のくす牧場
コンテンツ
牧場内検索
カウンタ
総計:126,369,044人
昨日:no data人
今日:
最近の注目
人気の最安値情報
    VIP以外のSS書庫はSS+をご利用ください。

    元スレ小鳥「バック・トゥ・ザ・ピヨちゃん」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★
    タグ : - BTTF + - BTTP + - アイドルマスター + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
    ←前へ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 次へ→ / 要望・削除依頼は掲示板へ / 管理情報はtwitter

    851 = 614 :

     
    ──────

    バシッ!

    バシッ!!

    シュバァァァァァアアン!!


    ヒュウウウゥゥゥゥウウウン……



    ピィー……ピィー……ピィー……ピィー……
    フシュウウウウゥゥゥウゥウゥゥゥゥゥゥゥウウウゥゥウウウウゥゥウウウ


    ガチャッ


    小鳥「ふへぇ……けむたぃ…………」

    小鳥「…………」

    小鳥「ここは………私」

    小鳥「戻ってる…!?」

    852 = 614 :

     
    小鳥「………やったんだわ……ようやく……」


    小鳥「帰ってこられた………! ……グスッ……懐かしい町並み……」


    小鳥「! そうだ、高木社長……!」

    小鳥「急いで知らせに行かないと……!」

    ブロロロ……
    ヒュウウゥゥウゥン……


    小鳥「…………うそ……またなの……?」

    853 :

    これ1000までに終わる?

    854 = 614 :

     
    ──────
    小鳥「はぁっ……はぁっ……」タッタッ…

    小鳥「社長…………!」


        「トレーラーを追えぇっ!! ジジイを殺せっ!!」

        「逃げるんだ、小鳥君!!」ブロロロロ……

        「社長ーっ!!」


    小鳥「……あれ?」

    小鳥「……追いかけてる人……あんなんだっけ……?」


        ドゴシャァアアン!!

        「社長っ! いやああぁぁあっ!!」

        「おい! もう一人もだ!」

        「……っ……!」ダッ


    小鳥「…………?」

    855 = 841 :

    さるよけ

    857 = 614 :

     
        バシッ!!!バシッ!!バシィッ!!!
        シュバァァァァァァアアアン!!!


         「消えた!?」

         「前! 前っ!」

         「あああああああああっ!!!!」

         ドゴシャァァアッ……


    小鳥「…………」


    シイイィィン……


    小鳥「……社長っ!」ダッ

    858 = 614 :

     
    シュウウゥゥウウゥゥウウウ…

    小鳥「運転席が、つぶれてる………そんなぁっ……ヒック……」

    小鳥「結局……間に合わなかっただなんて……ヒグッ……」

    小鳥「社長……社長……っ……! グスッ……」


    ガチャン…


    小鳥「……!?」

    高木「…………」

    小鳥「う、後ろの荷台から? で、でも社長……運転席にいたんじゃ……」

    高木「……これをね」

    小鳥「……リモコン……!?」

    小鳥「待って、じゃああの人たちは!? 機動隊だったはずじゃぁ……」

    高木「直接盗むのをやめてな、遠い町の『そういう』組織の人に頼むことにした」

    高木「爆弾を作ってくれといわれたから、代わりにパチンコ玉で作ったインチキと引き換えにな」

    859 = 663 :

    しえん

    860 :

    時計台から現代に戻るまで
    あえて「序曲」というタイトルなのが面白い
    っhttp://www.youtube.com/watch?v=Ay5bFwL2j1E

    861 = 614 :

     
    小鳥「…………でも、どうして!? 教える暇なんてなかったのに……」

    高木「……」ゴソゴソ


    ボロッ…

    小鳥「それは……私の手紙……」

    高木「……ははは」


    小鳥「社長……ずるいですよ、そんな……歴史に影響を及ぼすだとか、散々言っておいて……!」

    高木「……硬いことを言うな、この際だ」


    高木「ついでにもう一つ」スッ

    小鳥「……それは? ……薬?」

    高木「タイムマシンに使われた次元転移装置をナノマシンに応用したものだ」

    小鳥「…………!」

    高木「君と別れてから、きっかり20年かけて何とか開発に成功した。間に合ってよかったよ」


    高木「これを飲めば、君の体の細胞の構成が…10年ほど、過去に戻ることになる」

    862 = 614 :

     
    小鳥「…………社長っ……グスッ……!」

    高木「言っただろう?『必ず何とかする』と」

    小鳥「……社長っ……グシュッ、ありがどう、ございますっ……!!」

    高木「例など要らん。言いたいのはこちらのほうだ」

    高木「君は765プロ創設者の一人、かつ命名者」

    高木「そして名誉事務員だ。メンバー全員で決めた」



    高木「………いままで、ありがとう」

    863 = 730 :

    さるよけしえ

    864 = 614 :

     
    小鳥「………ヒック、ぅゎぁぁぁぁぁぁぁぁん……………!」

    高木「こらこら、なにもそんなに泣く事はないじゃないか」

    小鳥「……だって…嬉しいんです………!」

    小鳥「お父さんとお母さんが大好きだった765プロに……」

    小鳥「自分が、仲間としていられたんですもの………!」

    高木「………うれしいよ」


    高木「私の頑張りも、無駄ではなかったのだね……」

    865 = 730 :

    がんばれ

    866 = 696 :

    ご都合主義万歳だな

    867 :

    社長の技術力

    868 = 643 :

    高木技研工業

    869 = 614 :

     
    ──────

    ブロロロロ…

    高木「さあ、家だよ」

    小鳥「……それで、未来のどの辺りへ行くんですか?」

    高木「ざっと30年後だね。キリのいい数字だ」

    小鳥「じゃあ私にも会ってきてくださいね。そのときにはもう……47ですけど」

    高木「分かった」

    小鳥「……元気で」

    高木「君もな」

    小鳥「はい。……いぬ美二世は預かりますね」

    バウバウ!

    小鳥「あぁそうだ。再突入のときなんですけど……衝撃がありますよ」

    高木「……覚えておこう」

    870 = 617 :

    よかった 残ってた
    小鳥さんはかわいいなぁ

    871 = 614 :

     
    ブロロロロロ……


    小鳥「…………」


     
    バシッ!バチィッ!!

    バシッ!!バシッバシッ!!

    バシッ!!!
    シュバァァァァァァアアアン!!!


    小鳥「…………」

    小鳥「……ただいま」

    872 = 614 :

     
    ──────

    小鳥「……すぅ……すぅ……」

    小鳥「……すぅ……すぅ……」

    小鳥「…………んっ…………ふぁぁぁあっ……」

    ムクリ


    小鳥「…………ひどい夢」





    小鳥「……おはよう……」

    P「小鳥。まだ寝てたのか」

    小鳥「おはようございます、プロ……じゃない、お父さん」

    P「?」

    小鳥「ううん、なんでもないの」

    873 = 696 :

    「おかえり」

    874 :

    「ちくわ大明神」

    875 = 614 :

     
    P「朝ごはん、早く食べなさい。今日は大事なオーディションだろう?」

    小鳥「えっ、オーディション?」

    P「忘れたのか? 昨日は審査員長が来れなくなったから、一日延期になったって連絡が来ただろう」

    小鳥「……あぁ……そうだった……」


    春香「……ふぁぁ……っと」

    小鳥「! お母さん……」

    春香「あら、おはよう小鳥。そうよ? お母さんよ?」

    小鳥「……うん、そうね……」


    春香「……あなた~♪」

    P「わっ、母さん、ちょっ……」

    春香「……んっ……ちゅ……」

    P「んんっ……んむ……!」

    小鳥「!!!??」

    876 = 730 :

    誰だ今の

    877 = 614 :

     
    小鳥「ちょっ……お母さん!?」

    春香「小鳥、邪魔しないでちょうだい。今いいところなんだから」

    P「ぷはっ……いやいや、母さんはいつも積極的で困るよ……」

    小鳥「…………うそ……ぅぇぇぇ……」



    春香「それより小鳥、今日は大事なオーディションでしょ? ちゃんと食べて、元気に行ってらっしゃい」

    小鳥「…………うん、ありがと……」

    P「支度が済んだら、父さんの車で一緒に事務所に行こう。今日はみんながお前の応援に来てくれる予定だぞ」

    小鳥「事務所? どこの事務所……? それにみんなって?」

    春香「……何言ってるの? 小鳥」


    P「765プロに決まってるだろう」

    879 = 614 :

     
    ──765プロ事務所前──

    小鳥「……でかっ!!」

    P「何言ってるんだ、何回も見たことあるだろう」

    春香「まだ寝ぼけてるの? もう、しゃきっとしてよ?」

    小鳥「……961プロより大きいかも……」

    P「961プロ? 誰からそんな……ああ、高木会長か」

    小鳥「……会長……」

    春香「961プロは何年も前に倒産したのよ。違法取引が表に出てね」

    小鳥「…………そうだった、そうだった……」

    880 = 643 :

    >>877

    小鳥「…………うそ……ぅぇぇぇ……」

    一瞬、嘔吐してると思った

    881 = 614 :

     
    ──────

    ウィーン…

    P「おはよう」

       「おはようございます社長、本日もお早いご出勤で……」

    P「どうも。あぁあまり気を使わなくていいですよ『黒井さん』」

    小鳥「!」

    黒井「そ、そんなことおっしゃらずに。私の仕事がなくなってしまいますから……あぁ春香奥様に小鳥お嬢様、おはようございます」

    春香「おはようございます、黒井さん」

    小鳥「…………ウソでしょ」

    P「まったく気の利かない人だなあ。黒井さん、今日お呼びしたお客はみんなもういますか?」

    黒井「申し訳ありません……はい。皆様そろって来賓室でお待ちいただいてます……ささ、どうぞこちらへ」

    882 = 617 :

    く、くろいがへこへこしてる

    883 :

    子安声で脳内再生できない件

    884 = 643 :

    黒井崇(CV:玄田哲章)

    885 = 614 :

     
    ──────

    ガチャ

    P「おはよう! みんないるかな?」

    亜美「あっ!プロデューサーが来たよ」

    真美「お久しぶりでーっす」

    P「あはは……お前らはいつまで経っても若いな……」

    千早「春香、お久しぶりね。小鳥も」

    春香「千早ちゃん、会えて嬉しいよ。ほら小鳥、ご挨拶」

    小鳥「お、おはようございます!」

    「ピヨ子~、高木社長がいぬ美二世を返してくれないんだけど」

    小鳥「あ、ウチにいますよ」

    「そっかそっか、社長のとこにいるよりはよっぽどましだ。よかった! あはは」

    886 = 642 :

    黒井社長どうしてこうなったw

    887 = 614 :

     
    やよい「小鳥ちゃん、私のこと覚えてる?」

    小鳥「そりゃもちろん……やよいおばさん」

    やよい「よかったぁー、忘れられてたらショックだもんね……」

    美希「心配しすぎなの、やよい。小鳥、今日は頑張ってね」

    小鳥「……はい。頑張ります!」

    貴音「古都からここまで、長い道のりでした……小鳥、ご武運を」


    「小鳥、今日は特別なプレゼントがあるんだよ」

    小鳥「え……なんですか?」

    雪歩「……じゃじゃーん。ステージ用の新しいアクセサリー」

    小鳥「……インカム……?」

    伊織「私が作らせたのよ。アンタにぴったりだと思って」

    小鳥「伊織おばさん……」

    伊織「765プロ出身のアイドルが無様にオーディションで負けちゃいけないって知ってる? それつけてバシッと決めてきなさい」

    小鳥「……わかりました!」

    889 = 860 :

    >>886
    バックトゥザフューチャー見てこい

    890 = 614 :

     
    あずさ「小鳥ちゃん、今日も大好きな『あの歌で』勝負するんでしょう?」

    小鳥「あの歌……? そ、それはもちろん!」

    あずさ「ふふっ。それじゃあ、作曲者の律子さんから一言応援のメッセージをどうぞ~」


    パチパチ
        パチパチ

    律子「えっ!? ちょっと、いきなり振らないで下さいよあずささん……ごほん」

    小鳥「……」

    律子「……小鳥。今日は765プロ初期メンバーみんなであなたの応援に来たの。残念ながら一人とは連絡がつかなかったけど……」

    律子「……元765プロのプロデューサーとして、伝えておきたいのはたった一言! ……楽しんでらっしゃい」

    小鳥「……! はい!」

    891 = 696 :

    今日は休むか

    892 = 614 :

     
    P「よし!一通り激励の言葉をもらったところで……みんな、今日は娘のためにどうもありがとう。心から感謝するよ」

    P「小鳥。頑張れるかい?」

    小鳥「もちろん!」



    春香「よし、じゃあ全員で掛け声やって出発しようね!」



    春香「いくよ……765プロ───」

      「「「「ファイトーっ!!!」」」」

      小鳥「ファイトーっ!!!」

    893 = 614 :

     
    ──オーディション会場──

      「それでは次のひと、どうぞ」

    小鳥「は、はい! よろしくお願いします!」

      「審査員長が急用で来られなくなったことで、昨日はご迷惑おかけしました」

    小鳥「い、いえ……」

      「いい結果を残せるよう、がんばってください」

    小鳥「は、はい」





          「♪空になりたい 自由な空へ

                    翼なくて翔べるから 素敵ね

               空になりたい 好きな空へ

                          雲で夢描けるから……」

    894 = 614 :

     
    審査員A「ふぅん……なるほど……」

    審査員B「どうですかね?」

    審査員C「悪くはないんだけどねぇ」


    小鳥「…………」


    審査員A「いやなかなかだと思いますよ? 歌も上手いし」

    審査員B「だけどこう……華、は違うな……派手さにかけるというか」

    小鳥「派手さ……ですか」

    審査員C「そうねえ。それにその曲……何というか、少し古い感じというか」

    小鳥「ふ、古いですか……?」

    審査員B「ですね。少なくとも最近の流行にはそぐわないかもしれません」


        「待ちなさい」

    897 = 614 :

     
    審査員A「……審査員長」

    審査員長「あなた……その曲、だれに教えてもらったの」

    小鳥「えっ……えっと、高木社長……元社長です。765プロの」

    審査員長「……高木社長が……やっぱり……」


    審査員長「あなたよ!! 見つけた!!」

    小鳥「!?」

    審査員長「私が20年……いや30年間探し続けた曲が……ようやく見つかったわ」

    審査員B「えっ!?」

    審査員長「プロフィール見せて。……音無小鳥……これ、芸名よね? なるほど、すごい偶然もあるものね……」

    審査員長「決めた。その子合格ね」

    小鳥「えぇっ!?」

    審査員C「ちょっと、日高さん……!!」

    小鳥「あっ……!?」

    898 = 614 :

     
    「何? 私の決定に逆らう気? 私がこの子がいいって言ったの、分かる?」

    「流行だとかトレンドだとか、私そういうの正直嫌いなの」

    審査員A「ですが残りの子達は……」

    「適当にやっといて。ちょっとあなた、私と詳しくお話しましょう。今日のTV出演の話なんかもね」

    小鳥「え、えぇっ…?」

    「じゃーねー♪」

    小鳥「ちょっと、まっ」

    バタン

    899 = 841 :

    さるよけ

    900 = 614 :

     
    「高木社長もケチな人ね、あの人が何年前からこの曲を隠してたか知ってる?」

    小鳥「さ、さあ……」

    「30年よ、30年! おかげで確かに最新の曲ほどの派手なものじゃないけれど」


    「これは確実に名曲よ。歴史に残る名曲……それにあなたにぴったり」

    小鳥「あ、ありがとうございます……」

    「あら、大きなこと言い過ぎて実感ないかしら?私は歳は取ったけど、目だけは確かよ

    「私のシングル売り上げ記録、更新できるといいわね。……まあ無理でしょうけど」

    小鳥「…………」



    小鳥「…………はい。頑張ります……!」


    「2時間後に収録よ。しっかり準備しておいて」


    ←前へ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 次へ→ / 要望・削除依頼は掲示板へ / 管理情報はtwitterで / SS一覧へ
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★
    タグ : - BTTF + - BTTP + - アイドルマスター + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。

    類似してるかもしれないスレッド


    トップメニューへ / →のくす牧場書庫について