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    元スレ小鳥「バック・トゥ・ザ・ピヨちゃん」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★
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    303 = 232 :

    ピヨ

    306 = 224 :

    バイト行ってくる前ほしゅ

    307 = 212 :

    起きた

    308 = 301 :

    >>307
    来たか!

    309 = 246 :

    おはよう

    311 = 212 :

     
    ──オーディション会場──


    高木「いよいよ始めてのオーディションだが、気分は?」

    小鳥「……ええ。緊張してます」

    高木「そうか。大丈夫、君なら出来るよ」

    小鳥「…………」

    高木「そう硬くならずに。向こうでも受けたことくらいあるんだろう?」

    小鳥「はい。だけど……いえ、がんばります」



    高木「では君は控え室に……ん?」

    小鳥「?」

    高木「あれは……」


       「あら? 高木プロデューサーじゃない」

    高木「舞君」

    小鳥「……おぉ……」

    312 = 212 :

     
    「今は高木社長、だったかしら?」

    高木「久しぶりだねぇ。元気にしていたか?」

    「ええ。社長もお変わりないみたいで何より」

    小鳥「……もしかして、日高舞……さん?」

    「そうよ。あなたは……みない顔だけど」

    小鳥「うわぁ……昔から綺麗……」

    「ん?」

    小鳥「いえっ、なんでも……は、はじめまして」

    高木「その子は娘さんかい?ずいぶん大きくなったじゃないか」

    「ええ。もう3歳ですよ」

    小鳥「……娘……」

    「愛っていうの。ほら愛、ご挨拶」


    「あいです!! さんさいです!!」

    313 :

    愛ちゃんうるさい

    314 = 212 :

     
    高木「元気があっていいねぇ」

    「ちょっとうるさいくらいよ」


    「おねーちゃん、こんにちは!!」

    小鳥「こんにちはー」


    小鳥「……あなたが愛さん……通称『豆タンクアイドル』……」

    「えへへー!!」

    小鳥「すでにその片鱗を見せているというわけ……」

    「何か言った?」

    小鳥「いえいえ、何でもありません……可愛いお子さんですね!」

    316 = 212 :

     
    高木「それで、今日はテレビ局に何か用事でも?」

    「そうなのよねえ。最近退屈だし、娘もちょっとずつ手がかからなくなってきたし……面白いものでもないかしらと思って遊びに来ちゃった」

    高木「どうせなら芸能界に復帰すればいいじゃないか。アイドル再デビューとは行かなくても、何かしら関わることは出来るぞ」

    「もう一度ねぇ……」

    小鳥「そ、そうですよ! あなたオーディションの有名な審査員長に……」

    「私が? ふふっ、無駄よ。競う相手がいなくて飽きたからやめたんだもの、よっぽど面白いものでもないとそんなのやりっこないわ」

    小鳥「えっ、そうなんですか……?」

    高木「審査員長か。君ならむしろオファーが来るくらいだと思うがね」

    「サボってもいいなら引き受けてもかまわないけど。……いえ、やっぱり面倒そうね」

    小鳥「…………」

    「ところであなた、新人さんね。名前は?」

    小鳥「……音無小鳥です」

    「そう。……がんばってちょうだい」

    小鳥「あっ、はい。がんばります!」

    318 = 212 :

     
    「じゃ、私そろそろ行くわ。もっといろいろ見て回りたいから」

    高木「そうか、では」

    「高木社長、また。愛、バイバイって」

    「ばいばい!!!」



    高木「……舞君を知っているのか?」

    小鳥「超有名ですよ……あの人に口出しできるのはそれこそ高木社長か黒井社長くらいしかいません」

    高木「……さすが、いつになっても恐ろしい存在なのだな」

    小鳥「…………」

    高木「時間が押してる。準備を急ごうか」

    小鳥「わ、分かりました」

    319 = 213 :

    ふう

    320 = 212 :

     
    ──────

    小鳥「4番、音無小鳥です!」

       「765プロ……聞いたことない事務所だな」

         「最近出来たところらしいですよ」

     「それは興味深いわね。さあ、始めて」





    小鳥「♪~」

    321 = 213 :

    うん

    322 = 212 :

     
    ──────

    高木「すごいぞ音無君! ぶっちぎりで1位合格だったじゃないか」

    小鳥「はい……ありがとうございます」

    高木「……嬉しくないのかね」

    小鳥「いえ、まさかそんな! ……とっても嬉しいですよ」

    高木「それより、2時間後に収録が始まるらしい。私は打ち合わせをしてくるから、この控え室で待ってておくんだよ」

    小鳥「はい。がんばってください」

    高木「……これで765プロの名前が少しでも知れ渡るといいね。今日は本当にありがとう、よくやってくれた」

    高木「また後でな!」

    バタン

    小鳥「…………」



    小鳥「ふぅ……複雑ね」

    323 = 213 :

    んむ

    324 :

    おはよう支援

    325 :

    ぴよん!?

    326 = 212 :

     
    小鳥「…………」

    小鳥「もしかして、2時間暇なのかしら……」

    小鳥「…………」








    小鳥「………空になりたい……自由な空へ…………

    327 = 213 :

    ほほう

    328 :

    リメイク前のBTTFのクロスは俺がアイマスSSを読むきっかけになった作品だから、またこうやって読めるのは嬉しい

    329 = 212 :

     

    「せっかく会ったんだし、高木社長とあの新人さんにおめでとうでも言っておこうかしらね。愛」

    「おめーと!!」

    「まだよー。確か控え室は……あら?」



           翼なくて……翔べるから 素敵ね……

        空になりたい…… 好きな空へ……

           雲で夢……描けるから……



    「……聴いたことない歌ね」

    「『765プロ様』……この部屋で間違いないはずだけど」

    「こんにちはー!!」

    「シッ! 静かに」

    「しー!」

    330 = 212 :

          始まりはどこになるの?

                お終いはどこになるの?

        上を見て あなたを聞いてみたら

            始まりとお終いなんて

                       繋がって巡るモノ

               大事なのはやめない事と

         諦めない事



    「……これは……まさかさっきの新人……?」

    「?」

    「静かに聴いてましょうね……」ナデナデ

    331 = 212 :

     
         春は花をいっぱい咲かせよう

               夏は光いっぱい輝こう

                   奇跡じゃなくて 運じゃなくて

                      自分をもっと信じるの

            秋は夜を目一杯乗り越え

                冬は雪を目一杯抱きしめ

                   笑っていいよ 泣いていいよ

          だって巡ってまた春は来るから

              繋ぐレインボー



    「…………やるじゃない、あの子」

    「?」

    「よし…………突入ー!」

    コンコン
    ガチャ

    332 = 212 :

     
    小鳥「ふぅ…………よし、次は2番を」

    コンコン
    ガチャ

    小鳥「!?」

    「どうも~」

    「どーもー」

    小鳥「ひっ……舞さん!!??」

    「オーディション合格したみたいじゃない! 結構兵ぞろいだったのに、あなたなかなかやるわね」

    小鳥「あ……ありがとうございます」

    「おめーとーざいます!!」

    小鳥「あはは、ありがとう愛さ……愛ちゃん」



    「ところで、今歌ってたのって」

    小鳥「!!!」

    334 = 210 :

    ピヨ

    337 = 212 :

     
    高木「音無君! 今すぐ来てくれ、打ち合わせは本人参加で……おや、舞君」

    小鳥「社長!」

    「あら」

    高木「こんなところで一体なにを?」

    「いえいえ、ただ一言お祝いを」

    高木「おお、そうだったのか。わざわざありがとう……小鳥君、すぐに来てくれ」

    小鳥「あ、はい! 舞さん、どうもありがとうございました」

    「えっ? ちょっと待って! まださっきのこと聞いてないわよ」

    小鳥「すいません、急ぐみたいなんで!」ダッ

    高木「失礼するよ舞君!」ダッ

    「ちょっと!?」

    バタン


    「…………」

    338 = 212 :

     

    「何よ、もう! 失礼ね、私を誰だと思ってるの!?」







    「……いい曲だからちゃんと聴かせてほしかっただけなのに」

    「?」

    「……まあいいわ、また聞く機会はあるでしょうから」

    339 = 301 :

    日頃の行いが…w

    340 = 212 :

     


    高木「さっき舞君と何を話していたんだ? 何か聞きたがっていたみたいだが」

    小鳥「いえなんでも……きっとオーディション合格の秘訣とか」

    高木「何をバカ、彼女はウインクするだけで合格してしまうような怪物だぞ。他人の秘訣などいらん子だ」

    小鳥「うっ」

    高木「……何の話を?」

    小鳥「いえ……ホントになんでもないです、これからもがんばってねって言われて……」

    高木「……ならいいが」

    342 = 246 :

    あなたに聞いてみたらがあなたを聞いてみたらになってるな

    343 = 212 :

    ほんまや
    >>330訂正
    上を見て あなたに聞いてみたら

    344 :

    346 = 344 :

    348 = 212 :

     









    高木「さあ、君の記念すべきテレビ初デビューだぞ。気合入れて行ってくるんだ」

    小鳥「はい! がんばってきます」タッ


            『才能あふれるアイドルの卵を発掘し紹介する当番組、今週も超大型新人が登場します』

             『それでは歌っていただきましょう、音無小鳥さんです!』


       ワー   ワー   ワー
         キャー   キャー   

    349 = 212 :

     


      小鳥「皆さん始めまして!! 私の歌、聴いてください!!」






    ──────



        『皆さん始めまして!! 私の歌、聴いてください!!』



    小鳥「……まさかこんな古いビデオが残ってるなんてね」プチッ

    小鳥「……これ、いつのだっけ」ピッ

    ガチャン


      ”1982 音無小鳥 初オーディション”


    小鳥「……1982年か」

    350 = 317 :

    え?


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