっくっく、惚れ直したか」

女勇者「うん！初めて僕より実力が上な部分を見たよ！誰でも長所はあるもんだね！」

魔王「」

510 :

わろた

511 :

魂の邪悪さに反応するバリアなんだろうな

512 = 508 :

魔王「拗ねた。帰る。修行してくる」

女勇者「わわ、ちょっとまって」

魔王「んむ？」

チュ

女勇者「僕に勝てたご褒美♪」

女勇者「これが欲しかったんでしょ？」

魔王「」

魔王「違うわ―！！」

女勇者「…あれえ？」

513 = 508 :

魔王「もういい、我が女勇者に勝てないことは十分分かっておる…はあ」

女勇者「無理に強くあろうとしなくても十分強いしかっこいいのに」

魔王「魔王として、男としてのプライドというものがあってだな…」

女勇者「…じゃあ、僕をリードしてよ」

手を魔王に向かって伸ばす

魔王「…ああ」

その手を取って歩き出す

魔王「国を落とすぞ」

女勇者「うん」

514 :

あれぇ？普通に良いカップルみたいだぞ？

515 :

邪神って簡単に呼べるんだなぁ（白目）

516 :

ラブラブデートですね

517 :

いい雰囲気

518 :

最近はデートで国を堕とすのがトレンドだってananに載ってた

519 :

兵士「王様、バリアが破られました！」

王「ふむ。また穴が開いたか。すぐに術師に修繕させよ。それと穴を開けた魔物が近くにいるやもしｒ」

兵士「いえ、それが、バリアがすべて一瞬にして消え去って」

「消え去った？」
「全てだって？」
「あの巨大結界が？」
「どれだけ時間と苦労を掛けて張ったと思ってんだ」

王「まさか…」

近くの国のいくつかが一夜で消えた話を思い出す

心臓が早鐘を打つ。眩暈と吐き気がする

今気づいた。国を包み込む暗雲のような邪悪すぎる気配

王「…まさ、か」

520 = 519 :

女勇者「ああ、たのっしぃなあ。僕今最高に無邪気な顔してると思うよ♪」

そんなことを言いながら逃げる人々を切り殺す女勇者

魔王「無邪気…無邪気、か…？」

女勇者「剣が肉を裂き、骨を割る、血飛沫よ舞え、悲鳴よ歌え！僕は死骸の山を築く！」

まあ、楽しそうではある

魔王（まあ、遊ばせておこう。今に兵士たちも来るだろう）

521 :

>邪悪すぎる気配

あっ（察し）

522 :

無邪気（邪悪な気配）

523 :

女勇者に邪な気は一切無いからな
これは無邪気だ

524 :

ベジータ｢純粋な心さ…ただし純粋な悪の心だがな！｣

これ思い出した

525 :

良いぞ、おもしろくなってきた

526 :

女勇者「ねえ、魔王はつまらなくないの？殺さなくて」

魔王「我は弱い奴を倒しても楽しめぬ。もっと骨のある奴が来るまでお前の楽しそうな顔を見ているさ」

女勇者「そ？じゃあ僕だけ楽しんでるねー。楽しいよぉ」

ズチャ、ズチャ、ズチャと既に肉塊になった元人間を踏みつけながらこの上ない笑顔を見せる女勇者

527 :

どっちが魔王だかわかんねえなこれ

528 = 526 :

王城

兵士「王様！東の地区で大量殺戮が確認されたと」

王「くっ…そんなまさか、来たのか」

兵士「来た、とは？魔物ですか？」

王「魔物ならまだマシだ！この最悪の気配が分からぬのか！」

こんな気配は感じたことが無い
昔幹部の魔物を見たことがあったがこれに比べれば蚊が刺す程度のものだ

これほどまでに凶悪で邪悪な気配、恐ろしい。こみ上げてきた吐き気を抑えきれない

王「魔王クラスでもきたというのか…」

529 :

魔王クラスじゃないんだよなー…

530 = 526 :

女勇者「ねえ魔王、そういえば何で魔力とオーラを隠しているの？」

魔王「当たり前だ。戦士ならともかく、我が気配を解放したら人間が絶望でショック死する」

女勇者「それで完全に消し去っているんだ」

魔王「ああ、逆に言えば我はただの人間としか見られぬだろうな」

女勇者「僕としてはその人間姿嫌いなんだけどなあ。魔物姿の方が何百倍もかっこいいよぉ」

魔王「では聞くぞ。あの姿をそこら辺のどうでもいい人間に見られてもいいのか？」

女勇者「…やだ。あの姿は僕が独り占めしたいもん！」ｷﾞｭｰ

魔王「…独り占めはさすがに不可能だぞ」

531 :

女勇者を上手くあしらってるけど、どんどんヤンデレレベルが上がるんだよな。

532 :

ホントこの魔王デキル人だよなあ・・・この魔王じゃなかったらもうとっくに世界滅んじゃってる

533 :

デキる（ヤンデレの扱い）

534 :

震災の生き残りにこのSS読ませて反応を見てみたいなｗｗ

536 :

魔王が世界滅亡の抑止力とは

537 :

>>534
…？……？？？

…え？

538 :

一時期ヘタレだなんだと言われていたわｒ…魔王様の株が上がっているようで我は満足だぞ

539 = 538 :

兵士長「王様、念のため偵察隊を派遣しました。出来るなら殲滅するようにと」

王「ダメだ！今すぐ呼び戻せ！」

兵士長「え？」

王「相手の力量も見極めずに突っ込む奴があるかバカもの！」

兵士長「王様はその敵を知っていると？」

王「違う…しかしこの気配、たった一つだが巨大で恐ろしい気配だ。ただの偵察隊が勝てるはずもない」

兵士長「なっ…分かりました」

連絡用水晶を取り刺す

兵士長「アルフ、聞こえるか」

『はい隊長、目標を発見しました…いえ、少女と青年です。もしかしたら逃げ遅れたのかもしれません、保護します』

540 :

乙乙

541 :

人間モードは青年なのか

542 :

青年で魔王でこの感じ…

魔王｢ぷよ地獄に落ちるがいい！｣

543 :

にげてー
まあ、逃げても無駄だろうけど

544 :

人類おわた

545 :

アルフ「もしかしたら逃げ遅れたのかもしれません、保護します」

女勇者「魔王、来たようだよ」

魔王「ああ。どれ」
ようやく剣を引き抜く魔王

アルフ「助けに…き、た…」

女勇者「分かるよね？殺したのは僕たちだよ」
血に塗れた剣を偵察隊に向ける

魔王「今すぐ我らをやらぬと被害は増えるばかりだぞ？」

兵士長は水晶を通じ、アルフに今すぐ戻ってこいと伝える。しかし届かない、聞いていない

アルフ「いいだろう。殺しはしない。牢で罪を償ってもらおう」

女勇者「ふふ、ふふふ」

魔王「相手の力量も計れぬというのは不憫だな」