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元スレ吹雪「この鎮守府はおかしすぎます!!」

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1 :

吹雪「吹雪です!本日もよろしくお願いします!!」ビシィ!!

吹雪「……あれ?司令官?司令かーん?」

吹雪「……?」キョロキョロ

ジャバーッ

提督「ふぅ……長い戦いだった…食物繊維は大事…ん?どした?」ガチャッバタン

吹雪「……はぁ」ガクッ


※長くなるかもしれないが↓から読んでってくれ……すまねぇ……!
1スレ目「この鎮守府はおかしいです!!」 
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1422813372/

2スレ目「やっぱりこの鎮守府はおかしいです!!」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1424708332/

3スレ目「どう考えてもこの鎮守府はおかしいです!!」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1426297599/

SSWiki :http://ss.vip2ch.com/jmp/1427736104

4 :

立て乙
提督もけしてダメ男じゃないのに漂う残念さ

5 :

たて乙
タイミングが悪いよタイミングが

6 :

立て乙
人間が艦娘艤装扱おうなんて100年早いのです

7 = 1 :

通信室

「……えっと……」カチッカチッパチッ

パッ ウィーィー……

提督「おー……何か本格的……」

「使い方はわかりますか?」

提督「まぁ……一応……確かここで周波数を……」ギシッ

「えぇ、そこで周波数を合わせて……そこのスピーカーから音声を聞き取ることが出来ます」

「まずは呉鎮守府の周波数に合わせて……横、失礼します……」

ザザザッキュゥィ~~……ザザッザザー……

提督「……ん、ノイズが消えた……」

「えぇ、この周波数が呉鎮守府の周波数です、コール音を3回鳴らして下さい」

ピーピーピー

ピーピーピー

ピーピーピー

大淀『こちら呉鎮守府、どうぞ』

提督「あ……あー……大淀さんですか?前浜町二丁目鎮守府の提督です」

大淀『二丁目提督!?ご無事でしたか!?』

提督「えぇ……なんとかね……」

大淀『良かった……長門秘書艦!前浜町の提督が……前浜町の提督から無線通信が!』

大淀『……それが……トラック島からの通信で……』

大淀『……はい、では代わります、どうぞ』



長門『二丁目提督……!!!』

提督「……長門さん!すみません心配かけてしまって……」

長門『……良かった……貴方が無事で……!』

提督「心配してくださったんですね……すみません……」

長門『……貴方まで……失うと思った…………良かった……良かった……!!』

提督「……すみません……」

長門『…………』

提督「…………」

長門『…………吹雪は?』

提督「無事です……とある仲間のお陰で私達二人は生き残れました」

長門『……とある……仲間……?』

提督「……えぇ……深海棲艦のヲ級とレ級です……」

長門『!!』

8 = 1 :

よし、一旦寝よう、明日……と言うか今日は休みだから昼間にやるかも……

9 = 1 :

今更ながら酉を忘れていたようだ

10 = 4 :

乙乙

12 :

おつおつ
横鎮の猫艦戦と絡めれば言いくるめできる…かも?凸凹コンビの明日はどっちだ

13 :

貴方までってのは言って良いのか悪いのか、うーん

14 :

乙!

二丁目鎮守府に幸あれ!!

15 :



>提督「無事です……とある仲間のお陰で私達二人は生き残れました」
これ、普通に誤解されるんじゃね?

16 :

だな
なんか、ヲレとは別勢力によって襲われて、ヲレに救われたみたいな

17 :

水槽にもヲ級とレ級いるから大丈夫だろ(適当)

18 :

ある意味二丁目提督は着々と歴史に名を残しているなw

19 :

やっと追い付いたぞい

この吹雪ほんとかわいい

20 = 1 :

さて、やりますか

21 = 6 :

待機

22 :

待機でち

25 = 19 :

っぽあ

27 :

とんでもねぇ、待ってたんだ

28 :

おまえを待ってたんだよ!

29 :

長門『……ヲ級とレ級……一体……!?』

提督「……話せば長くなるんですけど……」タハハ

長門『説明して下さい!……いったい何が……』

提督「……えっと……どこから話せばいいのやら……」

長門『最初からお願いします……奴らは例の猫艦戦を渡した深海棲艦ですか?』

提督「えぇ、そうなんですけど……あれからあの子ら、結構人語を勉強したみたいで……」

長門『……人語を勉強?』

提督「えぇ、ガッツリ会話出来ました、それもかなり流暢に」

長門『……信じられません……』

提督「まぁ、事実です……」

長門『……』

提督「で……それからいろいろあって……今回みたいな事件に発展」

長門『待って下さい』

提督「?」

長門『……少し……少し経緯を整理したいので……もう少し噛み砕いて説明を……』アタマカカエ

提督「あ、はい……スミマセンわかりにくくて」

長門『い、いえ……』

提督「えっと……じゃああの辺から……だな……」











数分後

提督「……って感じで、今回みたいな事件に発展した訳なんです」

長門『………………』

提督「……わ、わかりましたかね……こんな説明で……」

長門『……よ、要するに……ヲ級とレ級は二丁目提督が授与……いや、鹵獲?した猫艦戦を取り返すために今まで有形無形の嫌がらせを?』 

提督「じゃないですかね……?」

長門『しかし、提督は既に横須賀に送ったと彼女らに伝えたはずでは?』

提督「えぇ」

長門『……』

長門『……嫌がらせは横須賀にするべきではないでしょうか』

提督「俺もそう思います」

長門『……ますます意味が分かりません』

30 :

ながもん大困惑

31 :

そら困惑もしますわね

32 :

これはエイプリルフールと思われても仕方ない

33 = 1 :

長門『…………』

長門『…………』

長門(……考えれば考えるほど疑問が増える……)

提督「あ、あの……長門さん?」

長門『……?あ、はい……何でしょう』

提督「……えーっと……そろそろ本題に……」

長門『は、はい……』

提督「まず今回の事件は……」

長門『えぇ、後乃木市中心部の電器店「河城電器」での人質立てこもり…………』

提督「はい、死者は出なかったものの周辺の被害は甚大です……」

長門『……それに国民の深海棲艦に対する恐怖心、そして海軍に対する不信感も増大しました』

長門『呉の一件、そして今回の深海棲艦上陸により国外に退避する国民も増えつつあります……』

提督「……申し訳ありません……」

長門『……』

提督「……はぁ……そうだよなぁ……そりゃ深海棲艦が上陸するってタダ事じゃないよなぁ……」

長門『……しかし、気がかりなところもあります』

提督「?」

長門『今回の一件の始まりは前浜町だった筈です』

提督「え、えぇ……」

長門『それなのに、事件は前浜町ではなく後乃木市、それも市役所付近の電器屋で発生した……』

長門『奴らは肌が白く、そのうえ目立つ格好をしています……一体どうやって後乃木市に移動したのでしょうか?』

長門『それと秘書艦でもある吹雪は何故前浜町ではなく後乃木市に?』

提督「あぁ……多分それは昼食の買い出しに行ってたからです」

長門『か、かいだし?買い出しというのは……あの?』

提督「えぇ、買い出しですが……」

長門『……秘書艦が?』

提督「えぇ、だって二人暮らしですし、58ちゃん、今日帰っちゃいましたから」

長門『……』

長門『……不用心と言いたいところですが……』

提督「……まぁ、仕方ないですよ……」

長門『ですが、深海棲艦が移動できた理由が未だに謎です……』

提督「……そうですね……」


34 = 1 :

フロント

吹雪「ふぅ…浴衣って……意外と着心地いいなぁ……」カララ

吹雪「あれ……司令官?」キョロキョロ

吹雪「……居ない……」

吹雪「…………トイレかな……」ポスッ

吹雪「…………ふぅー……」

吹雪「……ソファ……柔らかい……ハッ……司令官が寝てたところじゃないよね……?」バッ

吹雪「……うん、違う……良かった……さすがに血が付いたら大変だもん……」ポスッ

吹雪(それにしても……)キョロ

吹雪(ここ……本当にホテルみたい……)

吹雪(……でも、ヲ級さんもレ級さんも……どこに閉じ込められたんだろう……)

吹雪(……酷いことされてないといいけど……)ソワソワ

吹雪「…………」キュゥゥ

吹雪「……そういえば……お昼食べてなかったっけ……お腹減ったなぁ……」

吹雪「…………」ゴロンッ

吹雪(こんな所で寝転んだら……行儀悪いかなぁ……)



通信室

長門『……見限られた?』

提督「えぇ、ヲ級の通信を聞くに、彼女たちは上官に裏切り者と認定されたみたいです」

長門『……』

提督「彼女らは自らが深海棲艦であることを否定していました……で、ですよね?」

「……え、えぇ……レ旧曰く、自分はもう深海棲艦ではない、ただのレ級だ、と」

提督「……」

長門『……それは……本当ですか?』

提督「え……えぇ……」

提督(……こんなこと普通は信じられないよなぁ……)

長門『……』

提督「……す……す、少なくとも俺と、彼女はこ、こうして和解し……トラック基地に……来たん……ですけど……」

長門『……和解……?』

提督「え、えぇ……」

長門(……この提督は冗談以外の嘘をつくような男ではない……だが……)

長門(深海棲艦と和解した……?その上自ら深海棲艦であることを否定する……だと……?)

長門(……姫級ならばそういった事があるかも知れない……しかし存在を否定など……簡単に信じることは……)

提督「……う、嘘ではないです……それに……」

長門『……』

提督「彼女らがいなければ今頃俺は死んでましたから……」

長門『……あなたが?』

35 :

河城って…やっぱり幻想郷じゃないか

36 :

>>35

二丁目には色々いるみたいですからね

俺はもう驚かないぞ(フラグ)

37 :

幻想郷はここにあったのか

38 :

やはり前浜町は最後の楽園やったんや!!

39 = 1 :

地下牢

空母ヲ級「……悲鳴が聞こえなくなった……」

戦艦レ級「……死んだわけ……じゃねぇよな……?」アセ

空母ヲ級「……拷問が終わったんだ……そう信じよう」

戦艦レ級「……だといいけどさ……」ストッ

戦艦レ級「あーあ……アタシら、殺されんのかなぁ……」

空母ヲ級「そんなことはない……はずだ……」

戦艦レ級「だといいけどさ……このまま一生この地下牢ってわけにも行かねぇよ?」

空母ヲ級「分かってる、私達には海が必要だ……体は大丈夫か?」

戦艦レ級「今はな、お前は?」

空母ヲ級「今の所問題はない……だが……」

戦艦レ級「だな……長くは持たねぇよな……」

空母ヲ級「……呉との交渉中だったか……提督……うまくやってくれ……」

戦艦レ級「……今のアタシたちには祈ることしか出来ねぇな……」



通信室

提督「……」

長門『……不運な事故です……開放骨折とは……』

提督「えぇ……止血と細菌の流入?混入……?まぁどっちでもいいか……骨を清潔に保ってくれたのはあの子がいたからです」

提督「……俺には、あの子が本当に悪い奴には見えないんです……」

長門『……ですが……』

提督「えぇ……分かっています……1人や2人だけの情で彼女達を見逃す訳にはいかない……ですよね……」

長門『……えぇ……』

提督「……」

長門『……』

提督「……そこをなんとか!」

長門『……流石に……敵艦を見逃す訳には……』

提督「……ですが……」

長門『深海棲艦に恨みを持つ人間や艦娘がいるこの世の中……簡単に深海棲艦を味方として迎え入れる事は出来ません』

長門『……現に呉鎮守府内でも……敵空母を酷く憎んでいる艦娘が……』

提督「……」

長門『……二丁目提督……』

提督「……」

提督「……駄目か……流石に……」

長門『……』

長門『……そういえば……前浜町にはテトラポットが多く設置してありましたね?』

提督「え?えぇ……一応……」

長門『いい機会です……今回のような上陸事件を減らす為にテトラポット付近の警備をさせるように吹雪に伝えて下さい』


長門『巡回艦娘や索敵機でも流石にテトラポットの隙間までは索敵出来ませんから……』

41 = 31 :

長門秘書艦!

42 :

この遠まわしなアドバイスよ

43 = 38 :

テトラポットの隙間には先住民()がいそう

44 = 1 :

提督「……え」

「な!?」

長門『……騒ぎの沈静化、地域の復興は私達呉と自衛隊が引き受けます』

長門『……』

「……待って下さい長門秘書艦!あなたは深海棲艦を見逃すというのですか!?」

長門『……大和、私はただ警備を強化しろと言っただけだ』

「ですが……!!」

長門『……以上です、提督、先ほどの言葉、忘れないようにして下さい』

長門『間違ってもそこに深海棲艦を住まわせるなどと考えないで下さい、発見次第裏切り者と認定します』

(……白々しい……!!)ギリッ

提督「了解しました……お心遣い感謝します」

長門『……大和』

「……はい」

長門『今回の一件、ご苦労だった』

「いいえ……艦娘として当然の事をしたまでです」

長門『……後を頼む』

「……」

「はい」

提督「……すみません……」

長門『では、お気をつけて、交信終了』

提督「ありがとうございます」

プツ ザザーーー



提督「……ふぅ……すみません、大和さん……」

「いえ……ですが……」

提督「?」

「……」

(……私にはどうすることも出来ない……)

「い、いえ、何でもないです!」

(……だからこそ、長門秘書艦の決断に任せようと判断したのに……長門秘書艦……あなたは……!!)

提督「?」

「……」

(このまま……指をくわえて見ているしか……ないの?)

45 :

いや、俺の主砲をくわえて見てれば何か出るかも

46 :

それ摘まむの間違いだろ、どうにもならんよそれじゃあ

47 :

世間や現場的には複雑だろうけど軍の上層部からしたらこの二人から
深海棲艦の情報がガッツリ得られるわけだし猫艦戦の件といい大手柄じゃね?

48 = 31 :

そうがっつりも取れないと思うなあ、ちょこちょこ小出しに出来る引出しはあるけど
その情報はどこから出たってつつかれたら破滅ですもの

49 = 1 :

フロント

提督「ういーっす」ガチャッ 

吹雪「司令官!」テテテッ

提督「いやはや……長い通信だった……ガチな方の通信室っていうのは本当に凄いな……」

吹雪「通信?」

提督「あぁ……長門秘書艦に2人について色々話してきたんだ」

吹雪「呉鎮守府にですか!?……その……2人は一体……」

提督「……まぁ、一応死にはしない、けど……」

提督「……」ヒソッ

吹雪「……え!?それじゃ2人は助けてもr」

提督「バ!おま……!声がでかい!!」

吹雪「むぐぐ……!!」

提督「と、とにかくだ……これはあまり大声で言っていいことじゃないんだ……古鷹さんの説明とかはどうしようか……」

吹雪「……そ、そうですね……」

提督「……まぁ……明日考えればいいか……」

「吹雪さん、二丁目提督、夕食の用意が出来ました、まで案内しますね?」

吹雪「あ、はい!ありがとうございます!」

提督「すみません何から何まで……」

「いいえ、では……こちらへ……」


食堂

バァーン

提督「……ホグワーツかよ……」

吹雪「す、すごい……」

「当基地自慢の食堂です、すぐに食事をご用意致しますのでごゆっくり……」スタスタ

提督「……と、言われましても……」

吹雪「ど、どこに座ればいいんでしょうか……」

空母ヲ級「おーい!提督ー!フブキー!」

吹雪「ヲ級さん!?」クルッ

戦艦レ級「右右ー!こっちだこっちー!」

提督「ん?」クルッ

戦艦レ級「お前らから見て右だよ馬鹿!こっちだっての!」

吹雪「あ、こっちか……」

提督「本当に学習しないな吹雪ちゃん……」ハハハ

吹雪「司令官も私と同じ方向向いてたじゃないですか」

戦艦レ級「はは、あ、提督、怪我治ったんだ」

提督「まぁな……隣いい?」

戦艦レ級「いいぜ……あ、尻尾は触るなよ」

提督「分かってるよ」

吹雪「ヲ級さん、隣失礼します!」

空母ヲ級「あぁ、いいぞ」

50 :

>>44の大和はアニメで長門が来たあとような顔をしていたに違いない


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