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    元スレ吹雪「やっぱりこの鎮守府はおかしいです!!」

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    751 = 565 :

    夕方 リビング

    伊58「じゃあちょっと性能チェックに行ってくるねー」

    吹雪「はーい」

    ガララ ガラララ ピシャッ

    吹雪「ふぅ……」クシャクシャッポイッ

    吹雪「大破したら大変だなぁ……気をつけないと……」

    吹雪「……そういえば……私の艤装も小破してたっけ……」シュルッパサァ

    吹雪「…………」カチャッパカッ

    吹雪「…………うん……少しだけ……これならもう少し使えるかな……」

    吹雪「……でも明日横須賀だし……少し綺麗にした方がいいかな……」

    吹雪「……少しだけ……古新聞はーっと……」バサッ

    吹雪「これじゃ、貧乏鎮守府だと思われちゃうからね……」カチャカチャ


    カチャカチャ…カチャカチャ……キリッキリッ


    吹雪「ふぅ……うん……ここをもう少し……」カチャカチャ

    吹雪「砲身もちゃんと磨いてっと……」

    吹雪「今日は魚雷発射管も使ったし……ここ……あ、ちょっとネジが緩んでる……」

    ア、ココヲ……タービンモチャントシナイト……ウーン……アァ、ココ……ハヘンガトンデタンダ……
    デモ……ココハイイカナー……デモー……ウン、ナオシチャエ……


    40分後……

    吹雪「……ふぅ……これで……大丈夫かな……」ヘトヘト

    レ級「……?」ポンポン

    吹雪「……あぁ、大丈夫……ちょっと疲れただけだから……エアコンつけていい?」

    レ級「……」コクコク

    吹雪「ちょっと寒いかもしれないけど……」ピッ

    吹雪「……ふぅ……」ゴソゴソッ シュルッキュッ

    吹雪「これで艤装は準備オッケー……疲れた……」ポフッ

    吹雪「レ級、おいで」

    レ級「ン……」ピョンッ

    吹雪「ごめんね、今日うるさかったでしょ?」

    レ級「……」フルフル

    吹雪「そう?ありがとう……ふぁ……眠い……ヲ級は?」

    レ級「……」ユビサシ

    ヲ級『……』スヤー コポコポ

    吹雪「レ級は眠くないの?」

    レ級「ンー……」

    レ級「……」コク

    吹雪「……そっか……ごめん、私ちょっと眠いみたい……ちょっと寝かせて……」

    レ級「……」コクコク

    吹雪「……ありがと……」スヤァ

    752 = 748 :

    例によって吹雪とともに>>1も寝入ったか?

    753 = 565 :

    提督の部屋

    提督「……」カタカタ

    提督「……ふぅ……こんなもんか……」

    提督「しっかし何故いきなり…………」

    提督(思い当たりフシがありすぎてなんとも言えないが……)

    提督(……うーむ……)

    提督「まぁ……明日行けば分かるか……」ギィ

    提督「…………」キィッ

    提督(……そういえば……ここの本ってほとんど読んでなかったな……前の住人のものらしいけど……)

    提督(……ちょっと読んでみるか……)スッ

    提督(……題名がかすれて読めない……)

    提督「……」ペラッ











    提督「……つまんねぇ……」パタン

    提督「なにかと思ったらなんだこれ……死後の世界の観光案内?爺さんが読むような本だぞ……」

    提督「……他には…………金星人の運命……戦艦大和ノ最期……ふぅん……」

    提督「……ここの前の住人は結構な爺さんだったんだな……」

    754 = 565 :

    提督「………………」ペラッペラッ

    提督「…………官能小説……」

    スゥッ

    伊58「てーとくー」

    提督「ん?どうした?」

    伊58「吹雪ちゃん寝ちゃったみたいだけど……部屋に連れて行ったほうがいいかな?」

    提督「寝てるの?……まぁ置いといていいんじゃない?」ペラッ

    伊58「そう?一応毛布持ってとくね」

    提督「んー」ペラッ

    伊58「……」ジー

    提督「?」

    伊58「……エッチな本?」ジトッ

    提督「見方を変えれば……いわゆる官能小説みたいだ」

    伊58「観音小説?」

    提督「神々しいな、読んでみたい」

    伊58「まぁよく分からないけど……エッチな本はもう少し隠れて読んだほうがいいよ?じゃ」スゥーッパタン

    提督「……官能小説ってエロ本なのか?」ペラッ






    吹雪の部屋

    伊58「……毛布毛布……っと……」スゥーッ ッタン

    伊58「あれ?これ、半分しか開かない……っしょ……」ッタン

    伊58「……あれ……?」スゥーッ スゥーッ ッタン

    伊58「……3枚しかふすまがないの?……不便……」スゥー

    伊58「……んしょっと……あった……ちょっと薄いけど……」ボフッ

    伊58「あんな所で寝たら風邪引いちゃうもんね……」スゥーッッパタン

    ギィッギィッギィッ

    ガチャッバタン


    リビング

    吹雪「…………」スヤスヤ

    レ級「ンー……クゥー……」スピー

    伊58「……んしょっと……」ファサッ

    伊58「……よしっおやすみ……電気も消しとこ……」パチッ

    755 :

    呉鎮守府

    長門「どういうことだ!!何故貴様の所に彼を呼んだ!!」ダンッ!!!

    横督『私とて海軍鎮守府を統括する身なのでな……定期的に各鎮守府の仕事の進捗知らねばならないのだよ』

    長門「二丁目鎮守府は私達の管轄だ!!貴様のような信用出来ない男に預けることなど出来ない!!」

    横督『それはどうかな?少なくとも提督が仕事をしない鎮守府に預けるより私達に預けたほうが良いと思うがね……』

    長門『仕事をしないだと……!?貴様……!!!!』ギリッ

    横督『ここ最近うまく行っていないようじゃないか……そうだとも、馬鹿な呉艦娘の立てる作戦が成功する筈がない』

    横督『大規模鎮守府を運営するならばならそれ相応の戦果が必要だ……私達は信用を糧に仕事をしているのだからな……』

    長門「……私達の提督をなんだと思っている……!!」

    横督『……貴様の提督は無能だ、何度も言っているがね、どうやら言語障害の上に知能障害も抱えているみたいだ』フッ

    横督『障害者手帳を貰うことをお勧めしよう、軍人が戦傷により障害を抱えるのはよくあることだから世間体は心配いらんよ?』

    長門「…………言ったな……貴様……!!」ビキィ

    横督『あの田舎鎮守府とて、戦果は挙げていないが仕事はしっかりしている、提出書類の不備は数えきれんがな
        それに比べて君の提督はどうなっているのだ?最近は顔すら出さなくなっているじゃないか、ついに死んだか?』

    長門「提督は多忙な身だ、それに貴様如きに渡す情報など何もない」

    横督『まぁ、頷くか外を眺めるしか存在価値のない提督に何ができるか知らんが、死んだならすぐに報告し給えよ?
        葬式くらいは出てやらんこともない、かつての学友を盛大に弔ってやろうじゃないか』

    長門「何が学友だ……!!海軍の癌が……!!」

    横督『寡黙な独裁者の下で働く鎮守府や泊地は大変だ……まぁ生きているなら早めに彼の声をきかせてほしい……
        ……帰ってきたら彼と話したいことがあるのでな……呉に戻るのはいつになるのかな?』

    長門「…………今回の出張は長くなる……貴様のような男と話す機会などない」

    横督『……ほう……それは残念だ……では1ヶ月以内に音沙汰がなければ死亡と認定しよう……なぁに、それまでには戻るだろう?』

    長門「……な!?何を……!!」

    横督『海軍鎮守府に提督が一ヶ月も居ないとなると艦隊運営に支障が出るだろう?当然の事だと思うが……
        それに一ヶ月も艦隊を放置する提督に存在価値はない、まぁ天下の呉鎮守府だ、次は有能な提督が来る、期待し給え』

    長門「待て!!それでは提督は……」

    横督『……では、二丁目鎮守府の事は私に任せなさい、悪いようにはせんよ……』ガチャッ

    ツーッツーッツーッ

    長門「…………」

    ガンッ!!!

    長門「…………鬼畜が!!」

    756 :

    ちょっとアニメに引き摺られすぎじゃね?

    横提を嫌なやつとして書きたいの?、 それとも横提を使って間接的にアニメ批判をしたいの?

    757 :

    別に良いと思うけどな
    アニメだって公式なんだからその情報を反映させるのはおかしくないし
    気に食わないなら見なくても良いと思うけどな

    758 :

    え、俺はこれ面白いから続けてほしいんだけど

    759 :

    いいぞもっとやれ

    760 :

    アニメ情報抜きだと横鎮提督が普通にしか見えない所かながもんが提督盲信してるだけに見えるな

    761 = 565 :

    提督の部屋

    提督「……うーん……難しいな……ニッパー新調した方がいいかな……」キィキィ

    提督「…………プラ版も少なくなってきたし……」

    提督「でもなぁ……そろそろ貯金がヤバイしなぁ……」

    提督「大体たっかいんだよなぁ塗料もニッパーも……うーん……」

    提督「……仕方ない……しばらく素組で何とかするか……」カチャカチャッ

    ピコッ

    提督「ん、メール……陸軍から全員送信……?」

    提督「……?」

    提督「…………ふむふむ……」

    提督「……あきつ丸って確か揚陸艦の……ふむ……艦娘として海軍で運用か……」

    提督「陸軍か……確かに今回の騒ぎで全軍を活用するのは正しい判断だよなぁ……」

    提督「って事は自衛隊も同じようなことに……うーん……」

    提督「……まぁ……なんとかなるだろ」パタンッ

    提督「今問題視するべきはうちの家計だ……通帳には今……」ペラッ

    提督「残高は問題ないけど……今度今日みたいな演習が行われたら……うーん……」ペラッ

    762 :

    二丁目鎮守府にあきつ丸着任フラグが

    763 :

    全力で煽ってんだろ、横鎮のツンデレだよ。わかってやれよ

    呉が顔を出せない状態→負担を減らすために前浜の面倒は俺が見てやる
    軍人が戦傷によって(ry→怪我や病気ならさっさと病院に行け
    生きてるなら早めに声を聞かせろ→情報共有したい事が山ほどある
    一ヶ月以内に(ry→上や戦況を誤魔化すのは一ヶ月が限度だ

    ってことじゃないの?

    764 :

    >>762
    むしろまるゆが着任する可能性

    765 = 565 :

    提督「余裕もたせたほうがいいよなぁ……次の資金提供は……2週間後か……」スゥーッスーパタン

    ギィッギィッギィッギィッ

    吹雪「あ」

    提督「お、吹雪ちゃん、おはよー」

    吹雪「おはようございます、司令官、えっと……でも今って夜ですよね?」

    提督「まぁそうだな、昼寝開けの挨拶ってどうすればいいんだろ?」

    吹雪「うーん……まぁおはようございます……が正しいんでしょうか?」

    提督「かなぁ……58ちゃんは?」

    吹雪「買い物です、「今日はゴーヤが作るでち!」ですって」

    提督「声マネうまいな、そうか、じゃあ俺は風呂でも」

    吹雪「もう沸かしてるのでいつでも入れますよ?でも今日のバスロマンはちょっと失敗したかも……」

    提督「違いがわからないけど……まぁ入ってみるよ」

    吹雪(あれ、誰が入れても同じな気がしてきたけど……そんなこと無いよね……)



    ガチャッ バタン

    提督「ふぅ……あ、餌あげないと……」フラフラ~

    ヲ級『……ヲ』グゥー

    レ級『……!』グゥ

    提督「悪い悪い、すぐあげるからなー……何が食べたい?昨日の野菜炒めがあるけど」

    ヲ級「ヲー」チャプッ フキフキ

    レ級『!』ユビサシ

    提督「野菜炒め?分かった」ガチャ バタン ピッピッピ ブーン

    ヲ級「……」

    レ級「……」チャプッ フキフキ 

    ヲ級「……」ワクワク

    レ級「……」ジーー


    ピーーッ ガチャッ

    提督「ほれ、それなりに美味そうな野菜炒めだ」コトッ

    ヲ級「ヲー…」ムシャムシャ

    レ級「!……!!」ガツガツッ

    提督(……肉と野菜の料理がほとんどだけど……魚って大丈夫なのかな……)

    提督(……いや、俺の気分的に良くない……やめとこ)

    提督「さて……風呂にでも入るか……」

    766 :

    いつの間にと思ったら
    >吹雪【……っふぅ!】ドスゥン!!
    ここでか

    767 :

    >>763
    そうにしか見えなくなったじゃねーか!

    768 :

    横督は言葉は辛辣だけど言ってる事は至極まともだと思う

    769 = 565 :

    吹雪の部屋

    吹雪「……ゴーヤさんに勝てたってことは……私……やれるんだ……」

    吹雪「少しは成長したかな……」

    吹雪「……いや……でもまだまだ……もう少し頑張らないと……」

    吹雪「吹雪型の皆を守れるような艦娘になるにはもう少しかかるよね……」

    吹雪(…………バスロマンの入れ方……中途半端だったかなぁ……)

    吹雪(……寝起きだし……仕方ないか……)

    吹雪「…………」

    吹雪「…………」カララ

    ヒュゥー リッリッリッリ…

    吹雪「夜風、気持ちいいなぁ……」




    バス停

    伊58「…………」

    伊58「…………」

    伊58「…………」ソワソワ

    伊58「…………」

    伊58「…………」キョロキョロ

    伊58「…………時刻表ではこの時間に来るはずなんだけど…………」

    伊58「………………」

    伊58「…………歩いて行ったほうが早いかな……」

    伊58「…………」テクテクテク


    ブロロロロロロロ 

    伊58「あ、来た」

    770 = 565 :

    数十分後 リビング

    提督「ふぃ~……っと」ボフッ

    提督「リモコンリモコン……」ピッ

    TV『先の襲撃により』ピッ

    TV『佐世保の駆逐艦初雪』ピッ

    TV『いい質問ですn』ピッ

    TV『お値段なんと498』ピッ

    TV『アズカバァーーーーン!!!』

    提督「お、映画やってる」

    提督「魔法使いのハリウッド映画だっけ……」

    ガチャッバタン

    吹雪「司令か……あ、映画ですか?」

    提督「あぁ、ハリー・ポッテーだったかなんだったか……見る?」

    吹雪「はい!」ポフッ

    提督「今何時だっけ……」チラッ

    提督「6時半か……58ちゃんは多分7時だな……」

    吹雪「そうですねぇ……一緒に行ったほうが良かったかなぁ……」

    提督「俺が行っとけばよかった気がする……まぁいまさら遅いか……」

    TV『グリフィンドォール!! 黙るフォイ!!』

    771 :

    >>756
    なんだって極端な受け取り方しか出来ないんだ
    まだ話の途中なんだから今後の展開待ってようぜ

    772 = 565 :

    数十分後

    伊58「たっだいまー」ガララ

    提督「お帰りー」

    吹雪「お帰りなさーい」

    伊58「ふぅー……市の中心って割と近いんだねー」

    提督「そりゃ、まぁバスで行けば十分くらいだし商店街まではそう遠くなかったろ?」

    伊58「うん!吹雪ちゃんの説明がわかりやすかったっていうのもあるけど」

    吹雪「そうですか?あ、ところで行は何を作るんですか?」

    伊58「ふっふっふ……ゴーヤの得意料理、オムライスだよ!潜水艦の皆は木曜日のオムライスを楽しみにしてるんだから!」

    提督(あ、ゴーヤチャンプルじゃないんだ)ジー

    吹雪(ゴーヤが売ってない事を怒ってると思ったけど、よかったぁ……)ジー

    伊58「……ゴーヤチャンプル作ると思ったでしょ……」

    提督「い、いや?」

    吹雪「そ、そんなことないですよね?司令官?」

    提督「当然だ、人を名前で判断するなど提督としてあってはならんことだからな!」

    伊58「……むぅ……そう……?まぁいいか、すぐ作るから待っててね!」

    吹雪「手伝いましょうか?」

    伊58「いいよいいよ、座ってて」

    吹雪「はぁい」

    773 :

    ハリー・ポッチャリーと空腹の[ピザ]

    774 = 565 :

    伊58「ふんふんふーん……っと……」

    提督「吹雪ちゃん、荷造りした?」

    吹雪「はい、それにしても、どうして司令官だけではなく、私やゴーヤさんまで呼んだんでしょう?」

    提督「さぁ……何かにつけて嫌味でもいいたいんじゃないの?」

    吹雪「わ、私達にまで嫌味を言うんですか……?横須賀の司令官は……」

    伊58「横須賀のてーとくは嫌な人だって、うちのてーとくも嘆いてたよ?役に立たない艦娘を容赦なく解体するような人だって」

    吹雪「そ、そうなんですか……?私……大丈夫かなぁ……」

    伊58「ちょっとゴーヤ、あまり行きたくないかも……あの人を小馬鹿にしたような笑顔嫌い」

    提督「まぁ……俺も直接話したことは数回しかないから何も言えないけど……確かにいい人ではないな……」

    提督「俺は長門さんの呉鎮守府に行きたかったが……まぁ向こうさんが来いっていう以上逆らえないよなぁ……」

    吹雪「司令官に何の用なんでしょうか?猫艦戦のことかなぁ……」

    伊58「猫艦戦?」

    吹雪「えぇ、ついこの間ひょんなことから猫艦戦っていう深海側の最新兵器を入手したんですけど……」

    伊58「え……あ、あの猫艦戦を鹵獲した鎮守府ってここだったの!?……で、何かあったの?」カンカン パカッ

    吹雪「横須賀鎮守府に予告もなしにクール便で送っちゃったんです……もしかしたそのことで何か……」

    伊58「……まぁ色々突っ込みたいことがあるけど……多分そうじゃないと思うよ?」カツカッカッ

    伊58「もしかしたら新しい任務を与えるためかも知れないし……階級に関することかも、テートクの階級は?」シャッシャッ

    提督「新米少佐だけど?」

    伊58「だったらもう少しで昇進するでち、確か新米少佐から少佐までは時間経過で昇進するはずでち」ジュワァー

    提督「あぁ……でもまだ俺2ヶ月目だぞ?確か時間経過の昇進は1年だったはずだけど」

    伊58「猫艦戦の手柄は棲地制圧レベルの戦果だよ?昇進してもおかしくないでち」ジュゥーー

    提督「そうかなぁ……お、いい匂い」

    伊58「もうちょっとでできるから待っててね……っほいっと」フッジュゥーー

    吹雪「でも昇進のためにわざわざ横須賀に呼ぶっていうのはおかしくないですか?」

    提督「さぁ……向こうさんの事情か、もしくは俺達だけが知る何かがあるかもね」

    吹雪「……猫艦戦?」

    提督「……さぁ?」

    775 = 565 :

    ちょっとだけ離席するでち、なぁにすぐ戻るでち

    776 :

    ――それがゴーヤの最後の言葉だった

    777 :

    ――この時のゴーヤの様子について彼女はこう語る

    778 :

    ――「今思えばゴーヤさんの声は軽く震えていました。限界が近かったんだと思います」

    779 :

    数日後、58はオリョール海で発見された

    780 = 565 :

    もどったでち……

    781 :

    嬉しいでち

    782 :

    この故人を偲ぶ会に死んだとされる当人が顔を出すような気不味い雰囲気を作った>>776-778は猛省する事

    783 = 768 :

    不謹慎だけどちょっとワロタ

    784 :

    この流れは草生える

    785 = 565 :

    吹雪「……」パクッ

    提督「さて……どんな味か……」パクリ

    提督「……うまっ……!?」

    吹雪「おいしい……!?」

    提督「この口どけ……卵の絶妙な焼き具合……」

    吹雪「司令官には絶対に出せそうにないこの優しい味……!?」

    提督「これが女性の料理というものか……!!」

    伊58「そんなぁ……照れるでち……」テレテレ

    提督「後で作り方を教えてくれると非常に有難い……鎮守府内の食事環境をもっと良くしたいんだ」

    伊58「うーん……って言っても普通のオムライスと変わらないよ?」

    提督「58ちゃんの作り方は恐らく俺みたいに乱暴じゃないはずなんだ、俺も優しい味というものを出してみたいんだよ」

    伊58「と、言われても……確かに卵の焼き方はちょっと工夫がいるけど」

    吹雪「司令官、今はとにかく食べましょうよ、これ、卵もそうですけどライスもしっかり味が絡んで美味しいですよ?」パクッ

    提督「マジ?ライスまでこだわってるのか……」パクリ

    提督「…………母さんの味だ……」ホロリ

    伊58「ふふん……」パクッ

    伊58「我ながらいい出来でち」












    隠れ棲地

    空母ヲ級「……艦載機から映像が来た、領海内からの望遠映像だから画像悪いが」

    戦艦レ級「んー」

    ブンッ

    伊58『やっぱバジル入れてなんぼよね』

    提督『確かに、バジルでオムライスのライス部分がうまく出来るか決まるよなぁ』

    吹雪『そうですか?バジルよりガーリックがオムライスを決めると思いますけど……』

    空母ヲ級「……なんだこれは」

    戦艦レ級「……美味そう……」


    786 :

    海からの望遠で写真撮られるってことはこの家窓側にリビングあるのかな

    787 = 565 :

    夜 入浴後

    吹雪「……あ、映画終わっちゃった」ピッ

    TV『突如』

    788 = 565 :

    ゲホッ、これは見なかったことにしなさい、いいね?

    789 :

    寝返ってオムライス食べようぜ

    790 = 781 :

    さっきはsageの仕方知らないのに書き込んですいません

    791 = 565 :

    夜 入浴後

    吹雪「あ、映画終わっちゃったかぁ」ピッ

    TV『謎の重爆撃機、通称深海重爆撃機が再びW島に出現……現在W島にて瑞鶴改、翔鶴改が迎撃にあたっているそうです』

    吹雪「!」

    提督「お……」

    TV『中継がつながっています、清水=サン?』

    TV『はい!こちらW島より数キロ離れた上空です!凄い轟音が響いておりとても近寄れる状態ではありません!』

    TV『あ!今発砲炎が!戦闘が始まったようです!!瑞鶴改と翔鶴改、どちらも優れた空母であr』

     フッ!!!! ズズズズゥウウーーーーン!!!!

    TV『!自衛隊の新兵器のようです!ジェット戦闘機が先程私達のすぐ上を通り過ぎました!!音速を超えています!!』

    提督「……」

    吹雪「瑞鶴さん……!!」

    TV『カメラがズームしておりますが……ここから深海重爆撃機が確認できますでしょうか!?』

    提督「おー……これはデカイな……瑞鶴ちゃんらは見えない?」

    吹雪「カメラからは見えませんけど……いるのかな……?」

    TV『繰り返します、現在艦娘の瑞鶴改と翔鶴改、そして航空自衛隊が深海重爆撃機の迎撃を行っております!』

    TV『私達はここまでしか接近することができませんが!彼女たちの力を信じましょう!日本の平和は彼女らにかかっています!』

    吹雪「……翔鶴さん……瑞鶴さんをお願いします……!」

    提督「きっと大丈夫だ、ところで、58ちゃんは?」

    吹雪「荷造りです、明日は早いですから」

    提督「そっか、準備が終わったらお風呂にはいるように言っといてくれる?」

    吹雪「はーい」ガチャッバタン

    提督「……他になんかやってないかなぁ」ピッ

    792 = 565 :

    提督「……どの局もW島だなぁ……しかし早いなぁ……深海側も必死ってことか……」

    提督「……夜だけど大丈夫かな……夜に戦闘機……まぁ昔じゃないしある程度融通は効くか……」ピッ

    TV『じゃあ、行くわ、司令官』

    TV『雷!待ってくれ』

    TV『……何?』

    TV『これを……もし君が諦めそうになった時……これを持っててくれ……』

    TV『司令官……ありがと……』

    提督「流石は地方局……全くもって無関心と来た」

    提督「……でも再放送か……おとなしくニュース見とこう」ピッ

    吹雪「あ、伝えておきました」ガチャッバタン

    提督「ありがとー」

    吹雪「……W島は大丈夫ですか?」ポフッ

    提督「今の所全くもって膠着状態みたいだ、程よく削り合ってるって感じ」

    モノスゴイオトデス!! コノヨノモノトハオモエマセン!! ウトウハダイジョウブデショウカ!?

    吹雪「……」

    提督「……」

    吹雪「……」スクッ

    提督「……?」

    吹雪「……」カラッ

    提督「どうしたんだ?窓なんか開けて」

    吹雪「……テレビ越しじゃ、瑞鶴さんがよく見えませんから……」

    吹雪「せめて、同じ空を見上げて……瑞鶴さんを応援したいんです」

    提督「…………ロマンチストだねぇ」

    吹雪「これくらいしか出来ませんから……」

    提督「……まぁ、そうだな……」

    793 = 565 :

    夜中 吹雪の部屋

    吹雪「……」

    吹雪(……結局、テレビでは今での戦闘中ってだけで終わっちゃった……)

    吹雪(……はぁ……結果はまだ分からないかぁ……)

    伊58「んぅ……吹雪ちゃん、大丈夫?」コソッ

    吹雪「ふぇ!?あ、はい……大丈夫、です」

    伊58「……明日は早いから早く寝た方がいいでち……」モゾッ

    吹雪「あ、は、はい…………」ゴロッ

    吹雪「……」

    吹雪(大丈夫……きっと大丈夫だよ……)









    夜更け 提督の部屋

    提督(電話子機使用)「……そうですか……良かった……」

    長門『深海重爆撃機は撃墜、爆弾投下による被害は最小限に抑えることに成功しました』

    長門『瑞鶴改の完全回復によるW島の戦力増強、猫艦戦の解析による新兵器の実戦試験の成功』

    長門『今回の防衛成功は二丁目提督のお陰でもあります……感謝します』

    提督「あぁ……いえそんな……」

    提督(俺何もしてないぞ……?)

    長門『……明日、横須賀へ向かわれるのですか?』

    提督「えぇ……まぁ……」

    長門『……そうですか……』

    提督「……すみません……すぐに戻りますので……」

    長門『……お気をつけて』

    提督「はい……では」

    長門『えぇ』

    提督「……」ピッ


    提督「……長門さん……まぁ……仕方ないか……」

    提督「それに……ヲ級とレ級には少しさみしい思いをさせてしまうな……明日餌を計画的に食べるように教えとこう……」

    提督「荷物よし……明日の制服よし…………さて、俺も寝るか」

    パチッ

    794 = 565 :

    さて……さすがに眠いぜ……今日はここまでじゃ

    795 :

    乙おやすみなさい

    796 = 777 :

    乙乙
    おやすみ~

    797 = 776 :

    乙乙

    798 = 762 :


    のらりくらりと中立ポジになれるか否か
    某D島みたいに共存の道を探せるといいね

    800 :

    乙なのね


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