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    元スレ提督「強くて・・・ニューゲーム?」

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    801 :

    8「それで、どうするんですか?正面から行こうにもまず止められますよ」

    北上「正面突破も悪くないんだけどねー…めんどいし、窓から降りるよ」

    8「いや、普通に足折れますから。窓から飛び降りていくとか何を考えているんですか」

    北上「ん?誰も飛び降りるなんて言ってないよ」





    シュルシュルシュル





    北上「さてと、無事降りた事だし行きますか」

    8「………」

    北上「ん、どうかしたの?」

    8「いえ、なんでもありません」

    北上「そっか。そんじゃ行こうか」

    8「(カーテンを結んでロープがわりに…古典的ですね)」

    8「…って北上さん、そっちは戦闘予測地点じゃないですよ」

    北上「いや、あたしが向かうのはこっちでいいの」

    8「?」

    北上「と言っても、何も確信がないんだけどね…合ってて欲しいような合って欲しくないような」ボッ

    8「何を言っているんです?」

    北上「べっつにー」

    8「とりあえず、私は潜水してついて行きますから」ザブン

    北上「あいよー」

    802 :

    記憶が

    803 = 1 :

    カ級「………ムコウデハハデニヤッテイルヨウダナ」

    へ級「…ソウダナ」

    リ級「トウゼンダガ、オモテノヤツラガドンパチヤッテイルアイダニシセツノヤツラハコソコソニゲダス」

    カ級「ソコヲオソッテゼンメツサセルノガワタシタチノヤクメ…ワレラガシレイモエグイサクセンヲカンガエル」

    ロ級「キヒヒヒ、カンムス、クウ!」

    リ級「オモテノヤツラノサクテキニヒッカカラナイヨウニウラミチカラセッキンシテイルノダ…トツゼンノキシュウニケガニンタチハナススベモナクニゲマワルダロウ」

    へ級「デ、ソノナカデモトクニユウセンシテシトメルヤツガソコニマギレテイルト」

    カ級「タシカソウコウクウボノ…タイホウトカイッタナ。ヤツハノチノサクセンヲエンカツニオコナウタメニモ、シズメナケレバナラナイ」

    リ級「ソウダ。…サテ、ソロソロモクテキノシセツガミエテクル。オンミツコウドウデススムゾ」

    へ級「リョウカイ。サクセンヲカイシスグギィ!?」ドォン

    カ級「!?」ゴポッ

    リ級「キシュウ!?」




    北上「おーおー、予想が当たってほしくはなかったんだけどねぇ。ほんとに来たよ」




    ロ級「カンムス!カンムス!シズメル、クウ!!」

    リ級「コイツ…マサカワレワレノソンザイニキヅイテイタトイウノカ!?」

    カ級「バカナ…イッタイドウヤッテ」

    ロ級「クカキィ!!」バッ

    リ級「マテ、ウカツニマエニデルナ!!」


    バシュ



    ロ級「グギャアアア!!?」ドォン



    「魚雷命中、敵駆逐ロ級、撃沈しました」

    北上「やるねー、とりあえず先制攻撃で2隻撃沈かな」


    リ級「…ナルホド、サイショカラマチカマエテイタトイウコトカ」

    カ級「テキハニセキ…コチラモニセキカ」ゴポッ


    「敵艦隊には潜水艦もいます…気を付けてください」

    北上「あいよ。…重巡と潜水艦か。とりあえず重巡は雷撃戦で処理するとして、潜水艦がうざいなぁ」

    「私の方からでは潜水艦には攻撃出来ません、逆に相手からの攻撃は私には届きませんが」

    北上「ん、とりあえず接近よろしく。あたしはあたしで砲撃しとくから」



    リ級「ライジュン…センスイカン…ナルホドナ」

    カ級「ドウスル?」

    リ級「カマワン、ライジュンヲシズメテサッサトススムゾ」

    カ級「ワカッタ」

    804 = 1 :

    カ級「テキセンスイカン、ナンポウカラセッキンチュウ。トウホウニイドウヲ」ゴポッ

    リ級「リョウカイ」スッ



    「敵潜水艦、北東から接近中、位置取りからすると…安全のためにも、西方に移動してください」

    北上「あいよ。…ったく、潜水艦を撃とうとすると重巡の射程。ほんっと面倒な位置取りしてくるね」

    「私の接近もあの潜水艦に見られてますからね…かなりの手練ですよ、あの2隻」

    北上「はぁ…雷撃戦もさせてくれないし、ある意味群れでやってくる駆逐艦よりうざいかも」

    「それより、今度は南方に移動しないと挟み撃ちにされますよ」

    北上「わかってますよっと」スイー



    カ級「テキセンスイカン、ライジュントキョリヲトッタ。ウカイシテセッキンシテクル」

    リ級「ナラコチラハソレヲサケナガライドウシテホウゲキスレバイイ」ドォン



    北上「うわっと! あーもう面倒だなぁ」イライラ

    「近づいて雷撃出来れば勝機はありますが…近づけない上に相手の砲撃は強力です」

    北上「こっちは装甲紙なんだから、まともに砲撃戦してたら身がもたないよ」

    「それを考えると上手く近づいて短期決戦に持ち込みたいのですが…」

    北上「こいつらにだけ時間割いてる場合じゃないんだよねぇ…かと言って無視するわけにもいかないし」

    「…しかしこれだとまるで対局ですね」

    北上「将棋やオセロみたいな?あたし考えるの苦手だし、上手く敵を出し抜いてよ」

    「それしか道がありませんからね…そこ、北西に」



    カ級「ヤツラメ、ナカナカシビレヲキラサナイナ」

    リ級「ワレワレガココデアシドメヲクラッテイルトシテモ、モクテキノハンタイカラモベツドウタイガウゴイテイル。アセルヒツヨウハナイ」

    805 = 1 :

    「東方に移動…」


    カ級「ホッポウニイドウ」


    「そこから北東に…」


    カ級「セイホウニイドウ…」


    「そこから北西に…」


    カ級「チッ…ホクセイニイドウ」

    リ級「オイ、ガケガチカイゾ」

    カ級「ダガ、ソノホウコウニイドウシナケレバチカヅカレテオワリダゾ」

    リ級「ヤツラメ…ウマイコトオイコマレタカ」

    カ級「ダガソコデヤツラガシカケテクル。ソコヲツケバダイダメージヲアタエルコトガデキルゾ」

    リ級「ソウウマクイケバイイノダガナ…」ドォン


    「上手く追い込みましたが…様子が変ですね」

    北上「そう?追い詰めたなら一気にたたきつぶせばいいじゃん」

    「私は重巡を狙います、北上さんは潜水艦に注意してください」

    北上「あいよ。とりあえず砲撃で潜水艦の牽制でもしますかね」ドォン


    カ級「チッ…ソロソロライゲキノシャテイハンイダ」

    リ級「ネラウハアノライジュンカ…コウナッタラサシチガエテデモシズメテヤル」

    カ級「シズメタラワタシガツレカエッテヤル」

    リ級「ヤツナラ…ワルクハナイナ」スッ



    リ級「キサマハサシチガエル!!」バッ

    「急接近!?北上さん、避けてください!」

    北上「うわぁ!? なに、やけにでもなったの?」

    リ級「(カカッタ!)」

    カ級「(シズメッ…!!)」



    雪風「沈ませません!!」バシュ

    大井「北上さん、危ない!!」バシュ


    カ級「グオオオオ!?」ドォン

    リ級「ガッ…!!」ドォン



    北上「っ…! ってあれ、大井っち!?どうしてここに」

    大井「北上さぁあああん!!よかった、私心配したんですよ」ギュウウウ

    北上「ちょ、大井っち苦しいってば。てか何でここにいるのさ」

    吹雪「あ、訳は私から話します」

    806 = 1 :

    北上「ふーん、つまり任務が終わったけど直接帰投はせずこっちに向かってくれと」

    吹雪「戦闘がある事を想定しておけと言われたんですが…一体何があったんですか?」

    「そうです、ここで立ち止まっている暇はないんでした!」

    北上「時間ないから簡単に説明するけど、病院が深海棲艦に襲撃されてる」

    龍驤「なんやて工藤!?」

    吹雪「今はそういうボケはいいです」

    龍驤「あっそう…うん、まぁせやね」

    「今は立ち寄っていた別の提督さんの艦隊が食い止めてくれてますが、正直持つかどうかはわかりません」

    北上「多分、というか絶対持たないと思う…いや、もたない」

    「戦力差から絶望的かもしれませんが、言い切ってしまえる根拠がどこにあるのかわかりません」

    北上「…勘?」

    「勘にしては隠密艦隊とか、色々的確過ぎません?」

    北上「んー、なんていうの?あたし、予知夢見ちゃったんだよね」

    大井「北上さん、予知夢を見れるんですか!?」

    雪風「予知夢…ってなんですか?」

    瑞鳳「確か、これから起こる出来事を夢で見る現象だったはずです」

    吹雪「予知夢ですか…でも何で北上さんが予知夢を?」

    北上「そんなのは知らないよ。でもさっきのではっきりしたけど、確信に変わった」

    陸奥「それで、これからどうするつもり?」

    北上「…あたしは病院の裏口に向かう。別方向からも隠密の深海棲艦が接近してるはずだから」

    龍驤「よっし、それなら早く病院に行こうか!」

    吹雪「もう夜ですから、視界に気を付けないといけませんね」

    北上「あ、待って」

    吹雪「へ?」

    北上「向こうのドンパチやってる方にも加勢しないとまずいからさ、二手に別れない?」

    龍驤「向こうって…?」

    陸奥「そういえば、向こうから煙が見えたわね…深海棲艦の大艦隊って所かしら」

    168「向こうの方、かなりやばい状況よ」ザパッ

    北上「168もいたんだ、どこ言ってたのさ?」

    168「偵察よ。なんか最奥にやばそうなのがいたわ」

    吹雪「やばそうなのって…嫌な予感しかしないです」

    168「とにかく、ドンパチやってる方はかなり危険よ。戦力を割くなら私達や吹雪達は裏に回った方がよさそうね」

    陸奥「となると、私は主線側に回った方がいいわね」

    龍驤「出来れば補給してから行きたいんやけど…だめ?」

    北上「だめ、多分そんな事してる間に向こうの提督さんの艦隊が全滅する」

    吹雪「では、私達が裏を片付け次第補給物資を持ってくるのは?」

    「それならまだ大丈夫かもしれませんね」

    北上「よし、そんじゃああたしたちは主線に回るから、裏方よろしく頼むよ」

    吹雪「えぇ!?って仕方ないんですけど…あ、提督に戦闘に入ると伝えておかないと」


    吹雪「………? おかしいな、繋がらない」

    807 = 1 :

    一旦ここまで!後E6クリアすれば夏イベのレア艦コンプなのに…分身ダイソンが、妨害を!
    ついでに田舎提督の艦隊の艦娘が思いつかないんで安価を久々にぶん投げておきます
    旗艦:翔鶴
    随伴艦
    安価下1~5(都合上既に出演している艦娘+初風、天津風、ピャー、雲龍、磯風、あきつ丸はNG)

    808 :

    鳳翔さんかね

    809 :

    >>1

    鈴谷で
    登場済みなら↓へ

    810 :

    舞風

    811 :

    利根

    812 = 1 :

    言い忘れていたので追記:川内も都合上NG
    鈴谷は登場済みの模様

    残り二人の艦娘
    安価下1・2

    813 :

    弥生

    814 :

    筑摩

    出てたら、↓

    815 :

    筑摩出てなかった気がするけど一応足柄ねーさん

    816 :

    追いついた 期待

    817 :

    まさかの利根筑摩揃い
    尚、安価で出た艦が沈まないとは言っていない
    昼飯食べ終わったら書き出して投下します

    818 = 817 :

    田舎提督「ええい、深海棲艦の勢力は底無しか!?皆の避難が完了するまでなんとしても食い止めろ!」

    翔鶴「はい!」

    利根「しかしこうも数が多いと、さすがの吾輩も疲れてしまうぞ、のう筑摩よ」

    筑摩「ですが、私達がここで倒れれば多くの人が犠牲になります。なんとしても持ちこたえましょう」

    利根「まぁ、そうじゃの。お前さん達もしっかりせい!」

    舞風「って、そんな事言われてもこんな数想定した訓練してないよー!」

    弥生「泣き言を言っても敵は手加減してくれませんから」

    鳳翔「夜戦では艦載機は飛ばせません、接近してくる重巡や駆逐艦に気を付けてください!」

    舞風「もー!実質4隻で大群迎え撃たなきゃいけないとか絶望しかないじゃん!!」

    利根「つべこべ言わず迎撃に集中!敵がわんさか押し寄せて来ているぞ」




    ドォン



    利根「な、なんじゃ!?」

    筑摩「利根姉さん、無事ですか!?」

    利根「わ、吾輩は無事じゃ。それより、今の衝撃は?」

    鳳翔「あれは…!!」




    泊地戦姫「イマイマシイカンムスドモメ…オマエタチヲシズメルタメニ、ワタシハサラニチkラヲエテカエッテキタゾ」



    舞風「あれって、噂に聞く姫ってやつ?…なんかもう、詰んでる?」

    弥生「詰んではいない」

    田舎提督「くっ、姫の周りの奴らを掃除して、なんとか姫を叩け!!」

    弥生「了解」

    利根「翔鶴達が動けんからの、今はわしらで持ちこたえるぞ!」

    筑摩「はい、利根姉さん!!」

    819 = 1 :

    泊地戦姫「ワgホウゲキ…kラウガイイ」ドォン

    弥生「っ…!あの深海棲艦、かなりの射撃精度です」

    舞風「弥生、大丈夫!?」

    弥生「かすり傷程度です、心配はいりません」

    翔鶴「気を付けてください、かなりの衝撃です!」

    筑摩「戦艦にも負けない長い射程…利根姉さん、どうします?」

    利根「どうするもこうするも、こちらの射程圏内まで近づくしかなかろう」

    筑摩「分かりました。一緒に行きましょう」


    ル級「…フン」ドォン

    利根「っと!護衛の随伴艦もかなり厄介じゃのう」

    筑摩「夜戦なら私達でも、戦艦を倒す事は出来ます!」ドォン

    ル級「ッ…!!」ドォン

    イ級「シャーッ!!」バッ

    筑摩「駆逐艦!?まずい、避けきれない…!」

    弥生「危ない…!」ドォン

    イ級「ギィエエエエ!!」ドォン

    舞風「ナイス判断!」

    弥生「駆逐艦や軽巡にも注意しないと、夜戦は危険です」


    泊地戦姫「チョコマkト…ウットウシイヤツラダ」ドォン


    利根「ぐあっ!?いかん、カタパルトが…!」

    筑摩「利根姉さん!」ダッ

    利根「隊列を乱すな、筑摩!陣形が乱れれば奴らに徹底的に潰されてしまうぞ」

    筑摩「…ごめんなさい」

    利根「さて、たかが小破…吾輩はまだやれるぞ」


    鳳翔「皆が頑張ってくれているのに、私達は何も…」

    翔鶴「私達は夜が明けるまで待つしかありません。それまで、彼女達を信じましょう」


    ピピピピ ピピピピ


    翔鶴「…通信?識別信号は…味方?」ピッ


    青葉「どもー青葉です。間もなくそちらに私が手配した援軍が到着するので、それまで持ちこたえてください」

    翔鶴「援軍?」

    青葉「はい、長門さんと大和さんを筆頭とした艦隊です。私も向かっているので、後少しの辛抱ですよ」

    青葉「それと、敵艦隊最奥にいる姫はめっちゃくちゃ強いんで、決して正面から挑まないでください」ピッ



    鳳翔「…援軍、ですか」

    翔鶴「でも、今の話が本当なら希望が見えてきました」

    820 = 1 :

    利根「吾輩と筑摩の連携攻撃、くらうがいい!!」ドォン ドォン



    泊地棲姫「グオオオ!!」ドォンドォン



    筑摩「やりました、敵艦、かなりのダメージを負ったはずです!」


    泊地棲姫「ズニノルナヨ、カンムスドモメ…ワタシノゼンリョク、ミセテヤ」






    戦艦棲姫「ソコマデニシテオケ、ハクチセイキ」



    翔鶴「!?」

    舞風「なんかでっかいの出たよ!?」

    弥生「あれも姫…でしょうか」

    利根「真打登場…と言った所かのう?」

    筑摩「利根姉さん、さすがにのんきに構えている場合ではないです」



    泊地棲姫「マダダ、マダワタシハyレル」

    戦艦棲姫「マトモナコトバスラショウガイガデテイルジョウタイデハ、セントウゾッコウハコンナンダ。ヒケ」

    泊地棲姫「………」

    戦艦棲姫「モウイチドイウ、ヒケ」

    泊地棲姫「…ワカッタ」スッ


    利根「お?何やら片方の姫が撤退していくぞ」

    筑摩「ですがもうひとりの姫は、先程のよりも手ごわそうです」

    利根「関係ない、わしらが食い止めるだけの事じゃ。さぁいくぞ!!」


    鳳翔「だめです、皆逃げてください!!」


    利根「え?」




    グオオオオオオオオン!!




    筑摩「っ…!!なんて咆哮!」

    弥生「や、弥生…びびってませんから」

    舞風「てか、なんか…やばい?」



    戦艦棲姫「…マズハコテシラベダ」キィイイイイイイン…





    ドォオオオオオオン

    821 = 1 :

    一旦ここまで!
    悲報:俺提督E6クリア出来なかった模様

    822 :

    一旦乙です

    823 :

    >>1もか
    お疲れ様です

    826 :

    >>1
    E-1さえ、いろいろあってクリアできなかった俺を
    見下して元気出せ

    827 :

    お疲れ様です。

    俺はE-4までで戦略的撤退を決意したよ、、

    828 :

    赤城加賀温存したままMI作戦終わってしまった結果、
    一航戦コンビが夏イベント出番無いまま終わってしまったのは正直済まんかった

    829 :

    楽しみ

    830 :

    ドォオオオオオオン




    翔鶴「なっ………!!」

    鳳翔「気を付けてください、かなりの衝撃が…きゃあ!」

    舞風「砲撃の余波がこれって、シャレにならないってば!ちょ、きゃああああ!!」

    利根「いかん、体勢を崩さないように気をつけろ!…ぐぅっ!!」


    ザバァアアアアン…


    利根「はぁ…はぁ…皆、無事かの?」

    舞風「な、なんとか無事だけど…あんなの喰らったら一瞬で消し飛ぶよ」

    筑摩「あの敵は…はぁ…格が…違います」

    利根「筑摩…!? お主、艤装が!!」

    筑摩「か、掠り傷です…姉さん。私はまだ戦えます」

    利根「掠り傷でもボロボロではないか!ええい、その状態でまともに砲撃を喰らったら沈んでしまう、早く後方に下がらんか!」

    筑摩「ですがそれでは前衛が…」

    利根「いいから下がれと言っておる!お主をこんな所で失いとうない!!」

    弥生「敵艦隊、来ます…!!」



    ル級「………」

    ヨ級「………」

    リ級「………」


    翔鶴「もうすぐ夜明けです、夜が明けたら私達も艦載機を飛ばせるので、それまでなんとか持ちこたえてください!」

    筑摩「姉さん…」

    利根「筑摩よ、心配するでない。吾輩を誰だと思っておる?」

    利根「吾輩を信じろ、仲間を誰ひとりとして、沈ませはせん」

    筑摩「分かりました。…姉さん、絶対に死なないでください」

    利根「はっはっは!当たり前じゃ。吾輩はそう簡単には沈まんよ」

    翔鶴「筑摩の離脱を私と鳳翔で護衛します。その間の指揮、お願いします!」

    利根「承ったぞ!」

    831 = 1 :

    戦艦棲姫「………」スッ



    利根「(奴が下がった? …なるほど。あれだけの威力の砲撃じゃ、連発は出来んという事か)」

    ル級「…シネ!」ドォン

    利根「っと、甘いわ!」ドォン

    ル級「チッ…!」


    利根「舞風、弥生!夜戦ならお主達の独壇場じゃ、一気に蹴散らして本丸を叩くぞ!」

    弥生「了解」ジャキッ

    舞風「まぁそれしかないよねー…」チャキッ


    ヨ級「………」ゴポッ


    弥生「…っ!潜水艦の魚雷、来ます!」

    利根「なんじゃと!? くっ、急速旋回じゃ!!」

    ドォン

    舞風「ふえぇ…弥生のソナーが無かったら気づかずやられてたよ」




    リ級「アノクチク…ソナーモチカ」

    ル級「メンドウダ…アノジュウジュンモダガ、サキニヤツヲケスカ」




    利根「奴らめ、弥生の目をつけたか…舞風!」

    舞風「はいよ!」




    832 = 1 :

    ル級「ジャマヲスルナ」

    利根「生憎、お主らを止めねば大勢の人が危険に晒されてしまうからのう。退かぬ!!」ドォン


    ヨ級「………」ゴポッ


    弥生「利根さん!!」

    利根「わかっておる!」バッ

    ドォン


    ル級「チッ…メンドウナヤツダ」

    利根「フン、そう簡単に沈む訳にはいかんのじゃ」

    ル級「ナラショウメンカラタタキツブシテヤル」スッ


    舞風「よそ見してていいのかなー?」バシュッ

    ル級「シマッ…!!ガァアアアア!!」ドォン



    舞風「へっへーん、私だって夜戦だと強いのよ?」

    リ級「ソウカ、ナラバシヌガヨイ」スッ

    弥生「そっちこそ…」バシュッ

    リ級「…!!」バッ

    利根「舞風、大丈夫か!?」

    舞風「いやー危なかったよ、ありがと弥生」

    弥生「…別に。それより、来る」



    イ級「クカカカカ!!」

    チ級「オトス…」

    タ級「フフフ…ゼツボウシロ」

    リ級「オマエタチ…ガンバルノハイイガ、コノカズノサヲタッタ3セキデクツガエセルトオモッテイルノカ?」

    ヘ級「100セキヲコエルカンタイ…ケッカナドイウマデモナカロウ」

    ヨ級「オマエタチガドウアガコウト、カチメナド…ナイ」ゴポッ




    舞風「改めて見ると…絶望すぎるでしょ」

    利根「ふむ、確かにな」

    舞風「開き直ってる場合!?」

    利根「じゃが、やるしかなかろう。出来る限り食い止めるぞ!」

    弥生「…待って」

    利根「どうした、また潜水艦の攻撃か?」

    弥生「違う。…誰か、来る」







    「100隻を超える艦隊との夜戦?ワクワクするじゃん」

    833 = 1 :

    ドドドドドォン


    タ級「ナッ…!?」

    リ級「ナニガオキタ!?」



    弥生「援軍…?」

    利根「あ、あれは…!」



    「おー、見事なまでに真っ黄色。フラグシップが首揃えて、久々に楽しめそうじゃん」

    川内「って事で…一足先に、川内参上!夜戦は私の領域よ」



    舞風「援軍って…たった一隻?」

    利根「馬鹿者!奴が来てくれただけでも百人力じゃぞ!!」

    弥生「…それはさすがに盛りすぎだと思う」

    利根「お主らは知らんのか。奴こそ元帥直属部隊の内の1隻、夜戦で奴の右に出る者は無し」

    利根「一度の夜戦でたった1隻で200隻もの深海棲艦を狩ったとの伝説を持つ夜戦の女王、それが川内じゃ」

    川内「あのー、盛り上がってる所悪いんだけど…そっちは大丈夫?」

    利根「ん?おぉ、こっちは1隻離脱したもののまだ大丈夫じゃ」

    川内「よかった。もうすぐ長門達も来るから、それまで頑張って食い止めてね」スッ

    舞風「って、一人で前に出て何するつもり!?」

    川内「何って、夜戦に決まってるじゃない」

    舞風「いや、それは知ってるけど。まさか一人で特攻とかするつもりじゃないよね?」

    川内「縁起悪い事言わないの。せっかくの夜戦だし、楽しまないと」

    川内「という訳で、後ろは任せたよ」シュバッ

    舞風「ってちょっと!?…行っちゃった」

    利根「あー、まぁああいう奴じゃ」

    弥生「戦国無双見てるみたい」





    川内「夜戦って楽しいよね!」ドォンドォンドォン

    リ級1「クソガ…チョウシニノルナ」

    リ級2「サンホウヲカコンデノホウゲキ…ヨケラレマイ!」

    リ級3「ジェットストリームアタックダ!!」

    ドォン



    リ級1「ヤッタカ!?」

    川内「はい残念、また来週」ザシュッザシュッザシュッ

    リ級1・2・3「」ドサッ



    ル級「エエイ、ヤツヒトリアイテニツギツギト…!」

    ホ級「モウダメダ…オシマイダァ」

    834 = 1 :

    ヌ級「モウシアゲマス!カンタイノハンスウイジョウガゲキチンサレマシタァ!!」

    戦艦棲姫「ソウカ…マァ、ソウナルナ」スッ

    ヌ級「モ、モウジュウテンサレタノデスカ?」

    戦艦棲姫「アァ…ワタシガデル」



    利根「うーん、あれは夜戦というより狩りじゃな」

    舞風「前線でめっちゃ暴れてるおかげでこっちはまだマシだねー」

    弥生「…そうでもない。あれ」スッ

    利根「…どうやら敵の大将がまた動き出したようじゃな」



    川内「お、もう大将のお出まし?私は構わないけど」

    戦艦棲姫「ズニノルナヨ…」シャキン

    川内「日本刀…へぇ」


    ガキィン キィン キィン ガキィン


    川内「ふぅっ………!」ギチチチチ

    戦艦棲姫「ッ………!」ギチチチチ

    川内「っはぁ!」キィン

    バッ

    戦艦棲姫「タイシタミノコナシダ…」

    川内「デタラメなパワーね…力での真っ向衝突は不利か」

    戦艦棲姫「オマエノテキハワタシダケデハナイゾ」スッ

    ハ級「キシャアアアアア!!」バッ

    ニ級「オォオオオオ!!」バッ

    ロ級「シェエエエエエエエアアアア!!」バッ

    川内「面倒くさい!」ジャキンッドォンドォンドォン

    戦艦棲姫「イッシュン、トマッタナ」ブォン

    川内「しまっ…!!」ドグシャ



    川内「がっ…はっ!!」バシャッバシャッドシャッ

    川内「(まずい…あのでかいやつの拳…洒落にならない威力)」ガハッ

    川内「(うわ、吐血したよ。内蔵…あちこちの骨も持ってかれた。馬鹿力すぎる)」ハァ…ハァ…


    利根「いかん、川内が!!」

    弥生「夜も明ける…」

    舞風「って事は…後方の空母達も襲ってくる?」


    ヲ級「………」

    ヌ級「ヨウヤクヨルガアケタ…」

    戦艦棲姫「ヨルガアケタカ…クウボタチ、ゾンブンニヤレ」


    川内「(やば…夜が明けたら、私の領域が………)」

    835 = 1 :

    翔鶴「艦載機、発進します!」

    鳳翔「夜明けにま間に合いました…行きます!」

    利根「翔鶴、鳳翔!よく来てくれたぞ」



    リ級「テキクウボガキタカ…」

    戦艦棲姫「シレイカラノメイレイダ…クウボヲユウセンシテツブセ」

    ヲ級「…ワカッタ」

    ヌ級「ヒャッハー!カズノボウリョクダァ!!」



    利根「なんじゃあの艦載機の数は!?」

    舞風「ちょ、洒落になってない!こっちと戦力違いすぎぃ!!」

    翔鶴「くっ…だめです、防ぎきれません!!」

    鳳翔「数が多い…くぅっ!」ドォン

    舞風「大量の爆撃きたぁ!?」

    利根「まずい、逃げ場がないぞ!!」

    弥生「四方八方からの絨毯爆撃…うん、無理です」



    戦艦棲姫「ゼツボウシロ…アットウテキセンリョクサニ」





    ドォンドォンドォンドォンドォン!!



    利根「ぐあぁああああああああ!!」ドォンドォンドォン

    弥生「こんなの喰らったら…駄目!!」ドォンドォン

    舞風「弥生…っ! きゃあああああああああ!!」ドォンドォンドォン

    鳳翔「ぐっ…!皆……っ!!きゃあああああああああ!!」ドォンドォンドォン

    翔鶴「そんな…皆、沈んじゃだめ…!ぐぅううう!!」ドォンドォンドォン




    836 = 1 :

    翔鶴「…っ……う…み、皆…無事?」

    利根「はぁ…はぁ…吾輩は…まだ…大丈夫じゃ。他の者は?」

    弥生「………ぅ…」

    利根「弥生!と隣にいるのは、舞か………ぜ?」

    弥生「…っ!舞風!?貴女、身体……っ!!」

    舞風「や……よい……無事?」

    弥生「私はいいの、貴女が守ってくれたから…でも、貴女が!!」

    舞風「そう……よかっ…た…ナイス、判断…だね」

    翔鶴「舞風さん…貴女、下半身が…吹き飛んで…」

    舞風「ごめん……もう、感覚が…なくて…動け、ないや」ブクブクブク

    弥生「舞風…沈んじゃだめ!」ガッ

    利根「いかん、舞風が…!」

    鳳翔「敵艦載機、また来ます!」

    利根「っ…!次から次へと……しかもよりによってこんな時に!!」

    舞風「皆…あたしの、事は………いいから、さ」

    利根「黙れ!吾輩がいる限り、仲間は誰も沈ませんと決めたのじゃ!!」

    利根「弥生、しっかり舞風を支えてやっておれ!!なんとしても生きて帰るぞ!!」

    弥生「わかって…る!」



    戦艦棲姫「マダイキガアルカ…コチラノ20セキモノクウボのバクゲキニタエルトハナ」

    戦艦棲姫「エンリョハイラン…マトメテナギハラッテシマエ」

    ヲ級「ギョイ」



    長門「させん!!」ドォン

    「はぁ!!」ドォン


    ヲ級「ヲガッ!?」ドォン

    ヌ級「ギェエエ!?」ドォン

    戦艦棲姫「ッ…!!」


    青葉「お待たせしました、なんとか間に合いましたね」

    長門「川内、大丈夫か?」

    川内「遅いわよ…あたしは、ちょっと動けないから…ごめん、後頼んだ」

    長門「全く…一人で先走るからだ。今は休め」

    「ですが、川内さんがここまでやられる程の相手…相当ですよ」

    長門「関係ないさ。…それより」チラッ



    利根「はぁ…はぁ…」

    翔鶴「新しい…援軍?」



    長門「仲間をここまで傷つけられたんだ、この怒り…奴らにぶつけなければ気がすまない」

    837 = 1 :

    一旦休憩 休みボケってこわひ
    さぁ次イベに備えてビスコ大和武蔵を狙って資材を貯めてはつぎ込むぞー(自棄)

    838 :

    おつ
    イベント終了後からずっと回してますが武蔵でません(遠い目)

    841 :

    スルー安定
    後はわかるな?

    842 :

    にしても結構スレ埋まってきたなー

    これは次スレまで伸びそうだ

    843 :

    龍驤「見えたで、あそこでまだ戦闘しとる!」

    陸奥「なんとか間に合いそうね…状況は?」

    龍驤「味方は大破が5、中破1…それとほぼ無傷が3人やね。青葉と長門がおるで」

    北上「青葉と長門って…あの青葉と長門?」

    龍驤「見間違いやないと思うけど、あの青葉と長門や。大和もおるで。後、少し離れた所で川内が大破しとる」

    陸奥「川内に長門、大和…元帥直属部隊が3隻も揃ってるって何事よ」

    瑞鳳「元帥直属部隊って…そんなに凄いんですか?」

    北上「凄いというか、文字通り化物。むっちゃんは長門の同型艦だけど、長門は妹とは比べ物にならない位…規格外に強いよ」

    龍驤「聞いた話によると、青葉も元元帥直属部隊やったらしいで。青葉や川内、大和も長門に負けない強さや」

    瑞鳳「…なんというか、凄いんですね。元帥直属部隊」

    北上「それより、敵艦隊とそろそろ接触するよ。準備はいい?」

    龍驤「ウチは問題ないで。瑞鳳、開幕の航空戦、しっかりせんといかんで」

    瑞鳳「は、はい!」

    大井「私達も先制攻撃、負けませんよ」

    北上「おーおー、大井っち張り切ってるねー。でも無理しないでよ」

    大井「安心してください、こう見えてリハビリして戦える位には回復してるんですよ?」

    844 = 1 :

    利根「ぜっ…はっ…」

    翔鶴「利根さん、無理のしすぎです!このままだと貴女まで沈んでしまいます」

    利根「何を…言うか。吾輩がここで粘らねば、皆沈んでしまうじゃろ」

    利根「それだけは絶対にさせん…田舎提督の鎮守府で最古参の吾輩がいる限り…絶対に」


    ヌ級「カゾクアイッテヤツカ?ツブシタクナルネェ」

    ヲ級「…マテ。またアラテダ」

    ヌ級「ンア?」



    瑞鳳「敵艦隊、こっちに気づきました!」

    龍驤「構わへん、艦載機飛ばしたるでぇ!!」ビシュッ



    ヲ級「タッタ2セキ…カンサイキハウチオトス」ビシュッ

    ヌ級「キヒャハハ!!オチロイトロォ」ビシュッ


    青葉「そうはさせません!!」ドォン


    ヌ級「グェッ」ドォン

    タ級「…キサマカ」

    ヲ級「…ドウスル?3ホウコウはタイオウシキレンゾ」

    「…ワタシガデヨウ」スッ



    青葉「…泊地棲姫」

    泊地棲姫「アノトキノネズミガ…ワタシハゼンカイノヨウニアマkナイゾ」

    青葉「生憎ですが、今の私も手を緩める程甘くはありませんので」

    泊地棲姫「ホザk…シネ」



    翔鶴「新しい援軍…これなら、なんとかなるかも」

    翔鶴「鳳翔、残った艦載機を飛ばせますか!?」

    鳳翔「飛ばせない事はないですが…その後戻せませんよ」

    翔鶴「わかっています。…ですが、あの方達の所に一度戻せば、回収出来ます」

    翔鶴「彼女達だけでは制空権は奪われたままです…ですが、私達の艦載機が加われば、制空権を五分近くまでは持っていく事が出来るかもしれません」

    鳳翔「………提督、許可をいただけますか?」

    田舎提督「発進を許可する」




    龍驤「くぅ…なんやあの艦載機の数、きっついなんてもんやないで!」

    瑞鳳「このままでは制空権が…!!」

    ビシュッ ビシュッ

    龍驤「新たな艦載機…!?」


    翔鶴「友軍の皆さん、微力ながら加勢します!」

    鳳翔「駆けつけてくれた方達の為にも…何としても生き残りましょう!」

    845 = 1 :

    長門「…どうやら、戦況はこちらに傾きだしてきたようだな」

    戦艦棲姫「フン、ソレガドウシタ。タッタ2セキデワタシヲトメルツモリノヨウダガ…ハタシテデキルカナ?」

    「私達は元帥直属部隊…他の方達と一緒にしていると、あっという間に死にますよ?」

    戦艦棲姫「ナラ…トメテミロ」スッ



    グォオオオオオオオン!!


    長門「…いいだろう、ビッグセブンの力、見せてやる!!」バッ


    ゴッ



    長門「ふっ…ぐ…!!」グググググ

    戦艦棲姫「ッチィ…コイツノカイリキトゴカクトハナ」ググググ

    長門「よそ見をしている暇はあるのかな?」ニッ




    「超弩級戦艦、大和の力…見せてあげます」ジャキンジャキンガシャン

    「この一撃…耐えられるものなら耐えてみなさい」キィイイイイン


    戦艦棲姫「ッ!!」

    長門「今更気づいた所で遅い!」バッ

    「大和砲、発射!!」ドォオオオオオン



    ザッパーン



    陸奥「何!?凄い衝撃…きゃあ!」

    龍驤「こ、この波あかんって!いややぁああ!!」

    大井「き、北上さ…きゃあ!」


    ヲ級「アノホウゲキ…センカンセイキ、イヤチガウ!?ウグゥウ!!」

    タ級「ヨハダケエコレッテ…ジョウダンジャナイワ」



    川内「ちょ、そんなんぶっぱなしたらこっちにも波が…わぶっ」




    「………ふぅ」

    長門「さすがにあれを喰らえば、やつも生きてはいまい」

    「そうですね…ん?」


    キィイイイイイイン



    「この音…まさか!?」



    戦艦棲姫「サスガニシヌカトオモッタゾ…オカエシニコイツヲクラワセテヤロウ」

    846 = 1 :

    戦艦棲姫「…シズメ」カッ


    「皆逃げて!! っあぁあああああああああああ!!!」


    ドォオオオオン


    長門「大和ぉおおおおおおおお!!」


    川内「ま、また大波が…うわっぷ!」



    「っ…あ…はぁ…はぁ…」シュウウウウ

    長門「大和、大丈夫か!?」

    「ぐ…まだ、だいじょう…がはっ」

    長門「無理をするな、全身酷い傷だぞ」

    「ごめんなさい…油断、したわ」



    戦艦棲姫「………ホウ、タエタカ。ダガソノヨウスデハモウタツノハヤットノヨウダナ」


    長門「貴様…!」ギリッ


    利根「長門、そいつの超砲撃は連発出来ん!チャージが終わるまでにケリを付けるのじゃ!!」

    タ級「ヒトノシンパイヨリジブンノシンパイヲシタラドウダ?」バッ

    陸奥「そっちこそ自分の心配をしたらどう?」ドォン

    タ級「ガッ…!」ドォン

    北上「大井っちと組めば、最強だよね」バシュ

    大井「こうしてまた北上さんと一緒に戦えるなんて、嬉しい」バシュ

    ヌ級「イキヲハクヨウニギョライヲハクナァ!!」ドォン



    長門「…なるほど、確かにあれだけの威力だ。再び撃つにはそれ相応の時間が必要だろうな」

    戦艦棲姫「(…サイショノイッパツデキヅカレテイタカ。マァイイ)」

    戦艦棲姫「ツギノホウゲキマデニ、キサマニワタシヲタオスコトガデキルカナ?」

    長門「倒してやるさ…私を舐めるなよ」

    戦艦棲姫「ホザケ!!」




    ゴッ



    長門「何故病院を狙った!?お前達の目的は一体何だ!?」ヒュッドッ

    戦艦棲姫「ワレラガシレイカンノカンガエナド、キサマラニハリカイデキマイ」ガッバキィ

    戦艦棲姫「キサマラコソ、ナゼセンソウヲツヅケル?トクニキサマナラモトモトコノセンソウガドノヨウナモノカ、ワカッテイルハズダロウ」ブンッ

    長門「あぁ、お前達のような化物に海を明け渡すつもりはない。だから我々は海を取り戻す為に戦っている!!」ガキィン ビュッ

    戦艦棲姫「フン、キレイゴトヲ…ソモソモワレワレノクラシヲサキニオビヤカシテキタノハ、キサマラデハナイカ」ゴシャア

    長門「ぐっ…どういう事だ!?」

    847 = 1 :

    戦艦棲姫「モトモトワタシタチノドウホウハシンカイデヒッソリトクラシテイタ…ダガ、オマエタチハウミヲヨゴシ、セイカツヲオビヤカシタ」

    戦艦棲姫「キサマラガウミヲヨゴサナケレバ、ワレワレノナカマハシズカニウミデクラセタハズダ!!」ブンッ

    長門「ちっ…それで海を汚される事を嫌って、海を侵略しようとでも考えたか?」ヒュガッ

    戦艦棲姫「サイショハウミヲヨゴスナトウッタエカケルダケダッタラシイ。…ダガキサマラハソレニタイシテコロスキデコウゲキヲクワエタ」ドガッ

    戦艦棲姫「ダカラワレワレノナカマモオウセンシタ!ダガオマエタチノチカラヲマエニドウホウハツギツギトシンダ!!」ゴシャッ

    戦艦棲姫「ダガイマハチガウ…ワレワレニハキュウセイシュガイル!!」ドガァッ

    戦艦棲姫「ワレラガシレイカンハ、キサマラニタイコウスルタメノチカラヲヨウイシテクレタ!!」

    戦艦棲姫「ソレダケジャナイ、ウシナッタドウホウモモドッテキテ、キサマラニフクシュウスルタメノシュダンモヨウイシテクレタ!!」

    戦艦棲姫「ダカラワタシタチハ、アノカタニシタガウ!キサマラヲシズメル!!タマシイガクチハテルマデ、ナンドシズンデモ!!!」ブンッ

    長門「それが貴様の答えか…戦艦棲姫」ガッ

    848 = 1 :

    長門「だが、こちらにも負けられない理由がある、我々が退く事で無力な者が傷つき、恐怖する!!」ブオンッ

    戦艦棲姫「ッ!?」ブワッ

    長門「貴様が退かぬというのなら、私達も全力で貴様を倒す!!」ジャコンジャコンジャキン


    長門「話し合いで平和な解決等という甘い考えはもう持たん、だからお前達も全力で来い!!それらを全て受け止めた上で、我々は勝つ!!」

    長門「それが貴様の答えを聞いた上での、私の答えだ!!」ドドドドドォン



    ドォオオン



    戦艦棲姫「ガ…ハッ…」

    戦艦棲姫「(バカナ…ワタシガ…シズムノカ………マタ?)」

    戦艦棲姫「(マタ、ヤブレテ…シズムノカ)」

    戦艦棲姫「(ダガ、モトノタマシイガアルカギリ…ワタシハホロビヌ)」

    戦艦棲姫「(ダカラ…コノワタシカラノ、セメテモノミチヅレニ)」スッ



    利根「あやつ…まさか!」ダッ

    翔鶴「利根、何処に行くの!?」




    戦艦棲姫「タダデハシズマヌ…オオキナツメアトヲノコシテヤル」キィイイイイイン…



    長門「あの方向は…まさか、貴様!?」





    青葉「あっちは…病院!?」

    泊地棲姫「グ…」スッ



    北上「あー疲れた…って、あれってまさか…」

    陸奥「向こうは吹雪達が向かった…だめ!なんとしても阻止して!!」

    龍驤「阻止っつったって…間に合わへん!!」


    長門「させん!」バッ

    ル級「ジャマハサセナイ…」バッ

    長門「くそ、邪魔だ!!」





    戦艦棲姫「シセツゴトシズメ…ワレラノウラミニヤカレテ!!」ドォオオオオオン






    利根「そうはさせぬぞ!!」ドウゥ

    849 = 1 :

    瑞鳳「な、何!?」

    陸奥「あの子、まさかたった一隻であれを止めようと!?」

    龍驤「無茶や!あの大和ですら瀕死に追い込まれたのに…そんな事したら、死んでまうで!!」





    利根「ふぐ…ぐぅ……!!ぬぉおおおお………!!!」

    鳳翔「利根さん、無謀すぎます!!」

    弥生「たった1隻で…利根さんが…死んじゃう」

    翔鶴「お願い利根、筑摩が待ってるのよ!!」

    利根「その筑摩達を守る為に…こうして軌道を……!!」

    利根「(ほんの少し…ホンの少し砲撃の軌道を逸らすだけでいいのじゃ)」

    利根「(それだけで…大勢の命が…筑摩が、助かる)」

    利根「(だからここだけは…死んでも退く訳にはいかぬのじゃ……!!)」

    利根「あぁあああああああああああああああっ!!」




    カッ






    ---
    -----



    筑摩「利根姉さん、また日向ぼっこをしていたのですか?」

    利根「おぉ筑摩よ、お主もこうしてお天道様の光を浴びてみぬか?」

    筑摩「その前に、提督が呼んでいましたよ?なんでも、正規空母の新しい艦娘が配属されるとか」

    利根「おっと、そうであったか。新入りが来るとあっては、しっかり出迎えなければな」スッ

    利根「…しかし筑摩よ、この土地は見事なまでに何もないな」

    筑摩「まぁ…田舎ですから」

    利根「それもある。…じゃが、何もないからこそワクワクしては来ないか?」

    筑摩「?」

    利根「何もないこの大地、海から吾輩達の一歩が始まる。それがどんどん広がって、やがては都会にも負けぬ程成長する」

    利根「そんな事を考えると、ワクワクしてたまらんのじゃ」

    筑摩「姉さん…」

    利根「筑摩よ、これからどんどん艦隊を大きくして、鎮守府やこの地域を立派にしていこうな」

    筑摩「はい。…その時は利根姉さんも一緒です」

    利根「はっはっは、吾輩が沈む訳なかろう。筑摩こそ、決して沈むでないぞ」

    筑摩「はい、利根姉さん」


    -----
    ---



    利根「(すまんのう、筑摩よ………約束…………守れそうに、ない………百万年の…昼寝…だ………な………)」

    850 = 1 :

    一旦ここまで!
    欝が上手く書けんのぅ…なぁ筑摩よ


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