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    元スレ晴絵「ハルエニッキとカップリング」

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    1 :

    <晴絵の家>

    テレビ『三尋木選手テンパイ。親のリーチに対し、勝負に行きます』

    晴絵「ふむふむ……突っ張るか」

    テレビ『さあ、親の1発目のツモは……ああっと、三尋木選手の和了り牌!振り込みで2位転落、試合終了です。トップは三尋木選手!』

    晴絵「……ここで和了りきるか。今期も調子いいみたいだねぇ……」ピッ

    晴絵「さて……試合も終わったし、何しよう?特にやる事もないけど……寝るには早い」

    晴絵「………」ウーム

    晴絵「あ、そうだ」

    晴絵(今日、なかなか面白い場面を目撃したし、久々にブログに書いてみるか……)

    晴絵(えっと……どんな流れだったっけ?思い出してみよう。…部活終わった後、しずと玄が……)

    2 :

    エバーなんたら時代はブログしてなかったのかな?

    3 = 1 :

    ~~~~~~~~~~~~~~~

    <阿知賀女子学院 麻雀部部室>

    「はぁ………」

    穏乃(なんか今日の玄さん、疲れてるっていうか…元気ないなぁ……どうしたんだろ?)

    穏乃(嫌な事とか辛い事があったのかな?)

    「……………」

    穏乃「…………」

    穏乃(……玄さんを励ましたいけど……私に何が出来るだろ?うーん……)

    穏乃(玄さんが好きなもの、玄さんが喜ぶもの……)ムーン

    穏乃「!」

    穏乃(これだ!)タタッ!...ガソガソガソ..

    「ふぅ………」

    穏乃「よし………玄さん!」

    「ぅわっ!ビックリした!……穏乃ちゃん?どうし…………っ!?」

    4 = 1 :

    穏乃「えへへ」(巨乳の穏乃)

    「し、穏乃ちゃん?その……おもちは一体……」

    穏乃「ティッシュを詰めたんです!」バイーン!

    「………ティッシュ?」

    穏乃「はい!………玄さん」

    「な、なぁに?」

    穏乃「私のおもち、触ってください!」

    「……………え?」

    穏乃「ささ、どうぞ!!」

    「………あの、どうして?」

    穏乃「玄さん、元気なかったんで!おもち触ったら元気出るかなと思ったんです!」

    「あ………」

    穏乃「でも私、おもちじゃないし……だからせめて気分だけでもって思いまして………ティッシュだから少しはフワフワです!どぞ!」

    「えと………心配してくれてありがとう。でもお家のお手伝いでちょっと疲れてるだけだから……」

    5 :

    ふんふむ

    6 = 1 :

    穏乃「あ、そうだったんですか」

    穏乃(辛い事があったとかじゃなくてよかった!)ホッ

    「うん」

    穏乃「でも、ちょっと元気ないのは事実ですから!……どぞ!」

    「え」

    穏乃「どぞっ!」

    「……………じゃ、じゃあ………しつれいします………」サワ

    穏乃「はい!」

    「…………」サワサワ..

    穏乃「ん……」

    「…………」サワサワ

    穏乃「っ……」

    (……私、穏乃ちゃんの偽おもちを揉んでる………)ドキドキ..

    穏乃「……元気、出ました?」

    「えっ、あ……うん、そうだね」

    7 :

    じゃあ俺が触るね

    8 = 1 :

    穏乃「んー、なんかまだっぽいですね」

    「そんな事は………」

    穏乃「……偽物じゃダメかぁ……」シュン

    「っ!全然!その気持ちだけで嬉しいもん!」

    穏乃「そう、ですか?」

    「うん」

    穏乃「よかった……」ホッ

    穏乃(……でも……やっぱりまだ元気ないよね………他に何かいい方法は………あ!)

    穏乃「あの、言って欲しい言葉とかありますか?」

    「言って欲しい言葉……?」

    穏乃「人に言われたら嬉しい言葉ですよ!『可愛い!』とか『スタイルいいね!』とか……私なんでも言いますんで!教えてください!」

    (そこまで私を気遣ってくれるなんて……穏乃ちゃん優しい………)

    穏乃「…………」

    (言われたら嬉しい言葉かぁ………何があるだろう?………うーん…………あ!あれにしよう)

    9 = 1 :

    「あのね」

    穏乃「はい!」

    「『玄お姉ちゃん』って言ってもらっていいかな?」

    穏乃「『くろおねえちゃん』……ですか?」

    「うん。私に妹がいたらどんな感じなのかな?とか考えた事あったから………ダメ?」

    穏乃「いいえ!ダメじゃないです!じゃあ呼びますね!あ、口調も妹みたいにした方がいいですか?」

    「あ、そうだね。それでお願いします」ペコリ

    穏乃「はい!じゃあいきます……」

    「うん」

    穏乃「…………玄お姉ちゃん♪」

    「わ!」ゾクー!

    穏乃「玄お姉ちゃんが元気ないと穏乃も寂しいよ~」

    「あわわわわ……」

    (か、可愛い!!!)

    10 = 1 :

    穏乃「穏乃、玄お姉ちゃんが大好きだから心配なの」(上目遣い)

    「し、ししし穏乃ちゃんは、そんなに私が、だ……大好きなの?」

    穏乃「うん!穏乃、玄お姉ちゃん大好き!!」

    「…………ぎゃーーーー!!!!」キュンキュキューン!!!

    (天国だよぉぉおおお!!ああ……天国は奈良にあったんだ!!)

    穏乃「っ!?く、玄さん?」

    「く、玄さんなんて他人行儀な呼び方は……めっ!玄お姉ちゃんて呼んで!」

    穏乃「う、うん。玄お姉ちゃん……」

    「あああああああ………」

    穏乃「く、玄お姉ちゃん……大丈夫?」

    「大丈夫じゃないよぉ……穏乃ちゃんが可愛いすぎるもん」ハァ..ハァ..

    穏乃「そ、そんな事……///」

    「ね、ねえ……穏乃ちゃんのおもち、もう1回触らせて?」

    穏乃「え?う、うん……いいよ」

    11 = 1 :

    「じゅるっ……あ、ああありがとう。じゃ、じゃあ………触るね?」

    穏乃「うん……」

    「あ、そうだ。触ってる間は、ちょっとうつむいて伏し目がちに斜め下を見つめるのと上目遣いを交互にやって!ね?」

    穏乃「わ、わかった。難しいけどやってみる」

    「伏し目から始めて、おもちを触られてしばらくしたら上目遣いね。あ、最初は恥ずかしがろう、ね?」

    穏乃「う、うん」

    「じゃあいくね。………穏乃ちゃんの………触るよ」ハァハァ

    サワッ..

    穏乃「っ…………恥ずかしい……」(伏し目がちにうつむく)

    「がばばっ!………も、揉んじゃうよぉ?」フニ

    穏乃「ゃっ……玄おねえちゃぁん………えっち……」(潤んだ目で上目遣い)

    「ぎゃああああああああああああ!!!!!!!!」

    穏乃「っ!?」ビックー!

    12 = 1 :

    「穏乃ちゃん!穏乃ちゃぁん!可愛いよぉ!もう穏乃ちゃんがいないと生きていけないよぉ!!」ギュー!

    穏乃「く、玄さん……ちょっと、痛いですっ……」

    「はっ………ごめんね!」サッ

    穏乃「ふぅ……」

    「だ、大丈夫?どこか怪我とか……」オロオロ

    穏乃「あ、いえ、少し痛かっただけですから」

    「よかった……」ホッ

    穏乃「………元気、出ました?」

    「え?あ……そういえば………うん、元気出たよ」ニコ

    穏乃「それならよかったです!玄さんの笑顔がないと私、寂しいですから!」エヘヘ

    「!!」キュンキュルルーン!

    穏乃「さ!帰りましょう!」

    13 = 1 :

    「あ、あの………穏乃ちゃん」

    穏乃「はい?」

    「えと……あのね?さっき可愛いって言ったけど……あれはね?」

    穏乃「?」

    「妹の演技した穏乃ちゃんが可愛いって意味じゃなくて、いや、それも可愛いんだけど…穏乃ちゃん自体が可愛くて……あのあの」

    穏乃「んー?」

    「な、なんでもない……///」

    穏乃「?よくわからないですけど……みんな下駄箱で待ってますから、行きましょう!」(玄の手を握る)

    「わ!」ドキ

    穏乃「早く早く♪」ニコッ

    「う、うん」

    (穏乃ちゃん………)

    ~~~~~~~~~~~~~~~

    14 = 1 :

    晴絵(こんな感じだったよね……何を思ってたか本人に聞いた訳じゃないけど、表情からして大体あってるはず)

    晴絵(いやー……私も凄い場面に出くわしたよねー)

    晴絵(みんなが先に下駄箱に行ってたというのと、2人が私に気付いてない事。両方が重ならなかったらこの展開はなかったもんなぁ)

    晴絵(……しっかし、なんとも微笑ましいじゃないか)

    晴絵(元気のない玄を励まそうと頑張るしず……姉の気持ちを味わいたかった玄……うんうん、いいね~)

    晴絵「よし、覚えてるうちに書くぞ~……――――」カタカタカタ..

    晴絵「―――ふう……」

    晴絵(……やっぱりブログって楽しいな。何かあったらまた書いてみよ)~♪

    15 = 1 :

    翌日―――

    【長野】

    <清澄高校 麻雀部部室>

    「あれ?誰もいない………」スタスタ

    (どうしよう………本も……部室にあるのは大体読んじゃったし……)

    (パソコンで新刊チェックしながら待っていよう)カチ..カチ..

    (…………えっと……ん?なんだろ?こんなタイトルのブックマークあったっけ?)カチッ

    (『ハルエニッキ』?…………ああ、和ちゃんが昔にお世話になった人のブログだって言ってたっけ。どれどれ)

    (わ、和ちゃんが小さい!って当たり前だよね、小学生だもん。あ…でも胸が………)

    「…………」ペタペタ(自分の胸を触る)

    「さっ!気持ちを切り替えて他の記事……ん?これ、昨日更新した記事?何が書いてあるんだろう?」カチ

    「あ………高鴨さんと松実さんだ………ふんふん…………………っ!?」

    (姉妹プレイ………?)

    (……妹に甘えられて悶える姉………?)ゴクリ..

    (つ、続きっ!この後、2人は……!?)ホイール!ホイール!ホイール!

    16 = 1 :

    1週間後 夜―――

    <晴絵の家>

    晴絵「よし、久々に書くぞ~」

    晴絵(先週のしずと玄みたいな仲良し同士!って場面は見れなかったけど、なかなかいい出来事があったんだよね~)

    晴絵(思い返しながら整理しよう。えっと……)


    ~~~~~~~~~~~~~~~

    数日前の昼休み―――

    <阿知賀女子学院 裏庭>

    晴絵「ごちそうさま、っと」

    「……………」

    晴絵「?どしたー?元気ないなぁ」

    「……はるちゃん……」

    晴絵「ん?」

    「ちょっと聞きたいんだけど」

    17 = 1 :

    晴絵「うん、何?」

    「はるちゃんって、変な気分になったりする事ある?」

    晴絵「変な気分?漠然としてるなー、どういう意味?」

    「えと………ドキドキ?ムラムラ?」

    晴絵「あー……そりゃあ……あるよ」

    「やっぱり?そうだよね。うんうん、人間だもん」

    晴絵「まぁ………なんで急にそんな質問?」

    「あ、うん。インハイが終わってからだけど、穏乃がね、ちょくちょくうちに遊びに来てくれるんだ」

    晴絵「へえー。玄たちと?」

    「ううん、1人で」

    晴絵「1人でボーリング?それは………あ」

    「うん。私を誘ってくれて……」

    晴絵「おお、いいじゃん!それで?」

    「……穏乃が、どうすれば上手くなれるか聞いてくるから、教えるんだけど」

    晴絵「ふんふん」

    18 :

    いいよいいよ

    19 = 1 :

    「穏乃って、興味ある事に関しては真面目で素直だし、運動神経いいから飲み込み早くて、どんどん上手くなっていくんだ」

    晴絵「しず、文化系とは思えない運動能力だしね」ハハ

    「うん。……で、そうなると教える側も楽しくなってくるっていうか、熱が入るというか……」

    晴絵「わかるわかる、その気持ち。あんたたちに教えてる私が常に感じてるからね」

    「それで……気が付いたら、フォームを教える時とか、穏乃の背中に体をピッタリくっつけてたり、手を握ったりしてて……」

    晴絵「うん、その方がしずも理解しやすいだろね」

    「……そう思ってこっちも特に意識せずに教えてたんだけど、なんの気なしにふと我に返った時……」

    晴絵「?」

    「目の前に穏乃のうなじがあって、少し汗の混じった穏乃の匂いも感じて……なんかドキドキしてきたんだ」

    晴絵「ほう」

    「このドキドキが、背中越しに穏乃に伝わったらどうしよう、とか焦ったり」

    晴絵「ほうほう」

    20 = 1 :

    「その日はなんとか普通に振る舞えたんだけど、次の日から穏乃を見るたび色々考えるようになって」

    晴絵「色々……?」

    「うん……穏乃って、真面目に麻雀打ってる時の顔、カッコいいとか……手がキレイとか、気だるそうにしてると結構セクシーだなぁ、とか」

    晴絵「ふむ……」

    「ジュースを飲んでる時の首筋のラインのキレイさに見とれたり、ジュースが口からちょっと垂れた時……その垂れたジュースを…な、舐めたいって思ったり」

    晴絵「ふむふむ」

    「なんか……無防備さが……そそる……というか」

    晴絵「わからんでもないなー……」

    「だよね?それにさ、もともと穏乃って可愛いよね?ふとした時の表情とか!あと他にも、体育の授業中の穏乃を教室から見てたら―――」

    ~~~~~~~~~~~~~~~

    21 :

    ふむふむ

    22 = 1 :

    晴絵(………この後、昼休み終了のチャイムが鳴るまで延々としずの話が続いたっけ……あそこまで饒舌な灼は初めて見た)クスッ

    晴絵(それにしてもあの小さかった灼がムラムラねぇ……なんか感慨深いね)

    晴絵(…ま、私の中にちょっと複雑な感情がある事はあるけど……)フフッ

    晴絵「よし書くか」カタカタカタ

    ――――

    晴絵「………完成!更新~♪」カチッ

    晴絵「ふぅ~…あ、もうこんな時間」

    晴絵(集中してると早い早い。もう寝ないと)フゥ

    23 :

    ??「わ、私がハルちゃん以外にそんな感情抱くはずないよ! 16ポンド球ぶつけるぞ!」

    24 = 1 :

    翌日 夜―――

    【大阪】

    <船久保家 浩子の部屋>

    浩子「…………」カタカタカタ..

    浩子「よし、終わり」カタカタ!

    浩子「今日も大量のデータ、ごちそうさん~っと」

    浩子(お、そや。新着記事チェックするか………)

    浩子「ん?これは………またハルエニッキか?」

    浩子(インハイ前に一応登録してたんやけど……こないだ久々に更新した思たら…ペース上がってんなぁ)

    浩子(ま、知らん相手やないし、ちょっと興味深いわな。これも読んでみるか)

    浩子「………………」

    浩子(凄いなこれ……記事の内容は興味深いけど……こんなん書いてええんかいな……プライバシーとか……)

    浩子(いや、それはもっと前の記事からガン無視しとるか………小学生の頃からやもんな)

    浩子「………………」

    25 = 1 :

    浩子「……鷺森 灼と高鴨 穏乃……か……」

    浩子(鷺森はクール……言うても、情熱を内に秘めて表に出さへんだけで、冷めてる訳ちゃうやろけど)

    浩子(比べて高鴨は活発……1人で山を走り回っとるとか、なんかの雑誌で読んだな……)

    浩子(1学年差の、性格的に正反対タイプ………)

    浩子(?なんか……どっかで似たような………)

    浩子「あれ?」

    浩子(ひょっとして………私と江口先輩にちょっと似とる?)

    浩子(クールちゃうけど、性格的にちゃんとしとかんと落ち着かん私と、大雑把で、しょっちゅう廊下とか走り回っとる江口先輩……)

    浩子(この記事やと鷺森が高鴨に性的魅力を感じとるみたいやけど………これを私らに当てはめると…?)

    浩子(…………江口先輩が私に…………)

    浩子「/////」ボンッ!

    浩子「な、何考えてんねん私!」

    浩子(こんなん……あかん………はず………やのに……)ドキドキ

    浩子「も、もっかい……」

    浩子(私と江口先輩に置き換えて、読み直してみよう………)ゴクリ..

    26 = 1 :

    1週間後 夜―――

    <晴絵の家>

    晴絵「最高っ!まさかあんな展開になるなんて……しかもそれを目撃できた私って超幸運!!」

    晴絵「ああ……神様ありがとう……」

    晴絵「………うし!」

    晴絵(この興奮が収まる前に……早く書かないと!えっとまずはしずが部室に入ってきて……―――)


    ~~~~~~~~~~~~~~~

    放課後―――

    <阿知賀女子学院麻雀部 部室>

    穏乃「こんにちはー!」ガチャ

    「え?穏乃ちゃん?」

    穏乃「あれ?宥さんだけですか?みんな遅いですね」

    「遅いも何も……穏乃ちゃん聞いてないの?」

    27 = 1 :

    穏乃「聞いてないって…何がですか?」

    「今日は部活お休みだよ?」

    穏乃「ええっ!?本当ですか!?」

    「うん、本当。昨日、部活終わった後に赤土さんが言ってたよ?」

    穏乃「あー……そうでした……って、あれ?じゃあ宥さんはどうして部室に?」

    「ストーブに当たりたかったの」

    穏乃「なるほど……どうしてしゃがんでるのかと思ったら……宥さんらしいなぁ」

    「うん…」アッタカーイ

    穏乃「……部活休みかー…どうしようかな」

    「穏乃ちゃんも一緒に当たる?」

    穏乃「あはは……やめときます。汗かいちゃうんで」

    「そう?」

    穏乃「はい。私は………そうだ、掃除でもするかなー」

    29 = 1 :

    「お掃除?でもお休みだし、別に……」

    穏乃「いやー、来てすぐ帰るのもなんですから」

    「穏乃ちゃん偉~い」

    穏乃「えへへ……よし、ホウキ……2刀流!」シャキーン

    「はぁあ……ストーブあったか~い」

    穏乃「さっさ、さっさささっさ!」

    穏乃「いい調子~♪スピードアップ!」

    穏乃「走りながら掃く!さっさ、さっささささ……あっ」ゲシッ! (ホウキにつまずく)

    穏乃「っとと……とっとっと」フラフラフラ

    穏乃(わわ……やばい!勢いつきすぎて……宥さんにぶつかるっ!!)フラフラ

    「?」

    ドッシーン!

    穏乃「わあぁ!」ズテーン!

    穏乃「…………いてってて」

    31 = 1 :

    「ぅ……びっくりしたぁ……………っ!?」

    穏乃「あ、宥さん!ごめんなさい!大丈夫でした!?」

    穏乃(宥さんの真横から当たってよかった……後ろからだったら宥さんがストーブにぶつかってたかもしれない……)ゾクッ!

    「あぅあぅ………」

    穏乃「宥さん?」(床に仰向けで倒れた宥の腰の上に跨り、左手は宥の胸、右手は宥の左手を抑えつけている)

    「わわわわ………////」

    (な、なにこれ………穏乃ちゃんが私を押し倒して……む、胸触ってる~……)ドキ..

    (手を抑えつけられてるし……腰に乗られてるから身動きとれない……穏乃ちゃんが心配そうな目で……私を見下ろして………)ドキドキドキ..

    穏乃「あの……どこか痛めて…?」

    (な、なんで……?私、床に押し倒されてるのに………こんなに………ドキドキするの?)ドキドキドキドキ..

    (あ……腰に乗っかられててちょっと苦しいからかな?……そうだよね。うんうん、間違いないよ)

    (でも腰でよかった…………これがもし………顔……なら……)ゾク

    (顔に乗っかられてたら……もっと苦しい………穏乃ちゃんのお尻で……息が出来なくて………っ!)ゾクゾクゾクッ!

    穏乃「って、ああっ!!ごご、ごめんなさい!!」ガバッ!

    32 = 1 :

    「あ……」

    穏乃「わ、私……ずっと乗っかっちゃってて……しかも胸まで触ってて……ごめんなさい!!でもわざと触ったんじゃないんです!」

    (私……今、何を考えたの?顔に跨られるって………そんなの……おかしい)ドクン

    (顔に跨られて……グリグリされて……両手も抑えられて動けなくされたいなんて………あぁ……)ゾクゾクゾク!

    (こんな想像………私って、変態さんだったの……?)

    (昔、男の子たちに意地悪された時は嫌な気持ちにしかならなかったのに……)

    (穏乃ちゃんが相手だから?こんなに……想像するだけで……体が…熱い……)ハァ..ハァ..

    穏乃「ゆ……宥さぁん……」ウルッ

    「え?あ、ごめんなさい。なんて言ったか聞き逃しちゃって……」

    穏乃「……胸とか触っちゃったの……わざとじゃないんです……」

    「あ、うん。それはわかってるよ」

    穏乃「本当にごめんなさい……私が調子に乗ったせいでぶつかっちゃって………あのっ!怪我とか……」

    「お、大げさだよぉ…大丈夫。軽くぶつかっただけだもん。私が避けられなかったのも悪いし」

    (それに……私……イケナイ事考えて………)ハァ..ハァ..

    33 = 1 :

    穏乃「そんな!宥さんが悪い訳ないですよ!私が全部悪いんです!」

    穏乃(私のせいで……宥さんが怪我してたかもしれなかったんだ……)

    「穏乃ちゃん……」

    穏乃「………あ、マフラーにホコリが付いて…………取ります!」ファサファサ

    「あ、ありがとう……」

    穏乃「いえ、私のせいですから!あ、スカートにも……払いますね」パンパン(お尻を軽く払う)

    「っ///」ビクッ!

    穏乃「?痛かったですか?」

    「う、ううん……なんでもない」ドキドキドキ

    穏乃「……よし、取れた。あ、髪にも……」

    「あ、ありがとう。でも自分で取れるから大丈夫」フィッ

    (これ以上、穏乃ちゃんに触られちゃうと……変な気持ちになっちゃう……)ドキドキ

    穏乃「あ………」

    穏乃(断られちゃった……さすがの宥さんも怒ったのかな…?)

    34 = 1 :

    穏乃「……………」シュン

    「し、穏乃ちゃん?」

    穏乃「……あの………私に何か出来る事、ないですか?」

    「え?」

    穏乃「悪い事したんだから、ただ謝るだけじゃなくて、行動で示したいんです!」

    「そ、そんな………私は平気だから……ね?」

    穏乃「………いえ、ダメです!」

    「え、ええっ?」

    穏乃「私……お母さんに言われたんです。麻雀部のみんながいい子ばかりだからって、あんまり甘えてると、大人になってから苦労するって」

    「それは………」

    穏乃「だから!悪い事した責任は取ります!」

    「うぅ……」

    穏乃「私に出来る事ならなんでもしますから!」

    「あ………」ドクン

    35 :

    穏ハーレムいいな

    支援

    36 = 1 :

    (なんでも………?)

    穏乃「宥さん……」

    (もう1度、押し倒して……とか……顔に……跨って…とか……?)

    (……ううん、ダメだよ……穏乃ちゃんは本当に責任を感じてるんだから……)

    (その気持ちを利用したら……ダメ…………だけど………なんでもするって………こんなチャンス……もう……)

    (うぅ……どうすれば………2人が満足できる方法………)

    「………………!」

    (こ、これなら………怪しまれずになんとかいけるかも……)

    「わ、わかった」

    穏乃「宥さん!」

    「じゃあ………上履き、脱いで」

    穏乃「………へ」

    「み、右足…裸足になって?」

    37 = 1 :

    穏乃「は、はい……わかりました……」(裸足になる)

    「…………」ドキドキドキ

    穏乃「あの、それで……?」

    「っ……」(穏乃の足元に座り込む)

    穏乃「え?ゆ、宥さん……座ったらスカートとか汚れちゃ…」

    「いいの……右足……出して」

    穏乃「はい………」??

    「…………///」ドキドキドキ

    穏乃「ええと………一体……」

    「は……んむっ」(穏乃の右足の指を全部咥える)

    穏乃「えええええ!?宥さん!?」アワワワワ!

    (ああ……私……床に座り込んで………穏乃ちゃんの足を舐めてるよぉ………)チュパペロ

    穏乃「き、汚いですから!やめてくださいよぉ」ワァァ!

    (凄く興奮するけど………あまり長い時間はダメ……そろそろ………)

    38 :

    なんという…

    39 = 1 :

    「ぁむっ」(指を軽く噛む)

    穏乃「ん?」

    「ぷぁ……これで……おしおき…終わり」

    穏乃「え?え?おしおき?……今のがですか?」

    「うん……滑って転んじゃった穏乃ちゃんの足におしおきしたの」ハァ

    穏乃「でも、ほんの少しチクッとしただけでしたけど……」

    「私もそれぐらいの痛みだったの。穏乃ちゃんが気にしすぎなんだよ?」

    穏乃「宥さん………」

    「ね?だからもうこの件はこれでおしまい」ニッコリ

    穏乃「あ………」

    「わかった?」

    穏乃「はい!」ニッコー!

    穏乃(宥さん………優しすぎるよ……)

    「……………」(穏乃の右足をチラリと見る)

    (っ………あの足を……私……舐めたんだ………)ゾクゾクッ!

    40 = 35 :

    Mな宥姉最高なんだが

    41 = 1 :

    (穏乃ちゃん………悪い先輩でごめんね………私…こんなに……興奮しちゃってる……)ハァ..

    穏乃「あ、じゃあ私、今度はちゃんと掃除しますね。宥さんはストーブに当たってゆっくり…」

    「ううん、私も手伝うよ」

    穏乃「え?でも……寒くないですか?」

    「大丈夫。それに、私もたまにはお掃除したいの」

    (もう……ストーブに当たる必要もないし…)

    穏乃「……わかりました!一緒にやりましょう!」

    「うん!」ニッコリ

    (……1番あったかいの……見つけたから………)ハァ..

    ~~~~~~~~~~~~~~~


    晴絵「『唾液が残っている穏乃の足を映す宥の瞳は、怪しい光を発していた……』っと、かんせーい!」カターン!

    晴絵「ふふん!……2人とも、私が布の掛かった自動卓の下にいたとは夢にも思ってないだろうね」

    晴絵(掃除を始めた時はドキッとしたけど、上手く隙を見て脱出成功した時はもの凄い達成感だったよ。さっすが私!)

    晴絵(さぁて、更新更新………)

    43 :

    これはハルちゃん教師首になってもしょうがないと思…

    45 = 2 :

    シズハーレムいいねえ

    46 = 38 :

    普通に自動宅の下にいるレジェンド

    47 = 1 :

    翌日―――

    【東京】

    <白糸台高校 麻雀部部室>

    「~~~♪」

    誠子「随分ご機嫌だな」

    「うん!最近気になるブログがあって、それ見てたんですー!」

    誠子「へえ、どんなブログ?」

    「えとー、女子高生たちの日常?」

    誠子「そうか。面白い?」

    「うん!いいでしょー?先々週にサキから教えてもらったんだー♪」

    誠子「清澄の大将か………」

    48 = 1 :

    「そう!なんか『姉妹愛の素晴らしさの…へんりん?が見られるから読んでみるといいよ』とか言ってた」

    誠子「へ、へえ……」

    「でねでね!昨日の記事なんだけど、3年生のお姉さんが1年生の子にエッチな気分?になっちゃって」

    誠子「え……それ、日常?」

    「3年生と1年生の組み合わせっていいよね♪あ、もしかしたら私も、テルーにそういう目で見られてたり?きゃー!テルーのエッチ!」キャワー!

    誠子「いや、どうだろうか……それと、淡は自分の事を高校100年生ってよく言ってるじゃ…」

    「あ!そだ!テルーにも見せてみよっ!急展開の可能性もあるかもー!行ってくるね~!」タタタ

    誠子「………いってらっしゃい」

    49 = 1 :

    1週間後 夜―――

    <晴絵の家>

    晴絵「さてとー………今日も書くぞ~」

    晴絵(毎週毎週、記事に出来る様なシーンを目撃するなんて………私、強運!)

    晴絵(記者とか向いてるのかもしんない)ヘヘ

    晴絵「っと……結構いい時間だ。あまりのんびりしてられない………早速……」カタカタ..

    ~~~~~~~~~~~~~~~

    放課後―――

    <阿知賀女子学院 麻雀部部室>

    穏乃「うーーん………難しい……」(勉強中)

    「えー?さっき教えたじゃん。この公式を使って……」

    穏乃「あ!そっか!……じゃあこれが……………こうなる!」

    「そうそう」

    穏乃「む?じゃあこの問題も!………あれ?違う?」

    50 :

    本命きた


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