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    元スレ垣根「ジャッジメントか……悪くねぇ」

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    みんなの評価 : ★★
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    101 :


    この面子で15巻の話ってわくわくする

    102 = 96 :

      ヒュウゥゥゥ……ズダンッッ!!!


    一方通行「オラオラオラァァ!!ジャッジメントだぜェェ!!?死にたくねェなら静かにしな!!!」ザッ

    親船「え……!?」

    黒服「コイツ……ヒットマンか!!?」ジャカッ

    一方通行「ジャッジメントだっつってンだろォがクソボケ、テメェらみてェな三下は大人しく俺に……」グッ

      バギッ!!ベキメキメキィィ……!!!

    一方通行「―――守られてりゃ良いンだよォォ!!!」グイッ


    ……ゴバンッッ!!!


      ドワーッ!ナンヤナンヤァ!?

      テロダニャー!テロリストダニャー!!

      フ、フコウダー!


    垣根(ムチャクチャだなーあの馬鹿、床をムリヤリ捲り上げてバリケードを作りやがった……まぁ悪くねぇ判断だ、が……)

    103 = 96 :

    黒子「あぁのロリコンはぁあああッッ!!もっと隠密に事を運べませんの!?」


    垣根(―――しかし如何せん派手過ぎる、お陰で『スクール』の目的は達成されたぞ?)

    初春「出ました!設置されてるのは全部で一二基です!!白井さんから得た他の機材の銃痕の向き、角度から推測するに……」カタカタカタ

    固法「あのホテルね、あそこに狙撃手が……」ジー

    初春「全て同じ建物からの攻撃ですので犯人は単独かと思われますねーはい」カタカタカタ

    固法「……そうみたいね」ギュン


      ヒュンッ


    黒子「初春っ!犯人は発見出来ましたの!?」シュタッ

    初春「場所は特定できましたけど……流石に何号室かまでは分かりませんよーっ!」

    黒子「逃げられちゃいますのよっ!?何とかしなさいですのーっ!」

    104 = 96 :

    初春「無茶言わないでくださーいっ!」

    垣根(……ま、良く頑張ったがここまでってトコロだな)

    固法「静かにして!コレすっごい疲れるんだからねっ!!」

    初春「すいませんっ!」ビクッ

    黒子「ですのっ!」

    垣根(……何だ?)

    固法「六○八号室に……銃を構えた男性……」ボソッ

    垣根「あァ……!?」

    固法「見ぃ~つけたっ♪」

    初春「きゃっほーぅ流石先輩!そこに痺れる憧れるゥゥ!!!」カタカタカタ

    垣根「オイオイ……見つけただと……!?」

    黒子「驚きましたか?固法先輩の視神経制御系能力は何も透視だけではございませんのよ?」

    垣根(この位置から砂皿までどれだけ離れてると思ってやがる!?約七○○メートルだぞ……!!?)

    105 = 96 :

    黒子「先輩、準備は出来てますわよ?私なら十秒と経たずに犯人と接触可能ですの」

    固法「風紀委員がここまでするなんて明らかに越権行為なんだけど……」

    初春「今はそんな事言ってる場合じゃないですよーっ!警備員じゃ間に合いません!!」

    垣根(砂皿緻密は『アイテム』にブッ殺された正規メンバーの代わりに急遽補充した狙撃手だ、助けてやる義理はないが……やられっぱなしってのは性に合わねぇ)ギラッ


      バラ……ッ


    一方通行「っ!?」


      バラバラバラバラ……ッッ!!


    打ち止め「うわーん!どうしてここに来て盾が崩れちゃうのよーってミサカはミサカはイジワルな神様に抗議してみるーっ!!」プンスカ

    106 = 96 :

    垣根(フン、俺がここまでしてやってんだ……磁力狙撃砲でさっさとブチ抜け、コイツらに己の無力さってモンを思い知らせてやれ)

    黒子「先輩っ!!」

    初春「こりゃマズいですよォ!?」

    固法「んもぅっ!責任は全部私が取るわよっ!!六○八号室はここから見て六階の左から四つ目の部屋よ、覚えたわね!?」

    垣根(マヌケ野郎だな一方通行、テメェはさっさと親船を連れて逃げるのが正解だったんだよ)

    初春「白井さん早くうぅぅぅぅぅ!!」

    黒子「さぁ、行きますわよ白井黒子……風紀委員の名の下に、戦場の一番奥深くへと」ザッ


    ……ヒュンッ

    107 :

    出たぞチート先輩の能力がw

    108 :

    このりんがまともに能力使うのは初めて見たな

    109 = 96 :

    ―――とあるホテルの一室


    砂皿「妨害気流は全て破壊した、そしてバリケードも崩れたか……フ、優しいリーダーじゃないか」

    砂皿「一方通行が現れた時は潮時かと思ったが……これで私の仕事は終わりだな」ジャカッ

    砂皿(仕事後のビールが楽しみだ……親船最中、当てるぞ)カチッ


    ……バッガァァァン!!!


    砂皿「うおおぉぉぉッッ!!?」ズキッ!

    砂皿「ぐ……っォォあああ……ッッ!!」ゴロンゴロン
    (磁力狙撃砲が……ブッ壊れた!?)


    ヒュンッ


    黒子「動かないで頂けます?ジャッジメントですの」ザッ

    砂皿「ッッ!!?」ビクッ

    110 = 96 :

    黒子「不法侵入、器物損壊、親船最中暗殺未遂の現行犯でアナタを拘束致しますわ……そのまま床に伏せて手を頭の後ろに回して頂けますかしら?」

    砂皿「チイィ!」
    (コイツ……いつの間に!?)

    黒子「このバッテリーは……成る程、火薬ではなく磁力を利用した狙撃銃(スナイパーライフル)ですのね?通りで音が静かなわけですの」ヒュパパパッ


      シュカカカカカカッ!!


    砂皿(鉄杭が……コイツが資料にあった空間移動系能力者か……助けは来ない、絶望的だな)

    黒子「しかし……ま、残念でしたわね?よりによって銃弾をセロリさんに当ててしまうだなんて……」ピポパピピ

    砂皿(『ベクトル反射』……寸前でヤツが庇ったのか、ツイてないな)フゥ

    黒子「初春?無事に犯人を拘束しましたのよ、とっとと警備員をこちらに回してくださるかしら?」

    111 = 96 :




      ワーワー!

      ニゲロニゲロー!


    初春「あいあ~い、その声は白井さんですねー?犯人に返り討ちにされてなくて良かったですー」

    警備員「あの白髪の風紀委員はキミの所の人員だな!?この騒ぎは一体何だーっ!!?」ドタドタ

    固法「親船最中の暗殺未遂事件です!犯人は―――」

    垣根「フフ……はっ、ははははははは……!」

    垣根(やるじゃねぇか、まさか本当に暗殺を阻止するたぁな……個々のスキルを要求される暗部組織とは違い、コイツら風紀委員に求められるのはチームワークってトコか)

    垣根(凄腕ハッカー、空間移動能力者、透視能力者、そして最強の超能力者……奇襲にはもってこいのメンバーだ)

    垣根(もしかしてコイツら……そこらの中途半端な組織よりか全然使えるんじゃねーの?)ククッ

    112 = 96 :

    垣根「―――さて、長居は無用だな……この騒ぎに乗じて『残骸』を―――」ザッ


      ピロピロピロピ~♪


    垣根(ヘッドギア……?)ピッ

    垣根「……どうした、こっちは相当な騒ぎを起こしてやったぜ?今からそちらへ向か―――」


      『おー出た出た!アンタが「スクール」のリーダーで間違いないのよね?』


    垣根「……誰だ、テメェは」
    (女の……声……?)

      『そかそか、自己紹介がまだだったね……むぎ☆のん♪って呼んでくれる?』

    113 = 96 :

    垣根(むぎのん……?くくっ、成る程な……)ニヤリ

      『しっかしアンタも懲りないねェ……せっかく死体を送って忠告してあげてたのに、わざわざ狙撃手を雇ってまで実行するなんてさ』

    垣根「『アイテム』か、その電話の持ち主はどうした?」

      『あー、土星みたいに変なゴーグル付けた男の事?多少抵抗されちゃってさー……ウチのも何人か真っ二つにされちゃったのよね』アハハ

    垣根「……」

      『でも……ま、今は私の横で脳ミソブチ撒けて転がってんだけどにゃーんっ!!ぎゃっはははははははッッ!!!』

    垣根(殺られたか……つまり『残骸』もヤツらの手に渡った事になる)チッ

      『だっからさぁー、残りのアンタ見つけんのも面倒くさいし……待っててあげるから殺されに来てくんないかな?』

    垣根「……」

      『……ねぇ、ちょっと聞いてる?むぎのんは構ってくれないと死んじゃうんだよぅ!』クスン

    114 :

    俺が構うよ!

    115 = 96 :

    垣根「ははっ、テメェ……むぎのん、と言ったか」

      『違う違う、もっと可愛いらしーく……むぎ☆のん♪って―――』キャハ

    垣根「ム カ つ い た」

      『……あ゛?』

    垣根「ナメてやがるな……よほど愉快な死体になりてぇと見える」

      『ナメてる……ね、あははっ』

    垣根「……」

      『テメーこそ……ウチら「アイテム」ナメんなよ?ク、ソ、ヤ、ロー』


      ブチッ、ツーツーツー…


    垣根「野郎……ッ」ギリッ

    116 = 96 :




    黒子「アーミーナイフにハンドガンが三丁……狙撃銃以外は随分と古い型式を使ってますのね」ガサガサ

    砂皿「……」

    黒子「さて、警備員が来る前に聞いておきましょうか、アナタ……単独犯ではありませんわね?お仲間は何処に潜んでますの?その数は?」

    砂皿「……さぁな」

    黒子「隠しても無駄ですわよ?あのバリケードが勝手に崩れたのは明らかに能力によるモノ、銃の型式を見たところアナタは『外部』の人間のようですし……能力開発は行っていないのでしょう?」

    砂皿「……さぁな」

    黒子「……フン、まぁ良いですの、いくら口を塞ごうが『読心能力者(サイコメトラー)』に任せれば一発なので―――」


      ヒュンッ


    黒子「……え?」

    117 :

    どせいくんなんですぐしんでまうの(;ω;)

    118 = 96 :

      グシャンッッ!!!


    砂皿「ぐがァァああああああああああッッ!!?」ゴキペキメキ

    黒子「こ、これは……っ!!?」
    (冷蔵庫が急に―――!?)


      ヒュガッッ!!


    黒子「ぐうぅっ!!?」ズキンッ

    砂皿「ご……ぁ……!」ジタバタ

    黒子(そんな……何故……!?どうして私の肩に……アーミーナイフがッ!!?)ブシュッ


      「……あらあら、報告では男だけだと聞いてたんだけど……ハメられちゃった?」


    黒子(……こ、この女―――っ!!?)クルッ


      ド ド ド ド ド ド ド ド ド・・・・・


    結標「そ、れ、と、も……アナタも『スクール』の構成員なのかしら?」クスッ

    119 :

    冷蔵庫で不覚にも吹いた

    120 :

    冷蔵庫に過剰反応しちまった

    121 = 96 :

    よーし今日はここまでだぜ

    見てくれてる人いねーと思ったらそんな事はなかったぜ!次の展開からは絶対に面白くなるので見てくれよな!!

    バトル描写も容易に想像出来るように台本形式の限界を見せてやるぜ

    122 :

    >>121
    乙、俺もこんなこと言ってみてぇ

    123 :

    麦野死亡フラグビンビンだな

    俺も冷蔵庫で吹いちゃった……

    124 :

    >>121

    レスしないだけで見てるからどんどん書いてください

    125 :

    ほら、名作見るとなんか見入って途中で雑談とかする奴にロケットランチャーぶっ放してやりたくなるだろ、アレが起きた

    126 :

    ロケットランチャーとか言うと、最後は地球滅亡で終わったヤクザ映画思い出すぜ。タイトル忘れたが

    127 :

    何がどうなってスレタイに行くのか…こりゃァ見物だなァ、ていとくゥゥゥン!!!!

    128 :

    配線狙い撃つとか砂皿さんマ狙撃

    129 = 125 :

    砂皿さんはもっと評価されてもいいよね

    130 :

    黒子「ぐっ!アナタ……一体何処から……!?」ズキズキ
    (まさか……仲間!?)

    結標「あら、あらあらあら……ちょっと待ってよ、もしかしてソレ……風紀委員の腕章?」

    黒子「はぁ……はぁ……!」ドクドク…

    結標「あっちゃー……表の組織巻き込むのは流石にヤバいんだって……」

    黒子「『スクール』……?表……?組織……?な、何の話ですの?」

    結標「ゴメンゴメン、無かった事にしてくれる?私が用あんのはそっちの男でー」テヘッ

    黒子「ふ……っ!!」プルプル

    結標「え?」

    黒子「フザけてますの!?一体何なんですのよアナタは!!?私の質問には何一つ答えずに風紀委員相手にこの暴挙!!そこの男とまとめて収容所送りにしてさしあげますわっ!!!」

    131 = 130 :

    結標「……そう、それは残念ね……せっかく話し合いで解決しようと思ってあげたんだケド」スッ

    黒子(警棒……?)ハァ…ハァ

    結標「見られたからには隠蔽しないといけないわねっ♪」チュッ

    黒子(何かが……来る!?)タタッ

    結標「さぁ……逃げないとフッ飛んじゃうわよ?」ヒョイ


      ヒュンッ……ドズンッッ!!!


    黒子「ま、マズい……っ!?」タンッ!


      ドスッ!ドスドス!!ドズンッッ!!!


    黒子「くっ……!ああああぁぁぁぁぁ……っ!!」ゴロゴロゴロン

    結標「アーッハッハッハッハ!!どう?……素晴らしいでしょう!?」

    132 = 130 :

    黒子「はぁ……はぁ……っ!」ササッ
    (周りにある物体を次々と……間違いない、あの女は……っ!)

    結標「それにしても……此処の部屋広いのね、スイートルームっていうのかしら?」キョロキョロ

    黒子「……?」

    結標「上手く隠れたつもりでしょうが……『座標移動(ムーブポイント)』には関係ないわよ?」スッ


      ガオンッッ!!!


    黒子「ッッ!!?」
    (壁ごと消し飛ばされた!?)

    結標「……ん?一緒に外に放り出したハズだけど……」
    (『座標移動』が干渉しない……?)

    黒子「やはり……空間移動系能力者ですのね?」ハァ…ハァ

    結標「―――てことは……アナタが風紀委員の腹黒空間移動能力者、白井黒子さん……か」ニヤリ

    133 = 130 :

    黒子「知って頂いてるとは光栄ですわね、しかしお話は後でゆ~っくりと―――」スッ


      ヒュンッ


    結標「へぇー……このダーツがアナタの武器なのね」パシッ

    黒子「な……っ!!?」
    (奪われた……!?)

    結標「ふふっ、驚いた?私の『座標移動』はアナタの陳腐な『空間移動(テレポート)』とはワケが違うのよ」

    黒子(物体に触れずに転移を……!?)

    結標「アナタの『空間移動』や、物体を手元に引き寄せる『空間転移(アポート)』とも違う……それが私の『座標移動』」ヒュパッ


      ヒュガッッ!!!


    黒子「ぐ!!っぁ……!!?」ズギッ!

    134 = 130 :

    結標「私の能力はアナタのように、いちいち物体に触れなくとも転移が可能なのよ……周辺にある物体が全て私の味方、だからわざわざ武器は持ち歩かないの」ニコニコ

    黒子「痛ぅっ……!さっきから……調子に乗ってベラベラと……!!」ボタボタ

    結標「最初の一撃を喰らわせた瞬間から勝利を確信しているからよ、そうでなければ自分の手札を軽々と晒すもんですか」

    黒子「そう……ですの、ナメられたものですわね……私も……」ヨロッ

    結標「アラ……まだ立ち上がるの?大した根性ね」

    黒子「厳しい先輩がいましてね……生憎……鍛え方が違いますのよ」スッ

    結標「……今更ダーツを構えてどうすると言うの?」

    黒子「今からアナタに……ブチ込みますのよ」ハァ…ハァ

    結標「ムリね」

    黒子「……っ」ドクドク…

    135 = 130 :

    結標「肩にはナイフが突き刺さり、綺麗な太股やふくらはぎにはダーツが貫いてる……灼け切るような激痛で演算なんて不可能でしょう?」

    黒子「……しかし……風紀委員の身分で言うのも不謹慎ですが……安心しましたわ……」フフッ

    結標「……?」ピクッ

    黒子「アナタや……そこでノビている男のような小悪党が……まだこの街に蔓延っている限り……私は己の正義の為に戦えるのですから」

    結標「フン……仕事熱心だこと、嫌いじゃないわ?私に勝てたらお友達になってあげる」

    黒子「最高の誉め言葉ですわね……ふふっ、そう感じるという事は私も仕事人間……という事なのでしょうか……」

    結標「……」スッ

    黒子「……しかし、お友達は……お断りですのよ?」ヨロッ

    結標「……さようなら」ヒョイ

    黒子「チ……ッ!!」ヒュパッ


      ヒュンヒュッヒュン……ヒュガッッ!!!


    136 :




    初春「先輩も一通さんも事情徴収に追われてますし、白井さんは遅いですねーアホ毛ちゃん……ってあれ?アホ毛ちゃーん?」キョロキョロ

    垣根「……」ピポパ


      トゥルルルルルル……カチャ


    心理定規『あら垣根、そっちはどうしたの?』

    垣根「他の二人がやられた、『残骸』も奪われた」

    心理定規『そっ……か』

    垣根「……」

    心理定規『……やっぱりね』クスッ

    垣根「そうか……テメェか……」ギリッ

    心理定規『ふふ……♪』

    137 = 136 :

    垣根「テメェが俺達を売りやがったんだなぁ……心理定規ォォオオオオオオオ!!!」

    心理定規『ダメじゃない垣根……闇に潜む人間が自分以外を信じるだなんて』

    垣根「あ゛あァァ!!?」

    心理定規『でもね……特別に教えてあげる、アナタには何とか生き延びて欲しいから……ね?』

    垣根「オイオイオイ、この期に及んで俺の心配かぁ?いつもは温厚なていとくんも流石にブチリと来ちまったぜ……蒸発させてやっからとっとと殺されろ、コラ」

    心理定規『今「残骸」を欲している組織は沢山いるわ、「アイテム」に「グループ」、そして―――』

    垣根「それがどうした?殺ス、俺の敵になるバカ共は全員ブチ殺して進みゃ済む話なんだよなクソッタレがよぉッ!!?」

    心理定規『私に出し抜かれてるようじゃ学園都市を手に入れるなんて不可能よ……そんな野望は諦めて、もう一度表の舞台で生きてみるなんてどう?』

    138 = 136 :

    垣根「黙れ……」

    心理定規『私は知っているわ、アナタは本当は優しい人……あの事件に触れて……学園都市の闇に堕ちて壊れちゃっただけなのよ』

    垣根「知った風な口を 利、き、や、が、る、な この野郎……何もわかってねぇテメェが―――」

    心理定規『……わかるわよ』

    垣根「……あぁ?」

    心理定規『だって私は……人の心の距離を測る「心理定規」だから』

    垣根(このアマ……ッ)

    心理定規『「スクール」はたった今壊滅したわ……唯一人、リーダーであるアナタを残してこうも簡単に、ね』

    垣根「……」

    心理定規『ごめんなさい垣根帝督、そして……』



    心理定規『―――さようなら』

    139 = 136 :

      ブツッ、ツー…ツー…ツー……


    垣根「……」

    垣根「……何でだよ」

    垣根「意味わかんねぇ……何が『ゴメンナサイ』だ、嫌なモン思い出させやがって……ちくしょう……!」

    初春「あ、あのっ!てててていとさん……!!」ワタワタ

    垣根「ん……」クルッ
    (聞かれちまったか……?まぁ、良いか……)

    初春「アホ毛ちゃんがいなくなっちゃったんですよーっ!」

    垣根「……」

    垣根「……は?」

    初春「はわわわわわ!きっとさっきの人混みに巻き込まれて……!」ワタワタ

    垣根「は……ははっ、本当にコイツらは……」ヒクッ

    140 = 136 :

    初春「早く見つけないとマズイですよー!悪い人に連れ去られてとんでもない事にっ!?」

    垣根(……馬鹿だ俺は、諦めるだと?凡人にならその選択も有るかもしれねぇよ……だがな)ニヤリ


      バサアァッ!!


    初春「ふぁっ!?」ビクッ

    垣根「―――俺の『未元物質』に……常識は通用しねぇ」

    初春「え……、白い……翼……?」ポカーン

    垣根「……悪いな初春、用事が出来た」

    初春「ス、スゴいですっ!これが……!!」ドキドキ

    垣根「……じゃあな」タンッ


    ……バオッッ!!!


    初春「わ……わあぁぁぁぁぁぁっ!!?」ドテッ


    垣根(『残骸』は誰にも渡さねぇ……!)バサッ

    141 :

    心理定規さんお母さんみたいだな

    142 = 136 :

      ヒュウウゥゥゥ……


    初春「はわわ……」

    初春「カッコイイ……!まるでホーリーエンジェモンみたいですよー……」ウットリ

    一方通行「一件落着だなァ初春さンよ、他の連中は何処に―――って何だァ?この羽毛は……」トコトコ

    初春「はああぁ一通さんっ!ていとさんってばスゴいんですよっ!?背中から急にゴバーっと出て来てバビューンって飛んでっちゃったんですからーっ!」

    一方通行「……何が言いてェのかサッパリわかンねェ」ポリポリ

    初春「あーもーっ!ですからていとさんから白いのがいっぱい出て来て―――」

    一方通行「……」

    143 :

    ホーリーエンジェモンwwwwww

    144 :

    >>ていとさんから白いのがいっぱい出て来て―――

    オイ売春ゥゥゥゥ!?

    145 = 136 :

    書き溜めが進まない>>1です

    ひとまずここまで、あわきん嬢と黒子が初対面ってわけなので八巻の内容丸々フッ飛んでる設定になってまつ。いやぁ一通さんが風紀委員になるだけでここまで未来が変わってしまうとは^^;

    ではまた次の投下でお会いしましょう、このりんは俺の嫁ノシ

    146 :


    むぎ☆のん♪かわいすぎんだろ生きるのつらい

    148 :

    デデーン >>143 アウトー

    149 :

    御坂さんの電撃[田島「チ○コ破裂するっ!」]見たいれす(^p^)


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