私的良スレ書庫
不明な単語は2ch用語を / 要望・削除依頼は掲示板へ。不適切な画像報告もこちらへどうぞ。 / 管理情報はtwitterでログインするとレス評価できます。 登録ユーザには一部の画像が表示されますので、問題のある画像や記述を含むレスに「禁」ボタンを押してください。
VIP以外のSS書庫はSS+をご利用ください。
元スレ純一「色々みんなと、イチャイチャしよう!」
SS スレッド一覧へ / SS とは? / 携帯版 / dat(gz)で取得 / トップメニューみんなの評価 : ★★
レスフィルター : (試験中)
【中多紗江】
アパート
純一「………」ごと…
純一「──よし、こんな感じでいいかな。だいぶ片付いたと思うけど…」きょろきょろ…
純一「まあ、大丈夫だろ。美也が来るだけだしな」
純一「………」
純一(……綺麗に片付いたら、ちょっと一服してきたくなったなぁ。
美也が来るのはもうちょっと後だし、少し経てば匂いも取れるだろう)
純一「………」かさかさ… じゅっ
純一「……ふー…」 ガチャ!
美也「にぃにー! 遊びにきったよぉ……ってああ!!」
純一「ぶほっ!?けほっけほっ……美也!?」
紗江「え……美也ちゃん、どうしたの…? あ……」
美也「にぃにまたタバコすってる! こらぁー!」
アパート
純一「………」ごと…
純一「──よし、こんな感じでいいかな。だいぶ片付いたと思うけど…」きょろきょろ…
純一「まあ、大丈夫だろ。美也が来るだけだしな」
純一「………」
純一(……綺麗に片付いたら、ちょっと一服してきたくなったなぁ。
美也が来るのはもうちょっと後だし、少し経てば匂いも取れるだろう)
純一「………」かさかさ… じゅっ
純一「……ふー…」 ガチャ!
美也「にぃにー! 遊びにきったよぉ……ってああ!!」
純一「ぶほっ!?けほっけほっ……美也!?」
紗江「え……美也ちゃん、どうしたの…? あ……」
美也「にぃにまたタバコすってる! こらぁー!」
純一「さ、さえっ……美也!? なんでこんな時間に! 来る時間はもっと先だろ…!」がさがさ…
美也「そうだけど! でもにぃにを驚かせようとして早めに来てみればぁ……にぃに!駄目だよそんなの!」どたどだ!
純一「あ、ちょ……危ない美也…! わかったわかった、捨てる! 捨てるから!」
紗江「み、美也ちゃん…!」
美也「だ、大学生になったからって、すぐオトナっぽいことするんだから!
そんなことしても女の子にもてないよ!」
純一「べ、べつにモテようってわけですってるわけじゃ…!」
紗江「せ、せんぱい……」
純一「ていうか紗江ちゃん! どうしてここに紗江ちゃんが…っ?」
美也「さっき買い物してる時に、そこでバッタリあったんだよ…!もう、これ捨てるからねにぃに!」ぽいっ
純一「ああっ…! 最後の一箱が…!」
美也「いいの! これで最後の一箱にしてよね! ったく……ごめんね紗江ちゃん?」
紗江「…………」
美也「そうだけど! でもにぃにを驚かせようとして早めに来てみればぁ……にぃに!駄目だよそんなの!」どたどだ!
純一「あ、ちょ……危ない美也…! わかったわかった、捨てる! 捨てるから!」
紗江「み、美也ちゃん…!」
美也「だ、大学生になったからって、すぐオトナっぽいことするんだから!
そんなことしても女の子にもてないよ!」
純一「べ、べつにモテようってわけですってるわけじゃ…!」
紗江「せ、せんぱい……」
純一「ていうか紗江ちゃん! どうしてここに紗江ちゃんが…っ?」
美也「さっき買い物してる時に、そこでバッタリあったんだよ…!もう、これ捨てるからねにぃに!」ぽいっ
純一「ああっ…! 最後の一箱が…!」
美也「いいの! これで最後の一箱にしてよね! ったく……ごめんね紗江ちゃん?」
紗江「…………」
美也「久しぶりにあってみれば、こんな体たらくなにぃにで……もう!しっかりしてよね!」
純一「しっかりしてるよ…! ほら、ちゃんとアパートで一人暮らしもしてるし…!」
美也「こんなことしてるにぃには、ぜんぜんまったくしっかりしてないよっ!」
純一「え、えぇぇ……」
紗江「──み、美也ちゃんっ……」
美也「うん? 紗江ちゃんどうかしたの? タバコの煙きつかった?」
純一「煙出るほどすってないよ……」
紗江「う、ううん…大丈夫っ…そ、それよりも先輩許してあげて…」
美也「え~! でも許したら、すぐタバコ吸っちゃうよ~?」
純一「そこまで中毒じゃない!」
紗江「せ、先輩もこういってるし…! ね? 美也ちゃん、もういいでしょ…?」
美也「……紗江ちゃんがそこまでいうなら……もうすっちゃ駄目だからねにぃにっ」
純一「わ、わかったよ……」
純一「しっかりしてるよ…! ほら、ちゃんとアパートで一人暮らしもしてるし…!」
美也「こんなことしてるにぃには、ぜんぜんまったくしっかりしてないよっ!」
純一「え、えぇぇ……」
紗江「──み、美也ちゃんっ……」
美也「うん? 紗江ちゃんどうかしたの? タバコの煙きつかった?」
純一「煙出るほどすってないよ……」
紗江「う、ううん…大丈夫っ…そ、それよりも先輩許してあげて…」
美也「え~! でも許したら、すぐタバコ吸っちゃうよ~?」
純一「そこまで中毒じゃない!」
紗江「せ、先輩もこういってるし…! ね? 美也ちゃん、もういいでしょ…?」
美也「……紗江ちゃんがそこまでいうなら……もうすっちゃ駄目だからねにぃにっ」
純一「わ、わかったよ……」
紗江ちゃんルートか。
終わったら今度こそ絢辻さんだよな? な?
終わったら今度こそ絢辻さんだよな? な?
純一「……と、とりあえず。紗江ちゃん、久し振りだね。元気にしてた?」
紗江「は、はいっ…! おひさしぶりです、せんぱい…!」
純一「うん。僕が輝日東高卒業してからだから……一年ぐらいかな?」
紗江「そ、そうですね……でも、ちょくちょく先輩の姿は町でお見かけしてましたので…
わ、わたしてきにはっ…一年ぶりではない、です」
純一「そうなの? だったら話しかけてくれればよかったのに」
紗江「あっ……その、先輩が…知らない方と、歩いていたので…ちょっと話しかけにくくてっ…」
純一「知らない人? ──あー、サークルの人かぁ……それだったら仕方ないね。
でも、僕が一人の時に見かけたらちゃんと話しかけてね? 僕もそのほうが嬉しいからさ」
紗江「う、嬉しいですか…っ?」
純一「当たり前だよ! こんなかわいい後輩に呼びかけられるなんて、大学で有名になっちゃうかもね僕!」
紗江「っ……か、かわいいって……せんぱいっ…」テレテレ
美也「──にぃにー! 冷蔵庫勝手に開けるよー! ……ってろくなものはいってない…」
純一「し、仕方ないだろ…! 今日は美也が夕ごはん作ってくれるって約束だったから、何も買ってないんだよ…!」
紗江「は、はいっ…! おひさしぶりです、せんぱい…!」
純一「うん。僕が輝日東高卒業してからだから……一年ぐらいかな?」
紗江「そ、そうですね……でも、ちょくちょく先輩の姿は町でお見かけしてましたので…
わ、わたしてきにはっ…一年ぶりではない、です」
純一「そうなの? だったら話しかけてくれればよかったのに」
紗江「あっ……その、先輩が…知らない方と、歩いていたので…ちょっと話しかけにくくてっ…」
純一「知らない人? ──あー、サークルの人かぁ……それだったら仕方ないね。
でも、僕が一人の時に見かけたらちゃんと話しかけてね? 僕もそのほうが嬉しいからさ」
紗江「う、嬉しいですか…っ?」
純一「当たり前だよ! こんなかわいい後輩に呼びかけられるなんて、大学で有名になっちゃうかもね僕!」
紗江「っ……か、かわいいって……せんぱいっ…」テレテレ
美也「──にぃにー! 冷蔵庫勝手に開けるよー! ……ってろくなものはいってない…」
純一「し、仕方ないだろ…! 今日は美也が夕ごはん作ってくれるって約束だったから、何も買ってないんだよ…!」
美也「だからってネギが一本だけってのはないでしょ……」ごそごそ
純一「はぁ……冷凍庫に、買ってきたアイスが入ってるよ」
美也「本当にっ? あ、みゃーの大好きなまんま肉まんアイスバーだっ。にっししし!」
純一「……ったく、現金な奴…」
紗江「っ……っ……」キョロキョロ…
純一「ん、紗江ちゃん。とりあえずゆっくりしていきなよ、何も無いところだけどさ」
紗江「あっ……はい、わかりましたっ…!」すとん!
純一「そんなに勢い良くすわんなくても……とりあえず、テレビでも見る?」
紗江「あ、ありがとうございます…!」
純一「どういたしまして」ぴっ
美也「みぃひみぃひ~! ほらべってほこにはるほ~?」もぐもぐ
純一「なんでもうアイスを食べてるんだ美也……とりあえず、食べながら喋るなよ」
美也「ごくんっ……ごめんごめん、にししっ。えっとさ、土鍋ってどこにあるのにぃに?」
純一「土鍋? それだったらキッチンの下の段に入ってるよ」
純一「はぁ……冷凍庫に、買ってきたアイスが入ってるよ」
美也「本当にっ? あ、みゃーの大好きなまんま肉まんアイスバーだっ。にっししし!」
純一「……ったく、現金な奴…」
紗江「っ……っ……」キョロキョロ…
純一「ん、紗江ちゃん。とりあえずゆっくりしていきなよ、何も無いところだけどさ」
紗江「あっ……はい、わかりましたっ…!」すとん!
純一「そんなに勢い良くすわんなくても……とりあえず、テレビでも見る?」
紗江「あ、ありがとうございます…!」
純一「どういたしまして」ぴっ
美也「みぃひみぃひ~! ほらべってほこにはるほ~?」もぐもぐ
純一「なんでもうアイスを食べてるんだ美也……とりあえず、食べながら喋るなよ」
美也「ごくんっ……ごめんごめん、にししっ。えっとさ、土鍋ってどこにあるのにぃに?」
純一「土鍋? それだったらキッチンの下の段に入ってるよ」
純一「というか土鍋を何に使うんだよ……」すたすた…
美也「えっとね~……今日はなんと、お鍋さんなのだ!にしし!」
純一「ほ~…鍋料理かぁ。いいね、寒い時期だし、ちょうどいいじゃないか」
美也「でしょでしょっ、しかもちょっとお洒落で良い感じのお鍋なんだよ~?」
純一「鍋でおしゃれ……大丈夫なのか、美也…?」
美也「だいじょうぶだよ? だって美也が作るんじゃないし」
純一「え? なにをいってるんだよ…? じゃあ誰が…」
紗江「よいしょ……よいしょ…」ごそごそ…
純一「……えっと、紗江ちゃん。なんでエプロンに着替えてるの…?」
紗江「えっ? えっとその、美也ちゃんがどうしてもっていうから…」
美也「買い物中にばったり紗江ちゃんとあって、それから今日のことを言ったんだけどね。
そしたら紗江ちゃんが鍋がいいんじゃないかなっていうからさ」
純一「…それで紗江ちゃんにお願いしたのか?」
美也「だってにぃにと会いたいっていってたから、ちょうどいいかなぁ…って。
に、にぃに……こ、怖い顔しないでよ…!」
美也「えっとね~……今日はなんと、お鍋さんなのだ!にしし!」
純一「ほ~…鍋料理かぁ。いいね、寒い時期だし、ちょうどいいじゃないか」
美也「でしょでしょっ、しかもちょっとお洒落で良い感じのお鍋なんだよ~?」
純一「鍋でおしゃれ……大丈夫なのか、美也…?」
美也「だいじょうぶだよ? だって美也が作るんじゃないし」
純一「え? なにをいってるんだよ…? じゃあ誰が…」
紗江「よいしょ……よいしょ…」ごそごそ…
純一「……えっと、紗江ちゃん。なんでエプロンに着替えてるの…?」
紗江「えっ? えっとその、美也ちゃんがどうしてもっていうから…」
美也「買い物中にばったり紗江ちゃんとあって、それから今日のことを言ったんだけどね。
そしたら紗江ちゃんが鍋がいいんじゃないかなっていうからさ」
純一「…それで紗江ちゃんにお願いしたのか?」
美也「だってにぃにと会いたいっていってたから、ちょうどいいかなぁ…って。
に、にぃに……こ、怖い顔しないでよ…!」
純一「……今日は、長者ぬくぬく人生ゲームの罰ゲームでお前が作るって約束じゃないのか…?」
美也「そ、そうだけどっ…! でも、みゃーが作る晩御飯よりも絶対に紗江ちゃんのが美味しいよっ」
純一「それはそうだと思うけど……これは、これだぞ。美也」
美也「う、うぅ~……っ」
紗江「せ、せんぱい……っ」
純一「──ごめんね、紗江ちゃん。こんな我が儘な妹につきあわせちゃってさ…
今日はお客さんとしてゆっくりして行っていいからさ。全部、美也のやつにまかっせきりでいいよ?」
美也「えー! そ、それはやだよー…!」
紗江「えっと、そのっ……私はだいじょうぶです……よ…っ?」
純一「でも……いきなり連れてこられて、ばんごはんをつくれって……家の人にも迷惑だろうし、
それに紗江ちゃん自身が迷惑なんじゃ…」
紗江「心配してくださってありがとうございます……でも、今日はもう両親には美也ちゃん家に泊まるっていってあるので…
それに…きょ、今日はっ……せんぱいに、晩ご飯作ってあげたくて…きたので……その…」
純一「紗江ちゃん……」
美也「ほ、ほら! 紗江ちゃんだってそういってるし…! ねっ! にぃに、いいんでしょ…?」
純一「っ~~~~~~………わかった、わかったよ。じゃあ紗江ちゃん、お願いできるかな…?」
美也「そ、そうだけどっ…! でも、みゃーが作る晩御飯よりも絶対に紗江ちゃんのが美味しいよっ」
純一「それはそうだと思うけど……これは、これだぞ。美也」
美也「う、うぅ~……っ」
紗江「せ、せんぱい……っ」
純一「──ごめんね、紗江ちゃん。こんな我が儘な妹につきあわせちゃってさ…
今日はお客さんとしてゆっくりして行っていいからさ。全部、美也のやつにまかっせきりでいいよ?」
美也「えー! そ、それはやだよー…!」
紗江「えっと、そのっ……私はだいじょうぶです……よ…っ?」
純一「でも……いきなり連れてこられて、ばんごはんをつくれって……家の人にも迷惑だろうし、
それに紗江ちゃん自身が迷惑なんじゃ…」
紗江「心配してくださってありがとうございます……でも、今日はもう両親には美也ちゃん家に泊まるっていってあるので…
それに…きょ、今日はっ……せんぱいに、晩ご飯作ってあげたくて…きたので……その…」
純一「紗江ちゃん……」
美也「ほ、ほら! 紗江ちゃんだってそういってるし…! ねっ! にぃに、いいんでしょ…?」
純一「っ~~~~~~………わかった、わかったよ。じゃあ紗江ちゃん、お願いできるかな…?」
紗江「は、はいっ……! 美味しく作りますのでっ……と、とにかくがんばりますねっ…!」
純一「うん、よろしく頼むよ。……美也、ちゃんと紗江ちゃんにお礼」
美也「ありがとね、紗江ちゃん…?」
紗江「ううん、いいいの。ほら、美也ちゃん一緒につくろっ…?」
美也「おっけー!」
純一「ったく……僕はとりあえず、なにもしなくていいんだな?」
美也「にぃにはいつもみたく、だらーだらしとけばいいよー」
純一「いつもはしてないよ!」
紗江「ふふふっ……美也ちゃん。ほら、エプロンしてね…?」
美也「はいなのだー!」ごそごそ
純一「………はぁ」
純一(美也だけがくるってだけでも、色々と騒がしいのに……紗江ちゃんまで連れてきて。
というか男住まいの所に、女の子を連れてくるなよ……まったく)
純一「……でも、紗江ちゃんと久しぶりに会えたし。それもまたいっか」
純一「うん、よろしく頼むよ。……美也、ちゃんと紗江ちゃんにお礼」
美也「ありがとね、紗江ちゃん…?」
紗江「ううん、いいいの。ほら、美也ちゃん一緒につくろっ…?」
美也「おっけー!」
純一「ったく……僕はとりあえず、なにもしなくていいんだな?」
美也「にぃにはいつもみたく、だらーだらしとけばいいよー」
純一「いつもはしてないよ!」
紗江「ふふふっ……美也ちゃん。ほら、エプロンしてね…?」
美也「はいなのだー!」ごそごそ
純一「………はぁ」
純一(美也だけがくるってだけでも、色々と騒がしいのに……紗江ちゃんまで連れてきて。
というか男住まいの所に、女の子を連れてくるなよ……まったく)
純一「……でも、紗江ちゃんと久しぶりに会えたし。それもまたいっか」
数十分後
純一(煙草が吸いたい……)ちらっ
美也「え、これって切るものなの紗江ちゃん?」
紗江「え、だってそれは……御ダイコンさんだよ? まるごといれちゃだめだよ…」
純一(二人は料理に夢中……今、さり気なくベランダに出てすぐ戻れば…なんとかなる、かな…?)すっ…
純一「………」しゃっ!
美也「……んっ? にぃに、急にカーテン閉めてどうしたの?」
純一「っ……あーいやー! その、そろそろ暗くなってきたし、閉めようかなーって……あはは!」
美也「あ、もうそんな時間か~。はやく作っちゃお紗江ちゃん」
紗江「そうだね、はやくつろっか」
純一「…………」
純一 がらら…… ぴしゃ
純一「……ふぅ、どうにかこれたぞ。よかった、まだベランダに置いてあった煙草が残ってたのを思い出して」かさかさっ
純一「……あの娘の忘れ物かな。たぶん、銘柄違うけど別にいっか」
純一(煙草が吸いたい……)ちらっ
美也「え、これって切るものなの紗江ちゃん?」
紗江「え、だってそれは……御ダイコンさんだよ? まるごといれちゃだめだよ…」
純一(二人は料理に夢中……今、さり気なくベランダに出てすぐ戻れば…なんとかなる、かな…?)すっ…
純一「………」しゃっ!
美也「……んっ? にぃに、急にカーテン閉めてどうしたの?」
純一「っ……あーいやー! その、そろそろ暗くなってきたし、閉めようかなーって……あはは!」
美也「あ、もうそんな時間か~。はやく作っちゃお紗江ちゃん」
紗江「そうだね、はやくつろっか」
純一「…………」
純一 がらら…… ぴしゃ
純一「……ふぅ、どうにかこれたぞ。よかった、まだベランダに置いてあった煙草が残ってたのを思い出して」かさかさっ
純一「……あの娘の忘れ物かな。たぶん、銘柄違うけど別にいっか」
じりりっ……
純一「ふー……なんというか、僕も煙草をやるって思わなかったなぁ…」
純一「……高校生の頃は、紳士たるもの俗物に染まるべからず! なんて思ってたけど…」
純一「……案外、こうやってすぐに染まっていっちゃうものなのかな」じりり…
純一「……ふぅー…。やっぱ銘柄違うと、ちょっと舌に味が残っちゃうな…
よくこんな重いの吸えるなぁ、あの娘……」
キッチン
紗江「──それと、これはね……あれ、せんぱい…?」
美也「なるほどなるほど……うん? にぃになら、たぶんベランダだよ」
紗江「え、どうしてベランダに…? 外、寒いのに……」
美也「どーせぷーすかしてるんでしょ、タバコ」
紗江「えっ……えっと、美也ちゃん。とめなくていいの…?」
美也「いいよどうせ、止めたって聞きやしないんだから」
紗江「…………」
美也「──まあね、本当はやめて欲しいけど。にぃにはもう……大学生だしさ。
妹と兄ってのも……融通が利かないってこともあるって思うんだみゃーも」
純一「ふー……なんというか、僕も煙草をやるって思わなかったなぁ…」
純一「……高校生の頃は、紳士たるもの俗物に染まるべからず! なんて思ってたけど…」
純一「……案外、こうやってすぐに染まっていっちゃうものなのかな」じりり…
純一「……ふぅー…。やっぱ銘柄違うと、ちょっと舌に味が残っちゃうな…
よくこんな重いの吸えるなぁ、あの娘……」
キッチン
紗江「──それと、これはね……あれ、せんぱい…?」
美也「なるほどなるほど……うん? にぃになら、たぶんベランダだよ」
紗江「え、どうしてベランダに…? 外、寒いのに……」
美也「どーせぷーすかしてるんでしょ、タバコ」
紗江「えっ……えっと、美也ちゃん。とめなくていいの…?」
美也「いいよどうせ、止めたって聞きやしないんだから」
紗江「…………」
美也「──まあね、本当はやめて欲しいけど。にぃにはもう……大学生だしさ。
妹と兄ってのも……融通が利かないってこともあるって思うんだみゃーも」
紗江「美也ちゃん……」
美也「……にしし、でもね!こうやって家に遊びにこさせてくれるってだけでも、みゃーは嬉しいんだよ?
にぃにはにぃになんだって、改めてそう思うしさ」
紗江「…………」
美也「だからね、紗江ちゃん……にぃにがどんな風に変わっていっても。幻滅とか、嫌ったりしてあげないでね…?
みゃーはいつでもにぃにのこと、にぃにだって思ってるし」
美也「頼りにならなくて、ふぬけで、でも……いつまでも優しいにぃにだって保証するからさ。
妹のいうことなんだから、物凄く信用できる言葉だよ! これ!」
紗江「……うん、美也ちゃんがいうなら絶対そうだって思うよ」
美也「そっか、そっかそっか。にししし、ありがとね紗江ちゃん!」
紗江「うん……それじゃ、先輩が凍えないように…ぱぱっとつくっちゃおう…っ」ぐっ
美也「おっけー! まっかせとけー!」
ベランダ
純一「……なんだか中が騒がしいなぁ。バレちゃったかな…?」
純一「…………」
純一「さむい……どうしよう、戻るタイミングを図ることが難しいことが今わかっちゃったよ…!」
美也「……にしし、でもね!こうやって家に遊びにこさせてくれるってだけでも、みゃーは嬉しいんだよ?
にぃにはにぃになんだって、改めてそう思うしさ」
紗江「…………」
美也「だからね、紗江ちゃん……にぃにがどんな風に変わっていっても。幻滅とか、嫌ったりしてあげないでね…?
みゃーはいつでもにぃにのこと、にぃにだって思ってるし」
美也「頼りにならなくて、ふぬけで、でも……いつまでも優しいにぃにだって保証するからさ。
妹のいうことなんだから、物凄く信用できる言葉だよ! これ!」
紗江「……うん、美也ちゃんがいうなら絶対そうだって思うよ」
美也「そっか、そっかそっか。にししし、ありがとね紗江ちゃん!」
紗江「うん……それじゃ、先輩が凍えないように…ぱぱっとつくっちゃおう…っ」ぐっ
美也「おっけー! まっかせとけー!」
ベランダ
純一「……なんだか中が騒がしいなぁ。バレちゃったかな…?」
純一「…………」
純一「さむい……どうしよう、戻るタイミングを図ることが難しいことが今わかっちゃったよ…!」
純一「と、とりあえず……もう一本すっておくか……」じゅぽっ
純一「……ふー…」 がらら…
「──せんぱい…?」
純一「っ……あ、あれ…? 紗江ちゃんっ…?」さっ!
紗江「はい、こんばんわ……」すた…
純一「う、うんっ…こんばんわ…! ど、どうかしたのっ…?」
紗江「あ、いえ…そのせんぱいのお姿が見えなかったので…ベランダに入るのかなって思って」
純一「そ、そうなんだ……あれ? もしかしてもう料理できちゃった…?」
紗江「お鍋の方はもうできたんですけど、お箸と御茶碗が足りないことに気づいて……今、美也ちゃんが
お家に取りに行ってるところです…」
純一「あー……確かに、そこまで考えてなかったなぁ……」もくもく
紗江「っ……せ、せんぱいっ…! う、後ろから煙が……っ」
純一「え? あ、ああっ! 服に火がっ……!」バタバタ!
紗江「だ、だいじょうぶですか……っ?」
純一「あ、うんっ…だ、大丈夫! ほら、消えた!」もく…
紗江「よ、よかったぁ……」
純一「……ふー…」 がらら…
「──せんぱい…?」
純一「っ……あ、あれ…? 紗江ちゃんっ…?」さっ!
紗江「はい、こんばんわ……」すた…
純一「う、うんっ…こんばんわ…! ど、どうかしたのっ…?」
紗江「あ、いえ…そのせんぱいのお姿が見えなかったので…ベランダに入るのかなって思って」
純一「そ、そうなんだ……あれ? もしかしてもう料理できちゃった…?」
紗江「お鍋の方はもうできたんですけど、お箸と御茶碗が足りないことに気づいて……今、美也ちゃんが
お家に取りに行ってるところです…」
純一「あー……確かに、そこまで考えてなかったなぁ……」もくもく
紗江「っ……せ、せんぱいっ…! う、後ろから煙が……っ」
純一「え? あ、ああっ! 服に火がっ……!」バタバタ!
紗江「だ、だいじょうぶですか……っ?」
純一「あ、うんっ…だ、大丈夫! ほら、消えた!」もく…
紗江「よ、よかったぁ……」
純一「………」
紗江「………」
純一「……えっと、その……ごめんね、なんかその…」
紗江「え、あっ、いえっ……だいじょうぶです、その…」
純一「……………」
紗江「……………」
純一「と、とりあず……となり座る? 寒けど…」
紗江「は、はいっ……ちょっと、お邪魔します…よいしょ」すとん
純一「………………」
紗江「………………」
純一「きょ、今日は本当にありがとうね紗江ちゃん…!」
紗江「えっ!? あ、はいっ……その、私が来たいって美也ちゃんに言ったからで…
べつにそこまで感謝されることではない、です……」
純一「そ、そっか…そう言ってもらえると嬉しいよ…うん、嬉しいな」
紗江「…………」
純一「うん……」
紗江「………」
純一「……えっと、その……ごめんね、なんかその…」
紗江「え、あっ、いえっ……だいじょうぶです、その…」
純一「……………」
紗江「……………」
純一「と、とりあず……となり座る? 寒けど…」
紗江「は、はいっ……ちょっと、お邪魔します…よいしょ」すとん
純一「………………」
紗江「………………」
純一「きょ、今日は本当にありがとうね紗江ちゃん…!」
紗江「えっ!? あ、はいっ……その、私が来たいって美也ちゃんに言ったからで…
べつにそこまで感謝されることではない、です……」
純一「そ、そっか…そう言ってもらえると嬉しいよ…うん、嬉しいな」
紗江「…………」
純一「うん……」
紗江「……せんぱい…」
純一「あ、うんっ…! どうかした紗江ちゃんっ?」
紗江「……その、先輩って…いつから、あの……」
純一「うん?」
紗江「……タバコを、吸い始められたのですか…?」
純一「………えっと、その……僕もよくはわかってないんだけどさ…」
紗江「…………」
純一「……そうだね、正直に言うよ。
サークルでさ、ちょっときになる子がいてね……その娘が煙草を吸ってたんだよ」
紗江「気になる娘、ですか……?」
純一「うん…気になるって言っても、その…恋人とか、恋愛の好きっていうのかどうかはわからないけど…
とにかく気になる人がいて、その人が…とても綺麗に煙草を吸うんだよね」
紗江「きれい、に……」
純一「……それをみてたらさ、僕もあんなふうに吸えたら良いなって思って…もう単純なんだけどさ…。
それで今、僕はこうやって隠れながらタバコを吸ってるってわけんだ」
紗江「…………」
純一「……えっと、その。幻滅、したかな…あははっ……ごめんね、紗江ちゃん」
純一「あ、うんっ…! どうかした紗江ちゃんっ?」
紗江「……その、先輩って…いつから、あの……」
純一「うん?」
紗江「……タバコを、吸い始められたのですか…?」
純一「………えっと、その……僕もよくはわかってないんだけどさ…」
紗江「…………」
純一「……そうだね、正直に言うよ。
サークルでさ、ちょっときになる子がいてね……その娘が煙草を吸ってたんだよ」
紗江「気になる娘、ですか……?」
純一「うん…気になるって言っても、その…恋人とか、恋愛の好きっていうのかどうかはわからないけど…
とにかく気になる人がいて、その人が…とても綺麗に煙草を吸うんだよね」
紗江「きれい、に……」
純一「……それをみてたらさ、僕もあんなふうに吸えたら良いなって思って…もう単純なんだけどさ…。
それで今、僕はこうやって隠れながらタバコを吸ってるってわけんだ」
紗江「…………」
純一「……えっと、その。幻滅、したかな…あははっ……ごめんね、紗江ちゃん」
純一「高校生の頃の僕とは、なんというかその……変わっちゃったって思うんだけどね…
梅原にだって言われてるしさ、薫とかにも…」
紗江「……どうしてですか…?」
純一「うん…? どうしてって……その、煙草のこと…?」
紗江「あ、いえ……そうじゃなくてその、どうして、わたしに……」
紗江「……謝るんですか…?」
純一「……だってさ、煙草なんか吸ってても…悪いイメージしか無いじゃない?
美也だってやめてほしそうにしてるみたいだし、紗江ちゃんだって…知り合いに煙草すってる人がいたら嫌でしょ?」
紗江「っ…………」
純一「だからほら、こうやって辞められないでいる僕は……悪いじゃないか。だから紗江ちゃんに───」
紗江「───べつに、わたしは大丈夫です…っ」ぐいっ
純一「えっ……?」
紗江「わ、わたしはっ……せんぱいがタバコ吸ってらっしゃってもっ……」ぐいぐいっ
純一「う、うん……っ!」
紗江「むかしのせんぱいとくらべたりっ……げ、幻滅したりなんか…したりなんか……しましぇん…っ!」かち
紗江「かんひゃった……」
梅原にだって言われてるしさ、薫とかにも…」
紗江「……どうしてですか…?」
純一「うん…? どうしてって……その、煙草のこと…?」
紗江「あ、いえ……そうじゃなくてその、どうして、わたしに……」
紗江「……謝るんですか…?」
純一「……だってさ、煙草なんか吸ってても…悪いイメージしか無いじゃない?
美也だってやめてほしそうにしてるみたいだし、紗江ちゃんだって…知り合いに煙草すってる人がいたら嫌でしょ?」
紗江「っ…………」
純一「だからほら、こうやって辞められないでいる僕は……悪いじゃないか。だから紗江ちゃんに───」
紗江「───べつに、わたしは大丈夫です…っ」ぐいっ
純一「えっ……?」
紗江「わ、わたしはっ……せんぱいがタバコ吸ってらっしゃってもっ……」ぐいぐいっ
純一「う、うん……っ!」
紗江「むかしのせんぱいとくらべたりっ……げ、幻滅したりなんか…したりなんか……しましぇん…っ!」かち
紗江「かんひゃった……」
純一「だ、大丈夫…? 紗江ちゃん…?」
紗江「だ、だいひょうぶれふ……! んんっ~……!」ぎゅう…
純一(恥ずかしそうに頬を包んでる……かわいいなぁ、相変わらず紗江ちゃんは)
紗江「……っっ……だ、だからせんぱいっ…! わたしは、今のせんぱいでも……大丈夫ですからっ…!」
紗江「謝ったりなんか……しないで、ください…お願いします…」ぺこり
純一「ど、どうして紗江ちゃんがお願いするの……むしろ僕がお願いしたいぐらいだよ」
紗江「…え、お願いですか…?」
純一「うん、だってさ…こんな僕でも嫌いにならないでいてくれてる紗江ちゃんに……これからも、
よければ僕を嫌わないでいてくれたら…いいなって、お願いしたいんだよ」
紗江「そ、そんなことっ……全然かまいません…!」
純一「…そっか、ありがとう紗江ちゃん」
紗江「……えへへ…はいっ!」
純一「…………」
純一(──本当にいい子だなぁ、紗江ちゃんは。人を思いやって、きちんとしてる……美也も、
いや、僕も見な習わないとね)
紗江「だ、だいひょうぶれふ……! んんっ~……!」ぎゅう…
純一(恥ずかしそうに頬を包んでる……かわいいなぁ、相変わらず紗江ちゃんは)
紗江「……っっ……だ、だからせんぱいっ…! わたしは、今のせんぱいでも……大丈夫ですからっ…!」
紗江「謝ったりなんか……しないで、ください…お願いします…」ぺこり
純一「ど、どうして紗江ちゃんがお願いするの……むしろ僕がお願いしたいぐらいだよ」
紗江「…え、お願いですか…?」
純一「うん、だってさ…こんな僕でも嫌いにならないでいてくれてる紗江ちゃんに……これからも、
よければ僕を嫌わないでいてくれたら…いいなって、お願いしたいんだよ」
紗江「そ、そんなことっ……全然かまいません…!」
純一「…そっか、ありがとう紗江ちゃん」
紗江「……えへへ…はいっ!」
純一「…………」
純一(──本当にいい子だなぁ、紗江ちゃんは。人を思いやって、きちんとしてる……美也も、
いや、僕も見な習わないとね)
紗江「っ……」ぷるるっ…
純一「……うん? 紗江ちゃん、やっぱり寒いの?」
紗江「あっ、いえっ……私に気にせず、美也ちゃんが帰ってくる前に…もう一本すってどうぞ…!」
純一「気にせずって……僕はもういいよ? タバコももう少ないし…」
紗江「………あの、そのっ…じつは、お願いがあって…」
純一「うん…?お願いって…?」
紗江「何度もお願いしてすみません…でも、一回だけでいいんですけど……そのっ…」
紗江「せんぱいが、タバコを吸ってる姿が……みてみたいんです、私…」
純一「え? 僕がタバコを吸ってる姿が……見たいの?」
紗江「よ、よければ…の話しですけど…」
純一「…吸ったら一緒にちゃんと部屋に戻ってくれる?」
紗江「も、もちろんです…!」
純一「……。わかった、それじゃ一本だけ吸ってあげるね」すっ…
純一「……うん? 紗江ちゃん、やっぱり寒いの?」
紗江「あっ、いえっ……私に気にせず、美也ちゃんが帰ってくる前に…もう一本すってどうぞ…!」
純一「気にせずって……僕はもういいよ? タバコももう少ないし…」
紗江「………あの、そのっ…じつは、お願いがあって…」
純一「うん…?お願いって…?」
紗江「何度もお願いしてすみません…でも、一回だけでいいんですけど……そのっ…」
紗江「せんぱいが、タバコを吸ってる姿が……みてみたいんです、私…」
純一「え? 僕がタバコを吸ってる姿が……見たいの?」
紗江「よ、よければ…の話しですけど…」
純一「…吸ったら一緒にちゃんと部屋に戻ってくれる?」
紗江「も、もちろんです…!」
純一「……。わかった、それじゃ一本だけ吸ってあげるね」すっ…
紗江「っ……はい、ありがとうございます…!」
純一「ありがとうございますって……あはは。タバコを吸うだけでそんな事言われたの初めてだよ」
紗江「え、えっと……えへへ…」
純一「それじゃあ、吸うよ? 煙がそっち行かないようにするから……でも、苦しくなったらすぐ言ってね?
即座に火を消すからさ」
紗江「わ、わかりました……っ! どうぞ……!」
純一 かさっ……じゅぽっ
紗江「…………」じぃー
純一(…すっごい見てる、なんか気まずい…)じりり…
紗江「わ、わわっ…火がついた…」じぃー
純一「………」じりり…
紗江「わぁー……まっかになって、ちょっと綺麗ですね……」
純一「………」じりりり……
紗江「……そ、そんなに一気に吸っちゃうものなんですかっ…?」
純一 ぱっ……ぷかー
純一「ありがとうございますって……あはは。タバコを吸うだけでそんな事言われたの初めてだよ」
紗江「え、えっと……えへへ…」
純一「それじゃあ、吸うよ? 煙がそっち行かないようにするから……でも、苦しくなったらすぐ言ってね?
即座に火を消すからさ」
紗江「わ、わかりました……っ! どうぞ……!」
純一 かさっ……じゅぽっ
紗江「…………」じぃー
純一(…すっごい見てる、なんか気まずい…)じりり…
紗江「わ、わわっ…火がついた…」じぃー
純一「………」じりり…
紗江「わぁー……まっかになって、ちょっと綺麗ですね……」
純一「………」じりりり……
紗江「……そ、そんなに一気に吸っちゃうものなんですかっ…?」
純一 ぱっ……ぷかー
紗江「──わぁっ!ドーナッツの状のけむり……!」
純一「……あはは、どう? すごいでしょ?」
紗江「はいっ…! すごいです! せんぱい、今のってどうやったんですか…っ?」
純一「どうやったのかって言われると難しんだけど……煙を口いっぱいに貯めてね」
紗江「っ…っ……」こくっこくっ
純一「こうやっておちょこ口にして……ぽってするんだよ?」
紗江「へぇ~っ……たばこでこんなことできるなんて、はじめてしりました…!」
純一「あはは、そっか。それじゃあもっと色んな技を見せてあげたいけど……煙草が凄く早くなくなっちゃうから、
また今度に見せようかな」
紗江「っ……ま、また今度ですか…?」
純一「うん、また今度。あ、でも美也には秘密だよ…?」
紗江「み、みやちゃんには内緒……わ、わかりましたっ…隊長!」ぴしっ
純一「おっ、それ懐かしいなぁ。あはは、わかったかね中多君!」
紗江「は、はいっ…! 今後またご指導…お願いしますっ…!」
純一「……あはは、どう? すごいでしょ?」
紗江「はいっ…! すごいです! せんぱい、今のってどうやったんですか…っ?」
純一「どうやったのかって言われると難しんだけど……煙を口いっぱいに貯めてね」
紗江「っ…っ……」こくっこくっ
純一「こうやっておちょこ口にして……ぽってするんだよ?」
紗江「へぇ~っ……たばこでこんなことできるなんて、はじめてしりました…!」
純一「あはは、そっか。それじゃあもっと色んな技を見せてあげたいけど……煙草が凄く早くなくなっちゃうから、
また今度に見せようかな」
紗江「っ……ま、また今度ですか…?」
純一「うん、また今度。あ、でも美也には秘密だよ…?」
紗江「み、みやちゃんには内緒……わ、わかりましたっ…隊長!」ぴしっ
純一「おっ、それ懐かしいなぁ。あはは、わかったかね中多君!」
紗江「は、はいっ…! 今後またご指導…お願いしますっ…!」
純一「よろしい! また家に遊びに来なさい! ……よし、それじゃあ残りは普通に吸っちゃうね」
紗江「は、はい…わかりました」
純一「……ふー……大丈夫かな? 煙たくない?」
紗江「だ、大丈夫です…! お気になさらずに…!」
純一「そっか、ありがと……」じりり…
紗江「…………っ」ぶるる…
紗江(──ちょっと、寒くなってきちゃった…けっこうベランダにいたし…せんぱいは、さむくないのかなっ…)ちら
純一「……ふー…」
紗江(…タバコを吸ってるせんぱい、って…とっても大人って感じがするなぁ…美也ちゃんは大人ぶってるって言ってたけど…。
わたしにも、いまのせんぱいは…とっても綺麗にタバコを吸ってるようにみえるけれど…)
紗江「…………」ぶるっ…
紗江(……高校の頃から、先輩はいっつも頼り甲斐があって……ご迷惑をかけぱなしだった…
でも、こうやってせんぱいと…べらんだで、ぼーっとしていることが出来て…私はとっても嬉しい…)
紗江「っ………」どきどき…
とすっ……
純一「ふー……げほっ!? けほっ、さ、紗江ちゃん……っ? どうしたの急に寄りかかって…!」
紗江「は、はい…わかりました」
純一「……ふー……大丈夫かな? 煙たくない?」
紗江「だ、大丈夫です…! お気になさらずに…!」
純一「そっか、ありがと……」じりり…
紗江「…………っ」ぶるる…
紗江(──ちょっと、寒くなってきちゃった…けっこうベランダにいたし…せんぱいは、さむくないのかなっ…)ちら
純一「……ふー…」
紗江(…タバコを吸ってるせんぱい、って…とっても大人って感じがするなぁ…美也ちゃんは大人ぶってるって言ってたけど…。
わたしにも、いまのせんぱいは…とっても綺麗にタバコを吸ってるようにみえるけれど…)
紗江「…………」ぶるっ…
紗江(……高校の頃から、先輩はいっつも頼り甲斐があって……ご迷惑をかけぱなしだった…
でも、こうやってせんぱいと…べらんだで、ぼーっとしていることが出来て…私はとっても嬉しい…)
紗江「っ………」どきどき…
とすっ……
純一「ふー……げほっ!? けほっ、さ、紗江ちゃん……っ? どうしたの急に寄りかかって…!」
純一「よろしい! また家に遊びに来なさい! ……よし、それじゃあ残りは普通に吸っちゃうね」
紗江「は、はい…わかりました」
純一「……ふー……大丈夫かな? 煙たくない?」
紗江「だ、大丈夫です…! お気になさらずに…!」
純一「そっか、ありがと……」じりり…
紗江「…………っ」ぶるる…
紗江(──ちょっと、寒くなってきちゃった…けっこうベランダにいたし…せんぱいは、さむくないのかなっ…)ちら
純一「……ふー…」
紗江(…タバコを吸ってるせんぱい、って…とっても大人って感じがするなぁ…美也ちゃんは大人ぶってるって言ってたけど…。
わたしにも、いまのせんぱいは…とっても綺麗にタバコを吸ってるようにみえるけれど…)
紗江「…………」ぶるっ…
紗江(……高校の頃から、先輩は頼り甲斐があって……今もこうしてる先輩は、とっても……かっこ良く見える。
昔と変わらない、わたしの……わたしだけの、王子様……)
紗江「っ………」どきどき…
とすっ……
純一「ふー……げほっ!? けほっ、さ、紗江ちゃん……っ? どうしたの急に寄りかかって…!」
紗江「は、はい…わかりました」
純一「……ふー……大丈夫かな? 煙たくない?」
紗江「だ、大丈夫です…! お気になさらずに…!」
純一「そっか、ありがと……」じりり…
紗江「…………っ」ぶるる…
紗江(──ちょっと、寒くなってきちゃった…けっこうベランダにいたし…せんぱいは、さむくないのかなっ…)ちら
純一「……ふー…」
紗江(…タバコを吸ってるせんぱい、って…とっても大人って感じがするなぁ…美也ちゃんは大人ぶってるって言ってたけど…。
わたしにも、いまのせんぱいは…とっても綺麗にタバコを吸ってるようにみえるけれど…)
紗江「…………」ぶるっ…
紗江(……高校の頃から、先輩は頼り甲斐があって……今もこうしてる先輩は、とっても……かっこ良く見える。
昔と変わらない、わたしの……わたしだけの、王子様……)
紗江「っ………」どきどき…
とすっ……
純一「ふー……げほっ!? けほっ、さ、紗江ちゃん……っ? どうしたの急に寄りかかって…!」
紗江「………ちょっと、そのっ…寒くなってきちゃいました…せんぱい…」
純一「えっ、それじゃあ…! 僕も早く吸っちゃうね…!」
紗江「………い、いんですっ…ゆっくり、ゆっくりすってください…」
純一「で、でも…」
紗江「…こうやって、私はせんぱいから……体温をもらってますから、大丈夫です…あったかいですよ、せんぱいの身体…」
純一「その、あのっ……け、煙とかっ…髪にしみついちゃうよ…!」
紗江「っ……………せ、せんぱいにだったらっ…………その、いいですっ…」
純一「い、いいですって…家の人になんて説明するの…?」
紗江「…後でお風呂にでも入れば、おっけーなんですよっ……隊長っ…」ぎゅっ…
紗江「…それでも、だめ…ですか?」ちらっ
純一「っ……い、いやっ…うん! だめじゃないぞ中多くん…! おっけーだぞ…!」
紗江「は、はいっ……ありがとうございます、隊長…っ」ぎゅう…
純一「すぅー……けほっこほっ!……ふ、ふー……」
純一「えっ、それじゃあ…! 僕も早く吸っちゃうね…!」
紗江「………い、いんですっ…ゆっくり、ゆっくりすってください…」
純一「で、でも…」
紗江「…こうやって、私はせんぱいから……体温をもらってますから、大丈夫です…あったかいですよ、せんぱいの身体…」
純一「その、あのっ……け、煙とかっ…髪にしみついちゃうよ…!」
紗江「っ……………せ、せんぱいにだったらっ…………その、いいですっ…」
純一「い、いいですって…家の人になんて説明するの…?」
紗江「…後でお風呂にでも入れば、おっけーなんですよっ……隊長っ…」ぎゅっ…
紗江「…それでも、だめ…ですか?」ちらっ
純一「っ……い、いやっ…うん! だめじゃないぞ中多くん…! おっけーだぞ…!」
紗江「は、はいっ……ありがとうございます、隊長…っ」ぎゅう…
純一「すぅー……けほっこほっ!……ふ、ふー……」
類似してるかもしれないスレッド
- 純一「みんなと、イチャイチャしよう!」 (848) - [90%] - 2012/1/7 16:45 ★★
- 純一「もっとみんなと、イチャイチャしよう!」 (599) - [87%] - 2012/1/16 0:30 ★
- 橘純一「もっとみんなと、イチャイチャしようよ+!」 (370) - [77%] - 2012/5/20 3:15 ☆
- 純一「みんなで、イチャイチャしようよ+!」 (353) - [74%] - 2012/3/2 17:30 ★
- 美希「安価でハニーとイチャイチャするの!」 (301) - [65%] - 2014/3/2 15:30 ★
- 蛍「安価でセンパイとイチャイチャしたい!」 (210) - [60%] - 2013/11/21 13:30 ☆
- 恵美「なんで私が魔王とイチャイチャなんか!」 (126) - [58%] - 2013/6/29 23:45 ☆
- 夏海「兄ちゃん、ポケモンバトルしよう!」 (132) - [57%] - 2013/11/21 11:15 ☆
- 憂「梓ちゃんとイチャイチャするだけ」 (223) - [57%] - 2010/7/4 2:31 ★
トップメニューへ / →のくす牧場書庫について