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    元スレ小鳥「バック・トゥ・ザ・ピヨちゃん」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★
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    101 = 1 :

     
        『そこの車! 止まりなさい! 止まりなさい!!』


    小鳥「そっ、そんなこと言われたって……!」

    ブロロロロロロロ……


    小鳥「………うぅっ……社長……社長……」

    ガコンッ
    キュイィィイン…


    小鳥「……っ……!」

    グンッ
    ブオォォオオォォ……

    102 :

    セリフと効果音だけなら漫画でやれば?

    103 = 40 :

    >>102
    それは報告しなくていいです

    104 = 1 :

     

      ─ 100km/h ─


       『止まりなさい! 止まりなさい!』

    小鳥「……これ、余計ダメなパターンかも……うぅ、でもいっぺん逃げちゃったし……!」

    グンッ
    ブオオォォォォオオ……



      ─ 110km/h ─


    小鳥「くっ……急カーブ……!」

    グンッ
    キィイィッ


      ─ 30km/h ─

    105 = 1 :

     

    グンッ
    ブオオオォォォ……!!


      ─ 70km/h ─


    小鳥「こうなったら……アクセルいっぱいまで……!!」



      ─ 110km/h ─


       『止まりなさい! 止まりなさい!』



    小鳥「いまさら止まれるもんですか……このっ!!」

    グンッ
    ブオォォォォオォ……!!!

    106 = 1 :

     
    ブオオオォォォォオォォ……!!



      ─ 120km/h ─


    小鳥「とりあえずモールから出て……」


    バシッ!

    バシッ!!

    バシッ!!! バシィッ!!


    小鳥「!!??」

    107 = 1 :

     

    バシッ!!

    バシッ!!! バシィッ!!

    バシッ!バチィッ!!

    バシッ!!バシッバシッ!!


    小鳥「うぅっ……何、これ……!!??」


      ─ 123km/h ─



    小鳥「────っ……!!!」

    108 = 1 :

     





       ─  MAY  20  2012  01 32  ─





       ─  ≡≡  20  20≡  ≡ ≡  ─





       ─  OCT  24  1982  01 22  ─

    109 :

    ピヨピヨ

    110 = 1 :

     
    バシッ!!!
    シュバァァァァァァアアアン!!!


    小鳥「…………えっ」


                          たるき亭





    ′′′′′′′′′′′′′′′′′′′′′′′′′′′′′′′●′′′′′
    ′′′′●′′′′′●●●●●′′′′′●′′′′′●●●●●●●●●●●
    ′′′′●′′′′′′′′′●′′′●●●●●●′′′′′′′′′′′′′
    ′●●●●●●●′′′′′●′′′′′′′●′′′′′′●●●●●●●′′
    ′′′●′′′′′′′′●′′′′′′′′′●′′′′′●′′′′′●′′
    ′′′●′●●●●′′●●●●′′′●●●●●●●′●●●●●●●●●●●
    ′′●′′′′′′′●′′′′●′′′′′′′●′′●′′′′′′′′′●
    ′′●′′′′′′′′′′′′●′′′′′●●′′′′●●●●●●●′′
    ′′●′●′′′′′′●●′′′●′●′′′′′′′′′′′′●′′′′′
    ′●′′●′′′′′●′′●′●′′●′′′′′′′′′′′′●′′′′′
    ′●′′′●●●●′′●●●●′′′′●●●●′′′′′′′●●′′′′′




    小鳥「いぎゃ嗚呼あああああああああああああああああっ!!!!?!?!?!?」

    111 = 43 :

    >>110
    ブラクラ踏んだかと思ったわ

    112 = 1 :

     











    ドガッシャアアアアアァァァァアアァアァアァアアン!!!!!!!!!!!!!!!




    フシュウウウウゥウゥウウウゥウウウゥウウゥゥウ………!!

    113 = 1 :

    きうけいなの

    114 :

    涼ちんちんぺろぺろ

    116 = 67 :

    117 = 109 :

    ピヨちゃんピヨピヨ

    118 = 1 :

     
    ──────

    小鳥「…………」



    小鳥「あいっ……くぅっ……痛たたたたた……」

       ザワザワ……

               ザワザワ……

    小鳥「……うぅっ……」

    小鳥「…………ぁ……」


    小鳥「…………────」

    119 = 1 :

     
    ──────

    小鳥「…………ん……」


        「目が覚めたか?」


    小鳥「…んっ……そのこえ………たかぎ……社長……」


        「よかった、もう目を覚まさないかと……」


    小鳥「……ここは……?」


        「そのままゆっくりしていろ、大変な目にあったんだからな」


    小鳥「……たいへんな……ほんとですよ……もう……」


        「そうだな」

    120 = 1 :

     

    小鳥「きいてくださいよ……変な夢を見て……」


        「そうなのか」


    小鳥「変な機械に乗って……追いかけられて……タイム……」


        「そうか。だがもう大丈夫だ、ここは病院だからね」


    小鳥「……そう……病院……」



    小鳥「病院!?」ガバッ

    121 = 1 :

     
    小鳥「いったたたたたたた……!!」

       「あぁこらこら、安静にしてろって。目も閉じていろ」

    小鳥「うぅっ……痛い……はぁっ……」

       「先生は全身打撲と鞭打ちだってさ。他に大怪我がなくてよかったよ、全く」

    小鳥「……私、どうなって……」

       「車ごとビルに突っ込んだんだよ」

    小鳥「……車ごと……」

       「自分が何をしてたか覚えてないのか?」

    小鳥「……私…………」

    123 = 1 :

     
       「…………」

    小鳥「…………」

       「まあいい。それよりご家族は?」

    小鳥「家族……それならケータイに……番号が……」



       「ケータイ?なんだそれは」

    小鳥「……え……?」

       「だから。ケータイって?」

    小鳥「何って……えっ? だからケータイ」

       「いいから、君のご家族の連絡先を教えなさい」

    小鳥「……ま、って……」ムクリ

    124 = 109 :

    ピヨ

    126 = 1 :

     
    小鳥「……社長が何を言ってるのか……って……」


    高木「社長って誰だ?」

    小鳥「……!!!」

    高木「……もう起きて大丈夫なのか?」

    小鳥「……は、はい」

    高木「そうか。あまり無理するなよ……黒井に報告しておくか……」

    小鳥「黒井……」


    高木「えーっと、『ケガ ナイラシイ アトデムカウ』……と」ポチポチ

    小鳥「あの……それは……?」

    高木「は? ポケベルだけど」

    小鳥「…………うそ」

    127 = 1 :

     
    高木「……さて。悪いけど親御さんには自分で連絡してくれな」

    小鳥「は、はぁ……」

    高木「俺はもう行くけど、二度とあんな危険な運転するなよ。じゃあ」


    バタン


    小鳥「…………」



        『次のニュースです。アメリカの自動車会社であるデロリアン・モーターカンパニーが今月経営破綻に陥ったことで、米自動車産業の……』



    小鳥「……テレビ丸っ……ぶあつっ……」

    128 = 109 :

    ピヨ

    129 = 1 :

     
    ──────

    コンコン
    ガチャ


       「失礼します。体の調子は……」


       「! いない……」


       「ナース長! ナース長! 今朝運ばれてきた女性がベッドから抜け出してます!!」



    小鳥「うっ……まだ痛むわね……」ヨロッ

    小鳥「……おかしい。こんなの絶対おかしいわよ……」

    小鳥「……あの広告も……」


        [NECの新商品 PC-9801 好評発売中!]


    小鳥「……なによあれ……ケータイは……」

        [※圏外]

    130 = 1 :

     
    小鳥「……おかしいでしょ……町のど真ん中なのに……」

    小鳥「……そういえばモールにはまだ公衆電話があったはず……行ってみましょう……」




        [商店街 セール中]


    小鳥「…………えぇ……?」

    小鳥「……道は合ってるはずなのに……ここ、どこなの……?」




    小鳥「!」

    132 = 1 :

     


      『♪お昼休みはウキウキウォッチン……』


    小鳥「…………電気屋さん……?」


        『はいこんにちは森田一義です、、この番組も始まって1週間を過ぎましたが……』


    小鳥「……何言ってるの……?」


    小鳥「…………」


    小鳥「すぅー……はぁ……すぅ……」

    小鳥「落ち着きなさい小鳥、あなたは夢を見てるのよ」


    小鳥「……ちょっぴり……とっても……きつーい夢を……」

    133 = 1 :

     

        『10月21日の天気です。今日は全国的に晴れ間が一日中続くことでしょう……』


    ガサッ


    小鳥「……新聞。あったわ」ゴソゴソ


       [1982年10月21日]



    小鳥「……まさか」

    小鳥「……お願い冗談って言って……誰か……」フラッ

    バターン


       「えっ」

          「おい、誰か倒れてるぞ」

        「救急車! 救急車!」

    134 = 40 :

    かわいい

    135 = 1 :

     
    ──────

    小鳥「…………ぅ……」


       「はい……申し訳ありません……いえ、身内ではないんですが……」

       「まったく……時間の無駄だと何度言ったら分かる……」

       「はい……ええ、まだ家族の連絡先も分からなくて……そうなんです……」

       「高木、いつになったら終わるんだ!」

       「電話中だ、静かにしろ! ……はい、それまでは見ておこうかと……はい、ありがとうございます……」


    小鳥「……だれ……?」


       「……高木。起きたぞ……高木!」

       「はい、では失礼します……うるさいな、聞こえてるよ!」


    小鳥「……病院……?」

    137 = 1 :

     
    高木「おい! 勝手に抜け出すなんて何考えてるんだ!」

    小鳥「……ご、ごめんなさい……」

    黒井「見知らぬ女の世話を焼く義理はないだろう、高木。さっさと仕事に戻りたいんだが」

    高木「まあまて黒井。 ……何か事情があったのか知らないけど、もう絶対やめろよ」

    小鳥「はい……すみません、高木社長……」

    高木「……は?」

    小鳥「それに……黒井社長」

    黒井「は?」

    139 = 1 :

     
    高木「……なんで俺たちの名前知ってるの……?」ボソボソ

    黒井「それに社長……?」ボソボソ

    小鳥「あぁっ! な、なんでもないんです!さっきの話が聞こえただけで……」

    高木「……?」

    黒井「……?」

    小鳥「……そ、それにしてもお二人とも若いですね! いやぁ……びっくりしちゃいました!」

    高木「……君、名前は?」

    小鳥「わ、私の名前ですか? 小鳥です、苗字は……」

    黒井「?」

    高木「?」

    小鳥「苗字は……えーっと……」

    140 = 1 :

     
    黒井「何を隠す必要がある?」

    小鳥「その……なんというか……」

    高木「落ち着け黒井、こんなおとなしそうな子をあまり脅かしてやるな」

    小鳥「! おとなし……そう! 音無! 音無小鳥です!」

    黒井「…………」

    高木「音無小鳥か。いい名前だね」

    黒井「……ご両親は?」

    小鳥「あっ、えーっと……いるには、いるんですが……連絡がつかなくて……電話に出られないって言うか……たぶん話についていけないって言うか」

    黒井「家の電話番号は? 高木が代わりに連絡する」

    小鳥「ダメです!」

    高木「?」

    小鳥「……っていうのは……そのー、つまり……留守なんです。長い間……私一人で暮らしてて……遠くに行ってて、連絡も……全然」

    141 = 1 :

     
    高木「……らしいぞ」

    黒井「どうも怪しいな」

    高木「……ならばやはり仕方ない。当面は私たちが君の面倒を見よう」

    黒井「何だと!?」

    高木「すぐに来られる身寄りが近くにいないんじゃ、しょうがないだろう。それともたった一人でほうっておくのか?」

    黒井「……お前は何でそうお人よしなんだ……付き合いきれん」

    高木「この際だ。君の入院費用も貸してあげよう。お金もなさそうだしね」

    小鳥「えぇっ!? そ、そんな……悪いですよ!」

    高木「なに、返してもらえれば問題ない。君が元気になるまでは私を頼ってくれればいい」

    黒井「……バカじゃないのか」

    高木「紹介が遅れたね。高木順二朗だ、よろしく……こっちは友人の黒井崇男」

    小鳥「どうも……始めまして」

    黒井「…………」

    143 = 43 :

    順一郎さん…

    145 = 1 :

     
    ──────

    高木「無事に退院できてよかったね」

    小鳥「本当に、なにから何まで……ありがとうございました!」

    高木「いいんだよ。私も黒井と最近新しい会社を立ち上げたところでね、色々な人に協力してもらったから」

    小鳥「……そうなんですか」

    高木「ところで、君の乗っていた車は……」

    小鳥「車?」





    小鳥「……ああぁっ!!」

    高木「!?」

    147 :

    おばあちゃん

    148 = 109 :

    ピヨ

    149 = 83 :

    ピヨ

    150 = 36 :

    元スレ読んでなかったがこれは面白い


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