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    元スレ女勇者「さあ魔王、人間を滅ぼそうよ」魔王「何を言っているんだ貴様は」

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    551 :

    味方が回収にきても見捨てられそうな名前だなアルフ

    552 :

    アルフ「数の暴力というのはあまり好きではないが、そこまでやってしまった以上仕方ない」

    アルフ「全力でかかれ!押さえつけろ!」

    魔王「どうする?」

    勇者「魔王、どうぞ?」

    魔王「では」


    襲い掛かってきた5人を魔王が一太刀に切り伏せる

    その後ろから女勇者がアルフに切りかかる


    アルフ「っ!」

    勇者「あはっ、どうしたの?動きが固いよ?」

    わざとアルフの身体に当てず反撃を誘う。しかし


    アルフ「よくも仲間を!」ヒュン

    勇者「…遅い剣」

    553 = 552 :

    兵士長「アルフ!戻ってこい!頼む!おいアルフ、応答しろ!アルフ!」


    『判断ミスだったかな、僕一人で全員を相手取ればまだ楽しめたかもしれなかった』

    逃げ回る音と共にアルフの短い悲鳴が聞こえた


    兵士長「アルフ!応答しろアルフレッドォォオオオ!」


    兵士長「…そんな…アルフ…」


    確かに最高とは言えない腕だったかもしれない

    しかし彼は間違いなくこの国の上級戦士であった。偵察隊とはいえ選りすぐりの兵士だったのに…

    そんな彼が敵の特徴を報告する間もなく瞬殺されるなど…


    「…兵士長…その…」

    兵士長「…そんな」


    ―ツ…―

    水晶に再び魔力反応が戻る


    兵士長「あ、アルフ……か…?」

    554 = 552 :





    『今から王城に向かうよ。戦闘準備して待っていてね』




    その一言の後、水晶が砕け散る音と共に通信は途絶えた

    556 :

    ホラーやな

    557 :

    さっくり殺してもらえてラッキーだなアルフ(錯乱)

    558 :

    意識と痛覚残して飴細工になったり全身から触手生えて死ぬよりは全然いいよな

    559 :

    良心的!(白目)

    560 :

    私、勇者さん……今お城の前にいるの

    562 :

    魔王「怒っているのか?」

    勇者「機嫌が悪いの。何あのおっそい剣、やる気ないならとっととくたばれっての」

    魔王(普通の人間からしたら達人級のはずだが…)

    勇者「もう、期待して損した」

    魔王「…よしよし。機嫌治せ、な?」ナデナデ

    勇者「うん、分かった。ありがとう、魔王、僕ちょっと元気出たよ」

    魔王「うむうむ、笑顔のお前は可愛い」

    勇者「じゃあ!景気づけに一発」

    魔王「え」

    女勇者≪全てを滅ぼす大いなる災厄よ!≫

    女勇者≪狂気なる御力を添え、天より降り注げ!≫

    女勇者≪滅帝皇(メテオ)≫

    564 = 562 :

    勇者「あはははは、世界が焼ける!空から降り注ぐ大いなる災厄が命を絶やす!悲鳴と絶望が全てを塗りつぶす!」

    魔王「………我の計画が…計算が…」


    国は丸ごと滅んだ


    勇者「大丈夫だよ?デザートは、王城はとってある」


    魔王「そういう問題じゃないんだがなあ…」

    魔王(城を落として主を無くした民を生かさず殺さずで家畜化する計画がパーだな、はあ)

    565 :

    魔王ソス

    566 = 562 :

    王城


    兵士長「王様!今すぐお逃げください!」

    王様「うつけもの!王たるものが逃げ出すなぞ―」

    兵士長「王だからこそです!王無きして民はあらず!あなたさえいればこの国は…まだ存在できるのです!
          どこかに潜み、機をうかがうのです!」

    王様「っ…」



    ドガァァァアアアンン



    世界が揺れた。そう思うほどの揺れが襲い来る


    「あぁ…あぁぁぁぁぁ」


    誰かの絶望した声が場内に響く

    窓の外を見ると、世界が滅びる様が見えた

    567 = 562 :

    城門が爆発魔法で打ち破られた

    炎が蛇のようにのたうちながら全通路を飲み込んでゆく


    全てを灰とした後に生き物は唯の二人

    すなわち、女勇者と魔王だ


    勇者「人が焼け焦げる匂い、素敵」

    魔王(鼻が曲がる…)

    568 = 562 :

    玉座の間


    勇者「はろー、パーティホストの皆様方」

    兵士長「貴様ら等招待した覚えはない!」

    兵士「…本当に、人間だったなんて…あんなことができるやつらが」

    勇者「ふふ、そう見える?」

    兵士長「」ゾッ


    勇者「さて、僕たちは」

    魔王「何者であろう?」


    兵士長「き、貴様らが何者なのかなど関係無い!今すぐ叩ききってくれる」チャキ

    勇者「」ニヤリ

    569 = 562 :

    勇者「魔王、真なる姿を見せてあげて」

    魔王「ふむ、では」


    ズォォオオオオ


    兵士たちの目に見えて、その場の空気が変わる

    魔王から出る闇の瘴気が大気中を穢す

    おぞましい…どこまでも深く、どこまでも恐ろしいその姿


    魔王・魔物体


    兵士たちの心は絶望に塗りつぶされ。その瞬間、彼らは心身共に


    粉々になった

    570 = 562 :





    兵士長(大丈夫…王よ…あなたさえ生きていてくだされば…)

    兵士(我々は…喜んで…足止めにでも、生贄にでもなりましょう…)




    571 = 562 :

    王は隠し通路をひたすらに走っていた

    生き残らなければ

    生き残らなければ


    あそこまで皆がやってくれたのだ。生き残らなければ全てが無に帰す

    それだけは、やってはいけない

    572 :

    明かりが見える。焦げた匂いが微かにするが、遠くまで来たはずだ
    隠し通路の最奥、ワープが発動する魔法陣を使ったのだがら


    地平線の彼方に黒い煙が見える。大きな煙が


    すぐに近くの町に亡命するのだ。顔とこの徽章があれば信じてもらえる

    あとは…機会をうかがって、国を再建するのだ

    他の国から移民を募るでもいい。それでも、皆の祈りを、最後の願いを叶えなければ



    「おじさん、辛そうだけど、大丈夫?」


    蹲っている自分に、可愛らしい女の子の声が上から降ってくる
    助かった、何か食料か水を


    …違う。いつあの侵略者が襲ってくるともわからないんだ。彼女にも逃げろと伝えなくては


    「逃げるんだ、今恐ろしい化け物が近くの国を襲った、いつここに来るかわからない!!」




    勇者「失礼だなあ、化け物なんて」



    顔をあげた王の瞳に映ったのは

    血に塗れた姿

    573 = 572 :

    >>572
    ミス

    「逃げるんだ、今恐ろしい化け物が近くの国を襲った、いつここに来るかわからない!!」

    は台詞前に名前付いてないけど王様のセリフね


    今回の更新はここまで

    574 :

    おつでした

    575 :

    魔王(城を落として主を無くした民を生かさず殺さずで家畜化する計画がパーだな、はあ)
    意外と魔王ノリノリだったんだなwwww

    576 :

    魔王さんよ、達成しない計画を立てても意味はないぞ?

    577 :

    「あ…あぁ…」ガクガク

    勇者「うふふ、どう?今の気分どう?今どんな気持ち?」

    勇者「貴方の国はもうどこにもない。人も、建物も、土地も、すべて燃やし尽くした。燃やし尽くした!」

    勇者「貴女はきっと全てを託されて逃げ出したんでしょ?不名誉な"逃亡"という手を使ってまで」


    勇者「でも、それも全てここで終わり。もう詰みだよ。全てを背負った貴方はここで全てを絶やす」


    「うわ…ぁ、ぁぁぁぁぁぁあああああああああ!」

    勇者「それが冥途の土産だよ。打ち砕かれた希望の残りカスと膨大な絶望を抱いて堕ちろ」

    578 :

    後ろで魔王が頭かかえてそう

    579 :

    女勇者が破壊神すぎる

    580 = 577 :

    ズシャ、ブシャァアア

    ボギャ、ブヂュ、グチュ、ズチュ、ドシャァ

    ブシュゥ、ドシュッ、グシュ

    ギリ、ギリリ、ミチミチ…ミチミチ、ブッチィ・・・

    ブチブチ、ブチ

    ズチュ、ズチュ、ブチュ


    「あはははははは!」



    581 :

    一か所ずつ引き千切ってるのかってくらいねっとりといたぶってんな

    582 = 577 :

    とある国にて


    「…最近、昔のことをよく思い出すんだ」

    王子「…は?」

    「昔のお前は勤勉だったな。何でも学び、何でも覚えた」

    「しかし今のお前は自堕落に時間を浪費するだけだ」

    王子「ちっ、説教かよクソオヤジ」

    「そんなに説教が嫌か、そんなに王になるのが嫌か」

    王子「どっちもごめんだね。俺は王になんかならずに一生遊び歩いてやる」


    「…勘当だ」

    王子「なっ!」

    「王になどなりたくないのだろう?金は大量にくれてやる。出て行け。今すぐ消えろ。この大陸から出て二度と近づくな」


    王子「…そうかい」

    王子「そうかいそうかい!分かったよクソオヤジ。金は貰ってやる!二度とこんな国帰ってくるか!」

    583 = 577 :

    バタン!


    じいや「良いのですか?王様」

    王様「…最近、良く昔のことを思い出すんだ」

    王様「わしの子供時代。何もしなくても大人になると思っていた」

    王様「少年時代、好きなことをしてすごし、父王に逆らい、ちょうど王子と同じく反抗期だった」

    王様「即位したとき、この国を幸せにしようと心に決めた」

    王様「あの子が生まれたとき、立派な王になってほしい、それでも自由に育ってほしいと悩みながら妃と一緒に育てた」

    王様「そして今…未来が見えるんだ」


    王様「近い将来、果てしない厄災がやってくる」

    584 = 577 :

    王様「全てを飲み込む巨大な邪神…それがやってくるんだ」

    じいや「そんな大きな魔物が…」

    王様「そうだ…そんな気がするんだ」

    じいや「大丈夫ですよ王様、ただの気のせいです…」

    王様「そうだろうか…しかし…」ガクガク

    じいや(王様…こんなに震えて。まるで、悪夢を見た子供のように…)

    王様「どんなに恐れても…わしは王だ…顔であらねば、それに、何も確かではないのだ」

    王様「唯の妄想で…国民全てを非難させることはできない、不安がらせることは出来ない」


    王様(王子…絶対に戻ってくるな…お願い、お願いだから)


    王様「女神よ…息子と、我がアリクトア国の未来に…光を…安寧を…」

    585 = 577 :

    ×非難
    ○避難

    586 = 579 :

    王様いいやつ……

    587 = 581 :

    いい話だ、感動的だな だが無意味だ(>>580を見ながら)

    588 = 577 :

    後日・魔王城


    魔王「強くなりたい」

    側近「どうしたんですか?わざわざ女勇者さんがいないことを念入りに確認してまでそんな呟きを」

    魔王「女勇者より強くなりたいんだ」

    側近「無理でしょう」

    魔王「そんな即答しなくても」

    側近「いいですか?例え話をしましょう。魔王様は既にレベル100です。人間を一晩で全滅させるなら60で充分です」

    側近「女勇者さんは1万です。レベルカンストしている魔王様じゃどんなに努力しても届きませんよ」ヤレヤレ

    側近「オーケー?」

    魔王「………………………く…ぅ…」

    589 :

    やったねこれで魔王が欲しかった家畜の国が
    再興するよ

    590 = 578 :

    そこまで差があるのか

    591 = 577 :

    魔王「しかし!」

    側近「初めて会ったとき瞬殺されましたよね?」

    魔王「あれからフィエリア聖堂師団長とか取り込んで強くなったはずじゃ」

    側近「あんな雑魚取り込んだところでレベル1も上がりませんよ」

    魔王「確かに雑魚だったが…」

    側近「だいたい、女勇者さんより強くなってどうする気ですか?」

    魔王「男として情けないではないか!魔王以前に!」

    側近「…くだらね。…です」

    魔王「本音を言うな…はーあ、いっそのこと禁断の力にでも手を出してみようかな…」


    勇者「えっ!?何それ何それ!」

    魔王「うわぁっ!どっから出てきた!」

    592 :

    つまり現時点で女勇者と渡り合えてる勇者は魔王よりも超強いわけか

    593 = 577 :

    魔王「えと…それは…」

    勇者「うん、禁断の力って」

    側近「おとぎ話です!御伽噺です!遥かなる太古の永劫なる過去の彼方に存在した伝説の幻の力の宝玉に封印されたる禁断の力を手に入れられるとか言う不確かで不確実で不確定な話です」

    勇者「そうなの?魔王?存在しない伝説?」

    魔王「そ」

    勇者「まさか、僕に、嘘は、つ か な い よ ね 」

    魔王「…………誰も手を出してはいけないという禁断の力がとある場所に眠っているんだ
        それを手にしたものは恐ろしい力を手に入れられるが、共にその"存在"に試されるという」

    魔王「そしてその存在に乗っ取られるか、死ぬか、力を完全にモノにするか。3つに一つだそうだ」

    側近「何で言っちゃうんですか!」

    魔王「…すまん」


    勇者「今すぐ案内して!」

    魔王「……………ダメだ。禁断の力は封印しておくべきものなのだ」

    勇者「…魔王」

    魔王「………………」

    側近(ま、魔王様!打ち勝つのです!その恐怖に!)

    594 :

    追いついてしまった
    もっと鬼畜な殺戮が見れることを願ってる

    595 :

    いったい何と戦っているんだ……あ、女勇者とですね分かります

    596 :

    なぜ女勇者はそこまで力を欲するのか

    597 :

    エロ・グロSSは新天地に追放されるらしいけどこのSSは大丈夫だろうか

    基本エロ無しで書いているけど一部アウトな気が…

    598 :

    心配よね

    599 = 597 :

    王様グチャグチャは音だけだからまだしも女騎士のシーンがちょっとアウトくさい?

    まあもしかしたらそっちに強制的に飛ばされるかもしれないということはご了承ください

    600 = 597 :

    魔王「…側近、我は…ゴールしても良いだろうか」

    側近「だめですぅぅううう!」

    魔王「だめだ、笑顔の女勇者に見つめられると(怖くて)隠し事などできない」

    勇者「そうだよね、僕の笑顔は可愛いものね、この可愛さにほだされちゃうよね」


    側近(何故でしょう。会話にズレがあるような?)


    魔王「…すまん、場所は」

    勇者「うんうん」


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