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    元スレ垣根「ジャッジメントか……悪くねぇ」

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    601 :

    はい、18禁きましたぁ

    602 = 579 :

    佐天「ッ!……こ、この一度聞いたらクセになる声帯の持ち主は―――!?」クルッ


        パシュッ…………ポンッッ!!!


    吹寄「えっ……風紀委員の避難信号弾!!?」

    姫神「色は赤(コードレッド)。第一級避難警告……つまり―――。」


        ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ・ ・ ・ ・


    Ω ΩΩ(((『死にたくねぇならとっとと失せろ!!!』だとォー!!?)))


    黒子「ジャッジメントですのっ!!一般人の方々は今すぐ私の視界から消え失せてくださいまし!!!」ザッ


    佐天「し、白井さんっ!!?」
    (こ、こっちもボロボロだ……っ!)

    黒子「……佐天さん、聞こえませんでしたの?そこの女は大変危険な能力者ですの……早く他の方々と同様に逃げてくださいましよ、この領域は直に戦場と化しますわ」

    結標「……しら……い……」プルプル

    603 = 579 :

    佐天「で、でも……」オロオロ

    黒子「でも、ではございませんでしょう?……分からないのならば、と~っても耳寄りな情報を教えてさしあげますわ?」ズイッ

    佐天「え……?」

    黒子「空間移動系能力、『座標移動』……その女のチカラは最大射程八〇〇メートル、つまり彼女の視界全域が攻撃可能範囲と言っても過言ではありませんのよ……無能力者なアナタの身体を、その空間ごと抉り取れば一体どうなるかぐらいはご想像できて?」ニッコリ

    佐天「……っ!」ゾク…

    黒子「ご理解頂けたのならば回れ右、決して振り返らずに逃げてくださいな?四方三里にいる内は、巻き込まれても救う手立ては私にはございませんことよ?」

    佐天「……でっ、でもそれは白井さんだって同じじゃん!」

    黒子「ご心配なさらずに、空間移動系能力者同士は互いの能力に干渉できない法則というモノがありますのよ……彼女を止められるのはセロリさんでも、ていとさんでもない……学園都市中でも私しかいませんの」ポンッ

    佐天「や、やだよ!白井さ―――!!」ヒュンッ


    黒子「……アリーデヴェルチ(さようなら)」


    604 = 579 :

    結標「はぁ……はぁ……!!」

    黒子「そうそう、先程は渡しそびれてしまったのですが……私、アナタにくれてやる物がありますのよ」ゴソゴソ

    結標「ぁ、あ……?」

    黒子「……どうぞ、ご自由にお使いなさって?」ポイッ


    …………ポトッ


    結標(コレは……?チューブ型……止血剤……)

    黒子「さぁ……服を脱いで下着も取って、みっともなく這いつくばって……傷の手当てをしてくださいな?」

    結標「……は?」ビキッ

    黒子「私が味わった屈辱をアナタにも身を以て受けてもらうと言ってるんですのよ、私とアナタはそこまでやって初めて お、あ、い、こ ですのよ?このクズ野郎」ニッコリ

    605 :

    ふぅ…



    ですのさんかっこいい!

    606 = 579 :

    結標「……やって、くれたわね?……でも、こういう子供みたいな仕返しは嫌いじゃないわ」

    黒子「いいえ、単なる仕返しとは違いますわね……アナタはそれによって、今こうして私に追い詰められているのですから……」


    …………ドクンッッ


    結標「―――……なん、ですって……?」

    黒子「あら、まだお気付きになりませんの?通信機器を失った私が、何故アナタの居場所が此処だと分かったのか……不思議だとは思いませんでしたの?」

    結標(さっきの携帯端末はフェイクとでも……?まさか、まだ隠し球が―――)


    黒子「ブブーッ残念、ハズレですの~っ」ベーッ


    結標「っ!?」

    黒子「右肩、左脇腹、右太股、右ふくらはぎ……簡単ですわよねぇ?自分がやられた場所を、そのまま貫けばよろしいんですもの」ニヤニヤ

    結標(っ!ま、さか……いや、そんな……!?)ハッ

    607 = 579 :

    黒子「ふふっ、その苦い顔……理解できましたの?……でしたら、わざわざ説明するまでもありませんわよね?」

    結標(この状況……この怪我、この場所!そして……この、能力!!同系統の能力者である私と同じ状況を作り出す事で、その行動パターンをも予測したとでも……!!?)


        ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ・ ・ ・ ・


    黒子「―――……それにしても、マズイですわよねぇ……」フフッ

    結標(このっ……小娘が……ッッ!!)ギリッ

    黒子「公でこんな騒ぎを起こしてしまえば、あのLv5の風紀委員共が直ぐにでも駆け付けてしまいますの♪」ニコニコ


    結標「!!!」


    黒子「私がハッタリでも使っているとお思いでしたら、『座標移動』で逃げてしまってもよろしくてよ?……しかし、例えアナタが地球の裏側に逃げてしまおうが私は必ず逃走先を暴きますケド」

    結標(一方通行……垣根帝督……っ!マズい……マズいわ……!!今の状況に加えて、更に強力な能力者まで乱入して来るとすれば、私の勝利など……っ!!!)

    黒子「書庫からの事前情報、アナタと刃を交わした時に得た経験、そして同系統能力者としての似たような心理構造……私は己の直感を、既に様々な情報で補強していますの」

    結標(ならば……私が取るべき行動は―――!!)ギロッ

    608 = 579 :

    黒子「さぁ……どうすれば良いんでしょうねぇ?こんな時、せめて自分の体を軽々と空間移動できれば少しは気休めにでもなるのでしょうに……」

    結標「……っ」ピクッ

    黒子「ふふっ、確かアナタ……二年前の時間割(カリキュラム)において、転移座標の計算ミスにより片足が壁にめり込んでしまった……とか」

    結標「……それが何か?」
    (やはり調べ上げている……『座標移動』の、結標淡希の致命的な欠陥を……!)

    黒子「その事故で大怪我を負い、大きなトラウマを生む……それ以来、自分への能力作用時には体調を狂わせるほどの激しい精神的消耗が伴うようになってしまった、と」

    結標「……黙りなさい」

    黒子「……墓穴、掘ってしまいましたわね?決死の覚悟で行使した空間移動も無駄に終わり、既にアナタは疲労困憊……後は赤子の首を捻るようなものですの」

    結標「だ、ま、れ、と言っている……ッ!!」

    黒子「確かにアナタの能力は私の『空間移動』よか遥かに強力……しかし今は、初見ではなくお互いの手の内は明かされてますのよ?そのトラウマがある時点で私とアナタの戦力差はひっくり返ってますの」

    結標(そんな……ハズがない、私の……『座標移動』は―――)

    黒子「もう一度言いますわね……結標淡希さん、投降なさい」

    結標「黙れ……っ!黙れ、黙れ黙れ黙れぇ……ッッ!!」

    黒子「はぁ……三下、ですわね」ヤレヤレ

    結標「……っ!!」ビキビキッ

    609 = 579 :

    黒子「本来は超能力者(Lv5)認定される程の怪物能力、『座標移動』……しかし、己を飛ばせぬ空間移動系能力者などは私にとって既に恐るるに足らず……フン」

    結標「白、井……っ!?」プルプル
    (言うな……それ以上は……!!)



    黒子「―――……陳腐な能力者ですこと」ボソッ


    結標「~~~~~~~ッッ!!!」ブチブチブチッ


    …………カシャンッ


    黒子「っ……!?」ピクッ
    (乗用車のウィンドウがいきなり……これは攻撃?否―――)


        ヒュンッ、ヒュンッ…………


    結標「う、ううう゛ううううぅぅううぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ……っっ!!!」ガシガシガシ

    黒子(―――……こ)ゾク…


        ヒュンヒュンッヒュッヒュンヒュンッ…………!!


    黒子(これは……!?)

    結標「  し  ら  い  ・  ・  ・  ・  っっ!!」ギロッ


        ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ・ ・ ・ ・


    結標「しらいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいッッッッ!!!!」

    黒子(能力の……暴、そ―――!!)


        ゴアッッッッ!!!!


    611 :

    醜い血みどろの女の戦い
    はーじまーるよーっ☆

    612 :

    アニメでこのクズ野郎のセリフ聞きたかったな

    613 :

    挑発して暴走させて動揺するとか黒子かっこ悪い

    614 :

    一方通行さんにぼこられる結標さんは爽快だったけど
    なんか黒子との戦いはねちっこくてイマイチに感じてしまう……

    615 :

    良くも悪くも黒子が文字通り黒いな

    616 :

    赤子の首を捻るとか黒子怖すぎだろ

    617 = 591 :

    おかしいな、俺いつの間にジョジョ読んでたんだろう
    具体的には敵のリーダーと組織のボスがやり合ってて、どっちも応援できないあの奇妙な気分なアレ

    618 = 593 :

    もう黒子がアリアリしてもおかしくない

    619 :

    ここで俺が華麗に現れ、俺のあわきんへの愛の力であわきんの暴走を止めるのさ

    622 :

    言っとくけど真のヒロインは心理カーチャンだから

    623 :

    近親エンドか……

    624 :

    Lv3程度なら素手で制圧できる一通さんか

    625 :

    ジャッジメントですぞ!!!

    626 :

    帰れよ赤モップ

    627 :

    ステイルとムックって似てるよね

    628 :

    うおおおおおおおおリョナリョナパートはお休みして、行くぜ!!!『俺の妹がこンなにババァなワケがねェ』パート投下だァァー

    630 = 628 :

    ―――とある街角



    絹旗「お兄ちゃんっ♪」

    一方通行「……」トコトコ

    絹旗「あ、あれっ?待ってくださいお兄ちゃーん!」トテトテ

    一方通行「……ッ」プルプル

    絹旗「超お兄ちゃんっ><」

    一方通行「うるせェェええええええええええッッ!!!」

    絹旗「なうっ!?」ビクッ

    一方通行「さっきからお兄ちゃンお兄ちゃンお兄ちゃンお兄ちゃンあああああああああもォォォおおおおおおおおおッッ!!!オマエは俺のトラウマに新なる一ページを刻むつもりかそォなのか!!?」

    絹旗「よ、呼んでるのにお兄ちゃんが返事してくれないからじゃないですかっ!!」プンスカ

    一方通行「何なンですかァこの展開はあァァ!!?クッソ一大事な時に次から次へとどいつもこいつも俺の邪魔ばっかりしやがってェェええええええッッ!!!」ゴロンゴロンッ

    631 = 628 :

    絹旗「私は邪魔なんかしてませんっ!例え世界中を敵に回しても最愛はお兄ちゃんの超味方ですよっ?」ムギュッ

    一方通行「オーケーオーケー、感激して涙がちょちょ切れちまいそォだなァ?オマエがイカれてンのは充分理解したから一々引っ付くンじゃねェっつの!!」グイグイ

    絹旗「お、男だったらこんな時は『な、何か腕に超ムニムニした柔ァーらかい感触がァ~』とかって超照れながらも心中堪能するモンだと思いますけどねっ!?」

    一方通行「俺にそのセリフを言わせる程の膨らみをオマエは持ち合わせちゃいねェだろ、漫画の読みすぎだ」

    絹旗「漫画ではなく超C級映画の影響ですよーっ><」ムギュー

    一方通行「だから離せってンだろこの野郎!街行く人々の冷たい視線が突き刺さってンだろォがよおォォ!?」

    絹旗「……おや?」ピクッ

    一方通行「……何だ」

    絹旗「お兄ちゃんってば良く見たら頬っぺた超怪我してますね……バイ菌でも入れば大変ですっ!!」ワタワタ

    一方通行「あァ……?」
    (番外個体の磁力砲の……)

    絹旗「待っててくださいね、今私が……」ゴソゴソ

    一方通行「……っ!?」ゾクッ


    絹旗「―――……液体窒素で瞬間凍結させますので♪」ニコッ


    632 = 628 :

    一方通行「オ……オマエは馬鹿か!?ンなモンやったら顔面粉々になって御陀仏に決まってンだろ!!」グイグイ

    絹旗「う、上手くやりますから大丈夫ですよー!!」

    一方通行「大丈夫ってェ自信はオマエの何処から湧き出て来やがンだァァ!!?」

    絹旗「うぅ……!」グスッ

    一方通行「ンな……!?」

    絹旗「窒素ぱーんち><」ブンッ


        ボグシャアァッッ!!!


    一方通行「がっ、ァァああああああああああッッ!!?」ゴロゴロゴロンッ

    絹旗「酷いです酷いです!お兄ちゃんってば超酷いです!!いつもなら超優しい言葉掛けてくれたり私の頭いっぱいナデナデしてくれるのにぃっ!!!」

    一方通行「ち、ちょっと……待て、俺の知ってる一方通行さンとはイメージが余りにもかけ離れてンだがァ……?」ヨロヨロ

    絹旗「お兄ちゃんが傍にいてくれたから最愛は実験だって超頑張れたんですっっ!!」

    633 = 628 :

    一方通行「っ……!?」
    (『暗闇の五月計画』……確か俺の演算パターンを参考に……そうか、コイツまさか……!?)

    絹旗「ふええっふぇぇぇぇぇぇぇん……!!」メソメソ

    一方通行「あ、あァ~分かった分かった、俺が悪かった……だから泣き止め、な?」

    絹旗「ナデナデしてくれるなら泣き止むかもですよ?」

    一方通行「」

    絹旗「うわーんうわーん」ビエーッ

    一方通行「ッッ~~~~~~~!!!」ナデナデ

    絹旗「えへへ……////」クスン

    一方通行(……学習装置(テスタメント)で強制入力されたのか、コイツが自分で暗示を掛けてたのかは知らねェが……俺の肉親と信じ込む事で『自分だけの現実』を最適化しよォとした……?)グシグシ

    絹旗「ち、ちょっ、痛っ!?お、お兄ちゃん力入りすぎです!頭ハゲます超ハゲます!!」

    一方通行(ソイツを俺がフラッシュバックさせちまったってェのかァ?そンな奇跡があって堪るかよクソッタレ!!)ガシガシガシ

    絹旗「ハ、ハゲーッッ!!!」

    634 = 628 :

    一方通行「―――なァ、オマエ」

    絹旗「な、なんです?」ヒリヒリ

    一方通行「……何でこンなくだらねェ事件起こしやがった?」

    絹旗「むぅー……お兄ちゃんってば、まだ勘違いしているんですね……でもそういうトコも可愛くて超大好きなんですけどっ♪」ニコニコ

    一方通行「真面目に答えろ」ギロッ

    絹旗「うぅっ……わ、私達は『アイテム』です……今回の親船暗殺騒動を引き起こしたのは『スクール』っつー超馬鹿共ですよっ」

    一方通行(『スクール』……確か、第四位も言ってやがった……)

    絹旗「私達『アイテム』の活動内容は学園都市統括理事会を含む上層部や極秘集団の暴走の阻止です、今回の『スクール』の反逆を事前に阻止する事はできませんでしたが……」

    一方通行(『スクール』、『アイテム』……そンで確か結標の野郎は『グループ』っつってたな、狙撃手は『スクール』の構成員……ならば俺は誰を取っ捕まえりゃイイ……?)

    絹旗「私だって好きでこんな超クソッタレな仕事をやっているわけではありませんよ、ただ『置き去り』である私達には他に居場所が無い……それだけです」

    635 = 628 :

    一方通行「……そォか」
    (成る程ねェ……そォいう使い捨てのイカれた実験は全て『置き去り』が被るワケか)

    絹旗「でも、お兄ちゃんが超カッコ良く颯爽と助けに来てくれたから私は超オッケーなんです!」ムギュッ

    一方通行「あァ?」

    絹旗「風紀委員の身寄りがいるとなれば、きっと私もこんな闇からオサラバできるはずなんですからーっ♪」スリスリ

    一方通行(やっぱりコイツも……)

    絹旗「えへへ♪」ニコニコ


        「いィィィィィィィっつうゥゥゥゥゥゥゥゥゥクゥゥゥゥゥゥゥゥゥン……?」


    一方通行「……ッ!?」ゾクッ

    絹旗「んぅ?」チラッ


    固法「い、一体何をやっているのかしらぁ~……?」ヒクヒク


    一方通行「ばびゃばらはばばぶァら」


    636 = 628 :

    固法「あ、あぁ~ナルホドね……私に見せたい物ってソレの事だったの、ふーん……白井さんが頑張ってるってのに、アナタは女の子引っ掛け回してヘラヘラ遊んでいたと……」

    一方通行「ち、違うンスよォォ……!」アセアセ

    固法「ふーんだ、何よ……見直して損したわっ!」プイッ

    一方通行(ど、何処から説明すりゃイイってンだァ……!?考えろ、俺ァ学園都市一の頭脳を持つ―――)

    絹旗「むうぅ~!!」ムスッ


    …………もにゅんっ


    固法「え……っ」ビクン

    絹旗「ちょっとお兄ちゃん!!一体誰なんですか、さっきから偉そうなこの超ニセ乳女はっ!!?」モミモミ

    一方通行「」

    固法「な、っな……?なぁ……////」カアアァ…

    一方通行「バァァあ゛あ゛ああああああああああああああああッッ!!?」

    637 = 628 :

    絹旗「む……むむ?」ムニムニ

    固法「……っ!ちょ……こ、コラぁ……んっ」

    絹旗(こ、この感触は……)フニフニ

    固法「や……やめなさい!いきなり何するのっっ!!?」シュババッ

    絹旗「……」ワキワキ


        ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ・ ・ ・ ・


    絹旗「―――な、何ですか……妙に本物っぽいじゃないですかぁ……」

    固法「本物だあああッッ!!!」プンスカ

    一方通行(どォしてこォなった)

    638 = 628 :

    絹旗「お兄ちゃんっ!」ジロッ

    固法「一通くんっ!!」ギロッ

    一方通行「っっ!!?」ビクッ

    固法「またこんな小さい子を捕まえて……どういう事か説明しなさいっっ!!!」ズイッ

    一方通行「ま、『また』って何だよ……!?それじゃ俺がただのホワイトロリータみてェじゃねェかよォォ……」

    絹旗「ち、小さいって何ですか!?私の胸だってあと二、三年もすれば……」

    固法「胸の話をしているんじゃないのっ!!」

    絹旗「ううぅぅ!お、お兄ちゃん的には巨乳さんが超ヒットなんですかっ!?」ズイッ

    一方通行「バ、馬鹿野郎ォ……乳のデカさなンてモンはステータスなンだよォォ……」

    639 :

    けしからん、セロリ俺と代われ

    640 = 628 :

    固法「本っっ当に呆れたわ……もう良い分かった、ずっとそうしてなさい」ヤレヤレ

    絹旗「言われなくてもそうしますよ~―――だばッ!!?」ミシ…ッ

        げ ん こ つ !!!!


    一方通行「もォ頼むからオマエは黙ってろ!!」

    絹旗「ど、どうしてですか~っ!?」ヒリヒリ

    固法「いいわよ、私もう行くから」プイッ

    一方通行「ッ!だ、だから違げェンだよ!!俺がアンタに渡したかったのはコイツだ!!!」スッ

    固法「……何?コレ」
    (銃……ではないわね、流石に)

    一方通行「嗅覚センサーってヤツだ、アンタが持ってる打ち止めのケータイから足跡を辿れるハズなンだよ」

    固法「こんな物を何処から……―――ってのは」チラッ

    絹旗「むっ」ササッ

    固法「……聞けば長くなりそうね……分かったわ、一息ついたら話して頂戴」

    642 = 628 :

    一方通行「あァ、ついでに言っとくが俺ァ遊ンでワケじゃねェぞ」

    固法「ん、分かったからちょっとこっち来なさい」チョイチョイ

    一方通行「あァ?」

    固法「気付いてないの?ホラ鼻血……みっともない」フキフキ

    一方通行「ぶァい」

    絹旗「っ!?」

    固法「―――と、頬の切り傷ね……ハイ、絆創膏……っと」ペタッ

    一方通行「……サーセン」

    固法(他にも殴られた跡が沢山だけど……話してくれないわよね……)

    絹旗「ちょちょちょ!アナタ一体何やってんです!!?」ワタワタ

    固法「ん?何って……傷の手当だけど」

    絹旗「私がやりますから超結構です!お兄ちゃんもどうしてアッサリと受け入れてんですか!?私の時は超全力で拒否ってたのにぃっ!!」

    一方通行「オマエのは何か殺意が籠ってる」

    絹旗「超誤解ですうううぅ!そんな事ないですってばー!!」ゴロンゴロンッ

    643 :

    >>641
    ここから先は一方通行だ、直立は禁止ってなァ(訳:もぎ取るぞ)

    644 = 628 :

    固法「ふぅ、じゃあ私もう行くけど……アナタは白井さんの応援に行ってあげて、初春さんなら先にあるカフェでていとくんと休憩してるから」

    一方通行「うっス」

    固法「それから一通くん、何度も言ってるけど……アナタの何でも一人でこなそうとするその癖、直さなきゃダメよ?」

    一方通行「……」

    固法「皆の為に頑張るのは良い事だけど、力があるからって一人で突っ込むのはまた別よ?私達はチームで動いてるの、だからしばらくは彼と一緒に行動しなさい」

    一方通行「っ!?な、何でアイツと……!」

    固法「先輩命令よ、理由は……何となく分かるわね?」

    一方通行「……チ」

    固法「ん、素直でよろしい!」ニコッ

    645 = 628 :

    一方通行「ちっくしょー……ババァはともかく、どォしてアイツなンかと……」ブツブツ

    固法「それじゃ……くれぐれも無理はしない事」

    一方通行「チッ……だからアンタは心配し過ぎだっつの」

    固法「されてる内が華だと思いなさい、バカモノ」クルッ

    一方通行「……眼鏡先輩よォ」

    固法「ん?」

    一方通行「ババァは俺が何とかする、だから……クソガキを頼む、アイツも狙われてるかもしれねェンだ」

    固法「『俺が』じゃなくて、『俺達が』……でしょ?」

    一方通行「あァ……俺達が、何とかする」ポリポリ

    固法「……よし来た、先輩に任せなさいっ♪」ニコッ

    646 :

    嫁になってほしいぜ…

    647 = 628 :

    今日分終わりー

    一回の投下で一パートずつ終わらしてく事になりそう

    ではまたノシ

    648 = 639 :

    どうして女キャラは死亡フラグばっかなん?

    649 = 641 :

    一通さん妹をください!
    幸せにしてみ

    650 :

    >>648
    黒翼ださせんにはヒロインがピンチじゃないとだめなんだよ


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