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    元スレ上条「……GANTZ?」御坂「黒い球体の部屋?」

    SS+覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★
    タグ : - GANTZ + - とある魔術の禁書目録 + - 上条 + - 御坂 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    501 :

    乙でした。
    学園都市ということもあって対応力がかなり高いので面白いね!

    502 :


    >>1はアニメ版見ていないみたいだけど見るとしたら仏像編までをお勧めする
    アニメはスーツは「勇気を出す」をしないとただのスーツだったりとか鈴木星人になってたりする
    でもその分西君が自殺するシーン追加やチンピラAが綺麗だったり犬の死亡シーンが書かれたりする

    503 :

    504 :

    おはようございます、1です。

    ただいま兄貴の結婚式の為に淡路島にいます。



    中々派手な目覚ましでした。地震による関西の皆さんの無事を願います。



    それでは、早起きしてヒマなので、少しだけゆっくり投下します。

    505 :

    乙です

    びわ湖はそれほど揺れませんでした

    506 = 1 :

    レス返すの忘れてた。


    >>494
    >>496
    >>498
    >>500


    ありがとうございます!!今後もよろしく!!

    >>495
    原作はアッサリしてますからね。それが西君の良さでもあるんでしょうが。


    >>497
    >>502
    同じ人かな?アニメ全般基本興味無いんですよねー。なら何で禁書知ってんだって感じですがw

    >>501
    ミッション舞台も学園都市なら、都市部、住宅地、宗教系、動物園博物館美術館、その他諸々ありますからね。
    世界観が結構合うんですよこれが。


    >>503
    朝から笑かしてもらいましたありがとうございますwww

    >>505
    滋賀は大丈夫そうですね。友達もそっちは大したこと無いって言ってました。
    淡路も色々モノが落ちただけで、周りも酷い被害は無いっぽいです。

    507 = 1 :

    学園都市 第19地区




    第19地区。
    それは、学園都市において、再開発に失敗し、昭和から平成初期の匂いが漂う、木造建築のアパートや建物など、古い時代の街並みが残されている地区である。


    真空管などの研究所が立ち並ぶが、現在もそういうレトロな生活を好む人達が多く住んでおり、古き良き街として残されている。

    508 = 1 :

    ジジジジジジジジッ……



    御坂「あ、来た来た。こっちは女性陣や子どもの着替えも終わったし、準備万端よ?今浜面さんと偏光能力さんがスーツに着替えてるとこ」


    黒いスーツに着替えた御坂や9900号が、最後に転送された上条を出迎える。



    上条「そうか。……今のところ、星人は見当たらないのか?」


    御坂「うん。この辺りには居ないみたいね。今から前回みたいにこのレーダーで探すつもりだけど」


    上条「わかった。じゃあ星人を探すのは頼むな。俺はちょっとその辺を見てくる」スッ……


    上条は、浜面と共に持って来た銃の山の中から、捕獲用のYガンを手に取り、御坂達から少し離れていった。

    509 = 1 :

    上条「何か学園都市では見ない街並みだな……何ていうか……昭和って感じが漂う……嫌いじゃないけどなーこういうのも」


    上条が歩きながら周りを見渡すと、木造のアパートなどが多く見られる。

    コンクリートの建物も多いが、今時珍しく木造アパートが嫌でも目についてしまう。


    上条「確か19学区がこういう古い街並みって聞いたことあるな。こういうところだったんだなー」キョロキョロッ……


    上条が再び周りを見渡すと、少し離れたところに人影が見えた。

    510 = 1 :

    上条「!?……星人か?いや、こっからでは普通に人に見えるけど……」


    少し離れているせいか、人影はまだこちらには気づいていないようだ。


    上条「どうする……撃つか?でももし人だったら……」パキィッ!!



    突如、上条の足元から、乾いた高い音が鳴り響く。
    どうやら落ちていた木の枝を踏んでしまったようだ。



    上条の前を歩く人影が止まった。

    511 = 1 :

    …………


    9900号「これはナビですか?学園都市の軍用ナビと比べても、凄い高性能ですね。
    と、ミサカは未知の機械に興味深々です」


    御坂「……近くに星人が1体いるわ……方角は……!?ね、ねぇ、アイツさっき、どっちに歩いていったっけ?」

    御坂が恐る恐る9900号に問う。


    9900号「彼ですか?彼ならあちら側に……東の方へと向かいましたね。どこまで行ったのでしょう?
    と、ミサカは団体行動が出来ないあのウニに対して溜息を漏らします」ハァッ……


    御坂「!?東……だとしたらこの星人の近くにいる反応は……」


    御坂がレーダーをじっと見つめる。

    そこには、星人を示す青い点のすぐ近くに、メンバーを示す赤い点が表示されていた。

    512 = 1 :

    …………





    上条「(……暗くてよく見えねぇ……どっちだ?人間か?星人か?)」



    上条は、右手に握りしめたYガンを背後に隠し、じっと前方の人影を見つめていた。


    前方の人影がゆっくりこちらに近づいてくる。


    同時に、上条の心拍数が、一気に跳ね上がっていく。




    ドクンッ!!ドクンッ!!!

    上条「(落ち着け……落ち着け……大丈夫だ。俺はあのステイルとかいう魔術師にも勝ったし、神裂ともやり合えた。
    このスーツさえ着ていれば、落ち着けば勝てるハズだ。ネギ星人にも勝てたし……)」



    思考する上条の頭に、一つの言葉がよぎる。

    513 = 1 :

    天井『今回のミッションは比較的楽……というより簡単過ぎるミッションだ。
    酷い時には、戦いなれたメンバー十数人が、8割方殺られたこともあったからな。アレは酷かった』










    ドクンッ……ドクンッ!!!


    上条「(大丈夫……大丈夫だ……俺なら出来る……俺なら倒せる……)ウッ!?」ビクゥッ!!!








    田中星人『…………』ジーッ……











    不安と戦う上条のすぐ目の前に、いつの間にか、街灯に姿をハッキリ照らされている人物……いや、『星人』の姿があった。

    514 = 1 :

    少ないですが、投下終了です。

    原作こんな感じだっけな?ある程度はなぞっていきたいけど自信がないです。


    それでは、地震の不安は残ってますが、ビシッとスーツ着て、兄貴の結婚式行ってきます。

    モンパチ熱唱してきます。


    515 :

    乙!
    がんばってこいよ

    516 :


    原作田中はやばかったな
    転移直後、スーツなしで正面に星人だし
    あと小さい鳥みたいのが周りにいたね

    517 :

    田中(鈴木)星人は序盤でやばかった分類だろうな

    この一方さんはガンツに関わったとしても初期の一方さんを崩れないことを祈る
    天井君はガンツに転送されているし原作でも一般人を殺した(十三巻前は)ことがない描写ぽいのにここでは介旅を殺しているし……

    518 :

    >>517
    あれは完全に自滅だろ

    ミサカ00001号と同じで

    519 :


    神戸だけど震災を思い出したよ。
    無事だけどね。
    しかし引き込まれるね
    続きが楽しみだ

    520 :

    乙 GANTZ知らないからこの後上条さんがどうなるか興味津々です
    淡路にいる間は余震に気をつけてください

    521 :

    >>516
    田中はあの鳥の方が本体じゃなかったっけ?
    人形見たいのから出ると呼吸できなくなるはず

    522 :

    面白かった

    523 :

    原作の西くんポジってことは・・・まさかここで天井君脱落なのか?

    524 :

    ゲスパーするなと何度言えばいいのか

    526 :

    ゲスパーは何度言っても理解する事ができない
    故にゲスパーなのだ

    527 :

    ゲスパーもうざいがいちいち反応してる奴もうざい
    だまって待ってろよ

    528 :

    ちょっと流行ってるっぽい言葉使うのもやめねえ?
    そういうのって一ヶ月もすれば使わなくなるだろ
    見てると何かこう尻の座りが悪くなるんだよ
    どうせやるならもっとウザ可愛くですの調でお願いしますの

    529 :

    そういえば原作にいた犬がいない……
    >>1は犬が嫌いなのか?犬やパンダみたいに原作のマスコットポジは出ない予定?

    530 :

    犬と言われて浜面さんが頭に浮かんだ件

    531 :

    こんばんわ、1です。

    無事に、熱唱し、美味いモンも食べて、結婚式も終わり、関西から帰還しました。


    >>515
    ありがとうございます!!色々と頑張りました!!
    >>516
    そういやキョロちゃんいましたね。……まいっかw

    >>517
    あれは>>518の言うとおり、自滅ですので。

    >>519
    互いに無事でよかったです!!
    >>520
    >>522
    ありがとうございます!!

    >>523
    どうなることやら……

    >>529
    1はむしろ動物大好きなので、動物のエグいシーンはなるべくやりたくないのです。


    ではゆたりと投下します。

    532 = 1 :

    …………



    偏光能力「たくっ……何でこんな格好しなきゃなんねーんだよ俺が……」


    浜面「まぁそういうな。コレさえ着とけば、かなり違うみたいだからな。それは前回、嫌ってほど思い知ったんだ」



    愚痴をこぼす偏光能力を、浜面がなだめる。
    自業自得とはいえ、すでに3人死んでいる。

    浜面「これ以上、人が死ぬのは見たくねぇしな……ま、我慢してくれよ。
    おーい、そっちの婆さんと嬢ちゃんはもう着替えたかー?」

    533 = 1 :

    浜面が転送地点に戻り、持ってきた銃を装備すると、新しいメンバーのお婆さんと、帽子を被った綺麗な金髪の小さな女の子に声をかける。





    お婆さん「あ、あの……何が何だかわからないんですが……大丈夫なんでしょうか?特にこの子は……」



    浜面「ん?あ、あぁ……悪い、正直俺もまだ何とも言えないんだ。
    ……だけど、出来る限り、婆さんとその子を守ってみるよ。特に、その子は必ずだ。
    婆さんの孫なんだろ?金髪で外人っぽいけど……ハーフか何かか?」


    浜面は、女の子を見ながらお婆さんに問いかける。
    女の子は、お婆さんの後ろで隠れているようだ。

    534 = 1 :

    お婆さん「いえ……私はこの学園都市の『置き去り』の子や、訳あって預けられた子供達を預かる園の、園長をしてるのです。
    それで、この子のお姉さんに、今日から園にしばらくと預けられたのですが……こんなことになって……」



    どうやら、この女の子には姉がおり、やむ終えない事情によって、姉から預けられたそうだ。


    浜面「そうか……よーし、嬢ちゃん!!お兄ちゃんがな!!悪いヤツらを皆やっつけてやるからな!!
    嬢ちゃんは、お婆ちゃんや、あのお姉ちゃん達と一緒にいるんだぞ?皆が守ってくれるからな」

    535 = 1 :

    の子「!?……うん……大体わかった……にゃあ……」ニコッ……


    浜面「ん。やっと少しだけ笑ったな。やっぱ女の子は笑ってなくちゃな!!」ポンポンッ


    女の子は、お婆さんの後ろから答え、浜面は女の子の頭へと、ポンポンと手を乗せる。
    どうやら、少しは浜面に打ち解けてくれたようだ。











    その直後、御坂達が血相変えて、こちらに走ってくる。


    御坂「浜面さん!!アイツが……当麻が星人のすぐ近くに……」

    536 = 1 :

    …………




    その姿は、シルエットこそ人間だが、明らかに人間ではない。

    一言で言えば、某ファストフードに置いてあるカー○ルさんやドナル○のように、表面の滑らかな、人形みたいなロボットである。

    ちなみに、その表情は、わりと爽やかな印象の笑顔である。



    距離にして、3mも離れていない。本当にすぐ目の前である。



    田中星人『…………』ジーッ……


    上条「な……が……あ……」ガタガタッ……


    上条は不意の事で酷く驚き、内心はかなり取り乱している。
    あまりに突然過ぎる星人との近距離での遭遇に、脳が処理に追いついていないのだ。

    537 = 1 :

    上条「(ど、どうする?このまま銃で撃つか?だけど俺はまだこの銃を撃ったことがない。ちゃんと当たるのか?)」



    脳の処理が追いつき、少しづつ頭で考えられるようになってきたが、この銃を使ったことがないという不安が上条を襲う。



    このYガンが、捕獲用の銃ということは天井から聞いている。使い方も。


    それでも使ったことのないモノに、命を預けるというのは、とてつも無く不安なのだ。


    そんな考えを巡らす中、突如、人形のようなロボットのような外見で、わりと爽やかな印象の笑顔で、田中星人の口が開いた。

    538 = 1 :













    田中星人『雄三くん?』






    上条「……へ?」








    上条の頭は、再び混乱し始める。

    539 = 1 :

    上条「(だ……誰だ?雄三くんって?……俺に聞いてきたんだよな?
    もしかしてまだ俺の事を、自分を倒しにきた人間だって気づいてないのか?だとしたらここは、何て返せばいいんだ?)」




    ネギ星人の時もそうだったが、星人はどうやら言葉を発することは出来るようだ。


    日本語を発音することも出来る。



    しかし、基本的に言ってる意味が、全くわからないのだ。



    上条は、意を決して田中星人の問いに答える。

    540 = 1 :

    上条「い、いえ……違います……」


    上条の出した答えは、正直に人違いと答えることであった。




    田中星人『…………』ジー……


    上条「(……ジッと見られてる……今の答えでよかったのか?)」ドキドキドキドキ……



    田中星人『…………』クルッ

    スタッ、スタッ、スタッ、スタッ



    田中星人は、特に何のリアクションもせず、そのまま振り返ってゆっくり歩いていく。

    541 = 1 :

    上条「よ、よかったのか?今ので……それにしても、背後ガラ空きだな……今の内に撃ってみるか?」チャキッ……


    上条が、前方を歩いていく田中星人へと、Yガンを構える。


    上条「えっと……このモニターで照準を合わして……な、何だ?コイツ……」


    Yガンについているモニターで、田中星人を覗くと、そこには、ロボットのような田中星人の『中身』が映っていた。


    その『中身』は、確実に人間の構造ではない。では何かと問われれば、鳥類を少し連想させるモノだ。

    542 = 1 :

    上条「コイツ……ロボットじゃねぇのか?アレはスーツみたいなモンで、本体はあの中か?」グググッ……


    上条の指が、Yガンのトリガーにかかる。






    ピタッ……








    田中星人「」クルッ!!


    上条「ゲッ!?」ビクッ!!


    その瞬間、田中星人が、上条の方へと不意に振り返る。
    驚いた上条は、とっさに銃を隠した。

    543 = 1 :

    田中星人「…………」ウィィッ、ウィィンッ……


    上条「も、もしかして……怒ってらっしゃるのでせうか?あの顔は……」



    田中星人の今まで爽やかな印象の笑顔が、機械音と共に少し怒ったような表情に変わっていく。

    顔文字で表すと、大体(^∇^)→(`ω´ )な感じである。



    田中星人「」ガシャッ、ガシャッ!ガシャッ!!ガシャッ!!!


    田中星人が、徐々にスピードを上げながら、こっちへと近づいてくる。

    544 = 1 :

    上条「こ、ここは……一旦逃げた方がいいかもな!!」ダッ!!


    上条が、御坂達のいる地点へと戻ろうと、振り返って走り出す。


    田中星人「」ガシャッ!!ガシャッ!!!ガシャッ!!!!ガシャッ!!!!!



    それに追いつくように、田中星人のスピードが更に上がる。距離はすぐさま縮まり、差は2mほどとなった。


    田中星人が速いのもあるが、それ以上に上条の足が不自然に遅い。
    しかし、その理由はすぐにわかった。

    545 = 1 :

    上条「」ニィッ……


    ザザァッ!!!


    田中星人「!?」キキキィィィイイッ!!!


    突如、逃げる上条が急ブレーキをかける。そしてその勢いのまま、後ろを振り向きつつ、拳に力を溜める。



    田中星人もそれに合わせて急ブレーキをかけるが、速度が速い為、田中はすぐには止まれない。



    上条「わざわざアイツ等を、危険な目に合わせるわけねぇだろ……お前はここで!!俺がぶっ飛ばしてやるっ!!」ブンッ!!


    渾身の力を込めた上条の右ストレートが、田中星人へと真っ直ぐ突き出される。

    546 = 1 :

    田中星人「」サッ!!


    上条「!?なっ……」


    しかし、その右ストレートは虚しく宙を切る。

    避けられてしまったのだ。いともたやすく。

    そして、田中星人が姿を消し、上条が辺りを見回す。


    上条「……そんなのアリかよ……飛ぶなんて」


    上条が頭上を見上げると、地面から3mほどの高さで浮いている田中星人が見えた。


    どういう原理か全くわからないが、田中星人は宙を自由に移動することが出来るようだ。

    547 :

    前兆の予知は相手の攻撃のみに対応しているからなぁ……

    548 = 1 :

    上条「飛ばれたら、流石に拳じゃかなわねぇな……やっぱりコレを使うしかねぇか!!」チャキッ!!



    バシュッ!!



    上条がYガンを構えて、宙に浮かぶ田中星人を狙い撃つ。



    Yガンから放たれた3つのロケットのような弾丸は、互いをレーザーのようなモノで結び合い、それを用いて、網のように標的を絡め取ろうと突き進む。

    549 = 1 :

    田中星人「」サッ!!


    上条「くっ!!やっぱ銃なんて使ったことねぇから、全然当たんねぇ!!」バシュッ!!バシュッ!!バシュッ!!!


    田中星人に向かってYガンを撃ち続けるも、ことごとく田中星人はそれを避けていく。

    どうやら、回避に関しては、かなりの高レベルの星人のようだ。




    シュンッ!!

    ガシィッ!!!


    上条「グッ!!いつの間に後ろに……クソッ!!離せよこの野郎っ!!!」グググッ!!

    550 :

    なんか前にも見たぞガンツ×とある


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