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元スレ垣根「ジャッジメントか……悪くねぇ」

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151 :

白いのがいっぱい…だと…

152 :

>『あー、土星みたいに変なゴーグル付けた男の事?多少抵抗されちゃってさー……ウチのも何人か真っ二つにされちゃったのよね』アハハ

>『あー、土星みたいに変なゴーグル付けた男の事?多少抵抗されちゃってさー……ウチのも何人か真っ二つにされちゃったのよね』アハハ

>『あー、土星みたいに変なゴーグル付けた男の事?多少抵抗されちゃってさー……ウチのも何人か真っ二つにされちゃったのよね』アハハ






おいィ?フレンダは何人いるんだァ?

153 :

ウチの(構成員)も じゃないの?

154 :

フレンダはむぎのん専用真っ二つ人形だろ。

155 = 152 :

売春「白いのいっぱい出ましたね、ていとさんっ♪」

156 :

あれ?心理定規ていとクンを悟らせる為に他の二人を捨て駒にしたの??

157 = 156 :

あれ?心理定規ていとクンを悟らせる為に他の二人を捨て駒にしたの??

158 = 136 :

砂皿は犠牲になったのだ……土星と犠牲にな

159 = 136 :




結標「えぇ……わかったわ、こっちは済んだから回収に向かうわね」プチッ

結標「―――ったく、本当に人使いが荒いんだから……さて、と」クルッ


黒子「……かはっ!」ゲホッ


結標「急所は外したんだからまだ死んじゃいないでしょ?」

黒子「……本当に……どういうつもりですのよ……」ハァ…ハァ

結標「最初に言ったでしょ?表の人間を殺すのはマズイのよ……他との繋がりが広い風紀委員や警備員は特に、ね」クスクス

黒子「ぐっ、ですから……その意味が……!」

結標「アナタには関係ないわ、どうせすぐに何もわからなくなるんだし」

黒子(警備員がいつまで経っても来ない……何故……?)

160 = 136 :

結標「助けなら来ないわよ、既に警備員には連絡してるんだろうけど……」

黒子「はぁ……はぁ……」

結標「今から此処に来るのは事件の後処理係……つまりはそういう事よ」クルッ

黒子(隠蔽……記憶でも消されるのでしょうか……)

結標「―――じゃ、この男は貰って行くわね、ジャッジメントの白井黒子さん?」グイッ

砂皿「ぐ……」

黒子(く……そ……っ!!)ギリッ

結標「アナタは少しの間、そうやって自分の無力さに嘆いていると良いわ……記憶に残っていたら、また会いましょ?」ニッコリ


……ヒュンッ


161 = 136 :

黒子(負けた……なんという失態ですの……っ!手も足も出せずに……犯人まで奪われて……!!)

黒子(くそ……!あの、女……っ!!)

黒子「ふざけるな……」ギリッ


黒子「フザける……なぁぁあああああああッッ!!!」ググ…


黒子「絶対に逃がさない……!このまま終わってなるものですか!!ナメるな……私はジャッジメントの白井黒子ですのよ!!?」ヨロッ

黒子(早くしないと時間がない……何秒後にその後処理係とやらが来るかが分からない……!)フラフラ

黒子(高級ホテルの一室……応急セットくらいあるハズですのよっ!)ガサゴソ

162 = 136 :




  パラポロピレパレ~♪


一方通行「あン?」

初春「ほぇ?白井さん……?」ピッ


黒子『初春ゥゥあああああああああッッ!!!』


初春「ひいぃぃぃぃ!!ずびばぜんーっ!!」

黒子『今すぐ書庫(バンク)を開きなさい!クソッタレの追跡開始ですのよ!!』

初春「えぇっ?犯人はどうしたんです?」

黒子『そ、それは……痛ぅっ!』

初春「し、白井さんっ!?もしかして怪我してるんですか!?」

一方通行「あァ……?しくじったのかよババァ、情けねェ」

163 = 136 :

黒子『うるっさいですのっ!!聞こえてますのよセロリ!!!』

一方通行「ンだァ?ピンピンしてンじゃねェかよ」

初春「に、逃げられちゃったんですかぁ!?さっきは確かに捕まえたって……」

黒子『……あぁそうですのよっ!もう一人いて逃げられちゃったんですの!!ですから私は後を追う!!!その為には初春、アナタのバックアップが必要ですの!何より時間がないっ!!早くしなさい文句がおありで!!?』

一方通行(やっぱり仲間がいやがったのか……)チッ

初春「どうしましょう一通さん、白井さんってば相当キレちゃってますー」ボソッ

一方通行「イイぜ初春さン、さっさと検索掛けちまいな……眼鏡先輩には俺から言っといてやンよ」

初春「わ、わかりましたよー……白井さん、犯人の特徴をお願いしまーす」カタカタカタ

164 = 136 :

黒子『確かあの制服は……霧ヶ丘女学院、そして空間移動系能力者……それだけでヒットするハズですの』

初春「が、学生ですか!?……って本当に出ました!名前は結標淡希さん、霧ヶ丘二年生で能力名は『座標移動』!!」カタカタカタ

黒子『そんな糞情報はどうでも良いんですのよ、監視カメラでも衛星カメラでも何でもハッキングしてさっさと場所を特定なさい!手段を選んでる暇はありませんわよ、一秒でも早く見つけて身心共々八つ裂きに―――』

初春「そ、そんな無茶な……相手はLv4ですよ?自身を飛ばせるんです!例え見つけても……」

一方通行「いや、コイツのAIM拡散力場の波長を記憶させてマップ上に表示するよう書き換えちまえばイイ……オマエなら出来ンだろ?」

初春「んもーっ!怒られるの私なんですからねー!?」

一方通行「バレなきゃ良いンだよ、バレなきゃな」

初春「一通さん、私達そんなノリで前に先輩泣かせちゃいましたよね?ね?反省してます?」

黒子『今回は先輩も責任取って頂けると仰ってますし』

初春「うわーご都合主義ですねー白井さん、今度こそ先輩にオシオキ(ジャッジメント)されても知りませんからね、えぇ知るもんですかされてしまえ」カタカタカタ

165 = 136 :




黒子(あれほど深かった傷の痛みが確実に引いている……流石は学園都市製の傷薬と言ったトコロでしょうか)マキマキ

黒子(ブレザーにまで滲んだ血はどうしようもありませんわね……洗っている暇も寮に戻って着替えている時間もありませんし……)キュッ

黒子「……初春、結標淡希は今何処に?」

黒子「……は?能力を使わずに走っているですって?何故……?」

初春『わかりませんよ、一通さんもここから近かったので追いかけて行っちゃいましたし……』

黒子「チッ、私がやると言ってますのに……!」

初春『結標さんの能力ですが……明らかにLv5認定されててもおかしくない実力者ですよ?調子の良い時は一度の空間移動で八〇〇メートルは移動できるみたいですし、ここは一通さんに任せた方が……』

黒子「では何故Lv4止まりなんですの?何故自分の脚で走ってますの?」

166 = 136 :

初春『し、知りませんよそんなの……急いでないんじゃないですか?今調べてますけど』

黒子「そんな強力な能力を持ち合わせていながらLv5の壁に届かない……という事は必ず何か致命的な欠陥があるハズですのよ、例えば……」

初春『例えば?』

黒子「そう言えばあの女……能力を使用する直前に必ず警棒を振るってましたわね、それはまるで魔法のステッキのように」

初春『警棒?武器じゃないんですか?』

黒子「いえ、自分から武器は持ち歩かないと豪語してましたし……」
(つまりあの警棒の意味は……?)


……コンコン


黒子(ご丁寧に……来ましたわね)

黒子「……行きますわよ初春、結標淡希の現在のポイントは?」

初春『……ってぁぁあああああああっ!!!』

167 = 136 :

黒子「うるっさい!何ですのよ!?」

初春『アホ毛ちゃんが迷子になっちゃったんですよー!』

黒子「打ち止めちゃんが!?何やってますのよこのおバカっ!!」

初春『ていとさんも何処かに行っちゃいましたし捜す人が―――ってあれ?これって私だけお説教フラグ立ってませんか!?一通さんってば本当に先輩に説明してくれたんですよね!!?』

黒子「まったく……」フゥ

初春『早く戻って来てくださいよー白井さん、事態はかなり面倒な事になってます!』

黒子「心配ご無用ですわよ、今からその面倒を片付けに行くんですから……」ザッ


……ヒュンッ


168 :




初春「はい一通さん、そこの角を左に曲がると……あーっ!ちょっと白井さん、回線に割り込まないでくださ―――」


  「随分楽しそうねー初春さん、何してるの?」


初春「……」クルッ

固法「んー?」ニコニコ

初春「せ、せんぱ!?いいえいえいえ拙者、楽しくなんてないでござるよ!!?」ワタワタ

固法「……で、皆は何処に行ったのかな~?」ズイッ

初春「ち、近……っ!えーと……迷子になったアホ毛ちゃんを全力で捜索中なう」

169 = 168 :

固法「ふーん……打ち止めちゃん迷子になっちゃったんだ?」

初春「そ、そうなんですよー!ですから先輩も早く捜しに……」タハハ

固法「……」

初春「ささ、どうぞどうぞ」エヘヘ

固法「……」

初春「……ダメ?」

固法「ふふーん♪また私に内緒で何かやらかしてるのね……?お姉さん怒っちゃうぞ~?」ニッコリ

初春「タハ……ハ……」ガタガタガタ


  ぐ あ あ あ ぁ ぁ ぁ ぁ ぁ ぁ ぁ


170 = 168 :




  『qwせdrftgyふじこlp;』ブツッ


  ツー…ツー…ツー……


一方通行「……あァ?通信が切れちまいやがった……」

一方通行(まあイイ、この先だな……)ザッ

一方通行(大通りを離れて大分路地裏を進ンだが……此処は元はスキルアウトの溜まり場だったのかねェ……汚ったねェなァ)トコトコ


……カチッ


一方通行「……ンだァ?今の―――」


  ドッッゴォォオオオオオオオオオンン!!!!


  バキバキバキッッ!!ガラガラガッッシャァァッッ!!!


171 = 168 :

  バラバラバラ……ッッ


フレンダ「……ぬっふっふ♪」ソローリ
(死んだ……今のは絶対確実に死んだ!)

絹旗「フレンダ……火薬の量を超間違えていませんか?」ゴホゴホ

フレンダ「きゃっほほぉぉおおおおおいっ!!『スクール』リーダーの首ゲットォ~ッ!!!悪いねー絹旗!結局、私のお手柄ってわけよーん♪」ルンルン

絹旗「手柄なんてのは超どうでも良いんですが……死体の確認だけは怠らないで―――」


  「あは」


絹旗「ッッ!!?」バッ

フレンダ「えっ、えっ?」

絹旗(コイツ……ッ、まだ生きて―――)


……ドッッバァァアアアッッ!!!


フレンダ「爆発ぅぅうううううッッ!!?」ビクッ

172 = 168 :

  ガラガラガラガラ……ッ!!


一方通行「待ち伏せ……か、……ったく、シケた遊びでハシャいでンじゃねェよ、三下」チッ

絹旗(風紀委員……!?この男はまさか……!)ハッ

フレンダ「な~んてねっ!」ポイポイポイッ

絹旗「バッ……!?」

一方通行「……あン?」
(人形だァ……?)

絹旗「フレンダッ!待ち―――!!」

フレンダ「大人しく死んでろっての!!」カチッ


  ズドドドドドドドドゥッッ!!!


絹旗「くっ……!」バフッ!
(粉塵で視界が……)

フレンダ「しつっっこいのよ!結局アンタ達『スクール』は……ここでくたばるのが運命ってわけよ!!」バチンッ!


  シュバアアァァァァァァァッッ!!


フレンダ(鋼をも焼き切るツール……コイツで脚を吹っ飛ばす!)

173 = 168 :

……バシュンッ!!


フレンダ「……」


……シ―――ン……


フレンダ「……ありゃ?」
(手応え……なし?)


  ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ・ ・ ・ ・


一方通行「……はン、俺達に手ェ出すたァ……身の程知らずのブタ共が、下拵えの準備は終わってンだろォな?」ザッザッ

フレンダ「……って、やっぱり効いてなーい!!」ヒーッ

174 = 168 :

絹旗「やってくれましたねフレンダ……彼の右腕に付いてる物を見てください、状況は超最悪です」

フレンダ「え」ジー


一方通行「ジャッジメントだァ……ウチのババァが世話になったらしいなァ……?」ニタァッ


フレンダ「あわわわわ!!本当に風紀委員の腕章付けてるし……どうしてこんな場所に!?結局人違いってわけ!?どうしよ絹旗ぁ~!」オロオロ

絹旗「『スクール』の裏切り者……心理定規と言いましたか、彼女に超騙されたと考えるのが妥当ですね」

一方通行「親船最中暗殺未遂……いや、そンなモンどォでもイイわ、俺の仲間を傷つけやがった理由で殺してやる」ギロッ

フレンダ「いきなりの殺害予告!!?風紀委員なのにっ!!!しかも……とてつもない勘違いしてる予感!」ワタワタ

絹旗「フレンダ……超『最凶』の風紀委員の噂を知ってますか?」

フレンダ「へ?何それ」

絹旗「相変わらず超情弱ですね……だからこんな展開になってしまうんですよ!バカ!アホ!!帰れ!!!」

フレンダ「言い過ぎ!言い過ぎだってば!!そして帰れる事なら帰りたいっ!!!」

175 = 168 :

絹旗「超白髪で超紅眼の風紀委員……たった一人で超多くのスキルアウトのグループを超壊滅させ、我々のブラックリストにも超堂々と載っている超S級要注意人物!」ゴクリ

フレンダ「も、もしかして浜面のチームを潰したってのも……!?コイツは結局何モンなのよ!!?」

絹旗「それこそ今、我々の目の前にいるのが学園都市Lv5の頂点……第一位の『一方通行』ッッ!!!」

フレンダ(……詰んだ、人生詰んだ……)ホロリ

一方通行「オマエら、さっきから勝手にコソコソ喋くりやがってるけどよォ……」コキッ

絹旗(来る……!)ゾク…

一方通行「……もォ終わらせちまっても構わねェンですかねェ……?」ニタァッ

フレンダ「むぎのぉ~……」グスン

176 = 168 :

絹旗「流石にわかっているとは思いますが、我々『アイテム』が四人一斉に掛かっても勝てる相手ではありません、ここは……」ジリ…

フレンダ「あうあうあー」メソメソ

一方通行「あン?」

絹旗「超後方ダーッシュ!!!」ダッ!

フレンダ「高級鯖缶食えずに死ねるかっての!」タンッ!

一方通行「ンだァ?急に愉快にケツ振り出しやがって……」ヒョイ

絹旗「……!?」タタタ
(さっきの砕けた瓦礫を……)

一方通行「誘ってンのか……っよォォ!!?」ドガッッ!


……ゴバッッ!!!


177 = 168 :

絹旗「ぅぐっ!!?」メキッ…!

フレンダ「絹……っ!?」


  ドンガラガッシャアアァァァァァン!!!


フレンダ「吹っ飛んだああぁぁぁっ!!?」

一方通行「ゴオォ~ゥル♪一通選手先制点でェーっす」


  ガラガラガラ……


絹旗「ベクトル変換……噂以上の超絶威力ですね」ケホッ

一方通行「お?」ピクッ

フレンダ「だ、大丈夫!?絹旗……!」タタッ

絹旗「私は大丈夫です、それより逃げてください……超早く!!」

178 = 168 :

一方通行「ほォー……すげェすげェ、こいつァ驚いた」パチパチ

フレンダ「うぅ……!」
(結局、最強のレッテルは伊達じゃないってわけ!!?)

一方通行「今のをマトモに喰らってまだ動けるたァな、それがオマエの能力かァ?」ザッザッ

絹旗「生憎……私の『窒素装甲(オフェンスアーマー)』はこの程度の衝撃では貫けませんので」

一方通行「……面白れェな、簡単にブッ壊れンじゃねェぞ?どこまで耐えれるか試してやっからよォ」ニヤッ

フレンダ「と、とりあえず謝っとく?風紀委員だし許してくれるかも……」ボソボソ

絹旗「彼が『最凶』と恐れられる所以は、悪党相手には一切の容赦をしないからです……既に我々は敵と認識されているでしょうし、そして何より言葉よりも先に拳が超飛んできます」

179 = 168 :

フレンダ「結局、また私の失態ってわけよね……」ショボン

絹旗「いきなり落ち込まれても慰めの言葉を掛けてあげる暇などありません、とにかく相手が悪すぎます、フレンダはとっとと皆さんの所へ」

フレンダ「き、絹旗はっ!?」

絹旗「私は此処に残って時間稼ぎをしますので」

フレンダ「でも……!」

絹旗「勘違いしないでください、彼の攻撃を防げない生身のアナタでは超邪魔以外の何者でもないと言ってるんですよ」

一方通行「おいィ?まァーた内緒のコソコソ話かァ?」ザッザッ

フレンダ「くっ……」

一方通行「……俺を仲間外れにしてンじゃねェよ、こっちはオマエらを狩りに来てンだ」ザッ

絹旗「早く皆さんを連れて私を助けに来てください……超理解してくれましたか?」ニッ

180 = 168 :

フレンダ「……うんっ!」ポイッ

一方通行(これは……)ハッ


……カッ!!!


一方通行(チイィ!スタングレネードか!!?)

フレンダ「待ってて絹旗!すぐに戻るからねっ!!」タタッ

絹旗(それにこの方とは超個人的な因縁がありますからね……)

一方通行「あークソ面倒だな、小道具ばかり使いやがって……」イライラ

絹旗「……」スック

一方通行「……ったくよー、何ですかァこの展開はァ?これじゃまるで俺が悪役じゃねェか」

絹旗(『絶対能力進化実験』の被験者、一方通行……どの面引っ下げて正義を気取ってるつもりですか)

181 = 168 :

一方通行「さてさて、どォやって更生させてやりますかねェ……?」

絹旗「……ご存知ですか、一方通行さん」

一方通行「あァ?」

絹旗「『暗闇の五月計画』……とある最強の超能力者の演算パターンを参考に、『自分だけの現実(パーソナルリアリティ)』を最適化させようとした実験なのですが」

一方通行「……知らねェな」

絹旗「実験は超悲惨なものでしたよ?能力が暴走して首を飛ばす者や自我が崩壊した者、そして役立たずはボロ雑巾のように捨てられたんです」

一方通行「そォかい」

絹旗「……」

一方通行「……ンで、それがどォした?お情けで涙でも流してやりゃ満足か?」

絹旗「……別に?ただ知って頂きたかっただけですよ、アナタがいたから―――」

一方通行「ハッ、馬鹿馬鹿しい……俺がいなけりゃ悲劇は生まれなかったとでも言いてェのか?」

絹旗「……」

一方通行「……小っせェなァ」ボソッ


一方通行「小っせェ『悪』だ……来いよ三下、悪党の立ち振舞いってのを教えてやるからよォ」

182 = 168 :

ここまででーす、バトル描写迫力出てるかな……?

今日は仕事お休みだから俺……今日こそは書き溜めするんだ……

183 :

乙なんだよ
そして④

184 :

この二人大好きだから楽しみすぎるwwwwwwww
乙!

185 :

期待してるよー

186 :

いいかんじー

188 :

復旧してた
楽しみです

189 :

この一通さんムキムキなんだよな・・・ゴクリ

190 = 187 :

セロリさんにボコボコにされたい

191 :

誕生日に復旧とは感動だな

192 :

>>191
どんだけ誕生日のヤツいるんだよwwwwwwwwwwwwww

あぁ、俺もだよ。
おめでとう!

193 :




麦野「さっきの派手な爆発……フレンダかな、っつー事は本当に来たみたいだね」フフッ

滝壺「私達行かなくて良いの?」

麦野「いーのいーの、たまには手柄を分けてあげないとねー」

滝壺「むぎの、優しいね」

麦野「ホホホ、もっと褒め讃えなさい」

滝壺「……あっ」ピクッ

麦野「……ん、どしたの?」

滝壺「……天使……」

麦野「は?アンタ何言って―――」


……ズダンッッ!!!


滝壺「……降りてきたね」

麦野「え……何よ……?何なのよこの白い塊……」

194 = 193 :




……バサアァッッ!!


滝壺「わっ」

麦野「な……!?」


垣根「―――よぉ、テメェらが『アイテム』のクソ野郎で間違いねぇんだよな?」ニィッ


麦野「……誰?私は風紀委員に知り合いなんていないんだけど」

垣根「あー悪りぃ、この腕章な……今の俺には関係ねぇシロモンだわ、気にすんな」

麦野「ふーん……て事はアンタが『スクール』の大将で良いのかな?派手な登場の仕方してくれるじゃない」
(だったら絹旗達は一体何と戦っている……?)

垣根「カッコイーだろ、勝利宣言をしに来たぜ」ザッザッ

195 = 193 :

麦野「あはは、よくもまぁノコノコと……恐れる心が無いのかい?」ニヤニヤ

垣根「テメェらに寝返った心理定規もここにいやがるのか?」ザッ

麦野「さぁね、あの売女ってば今頃どっかの男に股開いてんじゃないの?捨てられちゃって可哀想ねーアンタ」

垣根「……まぁ良いや、あの女は後で犯しまくってから殺すとして……『残骸』を何処にやった、まさか壊したりしてねーよな?」

麦野「知る必要無いんじゃないの?どうせテメーは原子レベルで粉々になって死ぬわけだしさぁ」

垣根「やめとけよむぎのん、テメェの『原子崩し(メルトダウナー)』如きじゃ俺には傷一つ付けらんねーよ」

麦野「ハッ、命乞いでもしに来たと思ったら……粋がってんじゃねーよバーカ、私を第四位の『原子崩し』と知ってながら此処まで来たのは褒めてやる、だがな」

垣根「……哀れだな」

麦野「あ?」

垣根「興が醒めた……予習が足りてねぇなァむぎのん、自分の敵になる相手くらい調べとくべきじゃねーの?」

麦野「……何言ってんだテメー?」

垣根「名前で呼んで欲しいもんだな、俺には垣根帝督ってぇ立派すぎる名前があるんだから、よ?」ニィッ

196 = 193 :

麦野「垣、根……だと……?」ゾワッ
(まさ……か……ッ!?)

垣根「もう一度言うぜ麦野沈利、テメェの『原子崩し』じゃ俺の『未元物質』には届かねぇ……二位と四位じゃ差が開きすぎてんだ、悪りぃがストレッチにもなんねーよ」

麦野「バカな……そんなハズあるわけねぇだろうが!?どうしてよりによって『スクール』のリーダーが……!!?」

滝壺「焦らなくても大丈夫だよむぎの、私はそんなむぎのを応援してる」ポンッ

麦野「うるせえぇぇぇぇ!!黙ってろ!!!」

垣根「―――良いか、今の俺は半端じゃねぇくらいに相当ムカついている……だがな、それを圧し殺してでも哀れなテメェにチャンスをやる」

麦野「なに……!?」

垣根「『残骸』は何処だ、俺が知りたいのは そ れ だ け だ」

麦野「フ……ザけてんのかテメェ……!」プルプル

197 = 193 :

垣根「俺は外道のクソ野郎だが……自分なりの良心ってのは持ってるつもりだ、大人しく質問に答えてりゃ格下のテメェなんざ見逃してやるっつってんだよ」

麦野「かっ……」ブチッ

垣根「死にたくねぇなら無意味なプライドなんざ捨てちまえよ……なぁ頼むぜーお嬢さん、俺にテメェを殺させるんじゃねぇ」

麦野「こ、この……ッ!!」ピキピキッ

滝壺「むぎのっ!?」


麦野「このっ……!クソッッッタレがあぁぁああああああああああッッ!!!」ヴンッ


垣根「……馬鹿が」


  ゴッッバァァアアアアアアアッッ!!!!


198 :

むぎのんにげてー

200 :

>>麦野「あはは、よくもまぁノコノコと……恐れる心が無いのかい?」
プルツーwwww


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