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元スレ上条「……GANTZ?」御坂「黒い球体の部屋?」

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みんなの評価 : ★★
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451 : VIPにかわりま - 2013/04/11(木) 19:45:53.50 ID:ZXI1RqZJ0 (+95,+30,-147)
偏光能力「……上条っつったか?あの天井って白衣のヤロー……」


上条「あぁ……御坂を。いや、あの御坂の妹?を見た瞬間、一瞬表情が固まった。
しかも、すぐに表情を戻して、妹の事にすぐには触れないところを見ると……あの妹について、何か知ってるみたいだな。
普通なら真っ先にあの妹について突っ込むだろ?レベル5にそっくりの妹だぞ?」


上条が、天井の不審な行動について考える。


現に、今浜面が御坂に隣の少女について、いろいろ聞いている。
452 : VIPにかわりま - 2013/04/11(木) 19:49:57.80 ID:ZXI1RqZJ0 (+95,+30,-149)
偏光能力「ハッ、中々注意力があるじゃねぇか。ただの無能力者と思ってたがなぁ」


上条「お前こそ、天井のこと殆ど知らねぇハズなのに、何でそんな注意深く見てたんだよ」


偏光能力「臭えんだよ、あの白衣のヤロー。俺と同じ、小悪党の嘘臭ぇ匂いがプンプンすんだよ」


上条「……違いねぇな……」




上条達が見つめる中、御坂が新メンバーへの説明など、対応に困っていると、突如、あの場違い過ぎて不気味な曲が流れてきた。
453 : VIPにかわりま - 2013/04/11(木) 19:50:59.18 ID:ZXI1RqZJ0 (+95,+30,-91)
●<あーたーーらしーいーあーさがきたー、きーぼーーうのーーあーさーがーー










子供「ヒィッ!?おばーちゃん!!何この歌!?」

婆さん「あら、懐かしいわねー。おばあちゃんも子供の時に、この曲で毎朝体操してたのよ?」





曲が終わると、黒い玉に文字が表示される。




『てめぇたちの命はなくなりました』


『新しい命をどう使おうが 私の勝手だす』





黒い玉に浮かんだ文字に、新たに部屋のメンバーとなった一同が騒然とする。
454 : VIPにかわりま - 2013/04/11(木) 19:53:49.12 ID:ZXI1RqZJ0 (+95,+30,-119)
偏光能力「ふ……ふざけんな!!俺の命は俺のモンだ!!俺だけが好き勝手にできんだ!!こんな変な玉に好き勝手されてたまるか!!」


9900号「新しい命……実験体としてのミサカの命は無くなり、新しい命が今ミサカには……と、ミサカは今まで感じたことの無い何かを、微かに胸に感じ取ります」ボソッ……



激昂する偏光能力とは対象的に、9900号はとても冷静に、黒い玉に表示された文字を見ている。


そして、その様子を見ている1人の男がいた。
455 : VIPにかわりま - 2013/04/11(木) 19:54:36.11 ID:ZXI1RqZJ0 (+90,+30,-36)
天井「……まさか……な。実験体は所詮実験体のハズだ。感情など……」ボソッ……



天井は、9900号の様子をチラチラと見ている。




上条「…………」




そして、そんな天井を上条がジッと見ていた。
456 : VIPにかわりま - 2013/04/11(木) 19:57:34.35 ID:ZXI1RqZJ0 (+95,+30,-119)
浜面「さて……前回と一緒なら、そろそろ星人の情報が出てくるころだよな……鬼が出るか蛇が出るか……」


御坂「どちらでも無いでしょ、星人が出るのよ」


浜面「いや……そういう訳じゃ……お、出た出た!!」


黒い玉に映されていた文字が消え、別の映像が表れる。










『こいつらを倒してくだちい』








『田中星人』




特徴 つよい ちわやか とり


好きなもの ちょこぼうル


口癖 ハァーハァーハァー



457 : VIPにかわりま - 2013/04/11(木) 20:00:24.45 ID:ZXI1RqZJ0 (+95,+30,-112)
浜面「田中星人……何だろう?どっか遠い昔に見た気が……」


天井「君らの世代では知っている方がおかしいだろ」


御坂「好きなモノチョコボールって……星人もお菓子が好きなのかしら?」


上条「ネギ星人もネギ好きだったしなぁ。何かこの星人と関係あるんだろうか?」


ミッション経験者達は、画面を見てそれぞれ思い思いの感想を述べる。


そして、初参戦のメンバーは、戸惑っていた。
458 : VIPにかわりま - 2013/04/11(木) 20:01:55.18 ID:ZXI1RqZJ0 (+95,+30,-98)
偏光能力「オイ。お前らだけで話してないで、こっちにも説明しねぇか!!」


9900号「一体今の映像は何だったのでしょうか?と、ミサカは内心物凄く戸惑いながら、平然を装い問いかけます」


御坂「全然戸惑ってるようには見えないけどね。そこまでいくと凄いわね、貴女。
えっと……確かそろそろ……あ、その玉の周辺に居る人達。危ないわよ?」


御坂が、玉の周辺にいる人間に注意を促す。
459 : VIPにかわりま - 2013/04/11(木) 20:02:50.25 ID:ZXI1RqZJ0 (+93,+30,-82)
●>>ドンッ!!!


不良A「うぉっ!?」


ドンッ!!!<<●>>


上条「へぶっ!!」グシャッ!!



黒い玉の両サイドが開き、中から様々な銃やスーツケースが出てくる。



御坂「……アンタ前回も挟まってたわよね?何してんの?馬鹿なの?」



上条「ゆ、油断してました……不幸だ……」
460 : VIPにかわりま - 2013/04/11(木) 20:09:00.55 ID:ZXI1RqZJ0 (+95,+30,-79)
各々が、スーツケースや銃を取り出していく。


御坂「銃は絶対人に向けて撃たないでねー。あと、自分のスーツは必ず着ること。
時間が無いから理由は後で話すけど、とにかくスーツだけは着ておいて。もう一回死にたくなかったらね」


御坂が新メンバーにスーツを着るように、注意を促す。



上条「そういえば……よかった。俺のスーツは無事みたいだな」




上条が、制服のカッターシャツの下に着ているスーツを確認して安堵する。
461 : VIPにかわりま - 2013/04/11(木) 20:11:07.69 ID:ZXI1RqZJ0 (+95,+30,-191)
神裂との戦いで、破壊されたハズだったのだが、どういうわけか元に戻っているようだ。
そういえば、折れたハズの肋骨も内臓の損傷も、いつの間にか治っている。



天井「転送される前の怪我やスーツの破損は、この部屋に転送された時点で全て元通りになる。
その様子だと、さっそくスーツを壊したようだな?
車にはねられても、銃に撃たれても、ミッション以外で壊すことなど殆ど無いハズだが……一体君はどういう日常を送ってるのやら……」



上条「ハ、ハハッ……上条さんの日常に、安息の時などないのですよ……不幸だ……」ガクッ……
462 : ◆fz1M8o - 2013/04/11(木) 20:20:41.82 ID:ZXI1RqZJ0 (+95,+30,-81)
キリがいいので、一旦休憩します。

上条さんや偏光能力の観察力と推理力が半端ないことは、気にしないでください。


今度こそ、次回『天井無双』になります。

そんままミッションスタートまで突っ走るので22時くらいまでお待ちください。
463 : VIPにかわりま - 2013/04/11(木) 20:24:36.76 ID:I5ycxgPio (+27,+29,-18)
乙乙
上条さんは危機的状況とかだと直感がぱない時あるからな
9900号のアダ名楽しみだわ
464 : VIPにかわりま - 2013/04/11(木) 20:24:50.90 ID:olc6BLrg0 (+18,+23,-1)
乙です!
待ってるぜェ
465 : VIPにかわりま - 2013/04/11(木) 20:25:25.91 ID:8uyIjdVTo (+27,+29,-45)
乙、ガンツは少ししか知らないけど楽しんで読ませてもらってます。
466 : VIPにかわりま - 2013/04/11(木) 20:31:55.70 ID:PzWdJjag0 (+20,+27,-2)

ついにきたか田中ww
467 : VIPにかわりま - 2013/04/11(木) 20:42:30.26 ID:oEh7g06jo (-13,-4,-3)
乙三くん?
468 : VIPにかわりま - 2013/04/11(木) 20:44:25.81 ID:4LYNFGJs0 (+30,+29,-24)
ガンツ知らないけど星人はみんなこんなファンシーなのか
ネギやらチョコボールやら田中やら
469 : VIPにかわりま - 2013/04/11(木) 21:29:21.89 ID:1ZYsma4MO (+19,+26,-17)
9900号は天井の顔知らないのか?
470 : ◆fz1M8o - 2013/04/11(木) 21:58:40.83 ID:ZXI1RqZJ0 (+98,+30,-90)
お待たせしました。そろそろ再開します。


>>463
まぁ、主人公だからってことで。偏光能力の方は知りません……

>>464
>>465
ありがとうございます!!引き続きどうぞ。

>>466
>>467
悩んだ末、結局田中にしました。……まぁいっかw

>>468
ガンツの宇宙人は基本、地球にあるモノや人に擬態してるので、身近なモノや人が敵になる感じです。
仏像とか恐竜とかダビデとか。

>>469
知らない設定でお願いします。天井さんは、妹達と直接は接してない感じで。
471 : VIPにかわりま - 2013/04/11(木) 22:04:48.07 ID:ZXI1RqZJ0 (+93,+30,-154)
不良C「ハッ!!そんなオタクみてぇなコスプレするわけねぇだろうが!!」


御坂「……別にいいわよ?着たくなければ着なくても。ただし、着なかったら間違い無くアンタ達は死ぬわよ?
何しろ、前回はレベル5である私が殺されかけたくらいなんだからね……」



不良B「れ、レベル5!?まさかテメェ、第3位の……」



御坂が、冷静に不良達を諭す。


不良A「お、おい。どうするよ?レベル5のヤツが殺されかけたって言うんだぜ?」


不良B「ば、馬鹿野郎!!ビビってんじゃねぇよ!!相手はただの中学生のガキだぜ?」


不良C「いや、でもレベル5つったら相当の……さっきから何やってんだ?D」


不良Cは、さっきからXガンをいじりまわしている不良Dに話しかける。
472 : VIPにかわりま - 2013/04/11(木) 22:07:43.23 ID:ZXI1RqZJ0 (+95,+30,-64)
不良D「いや……さっきから見てんだけど、どうやって撃つのかなコレ……トリガー引いても何にも何ねぇし……」カチャカチャッ……



不良DがXガンを構えて、色々と銃をいじっている。



その銃口の先には、天井が。








ギョーーンッ!!!
473 : VIPにかわりま - 2013/04/11(木) 22:09:41.86 ID:ZXI1RqZJ0 (+95,+30,-88)
天井「!?なっ……」



不良D「お、何か光った。でもこれ弾出ねぇじゃん。つまんねぇな」カチャカチャッ……




御坂の注意にも関わらず、突如、不良DがXガンの二つのトリガーを引いたことにより、天井に向かって発射されたのだ。




一度照準が合ったまま、発射されたXガンからは、決して逃れられない。





天井の命は、残り3秒となる。
474 : VIPにかわりま - 2013/04/11(木) 22:12:19.51 ID:ZXI1RqZJ0 (+93,+30,-87)
上条「バッ……」


御坂「そ、そんな……」


浜面「馬鹿野郎っ!!この銃を人に向けんなって言っただろうが!!何てことしてんだテメェは!!!」ガシッ!!



あまりにも突然の事に、驚愕する上条と御坂に対し、浜面が真っ先に不良Dに掴みかかる。



不良D「あぁ!?んだテメェは!!何か文句でもあんのかコラァッ!!!」


浜面「うるせぇっ!!テメェは今とんでもない事をやっちまったんだぞ!?人1人殺しちまったんだぞ!?」
475 : VIPにかわりま - 2013/04/11(木) 22:13:51.37 ID:ZXI1RqZJ0 (+95,+30,-153)
前回のミッションにより、自分を庇い、更には御坂を庇い、ネギ星人と共に命を落としたヤクザの影響で、浜面自身、命に対する考え方が大きく変化したようだ。


例え、冷酷な天井に対してでも、命をないがしろにするべきではないと考えたのだろう。



不良C「何寝言言ってんだテメェは!!弾も出てねえし、何にも起きてねぇだろうが!!!」バキィッ!!!


不良Cが横から浜面を殴り、浜面はその場に倒れこむ。


浜面「ぐっ!!痛っ……あの銃にはなぁ!!時間差があって」









天井「それぐらいにしておけ、浜面君」スッ……
476 : VIPにかわりま - 2013/04/11(木) 22:16:22.97 ID:ZXI1RqZJ0 (+95,+30,-96)
御坂「へ!?あれ!?だってもう3秒以上……」


浜面「天井……あ、アンタ何でまだ生きて……」


浜面を制止したのは、Xガンで撃たれたハズの天井であった。


Xガンに撃たれた標的は、その箇所が爆散する。



それに例外は無い。




不良C「ほら、何ともねぇじゃねぇか。何ビビってんだよテメェ。ダセェ男だなぁオイ」


不良D「オラ、立てやコラァッ!!俺に掴みかかったからには覚悟出来てんだろなぁオイッ!!」バキィッ!!



不良Dが倒れている浜面に蹴りを打ち込む。
477 : VIPにかわりま - 2013/04/11(木) 22:17:48.17 ID:ZXI1RqZJ0 (+90,+30,-32)






ギョーンッ!!!


上条「!?」


御坂「え!?」


浜面「な……」







その瞬間、再びXガンの発射される音が鳴り響いた。
478 : VIPにかわりま - 2013/04/11(木) 22:20:00.73 ID:ZXI1RqZJ0 (+95,+30,-170)
3




不良D「あ?……おいコラ、テメェオッサン!!何俺に銃向けてんだコラァッ!!!」


天井「何をビビっているんだ?弾は出ないし、人に向けても問題ないんだろ?この銃は」スッ……


天井が銃を下ろす。




2



不良C「おいオッサン!!調子乗ってんじゃねぇぞ!!!」


不良B「オッサン舐めてんだろ俺らを?わからせてやっからちょっとこっちこいやコラ」グイッ


不良B・Cが、天井に掴みかかっていく。




1



天井「あぁ……そこの御婦人……」

天井が、孫を守るように抱き寄せるお婆さんに対して、冷静に話しかける。





天井「その子を連れて、廊下に出るといい。今から起こる事は、小さな子供が見るモノじゃあない……」
479 : VIPにかわりま - 2013/04/11(木) 22:22:50.28 ID:ZXI1RqZJ0 (+95,+30,-50)
0



上条「!?婆さん!!早く部屋の外に!!」


何かに気づいた上条が天井達への視界を防ぐように、子供の前に立つ。





不良D「テメェッ!!何シカトしでンデボボボボ」









グシャッ!!!



ビチャビチャッ!!!!!



ドサァッ!!!
480 : VIPにかわりま - 2013/04/11(木) 22:27:07.37 ID:ZXI1RqZJ0 (+95,+30,-172)
不良C「…………へ?」





突如、不良Dが内側から破裂するように爆散し、その肉片や血が、部屋中に飛び散った。



御坂「い……イヤァァァァァァァァアアアアアアッ!!!!!」

浜面「う……ウプッ……」


部屋中に、御坂の悲鳴が響き渡り、浜面はあまりの惨劇に、吐き気を催している。









不良B「ひ……ひ……」ガタガタッ……


天井「……どうした?ビビっているのか?この程度で……」スッ……



叫びが声にならない不良Bの背後に、天井がいつの間にか忍びよる。
481 : VIPにかわりま - 2013/04/11(木) 22:29:40.12 ID:ZXI1RqZJ0 (+95,+30,-83)
不良B「う、ウワァァァァアアアアッ!!!」ブンッ!!!



ガシッ!!



不良Bが、背後の天井へと、錯乱気味に腕を振り回すが、その腕を天井に取られる。




メキメキィッ!!!

不良B「ガァァァァァァアアアアッ!!!折れる!!折れるって!!!」



そのまま、不良Bの腕が折れるか折れないかの微妙な力加減で握り続ける。

下手に折るよりも、よほど苦痛が続くようである。
482 : VIPにかわりま - 2013/04/11(木) 22:30:42.66 ID:ZXI1RqZJ0 (+95,+30,-94)
不良C「し、死ねぇぇぇぇぇぇえええっ!!!!」チャキッ!!


天井「!?」バッ!!!



不良Cが天井にXガンを構えるが、その瞬間、天井は不良Bを盾にする。



不良C「ウォォォォォォォォオオオオッ!!!」



ギョーンッ!!!

ギョーンッ!!!

ギョーンッ!!!




天井「…………」チャキッ!!

ギョーンッ!!!
483 : VIPにかわりま - 2013/04/11(木) 22:33:24.44 ID:ZXI1RqZJ0 (+95,+30,-133)
3



不良B「ヒッ……おい……もしかして俺今撃たれたのか?」ガタガタッ……



天井「ん?あぁ、撃たれたよ。何発も。盾代りご苦労」



2



不良B「て、テメェ!!C!!何で撃ちやがった!!」


不良C「う、うるせぇ!!邪魔なんだよテメェ!!」



1



不良B「や、嫌だ!!嫌だっ!!!死にたくねぇ!!どうすりゃいいんだオッサン!!」


天井「どうするも何も……死ぬのさ、君はね」ニッコリ


天井が、笑みを浮かべて答える。






0



不良B「ウワァァァァアアアアッ!!!助けてくれ!!誰か助げべババババ」


グシャッ!!!!









グシャッ!!!!
484 : VIPにかわりま - 2013/04/11(木) 22:35:24.82 ID:ZXI1RqZJ0 (+95,+30,-77)
不良C「ギャァァァァァアアアアアッ!!!!う、腕が!!俺の腕がぁぁぁあああ!!!」ブシュゥゥゥウウッ!!!



不良Bが爆散すると共に、不良Cの銃を持った右腕が弾け飛ぶ。


どうやらさっきの攻防で、天井に撃たれていたようだ。



天井「ククッ……私に銃を向けて、無事に済むと思ったのか?君らこそ、私を舐めていたのではないのかな?」



天井が倒れこんだ不良Cに、ゆっくりと近づいていく。
485 : VIPにかわりま - 2013/04/11(木) 22:37:45.22 ID:ZXI1RqZJ0 (+95,+30,-63)
不良C「ァ……ア……た、助けて……助けてください……」



天井「君を助けることで、私にどんな益があるんだい?ん?」チャキッ!!

ギョーンッ!!!


天井がにこやかに、不良Cの頭へ至近距離から撃ち込んだ。




3

2

1


不良C「助けてくれぇ……助けてくれぇぇぇぇええ!!!!」


0






グシャッ!!!
486 : VIPにかわりま - 2013/04/11(木) 22:40:08.17 ID:ZXI1RqZJ0 (+95,+30,-127)
御坂「…………」ガタガタッ……


ギュッ……

9900号「…………」



浜面「ウ……オェ……」


浜面は心底気持ち悪そうに。

御坂は、妹と名乗る9900号を抱きしめるように、天井の起こした惨状から目を背けていた。




偏光能力「ここまでやるかよ……」



不良A「ひっ……ヒィ……」ガタガタッ……



天井「……おや……まだ生き残りがいたのか。1人では心細いだろ?」チャキッ!!



天井が怯える不良Aへと、Xガンを向ける。
487 : VIPにかわりま - 2013/04/11(木) 22:42:38.61 ID:ZXI1RqZJ0 (+95,+30,-121)
上条「待てよ。もう十分だろ……」


上条が、不良Aの前に立ち塞がる。



天井「十分などではないよ。君ならわかるだろう?Xガンで撃たれたのにも関わらず、まだ私が生きている理由が。

コイツらは、私の生存率を著しく削ったんだ。生かしておく理由がないよ」




天井が未だに無事な理由。


それは、天井が既に、あらゆる攻撃を防ぐ、スーツを着ていたからである。

そして、上条は知っている。


このスーツの耐久力には、限りがあると言うことを。
488 : VIPにかわりま - 2013/04/11(木) 22:45:24.24 ID:ZXI1RqZJ0 (+95,+30,-125)
すなわち、天井のスーツの耐久力は、不良Dの撃ったXガンによって、大きく削られているのだ。


これから、星人との戦いがあるという中では、かなりの痛手である。



上条「だからと言って、これ以上殺す理由もないだろ?この場は退けよ天井。やるなら後は、俺が相手になる」



天井「……やれやれ、君は正義感が強すぎるな。そんなんじゃ、いつか足元を救われるぞ?」チャキッ……


天井が上条の頭に照準を向ける。



上条「アンタに心配されるほどじゃないさ」


上条は、天井をじっと睨みつけている。
489 : VIPにかわりま - 2013/04/11(木) 22:52:42.98 ID:ZXI1RqZJ0 (+95,+30,-123)
天井「……フッ……ガンツ。私を一番始めに転送してくれ。それと、転送先に『アレ』を置いててくれ。
あ、ついでにミッションが終わるまでに、この部屋の掃除よろしく」スッ……



ジジジジジジジジッ…………



天井が銃を下ろすと、直後、天井の身体が転送されていく。
どうやら、ミッションスタートのようだ。



天井「今回は……私も少しだけ本気でいくよ。まだ死ぬわけにはいかないからね……」ジジジジッ……
490 : VIPにかわりま - 2013/04/11(木) 22:55:51.69 ID:ZXI1RqZJ0 (+95,+30,-122)
偏光能力「あの野郎が消えた……てうおっ!?俺の身体もかよ!!どうなってんだ!!」ジジジジジジジジッ……



上条「御坂!!浜面!!しっかりしろ!!天井が非協力的なんだ。俺たちが引っ張らなきゃ皆死んじまうぞ!?」



御坂「!?……そう……よね……皆!!自分のスーツケースは持った!?時間がないから、着替えるのは向こうで着替えるわよ!!
それと、アンタと浜面さんは、銃を持ってきて!!前回天井さんに教えてもらったヤツ全部よ!!出来るだけ多くね!!」ジジジジジジジジッ…………
491 : VIPにかわりま - 2013/04/11(木) 22:57:02.84 ID:ZXI1RqZJ0 (+95,+30,-166)
上条「わかった!!」


浜面「了解!!片っ端から持っていってやるよ!!」


御坂が転送されながらも、浜面と上条へと指示を出す。


スーツと武器。


この異常な部屋で生き残るには、この二つが不可欠だ。




浜面「上条!!お前スーツケースは!?」ジジジジジジジジッ……


上条「俺はもう着込んでる!!俺は心配しなくていいから、自分の心配をしろ!!向こうに着いていきなり殺られるかもしれないんだからな!!」ジジジジジジジジッ……





そして、間も無く全員が、この黒い球体の部屋から転送された。








『2ndミッションスタート』
492 : VIPにかわりま - 2013/04/11(木) 22:57:58.94 ID:ZXI1RqZJ0 (+30,-29,-2)












●<『いってくだちぃ』










『01:00:00』ピッ






493 : ◆fz1M8o - 2013/04/11(木) 23:03:27.02 ID:ZXI1RqZJ0 (+95,+30,-61)
投下終了です。


とりあえず、西君ポジとしての、天井君無双でした。


ちなみに生き残ってる不良Aは、ガンツ原作でただ一人スーツを着ていたヤツです。



明日から3日ほど、もしかしたら一週間くらい来れないかもです。


でも、続きはある程度書けてるので、ご安心を。


それではおやすみなさい。
494 : VIPにかわりま - 2013/04/11(木) 23:04:36.54 ID:olc6BLrg0 (+8,+18,-1)
乙だぜェ

495 : VIPにかわりま - 2013/04/11(木) 23:05:58.59 ID:A6kTRQeUo (+27,+29,-19)

西君ポジの立ち回りは本編より好きかも
496 : VIPにかわりま - 2013/04/11(木) 23:11:20.22 ID:4LYNFGJs0 (+23,+28,-2)

続きを待とう
497 : VIPにかわりま - 2013/04/11(木) 23:12:56.35 ID:PgFQ+sCm0 (+27,+29,-43)

その説明だと>>1はアニメ版ガンツ見ていないみたいだね
アニメ版のチンピラAは原作より綺麗。監督の意向とか何とか
498 : VIPにかわりま - 2013/04/11(木) 23:13:43.41 ID:pW0+UeAFO (+27,+29,-5)
おおぉ
きてたか

いいねいいね
続きが楽しみだ
499 : VIPにかわりま - 2013/04/11(木) 23:13:45.03 ID:UF9OXdGV0 (+24,+29,-38)
乙 
わざわざガンツに指定するってことは100点武器の類か?
500 : VIPにかわりま - 2013/04/12(金) 00:39:49.09 ID:uL3VC1YHo (+9,+22,-1)
乙でした
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