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    元スレ八幡「…なぁ今これ落としたぜ」梓「え?ありがとうございます」

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    みんなの評価 : ★★
    タグ : - 俺ガイル + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    1 :

    俺ガイル×はけいおん!のクロスssです

    俺ガイルの原作7巻まで読んでいなす。
    けいおん!は原作全巻読んでいます。
    かつss初心者なのでキャラがおかしかったり
    文章もおかしかったりするかもしれません。

    SSWiki :http://ss.vip2ch.com/jmp/1376410954

    2 = 1 :

    桜ヶ丘高校…去年までは女子校だったらしいが
    今年からはひょんな理由で男子共学になったらしい。
    俺的にも偏差値も悪くなく、家から近いという理由でこの高校を選んだわけだが
    決して下心があるとかそういう理由じゃないからな。

    八幡「ふわぁ?ぁ…」

    アクビしながら周りを見てみると
    俺と同じ今年、入学の男子生徒どもがなにやら盛り上がっていた。

    3 = 1 :

    A「ちょwwwww女子のレベル半端なくねwwwwww」

    B「ねぇねぇ誰から狙う?wwwww」

    C「うぇーいwwwwうぇーいwwwww」

    もはやただの出会い厨だった。
    しかも一番、最後の奴なんだよ。「うぇーいwwww」って
    中学時代のキョロ充だった山田君思い出しちまうじゃねえか。
    てかリア充グループにいるキョロ充って何で共通した反応の仕方なんだろうな。

    4 :

    そういや山田君もリア充グループにいたけどそんなに相手にされてなかったな…。

    八幡「なんだこれ?」

    そんな山田君の悲しい過去話を振り返ってると
    髪留め用?のゴムが落ちていたから拾った。
    おそらく女子生徒が落としたものであろう。
    どこか見覚えがある髪留めだったけど気のせいだろ。
    このまま落とした女子を探すなんてあまりにも俺のポリシーに反するので
    入学式終わった後に職員室にでも届ける事にしたんだが…

    「あれー?どこで髪留め落としちゃったんだろ?」

    したんだが…目の明らかに落とした張本人がいた。
    しかも必死に探している。
    見た目は黒髪のロングで顔は体にあった小柄で
    瞳の色はレッドアイな美少女だった。

    5 = 4 :

    「どうしよう…大切な髪留めだったのに…うぅ…」グスッ

    さてここで俺はどういう選択をする?
    A,このまま知らんぷりして職員室に届ける。
    B,今、渡して上げる。

    八幡「はぁ…めんどくせえな」

    いやーほんとフラグとか期待してやるんじゃないからね。

    「うぅ…」

    八幡「なぁ…」

    「はっはい!?」

    八幡「(今更、必死に涙拭われましても…)これそこに落ちてたぜ」

    「あ…ありがとうございます」パァァ

    6 = 4 :

    うん。中学時代の俺だったら思わず告白して振られる所だったぜ。
    あぶねえあぶねえ。

    八幡「…それじゃあな」

    「あ…」

    彼女は何か言いたげだったか
    比企谷八幡はクールに去るぜ。

    そして入学式が始まり
    なにやら軽音部による新入生歓迎ライブも始まって周りが盛り上がり
    クラス配属も決まり、適当に自己紹介して
    その後、俺は寝たふりして全ての行事は終わった。

    7 = 4 :

    昨日、夜更かしをしてしまいマジで寝むくなってきたからそのまま寝てしまった。

    「…ぇ…!」

    あん?

    「…っ…ば!」

    誰だ?人の睡眠時間を邪魔するのは?
    てか俺に話しかける奴なんて早々いないだろうから
    夢だと思ってスルーする事にした。

    「もぉー!起きろ!」ダン!

    八幡「うぉ!?」ビクッ!

    机を叩かれてびっくりして顔上げると
    そこにはツインテールの女子が俺の事を見つめていた。
    周りには誰もいない。おそらく放課後なんだろうな。

    8 :

    「あっ…えっといきなり机叩いてごめん…」

    八幡「…えっとどちら様で…?」

    「へっ?…私だよ?ほら今朝の」シュル

    八幡「え…あっ…あぁあの時の…」

    女って髪型違うだけでこうも変わるのか。
    某エロゲ絵師なんて髪型が違うだけで顔は全員同じなのに。

    八幡「誰だかわかったけど、名前なんだっけ?」

    「はぁ…自分の自己紹介終わってからずっと寝てたもんね比企谷君」

    そんな呆れ顔しなくてもいいじゃないですか。
    まじで眠かったんだからさ。

    9 :

    強引な宣伝だよってミサカは(略

    上条「安価でヤリまくろう」

    http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1376407878/

    10 = 8 :

    「梓、中野梓」ニコッ

    やめて
    まじでやめてその笑顔は期待しちゃうから。

    八幡「…それでその中野さんが俺に何の用なの?」

    「えっとその…今朝のお礼なんだけど」

    八幡「お礼なんてあの時、頭下げてしてたじゃねえか」

    「違うよ!ちゃんと顔合わせてお礼がしたいの!」ギュッ

    あの…中野さん…何でいきなり俺の手を掴んでくるの?

    11 :

    あずにゃんと聞いて…乙

    12 = 9 :

    強引な宣伝だよってミサカは(略

    上条「安価でヤリまくろう」

    http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1376407878/

    13 = 8 :

    「あの時、髪留め届けてくれてありがとう比企谷君」

    「あの髪留めはほんとに大切なものでさ…その…比企谷君が届けてくれた時ほんとに嬉かったんだ///」

    心を無にしろ比企谷八幡。
    そうこれは罠に違いない。どっかに主催者グループがいて
    きっと俺を罠にはめようとしてるに違いない。
    少し前の俺なら絶対、騙されてたかもしれんけど
    今の俺は騙せんぞ。いや絶対に騙されないからな。

    八幡「まぁそれはいいんだが中野」

    「うん」

    八幡「いつまで手握ってんの?」

    「え?あ///ご、ごめん////」バッ

    14 = 1 :

    「その…嫌だったよね…?いきなり手掴まれて…」

    いやこれで嫌とか抜かす奴は
    ガチもんのホモだろ。

    八幡「別に…嫌とかじゃないから安心しろよ…」

    何言っちゃてんのおれ?
    これじゃあ今までの俺と何も変わらないじゃねえか。

    「う、うん///ありがと////」

    「それでなんだけどさ、これから一緒に部活見学しようよ」

    今の流れでどうしたらそんな流れに…
    まあ断る理由もないから俺は首を縦に振る。
    中野は笑顔でよろこんでたけど
    何度も言うが勘違いしないように必死に心を無にしていた。
    てか笑顔眩しすぎだろこの子。

    15 = 1 :

    その後いろいろ周り、中野は軽音部に入部したいと希望していた。
    中野はどうやら昔からギターをしていて
    きょうの歓迎ライブを見て軽音部に入部する事を決めていたようだ。
    俺にも入部しない?と誘われたが
    楽器が出来ないので断った。

    「そっか…わかったよ比企谷君」

    「でもたまには部室に顔見せてね」

    八幡「何で関係ない俺がいちいち部室に来なきゃいけないんだよ…」

    正直、孤独体質の俺にそんな事はめんどくさかった。

    16 = 1 :

    「なんでって…私だけじゃ軽音部まとめられそうにないから比企谷君にも協力してもらいたいんだけど…」

    あぁ確かにあれはギャップが酷すぎたな。
    真面目な人たちだと思ったら部活見学にきても
    演奏する気配なし。
    それ所かティータイム終わったら演奏会やるといいながら結局やらずにあやふやになって見学終了。
    想像よりかなり不真面目な軽音部で
    中野は正直切れそうになっていたが
    切れなかったのはこの為か。

    「だからさ、お願い!軽音部更正に付き合ってください!」ペコ

    「あのままじゃ本当の意味で「放課後ティータイム」になっちゃう…」

    17 = 1 :

    八幡「あー…わかったよ…わかったからそう頭を下げるな」

    「ありがとう比企谷君…」

    八幡「」コクリ

    「ほんと比企谷君にはいつも助けられてばっかりだね私は…」ボソッ

    八幡「え?なんだって?」

    「ううん、何でもないよ」

    「そろそろ時間だし帰ろっか?」

    八幡「そうだな」

    一瞬、中野の顔がもの凄く元気ないように見えたけど
    きっと気のせいだろうな。
    俺たちは途中まで一緒に帰宅を共にして路地で分かれてそれぞれ帰宅した。

    18 = 1 :

    以上、書きため終了っす。
    設定はある程度考えてあるので

    もしかしたら速いペースで投下できると思います。

    19 = 9 :

    強引な宣伝だよってミサカは(略

    上条「安価でヤリまくろう」

    http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1376407878/

    20 = 1 :

    あと今更なんですが
    一応、オリジナル設定での展開になりので
    原作好きな人は閲覧注意です

    21 = 9 :

    強引な宣伝だよってミサカは(略

    上条「安価でヤリまくろう」

    http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1376407878/

    22 :

    おつんつん

    23 :

    おつおつ
    ゆきのんとけいおん部の絡み期待

    24 :

    ゆい「うんたん♪うんたん♪」

    25 :

    はちにゃん乙

    26 :

    乙ゅ

    27 :


    ヒッキーがここにいるってことは入学式の日サブレは・・・・いや、やめておこう

    28 :

    比企谷家には代々受け継がれる弾かれないギターがあるんだとかなんとか

    >>27
    だとしたら二人の仲そうとう険悪だろうな・・・

    29 :

    >>27
    おう、誰かとくっつくと他の誰かが相当悲惨な目にあってるんじゃないかと想像しちゃうKanon方式やめーや

    30 :

    >>27
    サブレ…

    31 :

    サブレとかどこの馬だよまったく

    32 = 23 :

    サブレとかどこの鳩だよまったく

    33 :

    >>32サブレ美味しいよね♪

    34 :

    サブレって馬だろ?

    35 :

    学校終わったんで投下開始します。

    36 = 35 :

    八幡「ただいま」

    小町「おかえりお兄ちゃん!いやー見ましたよお兄ちゃん!」

    八幡「何をみたんだ?」

    小町「んもーとぼけちゃって!お兄ちゃんが可愛い美少女と帰宅してる所を小町はこの目で目撃してしまったのです!」

    小町「入学初日に彼女ゲットするなんて今までのおにいちゃんの経歴じゃ絶対ありえなかったのに…ありえなかったのに…小町は今感動してるよ」

    何で同じ事二回も言ったんですかね…。
    てかあとさり気なくディスられてね俺?

    八幡「おまえ何か勘違いしてると思うが中野と俺はそんな関係じゃない」

    八幡「まあ知り合いだよ知り合い…これでいいだろ」

    そうこれでいい。
    あいつとは友達でもなんでもないただの知り合いだ。
    それ以上の期待なんかしてはいけない。

    小町「もーお兄ちゃんはほんとヘタレだね…まあ中野さんとの事は小町も応援してるよお兄ちゃん!あっ今の小町的にポイント高い?」

    八幡「へーへーわかったからさっさと風呂はいって寝ろ」

    小町を軽くあしらって今日のことは忘れるようにした。
    明日になれば中野も俺の事など忘れてグループを作っているであろう。
    いつもの通りのぼっちライフの始まりだ。

    37 = 35 :

    次の日

    俺は1年F組の配属となった。
    主に文系主体のクラスなんだが…

    女>1「でさー昨日のドラマの落ちがさー」

    女>2「えー?それはちょっとありえない展開じゃん!やっばー見ればよかった」

    女>3「あれまじ見ないと損だしw」

    女子女子女子女子女子女子
    周り見るやIS学園かここは?と勘違いしてしまうぐらいの女子率である。
    そもそも男子が俺しかいないってまじどこのワンサマー君ですか?
    それでも現実はラノベのようにはいかず
    俺に話掛けてくる女子などいないのである。
    俺は黙って顔を伏せて寝た振りでもしとくか。
    これぞぼっち特有術である。

    「比企谷君?また寝てるの?」

    うん。寝てるから話掛けないでね。

    「梓が話し掛けてるのに無視かよ…ヒキタニ」

    いやヒキタニって誰ですか?ぼかぁ比企谷なんですが。

    「寝てるようだし邪魔しちゃ悪いんじゃないかな?」

    うん。そうそう。ほっといてね。

    「よしわかった!私が今からヒキタニを叩き起こす!」

    おいちょっと待て。
    今、起きるからそれだけは勘弁しろ。

    八幡「…はぁ?…うっせぇな何だよ?」

    俺は顔上げてちょっと不機嫌そうに返事した。
    見るとそこには梓ともう二人の少女がいた。
    一人は短い髪を上げておっとりしてる少女。
    もう一人は短いツインテールでさっきから俺の事を何やら睨んでる少女…。
    俺なんかしたんすか?

    38 = 35 :

    たった2レスですいません。
    早く帰ってウルトラマンギンガ見たいんで
    続きは夜にまた投下します。

    40 :

    まさかの憂と純ちゃん参戦かww
    できればモブキャラとの絡みもみたいな

    41 :

    おつ

    42 :

    待っとるぞゴルァ!

    43 :

    けいおん見たことないが期待

    45 :

    ひきあずで頼むぞ
    ntrだけはマジでやめろwwww

    46 :

    戦え銀河の覇者?♪
    てな訳で投下開始します

    47 = 46 :

    「おはよう比企谷君」ニコ

    相変わらず天使の微笑みだな。
    まあ俺は優しい女には厳しい主義でな。
    そう簡単には騙されんよ。

    八幡「あ…あぁおはよう中野」

    八幡「えっとそちらの二人は?」

    「へ?」

    「あれ?もしかして自己紹介聞いてないかな?」

    ええ爆睡でしたねその時は。

    「比企谷君寝てたからね…今紹介するよ」

    「こっちが純。鈴木純」

    「ん…よろしく」

    こいつさっきからぶっきらぼうだな。

    「んでこっちが憂。平沢憂」

    「よろしくね比企谷君」ニコ

    oh…中野に引けを取らない天使の微笑み…
    ん…ちょっと待て平沢って…まさか

    八幡「平沢ってもしかして…」

    「そうです。軽音部の平沢唯の妹の平沢憂だよ」

    あーやっぱりかぁ。妹は姉とはえらい違いだな。
    昨日の軽音部の見学で初めて会ったけど
    俺、苦手なんだよな…ああいうタイプ。
    まあここからは昨日あった出来事付け加えよう。

    48 :

    決してめんどくさいから後付けにした訳じゃないからな?

    それは昨日の軽音部を訪問した時の事である。

    コンコン

    八幡「すいませーん部活の見学の者なんですが」

    「はーい♪」

    出てきたのは金髪でいかにもお嬢様な感じな人だった。
    たくあn…いや眉毛について触れない事にしよう。

    「あら新入生の方かしら?」

    「はい!部活見学に来ました」

    八幡「…うっす」

    「さぁ上がって上がって♪」

    俺たちは連れられるまま部室へ入った。
    まだ部員は来ていないのか部室にはこの金髪の人以外いなかった。

    「軽音部へようこそ!私は放課後ティータイムのキーボード担当の琴吹紬です。よろしくね。」ニコ

    49 = 48 :

    「はい!私は一年F組の中野梓っていいます…そのよろしくお願いします。」

    八幡「横とおなじく一年の比企谷八幡です。よろしくっす」

    「ふーん…」ニコニコ

    !?

    八幡「…」

    「」ニコニコ

    ものすごいニコニコしてこっちを見ていらっしゃる…。
    ラブひなのキツネ姉さんですか?
    何かものすごい気まずいからこちらから適当に切り出してみる。

    八幡「えっと…なんすか?」

    ほんと適当だな俺。

    「私って小、中、高と女子だけしかいない学校生活だったから男子生徒の比企谷君が珍しくてね」ニコニコ

    天然近年物ですか俺は…ってかほんとに生まれてから
    男子生徒と関わるのが今日、俺とで初めてって
    相当お嬢様な日常だったんだろうな。

    まあそんな経路があったとしてもだ。

    「(^д^)ジーッ」ニコニコ

    見すぎだろ。
    どんだけ俺が珍しいんだよ。
    比企谷動物園じゃないですよここは。

    八幡「あの…琴吹先輩…」

    「何?比企谷君?琴吹先輩じゃなくてムギでいいわよ」ニコニコ

    50 = 48 :

    八幡「その…そんなに見られると困るんで…」

    「えいっ!」

    八幡「うぐっ!?」

    いきなり俺の頬を両手で掴んできた。
    てか近いって琴吹先輩!

    八幡「ぶぇっ!ちょっいきなり何してんすか!?先輩!!」

    「いやー比企谷君が可愛いなと思ってね♪」

    八幡「いやいや意味がわからないっすよ!てかマジで離してください!」ジタバタ

    じゃないと俺の理性が保たないです先輩。
    めっちゃいい匂いして比企谷君おかしくなりそうなんです。


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