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元スレ男「おかえり、妖精さん」
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妖精D「ここですか?」
男「いや、まだ先だね。ここでは電車に乗るの」
妖精D「電車・・・」
男「妖精って何料金なんだ?」
妖精D「そもそも乗れるんでしょうか・・・扱いはペットみたいなものですから・・・」
男「でも、今羽消して首輪も外してるせいか人間にしか見えないんだよな」
男「小学生・・・いや、中学生くらい・・・?」
男「ま、いいや、大人料金で買っとけば怒られはしないだろ」
妖精D「?」
男「いや、まだ先だね。ここでは電車に乗るの」
妖精D「電車・・・」
男「妖精って何料金なんだ?」
妖精D「そもそも乗れるんでしょうか・・・扱いはペットみたいなものですから・・・」
男「でも、今羽消して首輪も外してるせいか人間にしか見えないんだよな」
男「小学生・・・いや、中学生くらい・・・?」
男「ま、いいや、大人料金で買っとけば怒られはしないだろ」
妖精D「?」
男「降りるよー」
妖精D「おっきい駅です・・・」
男「この駅ビルの8階だよ」
妖精D「はちかい・・・大変ですね」
男「そうでもないけど?」
妖精D「さすがですね、私ならばてちゃいます」
男「エレベーターを使うからね」
妖精D「へ?」
妖精D「おっきい駅です・・・」
男「この駅ビルの8階だよ」
妖精D「はちかい・・・大変ですね」
男「そうでもないけど?」
妖精D「さすがですね、私ならばてちゃいます」
男「エレベーターを使うからね」
妖精D「へ?」
男「エレベーター。知らないか・・・これなんだけど」
妖精D「扉?」
男「この中に入って行きたい階を指定すると自動で連れていってくれます」
妖精D「ワ、ワープですか?」
男「いや、ヒモで吊ってるだけ」
妖精D「扉?」
男「この中に入って行きたい階を指定すると自動で連れていってくれます」
妖精D「ワ、ワープですか?」
男「いや、ヒモで吊ってるだけ」
男「よっしゃついた」
妖精D「すごいです!」
男「布団は・・・どこだ?」
妖精D「地図がありますよ!ここです!」ユビサシ
男「おお、ありがとう」
男「寝具寝具・・・奥か」
妖精D「いろんな商品が置いてあって面白いですね!」
男「そうだな、家具ばっかだけど。」
妖精D「すごいです!」
男「布団は・・・どこだ?」
妖精D「地図がありますよ!ここです!」ユビサシ
男「おお、ありがとう」
男「寝具寝具・・・奥か」
妖精D「いろんな商品が置いてあって面白いですね!」
男「そうだな、家具ばっかだけど。」
妖精D「おおお!布団がいっぱいです!」
男「すごいな」
妖精D「寝相が良くなる、安眠できる、掛け布団が羽根布団で軽い」
妖精D「低反発で包み込まれる感触、埃が立ちにくい、熱を貯めこんで暖かい・・・色々ありますね!」ワクテカ
男「ホントだ、すごいな・・・」
妖精D「どれを買うんですか?」
男「一番安いの」
妖精D「そ、それも大切な特徴ですよね」
男「商品カードをとってレジに行け、と」
妖精D「取りました!」
男「ありがとう、レジに行こう」
男「すごいな」
妖精D「寝相が良くなる、安眠できる、掛け布団が羽根布団で軽い」
妖精D「低反発で包み込まれる感触、埃が立ちにくい、熱を貯めこんで暖かい・・・色々ありますね!」ワクテカ
男「ホントだ、すごいな・・・」
妖精D「どれを買うんですか?」
男「一番安いの」
妖精D「そ、それも大切な特徴ですよね」
男「商品カードをとってレジに行け、と」
妖精D「取りました!」
男「ありがとう、レジに行こう」
おっつ
相変わらずDちゃんのせいで萌え禿げちまうわ
残り少ない髪持ってけこの野郎
相変わらずDちゃんのせいで萌え禿げちまうわ
残り少ない髪持ってけこの野郎
男「これお願いします」
店員「はい、少々お待ちください・・・」
男「はい」
妖精D「わくわく」
男「さっきの布団運んでくるだけだぞ?」
妖精D「あ、そう・・・ですね」テヘ
店員「こちらの商品で間違いないですか?」
男「えっと・・・はい、これです」
店員「はい、少々お待ちください・・・」
男「はい」
妖精D「わくわく」
男「さっきの布団運んでくるだけだぞ?」
妖精D「あ、そう・・・ですね」テヘ
店員「こちらの商品で間違いないですか?」
男「えっと・・・はい、これです」
男「いい布団が買えた」
妖精D「ふかふかでしたからねー」
男「さて、じゃあ帰ろうか。暗くなってきてるし」
妖精D「これ、持って帰るんですか?」
男「そうだな」
妖精D「来た道と同じ道ですか?」
男「そうなるねー、頑張ろう」
妖精D「私に任せてください!」
男「いや、見た目以上に重いしいいよ?」
妖精D「魔法で!」
男「俺を持ち上げたアレ?・・・って外で魔法はマズいって!」
妖精D「いえ、別の方法があります!」
妖精D「ふかふかでしたからねー」
男「さて、じゃあ帰ろうか。暗くなってきてるし」
妖精D「これ、持って帰るんですか?」
男「そうだな」
妖精D「来た道と同じ道ですか?」
男「そうなるねー、頑張ろう」
妖精D「私に任せてください!」
男「いや、見た目以上に重いしいいよ?」
妖精D「魔法で!」
男「俺を持ち上げたアレ?・・・って外で魔法はマズいって!」
妖精D「いえ、別の方法があります!」
男「別の・・・?」
妖精D「はい!」
男「目立たないの?」
妖精D「一瞬だけ人目につかないところで使えれば!」
男「はぁ」
男(一体何をするんだ?)
男(あ、風を使えるはずだから、圧縮袋みたいに潰して運びやすしてくれるとか?)
男(あとは・・・まさか空飛んだりはしないと思うが・・・)
妖精D「はい!」
男「目立たないの?」
妖精D「一瞬だけ人目につかないところで使えれば!」
男「はぁ」
男(一体何をするんだ?)
男(あ、風を使えるはずだから、圧縮袋みたいに潰して運びやすしてくれるとか?)
男(あとは・・・まさか空飛んだりはしないと思うが・・・)
男「何をするんでしょうか・・・」
妖精D「あとで、ブロッコリーか何か頂けますか?」
男「魔力が回復したい、と?」
妖精D「はい・・・ちょっと大がかりな魔法なので・・・」
男(なにそれ!?)
男「えと、おでんにアブラナ科の大根が入っていますが」
妖精D「じゃあ頑張ります!」
男「何を・・・」
妖精D「あとで、ブロッコリーか何か頂けますか?」
男「魔力が回復したい、と?」
妖精D「はい・・・ちょっと大がかりな魔法なので・・・」
男(なにそれ!?)
男「えと、おでんにアブラナ科の大根が入っていますが」
妖精D「じゃあ頑張ります!」
男「何を・・・」
―――人のいないなんか曲がりくねった通路の奥―――
男「ここらへんとか、いいかも」
妖精D「じゃあ、始めます」
妖精D「手を握っていただけますか?」スッ
男「あ、ハイ」ニギッ
男「えっと、何をs」
妖精D「・・・・・・・・・」ブツブツ
男(なんかマジな詠唱入ってる!?)
妖精D「・・・・・・・・・」ブツブツ
男(ええい、もうDちゃんを信用して、待つしかないな)
妖精D「えいっ」
男「ここらへんとか、いいかも」
妖精D「じゃあ、始めます」
妖精D「手を握っていただけますか?」スッ
男「あ、ハイ」ニギッ
男「えっと、何をs」
妖精D「・・・・・・・・・」ブツブツ
男(なんかマジな詠唱入ってる!?)
妖精D「・・・・・・・・・」ブツブツ
男(ええい、もうDちゃんを信用して、待つしかないな)
妖精D「えいっ」
―――一方、男家で―――
妹「よし、おでんもいい感じですね」
妹「大根にもしっかり味が染みておいしいです」モグモグ
妖精A「食べていいんです・・・か?」
妹「ちゃんと私の使命を果たせたか、味見をする権利くらいあると思うんです」
妖精B「そう・・・なんでしょうか」
妹「へい、食べてみちゃえよユー!」
妖精B「い、いえ・・・」
妖精A「私は我慢します!」
妖精C「あたしも!」
妹「えらいなぁ」
妹「よし、おでんもいい感じですね」
妹「大根にもしっかり味が染みておいしいです」モグモグ
妖精A「食べていいんです・・・か?」
妹「ちゃんと私の使命を果たせたか、味見をする権利くらいあると思うんです」
妖精B「そう・・・なんでしょうか」
妹「へい、食べてみちゃえよユー!」
妖精B「い、いえ・・・」
妖精A「私は我慢します!」
妖精C「あたしも!」
妹「えらいなぁ」
妹「私としては、主人に忠実すぎるのも良くないと思うんですよ」
妖精A「そうでしょうか?」
妖精C「言うとおりにしないと、ぶったたかれるよ?」
妹「う・・・」
妖精B「ぶったたかれるでは、すまないことも、ありました」
妖精A「[ピーーー]とか[ピーーー]とかありましたねー」
妹「ちょ、聞くだけでおぞましいです!!」
妖精A「と、言うわけで主人に忠実でないといけないんです」
妹「そ、そうですね・・・で、でも、うちの兄さんは別でしょう?」
妖精C「そうだね!」
妹「ああいう型破りな主人には型破りな態度を見せてみるのもアリだと思うんです」
妖精B「・・・それなら、そうかも」
妖精A「うーん・・・」
妖精A「そうでしょうか?」
妖精C「言うとおりにしないと、ぶったたかれるよ?」
妹「う・・・」
妖精B「ぶったたかれるでは、すまないことも、ありました」
妖精A「[ピーーー]とか[ピーーー]とかありましたねー」
妹「ちょ、聞くだけでおぞましいです!!」
妖精A「と、言うわけで主人に忠実でないといけないんです」
妹「そ、そうですね・・・で、でも、うちの兄さんは別でしょう?」
妖精C「そうだね!」
妹「ああいう型破りな主人には型破りな態度を見せてみるのもアリだと思うんです」
妖精B「・・・それなら、そうかも」
妖精A「うーん・・・」
妹「まあ、兄さんに対しては常識が通じないという事d」
ポン!!
妹「うわっ、え?え?」
男「えっ」
妖精D「た、ただいま・・・です」
男/妹「なに今の」
妖精A「テ、テレポート!!」
妖精D「ち、違うよ!」
妖精A「違うの!?」
妖精D「見た目は一緒だけど・・・」
ポン!!
妹「うわっ、え?え?」
男「えっ」
妖精D「た、ただいま・・・です」
男/妹「なに今の」
妖精A「テ、テレポート!!」
妖精D「ち、違うよ!」
妖精A「違うの!?」
妖精D「見た目は一緒だけど・・・」
男「どう違うの?」
妖精D「私が実際に行って、記憶した場所へしか飛べないんです」
妖精B「・・・その記憶した地点を、『回帰点』と言います」
妖精D「2つ3つしか覚えられないんですけど・・・」
妖精D「あと、魔力をとてもたくさん使うので、魔力が有り余っていてかつ、補給できる見込みがないと自殺行為です」
男「大変だな・・・」
妖精D「あの、このタイミングで裏切られると生きていけないかも知れないので今だけは・・・お願いします」
妹「兄さんが裏切ろうとも私が匿ってあげますとも!」
男「まぁ、無いけど」
妖精D「私が実際に行って、記憶した場所へしか飛べないんです」
妖精B「・・・その記憶した地点を、『回帰点』と言います」
妖精D「2つ3つしか覚えられないんですけど・・・」
妖精D「あと、魔力をとてもたくさん使うので、魔力が有り余っていてかつ、補給できる見込みがないと自殺行為です」
男「大変だな・・・」
妖精D「あの、このタイミングで裏切られると生きていけないかも知れないので今だけは・・・お願いします」
妹「兄さんが裏切ろうとも私が匿ってあげますとも!」
男「まぁ、無いけど」
妹「で、兄さん」
男「はいな」
妹「回帰点回帰<リヴァース・ポイント>・・・いかがでしょう」
男「中二か」
妖精D「あと、それだとただの回帰点になってしまいますね」
妹「回帰点回帰<リヴァース・ポイント=リヴァース>・・・!」
男「厨二か」
男「あと、ヴァはやめい」
妹「リバースだとre-birthと間違えられる可能性が」
男「ないない」
妹「reverse」
男「無駄に流暢!」
男「はいな」
妹「回帰点回帰<リヴァース・ポイント>・・・いかがでしょう」
男「中二か」
妖精D「あと、それだとただの回帰点になってしまいますね」
妹「回帰点回帰<リヴァース・ポイント=リヴァース>・・・!」
男「厨二か」
男「あと、ヴァはやめい」
妹「リバースだとre-birthと間違えられる可能性が」
男「ないない」
妹「reverse」
男「無駄に流暢!」
男「あ、お礼しないと」
妹「食器洗いの件もお忘れなく」
男「AちゃんDちゃんありがとうね」チャリンチャリン
妹「といいますか、なぜ宅配にしなかったんですか?」
男「お届けが明日以降になっちゃうらしいから」
妹「なるほど」
妹「食器洗いの件もお忘れなく」
男「AちゃんDちゃんありがとうね」チャリンチャリン
妹「といいますか、なぜ宅配にしなかったんですか?」
男「お届けが明日以降になっちゃうらしいから」
妹「なるほど」
男「夕食です!」
妹「おでんです!」
男「面倒は見てくれた?」
妹「はい!バッチリです!」
男「おお、そうか」
妹「大根にもバッチリ味染みてます!」
男「そうかそうか」
男「ちょっと待て、何故知っている」
妹「ハッ!!」
妹「おでんです!」
男「面倒は見てくれた?」
妹「はい!バッチリです!」
男「おお、そうか」
妹「大根にもバッチリ味染みてます!」
男「そうかそうか」
男「ちょっと待て、何故知っている」
妹「ハッ!!」
妹「説教されました・・・」
男「さて、食べましょうか!」
妖精B「ごはん、よそりました・・・!」
男「いちおう説明しますが、今妹がつついてる感じのやつは魚の肉です」
妹「ちなみに名前はさつま揚げ」
男「興味があったら食べてみて、レベルです」
男「肉じゃないのは・・・この大根と、昆布、餅入り巾着、こんにゃく、ロールキャベツ、がんもどきも豆腐だから野菜かな?」
妹「ロールキャベツは肉がつまってますけどね」
男「いや、今回は詰めてないんだ」
妹「ひ、ひどい」
男「さて、食べましょうか!」
妖精B「ごはん、よそりました・・・!」
男「いちおう説明しますが、今妹がつついてる感じのやつは魚の肉です」
妹「ちなみに名前はさつま揚げ」
男「興味があったら食べてみて、レベルです」
男「肉じゃないのは・・・この大根と、昆布、餅入り巾着、こんにゃく、ロールキャベツ、がんもどきも豆腐だから野菜かな?」
妹「ロールキャベツは肉がつまってますけどね」
男「いや、今回は詰めてないんだ」
妹「ひ、ひどい」
男「そうそう、卵もあるからご自由に」
妖精C「うまうま」
妖精A「これおいしいです」
男「それはゴボウ巻きだな」
妹「中身はお野菜ですからね」
妖精D「さつま揚げもおいしいです!」
男「おお!」
妖精C「うまうま」
妖精A「これおいしいです」
男「それはゴボウ巻きだな」
妹「中身はお野菜ですからね」
妖精D「さつま揚げもおいしいです!」
男「おお!」
妹「ごちそうさまでした」
妖精「ごちそうさまでした!」
妖精D「・・・あの、申し訳ありません、こんなに残してしまって・・・」
男「へ?あぁ、大丈夫、これ一日で食べきらないことを前提に多目に作ったから」
妖精D「そうだったんですか、よかった・・・」
男「今日のお皿洗いは?」
妖精C「あたし!」
男「今日のお風呂1番目は?」
妖精A「私と!」
妖精D「私です!」
男「妹、お風呂つけて。頼んだ」
妹「はーい」
妖精C「あらいおわった!」
男「お駄賃どうぞ」チャリン
妖精C「わぁい!」
男「さて、そろそろお風呂沸いた?」
妹「そろそろです」
<オフロガワキマシター
妹「ナイスタイミング」
妖精B「あの・・・」
男「お、なに?」
妖精B「こんなことをご相談するのも烏滸がましいとは重々承知なのですが・・・」
男「そんな前置きしなくても」
男「お駄賃どうぞ」チャリン
妖精C「わぁい!」
男「さて、そろそろお風呂沸いた?」
妹「そろそろです」
<オフロガワキマシター
妹「ナイスタイミング」
妖精B「あの・・・」
男「お、なに?」
妖精B「こんなことをご相談するのも烏滸がましいとは重々承知なのですが・・・」
男「そんな前置きしなくても」
妖精B「あ・・・でも、やっぱり・・・」
妹「言っておいた方がいいと思いますよ?」
妖精A「後で後悔しても難だしね!」
男「そうそう」
妹「さっきも型破りな事をしてもいい、って話したじゃないですか!」
妖精B「・・・あ、あの逃げ出した私の友達の話、なんですが・・・」
男「ああ、Eちゃんか」
妖精B「彼女が、SOS信号を出しているみたいなんです・・・」
男「え!?」
妹「な、なんだってー!」
妹「言っておいた方がいいと思いますよ?」
妖精A「後で後悔しても難だしね!」
男「そうそう」
妹「さっきも型破りな事をしてもいい、って話したじゃないですか!」
妖精B「・・・あ、あの逃げ出した私の友達の話、なんですが・・・」
男「ああ、Eちゃんか」
妖精B「彼女が、SOS信号を出しているみたいなんです・・・」
男「え!?」
妹「な、なんだってー!」
・・・今日はここまでとなります。
>>412から本日分です。
ご覧頂きありがとうございます!
ついにEちゃんに焦点が。
さあ、男たちはSOS信号を出したEちゃんを救う事は出来るのか!?
・・・というSSで次回更新を期待させるという謎展開。
>>412から本日分です。
ご覧頂きありがとうございます!
ついにEちゃんに焦点が。
さあ、男たちはSOS信号を出したEちゃんを救う事は出来るのか!?
・・・というSSで次回更新を期待させるという謎展開。
うおぉぉぉぉEちゃぁぁぁん!
俺が助けに行くからねぇぇぇ…………ふぅ
俺が助けに行くからねぇぇぇ…………ふぅ
妖精B「Eが、SOS信号を出しているみたいなんです・・・」
男「え!?」
妹「な、なんだってー!」
男「そのSOS信号は他のみんなにも聞こえてるの?」
妖精D「いえ、恐らくEは歌の妖精ですから・・・特定の周波数を友達に教えることでその相手にテレパシーを送れる能力持ちなんだと思います」
妖精B「そうです!・・・」
妹「番号が分かれば通話できる、電話みたいな物ですね」
男「電話か・・・」
男「え!?」
妹「な、なんだってー!」
男「そのSOS信号は他のみんなにも聞こえてるの?」
妖精D「いえ、恐らくEは歌の妖精ですから・・・特定の周波数を友達に教えることでその相手にテレパシーを送れる能力持ちなんだと思います」
妖精B「そうです!・・・」
妹「番号が分かれば通話できる、電話みたいな物ですね」
男「電話か・・・」
男「こっちから発信はできないのか?」
妖精B「・・・ごめんなさい、私は受信しかできません・・・」
妹「そうですか・・・。SOS信号の中に場所の手掛かりは?」
妖精B「・・・『森、洞窟にいる助けて』って言ってます」
男「範囲が広すぎる・・・」
妖精B「・・・ごめんなさい、私は受信しかできません・・・」
妹「そうですか・・・。SOS信号の中に場所の手掛かりは?」
妖精B「・・・『森、洞窟にいる助けて』って言ってます」
男「範囲が広すぎる・・・」
妹「そもそも罠という可能性は・・・?」
男「ワナ?」
妹「何者かのなり済ましとか・・・」
妹「確か、魔法を封じる首輪つけてましたよね?通信なんて出来るんでしょうか」
妖精A「あ、ご主人様が押した"首輪のロック外すボタン"を押すと、5人全員のロックが外れるようになってましたから・・・」
妹「なるほど!『今ならまだ間に合うと思います』ってセリフは首輪解除の電波もまだ届くという伏線だったんですね!」
男「そんなわけあるか」
妖精D「携帯のように電波ジャック出来るような方法で通信してるわけではないので、間違いなく本人です!」
男「ワナ?」
妹「何者かのなり済ましとか・・・」
妹「確か、魔法を封じる首輪つけてましたよね?通信なんて出来るんでしょうか」
妖精A「あ、ご主人様が押した"首輪のロック外すボタン"を押すと、5人全員のロックが外れるようになってましたから・・・」
妹「なるほど!『今ならまだ間に合うと思います』ってセリフは首輪解除の電波もまだ届くという伏線だったんですね!」
男「そんなわけあるか」
妖精D「携帯のように電波ジャック出来るような方法で通信してるわけではないので、間違いなく本人です!」
妖精A「森って、たぶん私たちが生まれた森じゃないかな」
妖精D「あそこはもう枯れちゃってるのに・・・」
妹「目星があるなら、早くそこへ探しにいきましょう!」
男「おう・・・じゃあこれを」
妹「ブロッコリー?」
男「魔力回復が出来るかなって」
妹「なるほど」
妖精D「あそこはもう枯れちゃってるのに・・・」
妹「目星があるなら、早くそこへ探しにいきましょう!」
男「おう・・・じゃあこれを」
妹「ブロッコリー?」
男「魔力回復が出来るかなって」
妹「なるほど」
男「森に来た」
妹「暗いですし、手分けして探すのは寧ろ危険ですね」
男「じゃあ、みんなはぐれないようにお願いします」
妖精C「うん!」
妖精D「いきなりですけど、目の前に洞穴が」
妹「じゃあ突入です!」
男「待って」
男「人間が行くと警戒すると思うから、誰か見てきてくれますか?」
妹「あ、そうか・・・」
妖精B「じゃあ私が・・・」ガサガサ
男「入口で待ってるから」
妹「暗いですし、手分けして探すのは寧ろ危険ですね」
男「じゃあ、みんなはぐれないようにお願いします」
妖精C「うん!」
妖精D「いきなりですけど、目の前に洞穴が」
妹「じゃあ突入です!」
男「待って」
男「人間が行くと警戒すると思うから、誰か見てきてくれますか?」
妹「あ、そうか・・・」
妖精B「じゃあ私が・・・」ガサガサ
男「入口で待ってるから」
・・・
妖精B「・・・いません」
妖精B「・・・!通信聞こえました」
妖精D「!」
男「な、何かヒントになりそうなことは言ってない?」
妖精B「『お腹空いた・・・。あ、満月だ、おいしそう・・・食べられないかなぁ』」
男「・・・」
妖精C「・・・」
妖精A[・・・」
妖精B「・・・いません」
妖精B「・・・!通信聞こえました」
妖精D「!」
男「な、何かヒントになりそうなことは言ってない?」
妖精B「『お腹空いた・・・。あ、満月だ、おいしそう・・・食べられないかなぁ』」
男「・・・」
妖精C「・・・」
妖精A[・・・」
男「本当にSOS信号なのか!?」
妖精B[そ、そのはず・・・なんですけど・・・」
男「twitterか何かと勘違いしてるんじゃ」
妖精C「ついった?」
妹「・・・いえ、このつぶやきは情報満載です」
男「つぶやきって言っちゃったよ」
妹「まず、満月の見える山のこっち側に居る可能性大ですね」
男「・・・なるほど」
妹「あと、そんなに中の方には居ないようですね。月を見ているという事は。」
男「さっきみたいに中まで調べなくていいなら時間が短縮できるな」
妖精A「入り口近くで呼んでみればいいですね!」
妖精B[そ、そのはず・・・なんですけど・・・」
男「twitterか何かと勘違いしてるんじゃ」
妖精C「ついった?」
妹「・・・いえ、このつぶやきは情報満載です」
男「つぶやきって言っちゃったよ」
妹「まず、満月の見える山のこっち側に居る可能性大ですね」
男「・・・なるほど」
妹「あと、そんなに中の方には居ないようですね。月を見ているという事は。」
男「さっきみたいに中まで調べなくていいなら時間が短縮できるな」
妖精A「入り口近くで呼んでみればいいですね!」
男「みんな、居る?」
妖精D「D、居ます!」
妖精C「Cも居るよ!」
妹「妹、居ますよ」
妖精B「B・・・居ます」
妖精A「A居ますっ」
男「よし・・・」
妹「あ、ここに穴が」
妖精A「おーい!」
「・・・」
「・・・」
男「ハズレか・・・」
妖精D「D、居ます!」
妖精C「Cも居るよ!」
妹「妹、居ますよ」
妖精B「B・・・居ます」
妖精A「A居ますっ」
男「よし・・・」
妹「あ、ここに穴が」
妖精A「おーい!」
「・・・」
「・・・」
男「ハズレか・・・」
妹「もっと上ですかね・・・」
男「そんなにたくさん洞穴があるのかこの森は・・・」
妖精D「そんなことはないと思うんですが・・・」
男「ここに洞窟!」
妖精C「おーーい!」
「・・・」
妹「居ないようですね・・・」
男「そんなにたくさん洞穴があるのかこの森は・・・」
妖精D「そんなことはないと思うんですが・・・」
男「ここに洞窟!」
妖精C「おーーい!」
「・・・」
妹「居ないようですね・・・」
男「Eちゃんからの新しいつぶやきは?」
妖精B「来てません・・・」
妹「つぶやきの送信にはどのくらいの魔力が居るんでしょうか・・・?」
妖精D「そんなにたくさんは要りませんけど・・・」
妹「そのつぶやきも来ないという事は・・・ヤバいんじゃないですか?」
男「早く次行こう!」
妖精B「来てません・・・」
妹「つぶやきの送信にはどのくらいの魔力が居るんでしょうか・・・?」
妖精D「そんなにたくさんは要りませんけど・・・」
妹「そのつぶやきも来ないという事は・・・ヤバいんじゃないですか?」
男「早く次行こう!」
妖精A「ご、ご主人様っ!あれ!」
男「何だ?」
妖精E「・・・」
妹「Eちゃんです!そう呼んだことはありませんが!」
男「洞穴から出て倒れてるなんて・・・」
妖精D「みてきます!!」
男「頼む!」
妹「私たちは・・・?」
男「とりあえず隠れよう、驚かせないように」
男「何だ?」
妖精E「・・・」
妹「Eちゃんです!そう呼んだことはありませんが!」
男「洞穴から出て倒れてるなんて・・・」
妖精D「みてきます!!」
男「頼む!」
妹「私たちは・・・?」
男「とりあえず隠れよう、驚かせないように」
妖精C「大丈夫!?」ユサユサ
妖精E「・・・ダメ・・・みたい、もうテレパシー飛ばすだけの・・・魔翌力もないし・・・」
妖精E「辛うじて、みつけた魔法の草も、もうないし・・・」
妖精E「最後に・・・その、みんなに会えて、良かっ」
妖精A「遺言を残す暇があったらこれ食べて!」グイッ
妖精E「むぐぉあ!」
妖精E「・・・ダメ・・・みたい、もうテレパシー飛ばすだけの・・・魔翌力もないし・・・」
妖精E「辛うじて、みつけた魔法の草も、もうないし・・・」
妖精E「最後に・・・その、みんなに会えて、良かっ」
妖精A「遺言を残す暇があったらこれ食べて!」グイッ
妖精E「むぐぉあ!」
妖精E「なにっ、これぇ・・・」モシャ
妖精B「・・・HPとMPを同時に回復できるアイテム?」
妖精E「ほ、ほんとだ・・・」
妖精E「でも、別にそんな高級品、、、いらなかった」
妖精E「一回死んで、復活すれば・・・」
妖精D「ところがそうもいかないみたい・・・」
妖精E「え?」
妖精B「・・・HPとMPを同時に回復できるアイテム?」
妖精E「ほ、ほんとだ・・・」
妖精E「でも、別にそんな高級品、、、いらなかった」
妖精E「一回死んで、復活すれば・・・」
妖精D「ところがそうもいかないみたい・・・」
妖精E「え?」
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