元スレ伊織「スタンド使いを生み出す『弓と矢』…」
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
751 :
毎度のことながら遅れます…
それで恐縮なのですが、今後何も言わなければ2:00までということにしてください
752 :
支援しろ。SSにはそれが必要だ。
753 :
大統領「ルーシー…スティール」
ルーシー「ハアハア ハアハア ハアハア ハア」
ゴゴゴゴゴ
大統領「おまえが…『頭部』の部位だったのか…まもなく『海』が近づいてくる…大西洋が…」
大統領「やはり おまえはわたしのルーシー……わたしの『味方』だった…」
ルーシー「ハアハア ハアハア ハア」
大統領「遺体はこれで…全ての部位…!! ここにそろったぞッ!」
大統領は全部 そろえてみてやっと気がついた
ゴゴゴ ゴゴゴ
これは聖人の遺体ではない!
ルーシーからはずし ひとつひとつの「それ」を置いて順番に並べてみると……
ゴゴ ゴゴゴ ゴゴゴ ゴゴ ゴゴゴゴ
『ホルマリン漬け』にされた…「輪切り」のソルベだった!
始めます。
754 :
きたか
755 = 2 :
タラ…
千早「『ブルー・バード』…」グイッ
千早(あなた今…動いたの? 自分の意志で…)チラ…
………
千早(反応はない…何だったの、今のは…?)
美希「右肩、右手、左足、そして顔。これで『ロック』は4つ…順調なの」
千早「くっ…」
千早(自分を『軽く』して回避する手段は、美希には通用しなかった…)
千早(近くにいるのはまずい…距離を…)タッ
美希「逃がさないよ」グイッ
ズイ…
・ ・ ・
千早(逃げようとしても、私につけた『ロック』で自分の体を引き寄せてくる…)
美希「『リレイションズ』!」バァン
千早(距離をとらせても…くれないのね)
756 = 754 :
757 = 2 :
ゴォォッ
千早(『スピード』はほぼ互角、美希のスタンドが正確無比な動きをするというのなら…)
千早(こっちはスタンドパワーをスピードに集中させれば…)
千早「はっ!!」バヒュ
美希「!」
チリッ
・ ・ ・
千早(外した…)
ドグォ
千早「がふっ」
ウィン…
ガシュ ガシュ ガシュ ガシュ
千早「きゃぁぁぁぁああああああああ」バァン!!
ドサァ
美希「ふーん」
758 = 754 :
759 = 2 :
千早「う、ぁ…」ズキズキ
千早(どんどん、ダメージが大きくなる…)
美希「1メートル」ズッ
千早「…う…」チラ…
美希「ミキの『リレイションズ』を出せる距離は1mくらいなの」
美希「でも、その中なら…誰にも負けない」
千早(今度は…外さない、ド真ん中に突っ込ませる…)
美希「行くの!」ダッ
千早「来なさい…『ブルー・バード』!」ビュッ
ゴォォォォ
美希「…なーんて」クイ…
スッ
千早「うっ!?」スカッ
美希「ふふん」
760 = 754 :
761 = 2 :
千早(くっ…読まれていた…)
美希「わっと」グラッ
千早(だけど、美希は今のでバランスを崩した!)
バシュ
美希「そんなの当たらないの」グッ
スッ…
千早「はっ!?」ブオン
千早(この距離で…あの体勢から避けられた…これは)バッ
キィーン…
千早(壁に『ロック』のマークが…これに引っ張らせている…!?)
クンッ
美希「なのっ!」ビュォ
ドゴォォ
千早「うっ」ビシッ
千早(ボクサーがリングのロープを利用するように…背後の『ロック』で反動をつけ、私につけた『ロック』に攻撃を…)パリッ
美希「えりゃっ!!」ヒュン
千早「がっ」ドボォ
千早「ああああああああああああ」バリバリバリバリ
762 = 754 :
763 = 2 :
美希「あはっ」
千早(『強』… ………)フッ
千早(『すぎる』…)ズル…
ガクン
千早(『ブルー・バード』は確かに成長している…)
美希「今、ちょっとかすったけど…」
美希「その程度? これなら響の方がゼンゼン強かったの」
千早(だけど…美希の『リレイションズ』はそれとは比べ物にならないほど、強い)
千早(私の『ブルー・バード』がまるで子供扱い…全然敵わない…)
美希「ま、でも…響がやられたってのはジジツみたいだし」ズズズ
千早「………」
美希「千早さんは『再起不能』させてあげるの」フ…
ドヒュ!
ゴォォォォォォ
764 = 754 :
765 = 2 :
千早(駄目…やられる…)
千早「くっ」ギュッ
ガシィ!!
美希「ん!」
千早「え…?」パチ…
シュゥゥゥゥ…
ドドドド ドド
千早「『ブルー・バード』…」
ドドドドド
<LOCK!
美希「へぇ、まだ守る余裕はあるんだね千早さん」
千早(また、『ブルー・バード』が勝手に…)
シン…
千早(私に諦めるなと…戦えと、そう言うの…?)
766 = 754 :
767 = 2 :
美希「ふっ!」ゴォォ
パシッ
<LOCK!
美希「これで両手…『ロック』したの。もう手で受け止めたりできないね」
千早「…わかったわ」
美希「へ? 何が?」
ドド
千早(私がここで諦めたら、春香を止めることはできない)
ドドドド
千早(今までやってきたこと…あずささんの想いも無駄になってしまう)
ドドドドドドド
千早「あなたを倒すわ、美希」
美希「千早さん…?」
美希(目つきが変わった…)
768 = 754 :
769 = 2 :
千早「行け…!」ヒュン
ゴオオ
美希「真っすぐ来ても、ミキには効かないよっ!!」シュッ
スッ
美希「!?」
ガギャァ!!
ミシミシミシ
<LOCK!
美希「なっ…」
千早「『ロック』された部分でなければ…」
美希(自分の腕で、スタンドへの攻撃をかばって…)
千早「防ぎたいなら、別の場所に当てないと…でしょう、美希…!」
美希「う…」
千早「叩き込めッ、『ブルー・バード』ッ!!」ドヒュッ
美希「ーッ!!」ボゴォォ
770 = 754 :
771 = 2 :
美希「く…!」ズザザザ
千早(今度こそ入った…だけど『ロック』はこれで両手両腕…ダメージも大きい…)
クラ…
美希「………『軽く』も『重く』もなってない。どういうつもり、千早さん…」
千早「『軽く』してもあなたには無意味…」
千早「『重く』するのも、限界がある。下手に『重く』しては『リレイションズ』のパワーを上げるだけ」
千早「正面から挑み、倒す…これしかないと思ったのよ」
美希「それは…できるの?」
千早「わからないわ、そんなこと」
美希「………」
千早「………」
ズォッ
ドシュゥゥゥッ
千早「…!!」ビリッ
772 = 754 :
773 = 2 :
バァッ
美希「『リレイションズ』! 両腕への衝撃でガードを空けた!」
千早「ぐあっ」バリバリバリバリ
美希「がら空きなの!」ヒュォッ
千早「………」カッ
ドッガァァーン
美希「ぶっ」
千早「手足を封じても…」
美希「うげぇぇぇえっ」
千早「頭は出るわ、美希…」
美希「うーっ、うーっ…」バタバタ
美希「ふー…なりふり構わないね、千早さん」
千早「なりふり構っていたらあなたには勝てないと思ったから」スッ
774 = 754 :
775 = 2 :
ススス
美希「離れて『ロック』を解除するつもり…?」ゴシゴシ
美希「逃がさないの!」タタッ
千早「違う…」ユラ…
フッ
美希「また自分を『軽く』…なら、『リレイションズ』で!」ス…
千早「…もっと『軽く』する」
ブワッ!!
美希「!」
クル! タッ
美希(天井にくっついて…逆さまなの)
バ!
千早「そして、ここで『重く』する…!!」キュゥゥゥ…
ダッ
ゴォォォォォオォ
美希「上から攻撃…か!!」
千早「行け…!」シュボ
776 = 754 :
777 = 2 :
美希「『リレイションズ』! 腕を挟み込んで…」ガバッ
千早「おおおっ!」
美希「潰すッ!!」ドォン
グギャン
千早「っ!!」ガガガガガガ
美希(重…)
ズズ ザ ザザザ
美希(止まら…ない)
千早「んあっ!!」ドボォ
美希「うげっ」ボゴォ
ギャギギギギ
千早「うおおおおおおおおお」
ズガン
ドッバァァーッ
778 = 754 :
779 = 2 :
美希「あうっ」ガシャン
千早「うあっ」ガギッ
バリバリバリバリ!
千早「ーーーーーっ!!」ギュゥゥゥゥ
ガチ! ガチ! ガチ!
千早「はぁっ、はぁっ!」
美希「う…うぅ…っ」フラフラ
美希「ふっ!」スタッ
千早「ゼェ、ハァ…」
美希「千早さん…今のは効いたよ…」
千早「ハァーッ、ハァーッ」
美希「だけど…千早さんの方がもっと効いてるよね。もう『ロック』は全身についてる」
千早「フゥッ、フゥ…」
780 = 754 :
781 = 2 :
美希「このままだと、千早さんの方が先に倒れる」
美希「ミキにもダメージはある。でも、『リレイションズ』で受けるダメージは千早さんの方が大きい」
美希「ヤケになっても余計に傷つくだけなの」
千早「……… そうかもしれない…」
千早「だけど…私は立ち止まるわけにはいかないのよ」
美希「………」
千早「自分のためにも…春香のためにも」
美希「…千早さん」
千早「行くわよ、『ブルー・バード』…!!」
シン…
千早「………」
千早「…え?」クル
ブラン…
千早(『ブルー・バード』が…動かない…?)
ピシ…
782 = 754 :
783 = 2 :
パラ…
千早「!」
ピキ! ビキビキビキ
千早(『ブルー・バード』の仮面に、ヒビが…)
パリン
ポロ…
ガシャン!
千早「割れた…」
サラ…
千早「あ…!」
サラサラサラ…
千早「あああ…!!」
千早「く…崩れていく…『ブルー・バード』の体が…!!」バッ
千早「あ…」サラ…
千早「あああああああああ…」スルスルスル
千早(砂のように…指の間から落ちていく…!)
千早「そんな…」
千早「『ブルー・バード』が死んでしまった…!!」
784 = 754 :
785 = 2 :
美希「うーん…」
千早「もう、ボロボロなのに無理をさせてしまった…私の『ブルー・バード』が…!」
美希「本当に、死んだのかな?」
千早「え…?」チラッ
美希「スタンドのダメージは本体のダメージ…」
美希「本当に死んだなら、千早さんも死なないとヘンだって思うな」
千早「なら、これは一体…」
シュボ!
千早「!?」ビクッ
美希「!」
ゴオッ
メラメラメラメラ
千早「火…?」
美希「千早さんのスタンドが『燃え』てる…」
ォォォオオォォ…
千早(『ブルー・バード』の残骸が…炎に飲み込まれていく)
786 = 754 :
787 = 2 :
ビキ!
千早「!」
ヒュゥゥゥゥ…
美希「何、この風…『寒い』…」
ビシ ビシ ビシ ビシ
千早(今度は『凍って』いるの…? 炎が『凍り』付いて…)
ビキ ビキビキ
千早(形になっていく…)
パラ…
千早「これは…」
ゴゴゴゴ ゴ ゴ
美希「変わった…大きくなったの」
プシュゥゥウゥーッ
コォォォォ…
ゴゴゴゴゴ
ゴゴ ゴゴ ゴゴ
美希「千早さんの…新しい『スタンド』…?」
千早「新しい…『ブルー・バード』…!?」
788 = 754 :
789 = 2 :
スタンド名:「リレイションズ」
本体:星井 美希
タイプ:近距離パワー型・標準
破壊力:C スピード:B 射程距離:E(1m) 能力射程:D(5m)
持続力:A 精密動作性:A(やる気がない時E) 成長性:B
能力:殴った対象を「ロック」し、狙った相手は逃がさない美希のスタンド。
「リレイションズ」の攻撃の軌道は自身がつけた「ロック」に、引っ張らせるように向かわせることができる。複数の「ロック」があっても方向は自由。
一度「ロック」してしまえば、相手に対し思い切った行動が出来るため、肉体的にも精神的にも本来よりも上のパワーやスピードが出せる。
また、「ロック」した部分へのダメージは他の「ロック」した部分に拡散し、一カ所に複数の「ロック」があればダメージが倍増したり、別の部分にもダメージを与えることができる。
射程距離はかなり短いが、その分精密な動きをする。また、「ロック」を重ねることでその破壊力とスピードは際限なく上がっていく。
A:超スゴイ B:スゴイ C:人間並 D:ニガテ E:超ニガテ
本日分はこれで終了です。支援ありがとうございました。
790 = 754 :
乙です
791 :
乙
続きが気になる
792 :
おう
793 :
おう
794 :
金曜日に投下してもいい
と言うかして欲しい
795 :
乙
新たなる力は、何をもたらすのか?
796 :
星井美希エルメェス説
798 :
こう言っちゃ何だか、もう戦闘シーンなにやってるか分かんねえな
799 :
絵も無いししゃーない
800 :
地の文いれてほしいよな
みんなの評価 : ★
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