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    元スレ小鳥「バック・トゥ・ザ・ピヨちゃん」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★
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    151 = 77 :

    さるったかな

    152 = 109 :

    ピヨ

    153 :

    それとも寝たのか

    154 = 109 :

    ほっしゅピヨ

    156 = 122 :

    面白い
    ちゃんと続けてくれよ

    157 = 1 :

    monkey eaten

    159 = 40 :

    さるかぁ

    160 = 153 :

    さるさる

    161 = 1 :

     
    小鳥「高木社長!!!」ガシッ

    高木「な、何だ……というか、何で俺を社長と呼ぶんだ……?」

    小鳥「確認させてください……今日は……今日の日付は……?」

    高木「日付……?10月22日だよ。君は昨日事故を起こしたんだ」

    小鳥「何年ですか?」

    高木「は?」

    小鳥「西暦何年ですかっ!?」

    高木「何年って……1982年に決まっているだろう」

    小鳥「………………車……どこですか」

    高木「さ、さあ……だいぶ前に撤去されてたから、町のスクラップ場じゃないのか」

    小鳥「……スクラップ場…………そんな……」ヘナヘナ

    163 = 1 :

     
    高木「君、気持ちは分かるが……仕方ないよ。たるき亭に突っ込んでぐしゃぐしゃになっていたんだから」

    小鳥「どうしよう……」

    高木「軽い怪我ですんだだけもうけものだと思ったほうがいい」

    小鳥「違うんですっ!」

    高木「えっ……?」

    小鳥「あの車は……あのデロリアンは……」


    小鳥「高木社長! お願いです、助けてください!」

    164 :

    1982年にピヨちゃんが取り残されてそのまま現代まで生きてたとしたら
    もう50歳超えてるのか…

    165 = 1 :

     
    高木「た、助けるって……まさか車を弁償しろとでも……?」

    小鳥「違うんです! でも……おねがいです……! アレがないと私……私」

    高木「……あのなあ、確かに手を貸すとは言ったが」

    小鳥「そうじゃないんです!」


    高木「…………ははぁん。分かったぞ」

    小鳥「ほ、本当に……?」

    高木「君、アイドル志望の子だな?」

    小鳥「えっ?」

    166 = 1 :

     
    高木「私が始めた会社が芸能事務所だというのが良く分かったな。黒井に教えられたか?」

    小鳥「い、いえ……そうじゃなくて」

    高木「……ふむ……よく見ると君はアイドルになる素質のありそうな子だ。声も綺麗だし……どこかでトレーニングを?」

    小鳥「あの、社長」

    高木「しかしなあ、どうせなら最初はもっと大手の芸能事務所を目指したほうがいいぞ。西園寺とか、東豪寺とか……」

    小鳥「ですから、社長」

    高木「ウチはまだ名前もついていない出来立ての赤ん坊みたいな会社だ。まあ人が増えるのは嬉しいことだし、それでもいいというなら……」

    小鳥「社長!」

    高木「ところで君はどこから来たんだ? 音無だっけ? まだ君のことを一切知らないな」

    小鳥「社長っ!!」

    高木「?」

    167 = 1 :

     



    小鳥「違うんです高木社長。聞いてください……私」


    小鳥「未来から来たんです。 あなたの作ったタイムマシンに乗って……!」



















    高木「はぁ……君、大丈夫?」

    168 = 40 :

    駄目

    170 = 1 :

     
    小鳥「ウソじゃありません! 本当です!」

    高木「怪我が治るまで面倒を見るといったがな、流石に頭の中身までは責任は持てん!」

    小鳥「本当なんです! お願いです、2012年に戻る手助けを……」

    高木「大体、私はタイムマシンなど作った覚えはない」

    小鳥「これから作るんです! ちゃんと証拠もありますから! 見てくださいこれ……私の運転免許証」スッ

    高木「どれどれ……取得年月日:2012年4月……下らん偽物だ、金属を貼り付けた免許証なんてあるわけないだろう」

    小鳥「他にも! これ……ほら、500円玉。平成17年って」

    高木「ひらなり? ばかばかしい。偽の硬貨作りは犯罪だぞ」ポイッ

    小鳥「まだまだ……これ、私と両親の写真です。ほら2008年って!」

    高木「では聞くがな『未来からきた少女』さん、2012年における日本の総理大臣は誰だ?」

    小鳥「えっと……野田佳彦です。民主党の」

    高木「民主党? ……民主党!? ハッ!」

    171 = 40 :

    むう

    172 :

    1982年にはまだ民主党は……

    174 = 40 :

    むしろ、アメリカの州にでもなったか
    で行ける

    175 = 1 :

     
    高木「未来では自民党から自由だけ取ってしまったようなわけの分からん政党が政治を握っているとでも言うのかね!?」

    小鳥「わ、私未成年ですよ! 政治のことなんて……」

    高木「それじゃあ何か? 未来の第二与党は共産党とでも言うのか!?」

    小鳥「で、ですから」

    高木「ソ連がアメリカに勝って、ベルリンの壁はアルプスを越えてるのか!?」

    小鳥「社長、私の話を」

    高木「アドバイスしといてやる……下らんウソをつくならな、もっとまともな内容を考えたほうがいいぞ。もう帰ってくれ! 付き合いきれん」グイグイ

    小鳥「待ってください! おねがいします! 社長!」

    高木「実に面白い未来の話だったよ。 おかげで30年後が楽しみだ」

    バタン

    176 = 1 :

     
    小鳥「し、閉めないで! それじゃぁあれはどうです!? 高木社長は昨日、トイレで滑って転んで頭を打った!」

    小鳥「壁に時計をかけようとして便器に上ったんです。それで気がついた瞬間思いついた……次元転移装置のシステム!」


       「昼間病院から抜け出したと思ったらわざわざここへ来てトイレを覗きに来たというのか!? ふざけるな!」


    小鳥「違いますよ!!」


       「これ以上ウチの事務所に迷惑をかけるようなら警察を呼ぶぞ! 曲がりなりにもきちんとした仕事場なんだ」


    小鳥「社長! 社長!」ドンドン

    177 = 1 :

     

    小鳥「……社長……!」ドン…ドン…


    小鳥「…………グスッ……お願いですよぅ、社長……言ってたじゃないですかぁ……」

    小鳥「次元転移装置と同時に思いついた……未来の私にくれた歌が……」


    小鳥「高木社長が何十年もずっと温めてた大事な曲って……『空』っていう…………とっても素敵な曲です……グスッ……」





    ガチャッ

    小鳥「!」

    高木「…………」

    178 = 40 :

    おとなしことりさん

    180 = 1 :

     
    ──────

    小鳥「……本当にここにあるんですか?よっと……」ヒョイッ

    高木「町に一番近いのはここだからな。ここにその車がなければ……後は分からん」ヨジヨジ

    小鳥「そんな……あ、足元気をつけてください」ピョンッ

    高木「ありがとう。よっと……車種は?」ドシンッ

    小鳥「デロリアンです。改造してるから見た目は変わってますけど……」

    高木「デロリアンか……つい3日ほど前に倒産してしまったなぁ。私もひそかにあこがれていたのだが……」

    小鳥「……あっ!」

    高木「どうした? 見つかったのか?」

    小鳥「はい! ありました!」

    高木「うん、フロントはつぶれているが後ろは無事みたいだな」

    小鳥「んぎぎぎぎ……ドアが開かない……!」グググ…

    高木「貸せ。危ないから離れていろ……ふんぬっ!」

    ガコンッ

    181 :

    バック・トゥ・ザ・フューチャー懐かしいな
    期待

    182 = 1 :

     

    ギギギギ……

    高木「……これは……」


    バチッ……バチッ
      ピシッ……ピリピリッ……バチッ…


    小鳥「…………未来の高木社長が言ってました。車のこの部分にある『次元転移装置』……これが、タイムトラベルを可能にするって」

    高木「…………」

    小鳥「……社長?」

    高木「…………トイレで頭を打ったとき……とっさにこれを思いついて……メモに起こしたのだ」ピラッ

    小鳥「…………ここにあるのとそっくり……」


    高木「……ここにあるものを……私が……?」

    小鳥「……そうです」

    高木「……信じられん……私が……? こんな発明を……?」

    183 = 40 :

    むうう

    184 = 109 :

    そい

    185 = 1 :

     
    高木「これだって……ほんの冗談で書いたものなのに……」

    小鳥「……信じてもらえました? 私が……2012年からやってきたって」



    高木「…………使える部品を運び出そう。足りないものは用意して、整備するんだ」



    高木「君が家へ帰れるように」

    186 = 77 :

    さあここから

    188 = 1 :

     
    ──────

    小鳥「高木社長。これを」

    高木「……なんだねその小さな機械は」

    小鳥「ケータイ電話です。……あーつまり、外に持ち運びできる電話」

    高木「これが電話? ボタンも受話器も電線もないが……」

    小鳥「なんといいますか、もはや電話としてイメージできるものの範囲を超えてるんです……テレビも見られるし、ネットも」

    高木「ネット? 網がどうかしたのか」

    小鳥「……いえ、何でも」ポチポチ

    高木「……なんと! 画面を触ると動くのか……私の持っているポケベルと同じ大きさなのに……」

    小鳥「ここに録画した動画が残ってるはずです。それを見てみましょう」ポチ

    高木「いやはや……技術の進歩というのはすさまじいな……」

    小鳥「社長、よく見ててくださいよ」

    189 = 109 :

    ピヨ

    190 = 40 :

    ピヨ

    192 = 1 :

     
    小鳥「ええと……ここからかしら」ポチ


        『ごほん。えー……私高木順二朗は……』


    高木「これは私か!? なんてこった、ひどい老いぼれだ!」


        『今から歴史的な旅に出発するところです……』


    高木「髪が真っ白じゃないか! なぜ毛染めを使わない!?」

    小鳥「知りませんよ……えーっと」ポチポチ


        『車の動力は電気なんだがね、0.961ジゴワットの強力な電力を得るためには核反応が必要というわけだ』


    高木「……なに、0,961ジゴワット? ……ジゴワット?」

    小鳥「社長が言うには、とにかく大きな電力らしくて」

    高木「30年後ならともかく、今の私は科学者でもなんでもないただの経営者の卵だぞ。見当もつかん……ん?」

    小鳥「え?」

    193 = 40 :

    え?

    194 = 1 :

     

    高木「すまんが今の、もう一度巻き戻してくれ」

    小鳥「あっ、はい」ポチ


        『車の動力は電気なんだがね、0.961ジゴワットの強力な電力を得るためには核反応が必要というわけだ』


    高木「核反応と言ったか!?」

    小鳥「ええ、まあ……」

    高木「核反応!?」

    小鳥「そ、そうですよっ!?」


    高木「核ぅ!?」


    小鳥「そうですよ!」

    高木「バカな! 私にそんな……恐ろしい……未来では近所のスーパーで核燃料が手に入るのか?」

    小鳥「いえ、そんなことは」

    高木「……まあ……いいだろう。それよりもだ、目下考えないといけないのはタイムマシンそのものの修理!」

    195 = 1 :

     
    高木「幸いにもこの次元転移装置自体は無事だった……しかし残りの部品はほとんどが壊滅状態なのだ」

    小鳥「そうですね……」

    高木「車のトランクにしまってあった設計図で、ある程度のものは分かるかも知れんが……わけの分からない部品を探すのには苦労しそうだ」

    小鳥「…………」

    高木「……これがすべて直るまで、一体どれだけかかることやら……」

    小鳥「…………高木社長! このとおりです!!」ペコリ

    高木「なっ、なにをしているんだ!?」

    小鳥「何ヶ月でも待ちます! 何年でも待ちます! その間私をこき使ってくれてもかまいません!」


    小鳥「私が元いた時代に帰るには……高木社長だけが頼りなんです!」

    高木「…………」



    高木「……よし。ならば……ひとつだけ条件が」

    小鳥「…………?」

    196 = 109 :

    ピヨッ!

    197 = 40 :

    むう

    198 = 77 :

    薄い本ならここで

    199 = 1 :

    休憩したいの

    200 = 40 :

    おつう


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