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    元スレ上条「……GANTZ?」御坂「黒い球体の部屋?」

    SS+覧 / PC版 /
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    みんなの評価 : ★★
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    51 = 18 :

    乙です
    キャシャリンは介旅であとはGANTZのキャラか?

    52 :

    一方さんはでるんですか

    53 :

    ガンツ最初の頃は面白かったな
    期待してる

    54 :

    結局ガンツって何だったんだ?
    なんか少し前に正体バレしたらしいけど

    55 :

    通称「神星人」と呼ばれる上位存在が登場
    全部こいつのおかげでした、というデウスエクスマキナであっさり全容解明

    56 :

    こんばんわ、1です。


    それでは、続きを投下していきます。


    >>49
    >>52
    ありがとうございます!!

    >>50
    >>51
    その辺は、おいおい明らかになります。まぁ、バレバレでしょうが……

    >>53
    出ると思います。ガンツメンバーかは未定ですが。

    >>55
    そんなの出て来たんですか?次のコミックが楽しみです。

    57 = 1 :

    0:00





    学園都市 第7学区 とある路地



    御坂「外に出たのかしら……それにしても、いつの間にか夜になっていたのね。あの部屋、窓がなかったからわからなかったわ」


    早めに黒い球体によって転送された御坂は、あちこちを見回していた。


    どうやらここは、第7学区のようだ。よく帰り道に、自販機からジュースを奪……もとい、買って帰る公園が近くに見える。

    58 = 1 :

    御坂「それにしてもどうやってあの部屋から移動したのかしら?
    空間移動とかとは、また別みたいだし……んー、機械ではまだ、テレポートみたいな能力は再現できないハズだけどねぇ」



    御坂が色々と頭の中で状況を整理している中、次々とあの部屋に居た者達が、転送されてきた。



    そして、最後に、御坂がよく知るツンツン頭のお節介の顔が見えた。



    上条「ゲッ!?ビリビリ!!」ジジジジジ……



    御坂「ビリビリ言うな!!ようやく来たわね……ホラ、早くあのネギ星人ってのを探すわよ!!」

    59 = 1 :

    上条「ちょ、ちょっと待てビリビリ!!少し向こう向いててもらえませんか?上条さん、今非常にマズイ状況なのですが……」ジジジジジ……



    御坂「何訳のわからないこと言ってんのよ!!今以上にマズイ状況がそうそうあるわけ……」




    転送されてきた、上条の姿を見て御坂が固まる。

    スーツへの着替えが間に合わず、上条の上条が露出したままになっていたのだ。



    御坂「あ……あ……」バチバチバチッ……

    60 = 1 :

    御坂の身体から、紫電が走り出す。


    学園都市第3位の超能力者。


    常盤台の電撃姫。


    『超電磁砲』御坂美琴14歳



    そう、どれだけ強力な力を持とうが、彼女は14歳の女の子なのだ。


    常盤台という、お嬢様学校に通っているため、もちろんそういった経験は皆無である。





    したがって、こうなる。








    御坂「フギャァァァアアアアアアッ!!!!!!」バチバチバチバチバチバチッ!!!!!


    上条「ギャァァアアアアアアアアッ!!!!!!」バリバリバリバリバリバリッ!!!!!







    上条の持っている切り札は、本来、御坂の電撃を物ともしないともしないモノである。


    しかし、必死でスーツを着ようとしていた上条は、不幸にも手が完全に塞がっており、切り札を使うことができなかった。


    結果、電撃の強烈な閃光と共に、二人の悲鳴が真夜中の路地に響き渡る。

    61 = 1 :

    御坂「信じらんない!!あんなモノ女子中学生に見せるなんて!!トラウマになったらどうしてくれんのよ!!」


    上条「だから向こう向いててくれって言っただろうが!!こっちだって危うく、一度も使わずに死ぬところだったんだよ!!


    御坂「使うって何をよ!?」


    上条「ナニだよ!!」



    二人は引き続き、大声で言い合っている。



    浜面「おいおい、お前らちょっと静かにしろよ!!こんな真夜中に、家が密集しているところでそんな大声出したら、人が集まってくるだろ!!」シーッ!!



    浜面が、騒ぐ二人をどうにか鎮める。とは言っても、先ほどの御坂の悲鳴と閃光で、人が集まってきてもおかしくないのだが。


    おかしくないのだが、辺りは整然としている。窓から顔を覗く者すら見つからない。





    浜面「…………まぁ、いいか。ホラ、早くネギ星人とやらを見つけるぞ。まずは見つけなきゃ、先に進まないんだ」

    62 = 1 :

    「……本当ですか?その話は……」


    ヤクザ「これがアンタらの実験とかいうモノなんか?」



    研究者「えぇ、そうです。死後の世界という非現実、そこから更に極限状態に追い込まれた人間が、敵として設定された未知の目標に対してどう対応するかっていう実験なんですがね」


    「何の意味があるんですかその実験……ということは、僕らの死の記憶ってのは……」


    研究者「えぇ。こちらで若干、記憶を操作させていただいています。つまり貴方達はまだ生きているんですよ。申し訳ありませんね」

    63 = 1 :

    学生「どうして、それを僕達に教えるんだ?実験なんだろ?」




    研究者「貴方達がこの場を離れ、それぞれ帰路に向かっていたからですよ。止むを得ず、説明して、この場に留まって頂く為です。

    今のところ、私達以外の三人の子供達が、実験内容を知らずに進めています。

    実験は、彼らメインで行うとして、内容を知っている貴方達には、彼らが目標へとスムーズに辿り着けるようにサポートしていただきたいのですよ。

    もちろん、謝礼は致しますよ?実験終了の暁には、納得のいく額をお支払いいたします」

    64 = 1 :

    学生「僕は金なんかいらない!!金があってもしばらく使いようがないんだ!!」



    研究者「そういえば、貴方は……そうですね。それでは貴方には、恩赦として、刑の減刑をプレゼント致しましょう。
    我々の研究に協力するという名目があれば、直ぐにでも保釈されますよ。確か介旅君……でしたかな?」



    介旅「!?……どうしてそれを……」



    研究者「……被験者の情報くらい、把握しておりますよ。と言っても、私のような末端には名前しか伝えられてませんがね」



    介旅「……忘れないでくれよ、その条件」

    65 = 1 :

    ヤクザ「それで?俺らはどうすりゃえぇんや?」



    研究者「貴方達には、彼らを目標まで誘導してもらいます。
    こちらが、目標の現在地を記したレーダーになってます。これを使い、彼らと共に、目標へと向かってください」



    研究者の男は、ヤクザに小型のレーダーのようなモノを渡した。
    レーダーにはここら一帯の地図が表示されており、そこに、赤い点が7つ、3つの青い点が、表示されている。


    どうやら、この青い点が、目標のようだ。

    66 = 1 :

    ヤクザ「ん?どうやって使うんや?コレ」


    介旅「貸してくれ!!僕がやってみる!!」カチカチッ



    研究者「それでは、よろしくお願いいたします。私は上司への現状報告後、直ぐに合流させていただきますので」




    研究者がそう告げると、他の3人は一目散に、目標へと走って行った。
















    研究者「……さて……」バチバチバチッ……



    フッ……




    3人がその場から去ったことを確認すると、研究者は何かの機械を操作し、バチバチと火花を散らしながら、その姿を完全に消した。

    67 = 1 :

    少し短いですが、投下終了です。


    次回は、ネギ星人登場編をお届けします。

    介旅の極悪度が5割増し程にになってますので、介旅ファンの方はご遠慮ください。


    いないか……

    68 :

    今更だが量子変速から上条さんと同じように人を庇って爆発が直撃した風紀委員がいたな。彼は怪我しただけだったけど。しかも治ったらに庇った相手とデートしてたけど。

    そういや上条さん三巻で粉塵爆発にも巻き込まれても無事……あまり難しいことは考えないようにします

    69 :


    西君ポジ来たか

    >>68
    そんなあなたに上条さんと美琴は、実はまだ死んでない説。ガンツは稀に死んでない人間も転送するぞ。
    でもあれはコピーになるのか。1がどう考えてるかだな。

    70 :

    とりあえずカプ要素あるかだけ教えてくれ

    71 = 54 :

    >>69
    死んでる死んでないに関わらず毎回の転送事に新たに作り出されてるとも言えるかも
    あの転送って原理的には一度分解してから再構築してるっぽいし

    72 :

    こんにちわ、1です。
    ゆっくり投下していきます。



    >>68
    介旅の能力ってドンドン強くなってませんでしたっけ?最後は1フロア爆破するくらいだから、打ち消さない限り死ぬ気が……
    まぁ、粉塵の方は知りませんw

    >>69
    その辺はおいおいですねー。死んでなくても岸本みたいにはならないと思います。
    ややこしいので。

    >>70
    未定ですね。メインはガンツ世界なので。

    >>71
    データからの再生って感じですもんねぇ。

    73 = 1 :

    『00:40:50』



    浜面「そっちはいたか?上条」



    上条「いーや、それらしきヤツは見なかったな。この辺はスキルアウトも居ないのか、人っ子一人会わなかったぜ?」



    御坂「繁華街ならわかるけど、住宅街だからねー、この辺りは。それに深夜だし、皆寝てるんでしょう」



    浜面「クソ!!流石に闇雲に探しても見つからねぇか。仕方ない、もうちょっと探してくる」ダッ!!



    浜面は再び、目標であるネギ星人を探しに走って行った。

    74 = 1 :

    上条「あんな情報だけで、探し出すのも難儀な話だよな……もっと何か手掛かりみたいなモノはないのか?」



    御坂「うーん……ん?ちょっとアンタ、そのスーツについてる機械は何なの?」



    御坂は、上条のスーツからコードの伸びたデバイスに目を付けた。



    上条「ん?何だコレ?全然気づきませんでしたよ」チャキッ



    御坂「ちょっと見せて……今まで見たことない機械ね……えーっと……」カチカチッ、カチカチッ



    ピッ

    75 = 1 :

    御坂「あ、何か地図みたいなのが出た。……どうやらこの辺りの拡大地図みたいね。縮小は……これかな」カチッ


    御坂がボタンを弄ると、周辺がわかるくらいまでに縮小された地図が、デバイスに表示された。


    デバイスには、赤い点が7つ。それと、青い点が3つほど表示されている。



    御坂「赤い点が7つ……確か、あの部屋にいたのも7人よね?
    この私達がいる辺りの地点に、2つ赤い点があるし、赤い点は、私たちのことみたいね。
    となると、この一人で行動してるのは、浜面さんかな?

    だったら青い点が……目標のネギ星人ってことなのかしら?」

    76 = 1 :

    青い点は、全部で3つ。2つは、ここからかなり離れたところで共に行動しており、残った1つは、どこかのアパートの一室に表示されている。



    上条「恐らくそうだろうな。凄いじゃないか御坂!!これで一気に事が進みそうだ」


    御坂「だからビリビリって言う……え?今ちゃんと御坂って……」


    突然、ちゃんと自分の名を呼んでもらえた為、御坂は少し戸惑っている。


    上条「ん?どうした御坂?」


    御坂「へ?い、いや別に……何でもないわよ……」

    77 = 1 :

    御坂「(なんだろ?ただちゃんと御坂って呼ばれただけなのに……ちょっと認められた感じがして嬉しいかも……)」


    上条「お?浜面が3つの赤い点と合流したみたいだ。
    そんで、そのまま1つだけある、青い点の場所に向かっているようだな。俺達も行こうぜ御坂」ダッ


    御坂「へ?あ、ちょっと待ってよ!!」ダッ


    上条と御坂は、アパートの中にいる青い点の元へと、仲間と合流すべく向かう。

    78 = 1 :

    …………



    アパートの前



    浜面「ここにネギ星人がいるのか?」


    介旅「あぁ、間違いないね。このデバイスには、そう表示されている」



    介旅、ヤクザ、センセーと書かれていた男。
    そして、途中で彼らに出会い、半ば強制的に合流させられた浜面は、青い点の反応が1つだけあったアパートの前まで来ていた。



    ヤクザ「こんな普通のアパートに宇宙人なんざおるんか?」


    介旅「しょうがないだろ!?そう表示されているんだから!!」


    「ほ、本当に居たらどうしましょうかね……」ブルブル


    浜面「そ、そうだな……倒せなんて言われても、どうすればいいのやら……」

    79 :

    これゲンコロ役立たずなんかな

    80 = 1 :













    介旅「そんなこと、簡単じゃないか。殺せばいいんだろ?この銃で」




    メガネをかけた華奢な学生、介旅が、さらりとした口調で言った。








    81 = 1 :

    浜面「こ、殺すって……お前、そんな簡単に……」



    介旅「なんだよ?別に間違ってないだろ何も。だってそれが目的なんだから」



    ヤクザ「最近のガキは……よくもまぁ、そんなポンポンと殺す殺す言えるもんやなぁ」


    介旅「さっきからうるさいんだよオッサン!!アンタなんざ、僕の能力を使えば、木っ端微塵なんだぞ!?」



    ヤクザ「ハイハイ、凄いな兄ちゃんは」



    ヤクザは、介旅の罵倒をまるで相手にしない。

    82 = 1 :

    介旅「クソゥ……どいつもこいつも僕をバカにして……見てろ?僕が速攻でケリをつけてやるよ!!」ダッ!!


    介旅が、アパートの階段を登っていく。


    「ちょ、ちょっと!!君が事を進めてどうするんだよ!!」


    浜面「ん?アイツが宇宙人に会うとマズイのか?」


    「あ、いや……どうしましょう、ヤクザさん……」ボソボソ


    ヤクザ「別にどうもこうも、なるようにしかならへんやろ。報酬が無くなって恨むんなら、あの暴走しがちなモヤシを恨むんやな」ボソボソ



    浜面「?」



    そうこうしている内に、介旅が部屋の玄関の前に着いた。

    83 :

    >>79
    作者の解釈にもよるけどたぶんムリじゃない?
    星人の力は能力ってわけじゃなくもともとそういう生物ってだけだし
    幻想殺しでゴリラを触ったからって筋力が消える訳じゃないし、イカスミに触った所でそれが消える訳じゃないだろう

    84 = 1 :

    >>83
    途中ですが、返答しておきます。

    明らかなエネルギー系は消せるということにしておいてください。
    強ボスに役立つ感じです。



    オニ星人の火とか、雷とか
    千手のレーザーとか

    ちなみに田中は無理です。機械なので。

    85 = 1 :

    ドンドンドンドンッ!!!!!



    介旅「オラァッ!!出て来いよ宇宙人!!僕がぶっ殺してやる!!」



    ドンドンドンドンッ!!!!!







    ガチャッ……





    介旅が乱暴なノックで中の住人を呼び出すと、不意にドアが開いた。





    「へ?」

    ヤクザ「あぁん?」

    浜面「……あれがネギ星人……なのか?」



    アパートの下から様子を見ていた三人が、揃って頭に?を浮かべる。

    86 = 1 :

    介旅「…………お前がネギ星人なのか?」


    ネギ星人「…………?」




    目の前には、子どもほどの大きさの、少し顔色が白っぽく、細長い人物がいた。

    髪の毛は逆立った緑色で、顔と合わせると白ネギを連想させる。



    介旅「答えろよ!!お前がネギ星人なのか!?」チャキッ!!


    介旅が銃を子どものネギ星人に向ける。



    ネギ星人「ネ、ネギだけで十分ですよ」


    子どものネギ星人は、驚いた様子で、よく意味のわからない言葉を返した。

    87 = 1 :

    介旅「あぁ?何言ってるんだよお前!!バカにしてんのか!?」


    ネギ星人「ネ、ネギだけで!!ネギだけで十分ですよ!!」ドンッ!!


    介旅「うわっ!?」ガシャンッ!!



    ネギ星人が介旅を突き飛ばし、勢いよく部屋から飛び出した。



    介旅「このっ……ぶっ殺してやる!!!」ジャキッ!!


    カチッ!!


    介旅が、銃をネギ星人へと向け、何故か二つあるウチのトリガーの一つを引いた。

    88 = 1 :

    ……



    介旅「あれ?この銃、弾とか何か出てこないのか!?」


    介旅が、何も変化の起こらない銃をくまなく調べる。


    その時、何かの拍子で、二つのトリガーを介旅が同時に引く。


    その瞬間









    ギョーンッ!!!!!







    介旅「わっ!?」

    浜面「おぉ、何か銃が光った!!」

    「でも弾とかは出ないんですかね?やはり、実験用のオモチャ……いえ、何でもありません」



    その場に居た人間全てが、その銃から放たれた光に注目する。
    ネギ星人に向けられていた銃は、青白い発光を上げたと思いきや、その光はすぐに消えた。

    89 = 1 :

    3



    それと同時に、ネギ星人の子どもは、アパートの2階廊下から飛び降り、着地。そのまま逃走をはかる。



    2


    浜面「うぉっ!?降りて来た!!く、来るなら来やがれ!!」チャキッ!!


    浜面は、驚きながらネギ星人へと持っていた銃を向ける。



    1


    ネギ星人「ネギ!!ネギあげますから!!ネギあげますから!!」ポロッ……

    浜面「なっ!?……泣いてるのか?」スッ……



    ネギ星人は、涙を流しながら、浜面へ何かを訴えかける。
    それは、怯えた子供が、訳のわからぬまま、許しをこうような姿に見えた。




    0


    浜面「な、なぁ皆。やっぱりこんなの」


    浜面が、他のメンバーに何かを訴えかけようとしたその瞬間

    90 = 1 :


    グチャアッ!!!!!



    ベチャッ!!!




    浜面「…………へ?」




    ネギ星人「ギャァァアアアッ!!!」



    突然、ネギ星人の腕が、内側から破裂するように爆発した。
    それと共に、浜面にネギ星人の血が大量に降りかかり、ネギ星人は、爆ぜた腕の痛みにより絶叫した。





    介旅「す……凄い!!凄いぞこの銃!!!何だ!?今の破壊力は!?」


    その様子を見て、介旅が子供のようにはしゃいでいる。

    91 = 1 :

    「な……なんだ?いきなり破裂……いや、爆発したのか……?」ガタガタ


    ヤクザ「お、おいクソガキ!!お前一体何をやったんや!!」


    介旅「何をって、ただこの銃で撃っただけだよ。何か問題でもあったのか?」



    介旅が、階段を下り、こちらへと向かってくる。
    その目は完全に血走っており、一言で言えば、イカレた殺人鬼のように見える。



    浜面「な……あ……」ガタガタ……


    浜面は、訳のわからぬまま震えている。

    突然、目の前で人間の子供のようなモノの腕が爆ぜ、その血が大量に降りかかってきたのだ。まともな人間なら無理もない。

    92 :

    これ介旅が西君ポジになるのかな?

    まあどっちにしろ死にそうだけど…

    93 :

    西くんポジは天井クンでしょ?

    94 = 1 :

    ギョーンッ!!!

    ギョーンッ!!!




    不意に、再びあの銃の発射音のようなモノが聞こえてきた。
    全員が、振り返ると、介旅が再びネギ星人に撃っている。




    3



    ヤクザ「クソガキィ……」

    浜面「……お前……まさか……」



    2


    介旅「なんだよ……もしかして実験の心配か?それならもう、このスキルアウトの結果は出ただろ。
    この無能力者のクズは、ビビって何も出来ませんでしたってさ」



    1



    浜面「テメェ!!何が実験だ!!訳のわからねぇこと言ってんじゃねぇ!!」



    浜面が介旅に激昂する。

    95 = 1 :

    ネギ星人「ね、ネギ……」


    浜面「!?」



    その時、ネギ星人が、手に持っていたネギを浜面に差し出しながら、こう言った。




    0



    ネギ星人「ネギあげますから……助けてくださ」




    グチャアッ!!!!!

    ドォォォォオオオンッ!!!!!





    ドサァッ!!!

    96 = 1 :

    上半身が、完全に爆ぜたネギ星人の子供は、確認するまでもなく、そのまま死んでいった。


    一発は外したのか、道路のアスファルトが派手に破壊されている。



    浜面「あっ…………」


    浜面は、言葉も出ず、ただその様子をジッと見ていた。

    そして、全員の視線は、そのまま介旅へと移る。




    介旅「なんだよ……文句あんのか?お前ら……」チャキッ!!


    介旅は、今度は浜面達に向かって銃を向ける。

    97 = 1 :

    ヤクザ「このクソガキィ……ようそんな簡単に人を殺せるのぉ?」


    介旅「何言ってんだ?さっきのガキは、どう見ても人間じゃないだろ?大方、学園都市が作った変な生き物さ。

    それに僕は、既に能力で人を殺してるんだ。誰も僕の力を認めようとしないからな!!1人2人増えようが、別に大した差はないさ」



    ヤクザ「何寝言言っとんのじゃ、この……」




    ヤクザと介旅が殺気立つ中、ふと全員の視線が一箇所に集中する。

    98 = 1 :

    学生「…………」ジー


    ふと、アパートの一室から、学生らしき男の子がこちらを見ている。


    浜面「!?オイ、アンタ!!警備員を呼んでくれ!!」


    介旅「な!?お前!!」チャキッ!!


    介旅は浜面に銃を向ける。


    しかし、その銃が浜面に発射されることは無かった。



    学生「す、スゲー!!何かスゲー道路が壊れてるよ!!写メっとこっと!!」ピロリンッ



    学生は、写メを撮ると、そのまま部屋の中へと戻っていった。

    99 = 1 :

    浜面「…………」

    介旅「…………」


    ヤクザ「どういうことや……」

    「見えてましたよね?私達……なのに気づかれてないような……」


    4人は、不思議そうに呆然としている。



    介旅「……クッ、ククッ……」


    ヤクザ「何や?何がおかしいんや?」



    介旅「シックスセンスって映画のオチ……知ってるか?まさに今の僕らのようだ……やっぱりこれは、実験なんかじゃなく……僕らは本当に……」





    死んでいる。




    介旅がそう、言い終わる前に、背後からただならぬ気配を感じた。

    100 = 1 :

    背後には、大きな影と、それより少し小さな影が見える。




    ネギ星人父「…………」

    ネギ星人母「ア……ア……」



    影の正体は、ネギ星人と同じような配色をした、2mほどの大男と、エプロンをかけた170cmほどの女性?であった。



    二人とも、目からは涙のようなモノを流している。子供のネギ星人の両親なのだろうか。




    介旅「あのガキの親か?どっちも化け物みたいな顔しやがって……」チャキッ!!



    介旅が銃を二体に向ける。


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