元スレ女勇者「さあ魔王、人間を滅ぼそうよ」魔王「何を言っているんだ貴様は」
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 : ☆
851 :
肌触りを気にした結果魔王の警戒心を潜り抜けることに成功するとは
852 :
ベッド
女勇者「半魔じゃなくて完全な魔王の姿になってよう」
魔王「あの姿になると"魔王のオーラ"が隠しきれないから魔物ですら怯える者がいる。本当にすまないのだが勘弁してほしい」
女勇者「だとしてもここに魔物は来ないんじゃない?魔王の寝室なんだから」
魔王「それもそうか。では」ゴォォォォオオ
完全な魔物形態になる
女勇者「うん…この姿…この姿が大好きなんだよぉ♡///」
魔王「物好きな奴だ」ナデナデ
女勇者「何を今更~♡」ギュゥ
魔王「確かに今更だが…」
853 = 852 :
女勇者「ああ魔王…魔王の爬虫類系の匂い…ゾクゾクする気配…逞しい体…全部、全部たまらないよぉ♡///」hshsペロペロ
魔王「舐めるな舐めるな。というか逆に眠れなくなってないか?」
女勇者「魔王、その大きな口で僕を噛んでもいいんだよ?///」
魔王「しないしない。だが」チュ
女勇者「ん…んちゅ…ん…ちゅぅ♡…ぷは…///」
魔王「これで我慢して寝ろ」
女勇者「うん…///」カァァ
854 = 852 :
―――――
―――
―
魔王「ようやく寝たか」ナデナデ
女勇者「ん…ま、お…」
魔王「こうしていると可愛いだけなんだがな」ナデナデ
女勇者「あの人間…絶望…させ…ムニャムニャ…内臓…ぐちゃぐちゃに…ニャムニャム」
魔王「……」
魔王(聞かなかったことにしよう)
855 = 852 :
魔王(寝たはいいが離れられん…起きた時我がいないとどうなるかわかったもんじゃないし…ううむ)
魔王「しょうがない。起きるまで我も寝るとするか」
―――――
―――
―
側近「あらあら…二人とも仲良く寝ちゃって。これはこれは…」
側近「お仕事がまたまた積まれますね。私は知りませんが」
側近「さて、暇なこの時間は"玩具"であそんでいるとしましょう」ワクワク
856 = 852 :
女勇者「んん…ふぁ…」
魔王「ん、起きたか?」ナデナデ
女勇者「うん、添い寝してくれてありがとう」チュ
魔王「くく。貴様の頼みだからな」
女勇者「ところでお仕事大丈夫?」
魔王「」ハッ
側近「はい大量に積まれております」
魔王「んなぁっ!?」
女勇者「頑張れー」
側近「女勇者さんも妃としてのお勉強をしましょうか」ニッコリ
女勇者「お断りしますっ!」
側近「逃がしませんっ!!」
女勇者「いやーっ」
857 = 852 :
その夜
女勇者「マフラーに使ったやりかたって他にも応用できるんじゃないかな…」
女勇者「例えば…っ」ザクッ
女勇者「いったーっ。回復魔法」パァー
女勇者「そしてこの肉に増殖魔法をかけて。これを繰り返せば…けっこう痛いけど…」
女勇者「魔王も人間の肉を美味しく食べられる魔物だし…♡///」
858 = 849 :
ひえっ……
859 :
私が作った(文字通り1から)ステーキ食べてとなるのか…
860 :
この女勇者今更だが怖い
861 = 852 :
調理場
女勇者「頼もー」
料理長「…また珍妙なものを作る気で?」
女勇者「違う違う。単純な肉料理。材料は自前だけどね」
料理長「…見たところ何の異常も無い人肉ですね。ふむ、では焼き加減と味付けを教えましょう」
女勇者「お願いします」
料理長(すごく真面目な表情…)
料理長「分かりました。精一杯監督させていただきます」
862 :
文面通りの私を食べて♡か…
863 :
人間農場でも作るのかな
864 = 852 :
女勇者「まおー」
魔王「どこに行ってたんだ?」
女勇者「ごめんね?ちょっと料理してた」
魔王「りょ…料理…」
魔王(以前とんでもないゲテモノを食わされたような…)
料理長「大丈夫ですよ魔王様。今回は私監修の元美味しく作らせたので」
魔王「確かにすごく良い匂いがする…これは、肉料理か。人肉の」
女勇者「そうそう。僕の人肉料理。ぜひ魔王だけに食べてほしいな♡」
側近「私はダメなんですか…」
女勇者「ごめんね?初めての僕の肉料理だから魔王だけに食べてほしいんだ」
魔王「ではいただくとしよう」あむ
魔王「うむ。すごく美味しい」
女勇者「本当!?やったぁ。僕のを美味しいって…僕の料理が魔王に取り込まれて…魔王の一部に…うふふふふ♡///」
魔王「料理一つで大げさな。でも美味しく作れるようになったのは偉いぞ」ナデナデ
女勇者「えへへ♡ありがとう///」
865 = 852 :
女勇者「よーく味わって食べてね。よーく噛んで食べてね」
魔王「そんな母みたいな忠告しなくてものどに詰まらせたりしないぞ。いただきます」アム
魔王「」モグモグ
女勇者(僕の肉が魔王の口の中に…噛まれて…僕の肉汁が溢れて舌の上に絡まる。その後喉の奥に流れていく)
女勇者(僕の肉は何度も噛まれ、咀嚼され、噛み切られて原型を留めず細かくなって、魔王の唾液と絡められて飲まれる)
女勇者(胃の中で魔王の体液に包まれながら溶かされ…栄養にされて…魔王に吸収されて…魔王の一部に…)
女勇者(最高だよぉぉ♡♡///)
魔王(あんなに悦んで…それほど心を込めて作ってくれたんだな。男冥利に尽きるというやつだ)モグモグ
側近(何故私だけ真実を悟ることができてしまうのでしょう)
側近(むしろあの性格と発言と恍惚に満ちた顔を結びつけて推測できない魔王様が羨ましいです)
866 = 852 :
今回の更新はここまで
女勇者「今回紹介した自肉の料理はあくまで一般的な一例。人肉食の夫や彼がいる皆も試してみてね♪」
女勇者「痛みを愛に変換できない人は自分の肉をそぎ落とす時に痛みを麻痺させる魔法を使うといいよ」
女勇者「上級者は料理後の肉と自分の神経をリンクさせるといいよ。愛する彼に身を捧げ、食べられる悦び。それを直接感じられるもの♡」
女勇者「ファンタジーだからこそできる愛しかた。人外と人間だからできる愛され方。人外×人間というジャンルは偉大だよね」
868 :
ヤバイ、生命の危険がないように、そしてちゃんと美味しく食べられるように出来てるならありかもしれんとか思えちまった
869 :
一番のヤンデレなのは女勇者じゃなくて>>1に思えてきた
870 = 852 :
構成を寝るというかどのイベントをどんな順番でやろうか考えるから次は間が開くかもしれないしすぐ更新再開するかもしれない
ちょっと風呂敷広げすぎたりやりたいイベントもあるから2レス目に行くかも
>>868
十二分に素質がおありのようで
871 :
>夫や彼がいる人
>魔法で
せんせー一般人には到底無理なんですが(震え声)
873 :
回復魔法多用したらどんどん星の質量は増加していくのだろうか
874 :
案外どこかで質量保存の法則が働いてたりして
875 :
空間に漂ってる魔翌力をあれこれして形にしてるんだよきっと
876 = 850 :
僕の「肉料理」
「僕の肉」料理
877 :
ヤンデレというよりメンヘラというよりサイコパス…?
878 :
サイコパスも裸足で逃げ出す気がするんですが…
879 :
純粋にこういうカニバもあるのかと感心してしまった
真実を魔王が知ってしまったら吐き出してしまうのだろうか
880 :
究極のヤンデレは世界に自分と相手だけがいればいい。普通は出来ない。
問題なのはそれが出来る(世界の破壊レベルの)実力があるという事だ...
881 :
でもこの女勇者は側近とも仲良いし魔王以外の全てを滅ぼしたりはしなさそう
あれ?じゃあ究極のヤンデレにはまだ届かない?
882 :
だからヤンデレじゃなくてサイコパスなんだろ
883 :
側近を殺せば魔王に嫌われるだろうからやらないだけで、いざ必要と判断したら何食わぬ顔で殺しそう
884 :
嫌われると言うか魔王が好きだから魔王が好きな魔族を好きみたいな感じだ
魔王が同族嫌悪してたら魔王のためにって躊躇いなく滅ぼすだろうけど…
魔王もそれを理解してるから機嫌損ねたりしないようにしてる?
885 :
側近何回か殺されてなかったっけ
蘇生してもらってたけど
蘇生無しでガチで殺されるのは魔王と情事したときくらいでしょ
886 :
女勇者「魔王、美味しい?美味しい?」
魔王「ああ、何度も言うがとても美味しいよ」ナデナデ
女勇者「うふふ。嬉しい…魔王、もっと僕の料理が美味しくなるように頑張るよ!」
魔王「そうしてくれると我も嬉しいぞ」
女勇者「ふふふ、僕の料理をもっともっと美味しくして僕以外の肉料理が食べれなくしてあげるよぉ♡」
魔王「肉料理以外にも野菜とか魚とか色々レパートリー増してくれよ」
女勇者「分かってるよ。バランスは大事だもんね」
魔王「ああ、バランス等は料理長に聞くといい」
女勇者(肉はともかく野菜はどうしようかなぁ。人間の肉片や体液を肥料に育てられるのかな?魚は僕の肉を細かく切って餌にしよう)
女勇者「いつか僕のフルコースを作るからね♪」
魔王「ああ、お前がフルコースを作れる日を楽しみにしているよ」ナデナデ
887 = 886 :
たった1レスだけだけど前回書き忘れたのを書いて今日はこれだけ
~次回予告~
女勇者「"私"じゃない"僕"が望んだ全てがここに在る!」
魔王「こい、勇者。矮小な人の身でどこまでやれるか見てやろう」
次回、エピソード零
888 :
乙乙
「僕」のフルコースかよ……
889 :
魚は自分の細胞から培養したい
890 :
おつおつたのしみ
891 :
追い付いた!新年早々いいスレを見つけたぜ
892 :
~エピソード零~
女僧侶「ついにここまで来たんですね」
女魔法使い「途中で死んだ戦士の仇はとってやるぜ」
女僧侶「長い道のりでしたね。それも今日で終わります」
女勇者「…」
女魔法使い「どうしたんだ?女勇者」
女勇者「…んー、二人はさ…この戦いを、どう思って来た?」
女魔法使い「正義のための戦いだぜ!」
女僧侶「人の世に平和をもたらすための戦いです」
女勇者「なるほど…ね」
女魔法使い「お前はどうなんだ?」
女勇者「私も二人と同じだよ」ニッコリ
女勇者「だけど」グサッ
女魔法使い「…え…?」
女僧侶「お、女勇者さん何を…」
女勇者の剣が女魔法使いの腹を貫いていた
893 = 892 :
女勇者「女魔法使いちゃんは本気出されたらド派手な戦いになっちゃうからね。その前に」
女魔法使い「な…てめ、ぇ…かはぁっ」
女勇者「こうやって内臓をグリグリってすると痛みで魔法も唱えられないでしょ。このまま殺してあげるね」
女魔法使い「が…ぁぁぁ…やめ…て…お…ゆぅ…おねが…ぃ」
女勇者「あはは。いいね。その痛みに悶える顔。君の死に顔にはふさわしいよ」
女魔法使い「女僧侶!今すぐこいつをこr―ガハッ」
女魔法使い「」
女僧侶「ぁ…な…何で…何、で…」ガクガク
女勇者「クス、次は君だよ?」
894 = 892 :
女僧侶「何で…何で!女勇者さんを返してください!!」
女勇者「うーん?違うよ。私は私。いや、これが本当の僕」
女僧侶「…」ガクガク
女勇者「ずっと思ってたの!ずっとずぅっと一緒に旅してきた仲間をいきなり裏切ったらどれだけ素敵な顔を見せてくれるだろうって」
女勇者「女僧侶ちゃん、今すごくいい顔してるよ。ねえ、どう?今どんな気持ち?絶望してる?それともまだ考えがまとまらない?」
女僧侶「違う…違う…女勇者さんは…こんな…」
女勇者「はは、いいねえ。その信じられないって感じの顔。素敵な絶望顔だよぉ」
女僧侶「まさか…まさか、戦士さんも…あなたが…」
女勇者「皆僕のことを勘違いしすぎなんだよ。特にあいつは…」
女僧侶「あんなに仲良かったのに…」
女勇者「当たり前じゃん。全部、演技だよ!今日この時のための!」グサッ
女僧侶「あぁぁあああ!」
女勇者「どう?膝の骨を割られる気分は?」バキバキ
女僧侶「いだいいだいいだっぁぅぅぅいぃぃぃぃ」
女勇者「あは♪いい悲鳴。いい顔。でももういいよ。死んで」
柔らかい腹を掻っ捌き、内臓を引きずり出して辺りにばらまく
女勇者「命は巡る。やがてその辺の魔物に食われるんじゃないかな」
女僧侶「」
女勇者「今に人間全てそっちに送るから待っていてね」
女勇者「全世界を裏切って敵に回す。その時どれだけ大きな絶望が世界を包むんだろう…ふふふ」
895 = 892 :
歩を進める
魔王城の中を、雑魚を蹴散らしながら。血に染め、口元に笑みを浮かべて
魔王を殺し、僕が次の魔王になる
そして全世界の人間を裏切って絶望に叩き落とす
最初から魔王も魔物も眼中にない。ただ"魔王を倒した勇者"その事実が必要だ
それほど強い勇者が敵となって世界中に牙を剥いたらどれだけ絶望してくれるだろう
女勇者「ああ、楽しみ♪」
897 :
―――――
―――
―
「我こそは四天王その1!」
女勇者「邪魔っ」
「ぐあー」
―――――
―――
―
「さっきのは我ら四天王でも最弱。我は二人目n―
女勇者「魔物を絶望させるのは興味無ーいの」ズバァ
「ぎゃー」
898 = 897 :
側近「魔王様、勇者が四天王を次々破っています」
魔王「そうか。ふふ、楽しみだな」ゴゴゴゴゴ
側近「あの…それが」
魔王「どうした?」
側近「なんかテキトーなんです…」
魔王「…は?」
側近「やる気無さそうに一振りで四天王を倒してるというか…なんかそんな感じで」
魔王「?良く知らんが我が戦うことには変わりないだろ」
側近「まあ、そうですが…なんか釈然としないというか」
魔王「貴様は何も心配せずともいい。勇者は我が倒す」
魔王「さあ、早く来い勇者」ペロリ
899 = 897 :
女勇者「さて、ここが魔王の部屋かな」ギィィ
魔王「よく来たな、勇者」
女勇者「…えっと、君は誰?」
魔王「そうか、貴様は我を知らぬか。我こそ全魔物が王、永久を支配し闇に包む邪なるものの王。魔王よ」
女勇者「でも見た目人間じゃん」
魔王「我の真の姿はそれだけで恐怖を与えるのでな。まずはこの姿で小手調べよ」
女勇者「………へぇ、僕も舐められたもんだね」
魔王「」ゾクゥ
900 :
魔王(何だ今のは、全身の産毛が逆立つような感じ…体の芯が一瞬震えたぞ)
魔王「」ゴク
魔王「ふ、人間が威勢の良いことだ」
魔王「我が魔道に刃向かいし人間、精々喚くが良い。今に呻くことすらできなくなるからな」
魔王「さあ、来るがいい。矮小な人の身でどこまでやれるか見てやろう」
女勇者「クス、クスクスクス」
女勇者「どこまでやれるか?見たい?見たいぃぃ?」
女勇者「見せてあげるよ。どこまでも底無しな僕の力を!」ゴゴゴゴゴ
みんなの評価 : ☆
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