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    元スレ垣根「女…だと…」一方通行「…もォ開き直る」

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    タグ : - 垣根「女になって + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    251 :

    垣根クズすぎるwwwwwwww

    252 = 1 :

    メールのやり取り考えるのが楽しすぎて追加してみた。ていとくんが駄目人間でごめんなさい、特に反省はしてません。

    そしてレスくれる人たちありがとうほんとありがとうモチベ上がります。


    >>239
    いや自分自身は普通にヒトカラ行くんだけどね、音痴なくせにアンインストール熱唱したりするけどね、帰る時履歴がほぼ全部アニソンで埋まってるの見るとちょっと泣きたくなるよね、うん……

    254 :

    乙です
    百合子ちゃん萌えるー

    255 :

    百合子天使すぎるわ…

    256 :

    百合子ちゃん寛容すぎかわいいwwwwwwww

    257 :

    メールがすばらしすぎる

    258 :

    何だかんだでメリーさん優しい
    マジ天使!

    259 :

    百合子マジ天使
    メールおもしろすぎる
    何回も読んでしまう

    260 :

    これワンチャン垣根ヒモENDあるで

    261 :

    乙!
    垣根最低最悪w
    イケメンなのに残念すぎるwww

    262 :

    垣根→←百合子←上条
    に期待

    263 :

    やだ…百合子ちゃん優しい…

    264 :

    このメール楽しいから>>1がネタできた時番外編扱いでもいいから投稿してくれると嬉しいwww

    265 :

    このメールのやりとりが楽しすぎて生きる目的増えた

    266 :

    本編もいいけどメールネタも面白すぎるwwww
    ネタができた時とか少しでもいいんでメールネタまたやって欲しいww

    267 :

    乙。メールだとかなり百合子化してるなwwwwww
    ふと思ったんだけどここの>>1って総合でDNAの災難書いてた人?
    あの話凄い好きでさなんか雰囲気にてるからもしか知ってって違ってたらスマン。続き楽しみにしてる。

    268 :

    乙乙!
    久しぶりに盛大に吹いたわwwwww

    269 :

    >>267
    え?と思って読んできたらマジで設定とか被りまくりワロタうわああぁぁぁぁああああ!!!!

    すみませんその人とはまったく関係ないです、一方さんが性未分化系キャラ設定の話は出尽くしてるだろうとは思ってたけどまさかここまで似てるとは……
    本気で一瞬顔面蒼白になった、決してパクリとかのつもりじゃないんですごめんなさいごめんなさい

    あちらの方はその後スレ立てたりしてるんでしょうか
    もし詳細知っている方がいらしたら今後はなるべくネタ被らないようにしたいので教えて頂けると有り難いです

    これからの展開は違う感じになってくはずなのでどうか勘弁してください

    そして次の投下は明日になるかと思います
    おっせーんだよ、さっさと書けこの遅漏の豚がッ!!ってむぎのんっぽく罵ってもらえるととても嬉しいです///

    270 :

    おっせーんだよこのクソムシがぁあああ!
    あと禁書ssなんて飽和状態だし全くネタ被りしないなんて難しいからそんな気にしなくていいと思うよ
    待ってるぜ

    271 :

    面白いんだから寝たかぶり気にするなよカス

    272 :

    二次創作なんだからー
    応援してます

    273 :

    ―――――
    ―――



    垣根「本当にすいませんでしたーーーー!!」ドゲザッ!

    百合子「……うわ、マジでやりやがったコイツ」

    垣根「うおおお…今の声で頭が…」キーン

    百合子「いっそ清々しいくらいにクズだなオマエ」

    垣根「返す言葉もございません」

    百合子「プライドとかねェのかよ」

    垣根「そんな糞の役にも立たねえもんは母親の股の中に捨ててきた」キリッ

    百合子「そうか。じゃあとりあえずクソガキからのメッセージだ、“カキネ、ブチコロシかくていね”以上」

    垣根「…………」


    垣根「ああ…せっかく築きかけてたお嬢ちゃんとの絆が…」

    百合子「そンなモンは最初から1ミクロンたりともねェよ、オマエの中だけの幻想だ」

    垣根「いやいやだって俺あの子にお前のこと任されたし」

    百合子「しれっとホラ吹いてンじゃねェ、ぶっ殺すぞ」

    垣根「………、『この人はミサカたちがそれを望まないからカキネを殺さないってはっきりそう言ったんだよ』」ボソッ

    百合子「!!??…ごほっ!」

    垣根「『オマエがコイツらに対して敵意を持たない以上俺もオマエに敵意は持たない』」

    百合子「うあ…」

    垣根「『今日のことは、その…全面的に俺が悪かっt』」

    百合子「う、うわああああァァァァァ!!やめろこのバカ!」

    垣根「大声出すなよ頭に響くだろ」

    百合子「オマエがバカなこと言うからだろォが!死ね!!」

    垣根「とか罵倒しつつも買い物袋ぶら下げて来てくれるとかどう見てもツンデレです、本当にありがとうございました」

    百合子「帰る」クルッ

    垣根「ごめんなさいごめんなさいもう言いません、お願いですから帰らないで下さい」

    百合子「はァァァァァ…。……とりあえず中入れ」

    垣根「上手く立てないんだけど…」

    百合子「無様に這いつくばって歩けカス」チッ

    垣根「うえ、身体起こしたらまた気持ち悪く……あ、吐く。また吐く」

    百合子「トイレ行けバカ!!」


    274 :


    ――リビング


    百合子「酒くっせェし…」

    垣根「正直ホントすまん」

    百合子「つゥか焼酎ってオヤジかよ、そこはキャラ守ってドンペリ飲ンどけよ」

    垣根「だから俺のキャラはホストじゃねえよ!……ってぇ」ズキズキ

    百合子「ざまァ」

    垣根「あー…やっべえ頭ガンガンする地球回ってるコペルニクスが地動説唱えてる」

    百合子「訳分かンねェこと言ってンじゃねェ」

    垣根「死ぬ…」

    百合子「そンくらいで死ぬかバカ」

    垣根「脳ミソ割れる…」

    百合子「実際一回三分割ンなってンだろ」

    垣根「あ、そうだった」

    百合子「やっぱ馬鹿だろオマエ」

    垣根「あーうっせーうっせー」

    百合子「つゥかよォ、オマエの能力でこのくらいなンとかなったンじゃねェのか」

    垣根「だから今演算出来ねえんだって」

    百合子「そォじゃなくて飲む時だ、アセトアルデヒドの生成を阻害する物質~とか作れンじゃねェの?」

    垣根「自分に気ぃ遣いながら飲む酒なんて美味くねえ。
    そもそも能力不安定だし酔いながら使ったりしたら下手すりゃ自爆する」

    百合子「あァ…そういや電極付けてンだったか。忘れてたわ」

    垣根「あ、そうだ。お前の方こそ血流操作出来るんだよな?じゃあ血液中の毒素の分解とか…」

    百合子「誰がオマエのためにやるか」

    垣根「ですよねー」

    百合子「今後の戒めのためにも今日一日苦しンどけボケ」

    垣根「はい。……ん、ってことは出来るには出来るんだよな?
    じゃあ黄泉川お姉さんたちにはやってあげてんの?」

    百合子「ンなことしたらアイツら際限なく飲み続けるわ。バッテリーにも容量あるしやらねェよ」

    垣根「ふーん?」

    275 = 1 :



    垣根「……にしてもまさか本当に来てくれると思わなかった。お前マジでいい奴じゃん、なんなの」

    百合子「……」

    垣根「あー…まともにつるむようになってまだ数週間だけどなんとなくお前の性格把握してきたわ」

    百合子「……、いつから俺の性格を把握してると錯覚していた?」

    垣根「なん…だと…ってやらせんなよ、ついノッちまったじゃねーか」

    百合子「おいオマエ全然元気じゃねェか、ふざけンな」

    垣根「いやいやいやホント痛いんだって死にそうなんだって、これでも痩せ我慢してんだって」

    百合子「自業自得だバカ」

    垣根「ハイ、おっしゃる通りです。なのでとにかく薬を下さい。ウコン…ウコンを…」

    百合子「その前になンか無理矢理腹に詰め込ンどけ、胃ィやられるぞ」

    垣根「一方通行マジお母さん」

    百合子「死ね」

    垣根「お前NGワード多過ぎだろ……そこは軽い冗談で受け流せよ」

    百合子「オマエの口から出る台詞は全部ムカつくンだよ」

    垣根「存在からして否定とか…」

    百合子「あーもォうざってェ。とにかく二日酔いはミネラルビタミンアミノ酸だ、これ飲め」ポイ

    垣根「スポーツドリンク……お前なんか手慣れてんな」

    百合子「ババァ共がしょっちゅう潰れるから嫌でも慣れざるを得ねェンだよ」

    垣根「お前本当に母親……いや、というより…」

    百合子「あァ?」

    垣根「あ、やっぱこれ言ったらお前本気でぶん殴ってきそうだからやめとくわ」

    百合子「最後まで言えよ、気持ち悪ィな」

    垣根「なんか通い妻っぽい」

    百合子「……」カチッ

    垣根「無言でスイッチ入れんのだけはやめろ、マジで怖ぇから。だからやめとくっつったのに…」

    百合子「ふざけたこと言ってるヒマあったらメシ食っとけ。食欲は?」

    垣根「ある」

    百合子「台所使うぞ」

    垣根「え、まさかお前作ってくれんの?」

    百合子「ンなわけあるか、黄泉川が昨日の晩飯の残り持たせてきたンだよ」

    垣根「黄泉川先生マジ女神」

    百合子「イイからオマエは黙ってポカリ飲ンでろ」

    垣根「んー…」



    276 = 1 :

    短いけどここまで、続きはまた明日に。罵倒してくれた人ありがとう…///

    あとメールネタはこれからも入れてくつもりだ、問題ない。

    ではまた

    277 :

    乙!
    ニヤニヤしながら読んでる

    279 :


    百合子ちゃんマジ撲殺天使

    280 :

    乙!
    百合子ちゃんまじオカン

    281 :

    百合子マジ女神

    282 :

    百合子ちゃんマジ俺の天使

    283 :

    乙乙乙
    すごいかわいいな ニヤニヤしてしまう
    暴言具合とツンデレ具合がめっちゃかわいい

    284 :


    百合子ちゃん天使すぎる

    285 :

    おつ
    かっわええな2人とも

    286 :


    ~~~



    垣根「あー。腹満たしたら落ち着いてきた」

    百合子「そりゃ結構」

    垣根「美味かった」

    百合子「あァそォ」

    垣根「ただな」

    百合子「……あァ」


    垣根「……どうやったらこれだけのもんを炊飯器で作れるんだ?」

    百合子「この世の七不思議の一つだな」

    垣根「俺の未元物質以上に常識通用しねえぞあの人の料理…」

    百合子「マジで作れないモンがないところが怖ェ」

    垣根「黄泉川お姉さんが凄いのか学園都市製の炊飯器の性能が凄いのか……まあどっちにしろ美味いからいいんだけど」

    百合子「食えるだけ有り難いと思え」

    垣根「まったくもってその通りだ。あ、そういや財布は?」

    百合子「ほらよ」ポイ

    垣根「サンキュ。よし、今度なんか奢るけど何がいい?」

    百合子「現金で十億」

    垣根「言うと思ったわ。絶対それ系のこと言うと思ったわ」

    百合子「誠意を見せるならそれ相応のことしろよ」

    垣根「はいはい、分かってる分かってる。
    ……でもよ、お前もお前で無視して寝てりゃよかったじゃん。それか電源切るとか」

    百合子「そしたらオマエ確実に家まで押し掛けてきてただろォが!」

    垣根「本当に申し訳ありませんでした」

    百合子「次やったらマジで入院コース直行だからな?」

    垣根「善処します。いやほら俺長い間死にかけてたじゃん?
    それで飲むの久々だったからちょっとセーブ効かなかったつーか…それにまだ若いし平気かな~とかタカくくってたわ」

    百合子「オマエ確実に早死にすンぞ」

    垣根「そこはお前も人のこと言えねえだろこの虚弱体質が。……まあ太く短く生きるってならそれはそれでアリな気はするけどな。
    とはいえせっかく儲けた命だしそれなりに大事にはするつもりだ」

    287 = 1 :


    百合子「酒ってそンなイイもンかァ?周りは迷惑なだけだっつゥの」

    垣根「お前飲まねえの?」

    百合子「俺まで飲ンだらアイツらの面倒見る奴いなくなンだろが」

    垣根「お前ホント家族大好きっ子だよなあ」

    百合子「うっせェ」

    垣根「決して否定はしない辺りがなんというかこう…」

    百合子「黙ってろ」

    垣根「いやいやいや、分かるんだよ。俺だってもしいたら命懸けてるかもしれねえ」

    百合子「……オマエ親は?」

    垣根「顔も覚えてない」

    百合子「まァ…そりゃそうか」

    垣根「別にそんな奴いくらでもいるしな、自分だけ不幸だとかは露ほども思っちゃねえよ。
    置き去りにしても何にしても……この街にゃ掃いて捨てるほど悲劇ってのが転がってるし」

    百合子「悲劇ねェ」

    垣根「でも悲劇と喜劇は似てるとかよく言うじゃん。今の世の中何だって起こりうるけどよ、
    どんな不幸が降りかかったとしても同じだけどんな幸福も降りてくる可能性があると思うんだよ」

    百合子「はっ、相変わらずメルヘンな思考回路してンな」

    垣根「案外的を射てると思うけどな。実際俺いま結構幸せだし」

    百合子「あっそ」

    垣根「ちなみにその幸せの一部はお前が作ってるんだぜ?」

    百合子「うっっっわ、くっせェ」

    垣根「照れるな照れるな」ニヤニヤ

    百合子「オマエのその都合イイ頭は本気である意味羨ましいわ」

    垣根「そうやっていちいち憎まれ口叩くとこも嫌いじゃないんだなこれが」

    百合子「ばァーか」

    垣根「ん、でもいいな。ホント家族ってよ。正直羨ましい」

    百合子「……別にクソガキと番外個体以外血の繋がりがあるわけじゃねェし。吹けば飛ぶよォなもンなンだよ」

    垣根「そんなことねえだろ。お前らはホントの家族より家族だよ。多分」

    288 = 1 :


    百合子「多分かよ」

    垣根「絶対」

    百合子「オマエが言っても説得力がまったくねェ」

    垣根「なんて言えば正解なんだよ」

    百合子「うるせェこの酒乱が」

    垣根「酒は飲め飲め飲むならば~ってな」

    百合子「死ね」

    垣根「“この盃を受けてくれ、どうぞなみなみ注がしておくれ”」

    百合子「“花に嵐のたとえもあるぞ、さよならだけが人生だ”ってか」

    垣根「あの詩って意訳し過ぎだよな、好きだけど」

    百合子「あー…元は遠方の友人との別れを惜しむ唄だったか」
    垣根「当時は今みたく手軽に会いに行ける交通手段も連絡ツールもなかったわけだからなあ、
    一回一回が今生の別れみたいなもんだったんだな」

    百合子「…つゥかなンで急にそンな話になンだよ、感傷にでも浸りてェのか?ガラじゃねェだろォが」

    垣根「いやなんとなく。ま、それもアレだけど現代みたいにいつでも会えるってのもいまいちありがたみ薄れるよな」

    百合子「知らねェしどォでもイイ」

    垣根「んん、でも手軽に会えるからこそお前来てくれたんだしやっぱ有り難いわ」

    百合子「言ってろ」

    垣根「え、なに?手軽に会えなくてもお前のためならいくらでも来てやるって?
    ……ごめんな?その気持ちには応えられねえわ、俺Bカップ以下は女として見れないから」

    百合子「そォか、こっちもオマエのことは人間以前に道端の石ころ以下の認識しかしてねェけどな」

    垣根「石ころ以下としか思ってない奴のところにわざわざ差し入れ持って来てくれる人間なんていねーよ、はい論破」

    百合子「………ホントムカつくなオマエ」

    垣根「言い返せないとこにちょっとだけ萌えたわ」

    百合子「うわ……キメェ。ていうか…うわ、キメェ」

    垣根「流石にそこまで本気でドン引かれると傷つくんだよ?ってカキネはカキネは訴えてみる」

    百合子「マジで死ねよオマエ」

    垣根「生きる!」

    百合子「うっぜェ…まだ酔ってンじゃねェのかテメェ。
    第一オマエのために来てやったわけじゃねェよ、黄泉川たちが行けっつゥから仕方なくだ」

    垣根「べっ、別にオマエのために来てやったわけじゃないんだからねっ!」

    百合子「ホントに死ぬか?」

    垣根「お前一生の内何回俺に死ねって言うんだろうな。
    ……つーかなにそれ。あの人たち優し過ぎだろ、泣いていい?」

    289 = 1 :


    百合子「果てしなく気持ち悪ィから却下」

    垣根「なんて言ってた?」

    百合子「あァ?別に…今頃オマエ死ンでるだろォから面倒見てやれってそれだけだ」

    垣根「俺夜中に電話掛けて喚きまくったのに?」

    百合子「あ、思い出したらまた腹立ってきたわ」

    垣根「あの人のこと思いっきり殺そうとしたのに?」

    百合子「……」

    垣根「……」


    百合子「……それがアイツらなンだよ」

    垣根「……は」



    垣根「……ケータイ買いに行った日、初めてお前ん家行ったじゃん」

    百合子「ン」

    垣根「……困るよなあ。ほんと困る。あんな風にあっさり許されちまったら……恨まれたり糾弾されてたらこっちだって開き直れたのに」

    百合子「説教タイム来ると思ってたンだろ?」

    垣根「覚悟してた。でもあの人何も言わねえんだもん。本当に何も。大人だよなあ」

    百合子「あれで教師やってンだから笑っちまうよな」

    垣根「いきなり“今日はすき焼きじゃーん!”から始まって“またおいで、待ってるから”のコンボだよ。参るわ」

    百合子「何も言わなくてもあの子はもう分かってるから、だとよ」

    垣根「……逆に打ちのめされた。今までは自分のこと結構強いとか世の中のことそれなりに理解してるとか思ってたけど。
    そういうんじゃねえんだってさ。全部見透かされてたんだな」

    百合子「……『動きを止めたきゃ殺せば良い。気に食わないものがあるなら壊せば良い』」ボソッ

    垣根「!!??」

    百合子「『悪ってのはそういう事なンだよ!救いなンか求めてンじゃねえ!!へらへら笑って流されようとしてンじゃねえよ!!
    ンだよ、見せてみろよ。さンざン偉そうに語ってやがった、テメェの悪ってヤツをよォおおおおお!!』」

    290 = 1 :


    垣根「あああああああ!!やめろ、ホントそれだけはやめて!」

    百合子「さっきやられた分の仕返しだ。自分がやったことはやり返される、覚えとけ」

    垣根「ちくしょう…」

    百合子「ばーーーか」

    垣根「あーあ」


    垣根「……どれだけ暗い世界にいようがどれだけ深い世界にいようが、必ずそこから連れ戻す…か」

    百合子「お人好し過ぎて歯が浮く台詞だな」

    垣根「でもきっとあの時俺がブチ切れたのは……それが甘っちょろくてヌルい台詞だと思ったからじゃなくて、
    ただ単にそういう言葉をかけてくれる相手がいるお前が妬ましかったんだな」

    百合子「……」

    百合子「……だからそォいうとこが格下なンだよオマエは」

    垣根「うわ…俺すげえ器小せえじゃん。やべえ、改めて自覚したら恥ずかしくなってきた」

    百合子「今更かよ。だったら改善する努力しろ三下」

    垣根「はー。俺もああいうことさらっと言える相手欲しいわ……つーか彼女欲しい」

    百合子「結局そこに行き着くのかよ色ボケ野郎が」

    垣根「……ま、とにかくだ。レベル5とか第二位とかの肩書きに溺れて自惚れてたけど結局まだまだ俺はガキなんだってつくづく思い知らされました、まる」

    百合子「ありきたりでつっまンねェ小学生以下の感想文だな」

    垣根「自分でもそう思う。でもおかげでそれなりに掴めたもんがあるのも確かだ」

    百合子「……そりゃよかった」

    垣根「うん」


    百合子「ンじゃオマエのくだらねェ懺悔聞いてても時間の無駄だし風呂沸かしといたから入っとけ。ぬるくしといてやったから」

    垣根「お前マジ優しい。マジ大好き」

    百合子「死ねって言うことすら面倒くせェからもう喋ンな」

    垣根「一緒に入る?」

    百合子「死ね」

    垣根「言ってんじゃねえか」

    百合子「なァ、確かにオマエを殺すつもりはないが骨の一本も折らないとは一言も言った覚えねェからな?」

    291 = 1 :


    垣根「いやすいません今ほんとガードとか出来ないからやめて」

    百合子「だったら無駄口叩いてねェでさっさと行け」

    垣根「Yes, Your Majesty」

    百合子「キメェ」

    垣根「ところでお前この後どうする?ゲームとか適当にやっててもいいけど」

    百合子「寝る」

    垣根「ん、ベッド使うか?」

    百合子「誰がバニラとオマエのイカ臭ェベッドでなンざ寝るか」ペッ

    垣根「そこまで言うか」

    百合子「大体独り身のくせにクイーンサイズとか(笑)マジキメェ」

    垣根「うるせえよ!いつか彼女と寝るからいいんだよ!」

    百合子「いつかとか言ってる奴に永遠にその日はやってきませェン」

    垣根「テメェ…」ピキピキ

    百合子「そもそも誰のせいで寝不足だと思ってンだ?」

    垣根「言い返す権利がこれっぽっちもねえことはよくよく分かってんだがやっぱイラッとするわ」

    百合子「誉め言葉だ。……ソファー借りンぞ」

    垣根「どうぞご自由に。んじゃおやすみ」

    百合子「…………」



    292 = 1 :

    ここまでです、続きはまた近い内に。

    ではまた

    293 :

    おつおつ百合子タンに骨折られたいよおおおおお

    しかし垣根ンちのソファーで寝ちゃうとか無防備すぎやしないですかねおいちゃんそわそわしちゃう

    294 :

    乙乙 はー何ですかこのかわいい二人 あーかわいいかわいい!
    同じこと思った>>293
    何このソワソワしちゃう気持ち・・・・

    295 :

    おつー!
    こないだは余計なこと言ってすまんかった。多分スレはないと思う。
    これはこれで楽しいし、続き楽しみにしてるから頑張ってくれ!!

    296 :

    乙です!
    一緒に風呂入ればいいのに

    297 :


    このなんともいえない二人の距離感がいいね!

    298 :

    これは……寝込み襲うな


    俺なら襲うな


    百合子タンのチッパイペロペロしたいお

    299 :

    なんたるかわいい百合子
    この優しくてぞんざいなかんじすごいいい!!

    300 :

    ―――――
    ―――




    垣根「おい。おいって」ユサユサ

    百合子「……あァ?」

    垣根「起きたか」

    百合子「………起きてすぐオマエのツラ拝むとかどンな罰ゲームですかァ?」

    垣根「…寝起きから絶好調だなテメェ」イラッ

    百合子「つゥか暗ェし……今何時だよ」

    垣根「もう夕方だ。俺も今まで寝てた」

    百合子「あー」ガリガリ

    垣根「お前のケータイ光ってんぞ」

    百合子「……あァ」パカッ

    垣根「お嬢ちゃんたちから?」

    百合子「ン、」メルメル

    垣根「ていうか俺んとこにもワーストちゃんからメール来てんだけど」

    百合子「……なンとなく予想はついてるが一応内容復唱してみろ」メルメル

    垣根「『第一位に連絡入れても返事来ないんだけどもしかしてヤっちゃっ…』」

    百合子「ああ、もォイイ。予想通り過ぎて怒る気もしねェわ」パタン

    垣根「……」

    垣根(ちょいちょいこいつの寝顔写メとかも送られてくることは黙ってよう)


    百合子「で、オマエもォイイのかよ?」

    垣根「ん?おう、おかげさまでな。んで腹減ったからメシ食いに行くけどお前も行く?」

    百合子「…行く」

    垣根「んじゃ奢る。何食いたい?」

    百合子「すし」

    垣根「……テメェ謙虚さの欠片もねえな。別にいいけど」

    百合子「はァ?」

    垣根「あ?」

    百合子「……」

    垣根「……」


    垣根「え、回る方?」

    百合子「…何が悪ィンだよ」

    垣根「いや…。お前案外貧乏舌だな」

    百合子「うるせェ」

    垣根「まあお前がそれでいいならいいけど。よし、行こうぜ」

    百合子「寝過ぎて頭痛ェ…」ズキズキ

    垣根「ほら立て低血圧モヤシ。えーっと鍵、鍵…」




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