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    元スレ純一「色々みんなと、イチャイチャしよう!」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★
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    451 :

    裏表ない人

    453 :

    香苗さん

    454 :

    田中さん

    455 = 425 :

    七咲

    456 = 451 :

    七咲

    457 = 427 :

    みゃー

    458 :

    梨穂子

    459 = 432 :

    明日はきっと 夢もきっと
    恋する気持ちキラメク

    461 = 425 :

    ラブリー!

    463 :

    りさちゃん

    464 :

    絢辻さん

    466 = 451 :

    裏表ないひと

    467 = 463 :

    スト子おおおおおお

    468 = 432 :

    るつこ

    469 = 441 :

    何だこの組み合わせ

    470 = 415 :

    はあく

    るっこ
    もじゃ
    逢ちゃん!

    三人でハーレム行くよ。
    四十分には戻る

    471 :

    ひびきちゃん!

    472 = 432 :

    本当になんだこの組み合わせ

    473 = 458 :

    三学年揃ったな

    474 = 417 :

    珍しすぎる組み合わせだな
    接点あるのか

    475 :

    なかなか接点のない三人だな

    476 = 415 :

    【ハーレム】

    「…………」

    「──……なんだ、これは…」ぱさっ…

    「………」ひょい

    「………」じっ…

    「…………閉じてるシールが、ハートだって……!?」

    「ッ…!ッ…!」ばっ!ばっ!

    (──怪しい影は……無い! 梅原的気配もなし!もしやこれは……!!)

    「マジものラブッ───」ばさ…

    「……ん?靴の裏からなにか…」ひょい

    「ん? 靴の中になにか……」ひょい

    「……………」

    「ん?」

    477 = 475 :

    いきなり壁殴
    なんで俺の下駄箱には上靴と外靴しかないんだ

    478 :

    >>477
    上靴も外靴も無いよりマシだろ良かったな

    479 = 415 :

    自宅

    美也「にぃにー? ご飯はー?」

    「いや、うん……今日はいいや美也…」

    美也「えー! にぃにの好きなすき焼きだよ~?」

    「……僕のぶんも、食べていいからさ…うん…」すたすた…

    美也「ほんとー! やったぁー! にっしし!」

    自部屋

    「………」ぱたん…

    「………────」

    「───うわぁああああああー!!」ごろごろー!

    「ど、どどどどっどうしてらぶ、らぶらぶるぇたーがっ……!!」ぐるぐる!

    「…………」ぴた

    「三枚、入ってるんだろう……」

    481 = 415 :

    「…………………」

    (──落ち着け、橘純一……ッ! ここは紳士的にはまず落ち着き払い、
       今置かれてる現状の把握だ…ッ!)

    「よしっ!まずはラブッ…て、手紙の確認だ…!」がばぁ!

    「──し、慎重にとりだして……机の上に、並べる…ふぅ…緊張した」すすすっ…

    「……よし。ひとつひとつ、吟味しながら開いて行こう…!」

    「まずは、一枚目……靴の上にあった普通の封筒に入った手紙…」すっ…

    「…可愛らしいスタンダードなものだね。ハートのシールだし」

    「し、慎重にはがしてっ……よし、取れた!」

    「っ……よし、大丈夫…僕は紳士。大丈夫だから…ふぅ」ぱさ…

    『純一へ
     明日の放課後、いいたいことがあります。校舎裏の花壇の前でまってます。
                                      薫』

    「……薫、だったのか…」

    「えらい可愛らしい封筒に入れやがったなアイツ……いや、感想はそこじゃないよ」

    「薫……アイツ、こんな手紙を入れて…何を言いたいんだ…?」

    482 = 439 :

    罪な男だ

    483 :

    初代ダカーポスレとは珍しいと思って開いたら違いました

    484 = 442 :

    かわいらしい封筒使う薫かわいい

    485 = 415 :

    (いや、なにがってのはわかってるけど…そういうことだって、思うけど…!)

    (でも、だってアイツは…こんなまどろっこしいことせず…
       直接言いに来るはずだろ…?なんだか、ブラフな気がしてきたぞ…)

    「なんだか文面も薫らしくないし……うそっぽいなぁ…」ぱさ…

    「──じゃあ、次だ。この靴の中に入ってた…折りたたんでる小さな手紙だね」すっ…

    「……女の子って、こんな風な複雑な折り方ってよくするよね。なんかの御呪いかな…?」ぱさ…

    「…よし、読むぞ…!」

    『大好きな橘先輩へ
     明日の昼休み、どうか水泳部の方にきてください。ずっと伝えたかった事があります。
                                       七咲 逢』

    「…お、おうっ……な、七咲…か…!」

    (……お、思いたることが多すぎて…むしろ今まで告白してなかったことがおかしい気がしてきた…!
       …と、というか大好きって書いてある!もう書いてある!)

    「……僕は、なんて最低なやつなんだろう…」

    486 = 415 :

    「…僕は、少なくとも……三人の子に好かれてて…それを、こうやって手紙で言われるまで…」

    「……人っ子一人、頭に予想だてることできなかった……!」

    「くっ……なにが紳士だよ! 僕は、僕は……ただのもはや変態だけじゃないか…!」

    「ぐすっ……なんてことだ、本当にっ……ひっく…」

    「ひっく…………ぐす………………────」

    「───でも、待てよ。僕…」

    (紳士たるもの……ここは皆の幸せを、優先的に考えるべきじゃないのか…?)

    「たとえ、それが僕が悪者になったとしても……」

    (皆が抱える、全ての感情は……全部正しいんだ…)

    「……………」

    「………僕は今、悪になると決めた」ぐっ

    「橘純一……否、悪邪……紳士……」

    「橘・ゴス・純一……ここに、来たれ…!」

    487 = 458 :

    こいつ何言ってんだ?

    488 = 427 :

    モテ過ぎて狂ったか

    489 = 478 :

    あれまだ二枚しか読んでなくね

    490 :

    人間って、モテ過ぎるとおかしくなるんだな
    モテなくて良かったわ

    491 = 418 :

    >>490
    意外と世の中の心理かもしれん

    492 = 417 :

    >>490
    意外に深い事いってる気もする

    るっこ先輩の手紙はカット?

    493 = 415 :

    「───……そうと決まれば、最後の手紙…」すっ…

    「…和紙? なんだかすごく綺麗な紙だなぁ…」すすっ…

    「……よし、綺麗に取れた。読むぞ…!」

    『拝啓 橘純一殿
     寒さが深まる師走の中旬、如何お過ごしですか。
     この頃、めっぽう寒くなるなか。学び舎へと登校している際、
     霜柱が走る地の上に、ひとつのふきのとうの芽を見つけることができました───』

    「──長い…! 前半まで季節の話しかしてない…!え、これラブレターじゃないのかな…!」

    「ちゃんと読むけど……大切なものだからね、なになに…」

    『──ということをお伝えいたします。
     余談でありますが、明日の早朝茶道部にて待ち合わせを願いたい所存です。
     お暇があればで結構ですので、お待ちしております 夕月琉璃子』

    「…………」

    「へ……? る、るっこ先輩……っ!」がたっ!

    (ま、ままままさかっ…あのるっこ先輩がっ…こんな綺麗な封筒でっ…しかもよくわかんない長い文面をっ…!)

    「………」へたり…

    「な、何だか一番ショックがでかいよ…これ…」

    494 = 478 :

    この難解な長さは照れ隠しだな

    495 :

    こんなるっこ先輩もきゃわわ

    496 = 415 :

    (というか…最期まで呼んでも、ラブレターなのかわからなかった…!)

    「っ……」ぐ…ぐぐっ…がたっ

    「───三枚の、ラブレター……僕はこれをもらってしまった」

    「これは……僕が、きちんとやらなきゃいけないことなんだ…!」

    「彼女たちの……思いは、ぜんぶ僕が引き受けなければいけない…!」

    (今の僕を見る人間は……絶対に、僕が気が狂っただろうって思うだろう…!)

    「だが、これは……これは、僕の思いなんだ…!」

    「……失恋というトラウマを抱えた、傷を追った僕だけがもつ──…思い、なんだよ…!」

    「………」キリッ

    「───さて、明日ははやい。今日は早めに寝て、明日に備えよう…」すた!

    「…頑張るぞ!」ぐっ…!

    翌日 ちゅんちゅん…

    (死にたい…昨日の自分、殴りたい…)

    497 = 439 :

    賢者モードwww

    498 :

    すき焼き食わなかったからな

    499 = 462 :

    朝からかよwww

    500 = 415 :

    (……ううぅ…うわぁああああああー! だめだ!どうしよう…!
       なんで僕、こんなにも、モテてるんだっ…!)すたすた…

    (……今からでも輝日東の撃墜王になりたいよっ…!)すたすた…

    「……あ、茶道部に行かなくちゃ…だったんだ…」すた…

    「…………っ」ぎりっ…

    「───行かなくちゃ、だめだよ僕…!
       昨日の僕は頭おかしくなってたけど、でも…!」

    「彼女たちの思いは……無下にしちゃ駄目なのは本当なんだ…!」

    「仮に…それからの関係が、だめになったとしても」

    「………行くぞ、純一!」だっだっだ…!

    茶道部

    「はぁっ……はぁっ……るっこ、せんぱい…?」

    「っ……お、おうっ…!」

    「お、おはようっ…ございますっ…はぁー…」

    夕月「お、おはようっ! 橘純一っ…!」


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