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    元スレ上条「……GANTZ?」御坂「黒い球体の部屋?」

    SS+覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★
    タグ : - GANTZ + - とある魔術の禁書目録 + - 上条 + - 御坂 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    551 = 1 :

    上条の背後へと、素早く移動した田中星人は、上条へと後ろから抱きつき、上条の動きを止める。


    その抱きつきの締め付け力はかなりのモノで、上条の力では振りほどけない。



    上条「クソッ!!クソッ!!!何でスーツの力が出せないんだ!?
    ネギ星人の時も、神裂の時も、上手く力を引き出せたじゃねーか!!」グッ!!グッ!!!


    何故か、スーツの強大な力を出せない上条が焦る。


    実は、スーツの力を引き出すには、精神力。すなわち、強い想いが必要となるの
    だが、上条はそれを知らない。

    552 = 1 :

    元々、強い心を持った彼は、ネギ星人の時も、神裂の時も、強敵に挑む覚悟と、守る為の強い覚悟を持って、戦いに挑んだ。

    その為、無意識にスーツが反応したのだ。



    今の彼には、スーツの力が出せないという、『焦り』の感情という感情に支配され、スーツの力を引き出すには少々想いの力が足りないのだ。




    田中星人「」コォォォォォォ…………



    上条「!?な、何だ?何をするつもりだお前!!」グッ!!グッ!!



    突如、背後で大きく口を開いた田中星人から、奇妙な音と光が発生される。

    まるで、何かエネルギーを溜め込んでいるような。

    553 = 1 :

    田中星人「ギョェェェェェェェェエエエエエエエエッ!!!!!」カッ!!!


    何らかのエネルギーが溜められた口内から、耳をつんざくような叫び声が発せられる。


    ピキピキッ……

    パリィンッ!!
    パリィンッ!!!
    パリィンッ!!!!


    周囲の電灯や、建物の窓ガラスが次々に割れていく。

    どうやら、田中星人の発した超音波のようなモノが、周囲に破壊をもたらしているようだ。



    554 = 1 :






    ビビビビビビビビビビビビビビビビビビビビッ!!!!!



    上条「グッ!?ガァァァァアアッ!!!」



    ビビビビビビビビビビビビビビビビビビビビッ!!!!!




    バッシャァァァアアアッ!!!!!



    超音波の標的となった上条は、凄まじい破壊のエネルギーをモロに受け、そのまま側を流れている川の中へと吹き飛ばされた。



    田中星人「ギョェェェェェエエエエエッ!!!」バッ!!



    バッシャァァァアアアッ!!!!!




    そして、後を追うように、田中星人も川の中へと飛びこんでいった。

    555 = 1 :

    投下終了です。


    多分この田中星人編でスレ使い切ります。長いです。マジで。



    それではおやすみなさい。

    557 :

    ガンツ原作読みたくなってきた…

    559 :

    アニメ版の設定なのか

    560 :

    乙 
    次も楽しみにしてます!

    561 :

    スイカの乙産地?

    562 :

    フレ/ンダより先に妹の方が来たのか

    563 :

    こんばんわ、1です。


    短いですが、投下しておきます。

    564 :

    ダッ、ダッ、ダッ、ダッ


    御坂「皆早く!!急がないとアイツが!!当麻が危ない!!」


    浜面「わかってるよ!!ったく、開始早々、相手がどんな星人かもわかんねぇのに、1人で何やってんだあのバカは!!」


    御坂に先導され、開始早々、何処かへと消えた天井と不良Aを除いたメンバーが、星人と対峙しているであろう上条の元へと急ぐ。


    偏光能力「オイてめぇら!!急ぐのはいいが、バアさんとガキがついてこれてねぇぞ!!」


    偏光能力が、お婆さんと女の子の姿が見えないことに気づく。

    565 = 1 :

    浜面「あぁ!?ックソ、御坂!!お前等はこのまま上条の所に向かえ!!
    俺はあの婆さんと女の子を探しに行く!!アッチも下手すりゃ死んじまうからな!!」ザザァッ!!


    ダッ!!!


    浜面は、身を翻し、元来た道を引き返していく。



    御坂「ちょ、ちょっと浜面さん!!探すって貴方、貴方はレーダーの使い方まだ知らないんじゃ……あー、もう!!仕方ない!!私達はこのままアイツの元へ向かうわよ!!」


    9900号「お婆さん達はよろしいのですか?と、ミサカはお姉様の判断に対し、確認をとります」

    566 = 1 :

    御坂「今の時点で緊急性が高いのは、アイツの方よ!!さっさと助けて、すぐにお婆さん達を迎えに行く!!これが最善策よ!!
    ……万が一の時、向こうは、浜面さんを信じるしかないわ」ギリッ!!



    歯を噛み締めながら、御坂は上条の元へと走る。



    9900号「……わかりました。と、ミサカは内心気が気じゃないお姉様を心配しながら着いて行きます」



    偏光能力「全然心配してるようには見えないけどな。マジで何なんだ?お前は」

    567 :

    この時間めっちゃ書き込んでるな
    みんなww
    夕食後?

    568 = 1 :

    …………



    ゴポゴポゴポゴポゴポゴポッ……


    上条「…………ッ!?」ゴポォッ!!



    田中星人の放った超音波によって、近くを流れる川に落とされた上条は、水中で意識を取り戻し、立ち上がる。


    どうやら、足が着く深さのようだ。



    ザパァッ!!!



    上条「ップハァッ!!!クソ、何だったんだ今のは!?
    アイツが急に叫びだしたと思ったら、凄ぇ衝撃みたいのが……そうだ!!アイツは何処に行った!?」キョロキョロッ!!



    上条が、川の中から辺りを見回す。




    田中星人の姿が見えない。

    569 = 1 :

    上条「逃げたのか?……いや、状況はアイツに有利だったんだ。しかも、アイツは自分から攻めてくるくらいには好戦的だ。
    今の状況で逃げるなんてことは……」ゾクッ!!



    上条は考えてしまった。



    もし、田中星人もこの川の中にいるとしたら。



    身動きの取りづらい水中では、格好の餌食である。




    上条「やべぇ!!さっさとこの川から出ねぇと……」ザパァッ!!ザパァッ!!!



    上条が急いで川から出ようと、派手に水音を鳴らしながら動き出す。







    『狩る側』としては、丸見えである。

    570 = 1 :

    田中星人「」ザパァッ!!!

    コォォォォォォッ!!!



    上条「!?」



    突如、上条の背後の水中から、田中星人が現れる。

    上条がその姿を確認した時には、先程と同じように、口内にエネルギーを溜め込んでいた。



    上条「クッ!!」バッ!!


    上条が咄嗟に右手を拡げて、前に出す。





    田中星人「ギョェェェェェェェェエエエエエエエエッ!!!!」カッ!!


    次の瞬間には、田中星人の強烈な叫び声が発せられた。

    571 = 1 :

    ビビビビビビビビビビビビビビビビビビビビッ!!!!



    上条「グッ!!何でだ……右手で防ぎきれねぇ……ガァァァァアアッ!!!」



    ビビビビビビビビビビビビビビビビビビビビッ!!!!




    ドパァァァァァァアアアアンッ!!!!!




    再びモロに田中星人の超音波を喰らった上条は、大きな水柱と共に、水中に沈んだ。



    どんな能力も、どんな魔術も。
    終いには、神の加護すら消し飛ばしてしまう、上条だけが持つ右手『幻想殺し』。



    上条は、田中星人の超音波を、能力や魔術に似たモノと認識し、咄嗟に右手で防ごうとするが、彼の右手は機能しなかった。

    572 = 1 :

    それもそのハズだ。



    田中星人の出す強烈な超音波は、学園都市の開発している能力でも、魔術師が使う魔術でもない。



    田中星人が着ている人型スーツによって、単なる叫び声の威力を増幅させた、田中星人自身の力なのだ。




    上条が打ち消せる力の類いでは無い。



    故に、これまでに、様々な危機を脱してきた『幻想殺し』の力は、田中星人には通用しないのだ。

    573 = 1 :

    ゴポゴポゴポゴポッ……



    上条「(幻想殺しは通用しねぇ……だったらどうする……御坂みてぇに能力の無い俺に、いったい何が出来る……)」ゴポォ……






    再び水中で、上条が考える。

    どうすれば、田中星人を倒すことが出来るのか。




    グググッ……



    上条が、右手を強く握り締め、決意を固める。



    ビキビキビキッ!!!



    決意に呼応するように、上条のスーツが静かに機能し始める。





    決まってる。


    今の自分には……もう、これしか無いのだ。

    574 = 1 :

    田中星人「」コォォォォォォッ!!!


    水中に沈む上条の目の前には、再度エネルギーを溜め込む田中星人の姿が。



    上条「(今の俺にはこれしかねぇだろうが!!)」ゴポォッ!!!











    田中星人「さーわーやーかーなっ!!!」カッ!!


    上条「オゥルァァァァァァァァァアアアアアアッ!!!!」ブンッ!!!






    田中星人の叫びと共に、上条が、渾身の力を込めた右アッパーを繰り出した。

    575 = 1 :

    …………



    御坂「着いた!!レーダーでは、この辺りにアイツと星人が居るハズよ!!
    反応が二つあるから、まだどっちも生きてるハズ」キョロキョロッ!!


    御坂達が川を跨ぐ小さな橋の上に着くと、御坂は辺りを見渡す。


    レーダーを見る限り、すぐ側にいるハズなのだ。


    しかし、上条も田中星人らしきモノも見つからない。



    偏光能力「オイオイ、本当にココで合ってんのか?誰もいねぇじゃねぇか」


    御坂「そんなハズない!!確かにレーダーではここに……」



    御坂が涙目になりながら、言葉を返そうとした瞬間









    上条「ァァァァァァァァァアアアアアアッ!!!!!」ザパァァァァァァァァァァアアアアアアッ!!!!!!


    田中星人「ギョェェェェェェェェエエエエエエエエッ!!!!」グシャァァアアッ!!!



    雄叫びを上げながら、水中から拳を振り上げる上条と、ロボット部分の顔面を、完全に破壊された田中星人が、御坂達の目の前に現れた。

    576 = 1 :

    短いですが、投下終了です。



    しっかり少年マンガしてますかねぇ?上条さん。

    まぁ、心配してもしょうがないので、自分のやり方で進めていきましょうかね。



    次回!!『まだまだ天井無双!!』

    それではおやすみなさい!!

    579 :

    拳で決めおった…!さすが上条さんや
    おつおつ

    580 :

    乙  上条さんの口の中に効果線が見えたわ

    581 :

    婆さん達の方があぶねえ

    582 :


    いいね熱い

    584 :

    こんばんわ、1です!!今日もゆたりと投下していきます!!


    >>577
    >>578
    >>582
    >>583
    ありがとうございます!!!引き続きお楽しみください!!

    >>579
    まぁ、上条さんと言えば拳ですから……

    >>580
    少年マンガみたいな感じで書いていきたいですねぇ。

    >>581
    あちら側は、もう少し先になりそうです。

    585 = 1 :

    御坂「!?あ……当麻!!当麻ぁぁあっ!!!よかった……無事だった……」ヘタリ……


    橋の上から、川の中にいる上条を見つけ、安堵と共に、御坂の膝が崩れ落ちる。



    偏光能力「ハッ!!散々人を急かしといて。結局無事なんじゃねぇか。
    それにしても、一瞬見えた人形みたいなヤツ……ありゃ一体何なんだ?あれが星人なのか?」



    9900号「お姉様。彼の安全がわかれば、次はあのお婆さんの所へ。っと、ミサカはあちら側の安否を心配します」

    586 = 1 :

    御坂「へ?……あ、あぁ、そうね。ゴメン」ゴソゴソ




    御坂が、お婆さん達の位置を確かめようと、レーダーを取り出し、操作する。




    ピッ!ピッ!!




    御坂「……えっ!?」

    587 = 1 :

    上条「ハァッ……ハァッ……あっぶねぇ……今のはマジでギリギリじゃねぇか……」ゼェッ、ゼェッ



    息を切らしながら、上条が前方で水中に沈んだ田中星人の方を見る。



    一か八かの賭けであった。



    田中星人の超音波が発せられる寸前に、発射口である口に向かって、渾身の一撃を叩き込んだのだ。


    ようやく機能し始めたスーツで、強化された腕力により、その破壊力は凄まじいモノになっただろう。



    田中星人は、いまだに水の中から出てこない。



    上条「……終わったのか?今の一撃で?」


    上条は少しホッとした様子を見せる。




    御坂「当麻ぁぁあっ!!!気をつけて!!まだ終わってないわよ!!」

    588 :

    それにしても美琴ちゃんは本当に単純だな……
    まだ妹編にも突入していないのに名前で呼んでいるし……

    589 :

    >>588
    つ、吊り橋効果(震え声)

    590 = 1 :

    上条「っ!?み、御坂?何でここに!!それに終わってないって、まだ生きてるのか?アイツは……」





    ザバァァァァァアアアアアッ!!!!



    田中星人「ギョェェェェェェェェエエエエエエエエッ!!!!」コォォォォォォッ!!!!!


    御坂の声が上条に届いた瞬間、顔面が崩壊した田中星人が、水中から勢いよく飛び出てくる。


    しかも既に、超音波のエネルギーを、放出寸前までに溜め込んでいるようだ。






    攻撃まで残り数秒も無い。

    591 = 1 :

    御坂「当麻ぁぁあっ!!!今すぐ思いっきり、そこから飛び上がって!!」バチバチバチッ!!!



    バチバチッと、自らの能力で、身体から電気を発電させながら、御坂が上条に叫ぶ。



    上条「っ!?わかった!!」グググッ!!


    ザバァァァァァアアアアアッ!!!


    ガシッ!!


    スーツの力により、水中からでも5m程の高さまで飛び上がった上条は、そのまま御坂達の居る小さな橋の淵にしがみつく。




    田中星人「ギョェェェェェェェェエエエエエエエエッ!!!!」コォォォォォォッ!!!




    田中星人も、上条の後を追うように飛び上がろうとした瞬間

    592 = 1 :

    御坂「アンタはお呼びじゃないってのよぉぉぉぉぉおおおおっ!!!!!」バチバチバチバチバチバチバチバチバチッ!!!!!



    田中星人「ギョェェァァァァァアアア"ア"ア"ア"ア"ッ!!!!!!」バチバチバチバチバチバチバチバチバチッ!!!!!



    御坂によって、川に向かって放たれた強烈な電撃が、川の中にいた田中星人を襲った。

    593 = 1 :

    田中星人「ア"……ア……ァ…………」シュゥゥゥゥゥウウッ…………



    バシャァァアッ!!!



    御坂「ハァッ……ハァッ……咄嗟だったけど……何とかなったのかしら?」ゼェッ……ゼェッ……


    御坂のほぼ最大出力の電撃を受け、断末魔と共に黒焦げになった田中星人は、そのまま川の中へと沈んでいった。



    御坂「ハァッ……ハァッ……私……また殺しちゃったのかしら……人間じゃないとはいえ……星人とはいえ、生き物を……」ゼェッ……ゼェッ……

    594 = 1 :

    上条の危機に、全く手加減無しで撃った電撃により、再び命を奪ったかもしれないという罪の意識に、再び御坂が囚われる。


    上条「御坂……そこまで深く考えないでくれよ。お前のお陰で俺は助かったんだ。どうしよもなかったんだよ、今回は」



    気を落とす御坂に、上条が声を掛ける。



    偏光能力「……!?お、オイ!!まだ動いてるぞ!?あの人形みてぇなの!!」



    不意に偏光能力が川を見下ろしながら、叫ぶ。

    595 = 1 :

    シュゥゥゥゥゥウウッ……


    田中星人「……ギ……ギッ……」グググッ……



    御坂「!?そ、そんな……全く加減なんて出来なかったのに……」


    上条「……ネギ星人で最低レベルの星人か……天井の言うとおり、俺たちは前回、余程楽な戦いだったんだな……」



    黒焦げになりながらも。

    田中星人の、人を形どったスーツのようなモノの表面がドロドロに溶け、ちょっとしたホラー映画のような姿になっても。

    なお、田中星人は立ち上がってきた。

    596 = 1 :

    上条「クッ……!?そうだ!!今なら俺でも、この銃で……」チャキッ!!


    上条が、膝のホルスターに入れておいた捕獲銃、Yガンを構え、田中星人を狙う。


    上条「モニターでしっかり照準を合わせて……今だ!!」カチッ!!




    バシュウッ!!




    トリガーを引くと共に、3つの弾丸が、レーザーのような捕獲網を纏いながら、田中星人へと突き進む。



    田中星人「ッ!?ギョェェエエッ!!」グググッ!!!



    そして見事に、捕獲網が田中星人を捉えた。

    といっても、これで外せば流石に下手くそというレベルすら超越してしまうのだが。

    597 = 1 :

    上条「よしっ!!これであとは、もう一回トリガーを引けば……」カチッ!!



    中星人「」ジジジジジジジジジッ……



    田中星人の頭の部分が、GANTZの転送の時のように、少しずつ消えていく。



    御坂「これが捕獲か……どこに行くんだろうね……」



    上条「さぁな……天井は、『上に送った』としか言わなかったし。……そこまで考えたらキリがないさ……」




    「」ジジジジジジジジジッ……



    少しずつ、ゆっくりと転送され、とうとう田中星人の姿が完全に消えた。

    598 = 1 :

    上条「……ふぅ……終わったか。あー、疲れた……」



    御坂「全く……大体アンタが勝手に1人で動くから、こんな事になってんでしょうが!!
    私らだってまだまだあの部屋の初心者なんだから、1人で動くんじゃないわよ!!死にたいの!?」



    上条「うぅ……返す言葉もございません……不幸だ……」



    確かに、1人で星人と早々に遭遇するとは、流石上条さんといったところだろう。

    599 = 1 :

    偏光能力「……なぁ……アレが星人か?……あんなんがこの学園都市にぞろぞろいやがんのか?」



    上条「あぁ……みたいだな……天井の話だと学園都市の外にも居るみたいだけどな」



    偏光能力「そうか……なぁ、お前等。今さっきの星人は、死んでないんだよな?何処かに送ったって」



    上条「あぁ。それがどうかしたのか?」



    偏光能力が、神妙な顔つきで、上条に問いかける。





    偏光能力「お前等……これから先、あんなバケモンを全部、殺さずにやり過ごすつもりなのか?」

    600 = 1 :

    上条「!?」

    御坂「な!?なによ!?どういうことよ!!」


    偏光能力が言葉を続ける。



    偏光能力「どうもこうもねぇだろ。お前等を見てると、殺す殺さないにえらくこだわってるみたいだけどよ……向こうはこっちを殺す気満々なんだろ?

    しかも、普通の人間じゃあ手も足も出ないようなバケモンばかりときた。コッチも殺す気でいかなきゃ、簡単に殺されちまうんじゃねぇのか?」



    偏光能力が、上条と御坂の弱点を、ズバリ言い当てた。


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