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    元スレ垣根「女…だと…」一方通行「…もォ開き直る」

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    タグ : - 垣根「女になって + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    151 :

    俺だったら鏡の前でシコるわ

    152 :

    シコるものなくね?

    153 :

    あれ、じゃあどうするんだ?

    155 :


    百合子「……で、目当てのもンは買えたのか」

    垣根「ん、おお。やっぱ現代人にはコレがねえとな。昨日から手持ち無沙汰でしょうがなかったわ」

    百合子「使う相手いねェけどな」

    垣根「だからぼっち認定すんのだけはやめてくんない?それにワーストちゃんとはアドレス交換したし。通話料も無料になるんだよな」

    番外個体「変な電話はしてこないでね?『今日のパンツ何色?』とか」

    垣根「……なあ、俺三人の中でどんなキャラに設定されてるの?」

    百合子「ド変態」

    打ち止め「ヘンタイさん」

    番外個体「変態くん」

    垣根「本当に息ぴったりだなお前ら」


    垣根「そんなことしないから。というわけでお嬢ちゃんのアドレスも聞いとこうかな~」

    打ち止め「え…」

    垣根「うん、まあその反応は予想してた」

    打ち止め「あははゴメンね、今のは冗…談…?だから気にしないで!
    ってミサカはミサカは本当はイラッとしつつもバッグから自分のケータイを取り出してみたり」ゴソゴソ

    垣根「今疑問形だったよね。明らかに目が本気だったよね。イラッととか言っちゃってるよね」

    百合子「……おい、一兆歩譲って教えンのはイイがサブアドにしとけよ」

    打ち止め「あ、もちろんそのつもりだよ」カチカチ

    垣根「お前らなんでそんな酷いの」

    垣根「っと、おい一方通行。お前のも教えといてくれよ」

    百合子「え…」

    垣根「お嬢ちゃんとまったく同じ反応。ああ、これも予想してた。
    ちなみにワーストちゃんもまったく同じ反応だったよちくしょう」

    百合子「割と全力で嫌なンだが」

    垣根「……」


    打ち止め「!」ピコーン!

    打ち止め(ねえねえあなた!)ヒソヒソ

    百合子(あン?)ヒソヒソ

    打ち止め(電話かメールで伝えるって方法もあるんじゃないかなってミサカはミサカは天才的閃きを提示してみる!)

    百合子(……逆にハードル高いだろ)

    打ち止め(でもでもそれなら番外個体に気付かれず言えるかもしれないよ?)

    156 = 1 :


    百合子(どっちみちバレンだろ…)

    打ち止め(……ここまで来てまだ言えてないって逆にすごいよね、今更だけど)

    百合子(むしろもォ今後一切コイツと関わらなきゃバレねェンじゃねェか?それかバラす、肉体的な意味で)

    打ち止め(だ、だめだってば!ヨミカワとの約束破るの!?
    ってミサカはミサカはなんだか投げやりになってきてるあなたを鼓舞してみる)

    百合子(……八方塞がりかよ)

    打ち止め(それにこの人、既に番外個体とは仲良くなる気満々みたいだし)

    百合子(キモいな)

    打ち止め(うん、キモいね)

    打ち止め(第一このままじゃ番外個体の方が先にカキネにあることないこと吹き込んじゃうと思うんだけど)

    百合子(…………あ)

    打ち止め(……あなたってこんな自分から墓穴掘りまくる人だったっけ)

    百合子(くそ、背に腹は変えられねェ…)


    垣根「おーい、こそこそ何話してんだ?二人の将来の愛の巣について?」

    百合子「死ね。じゃなくて……あー…赤外線でイイよな」

    垣根「ん?ああ」


    はァ……と特大のため息を吐きつつ嫌々自分のポケットを探る一方通行に打ち止めは心底同情した眼差しを注ぐ。

    先ほどからにまにまとこの状況を眺めている番外個体の視線を遮り
    少しでもその気分を和らげてあげようという一心で明るい声を振り絞った。

    打ち止め「よ、よーし!そしたら次はケーキ屋さんだよね!

    わーい、楽しみだなあ~どのケーキにしようかなあ!ってミサカはミサカは無理矢理テンションを上げてみたり~…!」

    なんとも健気な幼女である。

    一方通行があらゆる相手にロリコン疑惑をかけられてなお過保護を貫き通すわけも理解出来よう。

    しかしその行為は逆に一方通行には『0歳児のクローンに気を遣われる俺って…』という精神ダメージを与えているのだが、流石に彼女にそこまで汲み取る力はなかった。

    垣根「学園都市製のケータイって高機能過ぎて慣れるまでが面倒くさいんだよなあ」カチカチ

    百合子「第二位の演算能力持ってる奴が何言ってンだ、イイから早く…


    「―――どけっ!!」

    ドンッ!


    番外個体「きゃっ!」

    百合子「!番外個体……!」

    157 = 1 :



    突然後ろから走ってきた男が番外個体を思いきり突飛ばしそのまま逃げていく。
    咄嗟に一方通行がその腕を引いたためよろけただけで済んだが、もしぶつかったのが小さな打ち止めの方だったら転んで怪我をしていたかもしれない。

    垣根「ああ?なんだあいつ、いきなりぶつかってきやがって」

    百合子「平気か」

    番外個体「うん、ちょっとぶつかっただけだから。でも今の奴ブッ殺してきていい?」

    百合子「やめろ」

    打ち止め「ご、強盗犯?なんかカバン抱えてたけど…って
    ミサカはミサカは……あっ、また人突飛ばして走ってった!」

    人混みの中を周りの人間を怒鳴りつけながら走り去ってゆく男に打ち止めが小さく叫ぶ。

    百合子「……どォ見ても小物だろ、ただのひったくりだ。ほっとけ。こういうのは警備員か風紀委員が…それより今はケータ…」


    「ジャッジメントですの!」



    百合子「……なンで自分からフラグ立てちまったンだ俺…」

    「って、お姉様ぁぁぁぁ!!??」

    「「「―――!?」」」


    突如大声を張り上げた相手に四人が同時に振り向く。

    そこにはツインテールに赤いリボン、腕に風紀委員の腕章をつけたまるで人形のような美少女が立っており
    目を見開いて唖然とこちらを……というよりその中の二人を穴が開くほど見つめていた。

    百合子「!クソっ、超電磁砲の知り合いか!タイミング悪ィ……」


    超電磁砲のクローンの存在を知る者は限られている。

    仮にこの少女が超電磁砲の友人であるならばその本人そっくりな二人を目の当たりにして訝しむのは必然。
    御坂美琴のクローンがいるという都市伝説は有名だ。

    さらに風紀委員という正義感ある立場にいる人間ならばなおさら彼女がなにか危ない事件に巻き込まれているのではないかと危惧するに決まっている。

    一方通行はなんとか誤魔化す方法を必死に考えるがそんなことは無意味とばかりに少女はじりじりと距離を詰めてきた。

    百合子(超電磁砲に迷惑はかけられねェ!どうする……)


    脂汗がこめかみを伝う。

    しかしその少女は目の前で急にぴたりと足を止めると恍惚な表情でこう呟いた。


    「大きいお姉様に小さいお姉様……ここが……楽園(エデン)ですの…?」









    百合子「……あ、コイツ垣根と同じ頭おかしい人種だ」

    垣根「オイ、どういう意味だ」

    158 = 1 :



    満面の笑みを讃えたその変態淑女は、バッと番外個体に狙いを定めると再び喚声をあげながらにじり寄ってくる。

    「おおお、このお姉様にあるまじき膨らみ!柔らかく弾力がありそれでいて下品でなくバランスの取れた気品すら漂う完璧なシンメトリーを型取るバスト……!」


    垣根「……なんかいきなりワーストちゃんの胸の生々しい批評始めたんだけどこの子」

    百合子「やべェ間違いねェ。垣根レベルのド変態だ」

    垣根「流石にここまで酷くねえよ」

    打ち止め「変態であること自体は認めるんだねってミサカはミサカはそんなこと突っ込んでる場合じゃないんだけど……」

    「ああ、なんと可愛らしいお声!こっちのお姉様も愛らしいですのぉぉぉ!!」

    打ち止め「……」

    「お二人とも風紀委員として少々事情聴取させて頂きたいのですがよろしいですかよろしいですね?さあ!さあさあこちらへ!」ハァハァハァ

    垣根「嘘つけ!確実に違う意味でいろんなとこ調べ尽くす気だろテメェ!」

    番外個体「ヤバイよこいつ、完全に目がイっちゃってるんだけど……」

    打ち止め「なんだか怖いよってミサカはミサカは……」

    「ああああん!怯える姿もキュートですのおおお!」

    番外・止め「「……」」

    百合子「あああもォ面倒くせェ!跳ぶぞ!掴まってろガキ共!」ガシッ

    ドン引きしている番外個体と打ち止め、完全に自分の世界へ旅立ってしまっている少女についに一方通行は痺れを切らし、二人を掴むとチョーカーのスイッチを入れる。

    打ち止め「わあっ!」

    番外個体「ひゃっ!」

    「ああ待って!お待ちになってお姉様ぁぁぁぁ!!」

    垣根「って、オイ置いてくなよ!」バサッ

    「羽生えた!?」


    タンッ、と大きく跳び上がった三人といきなり白い羽を展開し後に続く男を追いかけようと能力を使おうとする少女だったが
    その時端末に同じ風紀委員のパートナーである少女から『何してるんですか?早くひったくり犯を追いかけて下さい!』とお叱りの声が入りもたついてしまう。

    「今はそんなこと言っている場合じゃありませんの!早く!早くしないとわたくしのお姉様が!」

    『なに言ってるんですか?それより早く捕まえないとまた始末書書かされちゃいますよぅ!』

    「あ、ああ………って、」







    「え、わたくしの出番これだけ?」ポツーン

    159 = 1 :

    とりあえずここまで、あとでもう一回投下出来るかな?

    それにしてもお前ら百合子の身体に食い付き過ぎだろ……このド変態共が!









    そんなお前らが好きです///

    160 :

    乙乙
    安定の黒子wwwwwwww

    161 :

    おいオセロwwww

    162 :

    乙ー
    >まるで人形のような美少女が立っており
    この一文で>>1が黒子好きということが判明した

    163 :

    それじゃ出番の終わった黒子さん回収しますね

    164 :

    乙乙
    一方通行のロリコン!

    それじゃ出番の終わった黒子さんのパンツ回収しますね

    165 :

    乙ですー

    それじゃ出番の終わった黒子さんの靴下回収しますね

    166 :


    百合子ちゃんマジイケメン

    待て、このままだと>>163の元には全裸の黒子が残るぞ

    167 :

    乙!

    >>52で14444号がオススメしてたおにいさまへ読んでみた
    面白かった、紹介してくれてありがとう

    168 :

    ――――――――
    ―――――




    数メートル先の鋪道を楽しげに笑いながら歩く人々。その横に等間隔に並ぶ木々は時折気持ちのいい風に吹かれては地面にさざ波のような影を作り、この穏やかな休日を彩っている。

    実に平和な光景だ。


    しかしその景色もろくに目に映らないほど意気消沈した一方通行は隣で買ったばかりのケータイを弄って機能を確認している垣根をじと目で眺め、それから晴天の空を仰いだ。

    (空はこンなに青いのに……)

    そして今日何度目かも数えきれなくなったため息を再び吐く。

    (俺のお先は真っ暗、か)




    あのあとなんとかツインテールの魔の手から逃れ、そのままこのケーキ屋まで飛んできたところまではいい。いやよくないけど。
    とりあえずそこまではよかった。


    今打ち止めと番外個体は目の前の店の中でケーキを物色しており、二人は外で待っている。打ち止めが気を利かせて二人にしてくれたのだ。
    変態風紀委員に襲われかけたすぐあとでなんという殊勝な対応であろう。

    (とはいっても)

    (よく考えたら隣にいンのにメールってのもおかしいだろ……)ハァ


    そう、間の悪い乱入者が入りはしたが既にアドレスの交換は済ませた。
    済ませたのだが本来携帯の通話やメール機能というのは直接会っていない時にこそ有効なのであり、つまり今現在番外個体が二人から離れているとはいってもその二人が隣り合わせていては意味がない。

    (また別の日に改めて言うってのは……ここまで来てそれも嫌だ。
    つゥかその間に番外個体の奴が何言うか分かったもンじゃねェ)

    昨日から痛みっぱなしの頭を押さえて考える。

    (思えば俺は昔から嫌いな食べ物は後に残すタイプだった。ていうかこっそり木原くンの皿に移してた)

    (あの頃のツケが今になってやってきたってことか?クソっ)

    (……ごめンな木原くン。俺もうピーマン食えるから…)

    ※そもそもの根本的な原因は木原くんです


    (そォいやよく言われたな。『嘘つくと後で自分に倍になって返ってくる』って。
    こういうことだったンだなァ。やっぱ木原くンは偉大だわ)

    ※木原くんはずっと一方通行に嘘を吐いていました

    169 = 1 :


    (仮にもし昨日さっさと言ってたら)

    (垣根にバレる→笑われる→ぶっ飛ばして口止めする→円満終了。これで済ンでたはずだ)

    (だが今の状態は…。垣根にバレる→垣根だけじゃなく番外個体にまで爆笑される→赤っ恥→クソガキの乾いた笑いと同情の目に晒される→死にたい→さらに黄泉川と芳川にも確実にまた笑われる→赤っ恥→俺の人生終了)

    (………)

    (……ああ、最悪じゃねェか)

    ※これでも学園都市最高の頭脳の持ち主です

    (イヤ待て。考えろ。この状況を打破する手が必ずあるはずだ。もっと傷が少なくて済む方法…)

    (……逆の発想はどうだ?『ところで俺女なンだけど』『え、お前女だったの?』『はァ?まさか知らなかったのかよ。オマエだけだぞ知らねェの』『ええ?マジかー』みたいな。
    もォしれっと平然とそォいう流れにしちまえば誤魔化せるンじゃねェかコレ)

    ※これでも(ry


    (……そもそもなンで言わなきゃなンねェンだ?
    あとになってバレると恥ずかしいからだろ。じゃあなンで恥ずかしい?)

    (……。どうしてこンなことで悩まなきゃなンねェンだよ…)


    ずるずると壁に押し付けた背中が力なくずり落ちる。
    無意識の内に行き交う人々を憎らしげな目で睨んでしまっていた。

    仮にも自分は最強の超能力者として恐れられている人間だというのに。

    その自分がどうして立ち向かうべき敵や守るべき者たちのことではなく、こんな世界や命とは無関係なある意味でちっぽけとも言えることで頭を抱えているのか。
    あまりに滑稽ではないか。

    (いや、社会的な意味での命は危ねェけど)


    (性別ひとつでこンなに…)

    俯き、ポケットの中の小さな機械をぎゅっと握りしめる。

    (俺はただ…“アイツ”が……)


    「なあ」

    「……あァ?」

    170 :


    ふとケータイを弄る手を止めた垣根がこちらを向く。

    「ずっと思ってたんだけどよ、お前今日、っつーか昨日からなんか様子おかしいよな?もしかしてどっか具合でも悪いんじゃねえのか?」

    その台詞に露骨にむっとすると眉を吊り上げた。

    「オマエに心配されるようじゃ終わりじゃねェか」

    「いちいち噛み付くなよ。俺はこれでもだなあ…」

    「大体普段の俺なンか知らねェだろ。なのに様子がおかしいってなンだ、俺の何を知ってンですかァ?」

    「ああ?……テメェほんと俺をムカつかせることに特化してやがんな」

    「こっちの台詞だバカ」

    「バカって言う方がバカだバカ」

    「オマエも今バカっつったからオマエの方がバカだバカ」

    「……」

    「……」



    「なんでこういう会話になるのかねえ」

    「まったくだ…」


    なんとなく互いに相手の思考パターンが読めてきて自然と間の空気が脱力していく。

    (あァ、でもこれもある意味『日常』を享受してると言えンのかもな…)

    ふう、と息を吐いて呼吸を整えると前を向いたままぽつぽつと話しかける。

    「ひとつ聞いてイイか?」

    「んー?」

    「オマエ本当にあの状態から復活したンだよな?」

    「ああ」

    「さっき普通に能力使ってたが……演算に支障出なかったのかよ?」

    「それか。ああ補強してる。肉体的にはなんとかなったんだがな、肩と、あと足に電極は付けてる」

    「あァそォ」

    「俺の身体は長い間超能力を吐き出す機械として利用されてたわけで……
    言い換えれば無意識に自分で自分の命を繋ぎ止めてもいたんだな。我ながら未練たらしいったらねえけどよ」

    「……」

    その言葉で思い出す。

    自分自身も芳川桔梗が天井亜雄に撃たれた時に、意識を失った中血流操作の能力を行使して冠動脈を塞ぎ守り続けた経験があったということを。

    「なるほどな」

    171 = 1 :


    「未元物質っていう特殊な能力に助けられたんだな。
    多少不安定だが能力自体は使えるし、俺の場合『無いものを生み出す』っつー普通の物理法則とは違う力だし」

    「ふン」

    「当然その分複雑な演算が必要になるからお前と同じで長時間使用するとボロが出るだろうが強度自体は変わってねえよ」

    「オマエの能力ってホントワケ分かンねェよな」

    「今世紀最大の“お前が言うな”だわ」

    「……その補強してる電極ってのはどォなってる?」

    「あくまで能力を安定させるための低周波装置だ。ああ、そういや『莫大な演算補助を得る方法』もあるにはあるって言われたな」

    「!!」

    さらりと吐き出された言葉に大きく目を見開く。

    「ミサカネットワークのことか!」

    「そうなるな。俺も今気付いたけど」

    「……なンで断った」

    あくまで何でもないことのようにあっさり返してくる垣根にきつく眉根を寄せて呟く。

    「別に。そこまでして力が欲しいとも思わなくなっちまったからな、ろくに説明聞かずに出てきちまった。
    それにお前はその妹達を救ったらしいが俺は何の関わりもねえし。むしろお嬢ちゃんに手ぇ出そうとしたんだからどっちみち施しを受ける資格はねえだろ」

    「……俺が妹達を救っただァ?その前に一体何やってきたと思ってンだ。贖罪にすらなってねェよ」

    「あーあーお前のその自虐癖マジで鬱陶しいな。イライラするからやめろ」

    「あァ!?オマエもさっき散々自分は悪人だのなンだの言ってただろォが!」

    「あ、過去は振り返らない主義なんで」

    「……俺はオマエのその都合の良過ぎる頭にイライラするわ」

    172 = 1 :


    血管が浮かびそうなほど頭が沸騰しかけている一方通行とは対照的に垣根は淡々とした様子でコキコキと億劫に首を鳴らす。

    「まあとにかくお前がいくら自分に酔いまくってテメェを卑下しようがどーでもいいけど。
    少なくとも最終信号のお嬢ちゃんとワーストちゃんには慕われてるみたいじゃねえか。
    いいんじゃねえのそれで。ウジウジしててもあの子ら悲しむだけだろ」

    「…チッ」

    あまりに的確過ぎるその指摘に憎々しげに舌打ちした。

    「その通りだよクソッタレ」

    「なんだ、慕われてる自覚はあんだな。流石ロリコン」

    「……なァ、イイ加減一発その顔面殴ってイイよな?」

    「やめろ、俺の完璧なパーツが崩れるだろうが」

    「どォしたらそこまでナルシストになれンだ?オマエはすべてにおいて不完全……なに笑ってンだ」


    何故かくぐもった笑いを堪えている垣根に言いかけた言葉を止め、不審げな目線を向ける。

    「えー?んー?いやだってよ、俺とお前がこんな風に並んでフツーに話してるとか笑えるだろ」

    「笑えねェよ」

    「なんでだよ。マジでユーモア足りてねえなお前」

    「はァ?」

    「それに?昨日は?どっかの誰かさんが子供みてえにわんわん泣きやがるし?」

    「なっっ!?」

    不意打ちで蒸し返された事実に一方通行は思いきり噴き出すと途端に顔色を変え、あたふた慌て始める。

    そのあからさまな動揺に垣根がさらに大きく笑い出した。

    「~~~っ、忘れろ!それだけは即刻忘れやがれ!」

    「いやー無理だろあれは。つーかお前の弱味握ってるとかすげー気分いいわ」

    「ふざけンな!大体誰にも言わねェつってたじゃねェか!」

    「俺の言うこと信じねえんじゃなかったっけ?」

    「ぐっ…」

    余裕の態度でにやにや意地の悪い笑みを浮かべる相手に何一つ言い返せずギギギと奥歯を噛む。

    173 = 1 :


    反して地面を睨むように固く拳を握って俯いている一方通行を涼しい顔で見遣りながら、垣根は勝利の余韻に浸っていた。



    「……るか…な」

    「あ?」

    その時一方通行の口から何か抑えたような小声が漏れ、耳をそば立てる。

    「……じ…から……な」

    「なに?聞こえねえよ」



    「信、じ……る、から……言うな」



    思いきり顔をしかめて絞り出された声。

    屈辱的に歪んだ表情は、あまりに白過ぎる肌のせいで驚くほど分かりやすく真っ赤に染まっていた。

    かつて敵対していた相手のその姿に垣根の目が丸くなる。

    「…………は、」


    「はは、ははははは!なんだよお前!なんだそれ!」

    「わ、笑ってンじゃ…!」

    「なんだよお前マジで可愛いじゃ、ん、か…………え?」

    「―――は?」





    「……俺今なんて言った?」

    「は、はァ!?知らねェよ!」

    「いや。いやいやいや違う。これは違う。
    あ、あー、そう、俺も忘れる!ちゃんと忘れるからお前も今のは忘れろ!」

    「お、おォ…」

    「……」

    「……」




    (……なンだこの空気)

    一瞬で異物の混じった空間に変わってしまったその場に硬直する。

    ついさっきまで散々余裕綽々の態度でからかってきた垣根が一変して今度は黙りこくっているというこの状況に一方通行は内心焦り出していた。

    お互いそれ以上一言も喋れないままギクシャクとした雰囲気だけが二人を包む。


    けれどもその空気の中の『異物』は前に対峙した時の、殺意と殺意が研磨した刃のようにぶつかり合ったあの冷たい緊張感とは違う『何か』だということだけはなんとなく分かった。

    174 = 1 :

    ここまで。あとでとか言って結局遅くなっちゃう>>1でごめんね!
    ていうか黒子好きあっさり見抜かれててワロタ。裸のパンダさんは>>1が美味しく頂きました^^


    >>167
    読んだってことは原作の方かな?そっちもいいんだけど出来ればアニメの方を…!アニメの方を是非観て頂きたい…!


    ではまた

    175 :

    >>174
    おつ!

    わかった、アニメもみてみる!

    176 :

    おつ
    フラグが着々と立ってますな

    177 :

    乙~
    これは…ゴクリ
    意外とすぐにくっつきそう?

    179 :



    今なら言えるだろうか。
    きっと今なら……

    笑わずに。
    真剣に。

    聞いてくれるかもしれない。


    「……なァ」


    違和感に満たされた空気を割ってぽつりと声を漏らす。

    振り向いた相手と目が合った。

    そこではたと気が付く。

    昨日再会してから…いや、本当に今初めてこんな風にちゃんと互いの目を見たということに。


    「………あの、な」

    「……」

    震える唇を懸命に動かして言葉を紡ぐ。

    「オマエに……言っておくことが…あって、な」

    「…うん」


    喉の奥に張り付いている一言を口にすることにひどく躊躇っているのを感じとって相手は静かに頷いた。

    掴んでいる杖のグリップが汗で滑る。ぎゅっと堅く握り直しゆっくり口を開いた。

    そして、




    百合子「俺は――――」


    「あ。おーい!」

    百合子「!!!???」

    180 = 1 :



    ―――しかしイレギュラーというのはいつだって必ず無駄に計ったようなタイミングでやってくる。


    百合子「あ、あ……」



    それは十六歳前後の少年の形をしていた。
    ツンツンと跳ねた黒髪に平凡な顔立ちの中に強い意志を含んだ目。

    今まであらゆる人間に影響を与えその人生を変えてきた目の前の少年は間違いなくヒーローであり、それは自身においても例外ではない。

    しかし今の一方通行にとってその刻一刻と近付いてくる人物は確実に『不幸』以外の何者でもなかった。


    垣根「ん?誰だあいつ?」

    ぴしっと完全に固まった一方通行の隣で垣根は一人見知らぬ相手に首を傾げている。

    さらにそんな一方通行に追い討ちをかけるようにちょうど店から出てきた打ち止めが「え?」と驚きの声を漏らしたすぐ後ろで番外個体が「あーこういうオチね~」と一人納得した顔で呟くのが聞こえ、既に真っ白な頭は完全に色を失う。


    あっという間に四人の眼前に立った何も知らない少年はただニコニコと邪気のない笑顔で話しかけてきた。



    上条「よう!久しぶりだな!」


    百合子「あ、う、あ……」

    上条「みんな揃って買い物か?」

    番外個体「…あー。うん」

    打ち止め「……ごめんね、あなた」

    上条「え?」

    完全に思考が停止し凍りついている一方通行をちらりと横目で窺い、哀れむように打ち止めがそっと言葉を漏らす。
    その顔にははっきりと「もう無理だこれ」と書かれていた。


    打ち止め「ヒーローさんこんにちはってミサカはミサカはぺこりと頭を下げてご挨拶してみる」

    上条「あ、これはどうもご丁寧に」

    番外個体「……悪いけどミサカの方にはあんま近寄んないで欲しいにゃ~ん」

    上条「ああハイ、相変わらず嫌われてますね…」

    番外個体「これはミサカの仕様だから、ね。嫌ってるわけじゃないよ。まあ苦手なのは事実だけど」ススッ

    上条「それを嫌ってると言うのでは……流石にあからさまに打ち止めの背中に隠れられると傷つくんですが。……ところで」

    百合子「……あ…」

    上条「こちらのかっこいいお兄さんは一体どちら様でせうか?」

    百合子「う……」

    垣根「ん、俺か。俺は第二位の垣根帝督だ」

    上条「」


    上条「だっ、第二位!?」

    垣根「おう」

    上条「すげー…。ってことはこんなところに第一位と第二位が揃い踏みかあ」

    181 = 1 :


    垣根「こいつらと知り合いっつーことはお前も“こっち”側の人間か?」

    上条「え?いやまあその辺は話すと長くなるというか…。
    でも上条さんは基本的にごくごく一般的な貧乏に悩む一介の学生ですよ~」

    打ち止め「そんなことないよ。あなたはミサカたちを救ってくれたヒーローさんだもんって
    ミサカはミサカはそこは謙遜はしないで欲しいな」

    垣根「ほう?」

    上条「いやそんな大袈裟な…俺はレベル0だしなあ」

    垣根「え。じゃあもしかして一方通行倒した無能力者ってお前か?」

    上条「あー、まあそんなことも……ってスイマセン一方通行さん怒らないで!……アレ?反応ナシ?」

    百合子「……」

    番外個体「……」

    打ち止め「……」


    上条「?いやあそれにしても」

    垣根「ん?」

    上条「学園都市トップツーのカップルとは……やっぱオーラが違うよなあ。くぅ、上条さんも出会いが欲しい~!」

    百合子「……」

    番外個体「……」

    打ち止め「……」

    垣根「カップル?いやワーストちゃんとは今日が初対面だけど?」

    上条「え、そっち?ていうか、え?」

    垣根「え?」

    百合子「………」

    番外個体「……っふw」

    打ち止め「ああ…」

    上条「ええーっと、垣根さん?は一方通行さんとお付き合いしてるんじゃないんでせうか?てっきり俺はそうなのかと…」

    垣根「はあ!?」

    百合子「………」

    垣根「ふざけんな!俺はそんな趣味ねえぞ!まごうことなきおっぱい星人だ!」

    上条「あ、はあ…。いや上条さんも男としてそれには同意せざるを得ないというかなんというかですけども」

    垣根「おう。分かってるじゃねえか」

    上条「なるほど、そういうことなら…」

    垣根「ん?」

    上条「ん?」

    番外個体「っ……」フルフル

    上条「って、あああ悪い一方通行!いやお前の胸がどうとか言うわけじゃなくてですね!」アセアセ

    垣根「は?」

    上条「え?」

    182 = 1 :


    百合子「…………」

    垣根「さっきから何言ってんだ?こいつに胸あるわけ………アレ?」

    上条「あら?」

    打ち止め「……」

    番外個体「……!……っ!」プルプル



    百合子「…………三下ァァァァァ」ゴゴゴゴゴコ

    上条「」



    番外個体「……ねえねえ、ミサカそろそろ限界まで堪えたこの笑いを大爆発させたいんだけどいい?」

    打ち止め「ダメって言っても聞かないよね?」

    番外個体「うん」


    垣根「――――ちょっと、待て」



    みるみる内に垣根の中で昨日から引っかかっていたものがパズルのようにひとつひとつあるべき場所へぴたりと当てはまっていく。

    そしてその度に自然と大きく目が見開いていった。


    ・生理という単語に異常に反応した

    ・突然泣き出して「生理現象」「情緒不安定」などと言っていた

    ・ペア契約に他にも候補がいる

    ・自分たちが付き合っていると思われた

    「レベル5の一人が女の子になった」


    これらの要素から演算して弾き出される答えは……

    183 = 1 :





    垣根「女……だと……」




    184 = 1 :



    番外個体「……っく、」


    番外個体「ぶひゃひゃひゃひゃ!あっひゃっひゃっひゃっひゃ!!やばいやばいお腹痛い、第一位の顔ちょーやべぇ!
    見た?見たぁ?これもうネットワークに流しちゃっていいよね?いいよね?www」

    打ち止め「あああああ…」

    上条「……えーっと、これはまさか地雷踏んじゃった感じの…」

    垣根「え?……え?」



    百合子「……もォ開き直る」ボソッ

    上条「えっ」


    百合子「あァそォだそォだよそォですよォ…」


    百合子「俺はァァァ!女なンだよォォォォ!!」

    上条「」

    垣根「」

    打ち止め「」

    番外個体「…あっは!ww」


    百合子「そォだよだからなンだってンだ!?文句あンのか!!」

    垣根「え…、待て。は?」

    百合子「だァから女だっつってンだろォが!!ちなみに今も生理だよ!
    昨日からずっと血ィ流してンだよこっちはァ!悪いか!!」

    垣根「お…」

    百合子「もう知るか!」


    百合子「俺だってなァ!十数年間ずっと自分のこと男だと思って生きてきたンだよォォ!!
    こンなワケ分かンねェ身体に生まれてきた気持ちがオマエに分かるか?分っかンねェだろォがァァァァ!!」

    垣根「な…。え?待て、どういう…」

    打ち止め「ええっと…」

    百合子「これは俺の問題だ!クソガキは口挟むンじゃねェ!」

    打ち止め「あ、あなた…?」

    百合子「大体なンで脳ミソ三分割のこのバカが生き返ってクソうぜェくらいピンピンしてンのに俺の性別完全な男にするくらいのことが難しいンだよ!?
    難易度のレベルおかしいだろ!え?あのカエル俺のこと嫌ってンの!?」

    垣根「―――は?おい落ち着け、頭の整理が…それはえっとつまり…」

    百合子「うるせェェェェ!童貞は黙って聞いてろ!」

    垣根「ど、童っ……!?は、はああ!?」


    打ち止め「この人が壊れちゃった……」

    番外個体「~~~っ!~~~っっ!ww」

    上条「」ポカーン

    185 = 1 :


    百合子「ンー?なーに焦ってンですか図星ですかァ?そうだよなァ、オマエ昨日から童貞臭い台詞吐きまくってたもンなァ!」

    垣根「あ、ああ?」

    百合子「なンでしたっけェ?可愛い彼女が欲しいィ?
    ……はっwwメルヘンな夢見てンじゃねェぞこの万年発情期ド変態ナルシストが!オマエに女なンざ永遠に出来るわけねーだろ!!」

    垣根「」ブチッ



    垣根「………あんま調子乗ってんじゃねえぞこの白モヤシがぁ!!なんだ?こっちが下手に出てりゃペラペラペラペラ……あまつさえ自分のことずっと男だと思ってただあ?
    ばっかじゃねえの!?つまりテメェも童貞確定じゃねえか!そりゃそうだよなあ、自分の性別にも気付かなかったくらいだもんなあ本式に使ったことなんざあるわけないよなあ?ww」

    百合子「童貞じゃありませンー処女ですー!処女はステータスなンですゥ~!!
    女なら誰かれ構わずおっ勃てやがるどっかの節操ナシのクソ虫と一緒にすンじゃねーよ!」

    垣根「はああああ!?うっわ、マジで開き直りやがったよこいつ!何様だ!?」

    百合子「第一位様に決まってンだろォが所詮第二位止まりのか・く・し・たくゥン?」

    垣根「……」ビキビキビキ


    垣根「……テメェは俺を怒らせた。さっきはちょっとしおらしいとか思ったがまったくもって気のせいだったぜ、
    やっぱそのツラ死ぬまでぶん殴ってやるよクソボケ!!」

    百合子「負け犬のインポ野郎が今更デカイ口叩いてンじゃねェよバーーーカ!
    そンなチャラいナリして女の一人も引っかけられないヘタレはサルみてェに延々一人でマス掻いてろ!!」

    186 = 1 :


    垣根「おーおー一丁前にほざきやがる、テメェこそ男に突っ込まれたこともねーくせにデカイ口叩いてんじゃねーぞ!
    それともなにか?口は悪いけど本当は純情な乙女なんです~ってギャップでもあざとく狙ってんのかこのド貧乳残念体型処女ビッチが!!」

    百合子「オイオイオイ負け惜しみもそこまでいくと哀れ過ぎて笑っちまうなァ!オマエはどォせ一生右手が恋人なンだよこの皮被りメルヘンチェリー冷蔵庫!!
    生まれ変わって赤ん坊からやり直してこい、まあそれでも結局童貞のままゲームオーバーですけどォ?」

    垣根「あ゛あ!?逆ギレしてんじゃねーよ!都合よく論点ずらして他人に噛み付いてりゃ世話ねえなあ!レベル5の頂点が聞いて呆れるぜ!!」

    百合子「その頂点に身の程知らずにも喧嘩売ったあげく一方的にボコられてギッタギタのミンチにされてたのはどこのどいつでしたっけェ?
    流石早漏野郎はイっちまうのが早いよなァ!もっと楽しませてくれるかと思ってたのによォ、手応えなさすぎて萎えちまったぞ!!」

    垣根「言ってろバーーーカ!口だけ処女が、お前なんかどうせオナニーすらしたことねえんだろ?最強の第一位サマは能力開発ばっかでマトモに性教育も受けてきませんでした~ってか?
    なんっっだそりゃ!誰も萌えねーよそんな無駄な清純派キャラ設定!マグロ女はバナナ銜えて上手なおしゃぶりの練習でもしてろ!!」

    百合子「三擦り半野郎に言われても痛くも痒くもねェンだよボケ!……あァそれとももしかして遅漏だったかァ?
    さっさと終わる分早漏ならまだマシだなァ、ド下手野郎にいつまでもヘコヘコ腰振られてたら女の方が可哀想だもンなァ?
    まァその女は永遠に現れないわけだからどっちにしろ無問題だけどォ~」

    187 = 1 :


    垣根「………ムカついた。最っっ高にムカついたぜクソ野郎があぁ!!それはあれだな、はっきりきっぱり再戦の申し込みだよな?
    オーケー、今すぐその汚ぇ糞垂れ流す口二度ときけなくしてやるよ!序列は今日で変動だ!!」バサッ

    百合子「上っっっ等だこの第二位ふぜいがァァァ!
    今度こそ素粒子レベルでグッチャグチャに擦り潰して愉快に素敵なオブジェに変えてやンよ!!」カチッ


    垣根「一方通行ァァァァァ!!!!」

    百合子「垣根ェェェェェ!!!!」


    番外個体「うひゃひゃひゃひゃ!ばっかじゃねえのばっかじゃねええええのォこいつら!
    なにこれ面白過ぎ!あっひゃひゃhセロリた…百合にゃんペロペ……あーー!!」

    打ち止め「あわわわ、ミサカネットワークが大混乱して……って
    10033号がこの人の罵倒台詞オンパレードで恍惚な表情のまま失神したーー!!」

    上条「ちょ、やばいってやばいってマジで!なんかあの人六枚も羽生えたし!
    打ち止め!今すぐ一方通行の演算補助切ってくれ!」

    打ち止め「えっえっ、でも今切ったらあの人が……
    っていうかネットワークに負荷がかかりまくっててそれどころじゃ…」

    上条「あああああもう!おい待て待て待てお前ら!やめろって!」

    百合子「あ゛ァ!?三下はすっこンでろ!!」

    垣根「巻き込まれたくなかったら下がってやがれウニ頭!!」

    上条「いやだからそうじゃなくてですね!二人とも一体ここがどこで自分たちがどんな会話繰り広げてるか分かってるか!?」

    垣・百合子「「――――!?」」


    <ドーテーダッテーww
    <ヤダキモーイ!ドーテーガユルサレルノハ(ry
    <ママー、インポッテナニー?
    <ナニ、ヨ
    <ナニイッテンダオマエ!?コラ、キイチャイケマセン!
    <アルビノショジョサイコーヤデェ!



    垣根「」

    百合子「」

    188 = 1 :

    ここまでです。正直やり過ぎた気がするけど反省も後悔もしてないぜ!

    ではまた。

    189 :



    この瞬間を待っていたwwwwww

    190 :

    乙!
    容赦なさすぎな百合子ちゃんかわいい

    191 :

    青ピww

    192 :

    乙!
    素晴らしい詰り合いだったww

    193 :

    良い罵りあいだったwwwwww乙wwwwwwwwww
    百合子も垣根も口ゲンカ強そうだよなwwwwww

    194 :

    >>187
    青ピみたいな奴がいるぞw

    195 :

    鉄板で青ピだれw

    196 :

    誰かむぎのん連れてこいと思ったのは俺だけではないはず

    197 :

    ママナニを教えてんだよwww

    200 = 1 :


    94 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka17791

    もうやめて!一方通行のライフは0よ!!


    95 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka14421

    ていとくんのコピペ作ったよー^^

    ・童貞
    ・メルヘン
    ・イケメン(笑)
    ・肌に直接セーター
    ・いつまでも中2病(※白い六枚羽が生えます)
    ・早漏or遅漏
    ・童貞
    ・童貞


    96 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka12240

    wwwwwwwww


    97 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka13290

    仕事はえぇぇぇぇwww


    98 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka12091

    相変わらずミサカネットワークは全力だな


    99 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka20000

    百合にゃん!百合にゃん!百合にゃん!百合にゃぁあああんぅぅうううわぁああああああああああああああああああああああん!!!
    あぁああああ…ああ…あっあっー!あぁああああああ!!!百合にゃん百合にゃん百合にゃんぅううぁわぁああああ!!!
    あぁクンカクンカ!クンカクンカ!スーハースーハー!スーハースーハー!いい匂いだなぁ…くんくん
    んはぁっ!


    ほら見ろやっぱり百合にゃんは処女じゃねーか!

    やったやった!やったねたえちゃん!ラピュタは本当にあったんだ!

    ビッチとか言ってた奴ID腹筋だからな!!!!

    100 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka10051

    変態だけ着眼点がおかしい件


    101 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka11304

    >>100
    平 常 運 転

    102 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka11931

    つーかセロリさん自分だって経験ねーくせに『愉快にケツ振りやがって誘ってンのかァ?(ドヤァ』とかww言ってたんだよなww

    マジww恥ずかしすぐるww俺なら自殺してるわwwww


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