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    元スレ純一「もっとみんなと、イチャイチャしよう!」

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    1 :

    【塚原響】

    塚原「…………」

    「…………」

    塚原「……い、行くわよっ…? 準備はいいかしら、橘くんっ…」

    「は、はいっ……! 大丈夫です!……どうぞ!」すっ…

    塚原「っ……う、うん……それじゃあ───」すっ……

    塚原「あ、あーんっ……」すい

    「っ……あ、あーん……ぱくっ……もぐもぐ……」

    塚原「……ど、どうかしら?お味のほうは……?」

    「もぐもぐ……あ、あれ?…もぐもぐ…」

    塚原「!……も、もしかして……ちゃんと出来てたかし───」

    純一 バターン!

    塚原「た、橘くんっ…!?」

    2 :

    ノンアフィまとめあんてな
    http://cplg.x10.mx/

    3 :

    お前か、待ってたぞ

    5 = 1 :

    数分後

    「──う、うーん……?」むくり

    塚原「っ!……た、橘くん! だ、大丈夫っ!?」

    「え、あ、はい……なんだか頭が朦朧としてますけど……あれ?」

    塚原「……ごめんなさい、私、また失敗しちゃったみたいで…」

    「……え、えーと…もしかして、塚原先輩の料理でまた…?」

    塚原「……そう、なのよ……まったく、その通り…」

    「そ、そうですか……なんというか、その……大丈夫です!
       こ、今回はほら! すぐに目を覚ましましたし!」

    塚原「……料理で人を気絶させるなんて、結局は変わらないのね…」

    「き、気にしたらまけですって!
       くやんじゃ駄目です、次行きましょう! 次!」

    塚原「…………」

    「塚原先輩………」

    (すっごい落ち込んじゃってる……どうしよう……!
       今日はなんだか張り切ってたしなぁ……)

    6 :

    ひびきボンバイエ!
    ひびきボンバイエ!!

    7 :

    スト子よかった

    8 = 1 :

    (僕にちゃんとした料理を食べさせる!
       なんて意気込んでたしな……あの時の先輩、とても可愛かったぁ…)

    塚原「………」

    (って思いだしてる場合じゃないよ!
       ……こ、ここはひとつ。落ち込んでしまった先輩をどうにか元気つけないと…!)

    「せ、先輩! 塚原先輩…!」

    塚原「……なにかしら、橘くん…?」

    「そ、その…そのですね!今度は、一緒に料理を作りませんか…っ?」

    塚原「一緒に……?橘くんと、私が…?」

    「そうです! その、僕が食べさせてもらってるばっかじゃあれですし…
       だから一緒につくって、一緒に出来た料理を食べましょうよ!」

    「そうすれば悪いところとか、僕がみつけてアドバイスできるかもしれませんし……」

    塚原「……一緒に料理、か…」

    「だ、だめですかね……?」

    塚原「……ううん、いいアイデアじゃない。やるわね、橘くん」

    「ほ、本当ですかっ!?それじゃあさっそく、一緒に料理を作りましょう!」

    10 = 1 :

    台所

    塚原「……ふぅ、それじゃあ行くわよ? 準備はいいかしら」

    「おっけーです。それじゃあまずは、何を作りますか?」

    塚原「そうね、そしたら……冷蔵庫の中身できめましょうか」

    「そうですね……えっと、中身はっと…」ごそごそ

    塚原「卵が安かったから、たくさん買ってあるのだけれど……それ、使ってみる?」

    「おっ。いいですね、それじゃあオムライスとかどうですか?」

    塚原「うん、いいわね。それだったら簡単そうだわ」

    「わかりました。それじゃあオムライスってことで、まずは───塚原先輩…?」

    塚原「……ん? なにかしら橘くん?」ごそごそ…

    「ど、どうして冷蔵庫から……キムチの素を取り出すんですか…?」

    塚原「えっ……どうしてって、それはオムライスに使うためじゃないの?」

    「……オムライス、ですよね?」

    塚原「え、あ、うん……あ、あれ? だ、だめだったかしら…っ?」

    11 = 1 :

    「駄目ってわけじゃないですけど……先輩って、辛いの得意でいたっけ?」

    塚原「………。そんなに得意じゃないわね」

    「ですよね、前に激辛たこ焼き食べて……悔しそうにしてましたもんね」

    塚原「そ、そんなことは覚えてなくていいのよっ…!」

    「す、すみません! えっと、それに僕もあんまり辛いのは好きじゃないですし…
       入れるのやめませんか?」

    塚原「…た、たしかにそうよね……たしかに、そう……なんで私入れようって思ったのかしら…」

    「と、とりあえずそのキムチの素はおいて……はい、おいてください。
       その隣にある卵と、お肉。あとは玉ねぎとか色々お願いします」

    塚原「わ、わかったわ…! 頼りになるわね、橘くん…!」

    「それほどでもないですよ…!」

    (本当にそれほどでもないよ……先輩、本当に料理苦手なんだな……)

    塚原「──よいしょっと。これでいいかしら?」ごと

    「……あ、はい! それでけっこうです───って、なんで味噌がおいてあるんですか…?」

    塚原「……入れたら、美味しくならない?」

    「たぶんなりません! たぶん!」

    12 :

    響ちゃんを台所に立たせちゃ駄目だな

    13 :

    この前の続きか?支援

    14 :

    待ってた

    15 :

    前の続きなの?

    前作のタイトルなによ?

    16 = 1 :

    塚原「そうなの……いけると思ったんだけどなぁ……」シュン…ゴソゴソ…

    (……か、かわいい!しゅんとしてる先輩かわいい……けど!ここは心を鬼にしていかなきゃだめだ!)

    「そ、それじゃあ改めて、オムライスを作りましょうか」

    塚原「……そうね、じゃあ張り切って行きましょうか」

    「えっと、まずはエンプロん付けて……」ごそごそ…

    塚原「はい、これ橘くんの」すっ

    「あ。ありがとうございます」すす……きゅ

    「──よし、それじゃあ先輩。まずは具材を切ってから……」

    塚原「んん……んっと、あれ……ど、どうしてかしらっ……?」あたふた…

    「どうされたんですか、先輩…?」

    塚原「え、えっとそのあの、エプロンがうまく……っ……」

    「……結べないんですか?」

    塚原「ち、違うわよ! そうじゃなくて、エプロンが勝手に私に巻き付いて…!」

    「そ、そうなんですか……いや、まぁ、それじゃあ僕が結んであげますから。
       まずはちょっと落ち着いてください」

    17 = 1 :

    塚原「そ、そう? それじゃあお願いできるかしら……」すっ…

    (……なんだろう、先輩。今日はいちだんとドジっこだなぁ…あんなにいつもは、
       後輩から慕われてオトナっぽいのに。緊張しているのかな…?)

    「それじゃあ後ろを向いて、そうです、はい。ありがとうございます」

    (そんな先輩も可愛いけど……ってうおおお!!)

    塚原「っ………」すすっ…

    (エプロンを結びやすようにって、髪を掻き上げてくれてるっ…!
       つ、塚原先輩のうなじ……いい!)

    「なんだかえっちいなぁ……はっ!?」

    塚原「……橘、くん?」

    「い、いいえ! なんでもないです! 塚原先輩のうなじがちょっといいなって思ったりとかそんな!」

    塚原「っ……ど、どこを見ているのよ…!ちゃんとエプロンを結んで…っ」

    「す、すすすすみません! そ、それじゃあ結びますね……よいしょ、よいしょ…」すすっ…

    「──こ、これでいいですか?」きゅっ

    塚原「っ……ふぅ。いいわ、ありがとう橘くん」くるっ

    「あ、あはは……いえいえっ」

    18 :

    次はよ

    19 :

    絢辻さんスレが落ちたでござる

    20 = 1 :

    塚原「…………」じぃ

    「……えっと、塚原…先輩…?」

    塚原「……はぁ。とりあえず、君には感謝しているんだから。
       今日もまた私の都合につきあってくれてね」

    「は、はい……それはもう、僕が好きでやってることですから」

    塚原「そ、そうなの? それだったら……いいわ」

    塚原「だ、だけど!」ぴっ

    「は、はいっ…?」

    塚原「っ……そ、その……色々と勘違いしちゃだめだからねっ」

    「か、勘違いですか……?」

    塚原「そ、そうよ……今日は私の家はだれもいないけれどっ…
       私と橘くん、二人っきりだけれど……」

    「……え、あ、ああっ! ええぇー!?
       いや、僕これっぽっちも考えてませんでしたけど……」

    塚原「……じゃあ、さっきのアレはなに?」

    「あ、あれはその……先輩がちょっと無防備で、可愛かったからで…」

    塚原「っ……そ、そういうことははっきりといわないっ」

    22 = 1 :

    「す、すみません……でも、本当のことですよ?」

    塚原「っ~~~……はぁ、本当に君ってば素直な子よね…あの子が気にいるわけだわ」

    「え、あの子って誰ですか…?」

    塚原「あの子はあの子でしょう。はるかよ」

    「はるか……森島先輩!? 森島先輩が僕の事を……!?」

    塚原「……急に元気になったわね、橘くん」

    「……え? いやいや! そんなことないです!」

    塚原「いいのよ、誰だってあの子に気に入ってもらえてるって知ったら喜ぶに決まってるわ」

    「で、ですから……! 僕はその、先輩…!」

    塚原「──作るんでしょう。オムライス」

    「え、あ、はい……」

    塚原「私一人じゃ不安だから、橘くんが色々と私に教えてくれたら嬉しいわ」

    「わ、わかりました……」

    (……空気でわかる、塚原先輩…なんだか機嫌が悪くなっちゃったぞ)

    23 :

    響ちゃんかわええ

    24 = 1 :

    数分後
    塚原「…………」とんとん…

    (ど、どうしよう…僕が変な反応したからだよな、絶対に。
       ううっ…どうしてくれるんだよ僕! 先輩を怒らせちゃったじゃないか…!)

    塚原「……橘くん、手が止まってるわよ」

    「は、はい! すみません…!」とんとん…

    (どうにか挽回しないと……僕は塚原先輩と仲良くなるために、ここにいるんだから!
       先輩と一緒に料理……いくらだってチャンスはある)

    塚原「………いたっ…!」とんっ…がた!

    「……ん? え、先輩!? どうしたんですか…!?」

    塚原「ちょ、ちょっと包丁で指をきって……」

    「すごい血がでてるじゃないですか…! どうしてそんな力強く切って……!」

    塚原「っ……そんなこと、どうだっていいじゃないの…っ」

    「───どうでもよくなんかないですよ!」

    塚原「えっ……」

    「ほら、早く水で洗い流してください……こっちにきて!」ぐいっ

    塚原「え、あっ、ちょっ……!」

    25 = 14 :

    響ちゃんかわいい

    26 = 1 :

    ジャー

    「…バイキンが入ったら大変なことになりますよ。水泳の部長なんですから、気をつけてくださいね」

    塚原「っ……え、ええ…気をつけるわ…」

    「──よし、こんなもんかな。それじゃあ救急箱ってどこにありますか?」

    塚原「………えっ? ああ、うん! そこの戸棚の奥に……」

    「わかりました。それじゃあ行きましょう」ぎゅ…すたすた

    塚原「………」すたすた…

    「よいしょっと……えーと…あったあった、これだ」

    「ちょっと染みるかもしれませんが、先輩だったら大丈夫ですよね?」

    塚原「あ、あたりまえよっ……」

    「ですよね! ……それじゃあ、ちょいちょいっと」

    塚原「んっ……」ぴくん

    「…大丈夫ですか? 染みちゃいましたか…?」

    塚原「だ、大丈夫よ…! 平気平気!」

    27 = 1 :

    「それじゃあ最後に絆創膏を貼って……これでよしっ」

    塚原「………」じぃー…

    「ん、どうしたんですか? 僕の顔を見つめて」

    塚原「…意外と手際よく治療してくれたわね、っと思ってたのよ」

    「あー…えっと、その。僕の妹がよくケガをするんで、それで慣れてるんです」

    塚原「なるほど……こんなにも捌けるのなら、水泳部のマネージャーになってみないかしら?」

    「え、マネージャーにですか?」

    塚原「…そう、まぁ、ちょっとした思いつきだからいいのだけれど……いいのよ、本当に思いつきだから」

    「………なってもいいですよ?」

    塚原「っ……ほ、ほんとうに? けっこう重労働多くて大変よ?色々と」

    「いえ、それはわかってますけど……でも、塚原先輩と」

    塚原「私と?」

    「…放課後まで一緒に残ってるって、なんだかいいなぁって思うんで」

    28 = 14 :

    「女子水泳部員の水着見放題って、なんだかいいなぁって思うんで」(本音)

    29 = 12 :

    そこはペロペロしろよ……

    30 = 1 :

    塚原「っ!………そ、それはっ……」

    「あはは……なんて思ったりするんですけど、迷惑ですよね…?」

    塚原「…………」

    「えっと……すみません、くだらないこといって…」

    塚原「く、くだらなくないわっ……いいこと、だって思う、わよ…?」

    「……本当にですか?」

    塚原「ほ、本当に本当よ!」

    「おおっ……そ、それじゃあ僕、塚原先輩の専属マネージャーになりたいです!」

    塚原「せ、専属って…プロの人じゃないんだから」

    「でもでも! 他のマネージャーの仕事もこなしますから!
       それ以外の時は、ずっと先輩の泳ぎを見てたりとかしても……」

    塚原「………そ、そんなに私の泳ぎがみたいの?」

    「みたいです! すっごくみたいです僕!」

    塚原「…………」

    「…………」ワクワク…

    32 = 1 :

    塚原「──……はぁ、わかったわ。それじゃあ顧問の先生に、一応頼んでみるわね…」

    「本当にですか…!? やったー!」

    塚原「よ、喜び過ぎじゃない橘くん…っ」

    「これが喜ばずに要られますか! だって先輩と一緒にぶかつって……はぁ~…!」

    塚原「……もう、本当に君ってば……」ぷいっ…ごにょごにょ

    (なんって、幸せだろ……先輩のマネージャーになれるなんて!
       ──も、もしかしたら専属ってことで…先輩の疲れた身体をマッサージできたりとか……!?)

    「じゃあ明日からでもいいんですかね!?」

    塚原「は、速いわね…! ま、まぁ…明日にはきくつもりだったけれど…君はそんなに早くて大丈夫なのかしら」

    「全然構いませんよ! よっし、それじゃあ明日からはりきって行くぞ!」がたんっ! ぐらぐら…

    塚原「っ!…た、橘くん危ない!」ばっ

    「えっ──戸棚が、倒れ……駄目です先輩!」ぐいっ

    塚原「え、きゃ……!?」

    がしゃーん!

    34 = 1 :

    「……あたた…」

    塚原「ん、んんっ……あっ…橘くん…!? 大丈夫…!?」

    「え、ええ…なんとか」すす…がしゃ、ぱりーん…

    「──どうやら、倒れてきた戸棚は台所においてあった机で支えられてるみたいで…
       僕には倒れこんで来ませんでしたよ…いてて…!」

    塚原「で、でも中に入ってた食器とかは橘くんに……!」

    「ええ、そうですけど……まあ大丈夫ですから。先輩の方は、怪我とかは?」

    塚原「わ、私は大丈夫だけどっ……それよりも君が…!」

    「僕は気にしないでください、それとあと……僕を簡単にかばおうとするの、やめてくださいね」

    塚原「えっ…ど、どうして…?」

    「なにいってるんですか、水泳部部長。僕はもう先輩専属のマネージャーなんですよ?
       先輩がもし僕なんかを庇って怪我なんかしたら、マネージャー失格じゃないですか」

    塚原「それとこれとは…」

    「……僕は、一緒だと思ってます。だから、先輩をこうやって守れて嬉しいんです」

    塚原「……橘くん…」

    「よいしょ……あー…すみません! お皿がこんなに割れちゃって…!」

    35 :

    響ちゃんが料理下手って公式設定なの?

    36 = 1 :

    塚原「……いいのよ、ちゃんと固定してなかった母が悪いんだから。君はなんら弁償もしなくて結構よ」

    「で、でもっ…あとでちゃんとバイトでもして弁償しますよ…!」

    塚原「……そうしたら、部活のマネージャーはどうするの?」

    「あっ…そ、それはっ……」

    塚原「2つをこなせるほどの器量が君あるって、失礼だけど思えないわ。
       ……それに、その…」

    「その…?」

    塚原「わ、わたしの専属のマネージャーになるんだから……勝手なことは許さないわよ…っ」

    「……は、はい…!」

    塚原「い、良い返事ね。おりこうさん」なでなで

    「えへへ……って、おとと…というかどうしましょうかこの状況…」

    塚原「……ええ、そうね。下手に動いたら散らばった皿の破片が突き刺さりそう…」

    「確かに……えっと、親御さんが帰って来られるのはいつごろですか?」

    塚原「……だいぶ遅くなるって言ってたから、それは期待できないかもしれないわ」

    38 = 1 :

    「そうですか……そしたら、どうしようかな…」

    塚原「……ねえ、橘くん」

    「は、はい…? どうかしましたか…?」

    塚原「その……腕、きつくないかしら?」

    「っ……えっと、なんといいますか……この腕ですか…?」

    塚原「ええ、その…多分だけど、私に覆いかぶさらないようにしてるんでしょう…?」

    「ま、まぁ……この状況だとちょっと先輩に……」

    塚原「軽く腕立て伏せしている感じだものね」

    「は、はい……!」ぷるぷる…

    塚原「……べ、べつに気にしなくていいわよ?」

    「え…? それって、力を抜けってことですか…?そ、それだと先輩の上に僕が……」

    塚原「ええ…そ、そういうことになるわね」

    「……で、でも…」

    塚原「私はだ、大丈夫だから……その、橘くん。いいわよ」

    塚原「──ほら、おいで。受け止めてあげるから」すっ…

    39 = 1 :

    「っ………」ドキドキ…

    塚原「…ほら、遠慮しないで。腕の力を抜いて、私に覆いかぶさってもいいから」

    「………………い、行きますよ? 本当に行きますからね?」

    塚原「ええ……おいで、橘くん」

    「……っ…じゃ、じゃあ…行きます…!」ぐぐっ…

    塚原「………」

    「…………───」ぽすっ…

    塚原「はい、着陸。……腕疲れたでしょう? 頑張ったね」

    「は、はいっ……せ、先輩! 僕重くないですか…!?」

    塚原「大丈夫よ。だからほら、もうちょっと力抜いて……そうそう、そんな感じ」

    「っ……こ、こんな感じですかっ…?」ごそごそ…

    塚原「んっ…!」

    「えっ……す、すみません! 僕、どこか変な所触っちゃいましたか…!?」

    塚原「だ、大丈夫よ…遠慮せずに抱きついていいから」

    40 :

    響ちゃんもぞもぞまさぐられちゃうの?

    41 = 1 :

    「だ、だきちゅいて…!?」

    塚原「噛んでるわよ、橘くん……まぁ、気持ちもわかるけれど」

    塚原「…とりあえず、私をお母さんだと思って抱きしめなさい。
       そうすれば色々と恥ずかしく無いでしょう?」

    「そ、そうですね……わ、わかりました…!」……ぎ、ぎゅ…

    塚原「っ……ん、そう。私の頭の後ろに手を回して……そうそう」

    「…………」ぎゅう…

    塚原「…………」ぎゅ…

    (───や、やわらかい! ふわふわ!
       せ、先輩の体温がものすごく体中に広がって……息遣いとかダイレクトに僕の耳に届いてる!)

    (塚原先輩……とっても大人だなぁ…!
       僕がこんなにくっついても、柔らかく受け止めてくれて……なんだかいい気分だよ…)

    (そ、それにそれに…と、特に僕の首下辺り……すごいことになってるよ!すごいことになってるよ!
       せ、せんぱいって…着痩せするタイプだったんだなぁ───あ、やばい)

    塚原「っ……どうかしたの、橘くん…?」

    「い、いえ……その、なんというか……!」

    42 = 1 :

    (───収まれ、どうにか収まってくれ本当に……っ!
       こればっかりは本当に駄目だ! このままじゃ直接先輩に───)

    塚原「……?」

    (一、男子高校生として……それだけは避けたいんだ!
       絶対に、絶対に塚原先輩にバレてしまっては……あ!)

    塚原「───……え?」

    「っ……先輩……!」

    塚原「えっと……これって……」もぞもぞ…

    「っ!……ちょ、先輩っ…! すみません、それはちょっと…!」

    塚原「………………」もぞもぞ…ぎゅっ

    「っ………───」

    塚原「…………」ぎゅ…

    塚原「………え、あっ、ひゃぁあ…!?」カァァ…

    43 :

    わお!ひびきちゃんって大胆だね!

    44 :

    裏山けしからん

    47 :

    塚原「なっ、えっ、た、たた、たちばなっ…!」ばっ!

    「っ~~~~! ご、ごめんなさい! 本当にごめんなさい…!!」

    塚原「こ、ここここれって…! に、にに握ったのって……!!」

    「ごめんなさいっ! どうにか、我慢しようと思ったんですけど…!
       やっぱりできなくてっ……!!」

    塚原「や、やっぱりそう、なの…ね………っ~~~~~!!
       わ、わたしったらっ…に、にぎっ……い、痛くなかったっ…?」

    「逆に気持ち、いえ! なんでもないです!」

    塚原「っ~~~~~!! ば、ばかっ!」

    「ご、ごめんなさいっ…! と、とにかく僕ここからどきますから…!
       ほんっとーにすみません……!!!」ぐいっ

    塚原「え、あ、でも──きゃっ…!?」ぐいっ

    「えっ……ええぇええー! 先輩の服がめくれ上がって……!?」

    (僕が着ているジッパーが先輩のセーターに引っかかったのか…!?)

    塚原「なっ、ちょ、下ろして…!橘くん、戻ってきて…!」ぐいっ

    「え、あ、塚原先むぐっ!」ぽすっ

    49 = 47 :

    ぐぃいい~

    塚原「っっ~~~~~!!!!」

    「っ…ぷはぁ! 先輩…!! だ、大丈夫ですか…!?」

    塚原「……た、橘くんっ……!」

    「ど、どうかしましたか……っ?」

    塚原「そ、そのっ……き、君のもっと…おっきくなってない…っ?」

    「え、ああ! 先輩のピンクの下着見たらちょっとあれでして……!」

    塚原「っ! い、色のことは聞いてないわよ…!」

    「す、すみません! でも、先輩これじゃおもいっきり塚原先輩に押し付けて…!」

    塚原「っ……っ………が、我慢する、わ…!」

    「え、ええぇー! 我慢って先輩…!」

    塚原「だ、だって……そ、それぐらいのことはちゃんとわかってるわ…!
       君だって、その、高校生だもの…!」

    「は、はいっ……正直言うと、すっごくヤバイです…!」

    塚原「だ、だから…大丈夫! 私は大丈夫!」

    50 = 47 :

    (顔真っ赤だよ先輩……そりゃ当たり前だよ!
       こんなにも押し付けてしまって……嫌がられるよりはいいけど…)

    塚原「っ………!……」ぷるぷる…

    (先輩──僕は、こんなにも先輩に我慢させて、僕はそれでいいのか…?)

    (しょうがないからって、こんな状況だからってしかたないからって。
       それで済ましてもいいものなのか…?)

    「っ……せ、先輩…!」

    塚原「な、なにかしら……んっ…橘くん、ちょっと、そこに当てるのはっ……」

    「すみません、だけど……こんな状況ですけど、先輩に言いたいことがあるんです…!」

    塚原「っ……な、なにかしら…?」ぴくんっ

    「ごくり……その、先輩…僕……!」

    がらり

    「──ごめんくださーい!」

    七咲「輝日東高水泳部の七咲 逢というものですがー! 塚原先輩はおられますかー!」

    一&塚原「………っ!?」


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