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元スレ男「おかえり、妖精さん」
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―――即売会場前―――
妖精D「つ、着いたね」
妖精A「緊張する・・・」
妖精C「ここからきたのに?」
妖精D「し、しばらく来てなかったからね」
妖精B「D、ノックとかよろしく・・・」
妖精D「い、よーしっ!」
妖精D「つ、着いたね」
妖精A「緊張する・・・」
妖精C「ここからきたのに?」
妖精D「し、しばらく来てなかったからね」
妖精B「D、ノックとかよろしく・・・」
妖精D「い、よーしっ!」
コンコン
妖精D「・・・」ドキドキ
ガチャ
商人「あぁ!?どなた?」
妖精D「あ、あのっ!」
商人「妖精?」
妖精D「あ、あの、私たち、先週売られた、妖精でっ」
妖精A「商人様にお礼をする為に、帰ってきました・・・!」
商人「・・・へぇ・・・」
商人「おかえり、妖精さん」ニタァ
妖精D「・・・」ドキドキ
ガチャ
商人「あぁ!?どなた?」
妖精D「あ、あのっ!」
商人「妖精?」
妖精D「あ、あの、私たち、先週売られた、妖精でっ」
妖精A「商人様にお礼をする為に、帰ってきました・・・!」
商人「・・・へぇ・・・」
商人「おかえり、妖精さん」ニタァ
―――一方で大学―――
友「ちっ、怒られたぜ」
男「逆に俺らを見習って静かにしてみたらいいんじゃないか」
妹「・・・友先輩はいつもうるさいですよ」
友「フ、フルボッコやめて!」
男「はぁ・・・」
友「あ!ごめん!」
友(扱いづらいな!妖精いなくなったくらいで扱いづらいな!!)
友「ちっ、怒られたぜ」
男「逆に俺らを見習って静かにしてみたらいいんじゃないか」
妹「・・・友先輩はいつもうるさいですよ」
友「フ、フルボッコやめて!」
男「はぁ・・・」
友「あ!ごめん!」
友(扱いづらいな!妖精いなくなったくらいで扱いづらいな!!)
友「そっ、そうだ!新しい妖精を買いに行こう!今日!」
妹「いいです」
友「そんなこと言わずに!な?」
妹「他の子を連れてこられても」
妹「失って嘆いているのはカラダではないので」
友「う゛っ」
友「き、きっとまた、その子たちみたいな純粋な妖精に出会えるって!」
妹「いいです」
友「そんなこと言わずに!な?」
妹「他の子を連れてこられても」
妹「失って嘆いているのはカラダではないので」
友「う゛っ」
友「き、きっとまた、その子たちみたいな純粋な妖精に出会えるって!」
友「別に、今日別れた妖精と、浮気はしないみたいな事は言ってないんだろ?」
男「・・・」
妹「あの子たちじゃないと、ダメなんですよ・・・!」
男「俺は・・・」
男「俺は、新しい妖精もありだと思う」
妹「兄さん!?」
男「・・・」
妹「あの子たちじゃないと、ダメなんですよ・・・!」
男「俺は・・・」
男「俺は、新しい妖精もありだと思う」
妹「兄さん!?」
男「俺さ、遊園地の観覧車から枯れた山々を見て、人間って酷い事したんだなって思ったんだ」
妹「それは私も思いましたけど・・・」
男「それで、その償いをしないといけないって思った」
男「それってすなわち妖精を飼って、楽な生活さえてやる事じゃないかな」
妹「それは・・・」
妹「それは私も思いましたけど・・・」
男「それで、その償いをしないといけないって思った」
男「それってすなわち妖精を飼って、楽な生活さえてやる事じゃないかな」
妹「それは・・・」
男「もちろんあの子たちが帰ってくるならそっちのがいいとは思ってる。身勝手だけど。でも、帰ってこないんだ」
男「それなら、別の妖精を幸せにしてあげたいと思うな」
妹「私は!商人の所へ駈け込んで、あの子たちを保護してやりたいと思うんです!」
男「そんな事をしたら・・・商人とあの子たちの意見が一致してるんだから、お前つかまるぞ・・・」
妹「っ!!兄さんの馬鹿!分からずや!」ダッ
友「ちょ、ちょっと!」
男「・・・」
友「まだ授業中なのに・・・」
男「それなら、別の妖精を幸せにしてあげたいと思うな」
妹「私は!商人の所へ駈け込んで、あの子たちを保護してやりたいと思うんです!」
男「そんな事をしたら・・・商人とあの子たちの意見が一致してるんだから、お前つかまるぞ・・・」
妹「っ!!兄さんの馬鹿!分からずや!」ダッ
友「ちょ、ちょっと!」
男「・・・」
友「まだ授業中なのに・・・」
―――放課後―――
友「良いのかよ・・・妹ちゃん放っといて・・・」
男「大丈夫だ、そんなバカみたいな事するようなやつじゃない」
友「それはそうだろうけど・・・」
男「それで?3限終わりだけど、もう店やってんの?」
友「さすがに・・・まだまだ時間かかるな」
男「そうか・・・」
友「茶でも飲もうぜ。気晴らしにもなるさ」
男「分かった、行こう」
友「良いのかよ・・・妹ちゃん放っといて・・・」
男「大丈夫だ、そんなバカみたいな事するようなやつじゃない」
友「それはそうだろうけど・・・」
男「それで?3限終わりだけど、もう店やってんの?」
友「さすがに・・・まだまだ時間かかるな」
男「そうか・・・」
友「茶でも飲もうぜ。気晴らしにもなるさ」
男「分かった、行こう」
―――妹家―――
妹「何か・・・」カチャカチャ
妹「何か情報は無いんですか・・・」カチャカチャ
妹「何か、商人とやらの事が嫌になるような情報は・・・」カタカタ
妹(そんな事を調べて、本当にあの子たちの為になるんでしょうか・・・・)
妹「い、今はまず、取り返すことが先決」
妹「とにかくあの子たちを説得できるような情報を探さないと・・・」
妹「何か・・・」カチャカチャ
妹「何か情報は無いんですか・・・」カチャカチャ
妹「何か、商人とやらの事が嫌になるような情報は・・・」カタカタ
妹(そんな事を調べて、本当にあの子たちの為になるんでしょうか・・・・)
妹「い、今はまず、取り返すことが先決」
妹「とにかくあの子たちを説得できるような情報を探さないと・・・」
―――夜、即売会場―――
友「よし、そろそろ始まるな」
男「そうか・・・」
友「どんなのを買うんだ?」
男「ソフト、だろうな。金銭的に」
友「だよなー」
友「よし、そろそろ始まるな」
男「そうか・・・」
友「どんなのを買うんだ?」
男「ソフト、だろうな。金銭的に」
友「だよなー」
男「出来れば3人以上欲しいな」
友「多い方が楽しいか?」
男「それもあるし、2人以上だと、人間に対して恐怖を抱いても、仲間内で相談したりできるし」
友「確かに俺も知らないとこに一人で出されたら不安だわ」
男「だから、3人くらいのグループにすれば、わりと早くなじめるかなって」
友「なるほどなるほど。俺も参考にしよう」
友「多い方が楽しいか?」
男「それもあるし、2人以上だと、人間に対して恐怖を抱いても、仲間内で相談したりできるし」
友「確かに俺も知らないとこに一人で出されたら不安だわ」
男「だから、3人くらいのグループにすれば、わりと早くなじめるかなって」
友「なるほどなるほど。俺も参考にしよう」
商人「レディースエンドジェントルメーン!」
友「大半がジェントルマンだがな」
男「『紳士』何て一人もいないだろ・・・」
商人「本日一発目はこちら!なんとソフト一匹でなんと!10000円ポッキリだ!」
シィーーーン……
……
……
商人「おや?本日は新参さん無しですか」
商人「じゃあ、1500円から。開始!」
友「大半がジェントルマンだがな」
男「『紳士』何て一人もいないだろ・・・」
商人「本日一発目はこちら!なんとソフト一匹でなんと!10000円ポッキリだ!」
シィーーーン……
……
……
商人「おや?本日は新参さん無しですか」
商人「じゃあ、1500円から。開始!」
―――妹家―――
妹「そんな情報出てこない・・・か」
妹「時間的にも・・・もう兄さんは即売会場に居るでしょうし」
妹「私の負けですね・・・」
妹「・・・・・・いえ、兄さんが新しく妖精を買ってきても、まだ戦いが終わるわけじゃありません」
妹「私はあの子たちの為に、商人の悪どい情報を見つけて見せます!」
妹「そんな情報出てこない・・・か」
妹「時間的にも・・・もう兄さんは即売会場に居るでしょうし」
妹「私の負けですね・・・」
妹「・・・・・・いえ、兄さんが新しく妖精を買ってきても、まだ戦いが終わるわけじゃありません」
妹「私はあの子たちの為に、商人の悪どい情報を見つけて見せます!」
―――再び即売会場―――
友「今の2人組とかよくなかったか?」
男「良いんだろうが・・・。あんまり、欲しいと思わなかったな」
商人「じゃあ、次!次はこの3人組!」
商人「えっと?調教はソフト。値段は3匹で4000円!どうだ!」
友「男、俺、この子らにしようと思うけどいいか?」
男「いいよ」
友「はい!」
友「今の2人組とかよくなかったか?」
男「良いんだろうが・・・。あんまり、欲しいと思わなかったな」
商人「じゃあ、次!次はこの3人組!」
商人「えっと?調教はソフト。値段は3匹で4000円!どうだ!」
友「男、俺、この子らにしようと思うけどいいか?」
男「いいよ」
友「はい!」
友「よしよし、4600円で落とせた」
男「おめでとう」
友「おう、お前もいい子が見つかるといいな」
商人「次は?・・・と、次はハードの子だよ!」
商人「この子だ、はいドーン!なんとこの子が9800円から!どうだ?」
友「未調教だとかハードは高えなぁ・・・」
友「やっぱいちゃラブすんなら未調教だろうけど、高くちゃ出来るもんも出来ない」
男「そう・・・だな」
男「おめでとう」
友「おう、お前もいい子が見つかるといいな」
商人「次は?・・・と、次はハードの子だよ!」
商人「この子だ、はいドーン!なんとこの子が9800円から!どうだ?」
友「未調教だとかハードは高えなぁ・・・」
友「やっぱいちゃラブすんなら未調教だろうけど、高くちゃ出来るもんも出来ない」
男「そう・・・だな」
商人「よしよし、売れたな。次行こうか次」
商人「えっと次は?ああ、5人組か」
商人「檻持ってきてー。はいはいアリガト」
商人「はい、こいつら5匹で20000円!どうだ!」
男「!!」
友「おっ、男。5匹セットだぞ。狙っ・・・男?」
商人「高いって?まぁまぁ、こいつらには面白い話があるんだ聞いてくれ」
商人「前にもこいつらを売ったんだが、1週間ちょっとで俺のとこに戻ってきたんだ」
商人「そんで、『御恩返しさせてください!』だってさ、笑えるよなww」
男「・・・」
商人「えっと次は?ああ、5人組か」
商人「檻持ってきてー。はいはいアリガト」
商人「はい、こいつら5匹で20000円!どうだ!」
男「!!」
友「おっ、男。5匹セットだぞ。狙っ・・・男?」
商人「高いって?まぁまぁ、こいつらには面白い話があるんだ聞いてくれ」
商人「前にもこいつらを売ったんだが、1週間ちょっとで俺のとこに戻ってきたんだ」
商人「そんで、『御恩返しさせてください!』だってさ、笑えるよなww」
男「・・・」
商人「そんな期待に満ちた表情のとこを眠らせてやったから、こいつらを買えばもれなく絶望を味あわせてやることができるってこった!」
シィーーーン
商人「あ?案外反応悪いな。んー・・・なら10000円から!どうだ!」
友「お、おい、男?」
男「・・・」ワナワナ
男「・・・」
男「ふう・・・」グッ
男「・・・・・・はい!」
シィーーーン
商人「あ?案外反応悪いな。んー・・・なら10000円から!どうだ!」
友「お、おい、男?」
男「・・・」ワナワナ
男「・・・」
男「ふう・・・」グッ
男「・・・・・・はい!」
友「なあ、話を聞いた限りじゃ、その妖精って・・・」
男「・・・ああ」
友「マジで?」
男「友」
友「え?あ、何?」
男「ありがとうな」
友「っ!そ、そんな面と向かって言うなよ恥ずかしい!」
男「・・・ああ」
友「マジで?」
男「友」
友「え?あ、何?」
男「ありがとうな」
友「っ!そ、そんな面と向かって言うなよ恥ずかしい!」
―――即売会終了後―――
商人「あいよ、お前さんの妖精だ」
友「あざーっす!」
商人「で、お前さんは・・・ん?前にも見た事がある気がするな。常連か?」
男「いえ、常連と言うほどでは」
商人「そうか、まぁごひいきにして下さんな。お前さんはこの5匹だったか」
商人「お前さんがめいっぱい楽しめるように、首輪の他に手枷足枷口枷、耳栓に目隠しをサービスしておいたぞ!」
友「すげえ!ハード仕様じゃん!」
男「そんなのいらん!」
商人「そうか?じゃあ自分で取ってやんな。おら、枷のカギだ」
商人「あいよ、お前さんの妖精だ」
友「あざーっす!」
商人「で、お前さんは・・・ん?前にも見た事がある気がするな。常連か?」
男「いえ、常連と言うほどでは」
商人「そうか、まぁごひいきにして下さんな。お前さんはこの5匹だったか」
商人「お前さんがめいっぱい楽しめるように、首輪の他に手枷足枷口枷、耳栓に目隠しをサービスしておいたぞ!」
友「すげえ!ハード仕様じゃん!」
男「そんなのいらん!」
商人「そうか?じゃあ自分で取ってやんな。おら、枷のカギだ」
友「じゃあ今日はここで」
男「おう」
友「良かったな、男」
男「そうだな!」
友「明日からは元気に大学こいよ!」
男「もちろんだ!」
友「またなー」
男「おう」
友「良かったな、男」
男「そうだな!」
友「明日からは元気に大学こいよ!」
男「もちろんだ!」
友「またなー」
―――男家―――
男「・・・」
妖精A「むぅー!」
男「口のを外してみよう」カチャン
妖精A「ぷわっ、な、何でこんなことするんですかぁ・・・」
妖精A「商人様・・・?」
男「な、なんかすごい背徳的な気分になってきた」
男「・・・」
妖精A「むぅー!」
男「口のを外してみよう」カチャン
妖精A「ぷわっ、な、何でこんなことするんですかぁ・・・」
妖精A「商人様・・・?」
男「な、なんかすごい背徳的な気分になってきた」
男「もう、解放してあげよう」
妖精A「あうっ、眩し・・・あれ?」
妖精A「・・・?」
男「えっと・・・やぁ」
妖精A「こ、こんばんは・・・あれ?」
妖精A「ど、どういう状況・・・なんでしょう?」
男「とりあえずAちゃんだけの拘束品を取っ払ってみた次第です」
妖精A「え・・・?」
妖精A「あうっ、眩し・・・あれ?」
妖精A「・・・?」
男「えっと・・・やぁ」
妖精A「こ、こんばんは・・・あれ?」
妖精A「ど、どういう状況・・・なんでしょう?」
男「とりあえずAちゃんだけの拘束品を取っ払ってみた次第です」
妖精A「え・・・?」
男「皆のも外してやらないと・・・」
妖精B「あ、あれ・・・?」
妖精E「ご、ご主人様、何でここに?」
男「いや、俺の家だからな」
妖精D「ご、ご主人様・・・?」
男「はい、そうです」
妖精C「あれ?ここ、朝みた気がするー」
男「みたと・・・思うよ」
妖精D「ご、ご主人様?泣いて・・・?」
男「い、いや、泣いてない、断じて泣いてない!」ゴシゴシ
妖精B「いや、泣いてます・・・」
男「だって・・・だってッ!」
男「ほんのちょっとの間だったけど!居なくなって寂しかった!!」
男「きっともう帰ってきてくれないと思って!寂しかった・・・」
妖精A「ご主人様・・・」
男「自分たちの意思じゃないと思うけど、それでも帰ってきてくれて嬉しいんだ」
男「おかえり、妖精さん」ニコッ
男「妖精さんたちが帰ってきてくれて、すごく幸せだ!」ギュッ
妖精D「あう・・・///」
男「だって・・・だってッ!」
男「ほんのちょっとの間だったけど!居なくなって寂しかった!!」
男「きっともう帰ってきてくれないと思って!寂しかった・・・」
妖精A「ご主人様・・・」
男「自分たちの意思じゃないと思うけど、それでも帰ってきてくれて嬉しいんだ」
男「おかえり、妖精さん」ニコッ
男「妖精さんたちが帰ってきてくれて、すごく幸せだ!」ギュッ
妖精D「あう・・・///」
―――妹家―――
妹「そんな小さな町の一商人の事なんかさすがにネットじゃ出てきませんね」
<ピンポーン
妹「誰でしょう?」ポチ
男『俺だー、開けてくれ』
妹「兄さん?今さら何ですか?あ、今日買ってきた妖精さんのご紹介ですか」
男『・・・まあそんなものだな。』
妹「すみません、今調べ物で忙しいので明日でも・・・」
男「え?今がいいな」
妹「そんな小さな町の一商人の事なんかさすがにネットじゃ出てきませんね」
<ピンポーン
妹「誰でしょう?」ポチ
男『俺だー、開けてくれ』
妹「兄さん?今さら何ですか?あ、今日買ってきた妖精さんのご紹介ですか」
男『・・・まあそんなものだな。』
妹「すみません、今調べ物で忙しいので明日でも・・・」
男「え?今がいいな」
妹「全く兄さんは・・・。前回買った時も私にすがってきましたよね」
男『そうだっけ』
妹「まぁ、どうしても私の力が必要だというなら行きますよ」
男『実は連れてきてる』
妹「へえ、従順じゃないですか。良いでしょう、見ますよ」
妹「今出るんで、待っててください」
男『はーい』
妹「はいどうも、出てきましたよ」
妹「・・・居ないじゃないですか?」
男「ちょっと、色々あって、隠れてる」
妹「はあ」
男「おーい、出てこいよー」
男『そうだっけ』
妹「まぁ、どうしても私の力が必要だというなら行きますよ」
男『実は連れてきてる』
妹「へえ、従順じゃないですか。良いでしょう、見ますよ」
妹「今出るんで、待っててください」
男『はーい』
妹「はいどうも、出てきましたよ」
妹「・・・居ないじゃないですか?」
男「ちょっと、色々あって、隠れてる」
妹「はあ」
男「おーい、出てこいよー」
?「!」ダダダ
ドカーン!
妹「うぐう!」
妹「な、なんで私にタックルして・・・」
妖精E「えへへ・・・!」ギュウ
妹「ん?あれ?」
妖精D「お、お久しぶりですー」
妖精C「朝会ったばっかりだよ」
妖精A「ど、どんな言葉をかければいいのか・・・」
妹「?え?え・・・?」
男「買ってきた」
妹「え?」
男「買ってきた」
妹「・・・え?」ブワッ
ドカーン!
妹「うぐう!」
妹「な、なんで私にタックルして・・・」
妖精E「えへへ・・・!」ギュウ
妹「ん?あれ?」
妖精D「お、お久しぶりですー」
妖精C「朝会ったばっかりだよ」
妖精A「ど、どんな言葉をかければいいのか・・・」
妹「?え?え・・・?」
男「買ってきた」
妹「え?」
男「買ってきた」
妹「・・・え?」ブワッ
妹「買い戻して・・・きたんですか・・・?」ポロポロ
男「いや、商人が勝手に売ってたんだ」
男「こいつらの事、何も考えてなかった」
妹「や、やっぱり・・・」
男「だから、この子らはやっぱり、家に住まわせてあげたい」
妹「兄さん・・・!」
男「いいかな・・・妖精さん・・・」
妖精A「はい!・・・はいっ!!」
妖精B「商人様に、感謝が伝えられないのは、残念ですけど・・・」
妖精E「そもそも、商人様には私たちの気持ちが伝わらないって分かった気がします」
妖精D「出来れば、少しでも感謝の気持ちを伝えたかったですけど・・・これじゃあ、無理でしょうしね・・・」
妖精D「やっぱり、ここがいいです!」
妖精C「うん、ここだいすきっ!」
妹「妖精さん・・・!」
男「いや、商人が勝手に売ってたんだ」
男「こいつらの事、何も考えてなかった」
妹「や、やっぱり・・・」
男「だから、この子らはやっぱり、家に住まわせてあげたい」
妹「兄さん・・・!」
男「いいかな・・・妖精さん・・・」
妖精A「はい!・・・はいっ!!」
妖精B「商人様に、感謝が伝えられないのは、残念ですけど・・・」
妖精E「そもそも、商人様には私たちの気持ちが伝わらないって分かった気がします」
妖精D「出来れば、少しでも感謝の気持ちを伝えたかったですけど・・・これじゃあ、無理でしょうしね・・・」
妖精D「やっぱり、ここがいいです!」
妖精C「うん、ここだいすきっ!」
妹「妖精さん・・・!」
妹「死ぬまで面倒みてあげますからねっ!!」
妖精A「あ、ありがとうございます!」
妖精D「あと何日生きるかは分かりませんけど・・・」
妖精C「そうなの!?」
男「それならなおさら大切にしてあげるからさ!」
男「よしっ!そうときまれば夕食だ!」
男「とびきりおいしい夕食を作ってあげよう!」
妖精B「ごはん・・・」
妖精E「ありがとうございます!」
男「おう!これからもよろしくな!」
妖精「はいっ!!」
―――――――――――――――――
おしまい。
妖精A「あ、ありがとうございます!」
妖精D「あと何日生きるかは分かりませんけど・・・」
妖精C「そうなの!?」
男「それならなおさら大切にしてあげるからさ!」
男「よしっ!そうときまれば夕食だ!」
男「とびきりおいしい夕食を作ってあげよう!」
妖精B「ごはん・・・」
妖精E「ありがとうございます!」
男「おう!これからもよろしくな!」
妖精「はいっ!!」
―――――――――――――――――
おしまい。
有体な終わり方になりましたが、とりあえずおしまいです。
綺麗な終わり方に出来ずすみません。
蛇足となりますが、回収できなかった伏線やら後日談などを次スレで書きたいと思います
一応完結となりましたので、もう長いから!という方はここで切られるとちょうどいいかと。
特に問題が無ければ、『男「ありがとう、妖精さん」』で立てようと思います
続きものの立て方にはルールあるんでしょうかね?
2ヶ月半にもなりましたが、長い間ご覧頂き本当にありがとうございました!
綺麗な終わり方に出来ずすみません。
蛇足となりますが、回収できなかった伏線やら後日談などを次スレで書きたいと思います
一応完結となりましたので、もう長いから!という方はここで切られるとちょうどいいかと。
特に問題が無ければ、『男「ありがとう、妖精さん」』で立てようと思います
続きものの立て方にはルールあるんでしょうかね?
2ヶ月半にもなりましたが、長い間ご覧頂き本当にありがとうございました!
乙です。いやぁ大団円だった。
妖精さんたちが本当の地獄を味わわずに済んでよかった。
展開によっては妖精救出バトルものになりかねないし
妖精さんたちが本当の地獄を味わわずに済んでよかった。
展開によっては妖精救出バトルものになりかねないし
乙!凄く楽しかったわ!
ハッピーエンドでよかった。やっぱり妖精さん達は笑ってないとな
ハッピーエンドでよかった。やっぱり妖精さん達は笑ってないとな
>>986
そもそも>>1がヘタレなので、そのような描写が苦手なのです・・・
そのような所から救うのは好きなのですが。
>>987
ありがとうございます!
次スレでもよろしくお願いします。
>>988
元気に食べて遊んで笑って。それだけで幸せですね!
良い機会なのでちょっと人物紹介①
・男
主人公。妖精さんたちの為を思い、商人のもとへ帰すことを提案。
妖精さんたちの良き父のような立ち位置。洋服店が苦手。ツッコむ事が多い。
・妹
元変態。今では妖精さんたちの良いお姉さん。妖精さんたちの為を思い、帰さないことを提案。
ボケもツッコミもこなすが、兄に対してはよくボケる。Eちゃんに懐かれている。
・友
変態。妖精を性処理の玩具に使っていたが、男を見習い、次はやさしく接してみるらしい。
だが、妖精さんたちと出会うきっかけとなり、また妖精さんたちを救うきっかけともなったキーパーソン。
・商人
妖精たちをうる商人。あからさまにクロそうな立ち位置だが、今のところシロ。限りなくグレーだがシロ。
一見さんに容赦が無く、ぼったくる。超ぼったくる。
そもそも>>1がヘタレなので、そのような描写が苦手なのです・・・
そのような所から救うのは好きなのですが。
>>987
ありがとうございます!
次スレでもよろしくお願いします。
>>988
元気に食べて遊んで笑って。それだけで幸せですね!
良い機会なのでちょっと人物紹介①
・男
主人公。妖精さんたちの為を思い、商人のもとへ帰すことを提案。
妖精さんたちの良き父のような立ち位置。洋服店が苦手。ツッコむ事が多い。
・妹
元変態。今では妖精さんたちの良いお姉さん。妖精さんたちの為を思い、帰さないことを提案。
ボケもツッコミもこなすが、兄に対してはよくボケる。Eちゃんに懐かれている。
・友
変態。妖精を性処理の玩具に使っていたが、男を見習い、次はやさしく接してみるらしい。
だが、妖精さんたちと出会うきっかけとなり、また妖精さんたちを救うきっかけともなったキーパーソン。
・商人
妖精たちをうる商人。あからさまにクロそうな立ち位置だが、今のところシロ。限りなくグレーだがシロ。
一見さんに容赦が無く、ぼったくる。超ぼったくる。
良い機会なのでちょっと人物紹介②
・妖精A
ドジっ娘。だったのだが、ちゃんと物事を語れる子がDちゃんだけではきつかったので、だんだんとその属性は薄れた。
草の魔法が使えるらしいが、その魔法が役に立った事は作中まだない。
好きな色はピンク。男にルビーを貰った。真面目なDちゃんより不真面目で、元気なCちゃんよりおとなしい。
・妖精B
無口っ娘。台詞には『・・・』を多用する。特徴は黒髪ロング。妖精なのに。その気になれば大声で叫んだりもする。
静寂の魔法が使える。音を静かにするだけでなく、分子や光子の動きも静かにするなどで応用が利く。
好きな色は青。男にサファイアを貰った。元同じグループのEと特に仲がいい。
・妖精C
元気っ娘。セリフの一部がひらがなになる事がある。頭はそんなに良くないが、日常困るほどではない。
水の魔法が使える。男や妹の家の洗濯機やお風呂場はこの子のおかげでピッカピカだそう。
好きな色は黄色。男にトパーズを貰った。頭が良いDと良くつるむ。
・妖精D
真面目っ娘。勉強ができて、応用も利く大妖精サマ。妖精の知識の男との意思疎通は彼女がやれば完璧。
風の魔法が使える。その応用でワープ的なのまで使える始末。どんな応用だ!
好きな色は緑。男にエメラルドを貰った。多分男と一番話してる。AちゃんCちゃんとは特に仲がいいみたい。
・妖精E
ツンデレっ娘。だったのだが、今では妹にデレデレ。男に対してはまだ若干不安からかツンデレの気を見せる。
歌の魔法が使える。その応用でBと念話し、自身は死の危機から助け出された。
好きな色は不明。男に水晶を貰った。元同じグループのB、そして妹と仲がいい。
・妖精A
ドジっ娘。だったのだが、ちゃんと物事を語れる子がDちゃんだけではきつかったので、だんだんとその属性は薄れた。
草の魔法が使えるらしいが、その魔法が役に立った事は作中まだない。
好きな色はピンク。男にルビーを貰った。真面目なDちゃんより不真面目で、元気なCちゃんよりおとなしい。
・妖精B
無口っ娘。台詞には『・・・』を多用する。特徴は黒髪ロング。妖精なのに。その気になれば大声で叫んだりもする。
静寂の魔法が使える。音を静かにするだけでなく、分子や光子の動きも静かにするなどで応用が利く。
好きな色は青。男にサファイアを貰った。元同じグループのEと特に仲がいい。
・妖精C
元気っ娘。セリフの一部がひらがなになる事がある。頭はそんなに良くないが、日常困るほどではない。
水の魔法が使える。男や妹の家の洗濯機やお風呂場はこの子のおかげでピッカピカだそう。
好きな色は黄色。男にトパーズを貰った。頭が良いDと良くつるむ。
・妖精D
真面目っ娘。勉強ができて、応用も利く大妖精サマ。妖精の知識の男との意思疎通は彼女がやれば完璧。
風の魔法が使える。その応用でワープ的なのまで使える始末。どんな応用だ!
好きな色は緑。男にエメラルドを貰った。多分男と一番話してる。AちゃんCちゃんとは特に仲がいいみたい。
・妖精E
ツンデレっ娘。だったのだが、今では妹にデレデレ。男に対してはまだ若干不安からかツンデレの気を見せる。
歌の魔法が使える。その応用でBと念話し、自身は死の危機から助け出された。
好きな色は不明。男に水晶を貰った。元同じグループのB、そして妹と仲がいい。
ここまでほのぼのを通したのだから一貫して欲しいな。よっていちゃラブエロ等は不要だと思うの
凄く良かった!
でも予想してたスレタイの意味とは違ったなあ。
死んでも森で生き返るって言うからてっきり……。
でもこっちの方がいいよ(´;ω;`)ブワッ
でも予想してたスレタイの意味とは違ったなあ。
死んでも森で生き返るって言うからてっきり……。
でもこっちの方がいいよ(´;ω;`)ブワッ
乙でした。
読みやすい文章とテンポの良い投下、読み手に対する丁寧なレス、>>1の作品はこれからもぜひ読みたい。
次回作はすでに構想ができているようだけど、友が今回落札した三人を友視点で描くというのも面白そうなんだが、どうだろう。
それでは長い間お疲れ様でした。
読みやすい文章とテンポの良い投下、読み手に対する丁寧なレス、>>1の作品はこれからもぜひ読みたい。
次回作はすでに構想ができているようだけど、友が今回落札した三人を友視点で描くというのも面白そうなんだが、どうだろう。
それでは長い間お疲れ様でした。
>>1
おつ!
おつ!
>>1000なら妖精買ってくる
>>1000なら植樹する
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