元スレ吹雪「この鎮守府はおかしいって皆言ってますよ!!」
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★
2 :
クソスレ立てんなハゲ
4 :
待ってた
5 :
SSは読み逃げより乙るに限るぜ、>>1さん
6 :
待ってた
7 :
とんでもねぇ、待ってたんだ
9 :
乙
淡々と行こう
10 :
>>7
失せろ
12 :
もう噛みつくの止めようぜ、そういうのがまた埋め立て荒らし呼ぶ原因になるし、赤くしなければ何も問題はないんだから
13 :
OK!(ズドン)
15 :
おつ
とりあえず前スレのいざこざは忘れて純粋にSSを楽しもう
16 :
前回はポンコツコンビが姫について説明する途中で終わったのか
水鬼って姫より確実に強いけどこのSSじゃ鬼扱いなのかね?
17 :
吹雪の台詞がまるで家がはじめて貧乏だと疑心を覚えたような……応援してます!
18 :
スレ立て乙、いっち頑張れ。
20 :
スレ立て乙です
21 :
たて乙
22 :
お待ちしておりました
23 :
スレたておっつおっつ
25 :
二丁目鎮守府
吹雪「……ふぅ、これで取り敢えず応急修理は出来たかな……」ガシャッ
提督「まぁ、ボロボロのあれよりはマシだな……魚雷発射管は新しいの注文したからそれ捨てといてくれる?」
吹雪「は、はい、でも何ゴミに捨てればいいんでしょうか?」
提督「鉄くず回収に回収してもらうから玄関先にビニールヒモで縛って置いといてくれる?」
吹雪「は、はい!……えっと……これでいいですか?」ガランガランッ ギュッ
提督「オッケーっと……ふぅ……」ボスッ
吹雪「修理、手伝ってくれてありがとうございます」
提督「なーに、礼には及ばんよ、古鷹ちゃんは?」
吹雪「多分上で艤装の整備の最中だと思いますけど……あれだけ大きいと一部屋じゃ無理みたいです……」
提督「腕一本と肩にまたがる巨大な艤装だからなぁ……パーツも多いだろうに……」
吹雪「私、手伝ってきますね!」
提督「あ、じゃあ俺も行こうかな」
吹雪「司令官はいいですよ、あの部屋に3人も入ったら狭いですし」
提督「そうか……じゃあ任せた」
吹雪「はーい」ガチャッ バタンッ ギィッギィッギィッ
提督「……そろそろMI終わったかな……」ポケーッ
横須賀鎮守府 工廠
摩耶「で、姫っての?それ、何だ?」
空母ヲ級「……まぁ、言ってしまえば私達のような個性のない深海棲艦を管理し、指揮するお方だ」
摩耶「……北方棲姫や空母棲姫みたいな奴らか?」
空母ヲ級「そうだ、各所に居る様々な姫はその種類によって管理する深海棲艦が変わってくる」
戦艦レ級「……まぁ、それ以上にすげぇタイプもいるけどアタシたちはよく知らねぇ、水……何だったか」
空母ヲ級「水鬼様だ馬鹿、不敬罪で殺されるぞ」
戦艦レ級「あ、そうだった、水鬼だ水鬼、姫が崇める姫みてぇなもんだよな?」
空母ヲ級「まぁ、そんな所だ」
摩耶「……水鬼……ねぇ……どんなやつなんだ?
空母ヲ級「……さぁな、私も名前しか聞いたことがない、ただ私の主も水鬼様には頭が上がらないみたいだ」
戦艦レ級「元主だけどな……ってかあの偉っそうな姫がヘコヘコするほどの相手なのか?」
空母ヲ級「顔は見たことないが、テレパシーでの会話を盗み聞きしたことがある、北方様が涙目になってたぞ」
戦艦レ級「マジかよ……あの北方様が涙目になんのか!?」
空母ヲ級「あぁ、港湾様も同じような顔してたぞ」
戦艦レ級「へぇ~……見てみたかったなぁ……」
摩耶(……ついていけねぇ……深海棲艦ってほぼ全員無表情だろ……)
26 :
スレたってたんか、待ってた
27 :
待ってた。二丁目鎮守府のようにのんびりと続いて欲しい
28 :
うおおおおおおおお!待ってたぜ!
30 :
建て乙
31 :
建て乙
軍事機密の塊を一般ゴミに出す鎮守府
32 :
その北方様は二丁目から飛んできたテトラポッドがぶち当たって失神してたはずだけど、その後どうなったんだろ。
33 :
新スレ立て乙です。
>>32
多分気絶してぷかぷか浮いている所を、配下の艦が慌てて回収したんじゃね?(憶測)
34 = 26 :
>>33 その失態を水鬼に責められ、深海から除名された後に、二丁目に住み着きそう
35 :
その理屈で行くとその内二丁目沿岸が中立地帯になるのでは
36 = 1 :
戦艦レ級「……で、どこまで話したっけ?」
摩耶「姫ってのは種類によって管理する深海棲艦が変わってる、だろ」
空母ヲ級「あぁ……そうだったな、まぁ例を挙げると空母ヲ級である私は艦載機運用に特化したMI島中間棲姫派閥に所属している」
摩耶「MI島の中間棲姫?飛行場姫じゃないのか?」
空母ヲ級「あぁ、飛行場姫はあくまでMI島の艦載機を管理する姫だ、中間棲姫派閥の一員に過ぎん」
空母ヲ級「……だが中間棲姫も空母水鬼様が管理して……そこまで説明すると長くなるから省くぞ」
摩耶「あ、あぁ……」メモメモ
戦艦レ級「メモって理解できんのか?」
空母ヲ級「お前と一緒にするな、脳味噌が水準並みの生き物ならメモなり記憶なりして理解できる」
戦艦レ級「……一応理解はしてんだけどなぁ……」
摩耶「……んー……まぁあれか、水鬼が提督、姫が隊長、お前らは兵士って感じでいいか?」
空母ヲ級「少し違うが、大きく分ければそんなものだ」
摩耶「……はぁーん……何かよく分かんねぇけど、後でまとめるか」
摩耶「で、さ……そのさっきから言ってる派閥ってのはなんなんだ?過激派ってのがあるらしいけど」
空母ヲ級「派閥か、派閥と言うのは姫達が作った制度だ、分かるか?」
摩耶「……まぁ派閥についてはあたしら艦娘たちにもあるからな、大体は」
戦艦レ級「やり方に共感してついていく仲間……艦種の管理の崩壊を意味するんだっけか?」
バカ
空母ヲ級「あぁ……お陰で今では駆逐棲姫様がル級を管理するようになったり、北方様がレ級を管理するようになってしまった……」
戦艦レ級「今なんつったお前」
摩耶「……って事は昔はレ級も違う姫の下で働いてたのか?」
戦艦レ級「ま、昔はな、戦艦棲鬼の元でヘーコラしてた時があった」
摩耶「戦艦棲姫?」
戦艦レ級「鬼だ、鬼、派閥ができてすぐに抜けだしたけどな、あんなゴミ処理チームなんざ二度とゴメンだ」
摩耶「あぁ、鬼の方か……どんなことやってたんだ?」
空母ヲ級「戦艦棲鬼の艦隊と言えば深海棲艦の中では『出来損ない処理係』として有名だったそうだ、そうだな?」
戦艦レ級「あぁ、戦艦姫の実験の失敗作が海上に出ねぇように処分する為だけに結成された艦隊だ」
戦艦レ級「……ふざけた艦隊だったぜ、純粋なレ級はアタシだけ、他は千切れば増えるような奴ばっかだ」
摩耶「……考えただけで気持ち悪いな……それ……」カキカキカキ
空母ヲ級「派閥ができたと同時にそこを抜けだしたんだよな」
戦艦レ級「まぁな、お前と会ったのはもうちょっと後だけど」
空母ヲ級「……お前と会ったのっていつだっけ?」
戦艦レ級「忘れたのかよ、ほら、学業の時隣同士だったろ、そん時だ」
摩耶(……学業……重要な単語だな……深海棲艦が勉強だ?)カキカキカキ
空母ヲ級「あー……あれか?お前あの時から私に目つけてたのか?」
戦艦レ級「横顔がミョーに気になってな、それが面白くて次の時間からべったり……今思えば恥ずかしいな」ハハハ
空母ヲ級「……なにか付いてたのか?」
戦艦レ級「そりゃもう、思いっきり帽子の触手の跡がさ、お前あん時触手枕にして寝てたろ、その後が全然取れねぇんだよ」
空母ヲ級「な……お前!言えよ!!」
戦艦レ級「だってそりゃ今なら普通に言うけどさ、あん時おもいっきり赤の他人じゃん、言えねぇって」
摩耶「触手が枕……って!!お、オメェら!アタシ忘れて普通に会話すんじゃねぇよ!お前らの出会いなんざどうでもいいっての!」ケシケシッ
37 = 26 :
ほっぽちゃんの事をバカって呼ぶとはすげーヲ級だな
まぁレ級の上からずれただけだろうけど
38 = 1 :
バカ
空母ヲ級「あぁ……お陰で今では駆逐棲姫様がル級を管理するようになったり、北方様がレ級を管理するようになってしまった……」
が正しい、でち公貴様……!!
39 :
特に理由のない怒りがでち公を襲う!
40 = 1 :
摩耶「いいから派閥について教えろっての!中間棲姫派閥ってなんだよ!!」
戦艦レ級「あぁ、悪い悪い……」
空母ヲ級「中間棲姫派閥を簡単に説明すると『人間は地上に住むべき生き物だということを分からせる派』だ」
摩耶「……つまり?」
空母ヲ級「人と深海棲艦を完全に差別化させる……と言えばよく聞こえるか?」
摩耶「んー……まぁ、言おうとしてることは分かる」
空母ヲ級「ならいい、当然だがレ級も同じ派閥に所属している、中間棲姫派閥の戦艦レ級と言えばこいつしか居なかったからな」
摩耶「……」カキカキッ
空母ヲ級「……口が疲れてきたな……」
摩耶「……少し休むか?」
空母ヲ級「そうさせてくれ、おい」
戦艦レ級「んあ?」パリッ
空母ヲ級「私にせんべいを渡せ」フッ
戦艦レ級「…………」スッ
空母ヲ級「…………おっと、ナチュラルに奪うのはなしだ」ニヤッ
戦艦レ級「…………」
空母ヲ級「さぁ、その手に持ったせんべいを私に手渡すんだ、いいな?親友である私の注文だぞ?」
戦艦レ級「……自分で取れよ」バリッモシャモシャッ
空母ヲ級「…………」ピキッ
摩耶「」
41 = 1 :
摩耶「……しっかしまぁ……深海棲艦も色々考え持ってんだな……」
空母ヲ級「……言葉の壁に阻まれてその考えを伝えられないのが残念でならない」
戦艦レ級「……んー……お茶うめ……」ズズッ
摩耶「…………言葉ねぇ……分かり合える時代は来るのかねぇ」
空母ヲ級「恐らく無理だな、話しあう以前に姫達は前に出ない、それに人間の言葉は難しい……たとえ話せたとしても会話は成り立たないだろう」
摩耶「たしかにそうか……姫級と合うのはいつも棲地の最後とか海域の最後ばっかだよな……」
戦艦レ級「そりゃー姫様が前に出たら士気は上がるけど危険性も同時に高まるからな」
摩耶「……穏便に事を済ませたいのは人間側でも同じ意見だけどなぁ……」
空母ヲ級「……うまくいかないものだよ」スッ
戦艦レ級「…………」ジーッ
空母ヲ級「フンッ……」ササッ!! バリィッ!!
空母ヲ級「ふっ!!」モシャモシャモシャッ
戦艦レ級「……チッ!」
空母ヲ級「……私の勝ちだな、ふふ……」モシャモシャモシャッ
摩耶「一枚目おめっとさん、で、うめぇか?」
空母ヲ級「あぁ、いいものを食わせてもらった……また食いたいな」
戦艦レ級「……ごちそうさん、完食したぜ」モシャッ!モシャッ!
空母ヲ級「……また食いたかったなぁ……」ショボンッ
42 = 1 :
……眠いと頭がまわらないな、すまない、今日はここで寝かせてくれ……これからもよろしく頼む
43 :
乙
鎮守府サイドだけじゃなく深海サイドの反応も気になるな
このコンビww
44 :
乙
川も海もレ級は食い意地張ってんのなwwこりゃヲ級コンビは早々に意気投合し(同病相哀れみ)そうだ
>>32に言われてみれば確かに「みんなってだれか言ってみなさい!」とオカンに言われそうな口ぶりだ
45 = 15 :
乙でち
46 :
乙なのね!!
47 :
おつ
49 :
SSは打つより乙るに限るぜ、でっちさん!
50 :
レ級は食い物の恨みの根深さを理解しないといつか刺されるな
みんなの評価 : ★★
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