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    元スレ提督「強くて・・・ニューゲーム?」

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    351 = 1 :

    青葉「………」

    青葉「(なるほど…これは凄い事を聞いてしまいましたね)」

    青葉「(深海棲艦側に裏切り者…もしそれが本当なら、その裏切り者さえ捕まえれば一気に戦況が変わる事になります)」

    青葉「それに、深海棲艦の秘密もわかるかもしれない。ここは敵拠点に乗り込んでみるのもいいかもしれませんね)」

    青葉「さーて、そうと決まれば早速調査開始しますかねぇ」

    「…青葉?」

    青葉「おやおや、これはこれは大和さん。お久しぶりです」

    「そうね…お久しぶり。また盗み聞き?」

    青葉「人聞き悪い事言いますね」

    「よくやってるじゃない」

    青葉「まぁそうなんですけど」

    「…ねぇ青葉、今からでも遅くないわ。私達と一緒に来て」

    青葉「………」

    青葉「何度も言っていますよ?私は元帥直属部隊よりこっちのが合ってるんです。戻るつもりはありませんよ」

    「話を聞いていたのなら分かるでしょう?例の件の捜査は諜報部にも及ぶわ」

    「もしその疑いの矛先が諜報部に向いた時、あの時みたいな事が起きたら…」

    青葉「またあの件ですか。心配なのは分かりますけどね、それでも私は諜報部を去るつもりはありません」

    「青葉…!!」

    青葉「それに、こっちの方が面白いですからね。では私はこれで」サッ

    「青葉、待ちなさい! …どうして貴方は前からそうなの?」

    352 = 1 :

    青葉「(大和さんには悪いですけど、あの件があったからこそ私は本部に戻るつもりはないんです)」

    青葉「さーて、どこから手をつけますかねぇ」

    青葉「………ん?」





    提督「…やっぱりここにいたか」

    青葉「おや、あの時の司令官じゃないですか。本部なんかに来てどうしたんですか?」

    提督「細かい事はいい。青葉に忠告がある」

    青葉「忠告…ですか。一体何の忠告ですかね?」

    提督「深海棲艦の総本山には絶対に行くな」

    青葉「…それはどのような理由で?」

    提督「お前は深海棲艦の総本山の場所を突き止めて潜入し、返り討ちにあう。…そうならない為にも、絶対に行くな」

    青葉「何を言い出すかと思えばそんな事ですか。何で青葉が返り討ちに合うと分かるんですかねぇ…」

    提督「もし、俺が未来を知っているとしたらどうする?」

    青葉「司令官が未来を?これまたおかしな事を言いますね。貴方は未来予知でも出来るんですか?」

    提督「近代化改修…艦娘を犠牲に特定の艦娘を強化する特殊な技術」

    提督「レ級にはその近代化改修の技術が施されている」

    青葉「………」

    提督「これはお前から聞いた情報だ」

    青葉「私が?私はそんな事話した覚えありませんよ」

    提督「そうだろうな。…今のは未来のお前から聞いた情報だからな」

    青葉「未来の私から?」

    提督「信じられないかもしれないが、聞いて欲しい。俺は未来からタイムリープしてきた」

    青葉「…はぁ、遂にタイムリープ等と言い出してきましたか。言っておきますがそのようなオカルトは信じていないのであしからず」バッ

    提督「待て青葉! …くっ」






    「………」




    一旦ここまで!

    353 :

    青葉はどうなるのか…

    次回 青葉死す! とかならないでほしい…

    354 :

    犠牲の代わりに強化……個人的には思いを託して同体となるイメージだったけどそうもとれるのか……まあこのSS内じゃ明らかに無理矢理強化してるし実際の艦これとは切り離して読むか

    面白いから頑張れよ、久シ…振リ……にオモワヌトコロデアタリクジヒイタカラネ……ククク

    355 :

    深海提督が「人類が勝ちすぎた世界」から来てたのなら救いが更になくなるな

    356 :

    赤城「・・・はぁ、なんだか暗い雰囲気ですね。これでは食事も喉を通りません」

    168「と、言いながらもバクバク食べてるじゃない」

    赤城「失礼な、これでも普段の3分の1しか食べてないんですよ!?」

    時雨「それでも僕達より食べてるけどね」

    赤城「それはそれです。食べる物はしっかり食べておかないといざというとき力を出せませんよ」

    時雨「確かにそうだけど・・・」

    168「それにしても、この空気どうにかならないかしら。向こうもお通夜よ」



    「・・・・・・・・・」

    雪風「響さんが元気じゃないです・・・」

    夕立「熱でもあるっぽい?」

    「・・・大丈夫だよ。少しぼーっとしてただけだから」

    夕立「でも、辛そうっぽい」

    「心配はいらないよ。・・・少し部屋に戻るね」

    雪風「・・・しれぇ、早く戻ってきて欲しいです」




    168「あの二人も戻ったのはいいけど、あんな調子だし・・・早く戻って来なさいよ、司令官」

    357 = 1 :

    「はぁっ・・・はぁっ・・・はぁっ・・・」

    「(艦装を使えない。あの時の恐怖が蘇って・・・身体の震えが止まらない)」

    「(怖い・・・怖い・・・恐怖で押し潰されそうだ)」

    「(誰か・・・誰か助けてくれ。誰か・・・誰か・・・)」





    こうして、恐怖と戦う者、自らを鍛え直す者、秘密を探る為に動く者、未来を変える為に動く者、誰かを思う者・・・各自がそれぞれの時間を過ごした。



    そして・・・



    一旦ここまで!展開を見透かされても私は私の道を行く!

    358 :

    王道を征く

    359 :

    ベタだと言われようと予想通りだとほくそ笑まれようと
    面白かったら勝ちなのです。期待してます。

    360 = 359 :

    ベタだと言われようと予想通りだとほくそ笑まれようと
    面白かったら勝ちなのです。期待してます。

    361 :

    提督「という訳で、帰ってきて早々だが隠密で出撃を行う」

    168「隠密?要するに潜入作戦ね」

    時雨「司令官が帰ってきたと思ったらすぐに出撃かぁ…でも、随分急だね」

    提督「本当なら少し一息付きたい所だがな…そうも言っていられない事情がある」

    赤城「まぁ提督が戻って来るまでの間暇でしたし、別にいいんじゃないですかね」

    如月「それで、久々の出撃の作戦はどんな内容なのかしら」

    提督「今回の作戦だが…実は青葉が敵拠点に潜入しようとしている情報を掴んだ。だが、恐らく罠にかかる可能性が高い」

    提督「そこで皆に行ってもらいたいのは、敵拠点にて青葉の援護及び救出。以上だ」

    時雨「ちょ、ちょっと待って!? あの青葉さんが罠にかかる事前提なの!?」

    提督「あぁ、そうだ。恐らくだが放っておけばまず無事じゃすまない。それこそ轟沈する可能性の方が高い」

    提督「そして、これは上からの命令ではなく私個人としての出撃命令になる。…大変危険な任務だが、出撃してくれるか?」

    如月「うーん、ちょっと無謀としか言えない作戦には出たくないわぁ」

    提督「無謀は百の承知だ。…危なくなったら撤退も許可する」

    168「けど、敵拠点に潜入って…場合によっては沈みにいけとも取れるわよ」

    提督「沈ませるつもりは毛頭ない。それに、敵の拠点の場所、退路もしっかりと計画してある」

    陸奥「そこまでできてるって、提督は何者なの…」

    提督「俺からの説明はここまでだ。…この作戦への参加を希望する者は解散後、私の所に来てくれ」

    362 = 1 :

    夕立「提督さん、一つ質問があるっぽい!」

    提督「どうした夕立?」

    夕立「よくわからなかったけど、今回の作戦は青葉さんを助けに行く作戦っぽい?」

    提督「そうだ」

    夕立「だったら、夕立も参加するっぽい!」

    赤城「私も似たような感じで助けられましたからねぇ。今度は私の番です」

    168「私も行くわ。司令官の作戦なら、安心して命を預けられるからね」

    陸奥「貴方達だけじゃ不安よ。私も着いていくわ」

    提督「あー、すまないが低速戦艦の陸奥は今回の作戦には不向きだから悪いが待機してもらえるか」

    陸奥「」

    雪風「しれぇ、雪風もいきます!」

    「………」

    時雨「響?」

    「ん?あぁ、…なんだい?」

    時雨「司令官が今回の作戦の出撃希望者を募ってるけど、響はどうする?」

    「う、うん…ごめん、ちょっと今日は調子が悪いんだ」

    時雨「そっか。提督も希望を募る位だから無理強いはしないと思うよ。たまには休みも大事だからね」

    「ごめん…」

    時雨「謝らなくても大丈夫だよ。この鎮守府はそういうスタンスみたいだからさ」

    提督「………」

    提督「よし、希望者はこれで全員か。では作戦はヒトサンマルマルに行うので、各自準備をすすめておくように」

    363 = 1 :

    提督「皆、準備はいいか?」

    夕立「準備完了っぽい!」

    赤城「しっかりお弁当も持ちました!」

    提督「赤城、ピクニックじゃないからな」

    赤城「分かっていますよ。非常食にはなるじゃないですか!」

    時雨「あはは…赤城さんは相変わらずだね」

    雪風「雪風も水筒にジュースを入れてきました!」

    168「二人共、これから何処に行くか分かってるの?敵の本拠地かもしれない所に行くというのに緊張感なさすぎよ」

    夕立「夕立もしっかりおやつを持ってきたっぽい!」

    168「だーかーらー!」

    時雨「168、ツッコムだけ無駄だよ…」

    提督「とにかく、これから私が指示した通りに航路を取ってもらう。指示を出すまで敵との戦闘はなるべく控えるように」

    赤城「了解!」

    168「真面目になったり食い意地はったり…忙しいわね」

    時雨「むしろ切り替えがスパッと出来るだけいいと思うよ…多分」

    364 = 1 :

    青葉「さて、無事潜入には成功して資料室に辿りついた訳ですが…妙ですね」

    青葉「この資料、所々見覚えがある上にこの内容…そしてこの文字」

    青葉「人間が書いた字です。鎮守府から持ち込まれたものでしょうか?」

    青葉「ですが、それ以前に…この資料の内容」

    青葉「(かなり初期の段階の近代化改修のレポート…そして改善案…ほとんどが詳しく載っている)」

    青葉「(こんな資料を所持していたと思われる人物はただ一人…ですが彼はあの時)」

    青葉「(だとしたら彼の死後何者かが持ち去った?ですが誰が…)」

    深海提督「相当熱心だな。そこまで気になる資料でもあったか?」

    青葉「っ…!?」バッ

    深海提督「資料室に1匹の鼠が忍び込む…前回も忍び込んでいたな」

    青葉「貴方は………まさか!?」

    深海提督「もうそのリアクションは見飽きたよ。とっとと捕えろ」

    南方戦鬼「イラッシャイ…カンゲイスルワネ」

    飛行場姫「ミナゾコニ…シズンデ…イキナサイ…」

    泊地棲鬼「キタノカ…」

    青葉「随分と豪華な歓迎メンバーですねぇ…何故貴方がこんな所にいるんですか?」

    深海提督「決まっている、深海棲艦の司令塔としてここにいる」

    青葉「寝返ったという事ですか…なるほど」

    深海提督「フン、あんな事を知って人類側でいようとは思えないな」

    青葉「………」

    深海提督「言っておくが、こいつらは深海棲艦の中でも大幹部に位置する者達だ。いくらお前でも同時に相手は出来まい」

    青葉「…不覚を取りましたね。何時から私の潜入に気づいていたんですか?」

    深海提督「初めからだ。貴様が来る事は既に分かっていたからな」

    青葉「あぁそうですか。…さてどうしますかねぇ」

    深海提督「…やれ」

    泊地棲鬼「シズメ…!」

    南方戦鬼「オチナサイ!」

    青葉「くぅっ!!」ドォン




    深海提督「………チッ、やはり間一髪で避けたか」

    飛行場姫「ドウスル?オイカケル?」

    深海提督「戦艦棲姫も配備させてはいるが…飛行場姫、追撃は任せる」

    飛行場姫「ワカッタワ」







    青葉「くっ、まさかこちらの潜入がばれていたなんて…青葉も落ちぶれましたね」

    ドスン ドスン

    青葉「…?この音は向こうから………!」

    戦艦棲姫「アイアン…ボトム…サウンドニ…シズミナサイ…」

    365 = 1 :

    青葉「この状況…ひょっとして絶対絶命ですかね?」

    飛行場姫「ニガサナイワヨ?」

    青葉「挟み撃ち!? こんな所でえげつない事をしてきますね」

    戦艦棲姫「ココニセンニュウ…シヨウトシタノガ…ウンノツキ…」ジャキ

    青葉「くっ…ですが隙だらけです!」バシュ

    ドォン

    戦艦棲姫「…ソノテイドデワタシハシズマナイゾ?」

    青葉「なっ…あまり効いてない!?」

    飛行場姫「カノジョノ…ソウコウハ…センカンクラスノ…ホウゲキデモ…オチナイワヨ?」

    青葉「くっ…!」ダッ

    飛行場姫「ドコヘイクノカシラ?ワタシカラハ…ニゲラレナイワヨ?」

    青葉「逃げ道無し…ですか」

    飛行場姫「ウフフ…サヨウナラ」ジャキ

    「させないわ!!」バシュ

    飛行場姫「ッ!?」ドォン

    青葉「な…今の砲撃は!?」



    「全く、無理やりにでも尾行して正解だったわ。ドジ踏んでるじゃない」

    青葉「大和さん!?どうしてここに」

    「貴方が一人敵陣に乗り込むなんて聞いて心配でいてもたってもいられなかったのよ。早く逃げるわよ」

    青葉「大和さん…ありがとうございます」



    飛行場姫「チィッ…ニガスカ!!」

    深海提督「飛行場姫はそのまま追撃。入口付近には奴を配置している」

    366 = 1 :

    「全く…貴方はどうしてそうやって一人で行くんですか」

    青葉「あいにくですがあまり回りと合わせるのは得意じゃないんですよねぇ」

    「はぁ…どうせこの先何を言っても直す気はないんでしょう?ならもういいです」

    「ですが、一人で行って帰ってこないなんて事はやまてくださいね。心配している人だっているんですから」

    青葉「なんだか懐かしいですねぇ…前にもこんな事があったような」

    「前にも?どれくらい前の事でしたか…記憶にないです」

    青葉「うーん…? 確か前にも似たような状況があったような…」



    ---
    -----

    「全く…貴方はどうしてそうやって一人で行くんですか」


    -----
    ---



    「青葉さん?」

    青葉「…あ、いえ。ちょっと何かが頭をよぎった気がして…」

    「…はぁ。それより、もうすぐ出口ですよ。このまま逃げ切りましょう!」

    青葉「っと、そうですね。まずは生還…つっ!?」




    ---
    -----


    「もうすぐ出口ですよ。このまま逃げ切りましょう!」

    青葉「見えてきましたねぇ。まずはここから生還して、それから閲覧した資料を書き写しましょう」

    「そうです、一緒に生還してこれから反撃の」ドスッ

    青葉「………え?」

    「…っ…が…」ドサッ

    青葉「や、大和さん!?」


    -----
    ---




    「一緒に生還してこれから…」

    青葉「大和さん!!」ドンッ

    シュッ

    367 = 1 :

    「っ…痛いじゃない!いきなり何を…?」

    青葉「はぁっ…はぁっ…はぁっ…」

    装甲空母「ホウ…ヨクワタシノコウゲキヲヨケタナ」

    「青葉さん…まさか今の攻撃が見えたんですか!?」

    青葉「すいません、ちょっと…頭が痛いんで話かけないでくれませんか?」フラッ

    装甲空母「ココヲトオリタイナラワタシヲシリゾケテミセナサイ」

    「ここにも幹部クラスが…!完全に包囲されていたという事ですか」

    飛行場姫「オイツイタワヨ?コノツウロナラニゲバハナイワネ」

    「っ…!! 完全に挟まれた!?青葉さん、立てますか?青葉さん!?」

    青葉「っ…!ぐぅう…!!」

    青葉「(なんですかこれ…頭に、何かが…!!)」




    ---
    -----


    青葉「・・・どうでしたか?」

    Bep「相当思い詰めていたよ。他鎮守府が全滅している事を考えれば司令官は頑張っているのに」


    -----
    ---



    青葉「(これは…私の記憶?ですがこの記憶は一体)」



    ---
    -----


    青葉「司令官、私は最期まで諦めませんよ。私を助けて死んだ大和さんの犠牲を無駄にしない為にも」

    -----
    ---




    ---
    -----

    長門「敵艦隊接近、例の奴等が来るぞ」

    北上「戦艦レ級の軍勢・・・今回は全力で仕留めにかかってるね」

    Bep「ごめん、司令官。戦闘に集中する」

    提督「レ級!? おい、無理するな!今すぐ引き返せ!!」ブツッ

    青葉「いいんですか?提督との通信切っちゃっても」

    Bep「いいんだ。これ以上司令官に私達が散る瞬間を聞かせたくない」

    長門「では行くか。最後の戦いを始めよう!」

    -----
    ---



    青葉「(頭が痛い…次々と覚えのある映像が…頭に…!!)」

    青葉「(青葉はこの記憶を…体験している?この記憶は…………一体……)」

    368 = 1 :

    飛行場姫「アラ、アタマカカエテ…オネンネ?ナラソノママ…シズミナサイ」

    装甲空母「ゼンゴドウジノコウゲキ…タエラレルカシラ?」

    「くっ…責めて青葉だけでも!」バッ

    装甲空母「ムダムダァ!!ソノママフタリトモケシサッテクレル!」



    「第一次攻撃隊、発艦して下さい!」

    「魚雷1番から4番まで装填、さぁ、戦果を上げてらっしゃい!」


    ドォン

    装甲空母「ッガァアア!?」

    飛行場姫「ナッ…!?」

    「新手…!?」




    夕立「なんとか間に合ったっぽい…?」

    雪風「しれぇ!青葉さんと大和さんを発見しました!」

    提督「こちら提督。大和、青葉、聞こえるか?」

    「は、はい!こちら大和です」

    提督「我が艦隊は二人の救援に来た。撤退の支援を行わせて頂く」

    「提督…感謝します!!」

    飛行場姫「エングンデスッテ!?ナゼコンナトコロマデ」

    装甲空母「オノレ…シズメテヤル!」

    深海提督「飛行場姫、装甲空母、何が起きたか説明しろ」

    飛行場姫「テキノエングンガヤッテキタワ。コノママダトヤツラニニゲラレルワ」

    深海提督「………ふむ」




    提督「…ん?ここで通信…誰だ?」ガチャ

    深海提督「初めまして…と言った所か。深海棲艦の提督だ」

    提督「深海棲艦の…提督!?」

    深海提督「貴様の艦隊には世話になった…今回貴様に通信を繋いだのは宣戦布告だ」

    深海提督「今回猫に選ばれた貴様を完膚無きまでに叩き潰し、今度こそ猫を手中に収める」

    深海提督「我らに楯突いた事、後悔するがいい…これ以上貴様の記憶が役に立つと思うなよ」






    レ級(オリジナル)「アーア…アイツラニゲチャッタヨ。イカセテヨカッタノ?」

    深海提督「構わんさ。…それに向こうから猫の所在を暴いたんだ。むしろ良い収穫だ」

    レ級(オリジナル)「…フーン」

    飛行場姫「テイトク、ゴメンナサイ。ヤツラヲニガシテシマイマシタ」

    深海提督「構わんさ。お前達はよくやった。少し休んでおくといい」


    一旦ここまで!次回:継がれる記憶                      青葉、全てを思い出しました!

    369 :

    もう(強くてニューゲームの意味)ないじゃん…

    370 :

    別に強くてって訳じゃないしなぁ

    371 :

    情報を知ってるというのは大きな強みだよ。
    ましてや現時点では知りえない未来の

    飛行場姫には三式弾が有効
    ルート固定には駆逐2重巡1
    全て駆逐艦じゃないとボスに到達できない。とか

    372 :

    せやね。ルート固定を知ってるのと知らないのでは大きな違いがあるよ。

    373 :

    そろそろ霧が必要やな…

    374 :

    深海提督も実は絶望した主人公の提督自身とかだったりして…

    375 :

    >>373
    いやぁ、戦艦レ級は強敵でしたね

    376 :

    可能性ある人は
    1・絶望墜ち主人公
    2・恨みタップリ黒提督
    3・まさかの空母提督or湯提督

    377 :

    >>372
    今知られてる艦これの記憶持って、1年前に行けたら
    横須賀鎮守府着任からの開幕ダッシュかけれるなww

    情報は十分武器になり得る

    378 :

    羅針盤「ああ、そうだな」

    379 :

    >>376
    大将3辺りを睨んでる俺ガイル

    380 = 371 :

    予想はよそう

    ただ待っていればいいのです

    382 :

    記憶というか情報だけ強くてニューゲームの例だと風来のシレンみたいなローグライク系が分かりやすいな
    艦これの場合は艦娘の強さはともかく情報引き継ぐだけでも割とチートモードが実現し得るんじゃないかな

    383 :

    で、いつ>>380を軍法会議にかければいいの?

    384 :

    青葉「・・・・・・・・・ん・・・?」

    「青葉、気がついたのね!」

    青葉「・・・大和さん?」

    提督「気がついたようだな」

    青葉「司令官・・・」

    提督「あの後お前が倒れて大変だったんだぞ?幸い、医師の診断だと知恵熱らしいからすぐに復帰出来るらしいけどな」

    「心配したのよ?」

    青葉「・・・・・・・・・」

    青葉「大和さん、少し席を外してもらえませんか?」

    「青葉?」

    青葉「少しの間司令官と二人きりで話がしたいんです」

    「二人きりで話・・・(それって、もしかして?そうなの!?そういう事なのね!?)」

    「分かったわ、そういう事なら私は席を外すね。・・・ファイトよ、青葉!」ガラッ



    提督「・・・で、話というのは?」

    青葉「司令官、いくつか質問があります」

    提督「質問?」

    青葉「司令官は、未来を知ってるんでしたよね?」

    提督「あぁ、そうだ」

    青葉「・・・未来から来る前、最期までいた艦娘を挙げてもらえますか?」

    提督「・・・ヴェールヌイ、北上、青葉、長門、雪風だ」

    青葉「精神崩壊を起こしていたのは誰ですか?」

    提督「雪風だ。・・・お前、まさか」

    青葉「司令官の察する通りです。・・・司令官といた時の記憶が頭に流れ込む感触がして・・・全て、思い出しました」

    385 = 369 :

    ???「思い出しました」

    386 = 372 :

    青葉、思い出しちゃいました!

    387 = 378 :

    思い出したってより上書きされた……

    388 :

    >>382
    不思議なダンジョンは知識よりも運の方が重要なんですがそれは

    389 :

    おれはしょうきにもどった!

    390 :

    提督「…なるほど、大体分かった」

    青葉「ですが、こんな事が本当にあり得るんですね…未だに信じられませんよ」

    青葉「私はこうしてピンピンしてるというのに、沈んだ記憶がある…正直不思議な気分です」

    提督「…まぁ、最初は俺も混乱した。だが問題は山程ある」

    青葉「司令官の行いの細かい違いは直接見てます。以前と違う行動をしていた事が今と前回の差という訳ですね」

    提督「そうとも言える。仲間を沈めさせない為に俺は様々な手を打ってきた」

    青葉「思い出してしまった以上、司令官の言った事を信じない訳にはいきませんね。所で、他の方は記憶を?」

    提督「いや、他の皆は前の記憶は持っていない。恐らく青葉が特殊なケースなのかもしれんな」

    青葉「司令官、それは違いますよ」

    青葉「こんな出来事自体非現実的ですが、もしかしたら他の皆さんも何らかのきっかけで前回の記憶が戻るかもしれません」

    青葉「出来ればあの3人には記憶が戻って欲しいですが…どんな事がきっかけになるのか分からないのでこればかりは今はどうしようもありませんね」

    提督「記憶が戻る事前提ならそうなるが、そもそも思い出すような事が無い可能性の方が高い。あくまでそう考えておこう」

    青葉「まぁ妥当ですかねぇ」

    提督「で、前回の記憶が戻った青葉に頼みがある」

    青葉「司令官の行っている未来改変に手を貸して欲しい、でしょう?あんな未来じゃ救いがなさすぎますよ。それを回避する為ならこの青葉、司令官に協力しますよ」

    提督「青葉…ありがとう!」

    青葉「私は別の方面で司令官に協力する事にしましょう。違った角度からの協力も、司令官にとっては必要でしょうし」

    青葉「と、まぁそれはそれとして…所で司令官さん」

    提督「?」

    青葉「あの娘に告白、したんですか?」

    提督「ぶふぉっ!?」

    391 = 1 :

    提督「あのな青葉、何度も言っているが俺にそんな趣向はないぞ」

    青葉「またまた~、どうせ好きな娘の一人や二人いるんじゃないですかー?」

    提督「ほんっとうに相変わらずだなお前は。言っておくがカマかけに付き合うつもりはない」

    青葉「はぁ、つれませんねぇ…でも司令官も変わってないようで何よりです」

    提督「全く…とにかく、俺はもう行く。あまり無理はするなよ」

    青葉「司令官こそ無茶して倒れないでくださいねー」






    「(あ、あの人が出て行った…清々しい顔ね。もしかして、もしかしてなの!?)」

    「(こうしてはいられないわ、早速青葉にどう告白したのか聞かないと損よ!)」

    「青葉さん!あの人との告白はどんな感じに!?」ガチャ

    シーン

    「………いない?」

    「…また逃げ出したんですか青葉さん」

    393 :

    何回か消えたり、抜け出したりしてるんでしょ
    じっとしてられない

    394 = 1 :

    神風提督「はぁっ…はぁっ…なんとかここまで逃げ込む事は出来た」

    神通「ですが…周りは深海棲艦に囲まれています。このままだと」

    神風提督「残存戦力だけでは突破は不可能…か。どうしたものか」

    神通「ごめんなさい、私が不甲斐ないばかりに…」

    神風提督「いや、神通は悪くない。それよりもこの最悪の状況をどうにかしなければならない」

    神通「島の守備隊さん達も応戦してくれてはいますが…何時まで持ちこたえられるか分かりません」

    神風提督「分かっている。…だが、ここで諦める訳にはいかない」

    神風提督「この重要物資をなんとしても…本部に届けなければ」





    一旦ここまで! 次回:魔のキス島撤退作戦

    395 :

    キス魔の島撤退作戦に見えた乙

    396 :

    キス島風作戦に見えたオレは重傷(白目)

    397 :

    おもしろいなぁ

    398 :

    提督「キス島の味方救出作戦、か」

    提督「(キス島付近の海流は特殊すぎて、駆逐艦以外はあらぬ方向に流される・・・ある意味かなり厄介な場所だ)」

    提督「(以前はそれを知らず、特殊な海流に苦戦してたどり着いた頃には味方は既に全滅という事態になっていたが、今回は違う)」

    提督「ただ、問題は叢雲と吹雪が入院中で今動ける駆逐艦は五隻しかいない事だ。駆逐艦五隻で周りの深海棲艦を突破出来るか・・・それが心配な点ではある」

    提督「別動隊を出して敵部隊を引き付け、その間に救出に向かわせるか・・・ふむ」

    提督「よし、ここは奴を呼ぶか」




    時雨「キス島撤退作戦?」

    如月「キス島ねぇ・・・誰とキスをするのかしら」

    提督「この作戦はキス島に取り残された味方を救出する為に周りの深海棲艦を突破する必要がある。更に周囲の海流は特殊で通常なら駆逐艦でなければ海流に流されてキス島には辿り着けない」

    夕立「という事は、夕立達の出番っぽい?」

    提督「特殊海流付近までは陸奥や赤城達と共に行動。特殊海流に辿り着いたら赤城達は敵艦隊を引き付ける陽動を行ってもらい、その間に響達駆逐艦部隊に救出に向かってもらう」

    雪風「了解しました!」


    「・・・・・・」

    提督「響、大丈夫か?」

    「あ、あぁ。大丈夫だよ」

    提督「・・・そうか。ならいいんだ」

    399 :

    ショック療法か…
    響は

    400 :

    夕立「それじゃあ早速出撃するっぽい!」

    提督「あぁ、少し待ってくれ。今回の作戦を行うに当たって助力を要請してある」

    陸奥「助力って…要するに助っ人?」

    提督「そうだ。恐らくもうそろそろ着くだろうが…」

    時雨「助っ人かぁ…怖くない人だといいな」

    如月「あら、向こうから誰か来るわよ」






    島風「おっそーーーーーい!!」キィイイイン

    龍驤「な、なんや!?凄いスピードでここまできおったで」

    島風「貴方が提督ね。騎士提督艦隊の駆逐艦島風です!スピードなら誰にも負けません。速きこと島風の如し、です!」

    提督「よく来てくれた。我が艦隊の作戦の協力要請に応じてくれた事、感謝する」

    島風「えっへん!あたしのスピードならどんな艦も置き去りにしちゃうんだから」

    赤城「随分自由な子が来ましたねぇ」

    「ここも十分個性的な艦娘が多いけど、この子も相当個性的だね」

    龍驤「まぁ、とにかくよろしくな。うちは龍驤や、仲良くしてな」

    島風「何いきなり話かけて来てるわけ?」

    龍驤「!?」

    夕立「態度が豹変したっぽい?」

    陸奥「あら、相当の自信家のようね」

    島風「本当につよいやつは強さを口で説明したりはしないからな口で説明するくらいならおれは牙をむくだろうなおれパンチングマシンで100とか普通に出すし。こっちの提督がよく言ってた言葉だよ」

    時雨「なんというか…提督さんまで個性的だね」

    提督「まぁ、変わり者ではあるがかなりの実力者である事は確かだ」


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