元スレ提督「強くて・・・ニューゲーム?」
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
251 = 1 :
陸奥「なんとかなったわね」
叢雲「それにしても…あんた達もフォローしたり戦闘したりと大変ね」
まるゆ「うぅ…あ、足を引っ張ってごめんなさい」
木曾「ギロッ」
叢雲「な、何よその目」
龍驤「ま、まぁまぁ!二人共落ち着こう?な?ほな、まるゆも落ち込まんで大丈夫やって!次で挽回すればええんやで?」
まるゆ「り、龍驤さん…はい!まるゆは頑張ります!」
木曾「…そうだな、次頑張ろう」
球磨「た、助かったクマ…龍驤には感謝しないといけないクマ」
多摩「こう見えて木曾は怒らせると怖いにゃ」
龍驤「そ、そうなんか…」
龍田「この前新入りの子がまるゆちゃんをばかにして木曾ちゃんに半殺しにされたものねぇ」
天龍「怖すぎるだろ…」
北上「まぁ根はいい人なんだよねー。みんなのまとめ役っていうかさ」
龍驤「(いや、それ聞くとほんと何で木曾が代表じゃないのか謎やねんけど)」
252 = 1 :
提督「敵主力艦隊、来るぞ。皆気を引き締めろ!」
天龍「っと、主力艦隊か…やってやるぜ!」
龍田「あんまり前に出過ぎちゃだめよー?」
天龍「う、うっせぇな。分かってるっつーの」
龍驤「戦艦ル級が3機もおるで!皆気を付けてな!」
まるゆ「それぇ!ぶくぶくぶく…」バシュ
天龍「だぁあああ!!真っ先に溺れるなっつーの!」ザバッ
まるゆ「うぅ…ごめんなさい」
天龍「ったく、あんま気落ちするなよ。それより敵が来るぞ」
霧島「さて、先程の先制攻撃で敵艦隊はほぼ無傷のようですが…いかが致しますか?」
湯提督「よーし、単縦で迎え撃つぞ!まるゆに危害が及ばないように先に周りの軽巡駆逐を倒せ!!」
提督「なら俺達は戦艦を迎え撃つ。陸奥、お前の砲撃を中心に戦艦3機を相手にする事になる…やれるな?」
陸奥「任せなさい。これでも私、ビッグセブンの一人なのよ?」
提督「雪風、叢雲は被弾を極力避けるようにしつつ湯艦隊のフォローを頼む」
雪風「分かりました!」
叢雲「分かったわ。陸奥、戦艦は任せたわよ」
提督「天龍は龍驤と陸奥の護衛を頼む」
天龍「おう、任せとけ!」
龍田「…ねぇ提督さん、せっかくの合同戦線なんだし私も天龍ちゃんのフォローに回っちゃだめかしら?」
湯提督「な、何を言うか!それでまるゆが龍田「い い わ よ ね?」あ…あぁ、許可する」
龍田「うふふ…湯提督さんは物分かりがよくてよかったわぁ」
北上「で、私は何すればいいのー?」
提督「北上には木曾達と共に駆逐軽巡を殲滅、終わり次第雷撃に備えてくれ」
北上「了解ー」
木曾「さて、大井がいないのは残念だが…球磨型が4隻も揃ったんだ。いっちょ暴れてやるぜ!」
ル級「オロカナ…マトメテツブシテクレル」
253 = 1 :
球磨「そんな弾に当たる訳クマー!?」ドォン
木曾「球磨!?」
球磨「ケホ…ドジったクマー」
叢雲「ちょっと、戦艦組は何やってるのよ!?」
陸奥「3隻もいっぺんに面倒見れる訳ないでしょ!?」
ル級「ナカマワレナドシテイルヒマガアルノカ?」ジャキ
龍驤「ちょ、タンマタンマ!この位置取りまずい!陸奥避けてぇ!!」サッ
陸奥「えっ…きゃあああああ!?」ドォン
湯提督「チッ思っていたより敵艦隊が強いな。そっちはどうなってる?」
提督「こっちも一杯一杯だ。陸奥、一旦下がれ!!」
陸奥「くっ…ごめんなさい」
北上「あちゃー…これ戦艦3隻きついねぇ」
雪風「なんとか駆逐軽巡の処理、終わりました!」
提督「雪風と叢雲、北上は雷撃準備!天龍は引き続き霧島と龍驤を守りつつ交戦してくれ!」
天龍「守りつつって…3隻相手に守りきれ、がぁああああ!!」ドォン
龍田「天龍ちゃん!?きゃあああああああ!!」ドォン
霧島「天龍、龍田が大破!このままだともちません!!」
龍驤「こんなん、きつすぎるで!」
提督「もう少し持ちこたえろ!天龍は龍田と共に退け!」
天龍「くそっ、こんな所でさがれるかよ!!」
提督「退けと言っている!前に言った事を忘れたか!?」
龍田「…天龍ちゃん、ここは一緒に退きましょう」
天龍「…チッ、すまん皆。一度下がる」
254 = 1 :
龍驤「だからあかんってええええ!!」ドォン
湯提督「おいどうする、もう戦線が持たねぇぞ!」
提督「叢雲、雪風、北上!雷撃準備は終わったか?」
北上「こっちはオッケーだよー」
雪風「雪風は万全です!」
叢雲「待たせたわね。こっちもOKよ」
提督「よし、そっちの艦隊は?」
木曾「こっちも何時でも撃てるぜ」
まるゆ「まるゆも、魚雷装填出来ました!」
多摩「ちょっと雷撃は無理そうだにゃ…任せたにゃ」
湯提督「こっちは雷撃可能なメンバーの準備は整った。やるか?」
提督「あぁ、雷撃開始!!」
バシュウ
ル級「ギィッ!?」ドォン
湯提督「…1隻大破、1隻中破か。どうする?」
提督「ここで退いたら次は更に苦戦を強いられる。動ける者を残して夜戦で一気にケリをつけよう」
湯提督「そう来なくっちゃな。お前ら、やれるな!・」
木曾「あぁ、いけるぜ!」
ル級「フン、サキホドハユダンシタガ…コノホウゲキデセンメツシテクレル」
雪風「沈む訳には…いきません!」カットイン
ル級「」
ドォン
ル級2「キサマラ…!!」
叢雲「駆逐艦の夜戦、なめてもらっちゃ困るのよね」
ドォン
ル級3「ナッ…ナニガオキタ!?」
北上「はいはーい、後は君だけだよー」
木曾「言っておくが、逃がしはしねぇぜ」
ル級3「」
ドォン
255 = 1 :
湯提督「いやーやっぱり駆逐艦の夜戦はすごいな!それ狙って温存してたのか?」
提督「そうでもしないと勝ち目がなかったからな。とにかく、無事勝ててよかった」
球磨「も、もう少しで死ぬ所だったクマー」
龍田「天龍ちゃん、怪我は大丈夫?」
天龍「へっ、この程度の怪我どうってこと…いでででで!?」ギュウウウ
龍田「我慢はだめよぉー?」
天龍「うるせぇ!つか、お前も酷い怪我だろ!!」
龍田「私はいいのよー、それよりしっかり怪我を治さないとねぇ」
天龍「やめろ、来るな!来るなぁあああああ!!」
北上「賑やかだねぇー」
多摩「普段はうるさいのは嫌いだけど…こういうのも悪くないにゃ」
木曾「こうして集まれたのも何かの縁だ。これからも協力していきたいものだ」
陸奥「で、何で貴方は無傷なのよ」
霧島「私は位置取りを考えて動いていたので」
龍驤「の割にはやけにうちらの後ろにおったよなぁ?」
霧島「気のせいよ」
龍驤「上等や!こちとら紙装甲なのに前に出ざるを得なかったっちゅうのに!!」
まるゆ「け、喧嘩はよくないのです」
湯提督「おーいお前ら!せっかく合同戦線で勝利したんだ。今日は一緒に宴をするぞ!!」
提督「各自修理が終わり次第、宴を開始する。場所はこっちの鎮守府だ」
陸奥「宴ねぇ…ま、たまにはいいんじゃないかしら」
龍驤「っしゃあ、宴やでぇ!!」
球磨「たまにはバカ騒ぎするのもいいもんだクマ」
木曾「そっちの鎮守府って事は…大井とも会えるかもしれないな」
北上「そだねー、せっかくだし大井っちも呼んでおくよ」
湯提督「今回は無礼講だ、しっかり飲んで騒ぐぞー!!」
提督「ってもう飲んでるし!?」
「………」
天龍「……?」
龍田「あら、天龍ちゃんどうしたのー?」
天龍「いや…誰かが見てた気がしてな」
一旦ここまで!
256 = 245 :
乙
すげぇ続きが気になる
257 :
乙です。
まさかの球磨型ファミリー出演に自分歓喜。
258 :
乙乙。続き待ってます
259 :
湯提督「がーっはっはっは!皆のもの、勝利の宴じゃー!!」
木曾「っておいおい、これから始まるってのに飲みすぎじゃないのか?」
湯提督「こまけぇこたぁいいんだよ!」
提督「えー、まぁ約1名既に酔っ払っているが、皆よく頑張ってくれた。今日は無礼講という事で好きなだけ飲んで騒いで親睦を深めたいと思う」
提督「という訳だ、細かい事は抜きにして…乾杯!」
艦娘達「かんぱーい!」
赤城「ちなみに料理は私達待機組が誠意を込めて作ったのでどんどん食べてください」
168「つまみ食いばかりしてた人がよく言うわね…」
赤城「はて、何の事でしょう」
夕立「おかわりもどんどん運んで来るから、遠慮する必要はないっぽい!」
時雨「お酒も用意してあるけど、未成年は飲酒禁止だからね?」
木曾「酒まであるのか。気が効いているな」
提督「そりゃあ宴だからな。約1名先に飲んでしまっているが、まだまだあるぞ」
まるゆ「まるゆはお酒を飲めないのです…」
時雨「はい、ちゃんと未成年の子の為にもジュース類も用意してあるよ」
まるゆ「わぁ、ありがとうございます!」
叢雲「ならあたしも同じものをもらおうかしら」
湯提督「ほぉーう、中々の飲みっぷりだな。だが私に比べたらまだまだだな!」グビッグビッ
天龍「へっ、天龍様をなめるなよ」グビッグビッ
球磨「いいぞもっとやれクマー」
龍田「天龍ちゃん、意地張って飲み過ぎたらだめよー?」
龍驤「なぁ、この二人止めた方がええんとちゃうか?」
多摩「こっちの提督は心配いらないにゃ。ああ見えて許容量は底なしにゃ」
龍驤「それ人間の身体的にありえんで!?」
多摩「でも、その位酒飲めるからそういう表現でも問題ないにゃ」
龍驤「あーあ…どうなっても知らんで」
陸奥「ちょっとそこのあなた」ヒック
龍驤「そ、そこの…って、うちの事?」
陸奥「あんた以外に誰がいるのよ。あんたも飲みなさいよ」ヒック
龍驤「は、はぁ…(酒臭っ!これ完全に酔っ払ってるやろ…下手に逆らわない方がええんやろなぁ)」グビッ
霧島「チビチビした飲み方ね。もっと豪快に飲みなさいよ」ドンッ
龍驤「」
提督「いやー皆元気だな」
最後に艦娘との接触安価をとって寝ます
艦娘接触安価 安価下3(合同演習先の艦娘も可)
260 :
きたかみさま
261 :
北上さま
262 :
瑞鳳
263 :
北上様
264 :
Oh・・・言葉足らずでしで申し訳ないです。
接触艦娘安価は建造安価と違って現時点で仲間になっている艦娘(と合同戦線をはったまるゆ組)のみとなっています。
よって今回は安価下の北上様とさせて頂きます・・・申し訳ない
266 :
乙
>>最後に艦娘と安価をとって寝ます(性的な意味で)
と一瞬読み違えてしまった……
267 = 1 :
提督「いかん…少し飲みすぎたな。風に当たって来よう」フラフラ
提督「…ふぅ」
北上「あれー提督じゃん。こんな所でどうしたのー?」
提督「少し、風に当たりたくてな。酔い醒ましにはなる」
北上「ふーん…」
提督「そういう北上こそ、どうしてこんな所に?」
北上「んー…提督がいないから探しに来たって所かな」
提督「提督がいないから心配したってか」
北上「心配はしてないけどねー。せっかくだし提督とも飲みたいじゃん?どうして混ざりに来てくれなかったのさ」
提督「せっかく同型艦が揃って楽しくやってるのに水を差したら悪いと思って」
北上「提督だったら皆大歓迎だと思うんだけどなー」
提督「北上はそうでも、木曾達はそうとは限らないだろ?」
北上「頑固だねー。そこは素直に混ざりなよ」
提督「もう少し酔いを醒ましてからな」
北上「言ったね?ちゃんと後で混ざってもらうからね。ジャンジャン飲ませるから覚悟しておいてよ?」
提督「はは、お手柔らかに頼む」
北上「………」
提督「………」
北上「ねぇ、提督」
提督「どうした?」
北上「あたしさ、提督が来てくれて本当に感謝してるんだよ」
北上「あの時提督達が来なかったら、多分あたし達はあの鎮守府で壊れてたと思う。…心も身体も」
北上「でも、提督達が来てくれて…それであたし達をここに連れてきてからは状況は大きく変わった」
北上「大井っちの心配もあまりしなくていいし、皆優しいし…まぁ、少しうざいと思うのもいるけど」
北上「そんな訳だから、少なくとも私は提督の本当に感謝してる。…だから、これからもよろしくね?」
提督「…あぁ、こっちこそよろしく頼む」
北上「…ふぃー、なんかあたしも飲みすぎたのかなー?ペラペラと口が弾んじゃうよ」
提督「北上は元からそんな感じじゃないのか?」
北上「あ、そう見えちゃう?でもまぁうん…あたしももうちょっとだけここで風に当たるよ」
提督「…そうか」
北上「提督の酔いが醒めたら、しっかり談話に混ざって飲んでもらうからね」
提督「それ、2回言ったぞ」
268 = 1 :
―空母提督鎮守府―
空母提督「…大鳳は再起困難、か」
8「…主力部隊が壊滅した今、これからの作戦、どうしましょう」
空母提督「加賀達が沈んでしまったのは痛い。…だが、次に行なわなければならない作戦は目前に迫っている」
8「………」
空母提督「そして、今残っている部隊は主力部隊には遠く及ばない。彼女達だけで今まで通り作戦を遂行するのは困難だろう」
8「………」
空母提督「行うしかないか…あの戦法を」
8「………あの、提督。もし…もしですけど」
8「もし他鎮守府に助力を要請出来れば、その戦法を取らずに済むのでは艦娘「提督、緊急事態です!!」
空母提督「なんだ急に。一体何があった!?」
艦娘「この鎮守府に、未確認の深海棲艦を含む深海棲艦の大艦隊が押し寄せてきます!」
空母提督「なん…だと!?くそっ、こんな時に。今出れる艦娘は総員出動、なんとしてもこの鎮守府を守り抜くんだ!!」
艦娘「は、はい!」
8「…はっちゃんも出撃してまいります」
空母提督「いや、お前には別の任務を頼みたい」
8「別の…任務?」
空母提督「大鳳に会いに来た提督を覚えているか?あいつがいる鎮守府に救援要請を出して来てほしい」
8「わ、分かりました。…ですが、その間提督達は?」
空母提督「なんとか持ちこたえてみせるさ。他の鎮守府にも救援要請は出してみるつもりだ」
8「…絶対、死なないでください」
空母提督「俺を誰だと思ってる。死にゃしないさ」
艦娘「こんな…こんな化物が、深海棲艦にいるなんて」
レ急「………」ニィ
269 = 1 :
肝心な所で変換ミスがあったので訂正
―空母提督鎮守府―
空母提督「…大鳳は再起困難、か」
8「…主力部隊が壊滅した今、これからの作戦、どうしましょう」
空母提督「加賀達が沈んでしまったのは痛い。…だが、次に行なわなければならない作戦は目前に迫っている」
8「………」
空母提督「そして、今残っている部隊は主力部隊には遠く及ばない。彼女達だけで今まで通り作戦を遂行するのは困難だろう」
8「………」
空母提督「行うしかないか…あの戦法を」
8「………あの、提督。もし…もしですけど」
8「もし他鎮守府に助力を要請出来れば、その戦法を取らずに済むのでは艦娘「提督、緊急事態です!!」
空母提督「なんだ急に。一体何があった!?」
艦娘「この鎮守府に、未確認の深海棲艦を含む深海棲艦の大艦隊が押し寄せてきます!」
空母提督「なん…だと!?くそっ、こんな時に。今出れる艦娘は総員出動、なんとしてもこの鎮守府を守り抜くんだ!!」
艦娘「は、はい!」
8「…はっちゃんも出撃してまいります」
空母提督「いや、お前には別の任務を頼みたい」
8「別の…任務?」
空母提督「大鳳に会いに来た提督を覚えているか?あいつがいる鎮守府に救援要請を出して来てほしい」
8「わ、分かりました。…ですが、その間提督達は?」
空母提督「なんとか持ちこたえてみせるさ。他の鎮守府にも救援要請は出してみるつもりだ」
8「…絶対、死なないでください」
空母提督「俺を誰だと思ってる。死にゃしないさ」
艦娘「こんな…こんな化物が、深海棲艦にいるなんて」
レ級「………」ニィ
270 = 1 :
提督「うーん…んぁ?」
湯提督「ぐぉー…ぐぉー…」
北上「すぅ…すぅ…」
天龍「へっくし!…うぅ」ガチガチ
提督「…そういえば宴をしていたんだっけか。戻って飲みに混ざってからの記憶が凄く曖昧になっているな」
提督「龍田が修羅と化していたり突如野球拳をやりだしたりしていたような…上手く思い出せん」
提督「…少し外で頭を冷やすか。この場の惨状は見なかった事にしよう」
提督「外に出たのはいいが、やっぱり頭がガンガンする。さすがに飲みすぎた」ウプ
提督「………」
提督「……静かだな。嵐でも来そうな位に」
8「て、提督ー!」
提督「…ん?」
8「提督ー!はぁ…はぁ…やっと着きました」
提督「お前は…もしかして、空母提督の?」
8「た、助けてください!空母鎮守府が…空母鎮守府が!!」
次回:変わる事象 絶望のレ級
271 :
加賀さんが沈んでしまったでござる(´・ω・`)
272 :
かなり期待
273 :
通信で伝えたら駄目だったのか?
274 :
乙です。
そしてこれからベリーハードのお時間だ。
どんな絶望が待ち構えてるか楽しみにしてます。
275 :
>>273
残存勢力では到底かなわない
通信ではなく わざわざ8に直接行かせる
あとは分かるね?
276 = 1 :
空母提督「・・・8は鎮守府に着いた頃か」
通信艦娘「第二艦隊、全滅しました!第三艦隊ももう持ちません!」
空母提督「戦えない者の避難は完了したか?」
通信艦娘「怪我人含む戦闘に参加出来ない者の避難は完了しました。ですが、既に鎮守府は壊滅的です」
シンカイセイカンガチンジュフニシンニュウシタゾー!
モウダメダァー!コロサレルー!
空母提督「・・・ここまでか」
通信艦娘「空母提督・・・?」
空母提督「総員に告ぐ!この鎮守府は間もなく敵の手に落ちるだろう。これ以上の戦闘続行は不可能とし、全軍の撤退を許可する」
通信艦娘「空母提督!?何を言っているのですか!?」
277 = 1 :
ドォン!
空母提督「・・・驚いたな。深海棲艦は地上でも活動出来るのか」
レ級「ツマラナイナァ・・・ココノヤツラハドイツモマッタクハゴタエガナカッタ」
空母提督「・・・狙いは俺の首か?」
レ級「オマエゴトキ、ホントウハドウデモイインダケドネ。ワルイケドシンデモラウヨ」
ドッ
「・・・終わったか」
レ級「オワッタヨ。ゼンゼンハゴタエナクテツマラナカッタヨ」
空母提督「(ぐっ・・・あれは、なんだ?やつの後に現れた深海棲艦らしき何か・・・いや、あれは深海棲艦なのか?)」
「・・・まだ息があるようだな。だがこの鎮守府は潰した。後始末は任せるぞ、レ級」
レ級「マカサレタ」
空母提督「(まずい・・・意識が、遠のいていく。上に伝えなければならないことが・・・あ・・・)」
8「急いでください、こっちです!」
提督「急ぐ気持ちは分かるが、焦って先行し過ぎないでくれ」
響「重量組はかなりお酒を飲んだみたいだからね。私達が行かないと」
天龍「全くだな。・・・うぷ」
叢雲「ちょっと、こんな所で吐かないでよね」
天龍「大丈夫だ・・・」
168「あんたあれだけ飲んでてよく起きれたわね」
吹雪「あんな格好で寝ていたら嫌でも起きますよね・・・」
天龍「うっせぇ!」
8「見えて来ました!鎮守府・・・で・・・す」
吹雪「な・・・なんですか、これ」
レ級「ハロー」
一旦ここまで!
278 = 271 :
乙
これは深海提督ワンチャン?
280 :
8「あ…あぁ…み、皆…」
吹雪「鎮守府が滅茶苦茶に…ひどすぎます」
天龍「見た所お前一人のようだが…お前がこれをやったのか?」
レ級「ヒトリデヤッタワケジャナイヨ。ホカノヤツラハカエッテアトシマツヲマカサレタダケダ」
雪風「し、しれぇ…あの深海棲艦、怖いです」
提督「ばかな…何故あいつがここに」
響「司令官?」
天龍「後始末だかなんだか知らねぇが、天龍様がぶっ飛ばしてやるぜ!」ダッ
提督「よせ、天龍!お前がかなう相手じゃない!!」
天龍「んなもんやってみなきゃ分かんねぇだろ!」ジャキ
ドォン
天龍「…へっ、どんなもんだ」
レ級「ヨワスギル」ガシッ
天龍「なっ…!?」
ズガァン
天龍「がっ…はっ」
ドシャア
吹雪「て、天龍さん!?」
レ級「ハイダウンー。コノテイドジャゼンゼンマンゾクデキナイネ」
叢雲「天龍が武装も使わず一瞬で…滅茶苦茶じゃない」
提督「お前達、間違ってもやつと正面から戦おうとは思うな。…今の状態では絶対に勝てない」
吹雪「そんな…じゃあどうすれば!?」
提督「救援は呼んである。…今は逃げと生存に徹底しろ」
提督「(だが、この状況…そもそも前はこのタイミングで襲撃なんて無かったはずだ)」
提督「(あのときと異なる行動をとり続けた結果、奴らの行動も変わったのか?)」
提督「(それに、こんなに早くレ級が出るなんて…これだって予想外すぎる)」
281 = 1 :
ドッ
雪風「………へ?」
叢雲「なっ…!?」
提督「っ…!!」
レ級「ハイマタヒトリダツラクー。コンナノデタオレチャツマラナイヨ」
吹雪「が…ぁ…?おかしい…な…身体に…穴…空いて…」ドサッ
提督「吹雪ぃいいいいいい!!」
響「あ…だめだ…こんなの勝てる訳がない…」ガタガタ
レ級「ドウシタノカナオチビチャン。キョウフデカラダガウゴカナイッテ?」
提督「待て!!」
レ級「…ア?」
提督「お前達の目的は何だ?誰かの差金か?」
レ級「モクテキ?アタシハタタカエレバソレデイイネ。ソレニダレノサシガネダロウトドウダッテイイジャナイカ」
レ級「…アァ、ソウイエバアイツハネコヲサガシテルンダッケナ。ソレモモクテキノヒトツダヨット」
提督「…猫?」
レ級「デ、ソレヨリダ」
雪風「ふ、吹雪さん!」ダッ
レ級「ナカマガシンパイカ?デモソノマエニジブンノシンパイヲシナイトナァ!!」ドォン
叢雲「あぶなっ…!!」ドォン
雪風「………!!」
提督「叢雲…!!」
叢雲「焦って…自分を危険に晒すんじゃ………ないわよ」ドシャッ
雪風「叢雲…さん?」
雪風「あ…雪風の…雪風のせいで…叢雲さんが……!!」
レ級「オーオータイシタユウジョウゴッコダネ。アホクサスギテヘドガデソウダ」
提督「(次々…やられていく。こんな…また、あの時のように同じ事を繰り返すのか?)」
提督「(また…みんなが沈んでいくのを見るしか出来ないのか?)」
提督「過去に戻っても…救えないのか?」
レ級「!」
レ級「………フーン、オマエダッタノカ」
提督「…?」
レ級「オモワヌトコロデアタリヲヒクナンテネ。ワルイケドツレテイカセテモラ」ドォン!
レ級「ッ…!?」
長門「元帥直属部隊の長門だ、救援に参ったぞ」
武蔵「同じく直属部隊の武蔵だ。貴様が噂に聞くレ級とやらか」
大和「私達を相手に勝てるかしら?」
レ級「ゲンスイチョクゾクブタイ…ヒサビサニツヨソウナアイテトタタカエソウダ」
レ級「ククク…ダガイマハソレヨリユウセンスルコトガデキタ。ナゴリオシイガヒカセテモラウヨ」バッ
長門「…行ったか」
282 = 1 :
武蔵「しかしこの惨状…むごいな」
大和「とにかく、今は生存者の救助が先よ」
提督「っ!そうだ…吹雪、天龍!」ダッ
長門「お前の言う天龍はここで気絶してるやつか?なら安心しろ、命に別状はない」
武蔵「…だが吹雪のこの傷はまずいな。急いで応急処置をする。悪いが下がっていてくれ」
提督「あ、あぁ…」
大和「この子もかなりの怪我ね…そっちの子と一緒に医療施設で本格的な治療をしないとまずいわ」
雪風「叢雲……ごめんなさい…雪風のせいで…」グスッ
大和「あなたのせいじゃないわ。大丈夫、この子達は私達が助けるから」
提督「……すまない」
長門「謝る必要はない。それより、向こうで詳しい話を聞かせてもらう事になる…いいな?」
提督「…分かった」
8「空母提督……はっちゃん、戻ってきました」
空母提督「」
8「救援…連れて……戻って…きました」
空母提督「」
8「空母提督を…みんなを………助け…る…為…に」グスッ
8「戻っで…ぎだのに…なん…で」グスッ
8「何で…死んで…まだ、はっちゃんは…空母提督と…はなじだいごどが」
8「う…えぐっうあああああああああああああああん!!」
武蔵「彼女は…どうする?」
大和「今はそっとしておきましょう。…落ち着き次第、本部に連れて行けばいいわ」
283 :
>そっとしておこう……
284 = 1 :
「ほう…遂に見つけたか」
レ級「カコガドウコウイッテタカラ、タブンマチガイナイヨ」
「ククク…なるほど。しかし今回はやけに見つかるのが早かったな」
レ級「アァ、ソウイエバナンドモクリカエシテイルンダッケ?」
「あの猫がこそこそと手を打っているからな。全く、こざかしい事をしてくれる」
レ級「…ソレヨリ、コレカラドウスルノ?イッキニタタク?」
「今はまだ早い。だが泳がせておく訳にもいかん」
「レ級、お前には引き続き艦隊を率いて鍵の鎮守府周辺を潰していけ。乗り移られると厄介だからな」
レ級「リョウカイシタ」
装甲空母鬼「ズイブントシンチョウダナ」
「相手だって毎回同じではないし、対策を取られている可能性だってある。そりゃ慎重にもなる」
装甲空母鬼「ダガソレデコソテイトクダ。ワレラノトウセイヲトルダケノウツワガアル」
深海提督「当たり前だ。この俺がいる限り、貴様らの勝利は変わらんよ」
285 :
深海棲艦を率いる提督かぁ
286 = 1 :
提督「………」
長門「叢雲と吹雪は意識不明の重症、意識が戻ってもしばらくの間は復帰不可能だ」
長門「天龍は二人に比べて軽傷だが、まだ意識は戻っていない」
提督「…そうか」
長門「しかし、レ級とまともに戦って生きているだけでも幸運な事だ。あれと対峙して生きて帰った艦娘は3割にも満たない」
提督「………」
長門「…皆が心配か」
提督「それもある。…けど、気がかりな事がある」
長門「そういえば、奴は思わぬ所で当たりを…と言っていたな。あの意味は分かるか?」
提督「…いや、わからん」
長門「そうか。とにかく、病院への搬送も済んだ。後は本部にて詳しい話を聞こう」
長門「鎮守府には、武蔵が事情を説明しに行ってる。他に心配な事はあるか?」
提督「…いや、特にない」
龍田「天龍ちゃん達が重症を負ったですって?」ギロッ
武蔵「慌てるな、今は3人とも病院で治療を受けている」
龍田「今すぐその病院へ連れて行きなさい。今すぐよ」
武蔵「悪いが、許可が降りない限りは手配出来ない。諦めてくれ」
龍驤「と、とにかく落ち着こう?な?」
木曾「にしても、何で俺らをたたき起こさなかったんだろうな」
赤城「そりゃああの宴の直後で皆酒入ってますからねぇ。天龍さんがどうして起きれたのかが謎ですが」
球磨「うーん、思い出してはいけない光景がある気がするクマ」
武蔵「聞く所によると、早朝から空母提督の鎮守府から8が救援を求めに来たそうだな。恐らく、皆を起こしている時間もなかったのだろう」
霧島「それもあるでしょうけど、一番は…」
湯提督「うげぇ…うぇっぷ」
霧島「あんな状態で出られても足でまといにしかならないでしょうからね」
北上「そういや駆逐艦の皆は未成年だから酒飲んでなかったっけ」
168「特にあの4人は早起きだったから、提督の騒ぎを聞きつけても不思議じゃないでしょうね」
夕立「それで、雪風と響は何処にいるっぽい?」
武蔵「あの二人は、参考人として証言をしてもらっている。それと、君達は提督が戻るまでは活動しなくていい。私からの伝達は以上だ」
まるゆ「なんだか私達が寝ている間にすごいことになってますね」
時雨「それに、現場での生存者はほぼ皆無だったらしいからね。…僕達に何か出来る事ってあるのかな?」
赤城「待つしかないでしょうね。…私は演習場に行ってきます」
北上「あたしも、大井っちの所に戻るよ」
時雨「………」
時雨「僕達に一体、何が出来るのかな」
287 = 1 :
天龍「………」
天龍「……ここ…は?」
提督「目が覚めたか、天龍」
天龍「…提督?俺は一体…痛っ」
提督「まだあまり動くな。怪我だって治っていないんだぞ」
天龍「…そうだ、鎮守府は!?空母鎮守府はどうなったんだ!?」
提督「空母鎮守府は壊滅。俺達以外の生存者はほとんどいなかったそうだ」
天龍「………そうか」
天龍「…くそっ」
提督「………」
天龍「…他の皆は、無事なのか?」
提督「響と雪風は無事だが、叢雲と吹雪は重症を負って入院中だ」
天龍「………あの後、戦いはどうなった?」
提督「長門達が来て、奴は撤退した。それから、お前達はここに搬送された」
天龍「…………そうか」
提督「…すまない」
天龍「どうして提督が謝んだよ」
提督「俺の迂闊な判断で皆を危険に晒してしまった。それに、誰も救えなかった」
天龍「…提督のせいじゃねぇよ。俺がもっと強けりゃ、皆を守れたのに」
提督「何か食べたいものとかあるか?あるなら買って来るぞ」
天龍「いや、今はいい。…少し一人にしてくれないか?」
提督「分かった。何かあったら呼んでくれ」
天龍「………ちくしょう!!」ダンッ
一旦ここまで!
288 :
乙です。
そして大凰
289 = 288 :
誤爆してしもた…
そして大鳳ちゃん……(´;ω;`)
290 :
まだ…希望はある
三割も生き残れるって言ってるんだから…
三割もあるんだ大鳳も生き残ってるはず…
291 :
強くてニューゲーム(敵含む)
292 = 283 :
本当に漆黒の瞳孔に呑まれちゃったのか……
293 :
ちなみに追記しておくと、大鳳は病院に入院していたので鎮守府襲撃の被害にはあってません。
ー
ーーー
ーーーーー
レ級「ハロー、ソシテグッバイ」
ドッ
北上「がっ・・・みん、な・・・ごめ」ドシャッ
レ級2「ヒヒャハハハ!シネシネシネェ!!」ドォン
レ級3「クチクシテヤル!!」ドォン
青葉「ぐっ・・・がぁあああああ!!」ドォン
レ級4「ミナゴロシダァ!!」ドォン
レ級5「ジヒナンテナイヨ」ドォン
レ級6「オブツハショウドクダァ!!」ドォン
長門「ここまでか・・・ぐぁあああああああ!!」ドォン
レ級「アトハオマエダケダ」
レ級2「ブザマニ、ソシテミジメニ」
レ級「シネ」
ーーーーー
ーーー
ー
295 :
エリレの大群ならまだしも
ノーマルレ級だから…(震え声)
296 :
レ級の群れとか怖すぎwwww
297 :
えー、相手は合計何回攻撃してくるんでしょうか
298 = 291 :
Eliteとして航空戦でまとめて1回(6人分)、先制の烏賊魚雷6本、砲撃戦二巡で12発、雷撃6本(中破以上なしとして)
夜戦? 死体が夜戦を行えるわけないじゃない(震え声)
299 = 1 :
響「うわぁああああああああああああ!!」ガバッ
響「はぁっ・・・はぁっ・・・はぁっ・・・・・・夢?」
響「・・・・・・・・・ここは?」
ガチャ
響「ひっ」ビクッ
提督「・・・大丈夫か?今凄い悲鳴が聞こえたが」
響「し、司令官か」ホッ
提督「凄い汗だぞ。ほら、拭いてやるからじっとしてろ」
響「ん・・・」
ポフッ
提督「・・・響?」
響「・・・ごめん、司令官。少しだけこうしてていいかな?」
提督「・・・何かあったのか?」
響「・・・夢を見たんだ。あの時の深海棲艦が大量にいて・・・次々と仲間が沈む夢」
提督「・・・」
響「私は・・・何も出来なかった。あの時も、怖くて足が動かなかった」
提督「・・・怖かったな。でも、そんな光景を現実にはさせない」ギュッ
提督「俺が阻止する。絶対に沈めさせない」
響「・・・・・・司令官」
響「・・・・・・・・・ありがとう」ボソッ
響「・・・・・・」
響「・・・・・・・・・スゥ」
提督「(絶対に沈めさせてたまるか。あの時のような事、絶対にさせない)」
300 = 1 :
湯提督「という訳で、お前らとは一度お別れだ」
まるゆ「まるゆは少し寂しいです・・・」
龍驤「何言うとんねん。きっとまた会えるで」
木曾「お互い生きていれば、きっとまた会えるさ」
北上「そーそー、生きてればまた会えるって」
龍田「提督が帰ったら天龍ちゃんを沈めたら絶対に許さないって伝えておいて頂戴ねー」
168「目が怖いわ・・・」
夕立「また一緒に遊びたいっぽい!」
球磨「今度はゆっくり遊びたいクマ」
多摩「きっとそう遠くない内に会えるにゃ。多摩の勘がそう言ってるにゃ」
霧島「提督がいないからって、腑抜けないでくださいね?」
陸奥「そんなやわじゃないわよ。そっちも気をつけなさいよ」
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