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    元スレ上条「……GANTZ?」御坂「黒い球体の部屋?」

    SS+覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★
    タグ : - GANTZ + - とある魔術の禁書目録 + - 上条 + - 御坂 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    101 = 1 :

    ネギ星人父「ォォォオオオオオッ!!!!」

    ネギ星人母「ァァァアアアアアッ!!!!」


    二体のネギ星人が声を揃えて吠える。

    自分の子供を殺されたのだ。人間も星人も、その悲しさや怨みは共通するのだろう。


    そして、強烈な殺意の篭った視線を、4人に向ける。



    「あ…あぁ……」ガタガタ


    ヤクザ「……おい、そこの兄ちゃん……お前はこっから早よぅ逃げろや」


    浜面「そ、……そんなこと……出来るわけ……」ガタガタ



    浜面やセンセーは、その強烈な殺気に当てられ震えている。

    102 = 1 :

    ヤクザ「お前はあのクソガキと違うて、少しは聞き分けのありそうなガキやからな……。
    それに、これはお前らを利用して、金を得ようとした俺らへの罰みたいなもんや……」



    浜面「利用?何だよそれ!?そんなこと言われても俺だけ逃げるなんざ」



    ヤクザ「えぇからさっさとこっから去ねや!!!」


    浜面「!?」ビクゥッ!!


    ヤクザの恫喝に、浜面が驚いて固まる。



    浜面「……わかったよ……すぐに頼りになりそうな助けを呼んで来てやるからな!!」ダッ!!



    浜面は、走ってその場を後にした。

    103 = 1 :

    「ヒ……ヒ……」ガタガタ


    ヤクザ「何や、大の男が情けない……アンタ教師なんやろ?」


    「え、えぇ……一応小学生の……だってこんな状況ですよ?貴方は怖くないんですか?」ガタガタ


    ヤクザ「……俺かて怖いわ……でもな、大人やったらガキを守る為に踏ん張らなあかん時があんのや……それに、それが教師ってもんやろ」



    「!?ま、まさか貴方も……」



    ヤクザ「……俺も教師や。見た目でようヤクザに間違われるけどな……ほら、アンタも少しは教師としての根性出したらんかい!!」チャキッ!!


    ヤクザもとい、ヤクザ風の教師が、浜面の逃走路を塞ぐように、銃を構え、ネギ星人夫妻に立ち塞がる。

    104 = 1 :

    介旅「……くだらない……たかがスキルアウトのクズ風情にムキになって……お前ら全員くだらないんだよぉぉぉおおおっ!!!」ジャキッ!!


    その様子を見ていた介旅が、銃の2つのトリガーに指をかける。


    狙いなんてどうでもいい。

    実験なんてどうでもいい。

    この場にいるモノ全てを殺してしまえばそれで終わりだ。





    ネギ星人夫妻「「ォォォォォォオオオオオオッ!!!!!」」ダッ!!!



    その瞬間、ネギ星人夫妻が、声を荒げながら、それぞれ動き出した。

    105 = 1 :

    投下終了です。


    ヤクザさんの原型がありませんでした。


    まぁ、介旅をとことんゲスくしたので、ヤクザさんはいい人にしようかなってことです。


    あと、ネギ星人母は、適当にエプロンをつけたネギ星人とでも想像しててください。

    106 :

    >>105
    ネギだけでじゅうぶんですよ

    107 = 93 :


    ネギあげます

    108 :


    こ、これは乙じゃなくて捻じ曲げたネギなんだからね!

    109 :


    ネギ臭い

    111 :

    ネギらい乙

    112 :


    実際、禁書キャラでガンツで生き残れそうなのって誰だろう?
    初春は意外と役に立ちそう

    113 :

    禁書的にはチェリーや師匠の使う超能力はどういった扱いになるんだろう?
    やってることは明らかに多重能力だし

    114 :

    少なくともステイルあたりは生き残れないな
    上条は主人公補正がなかったら即死

    115 :

    スーツがあれば、誰もが主人公になれるからなぁ。
    反射神経に定評のある上条さんなら千手観音までならイケるんじゃない?

    116 :

    上条さんはそろそろ負けを味わってほしい

    117 = 112 :

    ゴルゴ(オマージュ)がスーツなしでもある程度いけたから砂皿とステファニーコンビはいけそうな気がする

    118 :

    こんばんわ、1です。

    今日もゆっくりと投下していきます。


    >>106
    >>107
    >>108
    >>109
    >>111
    まさか既に地球にはネギ星人が大量に……ネギらいありがとうございます!!

    >>110
    あれさえあれば、一気に難易度崩壊しますね。

    >>112
    初春は、終盤ガンツ玉を操作出来そうですよねー。序盤はキツイでしょうけど。

    >>113
    >>114
    >>115
    >>116
    >>117
    色々意見ありがとうございます。参考にさせていただきます。

    119 = 1 :

    『0:20:36』



    タッ、タッ、タッ、タッ


    浜面「クソッ!!クソォッ!!情けねぇ!!逃げるしか俺には出来ねぇのか!?」タッ、タッ、タッ、タッ



    浜面は、ネギ星人夫妻のいたアパート周辺からひたすら逃げる。




    正直、あの二体のネギ星人を見た瞬間、自分は心底怯えていた。


    まるで、柱に括り付けられて、飢えた猛獣の前に差しだされたような気分。


    自分は確実に、アレに殺されると確信してしまったのだ。


    そして今、アレから逃げているこの瞬間にも、悔しさと共に、心から安堵している自分がいる。

    120 = 1 :

    浜面「……最低だ……俺は……」



    自分のような、ただのスキルアウトには、どうすることもできない。

    今、自分にできることは1つしかないのだ。




    浜面「ハァッ、ハァッ、見つけたぞ!!お前ら……」ゼェッ、ゼェッ



    ネギ星人のアパートまで向かって行った道を戻り、目的の人物とようやく合流する。


    コイツなら何とかしてくれるハズだ……無能力者の自分とは違う、超能力者……学園都市第3位の実力者であるコイツなら……

    121 = 1 :

    御坂「浜面さん!!どうしたの!?そんなに息を切らして!!」


    上条「俺たちも、お前らと合流しようとそっちに向かってたんだが……何かあったのか!?」



    ただならぬ様子の浜面に、アパートへと向かっていた上条と御坂が声をかける。



    浜面「ハァッ、ハァッ、頼む御坂……あの人達を……あのオッサンを助けてやってくれ……頼む!!」

    122 = 1 :



    『00:18:01』




    …………



    『実験終了です。皆さん、お疲れ様でしたー』



    「ん?あれ?ネギ星人は?」



    『大丈夫、ネギ星人なんていませんよ。これは、実験です。作りモノだったんですよ。今までの事は』



    「そ、そうか……そうだったんだ……」



    『怖い思いをさせてすいませんね。これはささやかな謝礼です』



    「よかった……全部作りモノだったんだ……よかった……」





    センセーとケースに書かれていた男は安堵した表情で、天を仰ぎながら笑みを見せていた。


















    もちろん、これは夢でも作りモノでもない。

    123 = 1 :

    「全部……全部夢だったんだ……よかった……」ブシュゥゥウウッ!!!



    男の両腕は、鋭利な刃物のようなモノで切断され、そこから血が止めどなく溢れている。


    もはや立ち上がる力すら残っていないだろう。




    ……いや、立ち上がる心が、彼には欠片も残っていないだろう。

    逃避した夢の中で、ゆっくりとセンセーは笑みを浮かべながら、意識を失っていった。

    124 = 1 :

    『00:14:03』




    介旅「クソォッ、クソォッ!!!何で僕がこんな目に!!!」ドクドクッ……



    介旅は、先ほどまでとは、数百メートルほど離れた、別のアパートの駐輪場スペースで、息を殺して隠れていた。

    今日は、燃えないゴミの日なのか、近くのゴミ捨て場には、ビンや空き缶などのが捨てられている。




    浜面逃走後、残る3人に襲いかかってきたネギ星人夫妻は、まず、銃を構えていたセンセーの両腕を引き裂いた。


    彼らの手に生えた爪は、さながら日本刀のような斬れ味を持っており、人間の身体を簡単に斬り刻む。



    あっと言う間にセンセーは血飛沫をあげて倒れ、ネギ星人父が介旅へ。

    そして、ネギ星人母がヤクザへと向かって行った。

    125 = 1 :

    その後、介旅は逃げながら銃をネギ星人父に撃ち続けたが、周囲を破壊するだけで、ネギ星人父には当たらない。


    彼の怯えと焦りが、照準を大きく狂わせているのだ。


    己の器に合わない力など、いざという時には何の役にもたたない。

    『レベルアッパー』と言う、安易な能力アップの手段に手を出す彼には、決して理解できないことだろう。


    仮初めの力というモノが、どれだけ酷く脆いモノだということを。

    126 = 1 :

    介旅「クソォッ!!この銃が不良品なんだ!!全然あの化け物に当たらないじゃないか!!」ガシャンッ!!



    介旅が、銃を思いっきり壁に投げつける。


    ザッ、ザッ、ザッ、ザッ



    すると、その音に釣られたのか、誰かがこっちに向かってくる足音が聞こえてきた。


    介旅「ッ!?お、落ち着け……そうだ、あの逃げた腰抜け達かもしれないじゃないか……デバイスで、確認すれば……」ピッ

    127 = 1 :

    介旅「~~~~~!?」



    デバイスを確認した瞬間、介旅に絶望が訪れる。



    青い点が……星人が自分のいる場所のすぐそこまで来ているのだ。




    ネギ星人父「…………」キョロキョロ


    ネギ星人父が、介旅が隠れているアパートのすぐ前で辺りを見回している。



    介旅「(どうする!?どうやってアイツから逃げ切る!?クソ、アイツらの誰かが近くを通ってくれれば、そっちに気を取られている内に逃げられるのに……)」

    128 = 1 :

    自分から仕掛けておいて、自分勝手極まりない考えしか、介旅には思い浮かばない。


    どうにか魔法のようにアイツから……魔法?



    介旅「そうだよ……僕には力があるじゃないか……あんなクズ達とは違う力が……」



    介旅の目には、ゴミ捨て場に捨てられている空き缶が映っている。






    メキィッ!!!


    ネギ星人父「!?」バッ!!


    突然、鳴り響く乾いた音に、ネギ星人父が反応する。



    目の前には、燃えないゴミ袋が。

    129 = 1 :

    よく見ていると、中に入っている空き缶が、次々と圧縮されているように見えた。


    ネギ星人父には、何が起こっているのか理解できていない。




    介旅「僕には力があるんだ……あんなクズ共何かとは違う……」



    介旅が、学園都市の能力開発にて得た『量子変速』という能力。

    それは、簡単に言えば、アルミを爆弾へと変える力。


    レベルアッパーで強化された今の彼ならば、アルミさえあれば、遠隔操作で強力な爆弾を作れる。


    彼が爆弾の材料にしたのは、ネギ星人父のすぐ近くにあるゴミ袋の中身。




    アルミの空き缶である。







    介旅「僕以外の何もかも……みんな消し飛んじまえ!!!」




    カッ!!!!!




    その瞬間、辺りに爆音が響き渡り、爆炎が闇を照らした。

    130 = 1 :

    投下終了です。


    介旅のクズ化が止まりません。


    それでは、おやすみなさい。

    132 :

    乙  ヤクザな先生が気にかかる

    133 :

    乙です
    クズキャラはとことんクズを貫いてこそ輝く訳よ

    135 :

    1です。

    >>134
    物理特化系辺りは、代わりにオリジナル星人でも入れていこうかと……

    コミックスのオリジナル星人募集の上位にあった勇者星人とか、ガンシューティングゲームのHODボス勢が出てくるタロット星人とか。

    構想としては、アクションやRPG系のゲームの敵キャラを使えば、面白そうで、違和感無くガンツにでてきそうな星人が山ほどあるので。

    137 :

    一方通行はでるんですか?

    138 = 1 :

    こんばんわ、1です。


    今日もゆっくりと投下していきます。


    >>131
    ありがとうございます!!

    >>132
    ヤクザには、中々いい位置についてもらってます。

    >>133
    了解です。とことんクズの介旅をご覧ください。


    >>136
    悲しいけど、コレ戦争なのよね……


    >>137
    出ますよ。ガンツに入るかは未定ですが。


    それではどーぞ。

    139 :

    アニメ版は一部以外は結構良く作られてる
    犬の死亡もちゃんとされててよかった(このスレにも動物がガンツに転送されて欲しいが……)

    140 = 1 :

    『00:17:32』



    ネギ星人のアパート前



    ネギ星人母「ォォォォォォオオオオオオッ!!!!!」


    ネギ星人母は、子供を失った悲しみを、天に向かって、耳を劈くような叫びで表している。



    ヤクザ「ガハッ……これは……もうアカンな……俺は……」ドクドクッ……



    傍らには、ヤクザもとい、ヤクザ風教師の男が、壁に寄りかかるように倒れている。

    腕や背中からは、大量に血が流れているようだ。



    浜面が逃走してからおよそ3分足らず。

    たったそれだけで、あの場に居た3人は、それぞれ瀕死の状態になっていた。

    141 = 1 :

    ヤクザ「あの兄ちゃんはちゃんと逃げたんかな……俺らが命張って逃がしたんや……逃げ切ってくれな怨むでホンマ……」ゲホッ、ゲホッ!!



    ネギ星人母「!?」ユラァッ……



    咳に反応したネギ星人母が、ヤクザにトドメを刺そうと、ゆっくり近づいていく。


    ヤクザ「そうやろな……アンタにしたら、自分の子供を殺されたんや……俺ら皆殺しにしても、気が晴れんやろな……」



    ネギ星人母「…………」ザッ、ザッ、ザッ

    142 = 1 :

    ヤクザ「俺には子供はおらんが……アンタの気持ちはわかるつもりや。好きにしたらえぇ……。
    せやけど、できればそれは、俺で終わりにしてくれや……」


    ヤクザは、力が抜けたように、ネギ星人母へと懇願する。



    「終わらせないわよ……貴方みたいな人は死なせない!!」バチバチバチバチッ!!!




    ネギ星人母「!?」


    バチバチバチバチッ!!!!!




    次の瞬間、ヤクザへと歩みを進めるネギ星人母へと、強烈な電撃の槍が叩き込まれた。


    ネギ星人母は、そのまま電撃の衝撃により、数メートルほど、くの字に吹き飛ばされる。

    143 = 1 :

    ヤクザ「これは……」


    ヤクザは目の前で起きた出来事に目を見開いている。



    浜面「オッサン!!大丈夫かオッサン!?」


    ヤクザ「お前……アホが……何で戻って……」ゲホッ、ゴホッ!!


    浜面「ひでぇ怪我だ……もう喋るなオッサン!!」ビリビリィッ!!!


    浜面は、上着のジャージを脱ぎ、包帯代わりにすることで、ヤクザの止血を行う。




    バチバチバチバチッ……バチバチバチバチッ……


    御坂「間に合ったのかしら……酷い怪我……」バチバチバチバチッ……

    144 = 1 :

    ネギ星人母に電撃の槍を叩き込んだ張本人、『電撃姫』御坂美琴が、遠目からヤクザの様子を心配そうに見ている。



    御坂と上条は、浜面から大体の事情は聞いている。



    介旅が、子供のネギ星人を殺してしまったこと。

    それに怒り狂って、ネギ星人の両親が現れたこと。


    御坂「……この人は間に合わなかったか……」スッ……



    御坂が、既に事切れているセンセーの元へとしゃがみ込む。


    そして、ゆっくりと、センセーの目を閉じさせた。

    145 = 1 :

    御坂「さっきのがネギ星人の母親か……いくら宇宙人っていっても、あの電撃をまともに喰らえば……」スッ……






    立ち上がれないハズ。


    御坂はそう願っていたが、そう簡単にはいかない。



    ネギ星人母「…………」スッ……



    転倒していたネギ星人母がゆっくりと立ち上がる。
    どうやら、身につけているエプロンが多少焦げた程度で、さほどダメージは受けていないようだ。



    ヤクザ「嬢ちゃん……気をつけぃ……ヤツの爪はナイフみたいに……」ゲホッ、ゴホッ!!


    浜面「だから喋るなって!!大丈夫だ!!あの子は学園都市第3位だぜ?」



    ネギ星人母「ガァァァァアアアアッ!!!!」ダッ!!



    叫びながら、ネギ星人母が御坂へと突進してくる。
    手の爪は、刀のような斬れ味を持ち、御坂の柔らかい身体など、容易く斬り刻むだろう。




    近づければの話だが。

    146 = 1 :

    ピィンッ!!


    御坂が、一枚のコインを宙に飛ばす。


    御坂「ごめんなさい……どう考えても悪いのはこっちだってのはわかってる……」スッ……


    バチバチッ、バチバチッ!!


    御坂は、右腕をネギ星人母の方へと真っ直ぐ伸ばす。

    指先には、電気が集まっている。





    御坂「だから……ごめんなさい……」バチバチバチバチッ!!






    キィンッ!!!


    そのまま、落ちてきたコインを、右手の指で弾く。

    その瞬間、凄まじい速度とパワーで、ネギ星人母へとコインが飛んでいった。

    147 = 1 :

    ゴォォォォォォォォオオオオオオオオッ!!!!!



    コイン自体は僅か数メートルほどで、あまりのエネルギー量に耐えられず消滅するだろう。
    しかし、発生したエネルギーは、そのまま目標へと突き進む。



    御坂美琴の代名詞である、必殺の能力『超電磁砲』が、向かってくるネギ星人母を、容赦無く襲う。

    148 = 1 :

    …………




    シュゥゥゥゥウウッ……



    御坂「加減は十分にしてるわ……しばらく倒れてて頂戴」



    眩い光と、凄まじい轟音・衝撃が静まると、そこには数十メートルほど吹き飛ばされ、倒れ伏している黒焦げのネギ星人母の姿があった。


    本来の威力ならば、いくら宇宙人とはいえ、跡形も無く粉砕出来るハズだが、御坂にはその覚悟は未だ無い。



    無くてもいい覚悟なのだ。殺す覚悟など。



    そんな覚悟、本来の女子中学生『御坂美琴』ならば。

    149 = 1 :

    ヤクザ「ハッ……途轍もない嬢ちゃんやな……恐れいるでぇ……」


    浜面「御坂!!大丈夫か!?」


    御坂「えぇ、私は平気。……気分は最悪だけどね……」





    カッ!!


    ドゴォォォオオオオオオオオッ!!!!!




    浜面「わっ!?」

    御坂「きゃっ!?」




    突如、数百メートルほど離れたところで、爆発が起きる。

    規模はそこまで大きくなさそうだが、爆音がここまで響いてきたようだ。

    150 = 1 :

    御坂「何よ今の爆発……」


    浜面「……介旅だ、多分。多分、アイツの能力による爆発だろう」



    浜面と御坂は、爆発の起きた方向をジッと見ている。



    浜面「大丈夫なのか?アイツも俺と同じ無能力者だろ?」


    浜面は、もう一つの青い反応へと向かった男の身を案じる。


    御坂「大丈夫よ、アイツなら。何たってアイツは……」


    御坂は、真っ直ぐ爆発の方向を見つめている。
    そして、ふと浜面の方へと顔を向ける。それはそれは、何ら不安を匂わせない笑みで。



    御坂「何たってアイツは、第3位のこの私より、遥かに強いんだから。しっかりあのバカに、お灸を据えてくれるわよ」ニコッ


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