元スレ伊織「スタンド使いを生み出す『弓と矢』…」
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
402 = 2 :
ドサァ!!
ギッ
真「く…落ちた衝撃が体に響くな…」
真(ダメージを受けたせいで『ストレイング・マインド』の耐久力にまで影響しているのか…)
真(それとも、ボクがずっと弱気だから精神力のエネルギーであるスタンドが劣化しているのか…)
真(真美達はすぐに来る…早いところ、柱をブッ壊して…)
真(このビルを破壊しなくては…)グッ
真「オラ…」ドォ
真(………)
真(ビルが崩れてきたら…)
真(真美達は大丈夫なのか…? 『ワープ』出来るとはいえ、崩れる前に、脱出できるのか…?)
真(ボクには『ストレイング・マインド』があるが、この規模…二人はただでは済まないだろう…)
真(しかし、ただで済むようなら…それで牽制になるかと言えば、答えはNOだ)
真(こんなことをしても、何の意味もないんじゃあ…)
404 = 2 :
パッ
亜美「おろ? なんだ、まだ何もやってないじゃーん」
真「亜美…」
亜美「下まで来てもらって悪いけど…また上に戻ってもらうぜ!」
真「そうはさせるか…!」
亜美「オラオラー!!」ドドド
真「オラァッ!!」グォオ
ブルッ
真(この期に及んで…)
真(どうあっても、ボクは本気で行くことが出来ない…)
ヒュン
真美「んっふっふ~、おかえりまこちん」
真(誰かを傷つけるのが…怖いんだ)
真(手に感触が残らない『硬化散弾銃』ならまだ大丈夫だが…)
真(『ストレイング・マインド』で直接殴ったり…相手が死ぬ可能性があることは、ボクには出来ない)
真(ボクは、弱い…)
406 = 2 :
パッ
亜美「さぁおしおきの時間だよベイベー」
真美「へっへっへ、ちょろいもんですな~」
真「ふ…」
真美「ん?」
真「はは…あはははははははは!」
亜美「!?」
真「伊織…伊織は言ったな…」
伊織『異常な破壊力を持ち、動きも大雑把な『ストレイング・マインド』…そうなるのは仕方ないと思うわ』
真「仕方ないだって、伊織…」
真「ボクはまだまだ本気でぶつかっていない! スタートラインにすら立てていないんだ!」
真「………」グッ
真「何が仕方ないんだよ!!」ガシャァァン
亜美「ま、まこちんが壊れた…」
408 = 2 :
真「ああ、ボクは確かに相手を傷つけるのが怖い…自分の腕が体をブチ抜くことを想像するだけで腕が止まる」
亜美「ああ、なんか動きがちょっとヘンだよね」
真「だけど、それは弱さじゃあない! 伊織の言う通りだ、当たり前なんだそんなことは!」
真「ボクの弱さは、『ストレイング・マインド』…自分のスタンドと向き合おうとしなかったこと…!」
真「許せないのは…その弱さのせいで、真美達の本気に応えられないということ…」
真美「…まこちん」
真「そして…!」
ド ドドド
真「その結果…伊織に怪我を負わせたことだ…!」
ドドドド
真「何もしないまま、真美達に負けるようなら…」
真「ボクはただの大馬鹿野郎だ」
ドドドドド ド
410 = 2 :
真美「まこちんの言ってる意味は何かわからんけど…」
亜美「いおりんがケガ? だったら他は来なさそーだし、まこちん倒せばオールオッケーじゃーん」
真「…覚悟したよ。もう、後には引けない」パキ パキ パキ
真美「!」ビクッ
真美(なんかまこちんマジになってるっぽいけど…大丈夫かな、これ?)
亜美(えー、ハッタリっしょー。そんなちょっとやそっとで急に変わったりしないって)
タタタタ
真「オラァ…!」グオッ
真美「! 亜美!」スッ
亜美「オッケー! 『スタートスター』!!」バッ
ヒュン
真「………」ピタ…
亜美「ほら、やっぱり…結局、まこちんは亜美達を殴れない」
真美「ちょいとカワイソーだけど…まこちんの勝手で真美達にはカンケーないよね」
412 = 2 :
真「………」ス…
亜美「ヘイまこちん! 本気で来るんじゃあないのかYO!」
真美「『攻撃してください』って言わんばかりに突っ立ってていいのかYO!」
亜美「行くぜ! この岩を…投げる! そして『ワープ』!」ドシュン!!
ヒュン
真美「真美はそれを…もう一回、亜美の方に『ワープ』だ!」ヒュン
亜美「『ワープ』二倍の『スターキャノン』!! 喰らえッ!!」ドヒュォ
ォォォォォオオオ
真「………」
ガシャァァァン
バカ!
・ ・ ・ ・
亜美「頭が割れた!」
真美「うひー、いったそー」
414 = 2 :
真「………」フラ…
バタン!!
亜美「勝ったか…厳しい戦いだった…」
真美「そーでもないけどねー。いおりんとやってた方がキツかったかも」
亜美「でもさ、まこちんに勝てるってことは…お姫ちんとかも行けんじゃね!?」
真美「うーん、どうかなー…このイキオイなら行けるかも?」
ギ
ギギ ギギギ
亜美「ん? 何、この音」
ギ… ギギギ
真「勝利ムードのところ、悪いけど…」ムク…
真美「なっ…!?」
真「全然、効かなかったんだよな…今の」
亜美「まこちん…まだ立てるのかッ!?」
真美「いや、つーか…効かなかったって、どういうことさ!?」
416 = 2 :
真「春香は教えてくれなかったのか?」
真「スタンド使いの基本…『スタンドはスタンドでしか倒せない』」
亜美「あ、なんか聞いたような聞かなかったような…」
真「スタンドが直接触れているならともかく…」
真「一度『ワープ』させただけの物質が、スタンドに当たるわけないだろ」
真(伊織の『スモーキー・スリル』のように、飛ばした後も『煙』をまとわりつかせて『スタンドパワー』を込めていたり…)
真(ボクの『硬貨散弾銃』や、やよいの『ゲンキトリッパー』のように能力を使っていれば話は別だけど…)
真「『スタートスター』で『ワープ』させただけでは、ダメージは与えられない」
亜美「嘘だ! だって、ちゃんと当たったし!」
真美「大体、まこちんの頭割れてるじゃん! 避けられなかったのか、グリーンベットだし!」
真「違うな…正しくはクリーンヒットだが、そのことを言ってるんじゃあない」
真「避けなかったのは、『集中』していたからだ」
亜美「は? 集中…」
418 = 2 :
真「そして、『ストレイング・マインド』の頭部が割れたってのは…」
真「ボクが自分でやっていることだ」
ギギ ギギギギギ
亜美「うっ!?」
亜美(全身の鎧が、左右に引っ張られてる…)
真美(つーか、両腕に集まってる…?)
真「わかったんだ。本気ってのは…」
ギギギギ
真「自分の持てる力を、全て出すことだ。ボクはまだ、できることをやりきっていない…!」
ギギギ ギギギギ
真「ボクはまだ、何もしてはいないんだ…!!」ギギギ
・ ・ ・ ・
ゴゴ ゴゴゴ ゴゴゴゴ
真美「まこちんのスタンドが…」
亜美「『両腕』を覆う手甲に…」
真「行くぞ真美、亜美。ボクの全部をぶつけてやる」
420 = 2 :
本日分はこれで終了です。支援ありがとうございました。
421 :
おつー
真ほどオラァが似合うのもいないな
422 :
熱くなってきたァ!
423 :
乙です
ストレイング・マインドの形を変えるのか…
424 :
>>402
真「オラ・・・」に吹いたわ
425 :
乙。熱いな、良い!!
426 :
乙乙、能力の一点集中は強いからな。
……波紋!?
427 :
真美と亜美のテンションがいいな
今までのバトルで一番好きだ
429 :
ギアッチョ戦のミスタみたいだ かっこええ
おつ
430 :
ちょっ
亜美真美消し飛んでまうで!
431 :
結果は違うかも?
432 :
真「負けて[ピーーー]ッ!」
433 :
続き楽しみにしておるんよ
頑張りぃやぁ
435 :
メール欄に本当にメールアドレスのっけるやつ久々に見たわ
436 :
わざわざ名無しとかも書かなくてもいいのに
小学生に携帯電話持たせるならセーフティかけとけよ
438 = 434 :
>>437
言い出しっぺの法則
439 :
やめろォ!メルアドをかえしてやるんだッ!
441 :
杉村こうへい君かね
442 :
やめなさい
画面の向こうの相手だからってすぐにそういう事言うな
443 = 436 :
あ、お母さんですか?
よく言い聞かせてやってくださいよ、お子さんのためにも
444 :
削除依頼出せよ…
445 :
>>1が可哀想なんだが…
446 :
スレが伸びてると思ったらこれかよ!
>>1が可哀想だろ……
後、小学生はネットはしたらダメだな。やっぱり
447 :
伸びてるt(ry
とりあえず削除依頼出して
放置しようそうしよう
448 :
勝手に出すなよ?
450 :
増えてると思ったら子供のスタンド攻撃だった
みんなの評価 : ★
類似してるかもしれないスレッド
- 春香「あれ、なんですかこの『弓と矢』?」 (1001) - [51%] - 2012/11/12 5:00 ★
- 上条「エイプリルフールのせいだ……」 (437) - [41%] - 2012/5/7 23:15 ☆
- 八幡「ストーカーされているみたいなんだが」 (744) - [41%] - 2014/7/10 13:45 ★★
- 八幡「そろそろ潮時だよな」かがみ「えっ…」 (1001) - [38%] - 2014/10/7 15:30 ★★★×4
- 勇者「パーティーにまともな奴がいない……」 (1001) - [38%] - 2012/2/12 4:30 ★
トップメニューへ / →のくす牧場書庫について